JP3232232U - Storage room - Google Patents
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Abstract
【課題】専用の部屋を作ることなく、他の居住者に気兼ねせず業務に集中できるワークスペースの確保が簡便に可能となる収納室を提供する。【解決手段】建物内の居室または廊下に面する前壁37に開口部39を有する収納室11であって、開口部39には引戸41が設けられ、収納室11の内壁面には折り畳み机53の天板55が取り付けられ、収納室内部の左右側壁面間とほぼ同一の長さを有する2本のハンガーパイプを備え、左右側壁面には、ハンガーパイプの両端を受ける四対の受け部材71が上方位置に取り付けられ、四対の受け部材71のうち二対(a)、(b)は、収納室内部の後半部分73の後壁面に沿って配置され、四対の受け部材71のうち他の二対(c)、(d)の一方(c)は、収納室内部の後半部分73にオフセットして配置され、四対の受け部材71のうち他の二対の他方(d)は、収納室内部の前半部分77にオフセットしかつ他の二対の一方(c)より低い位置に配置される。【選択図】図3PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a storage room capable of easily securing a workspace in which a work can be concentrated without worrying about other residents without creating a dedicated room. A storage room 11 having an opening 39 in a front wall 37 facing a living room or a corridor in a building, the opening 39 is provided with a sliding door 41, and a folding desk is provided on the inner wall surface of the storage room 11. The top plate 55 of 53 is attached, and two hanger pipes having almost the same length as between the left and right side wall surfaces in the storage chamber are provided, and four pairs of receiving members for receiving both ends of the hanger pipe are provided on the left and right side wall surfaces. 71 is attached to the upper position, and two pairs (a) and (b) of the four pairs of receiving members 71 are arranged along the rear wall surface of the latter half portion 73 of the storage chamber, and the four pairs of receiving members 71. One (c) of the other two pairs (c) and (d) is arranged offset to the latter half 73 of the storage chamber, and the other two pairs (d) of the four pairs of receiving members 71 are arranged. Is offset to the first half 77 of the interior of the storage chamber and is located lower than one (c) of the other two pairs. [Selection diagram] Fig. 3
Description
本考案は、マンションなどの集合住宅の居室内に建て付けて設けられる収納室に関する。本考案の収納室は、リフォームによっても有効に適応される。 The present invention relates to a storage room installed in a living room of an apartment such as an apartment. The storage room of the present invention is also effectively adapted by remodeling.
収納や運搬を容易としたり(特許文献1,2,3,4等参照)、壁面に机天板を折りたたみ自在に設けたりする机(特許文献1等参照)が知られている。例えば特許文献3の机は、少なくとも2枚の脚板をヒンジで結合し、これらを開いた立設状態でその上に天板を載置して使用する。収納状態では、天板を外して脚板を閉じ、机の構成部品が全て平板状になるようにする。また、特許文献5の壁面書斎パネルは、机天板と脚部と収納枠体とからなる壁面書斎パネルにおいて、机天板を構成する平板が回動自在に収納枠体背板に枢支され、この平板の裏面に回動自在に装着された脚部が枠体側板に削設された溝に摺動自在に係合される。
There are known desks that can be easily stored and transported (see Patent Documents 1, 2, 3, 4 and the like), and that a desk top plate is foldably provided on the wall surface (see Patent Document 1 and the like). For example, the desk of Patent Document 3 is used by connecting at least two leg plates with hinges and placing the top plate on the desk in an open standing state. In the stowed state, remove the top plate and close the leg plates so that all the components of the desk are flat. Further, the wall surface study panel of
ところで、一時的でも職場ではなく在宅で業務をこなすために、そのスペースを確保するには工夫が必要である。例えば、リビングの一角に机を置き、ワークスペースを作るなどした場合、業務専用の空間でないことから、集中できないことがある。PC等を用いてテレビ会議などを行う場合、その場所がリビングやダイニングなどの居室空間、共用空間であると、ノイズが入ったり、他の居住者から嫌がられたりもする。また、机を居室に設置するには、そのスペースを確保する必要があり、間仕切り等が必要となる場合もある。そして、業務を終えた際、或いは在宅での業務が不要となった場合には、その机が邪魔になることが多い。机を、上記各特許文献のように折り畳み構造としても、折り畳んで収納するには、そのスペースが必要となる。天板をリビングなどの壁面に折り畳み自在に固定する折り畳み構造の机も提案されているが、固定されることで使い勝手が限られてしまい、上述同様の理由から集中できないことがある。そして、在宅での業務が一時的な場合には、専用の部屋や書斎を作るほどでもない。 By the way, in order to work at home instead of at work, even temporarily, it is necessary to devise ways to secure that space. For example, if you place a desk in a corner of the living room and create a workspace, you may not be able to concentrate because it is not a space dedicated to work. When a video conference or the like is held using a PC or the like, if the place is a living room space such as a living room or a dining room or a common space, noise may be generated or other residents may dislike it. In addition, in order to install a desk in a living room, it is necessary to secure the space, and a partition or the like may be required. The desk often gets in the way when the work is finished or when the work at home is no longer needed. Even if the desk has a foldable structure as in the above patent documents, the space is required to fold and store the desk. A desk with a foldable structure in which the top plate is foldably fixed to the wall surface of a living room or the like has also been proposed, but the fixing limits the usability and may make it impossible to concentrate for the same reason as described above. And if the work at home is temporary, it is not enough to create a dedicated room or study.
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、専用の部屋を作ることなく、他の居住者に気兼ねせず業務に集中できるワークスペースの確保が簡便に可能となる収納室を提供することにある。 The present invention was made in view of the above situation, and the purpose is to provide a storage room that makes it easy to secure a workspace where other residents can concentrate on their work without having to create a dedicated room. To provide.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本考案の請求項1記載の収納室11は、建物内の居室または廊下17に面する前壁37に開口部39を有する収納室11であって、
前記前壁37には前記開口部39を開閉する引戸41が設けられ、
前記収納室11の少なくともいずれか一つの内壁面には折り畳み机53の天板55が連結金具57により取り付けられ、
収納室11内部の左右側壁面51a,51a間とほぼ同一の長さを有するハンガーパイプ63を備え、
左右側壁面51a,51aには、前記ハンガーパイプ63の両端を受ける対となる受け部材71が上方位置に2組取り付けられ、
前記2組の受け部材71のうち一方の1組は、前記収納室11内部の後半部分73の後壁面49aに沿って配置され、
前記2組の受け部材71のうち他方の1組は、前記収納室11内部の略中間位置から前半部分77側に配置されることを特徴とする。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The
The
A
A
Two pairs of receiving
One set of one of the two sets of receiving
The other one of the two sets of receiving
本考案の請求項2記載の収納室11は、請求項1記載の収納室11であって、
前記ハンガーパイプ63が2本で構成され、
前記受け部材71の各組が二対ずつで構成されており、
前記収納室11内部の後半部分73の後壁面49aに沿って配置される前記一方の1組の二対の前記受け部材71(a,b)が、前記後壁面49aに沿って上下に位置するとともに、
前記他方の1組の一方の一対の受け部材71(c)は、前記収納室11内部の中間位置から前記後半部分73にオフセットして配置され、
前記他方の1組の他方の一対の受け部材71(d)は、前記収納室11内部の中間位置から前記前半部分77にオフセットしかつ前記一方の一対の受け部材71(c)より低い位置に配置されることを特徴とする。
The
The
Each set of the
One pair of the two pairs of receiving members 71 (a, b) arranged along the
The pair of receiving members 71 (c) of the other pair are arranged offset from the intermediate position inside the
The other pair of receiving members 71 (d) of the other pair is offset from the intermediate position inside the
この収納室11では、クローゼット93としての使用時には、折り畳み机53の天板55が内壁面に沿って畳まれて仕舞われる。着脱式のハンガーパイプ63は、2本のうち1本が、収納室11内部の中間位置から後半部分73にオフセットして配置された一対の受け部材71(c)に支持される。ハンガーパイプ63は、2本のうち他の1本が、収納室11内部の中間位置から前半部分77にオフセットし、かつ後半部分73のハンガーパイプ63より低い位置で一対の受け部材71(d)に支持される。つまり、2本のハンガーパイプ63,63は、段違いとなり、一番嵩張るハンガー部分が重ならないように配置される。
前後段違いに配置した2本のハンガーパイプ63を配置した収納室11では、前後方向の奥行きを有効に利用して多数の衣服を収納できる。また、前後に2本のハンガーパイプ63が配置されるので、例えば夏物衣服と冬物衣服、スーツとコート等とを前後に分けて収納することもできる。
一方、収納室11は、ワークスペース75としての使用時、衣服が取り出されて、2本のハンガーパイプ63が後半部分73の後壁面49aに沿って配置された上下で二対1組の受け部材71(a,b)に支持される。すなわち、2本のハンガーパイプ63は、後壁面49aに片寄せられる。折り畳み机53は、天板55が折り畳み状態から水平に展開され、ワンタッチで所定位置に設置される。天板55と一方の側壁51との間には椅子95を置く。
これにより、クローゼット93としての収納室11は、収納室内部がワークスペース75となる。ワークスペース75は、引戸41を閉鎖することにより、居室や廊下17から仕切られた閉鎖空間とすることがき、業務に集中できる空間を極めて容易に建物内に作ることができる。ワークスペース75は、クローゼット93との兼用が可能となるので、折り畳み机53の天板55を畳み、椅子95を取り出し若しくは畳み、ハンガーパイプ63を移動すれば、再びクローゼット93への変更が容易に可能となる。
In the
In the
On the other hand, when the
As a result, the
本考案の請求項3記載の収納室11は、請求項1または2に記載の収納室11であって、
前記収納室11の少なくともいずれか一つの内壁面には電源用のコンセント79が設けられ、前記コンセント79は、プラグ挿入口を開閉する開閉カバーを備えることを特徴とする。
The
An
この収納室11では、少なくともいずれか一つの内壁面に電源用のコンセント79が設けられる。これにより、収納室11内部がワークスペース75として使用される際、給電が必要となる機器、例えばPC81やライトスタンド97等を、離れた場所から延長コード等を用いて接続する必要がなく、簡便に駆動することができる。また、コンセント79は、クローゼット93の使用時には、プラグ挿入口が開閉カバーにより覆われる。開閉カバーは、収納室内部がワークスペース75として利用される際には、ワンタッチで移動されてプラグ挿入口が現れる。
In the
本考案の請求項4記載の収納室11は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の収納室11であって、
前記引戸41は、前記前壁37との間に隙間85を有することを特徴とする。
The
The sliding
この収納室11では、引戸41が、前壁37との間に隙間85を有する。収納室11内部は、ワークスペース75としての使用時、引戸41の隙間85から居室や廊下17からの光が漏れ光となって入る。これにより収納室11内での閉塞感を和らげる。引戸41は、例えば2枚引戸とすることにより、より多くの漏れ光を導入することができる。特に、漏れ光は、隙間85からの漏れ光が、引戸41の収納室内部側の面を照らす。漏れ光は、ライトスタンド97やPC81のみを使用した場合のワークスペース75における補助光(間接照明)ともなり得る。
In the
本考案の請求項5記載の収納室11は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の収納室11であって、
前記引戸41には、閉状態をロックする錠83が設けられ、前記錠83は、前記引戸41の収納室11内部側となる面の子供の手の届かない高さに操作部が配置されることを特徴とする。
The
The sliding
この収納室11では、引戸41に、閉状態をロックする錠83が設けられる。錠83は、収納室11内部側となる面に、子供の手の届かない高さで操作部が設けられる。ワークスペース75の利用者は、収納室11内部から操作部を操作して引戸41をロックし、居室や廊下17から引戸41を開けられなくできる。これにより、テレビ会議中等に、子供等により不意に引戸41が開けられる心配がなくなり、業務への集中力を高めることができる。また、操作部が子供の手の届かない高さに配置されているので、例えばクローゼット93としての使用時に、収納室内部に入った子供が、悪戯で引戸41をロックしてしまうことがない。
In the
本考案に係る請求項1記載の収納室によれば、専用の部屋を作ることなく、他の居住者に気兼ねせず業務に集中できるワークスペースの確保が簡便に可能となる。 According to the storage room according to claim 1 according to the present invention, it is possible to easily secure a workspace in which work can be concentrated without worrying about other residents without creating a dedicated room.
本考案に係る請求項2記載の収納室によれば、ワークスペースの確保を行えるとともに、クローゼットとして使用する際には、2本のハンガーパイプが段違いとなり、一番嵩張るハンガー部分が重ならないように配置させることができ、前後段違いに配置した2本のハンガーパイプによって、前後方向の奥行きを有効に利用して多数の衣服を収納することができる。 According to the storage room according to claim 2 according to the present invention, a workspace can be secured, and when used as a closet, the two hanger pipes are staggered so that the bulkiest hanger parts do not overlap. The two hanger pipes can be arranged in a staggered manner in the front and rear stages, so that a large number of clothes can be stored by effectively utilizing the depth in the front and rear direction.
本考案に係る請求項3記載の収納室によれば、ワークスペースとして使用する際の例えばPC、ライトスタンド等の電源をとることができる。また、開閉カバーがあることで、クローゼットとして使用する際の埃の浸入を防止できる。 According to the storage chamber according to claim 3 according to the present invention, it is possible to take power for a PC, a light stand, etc. when used as a workspace. In addition, the presence of the opening / closing cover can prevent dust from entering when used as a closet.
本考案に係る請求項4記載の収納室によれば、ワークスペースとしての使用時に密室感を和らげることができる。 According to the storage room according to claim 4 according to the present invention, the feeling of a closed room can be alleviated when used as a workspace.
本考案に係る請求項5記載の収納室によれば、ワークスペース使用時に子供等の不意な侵入を防ぐことができるとともに、クローゼット使用時に子供が中に入ってロックしてしまう閉じ込めも防止できる。
According to the storage chamber according to
以下、本考案に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態に係る収納室11を備えた集合住宅における部屋構造の一例を表す平面図である。
本実施形態に係る収納室11は、マンション等の集合住宅における一独立居住区画の住宅に好適に用いられる。この他、収納室11は、戸建ての建物内に用いられてもよい。
図例の住宅は、矩形の平面形状を有し、一対の短辺側壁部13の一方の中央に、玄関15が配置される。玄関15には、奥側の短辺側壁部13に向かう廊下17が接続する。廊下17の左方には浴室19、洗面所21が配置される。廊下17を挟み洗面所21の反対側には洋室23が配置される。廊下17は、左右の長辺側壁部25の片方寄りに終端が配置されるリビング・ダイニング27に接続する。リビング・ダイニング27は、カウンタ29を備えたキッチン31を有する。左右の長辺側壁部25の間には、リビング・ダイニング27と隣接して2つの洋室33、洋室35が、廊下17の延在方向に並んで配置される。
Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view showing an example of a room structure in an apartment house including the
The
The house in the illustrated example has a rectangular planar shape, and the
洋室33と洋室35との間には、収納室11が配置される。収納室11は、一方の洋室33に面する前壁37(図3参照)に開口部39を有する。前壁37には、開口部39を開閉する引戸41が設けられている。なお、本実施形態において、収納室11は、洋室33に隣接して配置されるが、廊下17に隣接して配置され、開口部39が廊下17に開口する構成とされてもよい。
A
収納室11は、他方の洋室35に開口する専用クローゼット43と、短辺側壁部13に沿う方向でほぼ二分して配置されている。つまり、収納室11は洋室33より使用が可能となり、専用クローゼット43は洋室35より使用が可能となる。一方の洋室33は、引戸タイプの移動間仕切45によりリビング・ダイニング27と仕切られている。洋室33は、移動間仕切45を開けることにより、リビング・ダイニング27と連続した空間となる。また、他方の洋室35は、吊下型移動間仕切47によりリビング・ダイニング27と仕切られている。洋室35も、吊下型移動間仕切47を開けることにより、リビング・ダイニング27と連続した空間となる。
The
図2(a)は、図1に示した収納室11のクローゼット使用時の平面図、(b)は、その収納室11の正面図である。
収納室11は、平面視において、前壁37と後壁49が左右の側壁51よりも長い横長の矩形状となる。収納室11は、前壁37から後壁面までの奥行きが900mm程度、左右の側壁間が1100mm程度で設定される。天井までの有効高さは、2100mm程度で設定される。
FIG. 2A is a plan view of the
In a plan view, the
収納室11は、少なくともいずれか一つの内壁面、本実施形態では一方の側壁51の側壁面51aに、折り畳み机53の天板55が連結金具57を介して取り付けられている。天板55は、側壁51に沿う辺が長辺となり、長辺が800mm程度、奥行となる短辺が450mm程度の長方形で形成される。使用時の折り畳み机53は、天板55が床面より700mm程度となって水平に支持される。連結金具57は、蝶番59(図4参照)と、棚受金物61とからなる。蝶番59は、天板55の一方の長辺側を水平軸周りで回転自在に側壁51に固定する。棚受金物61は、天板55を水平に支持、または側壁51と平行に折り畳んだ状態で支持する。折り畳み机53は、連結金具57に設けられる棚受金物61により、ワンタッチで水平方向に持ち上げて安定して固定状態とすることができる。また、棚受金物61のロックを解除することにより、側壁51と平行に折り畳め、その状態を維持できるように構成されている。
In the
収納室11は、収納室11内部の左右側壁面51a間とほぼ同一の長さを有する2本のハンガーパイプ63を備える。それぞれのハンガーパイプ63には、ハンガー65を用いて衣服が掛けられる。収納室11の天井には、埋め込み型のダウンライト67が設けられる。また、収納室11には、収納棚69が置かれていてもよい。
The
図3は、図2に示した収納室11の側断面図である。
左右側壁面51a,51aには、2本のハンガーパイプ63の両端を受けるための2組の受け部材71が上方位置に取り付けられている。本実施形態では各組が二対ずつで構成され、四対(a,a、b,b、c,c、d,d)の受け部材71が上方位置に取り付けられている。受け部材71は、四対のうち一方の1組の二対(a,a、b,b)が、収納室11内部の後半部分73の後壁面49aに沿って上下に重なる位置で配置される。収納室11は、ワークスペース75としての使用時に、二対の受け部材71(a,a、b,b)に、2本のハンガーパイプ63が支持される。このハンガーパイプ63には、時計を掛けたり、カレンダーやホワイトボード、絵を掛けたりしてもよい。ワークスペース75は、在宅業務(所謂テレワーク)の他、家事室、軽作業室として利用されてもよい。
FIG. 3 is a side sectional view of the
Two sets of receiving
一方、受け部材71は、四対のうち他方の1組の二対(c,c、d,d)の一方の一対(c、c)が、収納室11内部の中間位置(ほぼダウンライト67の位置)から後半部分73にオフセットして配置される。また、受け部材71は、四対のうち他方の1組の二対の他方の一対(d、d)は、収納室11内部の中間位置から前半部分77にオフセットし、かつ他方の1組の二対の一方の一対(c、c)より低い位置に配置されている。収納室11は、2本のハンガーパイプ63を他方の1組の二対の受け部材71(c,c、d,d)に配置して段違いとすることにより、奥行き900mmに対して奥行き方向にハンガー65を2列で掛けることができ、一番嵩張るハンガー部分が重ならずに空間を有効に使い切ることができる。
On the other hand, in the receiving
収納室11は、少なくともいずれか一つの内壁面に電源用のコンセント79が設けられ、コンセント79は、プラグ挿入口を開閉する開閉カバーを備える。また、コンセント79は、PC81をLAN接続するための接続口が設けられていてもよい。
The
図4(a)は、図1に示した収納室11のワークスペース使用時の平面図、(b)は、その正面図である。
引戸41には、閉状態をロックする錠83が設けられている。錠83は、引戸41の収納室内部側となる面の子供の手の届かない高さ(例えば床から1500mm程度の高さ)に操作部が配置されている。
FIG. 4A is a plan view of the
The sliding
図5は、1枚の引戸41を取り付けた収納室11の平面図である。
引戸41は、敷居レール上を走行するものの他、吊り戸であってもよい。引戸41は、戸袋のない所謂アウトセットタイプを好適に用いることができる。収納室11は、引戸41を開放することにより、収納室内部の空間を洋室33の一部として使用することも可能となる。
FIG. 5 is a plan view of the
The sliding
引戸41は、前壁37との間に隙間85を有する。隙間85は、引戸41の戸先と戸当たりの間、引戸41の戸尻と前壁37との間に設けられる。また、引戸41には、明かり取り窓87が設けられていてもよい。
The sliding
図6は、2枚戸の引戸89を取り付けた収納室11の平面図である。
引戸89は、2枚戸とすることもできる。この場合、引戸同士の召し合わせ部91の隙間85からより多くの漏れ光を収納室11内部へ導入することができる。
FIG. 6 is a plan view of the
The sliding
次に、上記した構成の作用を説明する。 Next, the operation of the above configuration will be described.
本実施形態に係る収納室11では、クローゼット93としての使用時には、折り畳み机53の天板55が内壁面に沿って畳まれて仕舞われる。着脱式のハンガーパイプ63は、2本のうち1本が、収納室内部の中間位置から後半部分73にオフセットして配置された一対の受け部材71に支持される。ハンガーパイプ63は、2本のうち他の1本が、収納室内部の中間位置から前半部分77にオフセットし、かつ後半部分73のハンガーパイプ63より低い位置で一対の受け部材71に支持される。つまり、2本のハンガーパイプ63は、段違いとなり、一番嵩張るハンガー部分が重ならないように配置される。
In the
前後段違いに配置した2本のハンガーパイプ63を備えた収納室11では、前後方向の奥行きを有効に利用して多数の衣服を収納できる。また、前後に2本のハンガーパイプ63が配置されるので、例えば夏物衣服と冬物衣服等とを前後に分けて収納することもできる。
In the
一方、収納室11は、ワークスペース75としての使用時、衣服が取り出されて、2本のハンガーパイプ63が後半部分73の後壁面49aに沿って配置された二対の受け部材71(a、b)に支持される。すなわち、2本のハンガーパイプ63は、後壁面49aに片寄せられる。折り畳み机53は、天板55が折り畳み状態から水平に展開され、ワンタッチで所定位置に設置される。天板55と一方の側壁51との間には椅子95を置く。
On the other hand, when the
これにより、クローゼット93としての収納室11は、収納室内部がワークスペース75となる。ワークスペース75は、引戸41を閉鎖することにより、居室や廊下17から仕切られた閉鎖空間とすることがき、業務に集中できる空間を極めて容易に建物内に作ることができる。ワークスペース75は、クローゼット93との兼用が可能となるので、折り畳み机53の天板55を畳み、椅子95を取り出し若しくは畳み、ハンガーパイプ63を移動すれば、再びクローゼット93への変更が容易に可能となる。
As a result, the
なお、収納室11は、折り畳み机53の天板55を畳まずに、水平状態のままで収納の一部に使用してもよい。この場合、椅子95やライトスタンド97、PC81等を片づけ、各ハンガーパイプ63の位置を付け替えて、ぶら下げ収納と、天板55を使う収納とを併用してもよい。
The
また、この収納室11では、少なくともいずれか一つの内壁面に電源用のコンセント79が設けられる。これにより、収納室内部がワークスペース75として使用される際、給電が必要となる機器(PC81やライトスタンド97等)を、離れた場所から延長コード等を用いて接続する必要がなく、簡便に駆動することができる。また、コンセント79は、クローゼット93の使用時など不要の際には、プラグ挿入口が開閉カバーにより覆われる。開閉カバーは、収納室内部がワークスペース75として利用される際には、ワンタッチで移動されてプラグ挿入口が現れる。その結果、ワークスペース75として使用する際の例えばPC81、ライトスタンド97等の電源をとることができる。また、開閉カバーがあることで、クローゼット93として使用する際の埃の浸入を防止できる。
Further, in the
また、この収納室11では、引戸41が、前壁37との間に隙間85を有する。収納室内部は、ワークスペース75としての使用時、引戸41の隙間85から居室や廊下17からの光が漏れ光となって入る。引戸41は、例えば2枚戸の引戸89とすることにより、より多くの漏れ光を導入することができる。特に、漏れ光は、隙間85からの漏れ光が、引戸41の収納室内部側の面を照らす。漏れ光は、ライトスタンド97やPC81のみを使用した場合のワークスペース75における補助光(間接照明)ともなり得る。その結果、ワークスペース75としての使用時に閉塞感や密室感を和らげることができる。
Further, in the
さらに、この収納室11では、引戸41に、閉状態をロックする錠83が設けられる。錠83は、収納室11内部側となる面に、子供の手の届かない高さで操作部が設けられる。ワークスペース75の利用者は、収納室11内部から操作部を操作して引戸41をロックし、居室や廊下17から引戸41を開けられなくできる。これにより、テレビ会議中等に、子供等により不意に引戸41が開けられる心配がなくなり、業務への集中力を高めることができる。また、操作部が子供の手の届かない高さに配置されているので、例えばクローゼット93としての使用時に、収納室11内部に入った子供が、悪戯で引戸41をロックしてしまうことがない。その結果、ワークスペース使用時に子供等の不意な侵入を防ぐことができるとともに、クローゼット使用時に子供が中に入ってロックしてしまう閉じ込めも防止できる。
Further, in the
従って、本実施形態に係る収納室11によれば、専用の部屋を作ることなく、他の居住者に気兼ねせず業務に集中できるワークスペース75の確保が簡便に可能となる。
Therefore, according to the
11…収納室
17…廊下
37…前壁
39…開口部
41…引戸
53…折り畳み机
55…天板
57…連結金具
63…ハンガーパイプ
71…受け部材
73…後半部分
77…前半部分
79…コンセント
83…錠
85…隙間
11 ...
Claims (5)
前記前壁には前記開口部を開閉する引戸が設けられ、
前記収納室の少なくともいずれか一つの内壁面には折り畳み机の天板が連結金具により取り付けられ、
収納室内部の左右側壁面間とほぼ同一の長さを有するハンガーパイプを備え、
左右側壁面には、前記ハンガーパイプの両端を受ける対となる受け部材が上方位置に2組取り付けられ、
前記2組の受け部材のうち一方の1組は、前記収納室内部の後半部分の後壁面に沿って配置され、
前記2組の受け部材のうち他方の1組は、前記収納室内部の略中間位置から前半部分側に配置されることを特徴とする収納室。 A storage room with an opening in the front wall facing the living room or corridor in the building.
The front wall is provided with a sliding door that opens and closes the opening.
A top plate of a folding desk is attached to the inner wall surface of at least one of the storage chambers by connecting metal fittings.
Equipped with a hanger pipe that has almost the same length as the space between the left and right side walls inside the storage room.
On the left and right side wall surfaces, two pairs of receiving members that receive both ends of the hanger pipe are attached at the upper position.
One set of one of the two sets of receiving members is arranged along the rear wall surface of the latter half of the storage chamber.
The storage chamber is characterized in that the other one of the two sets of receiving members is arranged from a substantially intermediate position of the storage chamber portion to the front half portion side.
前記ハンガーパイプが2本で構成され、
前記受け部材の各組が二対ずつで構成されており、
前記収納室内部の後半部分の後壁面に沿って配置される前記一方の1組の二対の前記受け部材が、前記後壁面に沿って上下に位置するとともに、
前記他方の1組の一方の一対の受け部材は、前記収納室内部の中間位置から前記後半部分にオフセットして配置され、
前記他方の1組の他方の一対の受け部材は、前記収納室内部の中間位置から前記前半部分にオフセットしかつ前記一方の一対の受け部材より低い位置に配置されることを特徴とする収納室。 The storage room according to claim 1.
The hanger pipe is composed of two pieces.
Each set of the receiving members is composed of two pairs.
A pair of two pairs of receiving members arranged along the rear wall surface of the latter half of the storage chamber are located up and down along the rear wall surface, and
The pair of receiving members of the other pair are offset from the intermediate position in the storage chamber to the latter half.
The storage chamber is characterized in that the other pair of receiving members of the other pair is offset from the intermediate position of the storage chamber portion to the front half portion and is arranged at a position lower than the one pair of receiving members. ..
前記収納室の少なくともいずれか一つの内壁面には電源用のコンセントが設けられ、
前記コンセントは、プラグ挿入口を開閉する開閉カバーを備えることを特徴とする収納室。 The storage room according to claim 1 or 2.
An outlet for power supply is provided on the inner wall surface of at least one of the storage chambers.
The outlet is a storage chamber provided with an opening / closing cover for opening / closing a plug insertion port.
前記引戸は、前記前壁との間に隙間を有することを特徴とする収納室。 The storage room according to any one of claims 1 to 3.
The sliding door is a storage chamber characterized by having a gap between the sliding door and the front wall.
前記引戸には、閉状態をロックする錠が設けられ、
前記錠は、前記引戸の収納室内部側となる面の子供の手の届かない高さに操作部が配置されることを特徴とする収納室。 The storage room according to any one of claims 1 to 4.
The sliding door is provided with a lock that locks the closed state.
The lock is a storage chamber characterized in that the operation unit is arranged at a height that is out of the reach of children on the surface of the sliding door that is on the side of the storage chamber.
Priority Applications (1)
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JP2021000708U JP3232232U (en) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | Storage room |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP3232232U true JP3232232U (en) | 2021-06-03 |
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ID=76081738
Family Applications (1)
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JP2021000708U Active JP3232232U (en) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | Storage room |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3232232U (en) |
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2021
- 2021-03-03 JP JP2021000708U patent/JP3232232U/en active Active
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