JP3232133B2 - 主軸装置 - Google Patents

主軸装置

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JP3232133B2
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史朗 村井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械の主軸装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の主軸装置においては、
主軸ヘッドに主軸が回転可能に支持され、主軸の先端の
保持穴には工具ホルダが着脱可能に装着され、主軸内に
はクランプロッドが進退移動可能に挿通支持されてい
る。そして、主軸内には重ね皿バネが設けられ、通常は
この皿バネによりクランプロッドがクランプ方向に移動
付勢されて、工具ホルダがクランプされる。また、クラ
ンプロッドが皿バネの付勢力に抗して移動されたとき、
工具ホルダがアンクランプされるようになっている。
【0003】ところが、近年では軸受や潤滑手段の改良
により、主軸の回転速度が高速化されているが、前記の
ように主軸内にアンバランス状態を生じやすい重ね皿バ
ネが設けられていると、皿バネのアンバランス状態によ
り、主軸の高速回転時に振動が発生しやすくなる。この
ため、主軸の回転速度の上限が振動を発生しない範囲に
制限されるという問題があった。
【0004】このような問題点を解消するため、前記重
ね皿バネに代えて、主軸の基端部にシリンダを設け、こ
のシリンダ内のピストンによりクランプロッドを進退移
動させて、工具ホルダをクランプ及びアンクランプする
ことが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成した場合、シリンダに対する圧力流体の供給が
停止したり、圧力流体の圧力が低下したりすると、工具
ホルダのクランプに必要なクランプ力をシリンダによっ
て確保できなくなる。このため、工具ホルダが主軸の保
持穴から外れてしまい、特に高速回転時には、この工具
ホルダの脱落が重大な事故に繋がるという問題があっ
た。
【0006】また、従来の主軸装置においては、駆動用
モータのモータ軸が軸継手を介して主軸の基端に連結さ
れていた。このため、前記のように重ね皿バネを省略し
て、そのアンバランス状態による振動の発生を抑制して
も、駆動用モータの高速回転時の振動が、モータ軸から
軸継手を介して主軸に直接伝達され、高い回転精度を得
ることができないという問題があった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、主軸の高速回転時の振動を抑制して、
高い回転精度を確保することができると共に、工具ホル
ダを主軸にクランプするためのシリンダの圧力が低下あ
るいはゼロになった場合でも、工具ホルダが主軸から外
れることがなく、工具ホルダの脱落で重大な事故を招く
おそれを未然に防止することができる主軸装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、主軸ヘッドに主軸を
回転可能に支持すると共に、駆動用モータのモータ軸を
主軸の基端に連結し、主軸の先端の保持穴には工具ホル
ダを着脱可能に装着し、主軸内には工具ホルダをクラン
プ及びアンクランプするためのクランプロッドを進退移
動可能に挿通してなる主軸装置において、前記主軸の基
端には工具ホルダをクランプするクランプ用シリンダを
設け、クランプロッドの基端にはクランプ用シリンダ内
に収容されるピストンを設け、クランプ用シリンダとピ
ストンとの間には主軸の回転時の遠心力によって変位移
動する係止体を備えることで前記クランプロッドがアン
クランプ方向へ移動するのを防止するアンクランプ防止
機構を設け、前記主軸とモータ軸とは圧力流体を介して
回転力を伝達する静圧カップリングを介して連結された
ものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、前記主
軸ヘッド内にはシリンダ及び静圧カップリングに圧力流
体を分岐供給するための流体供給路を設けたものであ
る。
【0010】
【作用】上記のように構成された主軸装置において、主
軸の保持穴に工具ホルダが装着された状態で、シリンダ
内に圧力流体が供給されると、クランプロッドがクラン
プ方向に移動されて、工具ホルダが主軸にクランプされ
る。この状態で駆動用モータが回転されると、静圧カッ
プリングを介して主軸が回転駆動され、工具ホルダが高
速回転される。このとき、アンクランプ防止機構の例え
ば係止体が遠心力によりピストンとシリンダとの間に位
置される。
【0011】このため、圧力流体の供給装置が停止した
り、圧力流体の配管系で漏れが発生したりして、シリン
ダの圧力が低下あるいはゼロになった場合でも、工具ホ
ルダが主軸から外れることはなく、工具ホルダの脱落で
重大な事故を招くおそれを未然に防止することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明を具体化した主軸装置の一実
施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図2に示すように、主軸ヘッド1は中空筒
状に形成され、その内部には円筒状の主軸2が複数の軸
受3を介して回転可能に支持されている。テーパ状の保
持穴4は主軸2の先端に形成され、この保持穴4には工
具ホルダ5が着脱可能に装着される。駆動用モータ6は
主軸ヘッド1上に装設され、モータケーシング7、ステ
ータ8、ロータ9及びモータ軸10から構成されてる。
静圧カップリング11はモータ軸10と主軸2との対向
端部間に設けられ、モータ軸10の回転がこの静圧カッ
プリング11を介して主軸2に伝達される。
【0014】クランプロッド12は主軸2内に進退移動
可能に挿通支持され、その先端と工具ホルダ5との間に
はプルスタッド式のクランプ機構13が設けられてい
る。このクランプ機構13は、クランプロッド12の支
持孔に収容された複数のクランプボール14と、そのク
ランプボール14と係合するように工具ホルダ5の基端
に設けられたプルスタッド15を有している。
【0015】そして、このクランプ機構13のクランプ
ボール14がプルスタッド15に係合した状態で、クラ
ンプロッド12がクランプ方向の図示上方へ引かれるこ
とにより、工具ホルダ5が主軸2の保持穴4に装着され
た状態でクランプされる。又、クランプロッド12がア
ンクランプ方向の図示下方へ移動されることにより、ク
ランプボール14がプルスタッド15から離脱して、工
具ホルダ5がクランプ状態から解除される。
【0016】図1〜図5に示すように、クランプ用シリ
ンダ16は前記主軸2の基端に一体に形成され、その上
面が開口されている。クランプ用ピストン17はシリン
ダ16内に収容されるようにクランプロッド12の基端
に一体に形成され、その中心にはガイド孔18が形成さ
れている。ガイドロッド19はモータ軸10の下端に突
設され、クランプロッド12のガイド孔18内に相対移
動可能に嵌挿されている。
【0017】図1〜図3に示すように、流体供給路20
は前記モータ軸10及びガイドロッド19の中心に貫通
形成されている。分岐供給路21はクランプロッド12
に形成され、流体供給路20に連通されている。流体供
給口体22はモータケーシング7の上部に取り付けら
れ、その一端がモータ軸10の流体供給路20に連結さ
れている。そして、図示しない圧力流体の供給装置か
ら、この流体供給口体22を介して流体供給路20にエ
アまたはオイル等の圧力流体が供給されたとき、その圧
力流体が分岐供給路21を通してクランプ用シリンダ1
6内の圧力室23に導入される。これにより、クランプ
用ピストン17が押し上げられて、クランプロッド12
がクランプ方向に移動付勢される。
【0018】図1及び図4に示すように、一対の縦溝2
4は前記クランプ用シリンダ16の内周面に等間隔をお
いて形成され、軸線方向へ平行に延びるとともに、底面
が斜状をなしている。一対の横溝25はクランプ用ピス
トン17の外周面に等間隔をおいて斜状に形成され、そ
の外端が縦溝24に連結されている。一対の球体よりな
る係止体26は両溝24,25内に半径方向へ移動可能
に収容され、駆動用モータ6により主軸2が高速回転さ
れるとき、この係止体26が溝24,25に沿って半径
方向の外方に変位移動される。この両溝24,25及び
係止体26によりアンクランプ防止機構が構成されてい
る。
【0019】一対のストップネジ27は前記クランプロ
ッド12に調節可能に螺合され、その先端が縦溝24内
に突出係合することにより、ピストン17がシリンダ1
6に対して回り止めされている。そして、前記のように
主軸2の回転に伴い、係止体26が溝24,25の外端
に移動されたとき、このストップネジ27の先端が調節
設定された所定間隙をおいて係止体26に近接対応する
ようになっている。そのため、圧力流体の供給装置が停
止したり、圧力流体の配管系で漏れが発生したりして、
シリンダ16の内部圧力が低下あるいはゼロになった場
合でも、この係止体26とストップネジ27との係合に
より、クランプロッド12のアンクランプ方向への移動
が規制される。
【0020】図1〜図5に示すように、前記静圧カップ
リング11の凹部28は主軸2の基端においてクランプ
用ピストン17の端面に形成され、縦溝24と直交する
位置で半径方向に延びている。凸部29は半径方向へ延
びるようにナット30によりモータ軸10の下端に取り
付けられ、凹部28内に所定間隙をおいて嵌合されてい
る。静圧軸受31は凹部28と凸部29との対向する4
つの合わせ面に設けられ、この静圧軸受31と連通する
ように凸部29内には分岐供給路32が形成されてい
る。そして、前記流体供給路20から分岐供給路32を
介して静圧軸受31に圧力流体が供給され、静圧軸受3
1部分の圧力流体の層を介してモータ軸10から主軸2
に回転力が伝達される。
【0021】前記凸部29を嵌合するためにクランプ用
ピストン17の端面に形成された凹所33の両側におい
てピストン17の端面には一対のほぼ半月状の被押圧部
34が形成されている。アンクランプ用シリンダ35は
クランプ用シリンダ16の外側に位置するように、区画
体36により主軸ヘッド1内に形成されている。アンク
ランプ用ピストン37はアンクランプ用シリンダ35内
に移動可能に収容され、その上端にはクランプ用ピスト
ン17の被押圧部34に係合可能に対応する一対の押圧
片38が設けられている。
【0022】第1供給口39は前記主軸ヘッド1及び区
画体36に形成され、アンクランプ用シリンダ35内の
下部圧力室40に連通されている。そして、この第1供
給口39から下部圧力室40に圧力流体が供給されるこ
とにより、通常はアンクランプ用ピストン37が押し上
げられて、押圧片38が被押圧部34から離間した位置
に保持されている。第2供給口41はモータケーシング
7に形成され、アンクランプ用シリンダ35内の上部圧
力室42に連通されている。そして、主軸2が停止され
た状態で、この第2供給口41から上部圧力室42に圧
力流体が供給されることにより、アンクランプ用ピスト
ン37が押し下げられる。これにより、押圧片38が被
押圧部34に係合して、クランプロッド12がアンクラ
ンプ方向に移動される。
【0023】図2及び図3に示すように、磁石よりなる
一対の被検出体43は前記モータ軸10の下端外周に等
間隔をおいて取り付けられている。磁気センサ44はモ
ータケーシング7内に配設され、被検出体43に近接対
応している。そして、駆動用モータ6が停止されると
き、この磁気センサ44による被検出体43の検出に基
づいて、クランプ用ピストン17上の被押圧部34が押
圧片38と対応した位置で、主軸2の回転が停止される
ようになっている。
【0024】次に、前記のように構成された主軸装置に
ついて動作を説明する。さて、主軸2の保持穴4に工具
ホルダ5が装着された状態で、図示しない供給装置から
流体供給口体22を通して流体供給路20に圧力流体が
供給されると、その圧力流体は分岐供給路21を介して
クランプ用シリンダ16の圧力室23に導入される。そ
れにより、クランプ用ピストン17が押し上げられて、
クランプロッド12がクランプ方向の上方に移動され、
クランプ機構13により工具ホルダ5が主軸2にクラン
プされる。また、前記流体供給路20内の圧力流体は分
岐供給路32を介して静圧カップリング11の静圧軸受
31にも導入される。加えて、アンクランプ用シリンダ
35の下部圧力室40に圧力流体が供給されて、アンク
ランプ用ピストン37はその押圧片38が被押圧部材3
4から離間する方向に移動される。
【0025】この状態で駆動用モータ6が回転される
と、静圧カップリング11の静圧軸受31を介して主軸
2が回転駆動され、工具ホルダ5が高速回転される。こ
のとき、係止体26が遠心力によりクランプ用ピストン
17とシリンダ16との間で、溝24,25に沿って半
径方向の外方に変位移動され、ストップネジ27の先端
に所定間隙をおいて近接対応する。そのため、圧力流体
の供給装置が停止したり、圧力流体の配管系で漏れが発
生したりして、シリンダ16の内部圧力が低下あるいは
ゼロになった場合でも、この係止体26とストップネジ
27との係合により、クランプロッド12のアンクラン
プ方向への移動が規制される。従って、工具ホルダ5が
主軸2の保持穴4から外れることはなく、工具ホルダ5
の脱落で重大な事故を招くおそれを未然に防止すること
ができる。
【0026】また、工具ホルダ5の回転により所定の加
工が行われた後、工具ホルダ5を交換する場合には、駆
動用モータ6の回転が停止されると共に、流体供給路2
0への圧力流体の供給が停止される。このとき、磁気セ
ンサ44による被検出体43の検出に基づいて、クラン
プ用ピストン17上の被押圧部34が押圧片38と対応
した位置で、主軸2の回転が停止される。そして、この
状態で第2供給口41からアンクランプ用シリンダ35
の上部圧力室42に圧力流体が供給されて、アンクラン
プ用ピストン37が押し下げられる。これにより、押圧
片38が被押圧部34に係合して、クランプロッド12
がアンクランプ方向の下方に移動され、工具ホルダ5が
クランプ機構13によるクランプ状態から解除される。
【0027】また、この実施例の主軸装置においては、
クランプロッド12をクランプ方向に移動させるための
手段として、重ね皿バネを使用することなく、クランプ
用シリンダ16及びピストン17を設けている。そのた
め、主軸2の高速回転時に、皿バネのアンバランス状態
により、振動が発生するおそれはない。さらに、この実
施例の主軸装置では、静圧カップリング11の静圧軸受
31を介して、駆動用モータ6のモータ軸10から主軸
2に回転力が伝達されるようになっている。そのため、
駆動用モータ6の高速回転時の振動が、モータ軸10か
ら主軸2に直接伝達されることはなく、前記の振動抑制
効果と相俟って、高い回転精度を得ることができる。
【0028】しかも、この実施例の主軸装置において
は、モータ軸10及びガイドロッド19の中心に1つの
流体供給路20が設けられ、その流体供給路20に供給
される圧力流体が、分岐供給路21,32を通してクラ
ンプ用シリンダ16及び静圧軸受31へ導入されるよう
になっている。従って、このシリンダ16及び静圧軸受
31への圧力流体の供給構成を簡素化することができ
る。
【0029】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように変更して具体化することも可能であ
る。 (1)クランプ用シリンダ16を主軸2と一体に形成す
ることなく別体に形成して、主軸2の基端に固定するこ
と。 (2)クランプ用ピストン17をクランプロッド12と
一体に形成することなく別体に形成して、クランプロッ
ド12の基端に固定すること。 (3)前記実施例とは逆に、静圧カップリング11の凹
部28をモータ軸10側に設け、凸部29を主軸2側に
設けること。 (4)工具ホルダ5のクランプ機構13として、前記実
施例のプルスタッド式に代えてコレットチャック式を使
用すること。 (5)この発明を前記実施例の縦型(垂直型)主軸装置
のほかに、横型(水平型)主軸装置に具体化すること。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような優れた効果を奏する。
【0031】請求項1に記載の発明では、主軸の高速回
転時の振動を抑制して、高い回転精度を確保することが
できると共に、工具ホルダを主軸にクランプするための
シリンダの圧力が低下あるいはゼロになった場合でも、
工具ホルダが主軸から外れることがなく、工具ホルダの
脱落で重大な事故を招くおそれを未然に防止することが
できる。
【0032】また、請求項2に記載の発明では、シリン
ダ及び静圧軸受への圧力流体の供給構成を簡素化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した主軸装置の一実施例を示
すもので、図3のA−A線における部分断面図である。
【図2】その主軸装置の全体を示す縦断面図である。
【図3】同じく主軸装置の一部を拡大して示す部分断面
図である。
【図4】図3のB−B線における部分断面図である。
【図5】シリンダやピストン等の主要構成部分を分解し
て示す斜視図である。
【符号の説明】
1…主軸ヘッド、2…主軸、4…保持穴、5…工具ホル
ダ、6…駆動用モータ、10…モータ軸、11…静圧カ
ップリング、12…クランプロッド、13…クランプ機
構、16…クランプ用シリンダ、17…クランプ用ピス
トン、20…流体供給路、21…分岐供給路、24…縦
溝、25…横溝、26…係止体、27…ストップネジ、
28…凹部、29…凸部、31…静圧軸受、32…分岐
供給路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸ヘッドに主軸を回転可能に支持する
    と共に、駆動用モータのモータ軸を主軸の基端に連結
    し、主軸の先端の保持穴には工具ホルダを着脱可能に装
    着し、主軸内には工具ホルダをクランプ及びアンクラン
    プするためのクランプロッドを進退移動可能に挿通して
    なる主軸装置において、 前記主軸の基端には工具ホルダをクランプするクランプ
    シリンダを設け、クランプロッドの基端にはクランプ
    シリンダ内に収容されるピストンを設け、クランプ用
    シリンダとピストンとの間には主軸の回転時の遠心力に
    よって変位移動する係止体を備えることで前記クランプ
    ロッドがアンクランプ方向へ移動するのを防止するアン
    クランプ防止機構を設け、前記主軸とモータ軸とは圧力
    流体を介して回転力を伝達する静圧カップリングを介し
    て連結されたことを特徴とする主軸装置。
  2. 【請求項2】 前記主軸ヘッド内にはシリンダ及び静圧
    カップリングに圧力流体を分岐供給するための流体供給
    路を設けたことを特徴とする請求項1の主軸装置。
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