JP3232186B2 - 蝶番の取り付け構造及び取り付け方法 - Google Patents
蝶番の取り付け構造及び取り付け方法Info
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- JP3232186B2 JP3232186B2 JP01846694A JP1846694A JP3232186B2 JP 3232186 B2 JP3232186 B2 JP 3232186B2 JP 01846694 A JP01846694 A JP 01846694A JP 1846694 A JP1846694 A JP 1846694A JP 3232186 B2 JP3232186 B2 JP 3232186B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、扉パネルに蝶番を取り
付けるの用いる構造及び取り付け方法に関するものであ
る。
付けるの用いる構造及び取り付け方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に図３に示すようにキャビネット１
の前面開口に扉パネル２を開閉自在に取り付ける場合、
蝶番３にてキャビネット１に扉パネル２を開閉自在に取
り付けられる。蝶番３は図４に示すように蝶番本体３ａ
の一端がわに設けた嵌合部４を扉パネル２の側端がわの
裏面の嵌合凹所にはめ込んで取り付け、蝶番３の蝶番台
座３ｂをキャビネット１の側板の内面に取着し、蝶番台
座３ｂに蝶番本体３ａの他端を連結してある。そして従
来、蝶番本体３ａの嵌合部４を嵌合凹所５にはめ込んで
取り付けるとき、図４（ｂ）に示すようにネジ６の螺入
にて取り付けてある。
の前面開口に扉パネル２を開閉自在に取り付ける場合、
蝶番３にてキャビネット１に扉パネル２を開閉自在に取
り付けられる。蝶番３は図４に示すように蝶番本体３ａ
の一端がわに設けた嵌合部４を扉パネル２の側端がわの
裏面の嵌合凹所にはめ込んで取り付け、蝶番３の蝶番台
座３ｂをキャビネット１の側板の内面に取着し、蝶番台
座３ｂに蝶番本体３ａの他端を連結してある。そして従
来、蝶番本体３ａの嵌合部４を嵌合凹所５にはめ込んで
取り付けるとき、図４（ｂ）に示すようにネジ６の螺入
にて取り付けてある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる従来例に
あっては、蝶番本体３ａを扉パネル２に取り付けるため
にはネジ６の螺入による固定を必要とし、生産性が悪い
という問題があった。本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、本発明の目的とするところはネジ止
めを不要にして生産性を向上できる蝶番の取り付け構造
及び取り付け方法を提供するにある。
あっては、蝶番本体３ａを扉パネル２に取り付けるため
にはネジ６の螺入による固定を必要とし、生産性が悪い
という問題があった。本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、本発明の目的とするところはネジ止
めを不要にして生産性を向上できる蝶番の取り付け構造
及び取り付け方法を提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明蝶番の取り付け構造は、扉パネル２の側端がわの
裏面に複数個の嵌合凹所５を長手方向に間隔を隔てて設
けると共に隣り合う嵌合凹所５をバイパス溝７にて連通
させ、複数個の蝶番３の一端がわに設けた嵌合部４を嵌
合凹所５に嵌合し、嵌合凹所５と嵌合部４との間の隙間
Ｓ及びバイパス溝７に樹脂部６を充填して複数個の蝶番
３の嵌合部４を嵌合凹所５に固定して成ることを特徴と
する。
本発明蝶番の取り付け構造は、扉パネル２の側端がわの
裏面に複数個の嵌合凹所５を長手方向に間隔を隔てて設
けると共に隣り合う嵌合凹所５をバイパス溝７にて連通
させ、複数個の蝶番３の一端がわに設けた嵌合部４を嵌
合凹所５に嵌合し、嵌合凹所５と嵌合部４との間の隙間
Ｓ及びバイパス溝７に樹脂部６を充填して複数個の蝶番
３の嵌合部４を嵌合凹所５に固定して成ることを特徴と
する。
【０００５】
【０００６】また本発明蝶番の取り付け方法は、扉パネ
ル２の側端がわの裏面に複数個の嵌合凹所５を長手方向
に間隔を隔てて穿設すると共に隣り合う嵌合凹所５を連
通させるバイパス溝７を穿設し、複数個の蝶番３の一端
がわに設けた嵌合部４を夫々嵌合凹所５に嵌合し、この
状態で注入口８から樹脂を注入すると共にバイパス溝７
を介して複数個の嵌合凹所５と嵌合部４との間の隙間Ｓ
に樹脂を充填し、樹脂を硬化させて樹脂部６にて複数個
の蝶番３の嵌合部４を嵌合凹所５に固定することを特徴
とするものである。
ル２の側端がわの裏面に複数個の嵌合凹所５を長手方向
に間隔を隔てて穿設すると共に隣り合う嵌合凹所５を連
通させるバイパス溝７を穿設し、複数個の蝶番３の一端
がわに設けた嵌合部４を夫々嵌合凹所５に嵌合し、この
状態で注入口８から樹脂を注入すると共にバイパス溝７
を介して複数個の嵌合凹所５と嵌合部４との間の隙間Ｓ
に樹脂を充填し、樹脂を硬化させて樹脂部６にて複数個
の蝶番３の嵌合部４を嵌合凹所５に固定することを特徴
とするものである。
【０００７】
【作用】上記のように構成すれば、扉パネル２の複数個
の嵌合凹所５に夫々蝶番３の嵌合部４を嵌合し、注入口
８から樹脂を注入し、嵌合凹所５と嵌合部４との間の隙
間Ｓに樹脂を注入すると共にバイパス溝７を介して複数
個の嵌合凹所５と嵌合部４との間に樹脂を注入し、樹脂
部６で嵌合部４を嵌合凹所５に一体化することにより、
扉パネル２に複数個の蝶番３を同時に簡単に取り付ける
ことができる。
の嵌合凹所５に夫々蝶番３の嵌合部４を嵌合し、注入口
８から樹脂を注入し、嵌合凹所５と嵌合部４との間の隙
間Ｓに樹脂を注入すると共にバイパス溝７を介して複数
個の嵌合凹所５と嵌合部４との間に樹脂を注入し、樹脂
部６で嵌合部４を嵌合凹所５に一体化することにより、
扉パネル２に複数個の蝶番３を同時に簡単に取り付ける
ことができる。
【０００８】
【０００９】
【実施例】扉パネル２の側端の裏面には図２に示すよう
に円形の嵌合凹所５を適当な間隔を隔てて長手方向に複
数個穿設してあり、この複数個の嵌合凹所５間には隣り
合う嵌合凹所５を連通させるようにバイパス溝７を穿設
してある。本実施例の場合、両端の位置する嵌合凹所５
と扉パネル２の端縁との間にもバイパス溝７を穿設して
ある。蝶番３の蝶番本体３ａの一端には上記嵌合凹所５
よりやや径の小さい円形の嵌合部４を設けてある。複数
個の蝶番３は各嵌合凹所５に対応する位置に配置され、
各蝶番３の蝶番本体３ａの嵌合部４が嵌合凹所５に嵌合
され、嵌合部４と嵌合凹所５との間の隙間Ｓに樹脂が充
填される。樹脂は注入口８から注入され、バイパス溝７
を介して複数個の嵌合部４と嵌合凹所５との間の隙間Ｓ
に充填され、樹脂が硬化することにより、嵌合部４と嵌
合凹所５とが一体化されて扉パネル２に蝶番３が取り付
けられる。上記のように蝶番３を取り付けるとき、例え
ば扉パネル２の複数個の嵌合凹所５に蝶番３の蝶番本体
３ａの嵌合部４を嵌合した状態で、金型にセットし、樹
脂を注入することにより一体化される。上記のように扉
パネル２に複数個の蝶番３を同時に取り付けられるよう
にすると、生産性が大幅に向上される。
に円形の嵌合凹所５を適当な間隔を隔てて長手方向に複
数個穿設してあり、この複数個の嵌合凹所５間には隣り
合う嵌合凹所５を連通させるようにバイパス溝７を穿設
してある。本実施例の場合、両端の位置する嵌合凹所５
と扉パネル２の端縁との間にもバイパス溝７を穿設して
ある。蝶番３の蝶番本体３ａの一端には上記嵌合凹所５
よりやや径の小さい円形の嵌合部４を設けてある。複数
個の蝶番３は各嵌合凹所５に対応する位置に配置され、
各蝶番３の蝶番本体３ａの嵌合部４が嵌合凹所５に嵌合
され、嵌合部４と嵌合凹所５との間の隙間Ｓに樹脂が充
填される。樹脂は注入口８から注入され、バイパス溝７
を介して複数個の嵌合部４と嵌合凹所５との間の隙間Ｓ
に充填され、樹脂が硬化することにより、嵌合部４と嵌
合凹所５とが一体化されて扉パネル２に蝶番３が取り付
けられる。上記のように蝶番３を取り付けるとき、例え
ば扉パネル２の複数個の嵌合凹所５に蝶番３の蝶番本体
３ａの嵌合部４を嵌合した状態で、金型にセットし、樹
脂を注入することにより一体化される。上記のように扉
パネル２に複数個の蝶番３を同時に取り付けられるよう
にすると、生産性が大幅に向上される。
【００１０】
【００１１】
【発明の効果】本発明は叙述のように扉パネルの複数個
の嵌合凹所に夫々蝶番の嵌合部を嵌合し、注入口から樹
脂を注入し、嵌合凹所と嵌合部との間の隙間に樹脂を注
入すると共にバイパス溝を介して複数個の嵌合凹所と嵌
合部との間に樹脂を注入し、樹脂部で嵌合部を嵌合凹所
に一体化することができるものであって、扉パネルに複
数個の蝶番を同時に簡単に取り付けることができて生産
性を向上できるものである。
の嵌合凹所に夫々蝶番の嵌合部を嵌合し、注入口から樹
脂を注入し、嵌合凹所と嵌合部との間の隙間に樹脂を注
入すると共にバイパス溝を介して複数個の嵌合凹所と嵌
合部との間に樹脂を注入し、樹脂部で嵌合部を嵌合凹所
に一体化することができるものであって、扉パネルに複
数個の蝶番を同時に簡単に取り付けることができて生産
性を向上できるものである。
【００１２】
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】同上の扉パネルの背面図である。
【図３】キャビネットに扉パネルを取り付ける状態を説
明する斜視図である。
明する斜視図である。
【図４】従来の扉パネルへの蝶番の取り付け状態を示
し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部の断面図である。
し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部の断面図である。
２ 扉パネル ３ 蝶番 ４ 嵌合部 ５ 嵌合凹所 ６ 樹脂部 ７ バイパス溝 ８ 注入口 Ｓ 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−24869（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭53−35688（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E05D 7/00
Claims (2)
- 【請求項１】 扉パネルの側端がわの裏面に複数個の嵌
合凹所を長手方向に間隔を隔てて設けると共に隣り合う
嵌合凹所をバイパス溝にて連通させ、複数個の蝶番の一
端がわに設けた嵌合部を嵌合凹所に嵌合し、嵌合凹所と
嵌合部との間の隙間及びバイパス溝に樹脂部を充填して
複数個の蝶番の嵌合部を嵌合凹所に固定して成ることを
特徴とする蝶番の取り付け構造。 - 【請求項２】 扉パネルの側端がわの裏面に複数個の嵌
合凹所を長手方向に間隔を隔てて穿設すると共に隣り合
う嵌合凹所を連通させるバイパス溝を穿設し、複数個の
蝶番の一端がわに設けた嵌合部を夫々嵌合凹所に嵌合
し、この状態で注入口から樹脂を注入すると共にバイパ
ス溝を介して複数個の嵌合凹所と嵌合部との間の隙間に
樹脂を充填し、樹脂を硬化させて樹脂部にて複数個の蝶
番の嵌合部を嵌合凹所に固定することを特徴とする蝶番
の取り付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01846694A JP3232186B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 蝶番の取り付け構造及び取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01846694A JP3232186B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 蝶番の取り付け構造及び取り付け方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224568A JPH07224568A (ja) | 1995-08-22 |
| JP3232186B2 true JP3232186B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=11972423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01846694A Expired - Fee Related JP3232186B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 蝶番の取り付け構造及び取り付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3232186B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE41589E1 (en) | 1993-09-08 | 2010-08-24 | Renesas Technology Corp. | Memory system performing fast access to a memory location by omitting the transfer of a redundant address |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP01846694A patent/JP3232186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE41589E1 (en) | 1993-09-08 | 2010-08-24 | Renesas Technology Corp. | Memory system performing fast access to a memory location by omitting the transfer of a redundant address |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07224568A (ja) | 1995-08-22 |
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