JP3231773U - 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】医師などの結腸鏡の操作者が、空いている手で他の任務を行うことができる結腸鏡のアタッチメント装置を提供する。【解決手段】結腸鏡のハンドルアタッチメント装置であって、結腸鏡450と結合するためにサイズが調整されたアームを有する本体と、結腸鏡の別の部分、例えば内視鏡を中に受け入れるためにサイズが調整されたフック403とを含む。フックは、本体の主縦軸に対して角度を付けることができるU字型チャネルを限定する。U字形チャネルはまた、本体の主縦軸に平行にオフセットされるように方向付けされてもよい。フックが、結腸鏡のハンドル410の近くで結腸鏡の他の部分またはサブコンポーネントを固定または結合する。本体およびフックの少なくとも一部は、装置が結腸鏡のハンドルに解放可能に接続されることを可能にするために、少なくとも半可撓性である。【選択図】図4A

Description

本開示は、一般に、結腸鏡検査または他の手術で使用される装置に関する。特に、本開示は、結腸鏡に接続される装置に関する。具体的には、本開示は、結腸鏡の一部または他のコンポーネントをハンドルアタッチメント装置に接続することにより、医師が結腸鏡をより容易に操作することを可能にする結腸鏡のハンドルアタッチメント装置に関する。
通常の結腸鏡検査は、大腸(結腸)と直腸の変化や異常を検査するために使用される検査である。結腸鏡検査の間、長いフレキシブルチューブ(結腸鏡)が直腸に挿入される。チューブの頭端にある小型カメラにより、医師は結腸の内部全体を見ることができる。必要であれば、結腸鏡検査の間にポリープまたは他のタイプの異常組織を結腸鏡で取り除くことができる。結腸鏡検査の間に組織サンプルを採取する(生検)こともできる。
従来の結腸鏡検査技術は、図1、図2、および図3を参照して実行される。
図1に示すように、結腸鏡検査の間に、結腸鏡は、肛門10を通して直腸12に挿入され、その後、S型結腸14、下行結腸16、横結腸18、および上行結腸20を通して盲腸22まで進められる。次に、結腸鏡をゆっくりと取り出し、結腸粘膜を検査する。必要であれば、ポリープ切除術(ポリープを取り除く)、生検(粘膜、腫塊、またはポリープのサンプリング)、または粘膜下注射など、他の手術を行うことができる。
胃腸科医(内視鏡医師)の目標は結腸全体を検査することであり、これには盲腸22の挿管と検査が必要である。胃腸科医のスキルと経験および結腸の解剖学に応じて、盲腸22の挿管には数分から1時間以上かかる場合がある。結腸鏡検査の約1-%〜20%は困難であり、米国のデータによると、結腸鏡検査の3%〜12%は盲腸に到達しないため不完全である。結腸鏡検査が困難または不完全である主な理由は、曲がりくねった結腸のアンギュレーションまたは環状構造、憩室症に起因する結腸のけいれんまたは結腸壁の肥大、および女性の骨盤手術または感染後の癒着に起因する急性結腸アンギュレーションである。S状結腸は結腸の中で一番通りにくい部分であるが、病原学によって結腸の他の領域も処理が困難である。
結腸鏡を盲腸に押し込むために、内視鏡医師は、結腸内に空気を吹き込み、結腸鏡を前に押し、後ろに引き、つまみ(上/下、左/右)を使って結腸鏡の頭端を回し、結腸鏡の挿入部分を右(時計回り)と左(反時計回り)にひねり、結腸鏡を揺すって振動させ、結腸鏡の頭端を粘膜のひだの後ろに引っ掛けて、そして引っ張り返して、結腸の曲がりくねった部分を真っ直ぐにする。水洗浄は、結腸に残っている破片を取り除くためだけでなく、S状結腸を満たし、結腸環をまっすぐにするためにも使用される。内視鏡医師はまた、結腸鏡のループを減少または防止するために、体の外側から手で腹部を押す内視鏡アシスタントを使用する。
図2および3に示すように、結腸鏡を操作するために、胃腸科医は通常、結腸鏡250のグリップまたはハンドル210を片手(たとえば、左手)で持ち、結腸鏡ハンドルの2つのメインノブ(右/左アンギュレーション制御ノブ333および上/下アンギュレーション制御ノブ331)を操作する。他方の手(例えば、右手)は、結腸鏡250の軸211を押し、引っ張って、ねじることができる。複雑な結腸アンギュレーションを通過するとき、結腸鏡250の頭端227は、より正確に制御される必要がある。右/左アンギュレーションロック339および上/下アンギュレーションロック337により(他方の手、例えば、右手によって活性化される)、結腸鏡の頭端227は、特定の位置に固定されることができる。
結腸鏡検査手術の開始時、結腸鏡250は完全に可撓性であり、可撓性環(flexibility ring)235は緩んでいる。横結腸または上行結腸に到達し、結腸鏡が3〜4フィート伸びるとき、結腸鏡250がループし始める可能性がある。したがって、視鏡の挿入部分を握る手(例えば、右手)を使用して、可撓性調節環235を時計回りに回して、結腸鏡250の軸の剛性を高め、それにより、(例えば、盲腸まで)通過しやすくすることができる。
しかしながら、上記の結腸鏡の操作にはいくつかの欠点がある。まず、ノブを中立に向けて付勢するバネがノブの内部にあるため、2つのノブ333、331を片手で制御することは困難である。鏡250のハンドル210を手(たとえば、左手)で持ち、親指を使用して1つのノブ(333または331)を制御する場合、通常、2つ目のノブ(331または333)を同時に押したり作動させたりすることはできない。場合によっては、片方の手(たとえば、左手)の親指を使用して、左/右と上/下アンギュレーション制御ノブ331、333を同時に固定することもできるが、これは、中型の手を持つ内視鏡医師にとっては困難であり、小さな手を持つ内視鏡医師にとってはほとんど不可能である。この場合、他方の手(例えば、右手)は、ノブ331および333の操作を助けることができるが、これは、鏡250の軸211の制御の喪失をもたらす。したがって、内視鏡医師は、結腸の軸211を押したり握ったりするのを助けるように看護師やアシスタントに依頼するか、右手でノブ331、333と鏡の軸211をすばやく切り替えようとする必要がある。これは、鏡の頭端227の理想的な位置の喪失および/または鏡の頭端の後方へのスライドをもたらす可能性がある。結腸の複雑な領域に挿管する試みを繰り返し行うと、長時間の手術、患者の不快感、オペレーターの不満につながる可能性がある。結腸のアンギュレーション領域で生検、ポリープ切除などが行われる場合、および結腸またはその蠕動が結腸鏡を押し戻す場合、内視鏡医師も同様の状況に直面する可能性がある。同様に、結腸鏡を固定してノブを押すには両手が必要であり、同時に、生検鉗子、スネア、シリンジなどを操作するには、もう一方の手が必要である。
図1から図3に示すように、結腸鏡装置および結腸鏡検査手術中に医師が複数の装置を手動で操作する必要があるという問題は、依然として困難を伴う。したがって、結腸鏡を操作するための改善される方法または装置が必要である。本開示は、結腸鏡または類似の内視鏡に結合される装置を提供することによってこの問題および他の問題を解決し、手術中に医師により多くの制御を提供する。
1つの態様によれば、本開示の例示的な実施例は、結腸鏡と接続するためのアタッチメント装置を提供し、前記装置は、本体であって、前記本体を結腸鏡に固定する大きさの第1のアームおよび第2のアームを有する、縦軸に沿って延びる本体、および前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは医療手術で使用される他のコンポーネントをロードするのに適用される、前記本体に結合されるフックを含む。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、U字型チャネルを限定する前記フックの内面を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は、前記フックの前記内面の下凹部と、フック軸とをさらに提供してもよく、そのうち、前記下凹部が、前記フック軸の周りに延びる。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フック軸が、前記縦軸に対して約45度から約75度の範囲の角度で方向付けされることを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フック軸が、前記縦軸に対して約60度の角度で方向付けされることを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックの前記内面から延びる少なくとも1つの爪を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックの前記内面の長さに沿って並べられる複数の前記爪を提供してもよく、複数の前記爪が、前記結腸鏡の前記サブコンポーネントまたは前記他のコンポーネントを前記フックの前記内面の前記下凹部にオフセットするのに適している。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックの前記内面の長さに沿って並べられる少なくとも2列の爪を提供してもよく、前記2列の爪が、前記結腸鏡の前記サブコンポーネントまたは前記他のコンポーネントを前記フックの前記内面の前記下凹部にオフセットするのに適している。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は、前記少なくとも2列のうちの1列における少なくとも1つの爪が前記縦軸に対して伸張されることをさらに提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、第1のアームおよび第2のアームによって限定される前記本体の半環状構造と、前記本体の外側の長さに沿って縦方向に延びる第3のアームおよび第4のアームと、前記第3のアームおよび前記第4のアームのそれぞれに形成される横孔とを提供してもよく、前記横孔が、自体を通過するピンを取り付けるのに適しており、それにより、前記アタッチメント装置を前記結腸鏡に結合するのに適している。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は第1のアームをさらに提供してもよく、前記第1のアームが、アンギュレーションまで前方に延びる上壁と、前記アンギュレーションから縦方向に延び、下端近くで曲げる、終端壁を表面から前方に位置決めするための表面とを含む。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は、S字形壁を含む第2のアームをさらに提供してもよく、前記S字形壁が、上端から下端まで縦方向に伸張し、前記第2のアームの終端壁で終わり、前記下端が、前記上端から前方に延びるように構成される。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックをカンチレバーの方法で前記アタッチメント装置の第1の側にオフセットさせる、前記本体に接続される前記フックの全体接続部を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記本体の前端から後方に位置決めする前記フックの前端を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記本体の上端の下に配置される前記フックの上端を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記本体の下端の上に配置される前記フックの下端を提供してもよい。
もう1つの態様によれば、本開示の1つの例示的な実施例は、アタッチメント装置の本体を結腸鏡の第1の部分に結合するステップ、および前記結腸鏡の第2の部分を前記アタッチメント装置のフックに結合するステップを含む方法を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記結腸鏡の前記第2の部分を前記フックの凹状内面に向かって移動するステップ、および前記フックの前記凹状内面に対する前記結腸鏡の前記第2の部分の移動を防ぐステップを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックに結合される前記結腸鏡の前記第2の部分の軸を、前記本体の前記縦軸に対して約45度から約75度の範囲の角度で方向付けするステップを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、二次コンポーネントを前記本体と前記フックのいずれかの外面に接続するステップを提供してもよい。
本開示の例示的な実施例は、以下の説明に示され、図面に示され、添付の請求項に具体的かつ明確に特定される。本明細書に完全に組み込まれ、明細書の一部を形成する図面は、本開示の様々な態様の様々な例、方法、および他の例示的な実施例を示す。図に示される要素境界(例えば、フレーム、フレームグループまたは他の形状)は、境界の例を表すことを理解されたい。当業者は、いくつかの例では、1つの要素が複数の要素として設計されてもよく、または複数の要素が1つの要素として設計されてもよいことを理解するであろう。いくつかの例では、別の要素の内部コンポーネントとして表される要素は、外部コンポーネントとして実装されてもよく、その逆も同様である。さらに、要素は縮尺どおりに描かれていない場合がある。
大腸(結腸)の解剖構造を示す。 可撓性調節環を有する結腸鏡の下部の斜視図である。 結腸鏡の斜視図である。 結腸鏡上の例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第1の側の斜視図である。 結腸鏡に取り付けられる図4Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第2の側の斜視図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の上面図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の底面図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第1の側の斜視図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第2の側の斜視図である。 前記装置を結腸鏡に固定するためにピンが接続される結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の平面図である。 例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の別の実施例の斜視図である。 別の例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の上面斜視図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第1の側面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の底面斜視図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第2の側面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の平面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の正面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の底面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の背面図である。
結腸鏡のハンドルアタッチメント装置が図面に示されている。前記結腸鏡のハンドルアタッチメント装置のさまざまな実施例は、結腸鏡に接続され、通常医療手術(例えば、結腸鏡検査または内視鏡検査)を行う医師によって携帯、支持または握られる結腸鏡の部分が、前記アタッチメント装置によって搭載されることができるように構成される。前記アタッチメント装置の実施例は、結腸鏡の各部分を両手で保持するタスクを減らすことにより、医師の疲労を減らすのに役立つことができる。前記装置は、医師の疲労を軽減し、本開示の前記アタッチメント装置を使用する医師が所定の日により多くの手術を行えるようにすることで、当該医師を雇用する医療機関または前記手術を行う医療機関が利益を増大することができる。前記アタッチメント装置はまた、医師の片方の手を「解放する」(すなわち空ける)ことができるので、現在空いている手で追加のタスクを実行でき、そうでなければ、本開示の前記アタッチメント装置なしでは、この手は結腸鏡の一部を握る必要がある。
図4Aおよび図4Bを参照すると、結腸鏡450の例示的なアタッチメント装置400は、内視鏡ハンドル410にアタッチメントするためのc字形環401(例えば、鏡の可撓性調節環413の真上に位置する)を含む。平行アーム402A、402Bは、c字形環401からハンドル410の近端まで延びることができる。ピン409は、アーム402A、402Bの間に配置されてもよい(例えば、前記内視鏡の結腸鏡生検チャネルポート414にアタッチメントするため、図6を参照する)。前記アタッチメント装置400は、前記内視鏡の軸411の周り(例えば、内視鏡の挿入部分の周り)にアタッチメントするためのフック403(例えば、アーム402Bの1つから延びる)をさらに含んでもよい。
図5Aおよび図5Bは、アタッチメントピン404のない前記アタッチメント装置400を示し、図6は、ピン409のある前記アタッチメント装置400を示す。したがって、前記装置400は、c字形環401、平行アーム402A、402Bおよびフック403の3つの主要部分を含む。
前記c字形環401は、半円形状で、円周方向に約270度から約320度まで延びて、端部423の間に限定される開口421を形成するものであってもよい。前記環401は、器具チャネルポート(例えば、生検チャネル)の少し下の結腸鏡ハンドルの遠端の周りに前記装置400を固定するように構成されてもよい。可変剛性結腸鏡の場合、前記c字形環401は、生検チャネルと可撓性調節環との間にアタッチメントされてもよい。前記c字形環401は、前記装置400が結腸鏡に近接して移動するのを防ぐのに役立つ。
環401は、凸状外面および凹状内面を含む。前記凹状内面は、中央垂直軸425を中心とする。垂直軸425に従って測定される前記環401の内径は、前記結腸鏡の外面と相補的である。
前記平行アーム402A、402Bは、前記c字形環401のカンチレバーの形態で、前記凸状外面から外向きに、前記器具チャネルの両側に沿って延びることができる。そのうち、前記ピン409が通過するための前記平行アーム402A、402Bは、前記装置400が遠くに移動するのを防ぐために、器具チャネルポートに寄りかかることができる。
前記フック403は、前記c字形環401および1つの前記平行アーム402Bの外面にアタッチメントされてもよい。前記フック403は、前記鏡軸のアンカーまたはアタッチメント機構として使用されてもよい。例えば、前記フック403は、ほぼU字型であり、前記c字形環401の中心軸と平行に延びる中心軸(フック403の開口に沿って)を有してもよい。1つの実施例では、前記フック403の長さは、前記装置400の長さの約半分であってよい。さらに、前記フック403は、前記結腸鏡に対する前記フック403の把持力を改善するように構成されるいくつかの特徴を含んでもよい。例えば、前記フックは、前記鏡に対するアンカー力を提供するために、その上に内側リッジ405を含んでもよい。
前記フック403は、垂直フック軸427を中心とする凸状に曲がった外面および凹状に曲がった内面を含む。前記フック軸427は、前記c字形チャネル環401の前記垂直軸425にオフセットして平行する。前記フック403は、環401の開口421とは異なる方向に面する開口429を限定する。前記開口429は、通常、前記方向アーム402A、402Bに面する。
前記装置400の利点は、前記c字形環401を介して前記結腸鏡の前記ハンドル410に迅速にアタッチメントすることができるように単純な設計を有することである。前記装置400の前記フック403は、前記結腸鏡の軸411へのクイックイン/アウトアタッチメントを提供する。
前記装置400を前記結腸鏡とともに使用する方法の一例では、前記結腸鏡の前記軸411がアタッチメントされると、ユーザーの第1の手(例えば、左手)は、前記結腸鏡の前記ハンドル410を握って前記操作ノブの1つを制御でき、もう一方の手(例えば、右手)は、もう1つの前記制御ノブを自由に操作することができる(前記鏡450の前記軸411が、前記フック403によって支持されるので、もう一方の手で握る必要がない)。これにより、前記結腸鏡の頭端を挿入して非常に細かく偏向させることができる(例えば、上/下および左/右方向の同時偏向。同時に、両手(前記ハンドル410の上に)の患者への近接移動は、前記装置400を推進して、(さらに前記鏡450の前記軸411を推進する)、これにより前記鏡450の前記頭端が結腸アンギュレーション領域を通過して前進する。両手で同時に2つのノブを操作し、前記鏡450を前方に移動することは、複雑な結腸アンギュレーションを通過するのに非常に役立つ。同様に、前記装置400は、前記結腸鏡450の取り出し過程に使用されてもよい。両手で前記アンギュレーション制御ノブを操作して前記結腸鏡の頭端を細かく制御すると、結腸検査の中断を防ぐことができる。
別の例示的な使用方法では、前記装置400を片手(例えば、左手)で使用して前記結腸鏡450を位置に固定すると同時に、もう一方の手(例えば、右手)を使用して生検、ポリープ切除または注射などの医療手術を行うことができる。
前記装置400は、一度使用して廃棄されてもよい。前記装置400を使用すると、熟練したまたは熟練していない内視鏡医師は、盲腸挿管時間を大幅に短縮し、盲腸挿管の成功率を高め、それによってポリープの検出率を高めることができる。
前記結腸鏡をアタッチメントするための前記フックは、アタッチメントを支援するために様々な形状および/または特徴を有しても良い。例えば、図7は、前記フック403と同様である別の例示的なフック703を示しているが、前記フック703は、3つのフック爪773A、773B、773Cを含み、そのうちの2つのフック爪773Aおよび773Cが片側に配置され、両者の間に切れ目があり、1つの中央のフック爪773Bが反対側に配置される。さらに、示された前記フック703を前記フック403に対して90度回転させる場合、片手が近接するように移動するときに前記結腸鏡を直接挿入するのを助けるように、ほぼ中心軸に平行な中心軸を有するように構成されてもよい(前記フック403と同様である)。
図8A〜図8Eは、全体的に30で示される別の例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置を示す。前記装置30は、主に半剛性、人工合成材料の押し出し、成型、印刷、または増材的製造、減材的機加工、または成形によって作製される単一、一体型部材であってもよい。1つの実例では、硬化プラスチックなどのポリマーは、前記装置30を製造するためのコンポーネントまたは構成要素、および前記装置30と一体的に成形、成型または押し出される様々なコンポーネントを成形することができる。前記装置30は、前記結腸鏡にアタッチメントされる前記装置30のハンドルを操作する胃腸科医によって加えられる典型的結腸鏡検査手術における力に耐えられるべきである。本明細書に記載の装置30およびその追加のコンポーネントは、均一かつ一体的に押し出し、成型または成形されると考えられるが、当業者が理解できるように、ツール本体のコンポーネントを別々に形成するために他の任意の材料を使用することは完全に可能である。別の実例では、前記装置30は、操作者(すなわち、胃腸科医)の衝撃または曲げによって引き起こされるわずかな変形に耐えるように構成された半可撓性エラストマー材料またはゴム材料で形成されてもよい。さらに、前記装置30のコンポーネントについては以下で別々に説明するが、ツール本体のコンポーネントおよびその対応する参照構成要素は、前記主体の一部、領域または表面であり、全体装置30の対応する構成要素またはコンポーネントを形成する。したがって、これらのコンポーネントは別個に論じられ、前記ツール本体の他の構成要素またはコンポーネントと区別されてもよいが、当該例示的な実施例では、以下に説明する部分、領域または表面を有する単一のツール本体がある。
引き続き図8A〜8Hを参照すると、前記装置30は、下端34と対向する上端32を含み、両者の間に縦方向を限定する。前記装置30は、後端38と対向する前端36を含み、両者の間に縦方向に垂直な横方向を限定する。装置30はさらに、第1の側40および第2の側42を含み、両者の間に縦方向に垂直で横方向に垂直な側方向を限定する。
装置30は、半環体または環44およびアタッチメントフック45を含む。本体または環44は、上端から下端まで縦方向に延びる第1のアーム46および第2のアーム48を含む。より具体的には、第1のアーム46は、上端50および下端52を含む。第1のアーム46はさらに、第1のアーム46の厚さを限定する側方向に整列される平行側壁を含む。側方向に整列される貫通孔54は、前記第1のアーム46の幅を完全に貫通して延び、その上端50に隣接している。前記第2のアーム48は、同様に、縦方向に整列される上端56および下端58を含み、前記第1のアーム46の各端50、52にほぼ平行するように構成される。第2のアーム48は、前記第2のアーム48の側方向の幅を限定する縦方向に整列される平面側壁を含む。1つの特定の実施例では、第2のアーム48の幅は、第1のアーム46の幅に等しい。孔60は、前記第2のアーム48の幅に完全にわたって側方向に整列される。1つの特定の実施例では、孔60は、孔54の中心と同軸である。以下でより詳細に説明するように、前記ピン409は、孔54および孔60を貫通して、装置30を結腸鏡の前記ハンドルに解放可能に固定するように構成される。次に、前記結腸鏡に固定されるとき、前記フック45を使用して前記結腸鏡の一部または他のコンポーネントを固定して、医師の片方の手を解放することができる。注意すべきものとして、第1のアーム46および第2のアーム48について、これらのアーム46、48は、「アーム」という用語が同様に本体44に記載の前記アーム72、74に使用されるため、添付の請求項においてそれぞれ「第3」および「第4」のアームと呼ばれることができる(以下でより詳細に論じられる)。アーム72、74は、前記装置30が前記結腸鏡450の前記ハンドルに解放可能に接続されることを可能にするために、少なくとも半可撓性であってもよい。
横部材62は、前記第1のアーム46および前記第2のアーム48の間で、それぞれの下端52、58に近接して側方向に延びる。横部材62は、上部64および下部66を含んでもよい。上部64は、前記下部64に対して角度を付けることができる。前記上部64および前記下部66の間の前記角度は、前記横部材62を通って延びる側軸に対して鈍角であってもよい。正面から見たとき(図8F)、下部66はさらに、縦軸に向かって下方および後方に狭まる第1のテーパ壁68および第2のテーパ壁70を限定する。前記テーパ壁68および前記テーパ壁70の下端は、同様の横方向および側方向の平面上にある。
本体44は、第1の半環形アーム72および第2の半環形アーム74を含む。半環形アーム72は、第1のアーム46に接続され、前記半環形アーム74は、前記第2のアーム48に接続される。第1の半環形アーム72は、前記第1のアーム46から終点前端76に向かって曲げて前方に延びる。前記第2の半環形アーム74は、前記第2のアーム48から終端78に向かって曲げて前方に延びる。入口開口80は、前記各終端76、78の間に限定される。半環形アームは、前記本体44の内面および外面を共に限定する。より具体的には、第1の半環形アーム72は、凹状内面82および凸状外面84を含む。半環形アーム74は、凹状内面86およびそれに対する凸状外面88を含む。
第1のアーム72は、前記終端76と後端92の間で縦軸90を中心とする想像上の円の周囲に約110度延びる。同様に、第2のアーム74は、前記終端78と後端94の間で縦軸90を中心とする想像上の円の周囲に約110度延びる。下横部材96は、前記各後端92、94の間で、前記第1のアーム72および前記第2のアーム74とが相補的な環状に延びる。下横部材96は、縦軸90を中心とする想像上の円の周囲に約60度延びる。したがって、前記本体44は、約270度から約300度の範囲で縦軸90の周りに延びる。
第1のアーム72は、それぞれのアーム46、48との一体接続部から前方に延びる上壁98を含む。上壁98は、円角100まで前方に延び、そして前記下端近くの凹状に曲がった垂直表面102に沿って下向きに延び、前記終端壁76を垂直表面102から前方にオフセットさせる。
第2のアーム74は、細長いS字形壁103を含み、前記S字形壁103が、前記上端から前記下端まで細長いS字状に曲がって延び、終端壁78との接続部で終了する。
下横部材96は、前記第1のアーム46および前記第2のアーム48と共に、ほぼ長方形の孔101を限定し、前記横部材62の下方および前記下横部材96の上方に設けられる。
フック45は、第1の端104および第2の端106を含み、両者の間の長さを限定する。第1の端104は、ほぼU字形表面108として限定され、前記第2の端106は、ほぼU字形表面110として限定される。U字形表面108によって限定される第1の端104は、前記アーム72、74の最前終端76、78から後方に配置される。フック45は、表面108および表面110の間に延びるU字形壁を含む。フック45の前記U字形壁は、外アーム112を含み、前記外アーム112が、U字形表面108およびU字形表面110に直交するほぼ平面である外面114を含む。外アーム112はさらに、外面114にほぼ平行な内面116を含む。フック45はさらに、前記外面114から縦方向に下向きに、前記本体44の前記アーム72の接続部121に向かって上向きに延びる凸状に曲がった下面118を含む。フック45と本体44との前記接続部121は、U字形フック45を前記装置30の前記第1の側40からオフセットさせる。前記接続部121は、カンチレバーの形態で前記フック45を前記本体44の前記第1の側40に向かってオフセットする。
フック45は、フック軸122に沿って延びるU字形チャネル120を限定する。1つの方向では、前記U字形チャネル120の下凹部(凹面128)は、前記フック軸122を中心とする。フック軸122は、縦軸90からオフセットする。1つの特定の実施例では、フック軸122は、前記本体44に関連する縦軸90と平行ではない。フック軸122は、角度124に示されるように、前記縦軸90に対して角度を付けることができる。1つの特定の実施例では、前記縦軸90からオフセットするフック軸122は、約45度から約75度の角度で傾斜、斜めまたは角度となる。より具体的には、1つの特定の実施例は、前記フック軸122と前記縦軸90との間の角度124が60度であることを提供してもよい。さらに、1つの特定の実施例では、角度124の範囲は、前記装置の操作にある臨界特性を持たせ、これにより前記結腸鏡の部分411を最適な位置でフック45に固定して、外科医の手を解放し、部分411が、結腸鏡を持っている手と干渉しない位置にある。
外アーム112は、前記フック軸122から離れて向きに曲げるために、横方向に半可撓性であってもよい。外アームはフック45の他の部分と一体的に成形することができるので、フック45の他の部分も半可撓性であってもよい。前記外アーム112の可撓性により、前記外アーム112を、前記結腸鏡の部分を前記フック45と結合するために、屈曲可能に屈伸することができる。
前記結腸鏡の部分を環または本体44からオフセットされるフック45に固定することを支援するために、前記U字形フック45の前記内面116は、複数の内側に傾斜して延びる爪126を含んでもよい。前記爪126は、フック軸122に対して垂直ではなく、平行ではない角度で向かって、内側に伸びして延びる突起として実施されてもよい。1つの特定の実施例では、前記U字形チャネル120の前記内面116に沿って2列の爪126を有してもよく、前記2列の爪は、前記チャネル120をより深く入り込む前記結腸鏡の部分411が、上向きの前記フック45の凹面128に向かって下向きに偏向されるように、前記フック軸122に対して方向決められる。爪126は、前記フック45の前記内面の長さに沿って並べられる複数の爪として構成されてもよく、前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは他のコンポーネントを前記フックの前記内面の下凹部に偏向させるのに適している。また、図に示すように、前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは他のコンポーネントを前記フックの前記内面の前記下凹部に偏向させるのに適している前記フック45の前記内面の長さに沿って並べられる爪は、少なくとも2列があってもよい。1つの特定の実施例では、2列の有益な物体は、異なる長さでフック軸122に向かって内向きに延びることができる。例えば、下の列の爪は、上の列の爪よりもフック軸122に向かってさらに内側に延びることができる。1つの例によれば、このようないくつか列の爪の異なる延長は、前記フックが、前記フックで固定されるさまざまなサイズ(つまり、外径)の視鏡を収容するのに役立つ。例えば、外径が約15mmの成人サイズの視鏡は、前記フックの第1の列または上の列の爪によって位置を固定することができ、外径が約11mmの子供サイズの視鏡は、前記フックの第2の列または下の列の爪によって位置を固定することができる。
1つの特定の実施例では、第1の側面図(図8B)から見る場合、前記爪126は、前記フック45の前記第2の端106に向かって下向きに傾斜する。さらに、前記爪の方向角は、前記フック軸122に対して前記縦軸90と同じ方向角(角124)で縦方向に伸ばされてもよい。また説明すべきものとして、角124が前記フック軸122と前記縦軸90の間の約60度に等しい場合、軸が伸ばされる爪126と交差する(前記フック軸122と交差する)角度も角124に等しい。この場合、前記爪126は、縦軸90から平行にオフセットしていると考えられる。
本開示の別の態様によれば、本明細書に開示される前記アタッチメント装置は、結腸鏡検査手術を支援するために、前記装置を二次コンポーネントと接続できるように構成される様々な関節または開口、溝、または凹孔を有するように成形されることができる。例えば、前記本体44または前記フック45の外面は、追加のコンポーネントまたはサブコンポーネントの一部をその中に取り付けるための溝、空洞または凹孔構造を有するように成形されることができる。あるいは、前記本体または前記フック45の外面は、結腸鏡検査過程中に医師を補助する追加のコンポーネントの一部に挿入された突出関節を有するように成形されることができる。別の例では、他の構造的配置は、前記装置の一部であってもよく、コンポーネントまたはコンポーネントの一部を追加の装置に組み込む前記本体44または前記フック45(または両者)に位置するので、本明細書に記載のアタッチメント装置が、医療過程中に医師を補助するための前記追加の装置を携帯することができる。
前記装置30が前記結腸鏡450に接続される場合、前記第1のアームおよび前記第2のアーム72、74は、前記結腸鏡の前記ハンドルの一部の周りに延びる。より具体的には、前記第1のアームおよび前記第2のアーム72、74は、前記結腸鏡450の前記ハンドルの外周の周りに部分的に延びる。1つの実施例では、前記第1のアームおよび前記第2のアーム72、74は、前記調節環413に近接して配置される。この例では、前記アーム72、74の下面は、413の一端に直接接触してもよい。さらに、前記アーム72、74の前記下面が調節環の近端に直接接触することができることにより、前記装置30は、前記調節環413よりも医師の近くに配置される。さらに、フック45に接続される前記結腸鏡450の部分は、前記内視鏡の前記軸411であることが考えられる。
前記装置30を前記結腸鏡450にアタッチメントするために、医師または別の操作者は、前記アーム72、74を外側に移動して、前記終端76、78の間の前記開口80を拡大し、このように装置30が前記結腸鏡450に係止されることができる。前記アーム72、74が前記結腸鏡の前記ハンドルに係止されることができ、それによって、前記結腸鏡ハンドルは、その内面82、86によって限定される領域を占めることができる。前記アーム72、74は、弾性変形であり、したがって、それらがその中立位置に戻り、本体44を前記結腸鏡450の前記ハンドルに解放可能にアタッチメントまたは結合する。次に、医師は、前記結腸鏡450の別の部分(またはそのサブコンポーネント)を前記フック45に結合またはアタッチメントすることができる。この結合関係を達成するために、ユーザーは、前記軸112から外向きに離れて、フック45の前記外アーム112を可撓的に曲げる。これは、前記U字形チャネル120の空間を拡大し、前記軸411(または別のコンポーネント)を前記チャネル120の底部を限定する前記凹面128に移動させる。前記軸411(または前記結腸鏡の他の部分)がフック45の前記凹部128に近接して配置される場合、前記爪126は、医師が前記軸411の前記フック45に対する接続を解除する準備ができるまで、前記フック45に効果的にロックされるように、前記軸411を位置に固定する。また説明すべきものとして、爪126は、前記結腸鏡450の第2の部分(すなわち、前記軸411)が前記フック45の前記凹状内面128に対して移動することを防止する。
フック45は、結腸鏡検査手術中に前記フックによって支持される前記結腸鏡の一部(例えば、前記内視鏡)が結腸または腸内で中心を合わせるという別の利点を提供してもよい。前記結腸鏡の一部が結腸内で中心を合わせることは、前記本体44の前記縦軸に対する、前記フック軸122の位置決めおよび角度によって達成されることができる。さらに、装置30が前記結腸鏡の前記ハンドルにアタッチメントされるとき、接続部121によって決定されるオフセットは、結腸または腸内で前記結腸鏡の一部の中心合わせをさらに補助することができる。
いくつかの実施例では、本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、プラスチック材料から作製されてもよい。いくつかの実施例では、本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、使い捨てであってもよい。
有利には、本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、前記結腸鏡から迅速に取り付けおよび取り外しすることができる。例えば、取り付けは、2-3秒など、10秒未満かかる場合がある。
本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、結腸の複雑な部分の挿管において結腸鏡の操作者を有利に補助する。それらはまた、生検、ポリープ切除、注射などの過程中に、曲がった結腸の鋭いアンギュレーションを通ることおよび結腸の頭端の安定化を協力することができる。前記装置はまた、前記結腸鏡がスムーズに取り出されることを可能にする。本明細書に記載される前記アタッチメント装置を使用すると、結腸および盲腸の挿管時間を短縮し、盲腸挿管の速度を高め、結腸検査の品質を向上させ、結腸ポリープの検出率を高めることができる。
理解すべきものとして、本明細書に記載される1つの実施例に関する任意の特徴は、本明細書に記載される別の実施例に関する任意の特徴と置き換えられるか、または組み合わされてもよい。
さらに、さまざまな創造的な概念を1つ以上の方法として実施でき、これらの方法の例が提供される。方法の一部として実行される動作は、任意の適切な方法でシーケンス化できる。したがって、前記実施例とは異なる順序で動作する実施例を構成してもよく、前記実施例において順序動作として示されている幾つかの動作を同期的に行うことを含むことができる。
本明細書では様々な進歩性の実施例を説明および示すが、当業者は、本明細書の前記機能を実行するため、および/または結果および/または1つまたは複数の利点を得るための他の様々な方法および/または構造を容易に考え、そしてこれらの変更および/または修正のそれぞれは、本明細書で説明される進歩性の実施例の範囲内であると見なされる。より一般的には、当業者は、本明細書に記載されるすべてのパラメータ、サイズ、材料、および構成が例示であることを意味し、そして実際のパラメータ、サイズ、材料、および/または構成が、本進歩性の教示に使用される1つまたは複数の特定の用途に依存することを容易に理解する。当業者は、従来の実験手段のみを利用して、本明細書で述べた具体的な進歩性の実施例の多くの等価な実施例を決定することができることを認識するであろう。よって、理解すべきものとして、前述の実施例は、例示的な形態でのみ示され、添付の請求項および同等の請求項内で、進歩性の実施例を、具体的な説明および声明とは異なる他の形態で実施することができる。本開示の進歩性の実施例は、本明細書で説明したそれぞれの単一の特徴、システム、物品、材料、セット、および/または方法について説明する。さらに、前記特徴、システム、物品、材料、セット、および/または方法が互いに矛盾していない場合、2つ以上のこのような特徴、システム、物品、材料、セット、および/または方法の任意の組み合わせが本開示の創造性の範囲に含まれる。
本明細書で限定され使用されるすべての定義は、辞書の定義、参照によって組み込まれたファイルの定義、および/または限定された用語の一般的な意味の限定として理解されるべきである。
明示的に反対しない限り、本明細書および請求項で使用される冠詞「1」および「1つ」は、「少なくとも一つ」と理解されるべきである。本明細書および請求項(存在する場合)で使用される用語「および/または」は、このように接続される要素の「2つのうちの1つまたは2つ」として理解されるべきであり、すなわち、要素は、ある場合には共通して現れ、他の場合には選択的に出現するものである。「および/または」でリストされた複数の要素は、同じように解釈されるべきであり、すなわち「1つまたは複数」は、このように接続された要素である。「および/または」で文から特別に識別される要素を除いて、これらの特別に識別された要素と関連しているか、または関係のない他の要素が選択的に現れることができる。よって、非限定的な例として、「含む」などの開放的な言語と組み合わせて使用する場合、関連する「Aおよび/またはB」は、1つの実施例において、Aのみを指すことができ(選択的にB以外の要素を含む)、別の実施例においてはBのみを指すことができ(選択的にA以外の要素を含む)、もう1つの実施例において、AおよびBなどを指す(選択的にほかの要素を含む)ことができる。本明細書および請求項で使用されるように、「または」は、上記で定義された「および/または」と同じ意味を持つと理解されるべきである。例えば、リスト内の項目を区切る場合、「または」または「および/または」は、包括的であると解釈されるべきであり、すなわち、複数または一連の要素(および選択可能な他のリストされていない項目)の少なくとも1つを含むが、1つ以上も含まれる。「一つしかない」または「ちょうどその中の一つである」など、明確に反対に指摘された用語のみが、または請求項で使用される「から…構成される」とは、複数の要素または一連の要素のうち、ちょうど1つの要素を含むことを意味する。一般的に、本明細書で使用される用語「または」は、排他的な用語(例えば、「両方のうちの1つ」、「…の一つだけ」、または「…の中のちょうど一つ」、請求項に使用される「本質的には…構成」)が排他的なオプションを指定するものとして解釈されるべきであり(例えば、「…の一つまたはもう一つであるが、両者ではない」)、そうでなければ法律の分野で使用されるべきであるという通常の意味を持つべきである。
本明細書が明細書および請求項で使用されるように、一連の要素の1つまたは複数の要素を指す場合、フレーズ「少なくとも1つ」は、任意の1つまたは複数の要素リストから選択された要素の少なくとも1つを意味するものと理解されるべきであるが、必ずしも要素リストに具体的にリストされた各種および各要素のうちの少なくとも1つを含むものではなく、要素リスト内の要素の任意の組み合わせを排除しない。当該定義はまた、「少なくとも1つ」というフレーズに関連する要素リストの中で特定の要素を除いて、要素が選択的に出現することも可能であり、これらの要素が特定の要素に関連するかどうかは関係ないことを許可する。よって、非限定的な例として、「AおよびBのうちの少なくとも1つ」(または等価的に、「AまたはBのうちの少なくとも1つ」、または等価的に、「Aおよび/またはBのうちの少なくとも1つ」)は、1つの実施例では、少なくとも1つ、選択的に複数のAを含むが、Bがない(および選択的にB以外の要素を含む)ことを指すことができ、別の実施例では、少なくとも1つ、選択的に複数のBを含むが、Aがない(および選択的にA以外の要素を含む)ことを指すことができ、もう1つの実施例では、少なくとも1つ、選択的に複数のAを含むこと、および少なくとも1つ、選択的に複数のBを含む(および選択的に他の要素を含む)ことを指すことができる。
特徴または要素が本明細書で別個の特徴または要素「上」(「on」)と呼ばれるとき、それは直接に他の特徴または要素に位置してもよく、または中間的な特徴および/または要素が存在してもよい。対照的に、特徴または要素が他の特徴または要素「上」に「直接位置する」(「directly on」)と呼ばれるときは、中間特徴または要素は存在しない。また理解すべきものとして、特徴または要素が他の特徴または要素に「接続する」、「アタッチメントする」、または「結合する」と呼ばれる場合には、他の特徴または要素に直接的に接続する、アタッチメントする、または結合することができ、または中間的な特徴または要素が存在する可能性がある。対照的に、1つの特徴または要素が他の特徴または要素に「直接接続する」、「直接アタッチメントする」、または「直接結合する」と呼ばれる場合、中間特徴または要素は存在しない。1つの実施例で説明または図示される特徴および要素は、他の実施形態に適用されてもよい。当業者であれば、他の特徴に「隣接する」ように設定された構造または特徴に関しては、その隣接する特徴と重複する部分または隣接する特徴の下に位置する部分を有することができることを理解するであろう。
添付の図面に示すような1つの要素または特徴と他の要素または特徴との関係を説明するのを容易にするために、空間関係用語を使用してもよく、例えば、「…の下」、「…の下方」、「より低い」、「…の上」、「以上」、「より高い」、「…の上方」、「…の後」、「…の前」などである。理解すべきものとして、空間関係用語は、図面に示された方向以外の装置の使用または動作の異なる方向を含む。例えば、図中の装置が反転されている場合、他の要素または特徴の「下」または「底」に記載される要素は、他の要素または特徴の「上」に向けられる。よって、例示的な用語「…の下」は、上と下の方向が同時に含んでもよい。前記装置は、他の方法で指向(90度回転または他の方向に配置される)されることができ、それに従って本明細書で使用する空間関係叙述をそれぞれ説明する。同様に、具体的に説明しない限り、用語「上向き」、「下向き」、「直立」、「水平」、「側方向」、「横方向」、「縦方向」などは解釈の目的だけに用いられる。
本明細書では、「第1」および「第2」という用語は、さまざまな特徴/要素を記述するために使用されてもよいが、当該特性/要素は、文脈では特に指摘されない限り、この用語によって制限されてはならない。この用語は、1つの特徴/要素を別の特徴/要素と区別するために使用されてもよい。よって、本考案の教示から逸脱することなく、本明細書で論じる第1の特徴/要素を第2の特徴/要素と呼ぶことができ、同様に、本明細書で論じる第2の特徴/要素を第1の特徴/要素と呼ぶことができる。
実施例は、本開示の実施例または例示である。明細書における「実施例」、「1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「1つの特別な実施例」、または「別の実施例」などは、実施例に関連して説明される特別な特徴、構造または特点が、本考案または本開示の少なくともいくつかの実施例に含まれることを意味するが、全ての実施例に含まれるとは限らない。様々な「実施例」、1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「1つの特別な実施例」、または「別の実施例」などは、必ずしも同じ実施形態に関連していない。
本明細書で「てもよい」、「可能」、または「できる」がコンポーネント、特徴、構造または特点を含む場合、この特別なコンポーネント、特徴、構造または特点は必ずしも含まれるべきではない。明細書または請求項が「一」または「一種」の要素に関連する場合、要素のうちの一つだけを意味するものではない。明細書または請求項が「1つの付加的」要素に関連する場合、1つ以上の付加的要素を排除しない。
本明細書および請求項で使用されるように、例示で使用されるものを含み、特に規定されていない限り、すべての数字は、たとえ当該用語が明確に現れていないとしても、プレフィックス「大体」または「近似」を有するように見なされてもよい。サイズおよび/または位置を記述する際には、説明された値および/または位置が値および/または位置の合理的な予想範囲内にあることを示すために、「約」または「近似」というフレーズを使用することができる。例えば、値は、前記値(または値の範囲)の+/−0.1%、前記値(または値の範囲)の+/−1%、前記値(または値の範囲)の+/−2%、前記値(または値の範囲)の+/−5%、前記値(または値の範囲)の+/−10%などの値を持つことができる。本明細書で説明する任意の数値範囲は、その中に含まれるすべてのサブ範囲を含むことを意図する。
さらに、本開示は、本明細書に記載される順序とは異なる順序で実行されてもよい。よって、明示的に声明しない限り、方法の順序は限定されるものと見なされてはならない。方法のいくつかのステップを異なる順序で実行することによって同様の結果が得られることが理解できる。
請求項および上記の明細書において、すべての遷移語は、例えば「含む」、「含み」、「持つ」、「有する」、「含む」、「関与する」、「収容する」、「構成する」などのいずれも開放的なものとして理解されるべきであり、即ち、含まれるが、これらに限定されないという意味である。米国特許庁の特許審査手続マニュアルの解釈によれば、「…からなる」および「主に…構成される」という遷移語のみが、それぞれ閉鎖または半閉鎖の遷移語である。
上記の説明では、簡潔さ、明確さ、および理解の容易さのために特定の用語が使用される。そのうち、前記用語は説明目的で使用されており、広く解釈されることを目的としているため、従来技術の要件を超えた不要な制限を意味するものではない。
さらに、本開示の様々な実施例の示すおよび説明は例であり、本開示は、示されるまたは説明される特定の詳細に限定されない。
本開示は、一般に、結腸鏡検査または他の手術で使用される装置に関する。特に、本開示は、結腸鏡に接続される装置に関する。具体的には、本開示は、結腸鏡の一部または他のコンポーネントをハンドルアタッチメント装置に接続することにより、医師が結腸鏡をより容易に操作することを可能にする結腸鏡のハンドルアタッチメント装置に関する。
通常の結腸鏡検査は、大腸(結腸)と直腸の変化や異常を検査するために使用される検査である。結腸鏡検査の間、長いフレキシブルチューブ(結腸鏡)が直腸に挿入される。チューブの頭端にある小型カメラにより、医師は結腸の内部全体を見ることができる。必要であれば、結腸鏡検査の間にポリープまたは他のタイプの異常組織を結腸鏡で取り除くことができる。結腸鏡検査の間に組織サンプルを採取する(生検)こともできる。
従来の結腸鏡検査技術は、図1、図2、および図3を参照して実行される。
図1に示すように、結腸鏡検査の間に、結腸鏡は、肛門10を通して直腸12に挿入され、その後、S型結腸14、下行結腸16、横結腸18、および上行結腸20を通して盲腸22まで進められる。次に、結腸鏡をゆっくりと取り出し、結腸粘膜を検査する。必要であれば、ポリープ切除術(ポリープを取り除く)、生検(粘膜、腫塊、またはポリープのサンプリング)、または粘膜下注射など、他の手術を行うことができる。
胃腸科医(内視鏡医師)の目標は結腸全体を検査することであり、これには盲腸22の挿管と検査が必要である。胃腸科医のスキルと経験および結腸の解剖学に応じて、盲腸22の挿管には数分から1時間以上かかる場合がある。結腸鏡検査の約1%〜20%は困難であり、米国のデータによると、結腸鏡検査の3%〜12%は盲腸に到達しないため不完全である。結腸鏡検査が困難または不完全である主な理由は、曲がりくねった結腸のアンギュレーションまたは環状構造、憩室症に起因する結腸のけいれんまたは結腸壁の肥大、および女性の骨盤手術または感染後の癒着に起因する急性結腸アンギュレーションである。S状結腸は結腸の中で一番通りにくい部分であるが、病原学によって結腸の他の領域も処理が困難である。
結腸鏡を盲腸に押し込むために、内視鏡医師は、結腸内に空気を吹き込み、結腸鏡を前に押し、後ろに引き、つまみ(上/下、左/右)を使って結腸鏡の頭端を回し、結腸鏡の挿入部分を右(時計回り)と左(反時計回り)にひねり、結腸鏡を揺すって振動させ、結腸鏡の頭端を粘膜のひだの後ろに引っ掛けて、そして引っ張り返して、結腸の曲がりくねった部分を真っ直ぐにする。水洗浄は、結腸に残っている破片を取り除くためだけでなく、S状結腸を満たし、結腸環をまっすぐにするためにも使用される。内視鏡医師はまた、結腸鏡のループを減少または防止するために、体の外側から手で腹部を押す内視鏡アシスタントを使用する。
図2および3に示すように、結腸鏡を操作するために、胃腸科医は通常、結腸鏡250のグリップまたはハンドル210を片手(たとえば、左手)で持ち、結腸鏡ハンドルの2つのメインノブ(右/左アンギュレーション制御ノブ333および上/下アンギュレーション制御ノブ331)を操作する。他方の手(例えば、右手)は、結腸鏡250の軸211を押し、引っ張って、ねじることができる。複雑な結腸アンギュレーションを通過するとき、結腸鏡250の頭端227は、より正確に制御される必要がある。右/左アンギュレーションロック339および上/下アンギュレーションロック337により(他方の手、例えば、右手によって活性化される)、結腸鏡の頭端227は、特定の位置に固定されることができる。
結腸鏡検査手術の開始時、結腸鏡250は完全に可撓性であり、可撓性調節環235は緩んでいる。横結腸または上行結腸に到達し、結腸鏡が3〜4フィート伸びるとき、結腸鏡250がループし始める可能性がある。したがって、視鏡の挿入部分を握る手(例えば、右手)を使用して、可撓性調節環235を時計回りに回して、結腸鏡250の軸の剛性を高め、それにより、(例えば、盲腸まで)通過しやすくすることができる。
しかしながら、上記の結腸鏡の操作にはいくつかの欠点がある。まず、ノブを中立に向けて付勢するバネがノブの内部にあるため、2つのノブ333、331を片手で制御することは困難である。鏡250のハンドル210を手(たとえば、左手)で持ち、親指を使用して1つのノブ(333または331)を制御する場合、通常、2つ目のノブ(331または333)を同時に押したり作動させたりすることはできない。場合によっては、片方の手(たとえば、左手)の親指を使用して、左/右と上/下アンギュレーション制御ノブ33、33を同時に固定することもできるが、これは、中型の手を持つ内視鏡医師にとっては困難であり、小さな手を持つ内視鏡医師にとってはほとんど不可能である。この場合、他方の手(例えば、右手)は、ノブ331および333の操作を助けることができるが、これは、鏡250の軸211の制御の喪失をもたらす。したがって、内視鏡医師は、結腸の軸211を押したり握ったりするのを助けるように看護師やアシスタントに依頼するか、右手でノブ331、333と鏡の軸211をすばやく切り替えようとする必要がある。これは、鏡の頭端227の理想的な位置の喪失および/または鏡の頭端の後方へのスライドをもたらす可能性がある。結腸の複雑な領域に挿管する試みを繰り返し行うと、長時間の手術、患者の不快感、オペレーターの不満につながる可能性がある。結腸のアンギュレーション領域で生検、ポリープ切除などが行われる場合、および結腸またはその蠕動が結腸鏡を押し戻す場合、内視鏡医師も同様の状況に直面する可能性がある。同様に、結腸鏡を固定してノブを押すには両手が必要であり、同時に、生検鉗子、スネア、シリンジなどを操作するには、もう一方の手が必要である。
図1から図3に示すように、結腸鏡装置および結腸鏡検査手術中に医師が複数の装置を手動で操作する必要があるという問題は、依然として困難を伴う。したがって、結腸鏡を操作するための改善される方法または装置が必要である。本開示は、結腸鏡または類似の内視鏡に結合される装置を提供することによってこの問題および他の問題を解決し、手術中に医師により多くの制御を提供する。
1つの態様によれば、本開示の例示的な実施例は、結腸鏡と接続するためのアタッチメント装置を提供し、前記装置は、本体であって、前記本体を結腸鏡に固定する大きさの第1のアームおよび第2のアームを有する、縦軸に沿って延びる本体、および前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは医療手術で使用される他のコンポーネントをロードするのに適用される、前記本体に結合されるフックを含む。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、U字型チャネルを限定する前記フックの内面を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は、前記フックの前記内面の下凹部と、フック軸とをさらに提供してもよく、そのうち、前記下凹部が、前記フック軸の周りに延びる。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フック軸が、前記縦軸に対して約45度から約75度の範囲の角度で方向付けされることを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フック軸が、前記縦軸に対して約60度の角度で方向付けされることを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックの前記内面から延びる少なくとも1つの爪を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックの前記内面の長さに沿って並べられる複数の前記爪を提供してもよく、複数の前記爪が、前記結腸鏡の前記サブコンポーネントまたは前記他のコンポーネントを前記フックの前記内面に近く固定するのに適用される。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックの前記内面の長さに沿って並べられる少なくとも2列の爪を提供してもよく、前記2列の爪が、前記結腸鏡の前記サブコンポーネントまたは前記他のコンポーネントを前記フックの前記内面の前記下凹部にオフセットするのに適している。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は、前記少なくとも2列のうちの1列における少なくとも1つの爪が前記縦軸に対して伸張されることをさらに提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、第1のアームおよび第2のアームによって限定される前記本体の半環状構造と、前記本体の外側の長さに沿って縦方向に延びる第3のアームおよび第4のアームと、前記第3のアームおよび前記第4のアームのそれぞれに形成される横孔とを提供してもよく、前記横孔が、自体を通過するピンを取り付けるのに適しており、それにより、前記アタッチメント装置を前記結腸鏡に結合するのに適している。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は第1のアームをさらに提供してもよく、前記第1のアームが、アンギュレーションまで前方に延びる上壁と、前記アンギュレーションから縦方向に延び、下端近くで曲げる、終端壁を表面から前方に位置決めするための表面とを含む。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例は、S字形壁を含む第2のアームをさらに提供してもよく、前記S字形壁が、上端から下端まで縦方向に伸張し、前記第2のアームの終端壁で終わり、前記下端が、前記上端から前方に延びるように構成される。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックをカンチレバーの方法で前記アタッチメント装置の第1の側にオフセットさせる、前記本体に接続される前記フックの全体接続部を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記本体の前端から後方に位置決めする前記フックの前端を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記本体の上端の下に配置される前記フックの上端を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記本体の下端の上に配置される前記フックの下端を提供してもよい。
もう1つの態様によれば、本開示の1つの例示的な実施例は、アタッチメント装置の本体を結腸鏡の第1の部分に結合するステップ、および前記結腸鏡の第2の部分を前記アタッチメント装置のフックに結合するステップを含む方法を提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記結腸鏡の前記第2の部分を前記フックの凹状内面に向かって移動するステップ、および前記フックの前記凹状内面に対する前記結腸鏡の前記第2の部分の移動を防ぐステップを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、前記フックに結合される前記結腸鏡の前記第2の部分の軸を、前記本体の前記縦軸に対して約45度から約75度の範囲の角度で方向付けするステップを提供してもよい。当該例示的な実施例または別の例示的な実施例はさらに、二次コンポーネントを前記本体と前記フックのいずれかの外面に接続するステップを提供してもよい。
本開示の例示的な実施例は、以下の説明に示され、図面に示され、添付の請求項に具体的かつ明確に特定される。本明細書に完全に組み込まれ、明細書の一部を形成する図面は、本開示の様々な態様の様々な例、方法、および他の例示的な実施例を示す。図に示される要素境界(例えば、フレーム、フレームグループまたは他の形状)は、境界の例を表すことを理解されたい。当業者は、いくつかの例では、1つの要素が複数の要素として設計されてもよく、または複数の要素が1つの要素として設計されてもよいことを理解するであろう。いくつかの例では、別の要素の内部コンポーネントとして表される要素は、外部コンポーネントとして実装されてもよく、その逆も同様である。さらに、要素は縮尺どおりに描かれていない場合がある。
大腸(結腸)の解剖構造を示す。 可撓性調節環を有する結腸鏡の下部の斜視図である。 結腸鏡の斜視図である。 結腸鏡上の例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第1の側の斜視図である。 結腸鏡に取り付けられる図4Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第2の側の斜視図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の上面図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の底面図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第1の側の斜視図である。 結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第2の側の斜視図である。 前記装置を結腸鏡に固定するためにピンが接続される結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の平面図である。 例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の別の実施例の斜視図である。 別の例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の上面斜視図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第1の側面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の底面斜視図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の第2の側面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の平面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の正面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の底面図である。 図8Aの例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置の背面図である。
結腸鏡のハンドルアタッチメント装置が図面に示されている。前記結腸鏡のハンドルアタッチメント装置のさまざまな実施例は、結腸鏡に接続され、通常医療手術(例えば、結腸鏡検査または内視鏡検査)を行う医師によって携帯、支持または握られる結腸鏡の部分が、前記アタッチメント装置によって搭載されることができるように構成される。前記アタッチメント装置の実施例は、結腸鏡の各部分を両手で保持するタスクを減らすことにより、医師の疲労を減らすのに役立つことができる。前記装置は、医師の疲労を軽減し、本開示の前記アタッチメント装置を使用する医師が所定の日により多くの手術を行えるようにすることで、当該医師を雇用する医療機関または前記手術を行う医療機関が利益を増大することができる。前記アタッチメント装置はまた、医師の片方の手を「解放する」(すなわち空ける)ことができるので、現在空いている手で追加のタスクを実行でき、そうでなければ、本開示の前記アタッチメント装置なしでは、この手は結腸鏡の一部を握る必要がある。
図4Aおよび図4Bを参照すると、結腸鏡450の例示的なアタッチメント装置400は、内視鏡ハンドル410にアタッチメントするためのc字形環401(例えば、鏡の可撓性調節環413の真上に位置する)を含む。平行アーム402A、402Bは、c字形環401からハンドル410の近端まで延びることができる。ピン409は、アーム402A、402Bの間に配置されてもよい(例えば、前記内視鏡の結腸鏡生検チャネルポート414にアタッチメントするため、図6を参照する)。前記アタッチメント装置400は、前記内視鏡の軸411の周り(例えば、内視鏡の挿入部分の周り)にアタッチメントするためのフック403(例えば、アーム402Bの1つから延びる)をさらに含んでもよい。
図5Aおよび図5Bは、アタッチメントピン40のない前記アタッチメント装置400を示し、図6は、ピン409のある前記アタッチメント装置400を示す。したがって、前記装置400は、c字形環401、平行アーム402A、402Bおよびフック403の3つの主要部分を含む。
前記c字形環401は、半円形状で、円周方向に約270度から約320度まで延びて、端部423の間に限定される開口421を形成するものであってもよい。前記環401は、器具チャネルポート(例えば、生検チャネル)の少し下の結腸鏡ハンドルの遠端の周りに前記装置400を固定するように構成されてもよい。可変剛性結腸鏡の場合、前記c字形環401は、生検チャネルと可撓性調節環との間にアタッチメントされてもよい。前記c字形環401は、前記装置400が結腸鏡に近接して移動するのを防ぐのに役立つ。
環401は、凸状外面および凹状内面を含む。前記凹状内面は、中央垂直軸425を中心とする。垂直軸425に従って測定される前記環401の内径は、前記結腸鏡の外面と相補的である。
前記平行アーム402A、402Bは、前記c字形環401のカンチレバーの形態で、前記凸状外面から外向きに、前記器具チャネルの両側に沿って延びることができる。そのうち、前記ピン409が通過するための前記平行アーム402A、402Bは、前記装置400が遠くに移動するのを防ぐために、器具チャネルポートに寄りかかることができる。
前記フック403は、前記c字形環401および1つの前記平行アーム402Bの外面にアタッチメントされてもよい。前記フック403は、前記鏡軸のアンカーまたはアタッチメント機構として使用されてもよい。例えば、前記フック403は、ほぼU字型であり、前記c字形環401の中心軸と平行に延びる中心軸(フック403の開口に沿って)を有してもよい。1つの実施例では、前記フック403の長さは、前記装置400の長さの約半分であってよい。さらに、前記フック403は、前記結腸鏡に対する前記フック403の把持力を改善するように構成されるいくつかの特徴を含んでもよい。例えば、前記フックは、前記鏡に対するアンカー力を提供するために、その上に内側リッジ405を含んでもよい。
前記フック403は、垂直フック軸427を中心とする凸状に曲がった外面および凹状に曲がった内面を含む。前記フック軸427は、前記c字形環401の前記垂直軸425にオフセットして平行する。前記フック403は、環401の開口421とは異なる方向に面する開口429を限定する。前記開口429は、通常、前記平行アーム402A、402Bに面する。
前記装置400の利点は、前記c字形環401を介して前記結腸鏡の前記ハンドル410に迅速にアタッチメントすることができるように単純な設計を有することである。前記装置400の前記フック403は、前記結腸鏡の軸411へのクイックイン/アウトアタッチメントを提供する。
前記装置400を前記結腸鏡とともに使用する方法の一例では、前記結腸鏡の前記軸411がアタッチメントされると、ユーザーの第1の手(例えば、左手)は、前記結腸鏡の前記ハンドル410を握って前記操作ノブの1つを制御でき、もう一方の手(例えば、右手)は、もう1つの前記制御ノブを自由に操作することができる(前記鏡450の前記軸411が、前記フック403によって支持されるので、もう一方の手で握る必要がない)。これにより、前記結腸鏡の頭端を挿入して非常に細かく偏向させることができる(例えば、上/下および左/右方向の同時偏向。同時に、両手(前記ハンドル410の上に)の患者への近接移動は、前記装置400を推進して、(さらに前記鏡450の前記軸411を推進する)、これにより前記鏡450の前記頭端が結腸アンギュレーション領域を通過して前進する。両手で同時に2つのノブを操作し、前記鏡450を前方に移動することは、複雑な結腸アンギュレーションを通過するのに非常に役立つ。同様に、前記装置400は、前記結腸鏡450の取り出し過程に使用されてもよい。両手で前記アンギュレーション制御ノブを操作して前記結腸鏡の頭端を細かく制御すると、結腸検査の中断を防ぐことができる。
別の例示的な使用方法では、前記装置400を片手(例えば、左手)で使用して前記結腸鏡450を位置に固定すると同時に、もう一方の手(例えば、右手)を使用して生検、ポリープ切除または注射などの医療手術を行うことができる。
前記装置400は、一度使用して廃棄されてもよい。前記装置400を使用すると、熟練したまたは熟練していない内視鏡医師は、盲腸挿管時間を大幅に短縮し、盲腸挿管の成功率を高め、それによってポリープの検出率を高めることができる。
前記結腸鏡をアタッチメントするための前記フックは、アタッチメントを支援するために様々な形状および/または特徴を有しても良い。例えば、図7は、前記フック403と同様である別の例示的なフック703を示しているが、前記フック703は、3つのフック爪773A、773B、773Cを含み、そのうちの2つのフック爪773Aおよび773Cが片側に配置され、両者の間に切れ目があり、1つの中央のフック爪773Bが反対側に配置される。さらに、示された前記フック703を前記フック403に対して90度回転させる場合、片手が近接するように移動するときに前記結腸鏡を直接挿入するのを助けるように、ほぼ中心軸に平行な中心軸を有するように構成されてもよい(前記フック403と同様である)。
図8A〜図8Eは、全体的に30で示される別の例示的な結腸鏡のハンドルアタッチメント装置を示す。前記装置30は、主に半剛性、人工合成材料の押し出し、成型、印刷、または増材的製造、減材的機加工、または成形によって作製される単一、一体型部材であってもよい。1つの実例では、硬化プラスチックなどのポリマーは、前記装置30を製造するためのコンポーネントまたは構成要素、および前記装置30と一体的に成形、成型または押し出される様々なコンポーネントを成形することができる。前記装置30は、前記結腸鏡にアタッチメントされる前記装置30のハンドルを操作する胃腸科医によって加えられる典型的結腸鏡検査手術における力に耐えられるべきである。本明細書に記載の装置30およびその追加のコンポーネントは、均一かつ一体的に押し出し、成型または成形されると考えられるが、当業者が理解できるように、ツール本体のコンポーネントを別々に形成するために他の任意の材料を使用することは完全に可能である。別の実例では、前記装置30は、操作者(すなわち、胃腸科医)の衝撃または曲げによって引き起こされるわずかな変形に耐えるように構成された半可撓性エラストマー材料またはゴム材料で形成されてもよい。さらに、前記装置30のコンポーネントについては以下で別々に説明するが、ツール本体のコンポーネントおよびその対応する参照構成要素は、前記主体の一部、領域または表面であり、全体装置30の対応する構成要素またはコンポーネントを形成する。したがって、これらのコンポーネントは別個に論じられ、前記ツール本体の他の構成要素またはコンポーネントと区別されてもよいが、当該例示的な実施例では、以下に説明する部分、領域または表面を有する単一のツール本体がある。
引き続き図8A〜8Hを参照すると、前記装置30は、下端34と対向する上端32を含み、両者の間に縦方向を限定する。前記装置30は、後端38と対向する前端36を含み、両者の間に縦方向に垂直な横方向を限定する。装置30はさらに、第1の側40および第2の側42を含み、両者の間に縦方向に垂直で横方向に垂直な側方向を限定する。
装置30は、半環体または環44およびアタッチメントフック45を含む。本体または環44は、上端から下端まで縦方向に延びる第1のアーム46および第2のアーム48を含む。より具体的には、第1のアーム46は、上端50および下端52を含む。第1のアーム46はさらに、第1のアーム46の厚さを限定する側方向に整列される平行側壁を含む。側方向に整列される貫通孔54は、前記第1のアーム46の幅を完全に貫通して延び、その上端50に隣接している。前記第2のアーム48は、同様に、縦方向に整列される上端56および下端58を含み、前記第1のアーム46の各端50、52にほぼ平行するように構成される。第2のアーム48は、前記第2のアーム48の側方向の幅を限定する縦方向に整列される平面側壁を含む。1つの特定の実施例では、第2のアーム48の幅は、第1のアーム46の幅に等しい。孔60は、前記第2のアーム48の幅に完全にわたって側方向に整列される。1つの特定の実施例では、孔60は、孔54の中心と同軸である。以下でより詳細に説明するように、前記ピン409は、孔54および孔60を貫通して、装置30を結腸鏡の前記ハンドルに解放可能に固定するように構成される。次に、前記結腸鏡に固定されるとき、前記フック45を使用して前記結腸鏡の一部または他のコンポーネントを固定して、医師の片方の手を解放することができる。注意すべきものとして、第1のアーム46および第2のアーム48について、これらのアーム46、48は、「アーム」という用語が同様に本体44に記載の前記アーム72、74に使用されるため、添付の請求項においてそれぞれ「第3」および「第4」のアームと呼ばれることができる(以下でより詳細に論じられる)。アーム72、74は、前記装置30が前記結腸鏡450の前記ハンドルに解放可能に接続されることを可能にするために、少なくとも半可撓性であってもよい。
横部材62は、前記第1のアーム46および前記第2のアーム48の間で、それぞれの下端52、58に近接して側方向に延びる。横部材62は、上部64および下部66を含んでもよい。上部64は、前記下部64に対して角度を付けることができる。前記上部64および前記下部66の間の前記角度は、前記横部材62を通って延びる側軸に対して鈍角であってもよい。正面から見たとき(図8F)、下部66はさらに、縦軸に向かって下方および後方に狭まる第1のテーパ壁68および第2のテーパ壁70を限定する。前記テーパ壁68および前記テーパ壁70の下端は、同様の横方向および側方向の平面上にある。
本体44は、第1の半環形アーム72および第2の半環形アーム74を含む。半環形アーム72は、第1のアーム46に接続され、前記半環形アーム74は、前記第2のアーム48に接続される。第1の半環形アーム72は、前記第1のアーム46から終端76に向かって曲げて前方に延びる。前記第2の半環形アーム74は、前記第2のアーム48から終端78に向かって曲げて前方に延びる。入口開口80は、前記各終端76、78の間に限定される。半環形アームは、前記本体44の内面および外面を共に限定する。より具体的には、第1の半環形アーム72は、凹状内面82および凸状外面84を含む。半環形アーム74は、凹状内面86およびそれに対する凸状外面88を含む。
第1の半環形アーム72は、前記終端76と後端92の間で縦軸90を中心とする想像上の円の周囲に約110度延びる。同様に、第2の半環形アーム74は、前記終端78と後端94の間で縦軸90を中心とする想像上の円の周囲に約110度延びる。下横部材96は、前記各後端92、94の間で、前記第1の半環形アーム72および前記第2の半環形アーム74とが相補的な環状に延びる。下横部材96は、縦軸90を中心とする想像上の円の周囲に約60度延びる。したがって、前記本体44は、約270度から約300度の範囲で縦軸90の周りに延びる。
第1の半環形アーム72は、それぞれのアーム46、48との一体接続部から前方に延びる上壁98を含む。上壁98は、円角100まで前方に延び、そして前記下端近くの凹状に曲がった垂直表面102に沿って下向きに延び、前記終端壁76を垂直表面102から前方にオフセットさせる。
第2の半環形アーム74は、細長いS字形壁103を含み、前記S字形壁103が、前記上端から前記下端まで細長いS字状に曲がって延び、終端壁78との接続部で終了する。
下横部材96は、前記第1のアーム46および前記第2のアーム48と共に、ほぼ長方形の孔101を限定し、前記横部材62の下方および前記下横部材96の上方に設けられる。
フック45は、第1の端104および第2の端106を含み、両者の間の長さを限定する。第1の端104は、ほぼU字形表面108として限定され、前記第2の端106は、ほぼU字形表面110として限定される。U字形表面108によって限定される第1の端104は、前記アーム72、74の最前終端76、78から後方に配置される。フック45は、表面108および表面110の間に延びるU字形壁を含む。フック45の前記U字形壁は、外アーム112を含み、前記外アーム112が、U字形表面108およびU字形表面110に直交するほぼ平面である外面114を含む。外アーム112はさらに、外面114にほぼ平行な内面116を含む。フック45はさらに、前記外面114から縦方向に下向きに、前記本体44の前記アーム72の接続部121に向かって上向きに延びる凸状に曲がった下面118を含む。フック45と本体44との前記接続部121は、U字形フック45を前記装置30の前記第1の側40からオフセットさせる。前記接続部121は、カンチレバーの形態で前記フック45を前記本体44の前記第1の側40に向かってオフセットする。
フック45は、フック軸122に沿って延びるU字形チャネル120を限定する。1つの方向では、前記U字形チャネル120の下凹部(凹面128)は、前記フック軸122を中心とする。フック軸122は、縦軸90からオフセットする。1つの特定の実施例では、フック軸122は、前記本体44に関連する縦軸90と平行ではない。フック軸122は、角度124に示されるように、前記縦軸90に対して角度を付けることができる。1つの特定の実施例では、前記縦軸90からオフセットするフック軸122は、約45度から約75度の角度で傾斜、斜めまたは角度となる。より具体的には、1つの特定の実施例は、前記フック軸122と前記縦軸90との間の角度124が60度であることを提供してもよい。さらに、1つの特定の実施例では、角度124の範囲は、前記装置の操作にある臨界特性を持たせ、これにより前記結腸鏡の部分411を最適な位置でフック45に固定して、外科医の手を解放し、部分411が、結腸鏡を持っている手と干渉しない位置にある。
外アーム112は、前記フック軸122から離れて向きに曲げるために、横方向に半可撓性であってもよい。外アームはフック45の他の部分と一体的に成形することができるので、フック45の他の部分も半可撓性であってもよい。前記外アーム112の可撓性により、前記外アーム112を、前記結腸鏡の部分を前記フック45と結合するために、屈曲可能に屈伸することができる。
前記結腸鏡の部分を環または本体44からオフセットされるフック45に固定することを支援するために、前記U字形フック45の前記内面116は、複数の内側に傾斜して延びる爪126を含んでもよい。前記爪126は、フック軸122に対して垂直ではなく、平行ではない角度で向かって、内側に伸びして延びる突起として実施されてもよい。1つの特定の実施例では、前記U字形チャネル120の前記内面116に沿って2列の爪126を有してもよく、前記2列の爪は、前記チャネル120をより深く入り込む前記結腸鏡の部分411が、上向きの前記フック45の凹面128に向かって下向きに偏向されるように、前記フック軸122に対して方向決められる。爪126は、前記フック45の前記内面の長さに沿って並べられる複数の爪として構成されてもよく、前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは他のコンポーネントを前記フックの前記内面の下凹部に偏向させるのに適している。また、図に示すように、前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは他のコンポーネントを前記フックの前記内面の前記下凹部に偏向させるのに適している前記フック45の前記内面の長さに沿って並べられる爪は、少なくとも2列があってもよい。1つの特定の実施例では、2列の有益な物体(例えば、爪)は、異なる長さでフック軸122に向かって内向きに延びることができる。例えば、下の列の爪は、上の列の爪よりもフック軸122に向かってさらに内側に延びることができる。1つの例によれば、このようないくつか列の爪の異なる延長は、前記フックが、前記フックで固定されるさまざまなサイズ(つまり、外径)の視鏡を収容するのに役立つ。例えば、外径が約15mmの成人サイズの視鏡は、前記フックの第1の列または上の列の爪によって位置を固定することができ、外径が約11mmの子供サイズの視鏡は、前記フックの第2の列または下の列の爪によって位置を固定することができる。
1つの特定の実施例では、第1の側面図(図8B)から見る場合、前記爪126は、前記フック45の前記第2の端106に向かって下向きに傾斜する。さらに、前記爪の方向角は、前記フック軸122に対して前記縦軸90と同じ方向角(角124)で縦方向に伸ばされてもよい。また説明すべきものとして、角124が前記フック軸122と前記縦軸90の間の約60度に等しい場合、前記フック軸122が伸ばされる爪126と交差する角度も角124に等しい。この場合、前記爪126は、縦軸90から平行にオフセットしていると考えられる。
本開示の別の態様によれば、本明細書に開示される前記アタッチメント装置は、結腸鏡検査手術を支援するために、前記装置を二次コンポーネントと接続できるように構成される様々な関節または開口、溝、または凹孔を有するように成形されることができる。例えば、前記本体44または前記フック45の外面は、追加のコンポーネントまたはサブコンポーネントの一部をその中に取り付けるための溝、空洞または凹孔構造を有するように成形されることができる。あるいは、前記本体または前記フック45の外面は、結腸鏡検査過程中に医師を補助する追加のコンポーネントの一部に挿入された突出関節を有するように成形されることができる。別の例では、他の構造的配置は、前記装置の一部であってもよく、コンポーネントまたはコンポーネントの一部を追加の装置に組み込む前記本体44または前記フック45(または両者)に位置するので、本明細書に記載のアタッチメント装置が、医療過程中に医師を補助するための前記追加の装置を携帯することができる。
前記装置30が前記結腸鏡450に接続される場合、前記第1の半環形アームおよび前記第2の半環形アーム72、74は、前記結腸鏡の前記ハンドルの一部の周りに延びる。より具体的には、前記第1の半環形アームおよび前記第2の半環形アーム72、74は、前記結腸鏡450の前記ハンドルの外周の周りに部分的に延びる。1つの実施例では、前記第1の半環形アームおよび前記第2の半環形アーム72、74は、前記調節環413に近接して配置される。この例では、前記アーム72、74の下面は、413の一端に直接接触してもよい。さらに、前記アーム72、74の前記下面が調節環の近端に直接接触することができることにより、前記装置30は、前記調節環413よりも医師の近くに配置される。さらに、フック45に接続される前記結腸鏡450の部分は、前記内視鏡の前記軸411であることが考えられる。
前記装置30を前記結腸鏡450にアタッチメントするために、医師または別の操作者は、前記アーム72、74を外側に移動して、前記終端76、78の間の前記開口80を拡大し、このように装置30が前記結腸鏡450に係止されることができる。前記アーム72、74が前記結腸鏡の前記ハンドルに係止されることができ、それによって、前記結腸鏡ハンドルは、その内面82、86によって限定される領域を占めることができる。前記アーム72、74は、弾性変形であり、したがって、それらがその中立位置に戻り、本体44を前記結腸鏡450の前記ハンドルに解放可能にアタッチメントまたは結合する。次に、医師は、前記結腸鏡450の別の部分(またはそのサブコンポーネント)を前記フック45に結合またはアタッチメントすることができる。この結合関係を達成するために、ユーザーは、前記軸112から外向きに離れて、フック45の前記外アーム112を可撓的に曲げる。これは、前記U字形チャネル120の空間を拡大し、前記軸411(または別のコンポーネント)を前記チャネル120の底部を限定する前記凹面128(凹部又は凹状内面とも呼ばれる)に移動させる。前記軸411(または前記結腸鏡の他の部分)がフック45の前記凹部128に近接して配置される場合、前記爪126は、医師が前記軸411の前記フック45に対する接続を解除する準備ができるまで、前記フック45に効果的にロックされるように、前記軸411を位置に固定する。また説明すべきものとして、爪126は、前記結腸鏡450の第2の部分(すなわち、前記軸411)が前記フック45の前記凹状内面128に対して移動することを防止する。
フック45は、結腸鏡検査手術中に前記フックによって支持される前記結腸鏡の一部(例えば、前記内視鏡)が結腸または腸内で中心を合わせるという別の利点を提供してもよい。前記結腸鏡の一部が結腸内で中心を合わせることは、前記本体44の前記縦軸に対する、前記フック軸122の位置決めおよび角度によって達成されることができる。さらに、装置30が前記結腸鏡の前記ハンドルにアタッチメントされるとき、接続部121によって決定されるオフセットは、結腸または腸内で前記結腸鏡の一部の中心合わせをさらに補助することができる。
いくつかの実施例では、本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、プラスチック材料から作製されてもよい。いくつかの実施例では、本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、使い捨てであってもよい。
有利には、本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、前記結腸鏡から迅速に取り付けおよび取り外しすることができる。例えば、取り付けは、2-3秒など、10秒未満かかる場合がある。
本明細書に記載される前記アタッチメント装置は、結腸の複雑な部分の挿管において結腸鏡の操作者を有利に補助する。それらはまた、生検、ポリープ切除、注射などの過程中に、曲がった結腸の鋭いアンギュレーションを通ることおよび結腸の頭端の安定化を協力することができる。前記装置はまた、前記結腸鏡がスムーズに取り出されることを可能にする。本明細書に記載される前記アタッチメント装置を使用すると、結腸および盲腸の挿管時間を短縮し、盲腸挿管の速度を高め、結腸検査の品質を向上させ、結腸ポリープの検出率を高めることができる。
理解すべきものとして、本明細書に記載される1つの実施例に関する任意の特徴は、本明細書に記載される別の実施例に関する任意の特徴と置き換えられるか、または組み合わされてもよい。
さらに、さまざまな創造的な概念を1つ以上の方法として実施でき、これらの方法の例が提供される。方法の一部として実行される動作は、任意の適切な方法でシーケンス化できる。したがって、前記実施例とは異なる順序で動作する実施例を構成してもよく、前記実施例において順序動作として示されている幾つかの動作を同期的に行うことを含むことができる。
本明細書では様々な進歩性の実施例を説明および示すが、当業者は、本明細書の前記機能を実行するため、および/または結果および/または1つまたは複数の利点を得るための他の様々な方法および/または構造を容易に考え、そしてこれらの変更および/または修正のそれぞれは、本明細書で説明される進歩性の実施例の範囲内であると見なされる。より一般的には、当業者は、本明細書に記載されるすべてのパラメータ、サイズ、材料、および構成が例示であることを意味し、そして実際のパラメータ、サイズ、材料、および/または構成が、本進歩性の教示に使用される1つまたは複数の特定の用途に依存することを容易に理解する。当業者は、従来の実験手段のみを利用して、本明細書で述べた具体的な進歩性の実施例の多くの等価な実施例を決定することができることを認識するであろう。よって、理解すべきものとして、前述の実施例は、例示的な形態でのみ示され、添付の請求項および同等の請求項内で、進歩性の実施例を、具体的な説明および声明とは異なる他の形態で実施することができる。本開示の進歩性の実施例は、本明細書で説明したそれぞれの単一の特徴、システム、物品、材料、セット、および/または方法について説明する。さらに、前記特徴、システム、物品、材料、セット、および/または方法が互いに矛盾していない場合、2つ以上のこのような特徴、システム、物品、材料、セット、および/または方法の任意の組み合わせが本開示の創造性の範囲に含まれる。
本明細書で限定され使用されるすべての定義は、辞書の定義、参照によって組み込まれたファイルの定義、および/または限定された用語の一般的な意味の限定として理解されるべきである。
明示的に反対しない限り、本明細書および請求項で使用される冠詞「1」および「1つ」は、「少なくとも一つ」と理解されるべきである。本明細書および請求項(存在する場合)で使用される用語「および/または」は、このように接続される要素の「2つのうちの1つまたは2つ」として理解されるべきであり、すなわち、要素は、ある場合には共通して現れ、他の場合には選択的に出現するものである。「および/または」でリストされた複数の要素は、同じように解釈されるべきであり、すなわち「1つまたは複数」は、このように接続された要素である。「および/または」で文から特別に識別される要素を除いて、これらの特別に識別された要素と関連しているか、または関係のない他の要素が選択的に現れることができる。よって、非限定的な例として、「含む」などの開放的な言語と組み合わせて使用する場合、関連する「Aおよび/またはB」は、1つの実施例において、Aのみを指すことができ(選択的にB以外の要素を含む)、別の実施例においてはBのみを指すことができ(選択的にA以外の要素を含む)、もう1つの実施例において、AおよびBなどを指す(選択的にほかの要素を含む)ことができる。本明細書および請求項で使用されるように、「または」は、上記で定義された「および/または」と同じ意味を持つと理解されるべきである。例えば、リスト内の項目を区切る場合、「または」または「および/または」は、包括的であると解釈されるべきであり、すなわち、複数または一連の要素(および選択可能な他のリストされていない項目)の少なくとも1つを含むが、1つ以上も含まれる。「一つしかない」または「ちょうどその中の一つである」など、明確に反対に指摘された用語のみが、または請求項で使用される「から…構成される」とは、複数の要素または一連の要素のうち、ちょうど1つの要素を含むことを意味する。一般的に、本明細書で使用される用語「または」は、排他的な用語(例えば、「両方のうちの1つ」、「…の一つだけ」、または「…の中のちょうど一つ」、請求項に使用される「本質的には…構成」)が排他的なオプションを指定するものとして解釈されるべきであり(例えば、「…の一つまたはもう一つであるが、両者ではない」)、そうでなければ法律の分野で使用されるべきであるという通常の意味を持つべきである。
本明細書が明細書および請求項で使用されるように、一連の要素の1つまたは複数の要素を指す場合、フレーズ「少なくとも1つ」は、任意の1つまたは複数の要素リストから選択された要素の少なくとも1つを意味するものと理解されるべきであるが、必ずしも要素リストに具体的にリストされた各種および各要素のうちの少なくとも1つを含むものではなく、要素リスト内の要素の任意の組み合わせを排除しない。当該定義はまた、「少なくとも1つ」というフレーズに関連する要素リストの中で特定の要素を除いて、要素が選択的に出現することも可能であり、これらの要素が特定の要素に関連するかどうかは関係ないことを許可する。よって、非限定的な例として、「AおよびBのうちの少なくとも1つ」(または等価的に、「AまたはBのうちの少なくとも1つ」、または等価的に、「Aおよび/またはBのうちの少なくとも1つ」)は、1つの実施例では、少なくとも1つ、選択的に複数のAを含むが、Bがない(および選択的にB以外の要素を含む)ことを指すことができ、別の実施例では、少なくとも1つ、選択的に複数のBを含むが、Aがない(および選択的にA以外の要素を含む)ことを指すことができ、もう1つの実施例では、少なくとも1つ、選択的に複数のAを含むこと、および少なくとも1つ、選択的に複数のBを含む(および選択的に他の要素を含む)ことを指すことができる。
特徴または要素が本明細書で別個の特徴または要素「上」(「on」)と呼ばれるとき、それは直接に他の特徴または要素に位置してもよく、または中間的な特徴および/または要素が存在してもよい。対照的に、特徴または要素が他の特徴または要素「上」に「直接位置する」(「directly on」)と呼ばれるときは、中間特徴または要素は存在しない。また理解すべきものとして、特徴または要素が他の特徴または要素に「接続する」、「アタッチメントする」、または「結合する」と呼ばれる場合には、他の特徴または要素に直接的に接続する、アタッチメントする、または結合することができ、または中間的な特徴または要素が存在する可能性がある。対照的に、1つの特徴または要素が他の特徴または要素に「直接接続する」、「直接アタッチメントする」、または「直接結合する」と呼ばれる場合、中間特徴または要素は存在しない。1つの実施例で説明または図示される特徴および要素は、他の実施形態に適用されてもよい。当業者であれば、他の特徴に「隣接する」ように設定された構造または特徴に関しては、その隣接する特徴と重複する部分または隣接する特徴の下に位置する部分を有することができることを理解するであろう。
添付の図面に示すような1つの要素または特徴と他の要素または特徴との関係を説明するのを容易にするために、空間関係用語を使用してもよく、例えば、「…の下」、「…の下方」、「より低い」、「…の上」、「以上」、「より高い」、「…の上方」、「…の後」、「…の前」などである。理解すべきものとして、空間関係用語は、図面に示された方向以外の装置の使用または動作の異なる方向を含む。例えば、図中の装置が反転されている場合、他の要素または特徴の「下」または「底」に記載される要素は、他の要素または特徴の「上」に向けられる。よって、例示的な用語「…の下」は、上と下の方向が同時に含んでもよい。前記装置は、他の方法で指向(90度回転または他の方向に配置される)されることができ、それに従って本明細書で使用する空間関係叙述をそれぞれ説明する。同様に、具体的に説明しない限り、用語「上向き」、「下向き」、「直立」、「水平」、「側方向」、「横方向」、「縦方向」などは解釈の目的だけに用いられる。
本明細書では、「第1」および「第2」という用語は、さまざまな特徴/要素を記述するために使用されてもよいが、当該特性/要素は、文脈では特に指摘されない限り、この用語によって制限されてはならない。この用語は、1つの特徴/要素を別の特徴/要素と区別するために使用されてもよい。よって、本考案の教示から逸脱することなく、本明細書で論じる第1の特徴/要素を第2の特徴/要素と呼ぶことができ、同様に、本明細書で論じる第2の特徴/要素を第1の特徴/要素と呼ぶことができる。
実施例は、本開示の実施例または例示である。明細書における「実施例」、「1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「1つの特別な実施例」、または「別の実施例」などは、実施例に関連して説明される特別な特徴、構造または特点が、本考案または本開示の少なくともいくつかの実施例に含まれることを意味するが、全ての実施例に含まれるとは限らない。様々な「実施例」、1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「1つの特別な実施例」、または「別の実施例」などは、必ずしも同じ実施形態に関連していない。
本明細書で「てもよい」、「可能」、または「できる」がコンポーネント、特徴、構造または特点を含む場合、この特別なコンポーネント、特徴、構造または特点は必ずしも含まれるべきではない。明細書または請求項が「一」または「一種」の要素に関連する場合、要素のうちの一つだけを意味するものではない。明細書または請求項が「1つの付加的」要素に関連する場合、1つ以上の付加的要素を排除しない。
本明細書および請求項で使用されるように、例示で使用されるものを含み、特に規定されていない限り、すべての数字は、たとえ当該用語が明確に現れていないとしても、プレフィックス「大体」または「近似」を有するように見なされてもよい。サイズおよび/または位置を記述する際には、説明された値および/または位置が値および/または位置の合理的な予想範囲内にあることを示すために、「約」または「近似」というフレーズを使用することができる。例えば、値は、前記値(または値の範囲)の+/−0.1%、前記値(または値の範囲)の+/−1%、前記値(または値の範囲)の+/−2%、前記値(または値の範囲)の+/−5%、前記値(または値の範囲)の+/−10%などの値を持つことができる。本明細書で説明する任意の数値範囲は、その中に含まれるすべてのサブ範囲を含むことを意図する。
さらに、本開示は、本明細書に記載される順序とは異なる順序で実行されてもよい。よって、明示的に声明しない限り、方法の順序は限定されるものと見なされてはならない。方法のいくつかのステップを異なる順序で実行することによって同様の結果が得られることが理解できる。
請求項および上記の明細書において、すべての遷移語は、例えば「含む」、「含み」、「持つ」、「有する」、「含む」、「関与する」、「収容する」、「構成する」などのいずれも開放的なものとして理解されるべきであり、即ち、含まれるが、これらに限定されないという意味である。米国特許庁の特許審査手続マニュアルの解釈によれば、「…からなる」および「主に…構成される」という遷移語のみが、それぞれ閉鎖または半閉鎖の遷移語である。
上記の説明では、簡潔さ、明確さ、および理解の容易さのために特定の用語が使用される。そのうち、前記用語は説明目的で使用されており、広く解釈されることを目的としているため、従来技術の要件を超えた不要な制限を意味するものではない。
さらに、本開示の様々な実施例の示すおよび説明は例であり、本開示は、示されるまたは説明される特定の詳細に限定されない。

Claims (20)

  1. 結腸鏡と接続するためのアタッチメント装置であって、
    縦軸に沿って延びる、前記結腸鏡と接続するサイズを有する本体、および
    前記結腸鏡のサブコンポーネントまたは医療手術で使用されるその他のコンポーネントをロードするのに適用される、前記本体に結合されるフックを含むことを特徴とするアタッチメント装置。
  2. U字型チャネルを限定する前記フックの内面をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  3. 前記フックの前記内面の下凹部と、フック軸とをさらに含み、前記下凹部が、前記フック軸の周りに延びることを特徴とする請求項2に記載のアタッチメント装置。
  4. 前記フック軸は、前記縦軸に対して約45度〜約75度の範囲の角度で方向付けされることを特徴とする請求項3に記載のアタッチメント装置。
  5. 前記フック軸は、前記縦軸に対して約60度の角度で方向付けされることを特徴とする請求項4に記載のアタッチメント装置。
  6. 前記フックの前記内面から延びる少なくとも1つの爪をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のアタッチメント装置。
  7. 前記結腸鏡の前記サブコンポーネントまたは前記他のコンポーネントを前記フックの前記内面に近く固定するのに適用される、前記フックの前記内面の長さに沿って並べられる複数の爪をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のアタッチメント装置。
  8. 前記結腸鏡の前記サブコンポーネントまたは前記他のコンポーネントを前記フックの前記内面の下凹部にオフセットするのに適用される、前記フックの前記内面の長さに沿って並べられる少なくとも2列の爪をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のアタッチメント装置。
  9. 前記少なくとも2列のうちの1列における少なくとも1つの爪が前記縦軸に対して伸張されることを特徴とする請求項8に記載のアタッチメント装置。
  10. 前記少なくとも2列のうちの1列における少なくとも1つの爪は、フック軸に向かって内側に延びる、前記複数の爪の他の爪の他の長さよりも長い長さを有することを特徴とする請求項8に記載のアタッチメント装置。
  11. 前記本体の半環状構造を限定する第1のアームおよび第2のアームと、
    前記本体の外側の長さに沿って縦方向に延びる第3のアームおよび第4のアームと、
    自体を通過するピンを取り付けるのに適用されることにより、前記アタッチメント装置を前記結腸鏡に結合するのに適用される、前記第3のアームおよび前記第4のアームのそれぞれに形成される横孔とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  12. 前記アタッチメント装置は前記本体での第1のアームをさらに含み、前記アームは、
    アンギュレーションまで前方に延びる上壁と、
    表面であって、前記アンギュレーションから縦方向に延びる、下端近くで曲げる、終端壁を前記表面から前方に位置決めするための表面とを含むことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  13. 前記アタッチメント装置は前記本体での第2のアームをさらに含み、前記アームは、
    上端から下端まで縦方向に伸張される、前記第2のアームの終端壁で終わるS字形壁を含み、前記下端が、前記上端から前方に延びるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  14. 前記フックをカンチレバーの形態で前記アタッチメント装置の第1の側にオフセットさせる、前記本体に接続する前記フックの全体接続部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  15. 前記本体の前端から後方に位置決めする前記フックの前端をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  16. 前記本体の上端の下に配置される前記フックの上端、および
    前記本体の下端の上に配置される前記フックの下端をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装置。
  17. 方法であって、
    アタッチメント装置の本体を結腸鏡の第1の部分に結合するステップ、および
    前記結腸鏡の第2の部分を前記アタッチメント装置でのフックに結合するステップを含むことを特徴とする方法。
  18. 前記結腸鏡の前記第2の部分を前記フックでの凹状内面に向かって移動するステップ、および
    前記フックでの前記凹状内面に対する前記結腸鏡の前記第2の部分の移動を防ぐステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記フックに結合される前記結腸鏡の前記第2の部分の軸を、前記本体の縦軸に対して約45度〜約75度の範囲の角度で方向付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 二次コンポーネントを前記本体と前記フックのいずれかの外面に接続するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
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