JP3232633B2 - データ格納ボリューム管理処理方法 - Google Patents
データ格納ボリューム管理処理方法Info
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- JP3232633B2 JP3232633B2 JP06653292A JP6653292A JP3232633B2 JP 3232633 B2 JP3232633 B2 JP 3232633B2 JP 06653292 A JP06653292 A JP 06653292A JP 6653292 A JP6653292 A JP 6653292A JP 3232633 B2 JP3232633 B2 JP 3232633B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機において、空き
領域のあるボリュームを選んで指定のデータを格納する
処理を行うためのデータ格納ボリューム管理処理方法に
関する。
領域のあるボリュームを選んで指定のデータを格納する
処理を行うためのデータ格納ボリューム管理処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】計算機シ
ステムにおいては、その計算機で実行するある応用シス
テムでデータを格納して保存する場合に、外部記憶装置
の複数の論理ボリュームからなるボリューム群をその応
用システムに割り当てておく。論理ボリューム(以下に
おいて単にボリュームという)とは、磁気ディスク等の
記憶装置についての領域割り当て単位である。
ステムにおいては、その計算機で実行するある応用シス
テムでデータを格納して保存する場合に、外部記憶装置
の複数の論理ボリュームからなるボリューム群をその応
用システムに割り当てておく。論理ボリューム(以下に
おいて単にボリュームという)とは、磁気ディスク等の
記憶装置についての領域割り当て単位である。
【0003】その応用システムは、必要な場合にデータ
とボリュームを指定して、所定の書込みコマンドを発行
し、システムは書込みコマンドを受け取ると、指定のデ
ータを指定のボリュームに格納する処理を実行する。
とボリュームを指定して、所定の書込みコマンドを発行
し、システムは書込みコマンドを受け取ると、指定のデ
ータを指定のボリュームに格納する処理を実行する。
【0004】その場合に、オペレーティングシステムが
基本機能として提供する書込みコマンドでは、指定され
たボリュームについて指定のデータの格納を試みて、空
き領域が不足した場合にはエラー通知を返して処理を終
わる。
基本機能として提供する書込みコマンドでは、指定され
たボリュームについて指定のデータの格納を試みて、空
き領域が不足した場合にはエラー通知を返して処理を終
わる。
【0005】そこで要求元はエラーが返された場合に
は、別のボリュームをボリューム群から選んで再び書込
みコマンドを発行してデータ格納処理を要求しなければ
ならない。そのために、適当な空き領域のあるボリュー
ムを早く選択できるような管理を、オペレーティングシ
ステムの利用者で行うことが望まれる。
は、別のボリュームをボリューム群から選んで再び書込
みコマンドを発行してデータ格納処理を要求しなければ
ならない。そのために、適当な空き領域のあるボリュー
ムを早く選択できるような管理を、オペレーティングシ
ステムの利用者で行うことが望まれる。
【0006】本発明は、空き領域のあるボリュームを効
率よく自動選択してデータを格納するようにしたデータ
格納ボリューム管理処理方法を目的とする。
率よく自動選択してデータを格納するようにしたデータ
格納ボリューム管理処理方法を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示す処理の流れ図である。図はデータ格納ボリューム管
理処理方法の構成であって、指定のデータを、複数のボ
リュームからなる指定のボリューム群に格納する処理に
おいて、格納限界値とボリューム優先順位と先頭ボリュ
ーム指示とを保持している(処理ステップ1)。
示す処理の流れ図である。図はデータ格納ボリューム管
理処理方法の構成であって、指定のデータを、複数のボ
リュームからなる指定のボリューム群に格納する処理に
おいて、格納限界値とボリューム優先順位と先頭ボリュ
ーム指示とを保持している(処理ステップ1)。
【0008】データ格納要求を受け取ると(処理ステッ
プ2)、各該ボリュームの空き領域の大きさを検索し、
該空き領域が該指定データの大きさより小さくない該ボ
リュームを、該先頭ボリューム指示で指示されるボリュ
ームを先頭として該ボリューム優先順位に従って選択す
る(処理ステップ3、4)。
プ2)、各該ボリュームの空き領域の大きさを検索し、
該空き領域が該指定データの大きさより小さくない該ボ
リュームを、該先頭ボリューム指示で指示されるボリュ
ームを先頭として該ボリューム優先順位に従って選択す
る(処理ステップ3、4)。
【0009】該選択したボリュームに該データを格納し
た(処理ステップ5)後に、当該ボリュームの空き領域
の大きさと該格納限界値とを比較し(処理ステップ
6)、該比較結果により該先頭ボリューム指示を更新し
て、該空き領域の大きさが該格納限界値以上の場合には
該ボリュームを指示させ(処理ステップ7)、該空き領
域の大きさが該格納限界値より小さい場合には該ボリュ
ームの次の順位のボリュームを指示させる(処理ステッ
プ8)。
た(処理ステップ5)後に、当該ボリュームの空き領域
の大きさと該格納限界値とを比較し(処理ステップ
6)、該比較結果により該先頭ボリューム指示を更新し
て、該空き領域の大きさが該格納限界値以上の場合には
該ボリュームを指示させ(処理ステップ7)、該空き領
域の大きさが該格納限界値より小さい場合には該ボリュ
ームの次の順位のボリュームを指示させる(処理ステッ
プ8)。
【0010】
【作用】本発明の処理方法により、データの格納におい
て、所要の空き領域のあるボリュームの選択が自動的に
行われ、且つその際データ格納後の残り領域を調べて、
次に選択するボリュームを決めるので、必要な最小限の
大きさを満たす空き領域が無いボリュームを無駄に探索
することが減少する。
て、所要の空き領域のあるボリュームの選択が自動的に
行われ、且つその際データ格納後の残り領域を調べて、
次に選択するボリュームを決めるので、必要な最小限の
大きさを満たす空き領域が無いボリュームを無駄に探索
することが減少する。
【0011】
【実施例】例えば、いわゆるCADシステムの図面デー
タの格納機能として、本発明のデータ格納ボリューム管
理処理方法による処理を実行するようにする。
タの格納機能として、本発明のデータ格納ボリューム管
理処理方法による処理を実行するようにする。
【0012】その場合に格納限界値には、例えばCAD
図面データの格納単位の大きさの予想される分布に基づ
き、格納限界値の大きさの空き領域があれば、例えば全
データの60%は格納可能になるようにする等の条件を
満足するように適当な大きさを定める。
図面データの格納単位の大きさの予想される分布に基づ
き、格納限界値の大きさの空き領域があれば、例えば全
データの60%は格納可能になるようにする等の条件を
満足するように適当な大きさを定める。
【0013】このようにして、図1の処理ステップ1
で、格納限界値、ボリューム群の定義、ボリューム優先
順位、先頭ボリューム指示を設定しておく。処理ステッ
プ2でデータの格納要求を受けると、その要求で指定さ
れたデータについて大きさを識別して、その大きさを満
足する空き領域を持つボリュームを検索する。
で、格納限界値、ボリューム群の定義、ボリューム優先
順位、先頭ボリューム指示を設定しておく。処理ステッ
プ2でデータの格納要求を受けると、その要求で指定さ
れたデータについて大きさを識別して、その大きさを満
足する空き領域を持つボリュームを検索する。
【0014】この検索は、先頭ボリューム指示で示すボ
リュームから始めて、ボリューム優先順位で指定される
順に行い、大きさを満足する空き領域を持つ最初のボリ
ュームを選択する。
リュームから始めて、ボリューム優先順位で指定される
順に行い、大きさを満足する空き領域を持つ最初のボリ
ュームを選択する。
【0015】又、ボリュームを一巡して、先頭ボリュー
ム指示て指示される初めのボリュームに戻ったときは、
所要の大きさの空き領域がこのボリューム群に無かった
ので、処理ステップ4でこれを識別して、要求元にエラ
ーを通知する。
ム指示て指示される初めのボリュームに戻ったときは、
所要の大きさの空き領域がこのボリューム群に無かった
ので、処理ステップ4でこれを識別して、要求元にエラ
ーを通知する。
【0016】所要の空き領域を持つボリュームが決まれ
ば、処理ステップ5でそのボリュームにデータを格納す
る。次に処理ステップ6で、データ格納後そのボリュー
ムに残った空き領域の大きさを格納限界値と比較し、格
納限界値以上の大きさの空き領域があれば、処理ステッ
プ7で先頭ボリューム指示の内容を、現にデータ格納を
行ったボリュームを指示する値にして処理を終わる。
ば、処理ステップ5でそのボリュームにデータを格納す
る。次に処理ステップ6で、データ格納後そのボリュー
ムに残った空き領域の大きさを格納限界値と比較し、格
納限界値以上の大きさの空き領域があれば、処理ステッ
プ7で先頭ボリューム指示の内容を、現にデータ格納を
行ったボリュームを指示する値にして処理を終わる。
【0017】又、残りの空き領域が格納限界値に達しな
い場合には、処理ステップ8で、ボリューム優先順位に
より現にデータ格納を行ったボリュームの次の順位にあ
るボリュームを先頭ボリューム指示で指示するように更
新して処理を終わる。
い場合には、処理ステップ8で、ボリューム優先順位に
より現にデータ格納を行ったボリュームの次の順位にあ
るボリュームを先頭ボリューム指示で指示するように更
新して処理を終わる。
【0018】図2は、以上の処理によるボリュームの管
理状態を一例によって説明する図であり、図2(a) に示
すように、ボリューム群としてvol1、vol2、vol3が定義
され、先頭ボリューム指示及びボリューム優先順位によ
り、図に〜で示す検索順位が与えられ、それぞれsp
c1、spc2、spc3として示す空き領域があるとする。
理状態を一例によって説明する図であり、図2(a) に示
すように、ボリューム群としてvol1、vol2、vol3が定義
され、先頭ボリューム指示及びボリューム優先順位によ
り、図に〜で示す検索順位が与えられ、それぞれsp
c1、spc2、spc3として示す空き領域があるとする。
【0019】この状態において、図2(b) に示すような
大きさの図面データの格納要求がだされると、図に破線
で説明するような大きさの関係から、最初に検索される
vol1では空き領域が小さく、vol2が大きさを満足するの
で、vol2にデータの格納が行われて、図2(c) に示すよ
うに、vol2の空き領域はspc2'のように減少する。
大きさの図面データの格納要求がだされると、図に破線
で説明するような大きさの関係から、最初に検索される
vol1では空き領域が小さく、vol2が大きさを満足するの
で、vol2にデータの格納が行われて、図2(c) に示すよ
うに、vol2の空き領域はspc2'のように減少する。
【0020】ここで、今データを格納したvol2の空き領
域 spc2'の大きさが格納限界値と比較され、この場合に
は空き領域が格納限界値より小さくなっているので、先
頭ボリューム指示を、次の順位のボリュームvol3を指示
するように更新することにより、図示のように検索順位
をvol3→vol1→vol2の順に変更する。
域 spc2'の大きさが格納限界値と比較され、この場合に
は空き領域が格納限界値より小さくなっているので、先
頭ボリューム指示を、次の順位のボリュームvol3を指示
するように更新することにより、図示のように検索順位
をvol3→vol1→vol2の順に変更する。
【0021】なお、このときもしvol2のspc2' が格納限
界値以上であった場合には、先頭ボリューム指示はvol2
を指示するようにするので、検索順位はvol2→vol3→vo
l1になる。
界値以上であった場合には、先頭ボリューム指示はvol2
を指示するようにするので、検索順位はvol2→vol3→vo
l1になる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、計算機のボリューム管理において、空き領域の
あるボリュームを効率よく自動選択してデータを格納す
ることが可能になるという著しい工業的効果がある。
よれば、計算機のボリューム管理において、空き領域の
あるボリュームを効率よく自動選択してデータを格納す
ることが可能になるという著しい工業的効果がある。
【図1】 本発明の構成を示す処理の流れ図
【図2】 処理例を説明する図
1〜8 処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 501
Claims (1)
- 【請求項1】 指定のデータを、複数のボリュームから
なる指定のボリューム群に格納する処理において、 格納限界値とボリューム優先順位と先頭ボリューム指示
とを保持し(1)、 データ格納要求を受け取ると(2) 、各該ボリュームの空
き領域の大きさを検索し、該空き領域が該指定データの
大きさより小さくない該ボリュームを、該先頭ボリュー
ム指示で指示されるボリュームを先頭として該ボリュー
ム優先順位に従って選択し(3、4)、 該選択したボリュームに該データを格納した(5) 後に、
当該ボリュームの空き領域の大きさと該格納限界値とを
比較し(6) 、該比較結果により該先頭ボリューム指示を
更新して、該空き領域の大きさが該格納限界値以上の場
合には該ボリュームを指示させ(7) 、該空き領域の大き
さが該格納限界値より小さい場合には該ボリュームの次
の順位のボリュームを指示させる(8) ように構成されて
いることを特徴とするデータ格納ボリューム管理処理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06653292A JP3232633B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | データ格納ボリューム管理処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06653292A JP3232633B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | データ格納ボリューム管理処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274194A JPH05274194A (ja) | 1993-10-22 |
JP3232633B2 true JP3232633B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=13318597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06653292A Expired - Fee Related JP3232633B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | データ格納ボリューム管理処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232633B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP06653292A patent/JP3232633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05274194A (ja) | 1993-10-22 |
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Date | Code | Title | Description |
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