JP3231714U - ペット用ベビーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】キャノピーを両側に展開でき、迅速に閉じられ、操作の利便性及びペットの安全性が向上するペット用ベビーカーを提供する。【解決手段】ペット用ベビーカーは、フレーム1100と、布体1200、キャノピーと、を備え、フレームは、バスケット1110を含み、布体は、バスケットに分離可能に固定され、バスケットに固定される場合収容スペースSを形成し、キャノピーは、バスケットに分離可能に固定され且つ互いに対して回動するように両端がそれぞれ枢着される2つのリブ1310と、互いに分離可能に組合せられるようにそれぞれ2つのリブに接続され、組合せられる場合2つのリブが互いに近接して且つ互いに対して回動できない2つの締付素子1320と、それぞれ2つのリブに接続される2つのメッシュ生地1330と、それぞれ2つのメッシュ生地に接続され2つのメッシュ生地をバスケットに分離可能にロックする2つの固定シート1340と、を含む。【選択図】図3

Description

本考案は、ペット搭乗装置に関し、特に、様々な形態でキャノピーを開けることのできるペット用ベビーカーに関する。
飼い主が外出時にペットを連れやすくするために、ペット用のために設計されたペット用ベビーカーが数多く市販されており、飼い主は、これらのペット用ベビーカーによってペットを運ぶことができる。一般的に、従来のペット用ベビーカーは、バスケット及びキャノピーを有し、バスケットとキャノピーがペットを収容するための空間を囲むことができ、ペットがバスケットとキャノピーにより形成された空間に留まると、外界から隔離されるようになるため、上記の構造によれば、ペットを環境条件によって簡単に怖がらないように相当良く保護することができ、飼い主がより安心してペットを連れて行くことができる。
しかしながら、従来のペット用ベビーカーは、キャノピーがベビーカーの前方からハンドルの方又は逆方向へしか開けられなく、且つ開けられた後で、キャノピーがバスケットの同じ側に積み重ねられるので、バスケットの開口を遮蔽し、キャノピーの開き方位及び遮蔽されるバスケットの開口により、ペットがペット用ベビーカーに出入りする時に不便になる。なお、飼い主がキャノピーが閉じられる場合、キャノピーをバスケットの一側から他側に引っ張らなければならず、キャノピーを閉じる過程に時間がかかり、ペットがペット用ベビーカーから飛び出す可能性があり、飼い主を困らせ、ペットが危険になる可能性もある。
上記に鑑みて、如何にキャノピーが開けられた後でバスケットの開口を遮蔽しないようにするか、及び如何にキャノピーを閉じる速度を向上させるかは、相変わらず解決しようとする課題である。
上記の課題を解決するために、本考案は、キャノピーの構造によってキャノピーを迅速に閉じることができ、且つキャノピーが開けられる時に同じ側に積み重ねられることのないペット用ベビーカーを提供することを目的とする。
本考案の一実施形態は、バスケットを含むフレームと、バスケットに分離可能に固定され、バスケットに固定される場合、収容スペースを形成する布体と、バスケットに分離可能に固定され、互いに対して回動するように両端がそれぞれ枢着される2つのリブと、互いに分離可能に組み合わせられるように、それぞれ2つのリブに接続される2つの締付素子と、それぞれ2つのリブに接続される2つのメッシュ生地と、それぞれ2つのメッシュ生地に接続され、2つのメッシュ生地との接続部に、それぞれバスケットに分離可能にロックされる2つの凸部が形成される2つの固定シートと、を含むキャノピーと、を備え、2つの締付素子が互いに組み合わせられる場合、2つのリブは、互いに近接して且つ互いに対して回動できないペット用ベビーカーを提供する。
これにより、本考案によるペット用ベビーカーのキャノピーは2つのリブを有し、キャノピーを開く時、2つのリブが収容スペースの上方から収容スペースの両側へ回動できるため、キャノピーを同時に両側に展開でき、キャノピーが全部同じ側に積み重ねられて収容スペースの開口が遮蔽されるのを防ぎ、キャノピーを閉じる時、キャノピーを閉じる時間を短縮させるように2つのリブを同時に回動させて、飼い主の操作上の利便性とペットの安全性を向上させることができる。
前記のペット用ベビーカーによれば、フレームは、バスケットに接続されるハンドルと、バスケットに枢着される後輪フレームと、後輪フレームに枢着される前輪フレームと、を更に含んでよい。
前記のペット用ベビーカーによれば、ハンドルはロック部材を含んでよく、前輪フレームはロック部材に分離可能に係合され、前輪フレームがロック部材に係合される場合、バスケットは後輪フレームに対して回動できなくなり、且つ後輪フレームは前輪フレームに対して回動できない。
前記のペット用ベビーカーによれば、ハンドルに回動可能なフックハンドルが設けられてよく、前輪フレームにバンプが設けられてよく、フックハンドルはバンプに分離可能に引っ掛けられる。
前記のペット用ベビーカーは、両端がそれぞれ前輪フレーム及び後輪フレームに分離可能に接続される収納袋を更に備えてよい。
前記のペット用ベビーカーによれば、バスケットに2つの第1の結合部が設けられてよく、2つのリブの枢着部にそれぞれ2つの第2の結合部が設けられてよく、2つの第1の結合部はそれぞれ2つの第2の結合部に分離可能に結合される。
前記のペット用ベビーカーによれば、2つの固定シートにそれぞれ2つの第3の結合部が設けられてよく、布体に2つの第4の結合部が設けられてよく、2つの第3の結合部はそれぞれ2つの第4の結合部に分離可能に結合される。
前記のペット用ベビーカーは、カップホルダーを更に備えてよく、フレームにフックが設けられてよく、カップホルダーはフックに分離可能に係合される。
前記のペット用ベビーカーによれば、布体の内側に安全バックルが設けられてよい。
前記のペット用ベビーカーによれば、布体は、布体の一側に位置してよい通気性ネットと、通気性ネットの外側に分離可能に被覆されるマスキング布と、を含んでよい。
前記のペット用ベビーカーは、布体の内側の底部に位置するクリーニングパッドを更に備えてよい。
前記のペット用ベビーカーによれば、キャノピーの2つの凸部の位置にそれぞれ2つの弾性バンドが設けられてよく、布体に2つの留め具が設けられてよく、2つの弾性バンドはそれぞれ2つの留め具に分離可能に結合される。
本考案の一実施形態によるペット用ベビーカーを示す斜視模式図である。 ペット用ベビーカーの斜視分解模式図である。 ペット用ベビーカーのキャノピーの部分斜視分解図である。 キャノピーの凸部のバスケットへのロックを示す断面模式図である。 ペット用ベビーカーのキャノピーが閉じられる場合の右面模式図である。 ペット用ベビーカーのキャノピーが2つのリブから開かられる場合の右面模式図である。 ペット用ベビーカーのキャノピーが2つの固定シートから開かられる場合の右面模式図である。 ペット用ベビーカーのフレームが完全に展開される場合の右面模式図である。 ペット用ベビーカーのフレームが部分的に折り畳まれる場合の右面模式図である。 ペット用ベビーカーのフレームが完全に折り畳まれる場合の右面模式図である。
以下、本考案の実施形態をより詳しく説明するが、この実施形態は様々な特定の範囲内に具体化されることができる。特定の実施形態は、単に説明するためのものであり、且つ開示の範囲に限定されない。
また、本文では、ある素子が別の素子に「固定」、「接続」、「結合」又は「ロック」される場合、前記素子が別の素子に直接固定、直接接続、直接結合又は直接ロックされることを指してもよいし、前記素子が別の素子に間接固定、間接接続、間接結合又は間接ロックされ、即ち、前記素子と別の素子との間に他の素子が介在することを指してもよい。ある素子が別の素子に「直接固定」、「直接接続」、「直接結合」又は「直接ロック」されると明示する場合、前記素子と別の素子との間に他の素子が介在しないことを示す。
図1及び図2を参照されたく、図1は本考案の一実施形態によるペット用ベビーカー1000を示す斜視模式図であり、図2はペット用ベビーカー1000を示す斜視分解模式図である。ペット用ベビーカー1000は、フレーム1100と、布体1200と、キャノピー1300と、を備え、布体1200及びキャノピー1300の何れもフレーム1100に分離可能に固定される。
フレーム1100は、バスケット1110を含み、布体1200及びキャノピー1300の何れもバスケット1110に分離可能に固定される。フレーム1100は、ハンドル1120、後輪フレーム1130及び前輪フレーム1140を更に含んでよく、ハンドル1120がバスケット1110に接続され、後輪フレーム1130がバスケット1110に枢着され、且つ前輪フレーム1140が後輪フレーム1130に枢着され、バスケット1110、後輪フレーム1130及び前輪フレーム1140が互いに対して回動できるため、ペット用ベビーカー1000の体積を小さくし、ペット用ベビーカー1000を容易に収納し又は持ち運ぶように、更に、フレーム1100を折り畳むことができる。フレーム1100の展開後の角度を固定するために、ハンドル1120は、ロック部材1121を含んでよく、前輪フレーム1140がロック部材1121に分離可能に係合される。前輪フレーム1140がロック部材1121に係合される場合、ハンドル1120及び前輪フレーム1140が互いに制約するので、バスケット1110が後輪フレーム1130に対して回動できなくなり、且つ後輪フレーム1130が前輪フレーム1140に対して回動できなくなるため、ペット用ベビーカー1000を使用する時にフレーム1100を誤って折り畳むのを防ぎ、ペット用ベビーカー1000内に搭乗されるペットの安全を保障することができる。
また、フレーム1100のハンドル1120に回動可能なフックハンドル1122が設けられてよいが、前輪フレーム1140にバンプ1141が設けられてよく、フックハンドル1122がバンプ1141に分離可能に引っ掛けられる。ペット用ベビーカー1000を収納する場合、ハンドル1120及び前輪フレーム1140が折り畳まれたフレーム1100の両側に位置し、この時、フックハンドル1122によってバンプ1141を引っ掛けることで、フレーム1100の構造を固定する目的を達成し、フレーム1100の再度展開を避け、ペット用ベビーカー1000を容易に搬送することができる。ペット用ベビーカー1000の詳しい折り畳み形態については、後の段落で併せて説明するため、ここで繰り返して説明しない。
布体1200は、バスケット1110に分離可能に固定され、バスケット1110に固定される場合、ペットを乗車させることのできる収容スペースSを形成するが、バスケット1110から取り外されると、収納するように折り畳まれることができる。例えば、布体1200の上縁に面ファスナー又はスナップ等のファスナーが設けられてよく、布体1200の上縁でバスケット1110を包んだ後でファスナーにより固定して、布体1200をバスケット1110に容易に装着することができ、布体1200の取り外しにも便利であるが、本考案はこれに制限されない。
図3を併せて参照されたく、図3はペット用ベビーカー1000のキャノピー1300の一部を示す斜視分解図である。キャノピー1300は、バスケット1110に分離可能に固定される2つのリブ1310を含み、バスケット1110に固定される場合、収容スペースSの開口を被覆し、収容スペースSの中に位置するペットを保護することができるが、布体1200の内部を掃除し又は収納するように、バスケット1110から取り外されて分離することもできる。2つのリブ1310は、両端がそれぞれ枢着されるため、互いに対して回動することができ、且つ2つのリブ1310の間の夾角を変えることで、キャノピー1300の開閉度合を制御することができる。キャノピー1300は、2つのリブ1310の夾角が平角に近くなる場合、ほぼ完全に開かれ、キャノピー1300を取り外さずにペットを出し入れすることができるが、2つのリブ1310の夾角が0°に近くなる場合、ほぼ完全に閉じられ、ペットを保護し且つペットが飛び出さないようにすることができる。
2つのリブ1310がバスケット1110に分離可能に固定されるため、バスケット1110に2つの第1の結合部1111が設けられてよく、2つのリブ1310の枢着部にそれぞれ2つの第2の結合部1311が設けられてよく、2つの第1の結合部1111がそれぞれ2つの第2の結合部1311に分離可能に結合され、2つのリブ1310の枢着部によってバスケット1110に固定される構造となり、これにより、キャノピー1300をバスケット1110に固定することができる以外、2つのリブ1310の枢着部を良く支持して、2つのリブ1310の回動時の安定さを向上させることができる。
キャノピー1300は、互いに分離可能に組み合わせられるように、それぞれ2つのリブ1310に接続される2つの締付素子1320を含む。2つの締付素子1320が互いに組み合わせられる場合、2つのリブ1310は、2つの締付素子1320により固定されて、互いに近接して且つ互いに対して回動できなくなり、この時、キャノピー1300は閉じられる。本実施例において、2つの締付素子1320は、同じ構造(ジッパーの2列のエレメント)を例とするが、他の実施例において、例えば、面ファスナーのフックベルトとループベルトのような対応する結合構造を有してもよいが、本考案はこれに限定されない。
キャノピー1300は、2つのメッシュ生地1330及び2つの固定シート1340を更に含み、2つのメッシュ生地1330がそれぞれ2つのリブ1310に接続され、2つの固定シート1340がそれぞれ2つのメッシュ生地1330に接続され、このように、キャノピー1300が閉じられる場合、2つのメッシュ生地1330は、キャノピー1300の内外の空気を流通させ、ペット用ベビーカー1000の通気性を向上させ、ペットをペット用ベビーカー1000の収容スペースSの中に安全且つ快適に留ませることができる。
図4を併せて参照されたく、図4はキャノピー1300の凸部1341のバスケット1110へのロックを示す断面模式図である。2つの固定シート1340と2つのメッシュ生地1330との接続部に、キャノピー1300の2つの固定シート1340をバスケット1110の外側に位置決めするようにバスケット1110に分離可能にロックされる2つの凸部1341がそれぞれ形成されるため、キャノピー1300によって布体1200の上縁を完全に被覆することができ、且つキャノピー1300の底部がバスケット1110により広げられ、これにより、キャノピー1300の形状が膨隆状に維持され、更にキャノピー1300により形成された空間のサイズを保持することができる。
続けて図1、図2及び図3を参照されたい。2つの固定シート1340にそれぞれ2つの第3の結合部1342が設けられてよく、布体1200に2つの第4の結合部1210が設けられてよく、2つの第3の結合部1342がそれぞれ2つの第4の結合部1210に分離可能に結合され、2つの固定シート1340を布体1200に固定することで、キャノピー1300の底部が容易に開かれないようにすることができる。2つの第3の結合部1342及び2つの第4の結合部1210は、例えば、面ファスナー又はスナップ等の構造のような、便利に結合及び分離する任意の構造であってもよいが、本考案はこれに限定されない。
また、キャノピー1300の2つの凸部1341の位置にそれぞれ2つの弾性バンド1350が設けられてよいが、布体1200に2つの留め具1250が設けられてよく、2つの弾性バンド1350がそれぞれ2つの留め具1250に分離可能に結合される。前記2つの凸部1341でバスケット1110にロックされる構造、及び2つの第3の結合部1342で2つの第4の結合部1210に結合される構造等に加えて、また、2つの弾性バンド1350によって2つの留め具1250に結合されることで、キャノピー1300と布体1200との結合の緊密性を更に向上させることができ、ペットがペット用ベビーカー1000で動き回って、キャノピー1300を誤って開くという突発的な状況を回避し、ペットがペット用ベビーカー1000に乗りる時の安全性を大幅に向上させることもできる。
図5A及び図5Bを参照されたく、図5Aはペット用ベビーカー1000のキャノピー1300が閉じられる場合の右面模式図であり、図5Bはペット用ベビーカー1000のキャノピー1300が2つのリブ1310から開かれる場合の右面模式図である。図5Aに示すように、飼い主は、ペットをペット用ベビーカー1000に入れた後で、キャノピー1300の2つのリブ1310を近接させ、次に、2つの締付素子1320を互いに組み合わせるように操作して、2つのリブ1310の位置を固定することができ、この時、キャノピー1300が隆起状となり、且つペットの動きのために布体1200の上方に適切な空間を囲む。飼い主は、ペットを抱きしめたい場合、2つの締付素子1320を分離して、2つのリブ1310を回動させて離せばよく、キャノピー1300が図5Bに示すように開かれ、キャノピー1300の開口が収容スペースSの上方にあり、且つキャノピー1300の2つのリブ1310がほぼ180°に展開することができ、飼い主がペットを降しやすく、キャノピー1300の構造によって阻止されることはない。
上記のようにキャノピー1300を閉じる場合、飼い主は、2つのリブ1310を両手で同時に回動することができるため、キャノピー1300を迅速に閉じることができ、且つキャノピー1300が閉じられる場合、まず布体1200の上縁を包んで、ペットを布体1200内に阻止するので、キャノピー1300を閉じる過程においてペットが飛び出す可能性を大幅に減らす。
一方、図5Cを参照されたく、図5Cはペット用ベビーカー1000のキャノピー1300が2つの固定シート1340から開かれる場合の右面模式図である。頂端からキャノピー1300を開く以外、2つの固定シート1340からキャノピー1300を開けてもよい。図5Cにはハンドル1120から離れる一方の固定シート1340からキャノピー1300を開く様子を示したが、当業者であれば、ハンドル1120に近い他方の固定シート1340からキャノピー1300を逆方向に開けてもよいことは理解すべきであるため、ここで繰り返して説明しない。この時、収容スペースSの開口の一側がキャノピー1300によって被覆されずに完全に開放することができ、ペットが開いた一側から頭を伸ばすことができ、ペットが布体1200及びキャノピー1300により包まれた圧迫感を下げる。
本考案によるペット用ベビーカー1000は、折り畳め可能であり、ペット用ベビーカー1000の体積を減少するように、収納時に車体を折り畳むことができる。ペット用ベビーカー1000は、回動可能なフレーム1100の構造によって車体を折り畳む目的を達成し、以下、収納形態の詳細を説明する。
図6Aを参照されたく、図6Aはペット用ベビーカー1000のフレーム1100が完全に展開される場合の右面模式図である。ペット用ベビーカー1000を使用する場合、前輪フレーム1140がハンドル1120のロック部材1121に係合され、バスケット1110及び後輪フレーム1130の予期しない回動を回避し、これにより、フレーム1100の構造を固定する。
次に、ペット用ベビーカー1000のフレーム1100が部分的に折り畳まれる場合の右面模式図である図6Bを参照されたい。ペット用ベビーカー1000を収納しようとする場合、まずロック部材1121を前輪フレーム1140から分離する必要があり、ロック部材1121と前輪フレーム1140との係合規制なしに、ハンドル1120を容易に押し下げることができ、バスケット1110を後輪フレーム1130に対して回動するように連動させ、且つ後輪フレーム1130を前輪フレーム1140に対して回動するように連動させて、ハンドル1120及び後輪フレーム1130の何れも前輪フレーム1140に近接させる。
最後、図6Cを参照されたく、図6Cはペット用ベビーカー1000のフレーム1100が完全に折り畳まれる場合の右面模式図である。フレーム1100が完全に折り畳まれ、即ちハンドル1120及び後輪フレーム1130の何れも前輪フレーム1140に近接した後で、ハンドル1120におけるフックハンドル1122を前輪フレーム1140のバンプ1141に引っ掛けるように回転することで、フレーム1100の折り畳まれた構造を固定して、フレーム1100の展開を防止することができる。
上記の部材や構造に加えて、本考案によるペット用ベビーカー1000は、飼い主又はペットの必要に応じてより多くの構成要素を設けてもよいが、以下、例として、特に複数の実用的な構成要素を挙げる。
また図1及び図2を参照されたい。本考案によるペット用ベビーカー1000は、カップホルダー1400を更に備えてよく、フレーム1100にフック1150が設けられてよく、カップホルダー1400はフック1150に分離可能に係合され、ケトルやドリンクカップ等を置くことができ、ペット用ベビーカー1000の使用時の利便性を高める。カップホルダー1400がフレーム1100から突出するため、ペット用ベビーカー1000を収納する場合、カップホルダー1400を取り外すことができ、折り畳んだペット用ベビーカー1000の体積を減少し、収納に便利である。
本考案によるペット用ベビーカー1000は、収納袋1500を備えてよく、収納袋1500は、両端がそれぞれフレーム1100の前輪フレーム1140及び後輪フレーム1130に分離可能に接続されるので、布体1200の下方に位置して、布体1200下方の空間を十分に利用して物品を収容することができ、且つ掃除及び収納するように取り外し可能となる。
本考案によるペット用ベビーカー1000は、クリーニングパッド1600を備えてよく、クリーニングパッド1600は、布体1200の内側の底部に位置し、その上方にペットが搭乗され、ペットのうっかりして排出された尿を吸収することができ、尿が布体1200を汚染するのを回避し、飼い主の掃除時のトラブルを低減し、且つペットが搭乗する場合の快適さを向上させるように、優れた支持性の材質又は構造から構成されてよい。
その以外、布体1200の内側に安全バックル1220が設けられてよく、飼い主は、ペットをペット用ベビーカー1000に入れた後、キャノピー1300が閉じられていないうちにペットが布体1200から飛び出すことを防ぐように、直ちに安全バックル1220でペットの首輪を締めてよい。布体1200は通気性ネット1230及びマスキング布1240を含んでもよく、通気性ネット1230が布体1200の一側に位置し、マスキング布1240が通気性ネット1230の外側に分離可能に被覆され、通気性ネット1230を設けることで、布体1200の内外の空気の流通を促進することができ、且つペットが通気性ネット1230からペット用ベビーカー1000外の状況を見ることもでき、ペットが密閉空間内にある圧力を下げ、マスキング布1240はペット用ベビーカー1000内のペットを保護するように、通気性ネット1230を適時に遮蔽することができる。
以上をまとめると、本考案によるペット用ベビーカーのキャノピーは2つのリブを有し、キャノピーを開く時、2つのリブが収容スペースの上方から収容スペースの両側へ回動できるため、キャノピーを同時に両側に展開でき、キャノピーが全部同じ側に積み重ねられて収容スペースの開口が遮蔽されるのを防ぎ、キャノピーを閉じる時、キャノピーを閉じる時間を短縮させるように2つのリブを同時に回動させて、飼い主の操作上の利便性とペットの安全性を向上させることができる。
本考案では、実施例を前述の通りに開示したが、これは本考案を限定するものではなく、当業者なら誰でも、本考案の精神及び範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護範囲は、後の実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
1000:ペット用ベビーカー
1100:フレーム
1110:バスケット
1111:第1の結合部
1120:ハンドル
1121:ロック部材
1122:フックハンドル
1130:後輪フレーム
1140:前輪フレーム
1141:バンプ
1150:フック
1200:布体
1210:第4の結合部
1220:安全バックル
1230:通気性ネット
1240:マスキング布
1250:留め具
1300:キャノピー
1310:リブ
1311:第2の結合部
1320:締付素子
1330:メッシュ生地
1340:固定シート
1341:凸部
1342:第3の結合部
1350:弾性バンド
1400:カップホルダー
1500:収納袋
1600:クリーニングパッド
S:収容スペース

Claims (12)

  1. バスケットを含むフレームと、
    前記バスケットに分離可能に固定され、前記バスケットに固定される場合、収容スペースを形成する布体と、
    前記バスケットに分離可能に固定され、互いに対して回動するように両端がそれぞれ枢着される2つのリブと、互いに分離可能に組み合わせられるように、それぞれ前記2つのリブに接続される2つの締付素子と、それぞれ前記2つのリブに接続される2つのメッシュ生地と、それぞれ前記2つのメッシュ生地に接続され、前記2つのメッシュ生地との接続部に、それぞれ前記バスケットに分離可能にロックされる2つの凸部が形成される2つの固定シートと、を含むキャノピーと、
    を備え、
    前記2つの締付素子が互いに組み合わせられる場合、前記2つのリブは、互いに近接して且つ互いに対して回動できないペット用ベビーカー。
  2. 前記フレームは、
    前記バスケットに接続されるハンドルと、
    前記バスケットに枢着される後輪フレームと、
    前記後輪フレームに枢着される前輪フレームと、
    を更に含む請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  3. 前記ハンドルはロック部材を含み、前記前輪フレームは前記ロック部材に分離可能に係合され、前記前輪フレームが前記ロック部材に係合される場合、前記バスケットは前記後輪フレームに対して回動できなくなり、且つ前記後輪フレームは前記前輪フレームに対して回動できない請求項2に記載のペット用ベビーカー。
  4. 前記ハンドルに回動可能なフックハンドルが設けられ、前記前輪フレームにバンプが設けられ、前記フックハンドルは前記バンプに分離可能に引っ掛けられる請求項2に記載のペット用ベビーカー。
  5. 両端がそれぞれ前記前輪フレーム及び前記後輪フレームに分離可能に接続される収納袋を更に備える請求項2に記載のペット用ベビーカー。
  6. 前記バスケットに2つの第1の結合部が設けられ、前記2つのリブの枢着部にそれぞれ2つの第2の結合部が設けられ、前記2つの第1の結合部はそれぞれ前記2つの第2の結合部に分離可能に結合される請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  7. 前記2つの固定シートにそれぞれ2つの第3の結合部が設けられ、前記布体に2つの第4の結合部が設けられ、前記2つの第3の結合部はそれぞれ前記2つの第4の結合部に分離可能に結合される請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  8. カップホルダーを更に備え、
    前記フレームにフックが設けられ、前記カップホルダーは前記フックに分離可能に係合される請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  9. 前記布体の内側に安全バックルが設けられる請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  10. 前記布体は、前記布体の一側に位置する通気性ネットと、前記通気性ネットの外側に分離可能に被覆されるマスキング布と、を含む請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  11. 前記布体の内側の底部に位置するクリーニングパッドを更に備える請求項1に記載のペット用ベビーカー。
  12. 前記キャノピーの前記2つの凸部の位置にそれぞれ2つの弾性バンドが設けられ、前記布体に2つの留め具が設けられ、前記2つの弾性バンドはそれぞれ前記2つの留め具に分離可能に結合される請求項1に記載のペット用ベビーカー。
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