JP3232606U - 自立式スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】被保持体をより所望の位置に調整することができる自立式スタンドを提供する。【解決手段】自立式スタンド1は、棒状の連結部材2と、板状の被保持体を着脱可能に保持し且つ連結部材2の一端部21に連結される一端側保持部材と、連結部材2の他端部22に連結され且つ連結部材2と一端側保持部材とを自立可能に支持する基台5と、を備え、連結部材2の一端部21と一端側保持部材とは、一端側ボールジョイント41aを介して連結され、一端側保持部材は、一端側ボールジョイント41aを中心に三次元方向に回転可能である。【選択図】図1
Description
本考案は、自立式スタンドに関する。
従来、この種のスタンドとして、例えば、特許文献1に記載のスタンドが知られている。特許文献1には、被保持体の一例である携帯端末機を取り付け可能な面を有する固定部と、固定部において当該面に対向する面に設けられる回転部と、長さ方向に伸縮可能である伸縮部とを備えているスタンドが記載されている。回転部は、携帯端末機を取り付け可能な面に対して直交する軸周りに固定部を回転させることにより、携帯端末機の位置を当該軸周りの平面内で調整させることができる。
回転部は、伸縮部の長さ方向の一端部と固定部との間に配置され且つ一端側ヒンジ軸を介して伸縮部に接続されている。そのため、回転部は、固定部と一体的に一端側ヒンジ軸の周りに回動可能である。また、当該スタンドは、伸縮部の長さ方向の他端部に、一端側ヒンジ軸に対して平行に配置される他端側ヒンジ軸を介して接続され且つ他端側ヒンジ軸の周りに回転可能な基台を備えている。すなわち、前記スタンドは、他端側ヒンジ軸の周りに伸縮部を回動させ且つ一端側ヒンジ軸の周りに回転部及び固定部を回動させることで、携帯端末機の位置を前記スタンドの操作者に対する奥行き方向において調整させることができる。更に、伸縮部は、長さ方向に伸縮することで、携帯端末機の位置を前記スタンドの高さ方向において調整させることができる。
しかしながら、特許文献1のスタンドに係る構成では、被保持体をより所望の位置に調整するという観点において、未だ改善の余地がある。
従って、本考案の目的は、前記課題を解決することにあって、被保持体をより所望の位置に調整することができる自立式スタンドを提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案の一態様に係る自立式スタンドは、
棒状の連結部材と、
板状の被保持体を着脱可能に保持し且つ前記連結部材の一端部に連結される一端側保持部材と、
前記連結部材の他端部に連結され且つ前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持する基台と、
を備え、
前記連結部材の一端部と前記一端側保持部材とは、一端側ボールジョイントを介して連結され、
前記一端側保持部材は、前記一端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能である。
棒状の連結部材と、
板状の被保持体を着脱可能に保持し且つ前記連結部材の一端部に連結される一端側保持部材と、
前記連結部材の他端部に連結され且つ前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持する基台と、
を備え、
前記連結部材の一端部と前記一端側保持部材とは、一端側ボールジョイントを介して連結され、
前記一端側保持部材は、前記一端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能である。
本考案の前記態様によれば、被保持体をより所望の位置に調整することができる。
本考案の一態様に係る自立式スタンドは、
棒状の連結部材と、
板状の被保持体を着脱可能に保持し且つ前記連結部材の一端部に連結される一端側保持部材と、
前記連結部材の他端部に連結され且つ前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持する基台と、
を備え、
前記連結部材の一端部と前記一端側保持部材とは、一端側ボールジョイントを介して連結され、
前記一端側保持部材は、前記一端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能である、
ように構成されている。
棒状の連結部材と、
板状の被保持体を着脱可能に保持し且つ前記連結部材の一端部に連結される一端側保持部材と、
前記連結部材の他端部に連結され且つ前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持する基台と、
を備え、
前記連結部材の一端部と前記一端側保持部材とは、一端側ボールジョイントを介して連結され、
前記一端側保持部材は、前記一端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能である、
ように構成されている。
この構成によれば、自立式スタンドの操作者は、一端側保持部材に保持される被保持体を、一端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転し得る。従って、自立式スタンドの操作者は、被保持体をより所望の位置に調整することができる。
なお、前記連結部材の他端部と前記基台とは、他端側ボールジョイントを介して連結され、
前記連結部材は、前記他端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能であってもよい。
前記連結部材は、前記他端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能であってもよい。
この構成によれば、連結部材の他端部と基台とがヒンジ軸を介して連結されている場合と比較して、連結部材に連結されている一端側保持部材の位置の調整可能な範囲が広がる。従って、被保持体をより所望の位置に調整しやすくなる。
また、自立式スタンドは、前記基台と前記他端側ボールジョイントとの間に、前記基台を着脱可能に保持する他端側保持部材を備え、
前記他端側保持部材は、前記被保持体を着脱自在に保持可能であり、
前記一端側保持部材は、前記基台を着脱自在に保持可能であってもよい。
前記他端側保持部材は、前記被保持体を着脱自在に保持可能であり、
前記一端側保持部材は、前記基台を着脱自在に保持可能であってもよい。
この構成によれば、一端側保持部材は、被保持体及び基台の一方を保持可能であり且つ他端側保持部材は、被保持体及び基台の他方を保持可能である。すなわち、一端側保持部材が基台を保持し且つ他端側保持部材が被保持体を保持するように保持部材を反転させても、自立式スタンドを使用することができる。これにより、自立式スタンドの操作者は、一端側保持部材及び他端側保持部材の違いを意識せずに使用できる。従って、自立式スタンドの使い勝手がより向上する。
また、前記基台は、複数の板材を組み立てて構成され、
前記他端側保持部材は、前記複数の板材の少なくとも1つを保持し、
前記基台は、前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持してもよい。
前記他端側保持部材は、前記複数の板材の少なくとも1つを保持し、
前記基台は、前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持してもよい。
この構成によれば、複数の板材を組み立てて構成される基台は、分解可能である。これにより、自立式スタンドを持ち運ぶとき、基台を分解して自立式スタンドの使用時よりもコンパクトな状態にできる。従って、自立式スタンドの持ち運びがより容易になる。
また、前記基台は、前記被保持体とは異なる板状の固定部材を着脱可能に保持する他端側保持部材を有してもよい。
この構成によれば、例えば、テーブルの縁部などに自立式スタンドを取り付けることができる。従って、自立式スタンドの使用可能な範囲がより広がる。
また、前記基台は、前記他端側保持部材は、前記被保持体を着脱自在に保持可能であり、
前記一端側保持部材は、前記固定部材を着脱自在に保持可能であってもよい。
前記一端側保持部材は、前記固定部材を着脱自在に保持可能であってもよい。
この構成によれば、自立式スタンドのより広い使用可能な範囲において、一端側保持部材は、被保持体及び基台の一方を保持可能であり且つ他端側保持部材は、被保持体及び基台の他方を保持可能である。すなわち、一端側保持部材が基台を保持し且つ他端側保持部材が被保持体を保持するように保持部材を反転させても、自立式スタンドを使用することができる。これにより、自立式スタンドの操作者は、一端側保持部材及び他端側保持部材の違いを意識せずに使用できる。従って、自立式スタンドの使い勝手がより向上する。
また、前記連結部材は、長手方向に対して交差する方向に塑性変形可能な部材で構成されていてもよい。
この構成によれば、連結部材に連結されている一端側保持部材の位置の調整可能な範囲がより広がる。従って、更に広い範囲で被保持体をより所望の位置に調整しやすくなる。
また、前記基台には、前記基台側の重量を増加させて自立式スタンドの転倒を防止するように携帯端末機の一側部を挿入可能な凹部が設けられていてもよい。
この構成によれば、自立式スタンドの重心を基台側に近付けることができる。従って、自立式スタンドをより安定させて使用できる。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、実質的に同一の部材については、図面において同一の符号を付し、説明を省略する。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「前」、「後」等の方向を示す用語を用いている。しかしながら、これらの用語は、本考案の自立式スタンドの使用状態等を限定することを意味するものではない。
(実施形態)
図面を参照しながら、本考案に係る自立式スタンドの実施形態を説明する。図1は、本考案の実施形態に係る自立式スタンド1の使用例を示す斜視図である。本実施形態においては、図1の紙面の、上側を「上方」といい、下側を「下方」といい、左下側を「前方」といい、右上側を「後方」という。
図面を参照しながら、本考案に係る自立式スタンドの実施形態を説明する。図1は、本考案の実施形態に係る自立式スタンド1の使用例を示す斜視図である。本実施形態においては、図1の紙面の、上側を「上方」といい、下側を「下方」といい、左下側を「前方」といい、右上側を「後方」という。
本実施形態に係る自立式スタンド1は、使用者(操作者)の口元の近くで扇子などの板状の被保持体を保持することにより、咳やくしゃみなどによる飛沫の飛散を抑えるためのものである。
図1に示すように、本実施形態に係る自立式スタンド1は、棒状の連結部材2と、扇子6を保持し且つ連結部材2の一端部21に連結されている一端側クリップ41とを備えている。扇子6は、板状の被保持体の一例である。一端側クリップ41は、一端側保持部材の一例である。また、本実施形態に係る自立式スタンド1は、連結部材2の他端部22に連結され且つ連結部材2と一端側クリップ41とを自立可能に支持する基台5と、基台5を着脱可能に保持し且つ連結部材2の他端部22に連結されている他端側クリップ42とを備えている。他端側クリップ42は、他端側保持部材の一例である。本実施形態において、基台5は、一例として、後述する略矩形の複数の板材51,52,53を組み立てて構成されている。他端側クリップ42は、基台5の板材52を保持している。本実施形態において、一端側クリップ41及び他端側クリップ42は、同一の形状を有する。
本実施形態に係る自立式スタンド1の各部材の構成をより詳しく説明する。図2は、連結部材2と一端側クリップ41及び他端側クリップ42とが連結されている様子を示す斜視図である。
連結部材2は、長手方向に対して交差する方向に塑性変形可能な部材で構成されている。本実施形態において、連結部材2の長手方向の一端部21には、一端側クリップ41を接続可能な一端側コネクタ31が取り付けられている。連結部材2の長手方向の他端部22には、他端側クリップ42を接続可能な他端側コネクタ32が取り付けられている。本実施形態において、一端側コネクタ31及び他端側コネクタ32は、段付の筒部材である。本実施形態において、一端側コネクタ31及び他端側コネクタ32は、同一の形状を有する。連結部材2の長手方向の一端部21及び他端部22は、それぞれ対応する一端側コネクタ31及び他端側コネクタ32に挿入されている。
図3は、ボールジョイント付近を拡大した部分断面図である。本実施形態において、一端側クリップ41の基端部には、一端側ボールジョイント41aが取り付けられている。他端側クリップ42の基端部には、他端側ボールジョイント42aが取り付けられている。
一端側ボールジョイント41aは、一端側コネクタ31の内部に三次元的に回転自在に収容されている。一端側コネクタ31は、一端側ボールジョイント41aの内面を摺動するように構成されている。すなわち、連結部材2の一端部21と一端側クリップ41とは、一端側ボールジョイント41aを介して連結されている。そのため、一端側クリップ41は、一端側ボールジョイント41aを中心に三次元方向に回転可能である。一端側ボールジョイント41aの球面と一端側コネクタ31の内面との間の摩擦により、一端側クリップ41は、一端側ボールジョイント41aの回転後の位置を維持することができる。
他端側ボールジョイント42aは、他端側コネクタ32の内部に三次元的に回転自在に収容されている。他端側コネクタ32は、他端側ボールジョイント42aの内面を摺動するように構成されている。すなわち、連結部材2の他端部22と他端側クリップ42とは、他端側ボールジョイント42aを介して連結されている。そのため、連結部材2は、他端側ボールジョイント42aを中心に三次元方向に回転可能である。他端側ボールジョイント42aの球面と他端側コネクタ32の内面との間の摩擦により、連結部材2は、他端側ボールジョイント42aの回転後の位置を維持することができる。
図4は、基台5の分解斜視図である。基台5は、複数の板材51,52,53を有する。本実施形態において、複数の板材51,52,53は、幅方向の長さ及び厚さ方向の長さが同一であり且つ長手方向の長さがそれぞれ異なっている。板材51,52は、それぞれ長さ方向の長さが幅方向の長さよりも長い。板材53は、長さ方向の長さが、幅方向の長さよりも短い。
板材51は、幅方向の一端面から幅方向の中央まで設けられている溝部51aと、溝部51aに対して平行に設けられ且つ幅方向の他端面から幅方向の中央まで設けられている溝部51bとを有する。板材52は、幅方向の一端面から幅方向の中央まで設けられている溝部52aを有する。板材53は、幅方向の一端面から幅方向の中央まで設けられている溝部53bを有する。
本実施形態において、板材51の溝部51a及び板材52の溝部52aを嵌め合わせ且つ板材51の溝部51b及び板材53の溝部53bを嵌め合わせることで、基台5が組み立てられる。
本実施形態において、基台5を組み立てたとき、板材52及び板材53は、互いに平行であり且つ板材51から突出するように配置されている。すなわち、板材52及び板材53の板材51からの突出部分と、板材51とは、図1などに示すように、凹部54を構成する。凹部54は、図示しない携帯端末機の一側部を挿入可能に設けられている。凹部54は、携帯端末機の一側部を挿入されることで、基台5側の重量を増加させて自立式スタンド1の転倒を防止するように機能する。本実施形態において、携帯端末機とは、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの薄型の携帯端末機である。
このように構成される本実施形態に係る自立式スタンド1について、図5及び図6を参照しながら、自立式スタンド1の使用例について説明する。
図5は、図1に示す自立式スタンドの別の使用例を示す斜視図である。図5に示す自立式スタンド1は、他端側ボールジョイント42aを回転させることで連結部材2を後方に傾斜させ且つ一端側ボールジョイント41aを回転させることで一端側クリップ41を前方に起立させている状態である。すなわち、図5に示す自立式スタンド1は、図1に示す状態から、扇子6を後方且つ下方に移動させるように、一端側ボールジョイント41a及び他端側ボールジョイント42aを回転させた状態である。
図6は、図1に示す自立式スタンドの更に別の使用例を示す斜視図である。図6に示す自立式スタンド1は、連結部材2を長手方向に対して交差する方向に塑性変形させている状態である。すなわち、図6に示す自立式スタンド1は、図1に示す状態から、扇子6を下方に移動させるように、連結部材2を塑性変形させた状態である。
(変形例)
図7を参照しつつ、本実施形態の変形例が説明される。図7は、本考案の実施形態の変形例に係る自立式スタンドの使用例を示す斜視図である。
図7を参照しつつ、本実施形態の変形例が説明される。図7は、本考案の実施形態の変形例に係る自立式スタンドの使用例を示す斜視図である。
図7に示すように、他端側クリップ42は、扇子6とは異なるテーブルFを着脱可能に保持している。テーブルFは、被保持体とは異なる板状の固定部材の一例である。すなわち、本変形例において、基台5は、扇子とは異なるテーブルFを着脱可能に保持する他端側クリップ42を有する。
本実施形態によれば、棒状の連結部材2と、扇子6を着脱可能に保持し且つ連結部材2の一端部21に連結される一端側クリップ41と、連結部材2の他端部22に連結され且つ連結部材2と一端側クリップ41とを自立可能に支持する基台5と、を備える。連結部材2の一端部21と一端側クリップ41とは、一端側ボールジョイント41aを介して連結され、一端側クリップ41は、一端側ボールジョイント41aを中心に三次元方向に回転可能である。これにより、自立式スタンド1の操作者は、一端側クリップ41に保持される扇子6を、一端側ボールジョイント41aを中心に三次元方向に回転し得る。従って、自立式スタンド1の操作者は、扇子6をより所望の位置に調整することができる。
また、本実施形態において、連結部材2の他端部22と基台5とは、他端側ボールジョイント42aを介して連結され、連結部材2は、他端側ボールジョイント42aを中心に三次元方向に回転可能に構成されている。これにより、連結部材2の他端部22と基台5とがヒンジ軸を介して連結されている場合と比較して、連結部材2に連結されている一端側クリップ41の位置の調整可能な範囲が広がる。従って、扇子6をより所望の位置に調整しやすくなる。
また、本実施形態において、基台5は、複数の板材51,52,53を組み立てて構成されている。また、他端側クリップ42は、複数の板材51,52,53の少なくとも1つを保持している。基台5は、他端側クリップ42と連結部材2と一端側クリップ41とを自立可能に支持している。すなわち、基台5は、複数の板材51,52,53に分解可能である。また、基台5と他端側クリップ42とも分解可能である。他端側クリップ42と連結部材2と一端側クリップ41とは一体的に連結されている。従って、自立式スタンド1を持ち運ぶとき、複数の部品に分解して自立式スタンド1の使用時よりもコンパクトな状態にでき、自立式スタンド1の持ち運びをより容易することができる。
また、本実施形態において、連結部材2は、長手方向に対して交差する方向に塑性変形可能な部材で構成されている。これにより、連結部材2に連結されている一端側クリップ41の位置の調整可能な範囲がより広がる。従って、更に広い範囲で扇子6をより所望の位置に調整しやすくなる。
また、本実施形態において、基台5には、基台5側の重量を増加させて自立式スタンド1の転倒を防止するように携帯端末機の一側部を挿入可能な凹部54が設けられている。これにより、自立式スタンド1の重心を基台5側に近付けることができる。従って、自立式スタンド1をより安定させて使用できる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記実施形態では、一端側クリップ41は、扇子6を着脱可能に保持し、他端側クリップ42は、基台5を着脱可能に保持するとしたが、本考案はこれに限定されない。基台5と他端側ボールジョイント42aとの間に、基台5を着脱可能に保持する他端側クリップ42を備え、他端側クリップ42は、扇子6を着脱自在に保持可能であり、一端側クリップ41は、基台5を着脱自在に保持可能であってもよい。これにより、一端側クリップ41は、扇子6及び基台5の一方を保持可能であり且つ他端側クリップ42は、扇子6及び基台5の他方を保持可能である。すなわち、一端側クリップ41が基台5を保持し且つ他端側クリップ42が扇子6を保持するように一端側クリップ41と他端側クリップ42とを反転させても、自立式スタンド1を使用することができる。つまり、自立式スタンド1の操作者は、一端側クリップ41及び他端側クリップ42の違いを意識せずに使用できる。従って、自立式スタンド1の使い勝手がより向上する。
また、基台5は、扇子とは異なるテーブルFを着脱可能に保持する他端側クリップ42を有する。これにより、例えば、テーブルFの縁部などに自立式スタンド1を取り付けることができる。従って、自立式スタンド1の使用可能な範囲がより広がる。
また、他端側クリップ42は、扇子6を着脱自在に保持可能であり、一端側クリップ41は、テーブルFを着脱自在に保持可能であってもよい。これにより、自立式スタンド1のより広い使用可能な範囲において、一端側クリップ41は、扇子6及び基台5の一方を保持可能であり且つ他端側クリップ42は、扇子6及び基台5の他方を保持可能である。すなわち、一端側クリップ41が基台5を保持し且つ他端側クリップ42が扇子6を保持するように一端側クリップ41と他端側クリップ42とを反転させても、自立式スタンド1を使用することができる。つまり、自立式スタンド1の操作者は、一端側クリップ41及び他端側クリップ42の違いを意識せずに使用できる。従って、自立式スタンド1の使い勝手がより向上する。
なお、前記実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本考案の前記態様に係る自立式スタンドは、例えば、持ち運び可能な飛沫飛散ガードに適用可能である。
1 自立式スタンド
2 連結部材
21 一端部
22 他端部
31 一端側コネクタ
32 他端側コネクタ
41 一端側クリップ
42 他端側クリップ
42a 他端側ボールジョイント
5 基台
51 板材
51a 溝部
51b 溝部
52 板材
52a 溝部
53 板材
53b 溝部
54 凹部
6 扇子
F テーブル
2 連結部材
21 一端部
22 他端部
31 一端側コネクタ
32 他端側コネクタ
41 一端側クリップ
42 他端側クリップ
42a 他端側ボールジョイント
5 基台
51 板材
51a 溝部
51b 溝部
52 板材
52a 溝部
53 板材
53b 溝部
54 凹部
6 扇子
F テーブル
Claims (8)
- 棒状の連結部材と、
板状の被保持体を着脱可能に保持し且つ前記連結部材の一端部に連結される一端側保持部材と、
前記連結部材の他端部に連結され且つ前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持する基台と、
を備え、
前記連結部材の一端部と前記一端側保持部材とは、一端側ボールジョイントを介して連結され、
前記一端側保持部材は、前記一端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能である、
自立式スタンド。 - 前記連結部材の他端部と前記基台とは、他端側ボールジョイントを介して連結され、
前記連結部材は、前記他端側ボールジョイントを中心に三次元方向に回転可能である、請求項1に記載の自立式スタンド。 - 前記基台と前記他端側ボールジョイントとの間に、前記基台を着脱可能に保持する他端側保持部材を備え、
前記他端側保持部材は、前記被保持体を着脱自在に保持可能であり、
前記一端側保持部材は、前記基台を着脱自在に保持可能である、請求項2に記載の自立式スタンド。 - 前記基台は、複数の板材を組み立てて構成され、
前記他端側保持部材は、前記複数の板材の少なくとも1つを保持し、
前記基台は、前記連結部材と前記一端側保持部材とを自立可能に支持する、請求項3に記載の自立式スタンド。 - 前記基台は、前記被保持体とは異なる板状の固定部材を着脱可能に保持する他端側保持部材を有する、請求項2に記載の自立式スタンド。
- 前記他端側保持部材は、前記被保持体を着脱自在に保持可能であり、
前記一端側保持部材は、前記固定部材を着脱自在に保持可能である、請求項5に記載の自立式スタンド。 - 前記連結部材は、長手方向に対して交差する方向に塑性変形可能な部材で構成されている、請求項1〜6のいずれか1つに記載の自立式スタンド。
- 前記基台には、前記基台側の重量を増加させて自立式スタンドの転倒を防止するように携帯端末機の一側部を挿入可能な凹部が設けられている、請求項1〜7のいずれか1つに記載の自立式スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001166U JP3232606U (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 自立式スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001166U JP3232606U (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 自立式スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3232606U true JP3232606U (ja) | 2021-06-24 |
Family
ID=76429552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021001166U Active JP3232606U (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 自立式スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232606U (ja) |
-
2021
- 2021-03-31 JP JP2021001166U patent/JP3232606U/ja active Active
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---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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