JP3232493U - 仮設ガードレール用重ね治具 - Google Patents

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一男 吉川
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Abstract

【課題】仮設ガードレールを重ねることができる仮設ガードレール用重ね治具を提供する。【解決手段】仮設用の基礎部材2と、この基礎部材2に立設した複数の支柱4と、これら複数の支柱4に取り付けられたビーム3とを備えた仮設ガードレール1を重ねる仮設ガードレール用重ね治具31である。重ね治具31は、支柱4の側面に固定されたブラケット11及び取付板12に載置される中央前側板下縁部34F及び中央後側板下縁部35Fと、上面41Jに載置した台木を位置決めする左、右側板延設部36Uを備えるから、下部をブラケット11及び取付板12に載置して支柱4の上端に重ね治具31を設け、この重ね治具31の上面41Jに台木を載置し、幅方向に並設した仮設ガードレール1の重ね治具31により支持された台木に、上段の仮設ガードレール1を載置することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、移動可能な仮設ガードレールを重ね合わせるために用いる仮設ガードレール用重ね治具に関する。
従来、この種のものとして、H形鋼基礎部材と、このH形鋼基礎部材に立設された複数の支柱と、これら支柱にボルト・ナットなどの取付部材により取り付けたビームとを備えた仮設ガードレール(例えば特許文献1)があり、この仮設ガードレールでは、運搬や保管を簡便に行うことができる。
また、支柱に取り付けられる取付部材たる間隔材の先端に、レール本体(ガード部材に相当)の中央突条が嵌合せる切欠係合部を設け、且つこの切欠係合部の縁から直角に突設する取付片を前記間隔材と一体に折り曲げ形成して、前記切欠係合部の所に嵌合するレール本体中央突条と、この内側面に接合する前記取付片とを、ボルト止めしてレール本体を取り付けるようになしてなるガードレール(例えば特許文献2)がある。
上記特許文献2のガードレールでは、両側にレール本体を設けることにより、中央分離帯用として用いることができ、また、支柱を特許文献1のH形鋼基礎部材に取り付ければ、仮設用として使用することもできる。
ところで、上記仮設ガードレールを運搬・収納する場合、ガードレールを上下に重ね合わせれば、スペースを取らずに、効率よく、車載・収納することができる。
これに対して、施工現場での仮設防護柵の置き場所不足を解消を目的として、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、基礎架台のフランジ部とウェブ部に固定され、平面視でコ字形状で、ウェブ部の幅よりも小さな幅を有する定着部材と、ガードレール(ガイド部材に相当)が取り付けられる回動部材の筒体(支柱に相当)とを備えた仮設防護柵(例えば特許文献3)がある。
上記仮設防護柵では、回動部材を倒伏状態にすることにより、基礎架台を上下に重ね合わせることができ、スペースを取らずに収納することができる。
しかし、支柱に相当する筒体を、使用時の起立状態と収納時の倒伏状態に切り替えるため、構造が複雑になり易く、また、その都度、起立状態と倒伏状態の間で切替作業が必要になるため、設置・収納作業に時間が掛かるという問題がある。
また、ガードレールとは分野が異なるが、支柱の上部間にベースを設けた門型のパレットにより、部材を多段に設けるもの(例えば特許文献4)があるが、パレットが大型のため、パレットの運搬などに手間が掛かるという問題がある。
実用新案登録第3073303号公報 特開平9−49216号公報 特開2019−39249号公報 特開2000−142693号公報
そこで、本考案は、上記問題点を解決するものであり、仮設ガードレールを重ねることができる仮設ガードレール用重ね治具を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、仮設用の基礎部材と、この基礎部材の長さ方向に間隔を置いて立設した複数の支柱と、これら複数の支柱に取り付けられ、前記長さ方向に長いガード部材とを備えた仮設ガードレールを重ねる仮設ガードレール用重ね治具であって、前記支柱の上端に着脱可能に設けられ、記支柱の側面に固定された固定部材に載置される載置部と、上段の前記仮設ガードレールを載置する梁部材が載置される梁受け部と、前記梁受け部に載置した前記梁部材を位置決めする位置決め部とを備えることを特徴とする。
請求項2の考案は、前記支柱を挟んだ両側に前記固定部材が設けられており、前記両側の固定部材に載置する前記載置部を両側に備えることを特徴とする。
請求項3の考案は、前記ガード部材がビームであり、前記固定部材の少なくも一方が、前記支柱に前記ビームを取り付けた取付部材であることを特徴とする。
請求項4の考案は、4つの側板部を有する角筒部を備え、下部に前記支柱の上端を挿入する下開口部を有し、前記側板部の下縁部が前記固定部材に載置する前記載置部であることを特徴とする。
請求項5の考案は、4つの側板部を有する角筒部を備え、下部に前記支柱の上端を挿入する下開口部を有し、前記取付部材は、前記支柱に前記ビームを取り付けたブラケットと、このブラケットと前記支柱に挿通された横方向のボルトに螺合され、該ブラケットと前記支柱を挟む位置に配置されたナットであり、前記ブラケット側の前記側板部の下縁部が、前記ブラケットに載置するブラケット載置部であり、前記ブラケット側の前記側板部に対向するナット側の前記側板部の下縁部が、前記ナットに載置するナット載置部であることを特徴とする。
請求項6の考案は、前側板部,後側板部,左側板部及び右側板部を有する角筒部を備え、下部に前記支柱の上端を挿入する下開口部を有し、前記基礎部材の幅方向の片側に前記ビームを設けた第1の前記仮設ガードレールと、前記幅方向の両側に前記ビームを設けた第2の前記仮設ガードレールとに選択的に設けられ、前記位置決め部は、前記梁受け部の左右に突設されると共に、前記梁部材を左右から挟む挟み部材であり、前記第1の仮設ガードレールは、前記幅方向からブラケットと取付板が前記支柱を挟んで該支柱の側面に固定されており、前記ブラケットが前記取付部材であり、前記取付板が前記固定部材であり、前記取付板の上部は前記長さ方向で且つ横方向に形成されており、前記第2の仮設ガードレールは、前記支柱を挟んで前記長さ方向両側に配置されると共に前記支柱の側面に固定された前記幅方向の間隔材を備え、これら両側の間隔材は前記長さ方向に間隔を置いて配置されていると共に、前記両側の間隔材の上部は横方向に形成され、前記間隔材の前記幅方向の端部に両側の前記ビームが固定されており、前記左,右側板部の前記載置部たる下縁部の後側を前記取付板の上部に載置すると共に前記前側板部の下縁部を前記ブラケットの上部に載置した状態で、前記梁受け部が横方向になるように、該前側板部の下縁部の中央側を下方に延設して、前記ブラケットの上部に載置する前記載置部たる中央前側板下縁部を形成すると共に、この中央前側板下縁部の両側の左,右前側板下縁部を前記左,右側板部の下縁部と同一高さに形成し、前記後側板部の下縁部の中央側を下方に延設して、前記取付板の上部外面側に配置される中央後側板下縁部を形成すると共に、前記中央後側板下縁部の両側の左,右後側板下縁部を前記左,右側板部の下縁部と同一高さに形成し、前記中央前側板下縁部及び前記中央後側板下縁部は前記両側の間隔材の間に挿入可能な左右幅を有し、前記中央前側板下縁部及び前記中央後側板下縁部を、前記両側の間隔材の間に挿入した状態で、前記両側の間隔材の上部に、前記左,右側板部の前記載置部たる下縁部が載置可能に構成したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、複数の仮設ガードレールを幅方向に並設し、支柱の側面の固定部材に、重ね治具の載置部を載置して支柱の上端に重ね治具を設け、この重ね治具の梁受け部に梁部材を載置し、幅方向に並設した仮設ガードレールの重ね治具により支持された梁部材に、上段の仮設ガードレールを載置して仮設ガードレールを上下多段に重ねることができる。
請求項2の構成によれば、重ね治具の両側の載置部を、支柱両側の固定部材に載置することにより、重ね治具を支柱の上端に安定して設けることができる。
請求項3の構成によれば、支柱などを加工する必要がなく、支柱にビームを取り付ける取付部材を利用して支柱の上端に重ね治具を設けることができる。
請求項4〜6の構成によれば、側板部の下縁部を載置部とすることにより、載置部として別部材を取り付けるなどの加工が不要となり、加工が容易となり、また、角筒部を有するから強度的に優れたものとなる。
請求項5の構成によれば、支柱にビームを取り付けるブラケットとナットに重ね治具の両側の側板部の下縁部を載置することにより、支柱の上端に重ね治具を安定して設けることができる。
請求項6の構成によれば、片側にビームを設けた第1の仮設ガードレールと、両側にビームを設けた第2の仮設ガードレールとに、共通する重ね治具を選択的に設けることができ、第1と第2の仮設ガードレールの支柱の上端にそれぞれ重ね治具を安定して設けることができる。
また、第1と第2の仮設ガードレールの両者において、ガードレールの長さ方向に重ね治具の前後方向を合わせて用いることができるため、位置決め手段である左,右側板延設部により、梁部材をその幅方向から挟んで該梁部材を位置決めすることができる。
本考案の実施例1を示す斜め上方から見た重ね治具の斜視図である。 同上、斜め下方から見た重ね治具の斜視図である。 同上、使用状態の側面図である。 同上、使用状態の要部の平面図である。 同上、使用状態の背面図である。 本考案の実施例2を示す使用状態の側面図である。 同上、使用状態の要部の平面図である。 同上、使用状態の要部の正面図である。 本考案の実施例3を示す斜め上方から見た重ね治具の斜視図である。 同上、斜め下方から見た重ね治具の斜視図である。 同上、使用状態の側面図である。 同上、重ねた状態の側面図である。 本考案の実施例4を示す斜め下方から見た重ね治具の斜視図である。 同上、使用状態の側面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5は本考案の実施例1を示す。同図に示すように、仮設ガードレール用重ね治具を用いる仮設ガードレール1は、H形鋼からなる仮設用の基礎部材2と、金属製で波形状のガード部材たるビーム3と、複数の支柱4,4とを有する。前記基礎部材2は、両側のフランジ部5,5をウエブ部6により連結してなり、仮設場所において、該ウエブ部6を横向きにして設置される。それら両側フランジ部5,5の一側縁が、長さ方向に連続した接地下端縁5F,5Fとなる。
すなわち、それら接地下端縁5F,5Fが仮設場所の道路などに接して置かれる。また、前記ビーム3の長さ方向端部には湾曲部(図示せず)が設けられ、該ビーム3は前記H形鋼基礎部材2とほぼ同一長さであり、例えば5メートル程度である。また、前記支柱4は、前記ウエブ部6の上面に一体に突設されると共に、ガードレール1の長さ方向に間隔を置いて複数配置されている。
前記支柱4の断面は円形であって、その支柱4の上端にはキャップ7が取り付けられており、このキャップ7の頭部7Hは、凸状の湾曲面に形成されている。
また、前記支柱4に取付部材たるブラケット11により前記ビーム3が取り付けられており、前記ブラケット11は、支柱4に固定された固定部材でもある。また、前記支柱4を挟んで、前記ブラケット11と、固定部材たる平板状の取付板12と、が配置されている。
前記ブラケット11は、帯板を屈曲形成してなり、前記基礎部材2の長さ方向に配置され、正面形状が矩形状で支柱4に対応して湾曲状に形成された背部20と、この背部20の両端から略垂直に外側に延びる接続部21,21と、これら接続部21,21の両端から略垂直に互いに離れる方向に延びる接続鍔部22,22を有している。
前記背部20の中央部に透孔20Tが穿設され、接続鍔部22,22の中央部に透孔(図示せず)が穿設されている。また、前記取付板12の上部中央には、透孔12Tが穿設されている。
そして、ブラケット11と取付板12により支柱4を挟んだ状態で、ブラケット11の中央の透孔20Tと、支柱4の側面の対向する透孔(図示せず)と、前記取付板12の透孔12Tに、横方向のボルト13を挿通し、このボルト13にワッシャ14を介してナット15を螺合することにより、支柱4にブラケット11と取付板12の上部が固定される。
また、前記接続鍔部22,22の外面に前記ビーム3の内面を当接した状態で、外側からビーム3の透孔(図示せず)と接続鍔部22,22の前記透孔にボルト(図示せず)を挿通し、このボルトにナット(図示せず)を螺合することにより、ブラケット11にビーム3が取り付けられる。
さらに、前記取付板12の下部外面に、アングル25を横方向に配置すると共に、支柱4の下部に係止したUボルト26の両端部を、前記アングル25及び取付板12に挿通し、そのUボルト26の両端部にナット27,27を螺合して固定している。
また、前記取付板12には、被取付物たるネットフェンス(図示せず)を着脱可能に固定するための透孔12Tが複数穿設され、前記ネットフェンスの下部を前記アングル25に載置した状態で、ボルト(図示せず)をネットフェンスと透孔12Tに挿通し、そのボルトにナット(図示せず)を螺合することにより、取付板12にネットフェンスを取り付けることができ、取付状態で、ネットフェンスの上部は支柱4の上端より上方に位置する。
仮設ガードレール用重ね治具(以下、重ね治具という)31は、金属板を加工し、メッキ処理してなり、角筒部32を備え、この重ね治具31の下部には前記支柱4の上部を挿入する下開口部33が設けられている。尚、前記角筒部32は前側板部34,後側板部35及左,右側板部36,36を有する。また、各側板部(そくばんぶ)34,35,36,36の下縁は横方向に形成されている。
前記前側板部34の下縁部の中央側を他の側板部35,36,36の下縁部より下方に延設して載置部たる中央前側板下縁部34Fを形成し、また、前記後側板部35の下縁部の中央側を左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fより下方に延設して載置部たる中央後側板下縁部35Fを形成し、さらに、左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fを同一高さ位置に形成している。尚、前記中央後側板下縁部35Fを前記取付板12の上部外面側に配置した状態で、左,右側板部36,36の載置部たる下縁部36F,36Fの後側が、前記取付板12の上縁部に載置される。
前記前側板部34の前記中央前側板下縁部34Fの左右に、前記左,右下縁部36F,36Fの前側に連続する左,右前側板下縁部34LF,34RFを形成し、また、前記後側板部35の前記中央後側板下縁部35Fの左右に、前記左,右下縁部36F,36Fの後側に連続する左,右後側板下縁部35LF,35RFを形成している。
また、連続する左前側板下縁部34LFと左の下縁部36Fと左後側板下縁部35LFとは同一高さをなし、連続する右後側板下縁部35RFと右の下縁部36Fと右後側板下縁部35RFとは同一高さをなす。尚、左,右下縁部36F,36Fの高さは同一である。
前記角筒部32の上部に横方向の上板部41を設け、この上板部41は角筒部32の上部開口を塞いで横方向に設けられている。また、前記上板部41の位置から前記左,右側板部36,36の上縁を上部に延設して、挟み部材たる左,右側板延設部36U,36Uを設けている。
そして、前記上板部41の上面41Jが、梁部材たる断面角型の台木42が載置される梁受け部である。また、前記左,右側板延設部36U,36Uは、前記上板部41に載置された台木42をその幅方向両側から挟んで、該台木42の幅方向位置を位置決めする位置決め部である。
そして、左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fの後側を、前記取付板12の上縁部に載置すると共に、前記中央前側板下縁部34Fを両側の前記接続部21,21の上縁部に載置した状態で、前記上面41Jが横方向になるように、前記前側板部34の中央前側板下縁部34Fを、前記取付板12の上部と前記ブラケット11の接続部21の上部の高さの差だけ下方に延設している。
前記左,右側板延設部36U,36Uの上面41Jからの高さ寸法は、前記左,右側板延設部36U,36Uの間隔に比べて小さく、断面略正方形の台木42を前記上板部41に載置すると、前記左,右側板延設部36U,36Uの上縁より台木42の上面が上となる。また、前記左,右側板延設部36U,36Uには、その中央側に透孔43,43が穿設されており、これら透孔43,43にフックなどの吊り具(図示せず)を係止して重ね治具31を吊り卸しすることができる。
また、図5に示すように、両側の前記透孔43,43に対応して、前記台木42に貫通孔42Kを穿設し、両側の透孔43,43と貫通孔42Kにボルト(図示せず)を挿通し、このボルトにナット(図示せず)を螺合することにより、重ね治具31に台木42を着脱可能に固定することができる。尚、図5に示すように、前記取付板12は縦長な長方形形状をなす。
前記上板部41の左右方向一側寄りには、前後に間隔を置いて透孔41T,41Tが穿設されている。これら透孔41T,41Tは溶融亜鉛メッキ液を通すために設けられており、前記透孔43,43を用いて吊った状態で、透孔41T,41Tから溶融亜鉛メッキ液が落下することより、上板部41とこれに近接する一方の側板延設部36Uの角部36Kに溶融亜鉛メッキ液が余分に溜まることを防止し、上板部41などに均一な厚さでメッキ層を形成することができる。
次に、前記重ね治具31の使用方法について説明する。図3に示すように、支柱4の上端に重ね治具31を被せるようにして、一側方向である前後方向の前側に位置する前側板部34の下縁部34Fを、ブラケット11の接続部21,21の上縁部に載置し、後側に位置する左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fの後側を、取付板12の上縁に載置すると共に、中央後側板下縁部35Fを取付板12の上部外面側に係止又は近接して配置し、これにより支柱4に対して重ね治具31が回り止め状態で設けられる。
こうすることにより、両側のブラケット11と取付板12に重ね治具31の両側板下部が載置され、支柱4の上部に重ね治具31を安定的に設けられることができる。
複数の仮設ガードレール1を幅方向に並設すると共に、対応するそれぞれの支柱4,4・・・に重ね治具31,31・・・を設け、前記幅方向に並設した複数の重ね治具31,31・・・に連続して台木42を載置し、また、複数、例えば長さ方向両側の支柱4に台木42を配置し、これら台木42,42上に2段目の仮設ガードレール1を並設することができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、仮設用の基礎部材2と、この基礎部材2の長さ方向に間隔を置いて立設した複数の支柱4と、これら複数の支柱4,4に取り付けられ、前記長さ方向に長いガード部材たるビーム3とを備えた仮設ガードレール1を重ねる仮設ガードレール用重ね治具であって、支柱4の上端に着脱可能に設けられ、支柱4の側面に固定された固定部材たるブラケット11及び取付板12に載置される載置部たる中央前側板下縁部34F及び中央後側板下縁部35Fと、上段の仮設ガードレール1を載置する梁部材たる台木42が載置される梁受け部たる上面41Jとを備え、上面41Jに載置した台木42を位置決めする位置決め部たる左,右側板延設部36U,36Uを設けたから、複数の仮設ガードレール1,1を幅方向に並設し、支柱4の側面のブラケット11及び取付板12に、重ね治具31の下部を載置して支柱4の上端に重ね治具31を設け、この重ね治具31の上面41Jに台木42を載置し、幅方向に並設した仮設ガードレール1,1の重ね治具31,31により支持された台木42に、上段の仮設ガードレール1を載置して仮設ガードレール1を上下多段に重ねることができる。
このように本実施例では、請求項2に対応して、支柱4を挟んだ両側に固定部材たるブラケット11と取付板12が設けられており、両側の固定部材たるブラケット11と取付板12に載置する載置部たる中央前側板下縁部34Fと中央後側板下縁部35Fを両側に備えるから、重ね治具31の下部両側の下縁部34F,35Fを、支柱4の両側のブラケット11と取付板12に載置することにより、重ね治具31を支柱4の上端に安定して設けることができる。
このように本実施例では、請求項3に対応して、ガード部材がビーム3であり、固定部材たるブラケット11と取付板12の少なくも一方であるブラケット11が、支柱4にビーム3を取り付けた取付部材であるから、支柱4などを加工する必要がなく、支柱4にビーム3を取り付けるブラケット11を利用して支柱4の上端に重ね治具31を設けることができる。
このように本実施例では、請求項4に対応して、4つの側板部34,35,36,36を有する角筒部32を備え、下部に支柱4の上端を挿入する下開口部33を有し、側板部たる前側板部34,後側板部35の下縁部34F,35Fが固定部材たるブラケット11,取付板12に載置する載置部であるから、側板部の下縁部を載置部とすることにより、載置部として別部材を取り付けるなどの加工が不要となり、重ね治具31の加工が容易となり、また、角筒部32を有するから強度的に優れたものとなる。
図6〜図8は本考案の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。この例では、実施例1の重ね治具31を、両側にビーム3,3を設けた仮設ガードレール1Aに用いている。そして、実施例1の仮設ガードレール1が第1の仮設ガードレールであり、本実施例2の仮設ガードレール1Aが第2の仮設ガードレールである。
前記仮設ガードレール1Aは、取付部材である2つの断面コ字形の間隔材51,51を備え、この間隔材51は、ガードレール1Aの幅方向に長い垂直部52を有すると共に、この垂直部52の上下縁を外側に折り曲げた水平縁部53,53を有し、各間隔材51,51を、それぞれを背中合わせにして、前記垂直部52,52により支柱4の上部側面を挟んだ状態で、それら垂直部52,52と支柱4を貫通するボルト54に、ナット55を螺合することで、間隔材51,51が該支柱4の側面に固定されている。このように両側の間隔材51,51は前記長さ方向に間隔を置いて配置され、また、両側の間隔材51,51の上部の水平縁部53,53は横方向に形成されている。尚、図8においては、ボルト54及びナット55を図示省略している。
前記垂直部52の両側縁は、前記ビーム3の内面に係合する形状をなし、その垂直部52の両側縁にビーム3の長さ方向に向いた取付片56が設けられている。尚、支柱4の両側の間隔材51,51の取付片56は、支柱4から離れる方向に突設されている。
そして、垂直部52の両側縁を両側のビーム3,3の内面に係合すると共に、両側の取付片56,56を、両側のビーム3,3の内面に当接し、外側からビーム3の透孔(図示せず)と取付片56の透孔56Tにボルト(図示せず)を挿通し、このボルトにナット(図示せず)を螺合することにより、間隔材51,51の両側にビーム3,3が固定される。
また、中央前側板下縁部34Fと中央後側板下縁部35Fは、前記両側の間隔材51,51の間に挿入可能な左右幅を有する。
次に、前記重ね治具31の使用方法について説明する。ガードレール1Aに対して、実施例1と前後左右同じ向きで重ね治具31を使用することができ、図6に示すように、支柱4の上端に重ね治具31を被せるようにして、下縁部34F,35Fを間隔材51,51の間に挿入し(図8)、左側板部36の載置部たる下縁部36Fを一方の間隔材51の水平縁部53に載置すると共に、右側板部36の載置部たる下縁部36Fを他方の間隔材51の水平縁部53に載置し(図8)、支柱4の上端に重ね治具31を設ける。
このように下縁部34F,35Fを間隔材51,51の間に挿入することにより、支柱4の上端に重ね治具31が回り止め状態で設けられる。
このように重ね治具31は第1及び第2の仮設ガードレール1,1Aにそのまま設けることができ、しかも、位置決め部たる左,右側板延設部36U,36Uの向きも変わらず、両ガードレール1,1Aに兼用して使用できる。
また、重ね治具31は、コンパクトで保管場所に広いスペースを必要としない。さらに、重ね治具31を支柱4の上部に被せるようにして配置し、仮設ガードレール1を多段に重ねることができ、保管場所を有効に活用できる。また、仮設ガードレール1の納入・引取りの際、重ね治具31がコンパクトであるため、門型のパレットなどに比べて、重ね治具31の運搬が容易となり、保管、仮置き、納入・設置、撤去・仮置場への移動・工場への返却などの一連の作業に重ね治具31を用いることができる。
このように本実施例でも請求項1〜4に対応して上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
このように本実施例では、請求項6に対応して、前側板部34,後側板部35,左側板部36及び右側板部36を有する角筒部32を備え、下部に支柱4の上端を挿入する下開口部33を有し、基礎部材2の幅方向の片側にビーム3を設けた第1の仮設ガードレール1と、前記幅方向の両側にビーム3,3を設けた第2の仮設ガードレール1Aとに選択的に設けられ、位置決め部は、梁受け部たる上面41Jの左右に突設されると共に、梁部材たる台木42を左右から挟む挟み部材たる左,右側板延設部36U,36Uであり、第1の仮設ガードレール1は、前記基礎部材2の幅方向からブラケット11と取付板12が支柱4を挟んで該支柱4の側面に固定されており、ブラケット11が前記取付部材であり、取付板12が前記固定部材であり、取付板12の上部は前記基礎部材2の長さ方向で且つ横方向に形成されており、第2の仮設ガードレール1Aは、支柱4を挟んで前記長さ方向両側に配置されると共に支柱4の側面に固定された前記幅方向の間隔材51,51を備え、これら両側の間隔材51,51は前記長さ方向に間隔を置いて配置されていると共に、両側の間隔材51,51の上部たる水平縁部53は横方向に形成され、間隔材51の前記幅方向の端部に両側のビーム3,3が固定されており、左,右側板部36,36の前記載置部たる下縁部36F,36Fの後側を取付板12の上部に載置すると共に前側板部34の下縁部をブラケット11の上部に載置した状態で、梁受け部たる上面41Jが横方向になるように、該前側板部34の下縁部の中央側を下方に延設して、ブラケット11の上部に載置する前記載置部たる中央前側板下縁部34Fを形成すると共に、この中央前側板下縁部34Fの両側の左,右前側板下縁部34LF,34RFを左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fと同一高さに形成し、後側板部35の下縁部の中央側を下方に延設して、取付板12の上部外面側に配置される中央後側板下縁部35Fを形成すると共に、中央後側板下縁部35Fの両側の左,右後側板下縁部35LF,35RFを左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fと同一高さに形成し、中央前側板下縁部34F及び中央後側板下縁部35Fは両側の間隔材51,51の間に挿入可能な左右幅を有し、中央前側板下縁部34F及び中央後側板下縁部35Fを、両側の間隔材51,51の間に挿入した状態で、両側の間隔材51,51の上部たる水平縁部53,53に左,右側板部36,36の前記載置部たる下縁部36F,36Fが載置可能に構成したから、片側にビーム3を設けた第1の仮設ガードレール1と、両側にビーム3,3を設けた第2の仮設ガードレール1Aとに、共通する重ね治具31を選択的に設けることができ、第1と第2の仮設ガードレール1,1Aの支柱の上端にそれぞれ重ね治具31を安定して設けることができる。
また、第1と第2の仮設ガードレール1,1Aの両者において、ガードレール1,1Aの幅方向に重ね治具31の前後方向を合わせて用いることができるため、位置決め手段である左,右側板延設部36U,36Uにより、台木42をその幅方向から挟んで該台木42を位置決めすることができる。
図9〜図12は本考案の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。
仮設ガードレール1Bは、前記ブラケット11に比べて上下幅が狭いブラケット11Aが用いられている。
また、重ね治具31Aは、前記前側板部34の下縁部34F´を左,右側板部36,36の下縁部36F,36Fと同一高さに形成し、下縁部36F,34F´,36Fが連続する。
また、取付板12を用いることなく、支柱4を挿通した前記ボルト13に前記ワッシャ14を介して前記ナット15を螺合している。このように、この例のナット15は支柱4にビーム3を取り付けるものであるから、取付部材である。
また、前記前側板部34の載置部たる下縁部34F´が両接続部21,21の上縁部に当接する状態で、前記後側板部35の載置部たる中央後側板下縁部35Fが前記ナット15に当接するように、前側板部34の下縁部34F´と後側板部35の下縁部35Fの高さが設定されている。
次に、前記重ね治具31Aの使用方法について説明する。図11に示すように、支柱4の上端に重ね治具31Aを被せるようにして、前後方向の前側に位置する前側板部34の下縁部34F´をブラケット11の接続部21,21の上縁部に載置すると共に、後側板部35の下縁部35Fを前記ナット15に載置する。
そして、図12に示すように、複数の仮設ガードレール1Bを幅方向に並設すると共に、対応するそれぞれの支柱4,4・・・に重ね治具31Aを設け、前記幅方向に並設した複数の重ね治具31A,31A・・・に連続して台木42を載置し、また、複数、例えば長さ方向両側の支柱4,4に台木42,42を配置し、これら台木42,42上に2段目の仮設ガードレール1Bを並設することができる。
このように本実施例では、請求項1〜4に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、4つの側板部34,35,36,36を有する角筒部32を備え、下部に支柱4の上端を挿入する下開口部33を有し、取付部材は、支柱4にビーム3を取り付けたブラケット11と、このブラケット11と支柱4に挿通された横方向のボルト13に螺合され、該ブラケット11と支柱4を挟む位置に配置されたナット15であり、ブラケット側の側板部である前側板部34の下縁部34F´が、ブラケット11に載置するブラケット載置部であり、ブラケット側の側板部たる前側板部34に対向するナット側の側板部たる後側板部35の下縁部たる中央後側板下縁部35Fが、ナット15に載置するナット載置部であるから、支柱4にビーム3を取り付けるブラケット11とナット15に、重ね治具31の前,後側板部34,35の下縁部34F´,35Fを載置することにより、支柱4の上端に重ね治具31Aを安定して設けることができる。
図13〜図14は本考案の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。この例では、実施例1のガードレール1に用いる重ね治具の変形例である。
この例の重ね治具31Bは、実施例1の前記重ね治具31において、前記後側板部35には前記中央後側板下縁部35Fは設けられておらず、前記後側板部35の下縁部35F´と同一高さの左,右側板部36,36の後側の左,右後側板下縁部36LB,36RBが、前記取付板12の上縁部に載置される。また、前記前側板部34の中央前側板下縁部34Fが前記ブラケット11の接続部21,21の上縁部に載置される。
このように重ね治具31Bの前後の下部を、支柱4の前後のブラケット11と取付板12に載置した状態で、前記左,右側板部36,36の下部を下方に延設して、前記ブラケット11と取付板12の間に挿入する中央左側板下縁部36F´と中央右側板下縁部36F´が設けられており、これら中央左側板下縁部36F´と中央右側板下縁部36F´を前記ブラケット11と取付板12の間に挿入することにより、支柱4の上端に重ね治具31Bが回り止め状態で設けられる。
このように本実施例でも請求項1〜4に対応して上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
尚、本考案は、本実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、固定部材及び取付部材は、実施例に限定されず、支柱の側面に取り付けられるものであれば各種のものを用いることができる。また、ガード部材は、ビーム以外でも、長さ方向のガードパイプなどでもよい。さらに、梁部材の位置決め部も実施例に限定されず、例えば、台木に設けた縦孔に挿入して位置決めするものなどでもよい。また、下開口部は、角筒部の下開口部に限定されず、例えば、対向する側板部の間の開口部でもよい。さらに、梁部材の一例である台木の材質は木製に限らず、例えば特開2000−281120号公報のように合成樹脂製や、他の材質のものでもよい。また、実施例では、下縁部が直線状のものを示したが、固定部材に載置可能であれば、凹凸や湾曲あってもよい。さらに、実施例では、中央前側板下縁部が低く、これより中央後側板下縁部が高い例を示したが、支柱両側の固定部材の上部の高さに対応して、中央前側板下縁部が中央後側板下縁部より高くしたり、中央前側板下縁部と中央後側板下縁部を同じ高さにしたりしてもよい。
1 仮設ガードレール(第1の仮設ガードレール)
1A 仮設ガードレール(第2の仮設ガードレール)
1B 仮設ガードレール
2 基礎部材
3 ビーム(ガード部材)
4 支柱
11 ブラケット(取付部材・固定部材)
12 取付板(固定部材)
15 ナット(取付部材・固定部材)
31,31A,31B 重ね治具
32 角筒部
33 下開口部
34 前側板部
34F 中央前側板下縁部(載置部・ブラケット載置部)
34F´ 下縁部(載置部・ブラケット載置部)
34LF,34RF 左,右前側板下縁部
35 後側板
35F 中央後側板下縁部(載置部・ナット載置部)
35F´ 下端部(載置部)
35LF,35RF 左,右後側板下縁部
36,36 左,右側板部
36F,36F 載置部
36LB,36RB 左,右後側板下縁部(載置部)
36U,36U 左,右側板延設部(位置決め部・挟み部材)
41J 上面(梁受け部)
42 台木(梁部材)
51 間隔材(取付部材・固定部材)
53 水平縁部(間隔材の上部)

Claims (6)

  1. 仮設用の基礎部材と、この基礎部材の長さ方向に間隔を置いて立設した複数の支柱と、これら複数の支柱に取り付けられ、前記長さ方向に長いガード部材とを備えた仮設ガードレールを重ねる仮設ガードレール用重ね治具であって、
    前記支柱の上端に着脱可能に設けられ、
    前記支柱の側面に固定された固定部材に載置される載置部と、
    上段の前記仮設ガードレールを載置する梁部材が載置される梁受け部と、
    前記梁受け部に載置した前記梁部材を位置決めする位置決め部とを備えることを特徴とする仮設ガードレール用重ね治具。
  2. 前記支柱を挟んだ両側に前記固定部材が設けられており、前記両側の固定部材に載置する前記載置部を両側に備えることを特徴とする請求項1記載の仮設ガードレール用重ね治具。
  3. 前記ガード部材がビームであり、
    前記固定部材の少なくも一方が、前記支柱に前記ビームを取り付けた取付部材であることを特徴とする請求項2記載の仮設ガードレール用重ね治具。
  4. 4つの側板部を有する角筒部を備え、
    下部に前記支柱の上端を挿入する下開口部を有し、
    前記側板部の下縁部が前記固定部材に載置する前記載置部であることを特徴とする請求項3記載の仮設ガードレール用重ね治具。
  5. 4つの側板部を有する角筒部を備え、
    下部に前記支柱の上端を挿入する下開口部を有し、
    前記取付部材は、前記支柱に前記ビームを取り付けたブラケットと、このブラケットと前記支柱に挿通された横方向のボルトに螺合され、該ブラケットと前記支柱を挟む位置に配置されたナットであり、
    前記ブラケット側の前記側板部の下縁部が、前記ブラケットに載置するブラケット載置部であり、
    前記ブラケット側の前記側板部に対向するナット側の前記側板部の下縁部が、前記ナットに載置するナット載置部であることを特徴とする請求項3記載の仮設ガードレール用重ね治具。
  6. 前側板部,後側板部,左側板部及び右側板部を有する角筒部を備え、
    下部に前記支柱の上端を挿入する下開口部を有し、
    前記基礎部材の幅方向の片側に前記ビームを設けた第1の前記仮設ガードレールと、前記幅方向の両側に前記ビームを設けた第2の前記仮設ガードレールとに選択的に設けられ、
    前記位置決め部は、前記梁受け部の左右に突設されると共に、前記梁部材を左右から挟む挟み部材であり、
    前記第1の仮設ガードレールは、前記幅方向からブラケットと取付板が前記支柱を挟んで該支柱の側面に固定されており、前記ブラケットが前記取付部材であり、前記取付板が前記固定部材であり、前記取付板の上部は前記長さ方向で且つ横方向に形成されており、
    前記第2の仮設ガードレールは、前記支柱を挟んで前記長さ方向両側に配置されると共に前記支柱の側面に固定された前記幅方向の間隔材を備え、これら両側の間隔材は前記長さ方向に間隔を置いて配置されていると共に、前記両側の間隔材の上部は横方向に形成され、前記間隔材の前記幅方向の端部に両側の前記ビームが固定されており、
    前記左,右側板部の前記載置部たる下縁部の後側を前記取付板の上部に載置すると共に前記前側板部の下縁部を前記ブラケットの上部に載置した状態で、前記梁受け部が横方向になるように、該前側板部の下縁部の中央側を下方に延設して、前記ブラケットの上部に載置する前記載置部たる中央前側板下縁部を形成すると共に、この中央前側板下縁部の両側の左,右前側板下縁部を前記左,右側板部の下縁部と同一高さに形成し、
    前記後側板部の下縁部の中央側を下方に延設して、前記取付板の上部外面側に配置される中央後側板下縁部を形成すると共に、前記中央後側板下縁部の両側の左,右後側板下縁部を前記左,右側板部の下縁部と同一高さに形成し、
    前記中央前側板下縁部及び前記中央後側板下縁部は前記両側の間隔材の間に挿入可能な左右幅を有し、前記中央前側板下縁部及び前記中央後側板下縁部を、前記両側の間隔材の間に挿入した状態で、前記両側の間隔材の上部に、前記左,右側板部の前記載置部たる下縁部が載置可能に構成したことを特徴とする請求項3記載の仮設ガードレール用重ね治具。
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