JP3231976U - ボトルホルダー - Google Patents

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怜史 米川
怜史 米川
長谷川 聡
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Abstract

【課題】 底受部の強度を充分に優れたものとしながら、例えば水場であっても、衛生的に使用できるボトルホルダーを提供すること。【解決手段】 ボトルを収容するためのボトルホルダーであって、該ボトルホルダーは、収容したボトルの底部を受けるための底受部に開口部があり、該底受部は、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含んで構成されることを特徴とするボトルホルダー。【選択図】 図1

Description

本考案は、ボトルホルダーに関する。
ボトルホルダーは、携帯用、設置用のものがあり、種々の目的でボトルを収容(積載)するために用いられる。
例えば、手洗いシンク等の水場には、洗浄液等を収容したボトルを収容できるボトルホルダーをシンクや周囲の壁等に設置することで、直置きでは安定に保持できない箇所でもボトルを安定に保持することができ、ボトルを使いやすくしたり、スペースを有効に活用したりすることができる。
従来のボトルホルダーとしては、例えば、特許文献1に、液体を入れるボトルを収容するボトルホルダーであって、前面又は側面に切込みが形成され、それによって前記液体とともに使用する用具を掛けるための掛け部が形成されたボトルホルダーが開示されている。
実用新案登録第3191258号
特許文献1に記載されるような、手洗いシンク等の水場に設置されるボトルホルダーは、底に水等の液体が溜まりやすく、その結果、微生物が繁殖することによりピンク色のヌメリ等が発生しやすいものであった。水場であっても衛生的に使用できるボトルホルダーが望まれるところであった。
本考案は、上記問題を解決するためにされたものであり、底受部の強度を充分に優れたものとしながら、例えば水場であっても、衛生的に使用できるボトルホルダーを提供することを目的とする。
本考案のボトルホルダーは、ボトルを収容するためのボトルホルダーであって、該ボトルホルダーは、収容したボトルの底部を受けるための底受部に開口部があり、該底受部は、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含んで構成されることを特徴とするボトルホルダーである。
本考案のボトルホルダーでは、収容したボトルの底部を受けるための底受部に開口部があり、該底受部が開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含んで構成される。
このように、収容したボトルの底部を受けるための底受部に、水等の液体を排出するための傾斜部及び開口部を設けることにより、水切れが良く、ボトルの底部を受けるための底受部から液体を充分に排出でき、該底受部に液体が残留しにくいため、ヌメリ等の発生を充分に防止でき、ボトルを衛生的に使用できる。
また本考案のボトルホルダーは、上述したように、底受部が、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含むことにより、ボトルホルダーの底受部において水等の液体を排出するための構造が開口部のみである場合と比較して、水切れを充分に良好としながら、ボトルホルダーの底受部の強度を充分に優れたものとし、ボトル上部のポンプヘッドを強く押した時のたわみに対する耐性をより充分なものとすることができる。
なお、本考案のボトルホルダーは、ボトルを収容した使用状態に限定されるものではない。
本考案のボトルホルダーの形状は、特に限定されないが、通常、その本体部分は実質的に柱状(例えば、角柱状、円柱状等)である。
本考案のボトルホルダーは、その上面から見たときに、底受部の面積中、開口部の面積の割合が、10%以上、90%以下であることが好ましい。
これにより、開口部から水等の液体をより一層排出しやすくなり、ボトルホルダーの底受部により一層液体が残留しにくくなるため、ヌメリ等の発生をより充分に防止できる。
本明細書中、上面から見たときとは、収容した柱状のボトルの側面が垂直方向となるように適切に設置した本考案のボトルホルダーを、水平面に対して垂直方向(真上)から見たときをいう。
底受部の面積とは、ボトルホルダーに収容できる最大底面積の柱状のボトルの底部が収まる部分に相当し、ボトルを収容可能な部分の面積と言い換えることもできる。なお、該底受部の面積は、該ボトルが収まる部分の全面積、すなわち、傾斜部、開口部等の部分を含めた面積である。
開口部の面積とは、底受部中の開口部の面積であり、開口部が複数ある場合は、その合計面積である。
本考案のボトルホルダーは、その上面から見たときに、開口部を除く底受部の面積中、傾斜部の面積の割合が、10%以上であることが好ましい。
なお、上記傾斜部の面積の割合は、その上限値は特に限定されず、100%でもよいが、例えば99%以下であることが好ましい。
開口部を除く底受部の面積とは、上述した底受部の面積から、開口部の面積を除いた面積である。
これにより、傾斜部から水等の液体をより一層排出しやすくなり、ボトルホルダーの底受部により一層液体が残留しにくくなるため、ヌメリ等の発生をより充分に防止できる。また、底受部の強度を充分なものとすることができる。
なお、傾斜部の面積は、傾斜部を傾斜面に沿って計測した面積ではなく、本考案のボトルホルダーを上面から見たときの面積である。
本考案のボトルホルダーにおける傾斜部は、水平面に対して、3°以上、89°以下傾斜していることが好ましい。
これにより、傾斜部から水等の液体をより一層排出しやすくなり、ボトルホルダーの底受部により一層液体が残留しにくくなるため、ヌメリ等の発生をより充分に防止できる。
なお、上記傾斜部の角度は、収容した柱状のボトルの側面が垂直方向となるように適切に設置した本考案のボトルホルダーにおける傾斜部の角度をいう。
本考案のボトルホルダーは、底受部の少なくとも一部の断面の形状が略三角形の形状であることが好ましい。
これにより、ボトルホルダーの底受部から水等の液体をより一層排出しやすくすることができるとともに、ボトルホルダーの底受部において液体を排出するための構造が開口部のみである場合と比較して、ボトルホルダーの底受部の強度をより優れたものとし、ボトル上部のポンプヘッドを強く押した時のたわみに対する耐性をより充分なものとすることができる。
本考案のボトルホルダーは、少なくとも底受部が樹脂及び/又は金属からなる成型品であることが好ましい。
本考案のボトルホルダーは、少なくとも底受部が樹脂からなる成型品及び/又は金属加工した成型品でありながら、上述した形状等を有することにより、底受部の強度を充分に優れたものとしながら、水切れが良好であり、例えば水場であっても衛生的に使用できるものである。
本考案のボトルホルダーは、シンク、壁、又は、専用設置台に設置するためのものであることが好ましい。
本考案のボトルホルダーが、シンク、壁、又は、専用設置台に設置するためのものであることで、直置きでは安定に保持できない箇所でもボトルを安定に保持することができ、ボトルを使いやすくしたり、スペースを有効に活用したりすることができる。
なお、本考案のボトルホルダーをシンク等の湿気の多い環境下(水場)に設置した場合は、本考案のボトルホルダーにより、ヌメリ等の発生を防止できる効果が充分に発揮されるため、本考案の効果が顕著なものとなる。
本考案のボトルホルダーは、底受部の強度を充分に優れたものとしながら、例えば水場であっても、衛生的に使用できるものである。
図1は、本考案のボトルホルダーの第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示したボトルホルダーの正面図である。 図3は、図1に示したボトルホルダーの背面図である。 図4は、図1に示したボトルホルダーの右側面図である。 図5は、図1に示したボトルホルダーの平面図である。 図6は、図1に示したボトルホルダーの底面図である。 図7は、図2に示したA−A線の断面図である。 図8は、本考案のボトルホルダーの第2実施形態を示す斜視図である。 図9は、図8に示したボトルホルダーの正面図である。 図10は、図8に示したボトルホルダーの背面図である。 図11は、図8に示したボトルホルダーの右側面図である。 図12は、図8に示したボトルホルダーの平面図である。 図13は、図8に示したボトルホルダーの底面図である。 図14は、図9に示したA−A線の断面図である。 図15は、本考案のボトルホルダーの使用状態の一例を示す写真である。 図16は、本考案のボトルホルダーの使用状態の一例を示す写真である。
以下、本考案のボトルホルダーについて具体的な実施形態を示しながら説明する。しかしながら、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。
本考案のボトルホルダーは、収容したボトルの底部を受けるための底受部に開口部があり、該底受部は、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含んで構成される。
上記傾斜部は、底受部における開口部以外の部分から開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部であることが好ましい。
上記底受部における開口部以外の部分(傾斜部の上側に接続する部分)は、その形状は特に限定されず、水平面であってもよいが、水平面以外の形状であってもよい。
本考案のボトルホルダーは、その上面から見たときに、底受部の面積中、開口部の面積の割合が、10%以上、90%以下であることが好ましい。
上記底受部における、開口部の面積の割合は、水等の液体をより充分に排出する観点からは、20%以上であることがより好ましく、30%以上であることが更に好ましく、40%以上であることが特に好ましい。
上記底受部における、開口部の面積の割合は、ボトルホルダーの底受部の強度をより充分なものとする観点からは、80%以下であることがより好ましく、70%以下であることが更に好ましく、60%以下であることが特に好ましい。
本考案のボトルホルダーは、その上面から見たときに、開口部を除く底受部の面積中、上記傾斜部の面積の割合が、10%以上であることが好ましい。
上記開口部を除く底受部における、上記傾斜部の面積の割合は、水等の液体をより充分に排出する観点からは、15%以上であることがより好ましく、30%以上であることが更に好ましく、40%以上であることが特に好ましい。
上記傾斜部は、水平面に対して、3°以上傾斜していることが好ましい。
上記傾斜部は、水平面に対して、5°以上傾斜していることがより好ましく、10°以上傾斜していることが更に好ましい。
また上記傾斜部は、水平面に対して、89°以下傾斜していることが好ましいが、70°以下傾斜していることがより好ましく、60°以下傾斜していることが更に好ましい。
本考案のボトルホルダーは、底受部が更に水平部を含むことが好ましい。また本考案のボトルホルダーは、その上面から見たときに、収容したボトルの底部を受けるための底受部から開口部を除いた面積中、水平部の面積の割合が、5%以上、50%以下であることがより好ましい。
水平部の面積とは、底受部中の水平部の面積であり、水平部が複数ある場合は、その合計面積である。
例えば、ボトルをボトルホルダーに収容した場合にボトルの底部と接触する水平部と、ボトルの底部と接触しない、高さが低い水平部がある場合、水平部の面積は、これらの合計面積である。
上記底受部における、水平部の面積の割合は、ボトルの底部をより安定して受ける観点からは、6%以上であることが好ましく、7%以上であることがより好ましく、10%以上であることが更に好ましい。
上記底受部における、水平部の面積の割合は、ボトルの底受部に水等の液体が残留することをより防ぐ観点からは、40%以下であることが好ましく、35%以下であることがより好ましく、30%以下であることが更に好ましい。
本考案のボトルホルダーは、上記底受部における、上記ボトルの底部と接触する部分が線状部分を含むことが好ましい。中でも、本考案のボトルホルダーは、上記底受部における、上記ボトルの底部と接触する部分が線状部分からなることがより好ましい。
上記線状部分は、本考案のボトルホルダーを上面から見たときに、円形状を構成していてもよく、矩形状を構成していてもよい。また、該線状部分は、当該円形状又は矩形状を支持するための更なる線状部分を1つ又は2つ以上含んでいてもよく、当該円形状又は矩形状を支持するための更なる線状部分を3つ以上含むことが好ましい。
本考案のボトルホルダーは、底受部の少なくとも一部の断面の形状が略三角形の形状(山型)であることが好ましい。
上記略三角形の形状とは、例えば、頂点が上に、底辺が下に位置する三角形の形状や、当該三角形の上部を切り欠いた台形の形状が好適なものとして挙げられる。なお、上記略三角形の傾斜部は、通常、開口部に向けて下方へ傾斜したものである。
三角形の頂点や、台形の上底部分等でボトルの底部を受けることで、底受部に水等の液体が滞留しにくいものとすることができる。
上記略三角形の形状が、頂点が上に、底辺が下に位置する三角形の形状である場合、上側の頂点における内角は、20°〜174°の範囲内であることが好ましい。
また上記略三角形の形状が台形の形状である場合は、上側の頂点が二点あるが、その少なくとも一方における内角が91°〜175°の範囲内であることが好適であり、その両方における内角がそれぞれ当該範囲内であることがより好適である。
本考案のボトルホルダーは、その材料は特に限定されず、例えば樹脂及び/又は金属からなるものとすることが好ましいが、少なくとも底受部が樹脂からなる成型品であることがより好ましい。中でも、本考案のボトルホルダーの全体が樹脂からなる成型品であることが特に好ましい。少なくとも底受部が樹脂からなる成型品である本考案のボトルホルダーは、簡便に作製できるものである。樹脂からなる成型品は、公知の成型方法を利用して得ることができるが、例えば射出成型品であることが好ましい。樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンサイルファイド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート等の、一般的な熱可塑性樹脂、またはフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン、エポキシ樹脂等の、一般的な熱硬化性樹脂を使用することができる。本考案のボトルホルダーは、樹脂からなる成型品でありながら、上述したように、底受部が、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含むことにより、ボトルホルダーの底受部の強度を充分に優れたものとし、ボトル上部のポンプヘッドを強く押した時のたわみに対する耐性をより充分なものとしながら、例えば水場であっても、衛生的に使用できるものである。
本考案のボトルホルダーは、シンク、壁、又は、専用設置台に設置するためのものであることが好ましい。
また本考案のボトルホルダーは、その側面部及び/又は底受部に、シンク、壁、又は、専用設置台と連結するための連結部設置部(例えば、開口部)が設けられていることが好ましい。例えば、本考案のボトルホルダーは、上記連結部設置部が、ボトルを収容した際に該ボトルの重量を受ける重心近傍に設けられていることがより好ましい。
中でも、本考案のボトルホルダーは、シンク、又は、シンクの周囲の壁若しくは専用設置台に設置するためのものであることが好ましい。
上記シンクとしては、例えば、手洗い用シンク、洗面用シンク、足洗い用シンク、台所用シンク、食器洗い用シンク、食材洗い用シンク、ペット洗い用シンク等が挙げられ、これら複数の用途のために用いられるものであってもよい。中でも、手洗い用シンクが好ましい。
(ボトルホルダーの第1実施形態)
図1は、本考案のボトルホルダーの第1実施形態を示す斜視図である。図2〜図6は、それぞれ、図1に示したボトルホルダーの正面図、背面図、右側面図、平面図、底面図である。図7は、図2に示したA−A線の断面図である。左側面図は右側面図と対称であるため省略する。
ボトルホルダー1は、前面部7と、背面部9と、右側面部5と、左側面部3と、底受部とを備える。ボトルホルダー1は、上面が解放された形状を有していて、2本のボトルを収容可能なものである。
第1実施形態のボトルホルダー1では、水平な円形状の線状部分15の外側に、丸みを帯びながら開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜する部分15bが形成されている。また、この円形状の線状部分15から、線状部分11、12、13が延びており、円形状の線状部分15を支えている。線状部分11は、その左右が、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜面11a、11bと接続されている。また、線状部分12は、その左右が、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜面12a、12bと接続されている。ボトルホルダー1は、このように底受部の一部が開口部に向けて下方へ傾斜していること(又は、底受部の少なくとも一部の断面の形状が、底受部の線状部分及びその左右の傾斜面からなる略三角形の形状であること)により、底受部の強度を優れたものとしながら、ボトルホルダー1の底受部から水等の液体を充分に排出することができる。
ボトルの底部と接触する線状部分15は、上述したように、ボトルホルダー1を上面から見たときに円形状となっている(特に、図5参照。)。また、ボトルホルダー1を上面から見たとき、円形状の線状部分15の内側に、円形状の線状部分15よりも低い位置に円形状の部分15aが形成され、また、上述したように、円形状の線状部分15の外側に、丸みを帯びて傾斜する部分15bが形成されている。円形状の部分15a、傾斜する部分15bは、ボトルの底部とは接触しない。なお、円形状の線状部分15は、円形状の代わりに、矩形状であってもよく、その他の形状であってもよい。円形状の線状部分15の内側には、円孔19が形成されている。本考案のボトルホルダー1は、底受部中、その開口部の合計面積が上述したように特定されたものであり、円孔19、及び、その他の開口部から、水等の液体を充分に排出することができる。
ボトルホルダーの底受部は、上述した、ボトルの底部と接触するための、水平な線状部分11、12、13、15、及び、ボトルの底部とは接触しない、円形状の部分15aを含んで構成される。水平な、線状部分11、12、13、15、及び、円形状の部分15aは、底受部中、その合計面積が上述したように特定されたものであり、ボトルホルダー1の底受部における水等の液体の残留を充分に防止できるものである。
なお、図6は、図5に示した平面図を裏側から見た底面図であり、円形状の部分15cは、円形状の部分15a、円形状の線状部分15、傾斜する部分15bを裏側から見たものであり、線状部分11d、12d、13aは、それぞれ、線状部分11、12、13を裏側から見たものであり、傾斜面11c、11e、12c、12eは、傾斜面11a、11b、12a、12bを裏側から見たものである。
ボトルホルダー1の背面部9には、ボトルホルダー1をシンクや周囲の壁等の固定対象に固定するために必要に応じて後方に突き出した平板部が形成されており、平板部には、3つの固定用孔17a、17b、17cが設けられている。ボトルホルダー1は、この平板部を固定対象に密着させるとともに、内側から固定用孔17a、17b、17cを通してネジ、ビス等の固定具を壁等に固定することで固定対象に取り付けられる。また、ボトルホルダー1は、固定対象に取り付けられた掛け部を外側から固定用孔17a、17b、17cに通すことで固定対象に固定することもできる。
なお、上述した固定用孔17a、17b、17cを用いる代わりに、または、上述した固定用孔17a、17b、17cとともに、上述した円孔19等の開口部を、底面を洗面台等の固定対象に固定するために使用することも可能である。
前面部7、背面部9、右側面部5、及び、左側面部3は、角柱形状のボトルを収容する場合は図示するように概ね平板状とすることができるが、収容するボトルの形状に応じた形状とすることができる。
前面部7は、左右に下端を残して、中央に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。背面部9は、中央に下端を残して、左右に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。右側面部5は、左側に下端を残して、右側に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。左側面部3は、右側に下端を残して、左側に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。これら切欠き部の存在により、ボトルホルダー1に水等の液体が残留することをより一層防止できる。また、特に前面部7、右側面部5、左側面部3における切欠き部の存在により、ボトルホルダー1が不透明な材料から形成されている場合でも、収容されているボトルのラベルや内容物の残存量が視認しやすくなる。更に、使用者がボトルを取り出しやすくなる。
(ボトルホルダーの第2実施形態)
図8は、本考案のボトルホルダーの第2実施形態を示す斜視図である。図9〜図13は、それぞれ、図8に示したボトルホルダーの正面図、背面図、右側面図、平面図、底面図である。図14は、図9に示したA−A線の断面図である。左側面図は右側面図と対称であるため省略する。
ボトルホルダー101は、前面部107と、背面部109と、右側面部105と、左側面部103と、底受部とを備える。ボトルホルダー101は、上面が解放された形状を有していて、1本のボトルを収容可能なものである。
第2実施形態のボトルホルダー101では、水平な円形状の線状部分115の外側に、丸みを帯びながら開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜する部分115bが形成されている。また、この円形状の線状部分115から、線状部分111、112、113が延びており、円形状の線状部分115を支えている。線状部分111は、その左右が、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜面111a、111bと接続されている。また、線状部分112は、その左右が、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜面112a、112bと接続されている。ボトルホルダー101は、このように底受部の一部が開口部に向けて下方へ傾斜していること(又は、底受部の少なくとも一部の断面の形状が、底受部の線状部分及びその左右の傾斜面からなる略三角形の形状であること)により、底受部の強度を優れたものとしながら、ボトルホルダー101の底受部から水等の液体を充分に排出することができる。
ボトルの底部と接触する線状部分115は、上述したように、ボトルホルダー101を上面から見たときに円形状となっている(特に、図12参照。)。また、ボトルホルダー101を上面から見たとき、円形状の線状部分115の内側に、円形状の線状部分115よりも低い位置に円形状の部分115aが形成され、また、上述したように、円形状の線状部分115の外側に、丸みを帯びて傾斜する部分115bが形成されている。円形状の部分115a、傾斜する部分115bは、ボトルの底部とは接触しない。なお、円形状の線状部分115は、円形状の代わりに、矩形状であってもよく、その他の形状であってもよい。円形状の線状部分115の内側には、円孔119が形成されている。本考案のボトルホルダー101は、底受部中、その開口部の合計面積が上述したように特定されたものであり、円孔119、及び、その他の開口部から、水等の液体を充分に排出することができる。
ボトルホルダーの底受部は、上述した、ボトルの底部と接触するための、水平な線状部分111、112、113、115、及び、ボトルの底部とは接触しない、円形状の部分115aを含んで構成される。水平な、線状部分111、112、113、115、及び、円形状の部分115aは、底受部中、その合計面積が上述したように特定されたものであり、ボトルホルダー101の底受部における水等の液体の残留を充分に防止できるものである。
なお、図13は、図12に示した平面図を裏側から見た底面図であり、円形状の部分115cは、円形状の部分115a、円形状の線状部分115、傾斜する部分115bを裏側から見たものであり、線状部分111d、112d、113aは、それぞれ、線状部分111、112、113を裏側から見たものであり、傾斜面111c、111e、112c、112eは、傾斜面111a、111b、112a、112bを裏側から見たものである。
ボトルホルダー101の背面部109には、ボトルホルダー101をシンクや周囲の壁等の固定対象に固定するために必要に応じて後方に突き出した平板部が形成されており、平板部には、2つの固定用孔117a、117bが設けられている。ボトルホルダー101は、この平板部を固定対象に密着させるとともに、内側から固定用孔117a、117bを通してネジ、ビス等の固定具を壁等に固定することで固定対象に取り付けられる。また、ボトルホルダー101は、固定対象に取り付けられた掛け部を外側から固定用孔117a、117bに通すことで固定対象に固定することもできる。
なお、上述した固定用孔117a、117bを用いる代わりに、または、上述した固定用孔117a、117bとともに、上述した円孔119等の開口部を、底面を洗面台等の固定対象に固定するために使用することも可能である。
前面部107、背面部109、右側面部105、及び、左側面部103は、角柱形状のボトルを収容する場合は図示するように概ね平板状とすることができるが、収容するボトルの形状に応じた形状とすることができる。
前面部107は、左右に下端を残して、中央に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。背面部109は、中央に下端を残して、左右に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。右側面部105は、左側に下端を残して、右側に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。左側面部103は、右側に下端を残して、左側に下端から中段にかけて形成された切欠き部を有している。これら切欠き部の存在により、ボトルホルダー101に水等の液体が残留することをより一層防止できる。また、特に前面部107、右側面部105、左側面部103における切欠き部の存在により、ボトルホルダー101が不透明な材料から形成されている場合でも、収容されているボトルのラベルや内容物の残存量が視認しやすくなる。更に、使用者がボトルを取り出しやすくなる。
(ボトルホルダーの使用例)
上記のように構成されたボトルホルダー1の使用例を説明する。図15及び図16は、本考案のボトルホルダーの使用状態の一例を示す写真である。図15及び図16に示すように、ボトルホルダー1は2本のボトルを収容することができる。右側のボトルには手洗い用の洗浄液が入っており、左側のボトルには、アルコール消毒液が入っている。ボトル本体の上部にはポンプ及びノズルからなるポンプヘッドが設けられている。これらのボトルは、それぞれ、ポンプヘッドをボトル本体から取り外すことにより洗浄液、アルコール消毒液を補充することが可能である。
図15及び図16の例では、各ボトルのボトルヘッドはそれぞれ異なっている。右側のボトルは、ノズルが下方に押し込まれることで、ポンプが洗浄液を泡状にしてノズルから吐出する。左側のボトルは、ノズルが下方に押し込まれることで、ポンプがアルコール消毒液をそのままノズルから吐出する。
ボトル本体は透明であり、ボトル内容物の残存量を確認することができる。ボトルホルダー1の前面下方側には切欠き部が形成されているので、使用者は残液量が少なくなっていることを視認することができ、ボトルに洗浄液やアルコール消毒液を補充することができる。なお、このような切欠き部は、左右対称に幅広に設けていることから、2本のボトルをボトルホルダー1に収納させると、いずれのボトルの残液も目視にて容易に確認できる。よって、使用者は、洗浄液等を補充するタイミングを容易に把握できる。
図15では、上述した円孔19を、ボトルホルダーの底面を洗面台(固定対象)に固定するために使用する。また、図16では、固定用孔17a、17b、17cを、ボトルホルダーの背面をシンク(固定対象)に固定するために使用する。図16では、ボトルホルダーを少し宙に浮かせた状態で保持することができ、よって、ボトルホルダーの下側に水等の液体が残留することも充分に防止できる。
また、上記の実施の形態では、前面部、背面部、右側面部、左側面部のそれぞれに切欠き部を設けたが、前面部、背面部、右側面部、左側面部のそれぞれに切欠き部を設ける必要はなく、例えば、前面部、背面部、右側面部、左側面部のいずれにも切欠き部を設けなくても構わない。
本考案は、衛生的にボトルを収容することができるボトルホルダーに適用することができる。
1、101: ボトルホルダー
3、103:左側面部
5、105:右側面部
7、107:前面部
9、109:背面部
11、12、13、111、112、113、11d、12d、13a、111d、112d、113a:線状部分
15、115:(円形状の)線状部分
19、119:円孔
11a、11b、11c、11e、12a、12b、12c、12e、111a、111b、111c、111e、112a、112b、112c、112e:傾斜面
17a、17b、17c、117a、117b:固定用孔
15a、115a:円形状の部分
15b、115b:傾斜する部分
15a、15c、115a、115c:円形状の部分

Claims (7)

  1. ボトルを収容するためのボトルホルダーであって、
    該ボトルホルダーは、収容したボトルの底部を受けるための底受部に開口部があり、
    該底受部は、開口部に向けて下方へ傾斜した傾斜部を含んで構成されることを特徴とするボトルホルダー。
  2. 前記ボトルホルダーは、その上面から見たときに、底受部の面積中、開口部の面積の割合が、10%以上、90%以下である請求項1に記載のボトルホルダー。
  3. 前記ボトルホルダーは、その上面から見たときに、開口部を除く底受部の面積中、傾斜部の面積の割合が、10%以上である請求項1又は2に記載のボトルホルダー。
  4. 前記傾斜部は、水平面に対して、3°以上、89°以下傾斜している請求項1〜3のいずれかに記載のボトルホルダー。
  5. 前記ボトルホルダーは、底受部の少なくとも一部の断面の形状が略三角形の形状である請求項1〜4のいずれかに記載のボトルホルダー。
  6. 前記ボトルホルダーは、少なくとも底受部が樹脂及び/又は金属からなる成型品である請求項1〜5のいずれかに記載のボトルホルダー。
  7. 前記ボトルホルダーは、シンク、壁、又は、専用設置台に設置するためのものである請求項1〜6のいずれかに記載のボトルホルダー。
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