JP3231594U - 入場管理装置 - Google Patents

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啓之 西脇
啓之 西脇
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Abstract

【課題】顔認証を活用して入場する人をチェックし、且つ除菌をすることができる入場管理装置を提供する。【解決手段】入場管理装置10は、撮像手段を有する顔認証システムを備えた入出場者管理装置20と、訪問者の手指の除菌をする消毒液を抽出または噴霧する除菌装置100と、訪問者の全身または半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを備え、入場する場所の入り口に設置された撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情報を受け付けると、撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情報と記録されている訪問者の顔画像に関する情報とを比較することにより訪問者の認証を行い、入場をするように構成されている。【選択図】図1

Description

この考案は、入場管理装置に関し、特に、例えば、訪問者が特定の場所に入場するに際
し、顔認証を行い、その場で入場者の消毒を行うことができる入場管理装置に関する。
顔認証を行う顔認証システムが、提案され、入力された顔データとあらかじめ登録され
た登録顔データと照合して本人認証を行う顔認証システムが提案されている。
特開2019−197426号公報
現在、感染症に強い空間作りを求められており、会社や介護施設などに入場する訪問者
を、入場する前に入場して良いかどうかチェックし、かつ入場する人が感染症を引き起こ
すウイルスや菌を入場する場所に持ち込まないようにすることができる手段が求められて
いる。
この考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、顔認証を活用して入場する人をチェ
ックし、且つ除菌をすることができる装置を提供することである。
この入場管理装置、
撮像手段を有する顔認証システムを備えた、入出場者管理装置と、
訪問者の手指の除菌をする消毒液を抽出または噴霧する除菌装置と、
訪問者の全身または半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを備え、
入場する場所の入り口に設置された撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する
情報を受け付けると、撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情報と記録され
ている訪問者の顔画像に関する情報とを比較することにより訪問者の認証を行い、入場を
するように構成されている。
顔認証システムは、出勤及び退勤を管理するシステムにおいて管理している顔写真と照
合し、入場者が出勤したこと及び退勤したことを管理するように構成されていても良い。
入出場者管理装置は、温度検知システムを備え、入場者の顔を撮像するときに、温度セ
ンサー素子により入場者の体温を測定するように構成されていても良い。
入出場者管理装置は、マスク着用の有無を判断するマスク非着用を判断する手段を備え
、撮像手段により入場者を撮像した画像からマスク非着用を判断したときに、マスク着用
を促す音声または表示をするように構成されていても良い。
入出場者管理装置は、入出場ゲートの施錠システムと電気的に接続され又は通信手段に
より接続され、温度検知システムにより検温された体温が設定温度を超えた場合、入出場
ゲートが開かないようにするかまたは施錠するように構成されていても良い。
入出場者管理装置は、訪問者の顔に近い位置に固定され、除菌装置は、訪問者の手に近
い位置に取り付けられ、除菌ミストシャワー装置は、180cmの高さより、下方におい
て複数個配設され、大人から子供までミスト除菌をすることができるように構成されてい
ても良い。
さらに、除菌装置は、前記検知手段により人の手指が噴射予定位置に接近したことを検
知することにより、前記噴射装置制御手段により制御された時間を前記訪問者への前記消
毒液の噴射時間として取得し、前記訪問者の個人情報として取得する手段を有するように
構成されていても良い。
この考案によれば、顔認証を活用して入場する人をチェックし且つその場で入場する人
の除菌をすることができ、感染症に強い空間作りをすることができる。
この考案に係る入場管理装置を示す斜視図解図である。 顔認証システムを備えた入場管理装置の正面図解図である。 顔認証システムを備えた入場管理装置の背面図解図である。 顔認証システムを備えた入場管理装置の使用方法を示す斜視図解図である。 顔認証システムを備えた入場管理装置の使用方法を示す斜視図解図である。 図1に示す除菌装置の図解図である。 除菌ミストシャワー装置を示す図解図である。 除菌ミストシャワー装置の構造を示す図解図である。 除菌ミストシャワー装置の構造を示す図解図である。 この考案の実施の形態にかかる顔認証システムを概略的に示す図解図であ る。 顔認証システムの処理フローである。 顔認証システムのデータを示す図である。 顔認証システムに接続される出勤退勤管理システムの構成を示すブロック 図である。 図1に示す顔認証にシステム接続される出勤退勤管理システムの構成を示 すブロック図である。 除菌装置の使用方法を示す処理フローである。 除菌ミストシャワー装置の使用方法を示す処理フローである。 この考案に係る入場管理装置を示す斜視図解図である。
以下、本考案にかかる入場管理装置について、図1から図10に示す考案を実施するた
めの形態に基づいて説明する
(入場管理装置)
この入場管理装置10は、撮像手段32を有する顔認証システムS1を備えた、入出場
者管理装置20と、訪問者Vの手指の除菌をする消毒液を抽出または噴霧する除菌装置1
00と、訪問者Vの全身または半身を除菌する除菌ミストシャワー装置150とを備え、
入場する場所の入り口に設置された撮像手段32により撮像された訪問者Vの顔画像に関
する情報を受け付けると、撮像手段32により撮像された訪問者Vの顔画像に関する情報
と記録されている訪問者Vの顔画像に関する情報とを比較することにより訪問者Vの認証
を行い、入場をするように構成されている。
この入場管理装置10は、立方体状の基礎部12の上に、垂直状に伸びる柱状態の設置
部14を備えており、前記設置部14に、入出場者管理装置20を備えている。
前記基礎部12は、除菌ミストシャワー装置150を構成する貯水槽152、超音波振
動装置154及び送風装置160が配設され、前記基礎部12に配設された除菌ミストシ
ャワー装置150には、貯水槽152の底部に設けられ、霧を発生させる超音波振動装置
154及び送風装置160により供給された空気を、貯水槽152の上部の霧が発生する
空間に送るために接続される送風管162が配置され、設置部14に配設されたミストノ
ズル158と貯水槽152の間には、吐出管164が配設され、吐出管164は、設置部
14の中に形成された空洞部に配設されている。
前記除菌装置100は、噴射装置130、消毒液収容容器110及び容器保持具120
を備え、前記消毒液収容容器110は、密封容器を構成する胴部112、口部114及び
蓋部116を備え、前記容器保持具120は、消毒液収容容器110及び噴射装置130
を固定する本体部と、カバー部124と、壁面取り付け部とを備え、前記本体部は、噴射
装置130の側面を保持して固定するための噴射装置固定部122aと、噴射装置130
のノズル部136を固定するノズル固定部122bとを備え、噴射装置130は、消毒液
収容容器110に収容された消毒液を霧状態にするようにするための噴射機構部134と
、噴射機構部134で生成された霧状態の消毒液を人の手指に向けて噴射するノズル部1
36とを備え、噴射装置130は、検知手段140により、噴射対象物である人の手指が
噴射予定位置に接近したことを検知して、噴射装置制御手段138によって制御されて、
噴射機構部134により、消毒液収容容器110内の消毒液を霧状態にしてノズル部13
6から噴射対象物へ自動で噴射するように構成されている。
顔認証システムS1は、入出場者管理装置(AI認証端末)20に備えられ、顔認証用
記憶装置22及び入出場者管理装置20の入力手段24により、訪問者に関する情報、例
えば、訪問者の氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、IDなどの訪問者に
関する情報を入力することができるように構成され、該訪問者に関する情報を記憶する記
憶部50を備える。
入力手段24は、顔認証用記憶装置22に接続されたコンピューターの入力装置であり
、主に、PCが用いられ、訪問者に関する情報を入力することができるように構成されて
いる。なお、入力手段24は、入出場者管理装置(AI認証端末)20の表示手段34に
備えられた訪問者が指でタッチすることにより信号を送信することができる入力装置(タ
ッチパネル)を備えていてもよい。
本実施の形態による顔認証システムS1は、訪問者受付システムS2を有しており、入
出場者管理装置(AI認証端末)20及び顔認証用記憶装置22に備えられている。
訪問者受付システムS2は、出退勤管理システムS3と連動するように構成されている

更に、顔認証システムS1は、入場者が入場しようとするスペースの入り口に設けられ
たゲートに備えられた施錠システムS5に接続できるように構成されている。
入出場者管理装置20は、主として、入力手段24、表示手段34及び撮像手段32を
有し、顔認証システムS1を備えたAI認証端末により構成されている。
訪問者受付システムS2は、入場する場所の入り口に設置された撮像手段32により撮
像された訪問者の顔画像に関する情報を受け付けると、撮像手段32により撮像された訪
問者の顔画像に関する情報と顔認証用記憶装置22に記録されている訪問者の顔画像に関
する情報とを比較することにより訪問者の認証を行い、入場を許可か否かを判断しうるよ
うに構成されている。
この実施の形態に係る入出場者管理装置(AI認証端末)20は、撮像装置を構成する
カメラ付きデバイスを備えており、顔認証システムS1を構成する訪問者受付システムS
2に関する中央演算処理装置40及び記憶部50を有する情報処理装置30と、訪問者を
撮像する撮像手段(カメラ)32と、表示手段34と、通信手段36と、電源部38とを
備える。
情報処理装置30は、例えばコンピュータなどから構成されている。CPUなどのプロ
セッサを備える中央演算処理装置40は、例えば、CPU(Central Proce
ssing Unit)により構成される。また記憶部50は、プログラム及び各種デー
タを記憶するメモリを備える。さらに、記憶部50は、訪問者情報記憶部52および物体
情報記憶部54を含む。
入出場者管理装置(AI認証端末)20を構成するカメラ付きデバイスは、タブレット
やスマートフォンなどを含む単体で、カメラの機能を有する電子部品、機器、周辺機器で
構成されている。
カメラ付きデバイスは、AI(人工知能)を利用して、中央演算処理装置(CPU)4
0によって制御される可視光カメラで構成される撮像手段32のデジタル画像から人を自
動的に識別するためのコンピュータ用アプリケーションを備え、カメラで構成される撮像
手段32から取得された画像内の顔と思われる部分を抜き出し、顔面画像データベースと
照合することにより、人の識別を行うように構成されている。
また、入出場者管理装置(AI認証端末)20は、AIを利用して、中央演算処理装置
(CPU)40によって制御される可視光カメラで構成される撮像手段32のデジタル画
像から人がマスクをしているか否かを自動的に識別するためのコンピュータ用アプリケー
ションを備える。
これらのコンピュータ用アプリケーションは、後述する画像解析手段46が有する。
表示手段34は、撮像手段(可視カメラ)32から送られてくる映像データまたは画像
データ、訪問者に関する情報及び温度センサーユニットから送られてくる温度データをは
じめとする各種情報を表示する表示器である。表示手段34は、例えば、液晶パネルなど
で構成されている。
情報処理装置30は、中央演算処理装置(CPU)40が顔認証システムS1の訪問者
受付システムS2に関するAI(人工知能)の処理を含むプログラムを実行することで構
築された、訪問者情報処理手段42と、CPUによって制御される可視光カメラから送ら
れる画像などの情報を処理する物体情報処理手段44と、ゲートなどの施錠システムS5
等を制御する制御手段48とが備えるプログラムを処理するための装置である。
訪問者情報処理手段42は、カメラ付きデバイスのカメラで構成される撮像手段32に
より撮像された訪問者の画像を取得する画像取得手段33と、画像取得手段33により得
られた訪問者の画像を解析する画像解析手段46と、表示手段34に訪問者の映像データ
または画像データを送る画像表示手段(不図示)とを備える。
入出場者管理装置(AI認証端末)20の撮像手段32は、情報処理装置30のCPU
を含む中央演算処理装置40によって制御される可視光発光ダイオード(以下、可視光L
ED)80がその発光面を露出させて設けられている。当該可視光LED80は可視光を
発光する可視光発光部として機能する。当該可視光LED80の隣には、情報処理装置3
0のCPUを含む中央演算処理装置40によって制御される撮像手段32を構成する第1
カメラ(可視光カメラ)82が入射光口を露出させた状態で設けられている。この第1カ
メラ(可視光カメラ)82が有するイメージセンサ(不図示)の受光面にはRGBカラー
フィルタ(不図示)が形成されており、当該イメージセンサが受光すると可視画像が生成
される。このように第1カメラ(可視光カメラ)82は、可視光を受光する可視光受光部
および可視画像を生成する可視画像生成部として機能する。生成された可視画像は、中央
演算処理装置40のCPUに対して出力される。当該中央演算処理装置40のCPUは、
可視画像を取得すると、可視画像に含まれる可視シンボルから情報を得るための所定のア
ルゴリズムを用いて解析を行う。
このようなCPUを含む中央演算処理装置40は、可視光LED80の点灯を制御する
制御手段48、第1カメラ(可視光カメラ)82から可視画像を取得する画像取得手段、
および取得した可視画像を解析する画像解析手段46を処理するための装置として機能す
る。
なお、この入出場者管理装置(AI認証端末)20の撮像手段32は、赤外線発光ダイ
オード84がその発光面を露出した状態で設けられても良い。赤外線発光ダイオード84
は、中央演算処理装置40のCPUに電気的に接続されており、中央演算処理装置40の
CPUによって制御される。
従って、中央演算処理装置40のCPUは、赤外線発光ダイオード84を制御する制御
手段48として機能している。このような赤外線発光ダイオード84は、赤外線を発光す
る赤外線発光部として機能する。赤外線発光ダイオード84の隣には、中央演算処理装置
40のCPUによって制御される第2カメラ(赤外線カメラ)86がその入射光口を露出
させた状態で設けられる。赤外線カメラは、そのイメージセンサ(不図示)上に赤外線透
過フィルタ(不図示)を有するものであり、イメージセンサは当該赤外線透過フィルタを
透過して受光した赤外線の強度に応じて赤外線画像を生成する。このように、第2カメラ
(赤外線カメラ)86は、例えば身分証明書で反射した赤外線を受光する赤外線受光部お
よび赤外線画像を生成する赤外線画像生成部として機能する。
撮像手段32は、後述する温度センサーユニット60を構成する温度センサ素子64と
して機能するサーモグラフィーカメラにより取得された熱画像によって、訪問者の体温を
測定するようにしてもよい。
顔認証システムS1を有する入出場者管理装置(AI認証端末)20は、温度センサー
ユニット60を備えても良い。
温度センサーユニット60は、例えば、温度センサー素子64と、記憶部50と、温度
センサーユニット側通信部(通信手段36)と、表示手段34と、電源部38と、異常値
検出手段62と、制御手段48とにより構成される。
温度センサー素子64は、温度を計測するための素子であり、接触式と非接触式に大別
される。
入出場者管理装置(AI認証端末)20の記憶部50は、温度センサー素子64が検出
した温度データを、一時的に記憶する。
異常値検出手段62は、温度データの異常値、例えば体温が37度以上を検出し、異常
検出信号を情報処理装置30及び制御手段48に送信する。異常値の値は、任意に設定す
ることができる。
制御手段48は、ROMなどの記憶部50に格納された制御プログラムに従って温度セ
ンサーユニット60の全体の動作を制御するように構成されている。
異常値検出手段62により、異常値が検出されたときに、警報手段(アラーム)92に
警報出すように制御する。なお、警報手段(アラーム)92により警報を出すと同時、あ
るいはその代わりに、表示手段34に、異常値が検出されたことを表示させるようにして
もよい。
入出場者管理装置(AI認証端末)20は、任意に、訪問者に関する情報、例えば、訪
問者の氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、IDなどの訪問者に関する情
報を入力する入力手段24を備える。
入力手段24は、表示手段34に備えられた訪問者がPCに入力することにより信号を
送信することができる入力装置を備えており、訪問者に関する情報を入力することができ
るように構成されている。
この場合、表示手段34は、例えば、液晶モニター、LEDが用いられ、動作状態を示
すモニター表示を行う。
電源部38は、記憶部50、通信手段36、表示手段34、制御手段48、温度センサ
ー素子64、第1カメラ(可視光カメラ)82及び赤外線発光ダイオード84などに電力
を供給するものであり、例えばリチウムイオン電池などにより構成することができる。
入出場者管理装置(AI認証端末)20は、撮像手段32により、非接触で、訪問者の
マスク着用の有無や発熱者検知し、訪問者情報処理手段42、物体情報処理手段44及び
画像解析手段46により、マスク未着用や異常体温を発見すると、制御手段48により表
示手段34の画面表示と警報手段(アラーム)92の音声発声手段94によりアラーム音
で知らせる。
前記撮像手段32を構成する第1カメラ82及び第2カメラ86は、本実施の形態では
、入出場者管理装置(AI認証端末)20の外側に設置されている。
第1カメラ82(入力手段)は、入出場者管理装置(AI認証端末)20の外側の前に
立って位置する訪問者Vの顔画像を撮像可能なよう設置されている。
また、第2カメラ86(撮像手段)は、入出場者管理装置(AI認証端末)20の外側
の前に立って位置する訪問者Vの顔につけたマスクや手に所持する物体Oの表面を撮像可
能なよう設置されている。
そして、第1カメラ82及び第2カメラ86は、情報処理装置30の中央演算処理装置
40に電気的に接続されており、訪問者受付システムS2の中央演算処理装置40からの
撮像指令に応じて訪問者Vの顔画像及びマスク等の物体Oの物体画像(物体撮影画像)を
撮像し、かかる画像を、訪問者情報処理手段42及び物体情報処理手段44の画像取得手
段に送信する。
ここで、訪問者Vが所持する物体Oは、主として、顔につけたマスクである。なお、物
体Oは、その他、例えば、訪問者Vが常時身につけている腕時計、衣類、財布、携帯電話
などであるが、いかなる物体であってもよい。
なお、第1カメラ82及び第2カメラ86の設置位置は、必ずしも上述した位置である
ことに限定されず、少なくとも訪問者Vの顔画像と物体Oの物体画像とを撮像できる位置
に設置されていればよい。また、第1カメラ及び第2カメラは、1台のカメラで構成され
ていてもよく、かかる1台のカメラで訪問者Vの顔と物体Oとが撮影できればよい。
(顔認証システムおよび訪問者受付システム)
続いて、顔認証システムS1および訪問者受付システムS2の他の実施の形態について
説明する。この実施の形態にかかる顔認証システムS1および訪問者受付システムS2で
は、入出場者管理装置(AI認証端末)20および別の入出場者管理装置(AI認証端末
)20により事前に訪問者Vの訪問者認証情報を取得する場合について説明する。
上記訪問者受付システムS2は、中央演算処理装置40及び記憶部50を有する入出場
者管理装置(AI認証端末)20に備えられている。そして、訪問者受付システムS2は
、図10に示すように、中央演算処理装置40がプログラムを実行することで構築された
、訪問者情報処理手段42、物体情報処理手段44、制御手段48、を備えている。
顔認証システムS1は、訪問者情報処理手段42(訪問者認証情報取得手段)が、入出
場者管理装置(AI認証端末)20及び入出場者管理装置(AI認証端末)20とは別の
コンピュータにより事前に訪問者Vの訪問者認証情報として、当該訪問者Vの顔画像ある
いは顔画像から抽出された顔特徴量を取得して、訪問者情報記憶部52として機能する記
憶部50及び顔認証用記憶装置22に記憶して登録する。このとき、訪問者情報処理手段
42は、第1カメラ82にて撮影された訪問者Vの顔画像を受け取って当該顔画像から顔
特徴量を抽出して登録してもよく、有線LANケーブルを介したPCにより他の情報処理
装置から取得した訪問者Vの顔画像あるいは顔特徴量を登録してもよい。
顔認証システムS1は、顔認証用記憶装置22及び入出場者管理装置20の入力手段2
4により、訪問者Vに関する情報、例えば、訪問者の氏名、生年月日、性別、メールアド
レス、電話番号、ID、顔画像などの訪問者に関する情報を入力することができるように
構成され、該訪問者に関する情報(訪問者情報)を記憶する記憶部50を備える。
入力手段24は、顔認証用記憶装置22に接続されたコンピューターの入力装置及び入
出場者管理装置(AI認証端末)20の表示手段34に備えられた訪問者Vが指でタッチ
することにより信号を送信することができる入力装置を備えており、訪問者に関する情報
を入力することができるように構成されている。表示手段34は、液晶ディスプレイなど
の上層に透明なタッチパネルが積層されて構成されたタッチパネルを備える入出力機器と
して構成され、文字や画像を表示するとともに訪問者による訪問者情報の入力を受け付け
る。
本実施の形態による顔認証システムS1は、訪問者受付システムS2を有しており、入
出場者管理装置(AI認証端末)20及び顔認証用記憶装置22を保有している。
訪問者受付システムS2は、出退勤管理システムS3と連動するように構成されており
、訪問者受付システムS2の記憶部50及び出退勤管理システムS3の記憶部240にお
いて記憶されている共通の訪問者Vに関する情報を記憶するように構成されている。
したがって、訪問者情報処理手段42は、記憶部50及び記憶部240において記憶さ
れている、訪問者Vに関する情報を、訪問者Vの認証に利用することができる。
また、訪問者受付システムS2は、訪問者Vから入出場者管理装置(AI認証端末)2
0により入場許可の要求を受けると、訪問者情報処理手段42が、第1カメラ82に対し
て撮像指令を送り、当該撮像指令に応じて第1カメラ82にて撮影された訪問者Vの画像
を取得する。そして、訪問者情報処理手段42は、取得した訪問者Vの画像から訪問者V
の顔画像を抽出し、当該顔画像から訪問者Vの訪問者認証情報としての顔特徴量を抽出す
る。さらに、訪問者情報処理手段42は、抽出した顔特徴量と、予め訪問者情報記憶部5
2として機能する記憶部50及び顔認証用記憶装置22の記憶部240に登録されている
顔特徴量と、が一致するか否かの認証を行う。認証の結果、一致する場合には認証成功の
旨を、一致しない場合には認証失敗の旨を、入出場者管理装置(AI認証端末)20に通
知する。
ここで、上記訪問者情報処理手段42による顔特徴量の認証処理は、例えば、以下のよ
うにして行う。まず、抽出した特徴量と、予め訪問者情報記憶部52として機能する記憶
部50及び記憶部240に記憶されている顔特徴量と、の類似度といった認証スコアを算
出し、認証スコアがしきい値よりも高いか否か判定する。そして、認証スコアがしきい値
より高い場合には、認証成功と判断する。但し、認証処理はいかなる方法で行われてもよ
い。
訪問者受付システムS2は、訪問者Vから入出場者管理装置(AI認証端末)20によ
り入場許可の要求を受けると、訪問者情報処理手段42(物体特徴量取得手段)が、第2
カメラ86に対して撮像指令を送り、当該撮像指令に応じて第2カメラ86にて撮影され
た訪問者Vが所持するマスクその他の物体Oの画像を取得する。そして、物体情報処理手
段44は、訪問者情報処理手段42から訪問者Vの顔特徴量の認証成功の通知を受けてい
る場合には、取得した物体画像から、マスクその他の物体Oの表面に形成されている物体
固有の特徴量となる物体紋様(物体特徴量)を抽出して取得する。さらに、物体情報処理
手段42は、抽出した物体紋様を物体情報記憶部54として機能する記憶部50に記憶し
て登録し、その旨を、入出場者管理装置(AI認証端末)20に通知する。
以上のように、訪問者Vからの入場許可要求時には、第1カメラ82にて訪問者Vの顔
画像が撮像され、同時に、第2カメラ86にてマスクその他の物体Oの物体画像が撮像さ
れる。そして、訪問者情報処理手段42にて訪問者Vの訪問者認証情報として顔特徴量が
取得され、物体情報処理手段44にて物体Oの物体特徴量として物体紋様が取得される。
次に、かかる構成からなる入場管理装置10の顔認証システムS1により訪問者の確認
を行うときの処理内容について、図11に基づいて説明する。
顔認証システムS1は、AIによる顔認証処理が行われる(ステップS100)。続い
て、顔認証システムS1は、入場管理装置10の入出場者管理装置(AI認証端末)20
の前に立った訪問者Vが、入出場者管理装置(AI認証端末)20により登録情報として
の訪問者の氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、IDなどの訪問者受付情
報を入力する(ステップS102)。なお、訪問者Vの登録情報の入力は任意に設定する
ことができる。
続いて、顔認証システムS1は、AIによる顔認証処理の結果、登録者か未登録者かの
判定が行われる(ステップS104)。登録者と判定された場合、記憶部50に基づいて
、登録者の個人が特定され時刻が記録される(ステップS106)。続いて、登録者の場
合は、特定された訪問者の個人情報が読み出される(ステップS108)。一方、未登録
者と判定された場合、訪問者Vが、入出場者管理装置(AI認証端末)20により、入力
手段24にて訪問者受付情報の登録を行うとともに、入出場者管理装置(AI認証端末)
20の撮像手段32によって顔の撮像が行われ、訪問者の顔画像が取得される(ステップ
S110)。
続いて、訪問者がマスクを装着しているか否かの判定が行われる(ステップS112)
。マスクが装着されていないと判定された場合は、表示手段34にマスクの装着を促すメ
ッセージが表示される(ステップS114)。
更に、温度検知システムS4により訪問者の体温の測定が行われ、訪問者の体温が適温
か否かの判定が行われる(ステップS116)。体温測定の結果、適温の場合は、表示手
段34に入室許可のメッセージが表示され(ステップS118)、適温でない場合は、表
示手段34に入室不可のメッセージが表示される(ステップS120)。
続いて、本実施の形態にかかる顔認証システムS1に連動するように運用される出退勤
管理システムS3について説明する。
訪問者Vにより入力された登録情報、撮像手段32を構成する第1カメラ(可視光カメ
ラ)(サーモグラフィーカメラ)82により撮像された顔画像データ、及び第2カメラ(
赤外線カメラ)86又は温度センサーユニット60により検知された体温、入所する時間
などにかかる情報が、入出場者管理装置(AI認証端末)20の撮像手段32及び表示手
段34により情報処理装置30の顔認証システムS1に送られる(図12参照)。
そして、顔認証システムS1から、出退勤管理システムS3に、前記訪問者受付情報の
中から出勤及び勤務評価に必要な情報及び顔画像データが送信される。
(出退勤管理システム)
この顔認証システムS1は、出退勤管理システムS3と、連動する。
以下、出退勤管理システムS3を、図13および図14を参照して詳細に説明する。
図13は、勤怠管理システムの一例である本実施の形態の出退勤管理システムS3を示
す概略の構成図である。この出退勤管理システムS3は、複数の入場出者管理装置20を
利用した場合の実施の形態を提供する。図13に示すように、この出退勤管理システムS
3では、入出場者管理装置20は、場所が異なるスペース1ないしスペース3に設置され
る。
出退勤管理システムS3では、入出場者管理装置20は、さらに、出退勤登録端末21
0を機能として含む。なお、出退勤登録端末210は、入出場者管理装置20とは、別体
として構成されてもよいし、一体に構成されていてもよい。
出退勤管理システムS3は、出退勤登録端末(ローカル装置)210として機能する入
出場者管理装置(AI認証端末)20上で出退勤登録プログラム248が動作し、サーバ
装置212と相互に通信することによって機能する。この出退勤登録端末(ローカル装置
)210として機能する入出場者管理装置(AI認証端末)20は、出退勤入力を受け付
けるローカル装置である。これら複数の出退勤登録端末(ローカル装置)210として機
能する入出場者管理装置(AI認証端末)20は、サーバ装置212及び顔認証用記憶装
置22と有線により接続される。
サーバ装置212は、不図示の記憶部に、登録者及び未登録者マスタ252、タイムカ
ードテーブル260、就業基本情報テーブル262、出退勤登録端末テーブル264、就
業実績テーブル266を格納している。サーバ装置212は、更に、不図示のCPUが出
退勤管理プログラムS3を実行することにより、同期部270、時刻設定部272を機能
させている。
登録者及び未登録者マスタ252は、全従業員に関する情報を管理するデータベースで
ある。
タイムカードテーブル260は、出退勤登録端末(ローカル装置)210として機能す
る入出場者管理装置(AI認証端末)20から送信された出退勤情報を格納する。タイム
カードテーブル260には、出退勤情報と、出退勤登録を行った従業員が所属する支店の
コード情報と、が対応付けられて格納される。
就業基本情報テーブル262は、就業の基本情報を管理するデータベースである。具体
的には、出退勤登録端末(ローカル装置)210として機能する入出場者管理装置(AI
認証端末)20によって登録された出退勤情報を、サーバ装置212の就業実績画面に所
属単位で表示できるようにするための情報等を管理するデータベースである。
時刻設定部272は、出退勤登録端末(ローカル装置)210として機能する入出場者
管理装置(AI認証端末)20から受信した出退勤情報をタイムカードテーブル260に
格納する。
このように、出退勤管理システムS3は、サーバ装置212に複数の出退勤登録端末(
ローカル装置)210として機能する入出場者管理装置(AI認証端末)20が接続され
て構成されるので、複数の勤務するスペース(支店)を有する組織において、各スペース
(各支店)に属する従業員の出退勤を登録することができる。
図14は、出退勤登録端末(ローカル装置)210として機能する入出場者管理装置(
AI認証端末)20を示す概略のブロック図である。なお、複数の出退勤登録端末(ロー
カル装置)210として機能する入出場者管理装置(AI認証端末)20は、同様に構成
されている。
出退勤登録端末(ローカル装置)210として機能する入出場者管理装置(AI認証端
末)20は、中央演算処理装置(管理手段)220、ROM(Read Only Me
mory)222、RAM(Random Access Memory)224、記憶
部240を備えている。なお、出退勤登録端末210は、例えば、ノートPC(Pers
onal Computer)、デスクトップPC等であってもよい。
中央演算処理装置(管理手段)220は、ROM222や記憶部240などに記憶され
ている出退勤登録プログラム248と、入力手段226から入力される各種指示とをRA
M224内のワークメモリに展開する。中央演算処理装置(管理手段)220は更に、こ
の入力指示および入力データに応じてワークメモリに展開したプログラムに従って各種処
理を実行し、その処理結果をRAM224内のワークメモリに格納するとともに、表示手
段230に表示する。そして中央演算処理装置(管理手段)220は、ワークメモリに格
納した処理結果を記憶部240内の保存先に保存する。
記憶部240は、例えばフラッシュメモリのように磁気的、光学的記憶媒体、または半
導体メモリなどの書換え可能な不揮発性の記憶媒体で構成されている。この記憶部240
は、システムプログラムおよび、任意に、このシステムプログラムに対応する出退勤登録
プログラム248と、ビジター管理テーブル(マスタ情報の一部)242、従業員マスタ
(マスタ情報の一部)244、出退勤履歴情報テーブル246等を記憶する。
この記憶部240は、入場管理装置10の記憶部50の情報を記憶する。
サーバ装置212は、入出場者管理装置(AI認証端末)20の表示手段34及び撮像
手段32からの情報を受け付ける。
出退勤登録端末(ローカル装置)210は、更に、表示手段230、近距離無線通信部
232を備えている。なお、必要に応じて、NFC(Near Field Commu
nication)リーダをさらに備えてもよい。
また、表示手段226としてはPC端末が用いられるが、例えば、液晶ディスプレイ等
の上層に透明なタッチパネルが積層されて構成された入出力機器であり、文字や画像を表
示するとともに、入出場者管理装置(AI認証端末)20の表示手段34の訪問者の操作
を受け付けるようにしてもよい。
スピーカ228は、音声信号を音声に変換して報知するものである。
近距離無線通信部232は、例えばBluetooth(登録商標) Low Ene
rgyやWi−Fi(登録商標)による通信手段であり、例えば無線ルータを介してサー
バ装置212と相互に通信可能である。この近距離無線通信部232によってサーバ装置
212と通信することにより、サーバ装置212との間で出退勤に係るデータベースを同
期させることができる。
出退勤登録プログラム248は、この出退勤登録端末(ローカル装置)210に出退勤
登録処理を行わせるためのものである。
ビジター管理テーブル(マスタ情報の一部)242は、サーバ装置212の登録者及び
未登録者マスタ252と同様に、従業員に関する情報を管理するデータベースである。ビ
ジター管理テーブル(マスタ情報の一部)242は、秘匿性の低い情報については全従業
員の情報を格納しているが、秘匿性の高い情報については出退勤登録端末210が管理す
る各スペース(各支店)の従業員に係る情報のみを格納している。
従業員マスタ(マスタ情報の一部)244は、従業員の所属に関する情報を管理するデ
ータベースである。
この実施の形態にかかる顔認証システムS1は、会社内のセキュリティレベルが高く設
定されたスペース(場所)の入場前のゲートGや、玄関のドアなどの施錠・解錠を行うこ
とができるようにするために、入場するスペース(場所)の近傍に設置される情報処理シ
ステムである。
この顔認証システムS1は、例えば、セキュリティ機能を備える施錠システムS5と連
動するようにしても良い。
上記ゲートGやドアは、当該ゲートGやドアの施錠・解錠を行う機構を備えている。そ
して、施錠システムS5は、入出場者管理装置(AI認証端末)20リレーに有線LAN
を介して接続されており、入出場者管理装置(AI認証端末)20からの施錠・解錠を指
示する制御信号に応じて、施錠・解錠を行うよう構成されている。
上記施錠システムS5は、入出場者管理装置(AI認証端末)20の訪問者情報処理手
段42から訪問者Vの認証成功の通知と、物体情報処理手段44から物体紋様の登録成功
の通知と、を受けると、訪問者情報処理手段42にて取得した訪問者Vの顔特徴量と、物
体情報処理手段44にて取得した物体紋様(マスク)と、を関連付けて、施錠情報記憶手
段に記憶する。同時に、施錠要求されているゲートGの錠前装置Lを施錠するよう、かか
る錠前装置Lに施錠指令を送る。これにより、ゲートGの錠前装置Lが施錠状態となる。
なお、施錠情報記憶手段には、顔特徴量と物体紋様(マスク)との関連付け情報に、施錠
したゲートGの錠前装置Lを特定する情報が対応づけられて記憶される。
(除菌装置の構成)
以下、本考案にかかる除菌装置について、図6に示す実施の形態に基づいて説明する。
図6は、図1に示すカバー部を開いた際の消毒液噴射装置における消毒液収容容器110
、容器保持具120および噴射装置130を示す図解図である。
この実施の形態の除菌装置100は、人の手指を除菌する消毒液噴射装置であり、設置
部14の中程に設置され、訪問者Vの手が届く位置に配設されている。
この実施の形態においては、除菌装置100は、図6に示すように、消毒液収容容器1
10、容器保持具120及び噴射装置130を備える。
消毒液収容容器110は、密封容器を構成する胴部112、口部114及び蓋部116
を備える。
消毒液収容容器110は、消毒液を収容する胴部112と、胴部112の端部に形成され
、消毒液を抽出する口部114と、胴部112の上端部に形成された蓋部116とを備え
る。
容器保持具120は、図6に示すように、消毒液収容容器110及び噴射装置130を
固定する本体部122と、カバー部124とを備える。
本体部122は、噴射装置130の側面を保持して固定し、噴射装置130の噴射機構
部134を係止するバネ状の噴射機構部固定部122aと、噴射装置130のノズル部1
36を係止して固定するノズル固定部122bとを備える。
本体部122は、その背面に、容器保持具120を取り付けるための壁面固定部126
と、電池収容部128とを備える。
噴射装置130は、消毒液収容容器110の口部114を取り付けるための注入部13
2と、消毒液を霧状態にするようにするための噴射機構部134と、噴射機構部134で
生成された霧状態の消毒液を人の手指に向けて噴射するノズル部136とを備える。
噴射装置130は、消毒液を人の手指などの噴射対象物に噴射するように噴射機構部13
4を制御する噴射装置制御手段138と、ノズル部136による噴射予定位置に噴射対象
物が接近したことを検知する検知手段140とを備える。
噴射装置130は、検知手段140により、噴射対象物である人の手指が噴射予定位置に
接近したことを検知して、噴射装置制御手段138によって制御されて、噴射機構部13
4により、消毒液収容容器110内の消毒液を霧状態にしてノズル部136から噴射対象
物へ自動で噴射する。
また、上記構成により、第1の実施の形態の除菌装置100は、検知手段140からの
検知タイミングに基づいて自動でノズル部136から消毒液を噴射するため、訪問者Vは
、特に噴射開始レバー等を操作しなくて済むため、噴射開始レバーを介して他の使用者か
ら交差感染することも防ぐことができる。
続いて、除菌装置100の動作について、図15に基づいて説明する。
まず、除菌装置100に対して、訪問者Vが噴射対象物である手指を噴射予定位置に接
近させると、検知手段140が訪問者Vの手指が接近したことを検知して、噴射装置制御
手段138によって制御されて、噴射機構部134により、消毒液収容容器110内の消
毒液を霧状態にしてノズル部136から噴射対象物である訪問者Vの手指へ自動で噴射す
る(ステップS200)。
続いて、除菌装置100は、噴射装置制御手段138により制御された時間を訪問者V
への消毒液の噴射時間として取得し(ステップS202)、訪問者Vの個人情報として記
憶部50に書き込まれる(ステップS204)。
(除菌ミストシャワー装置の構成)
図8は、本考案の第1の実施の形態に係る除菌ミストシャワー装置150の一例を示す
図解図である。
本考案の第1の実施の形態に係る除菌ミストシャワー装置150は、貯水槽152と、
超音波振動装置154と、噴霧用ボタン156と、ミストノズル158と、送風装置16
0とを備えている。
貯水槽152は、密閉型の容器であり、吐出管164により超音波振動装置154と接
続されている。貯水槽152には、送風管162が上部に設けられ、この送風管162に
は送風装置160により送り込まれた空気が貯水槽152内の上部の霧が発生する空間に
供給される。
貯水槽152の底部には、槽内に供給された除菌液に超音波振動を加えて霧化する超音
波振動装置154(霧化手段)が設けられている。貯水槽152に貯留された除菌液は、
超音波振動装置154の音圧により4〜10μm程度の霧(水粒)に微粒子化(霧化)さ
れる。貯水槽152内には霧化された霧は、送風管162から送り込まれる送風により吐
出管164へ案内される。
送風装置160は、送風管162を介して貯水槽152に接続して、送風装置160か
らミストノズル158に空気を供給するようにしている。送風装置160は、例えば、圧
縮機と、圧縮機を駆動するモーターと、圧縮機で加圧された加圧空気の流量を制御する流
量制御バルブとなどで構成される。送風装置160により送風される空気は、貯水層15
2の上部の霧が発生する空間に送風管162を介してミストノズル158に供給されてい
る。そして、ミストシャワー制御装置170によって制御することにより、送風装置16
0及び超音波振動装置154により霧を発生させ、その発生した霧は、送風管162を介
してミストノズル158より噴霧される。
この実施の形態においては、除菌ミストシャワー装置150は、それを構成する貯水槽
152と、超音波振動装置154及び噴霧用ボタン156と、送風装置160とを、基礎
部14に、格納されている。
除菌ミストシャワー装置150は、それを構成するミストノズル158が、設置部14
に、適宜な間隔を開けて四つ垂直方向に並列して、配設されている。
除菌ミストシャワー装置150は、ミストシャワー制御装置170、超音波振動装置154及び送風装置160を作動する噴霧用ボタン156が、設置部14の入出場者管理装置20が設けられた外表面に配設されている。
ミストノズル158と貯水槽152との間に配設された吐出管164は、設置部14に
適宜な間隔をあけて垂直方向に延伸して、配設されている。
続いて、除菌ミストシャワー装置150の動作について、図16に基づいて説明する。
まず、訪問者Vは、除菌ミストシャワー装置150に対して、ミストノズル158から
改質水を噴霧させるための噴霧用ボタン156を、たとえば、1回、押圧する。訪問者V
は、ミストシャワー制御装置170によって制御することにより、ミストノズル158か
ら噴霧される改質水を全身に浴びることにより、全身を除菌することができる(ステップ
S300)。
続いて、任意に、除菌ミストシャワー装置150は、噴霧用ボタン156を押圧したか
否かの情報をミストシャワー制御装置170により取得され(ステップS302)、噴霧
用ボタン156が押圧されたか否かの情報は、訪問者Vの個人情報として記憶部50に書
き込まれる(ステップS304)。
前記除菌ミストシャワー装置150は、図17に示すように、
入場管理装置10を構成する基礎部12の上に垂直状に伸びる柱状態の設置部14に設けられた、噴霧用ボタン156を押すことにより除菌ミストシャワー装置150を作動して、ミストシャワーを噴霧するように構成されているが、それに替えて、入場管理装置10を構成する基礎部12の周辺に設けられた、足踏み式噴霧スイッチ166を足で踏むことにより除菌ミストシャワー装置150を作動して、ミストシャワーを噴霧するように構成してもよい。
また、前記除菌ミストシャワー装置150は、入場管理装置10を構成する基礎部12の上に垂直状に伸びる柱状態の設置部14にミストノズル158を設け、立った人の手や指の高さに設けられたミストノズル158から、人の手や指に向けてミストシャワーを噴霧するように構成しても良い。
以上のように、本考案の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本考案は、これ
に限定されるものではない。
すなわち、本考案の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実
施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加え
ることができるものであり、それらは、本考案に含まれるものである。
たとえば、上述した実施の形態においては、単体の入場管理装置10におけるシステム
について記載しているが、これに限るものではなく、複数の入場管理装置10を一括して
管理されるようにしてもよい。
本考案は、訪問者が特定の場所に入場するに際し、顔認証を行い、その場で入場者の消
毒を行うことができる入場管理装置として好適に提供される。
10 入場管理装置
12 基礎部
14 設置部
20 入出場者管理装置(AI認証端末)
22 顔認証用記憶装置
24 入力手段
30 情報処理装置
32 撮像手段(画像取得手段)
34 表示手段
36 通信手段
38 電源部
40 中央演算処理装置
42 訪問者情報処理手段
44 物体情報処理手段
46 画像解析手段
48 制御手段
50 記憶部
52 訪問者情報記憶部
54 物体情報記憶部
60 温度センサーユニット
62 異常値検出手段
64 温度センサー素子
80 可視光LED
82 第1カメラ(可視光カメラ)
84 赤外線発光ダイオード
86 第2カメラ(赤外線カメラ)
92 警報手段(アラーム)
94 音声発声手段
100 除菌装置
110 消毒液収容容器
112 胴部
114 口部
116 蓋部
120 容器保持具
122 本体部
122a 噴射機構部固定部
122b ノズル固定部
124 カバー部
126 壁面固定部
128 電池収容部
130 噴射装置
132 注入部
134 噴射機構部
136 ノズル部
138 噴射装置制御手段
140 検知手段

150 除菌ミストシャワー装置
152 貯水槽
154 超音波振動装置
156 噴霧用ボタン
158 ミストノズル
160 送風装置
162 送風管
164 吐出管
166 足踏み式噴霧スイッチ
170 ミストシャワー制御装置
210 出退勤登録端末(ローカル装置)
212 サーバ装置
220 中央演算処理装置(管理手段)
222 ROM
224 RAM
226 入力手段
228 スピーカ

230 表示手段
232 近距離無線通信部
240 記憶部
242 ビジター管理テーブル(マスタ情報の一部)
244 従業員マスタ(マスタ情報の一部)
246 出退勤履歴情報テーブル
248 出退勤登録プログラム
252 登録者及び未登録者マスタ
260 タイムカードテーブル
262 就業基本情報テーブル
264 出退勤登録端末テーブル
266 就業実績テーブル
270 同期部
272 時刻設定部
S1 顔認証システム
S2 訪問者受付システム
S3 出退勤管理システム
S4 温度検知システム
S5 施錠システム
この入場管理装置、
訪問者を撮影するために、入場する場所の入り口に設置される撮像手段を有し、前記撮像手段により撮像された前記訪問者の顔画像に関する情報を受け付け、前記撮像手段により撮像された前記訪問者の顔画像に関する情報と記録されている前記訪問者の顔画像に関する情報とを比較することにより前記訪問者の認証を行い、入場を許可するように構成された顔認証システムを備えた、入出場者管理装置と、
訪問者の手指の除菌をする消毒液を抽出または噴霧する除菌装置と、
訪問者の全身または半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを配設した
設置部を備える。
顔認証システムは、出勤及び退勤を管理するシステムにおいて管理している顔写真と照合し、訪問者が出勤したこと及び退勤したことを管理する手段を備えていても良い。
入出場者管理装置は、訪問者の顔を撮像するときに、温度センサー素子により訪問者の体温を測定するための温度検知システムを備えていても良い。
入出場者管理装置は、マスク着用の有無を判断するマスク非着用を判断し、撮像手段により訪問者を撮像した画像からマスク非着用を判断したときに、マスク着用を促す音声または表示をする手段を備えていても良い。
入出場者管理装置は、入出場ゲートの施錠システムと電気的に接続され又は通信手段により接続され、温度検知システムにより検温された体温が設定温度を超えた場合、入出場ゲートが開かないようにするかまたは施錠する手段を備えていても良い。
入出場者管理装置は、訪問者の顔に近い位置に固定され、除菌装置は、訪問者の手に近い位置に取り付けられ、大人から子供までミスト除菌をすることができるように、除菌ミストシャワー装置は、180cmの高さより、下方において複数個配設されていても良い。
さらに、除菌装置は、検知手段により人の手指が噴射予定位置に接近したことを検知することにより、噴射装置制御手段により制御された時間を訪問者への消毒液の噴射時間として取得し、訪問者の個人情報として取得する手段を備えていても良い。

Claims (12)

  1. 撮像手段を有する顔認証システムを備えた、入出場者管理装置と、
    訪問者の手指の除菌をする消毒液を抽出または噴霧する除菌装置と、
    訪問者の全身または半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを備え、
    入場する場所の入り口に設置された撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情
    報を受け付けると、撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情報と記録されて
    いる訪問者の顔画像に関する情報とを比較することにより訪問者の認証を行い、入場を許
    可するように構成された、入場管理装置。
  2. 顔認証システムは、出勤及び退勤を管理するシステムにおいて管理している顔写真と照
    合し、入場者が出勤したこと及び退勤したことを管理するように構成された、請求項1に
    記載の入場管理装置。
  3. 入出場者管理装置は、温度検知システムを備え、入場者の顔を撮像するときに、温度セ
    ンサー素子により入場者の体温を測定するように構成された、請求項1または請求項2に
    記載の入場管理装置。
  4. 入出場者管理装置は、マスク着用の有無を判断するマスク非着用を判断する手段を備え
    、撮像手段により入場者を撮像した画像からマスク非着用を判断したときに、マスク着用
    を促す音声または表示をするように構成された、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の入場管理装置。
  5. 入出場者管理装置は、入出場ゲートと電気的に接続され又は通信手段により接続され、
    温度検知システムにより検温された体温が設定温度を超えた場合、入出場ゲートが開かな
    いようにするかまたは施錠するように構成された、請求項3に記載の入場管理装置。
  6. 入出場者管理装置は、訪問者の顔に近い位置に固定され、
    除菌装置は、訪問者の手に近い位置に取り付けられ、
    除菌ミストシャワー装置は、180cmの高さより、下方において複数個配設され、大
    人から子供までミスト除菌をすることができるように構成された、請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の入場管理装置。
  7. 入場管理装置は、立方体状の基礎部の上に、垂直状に伸びる柱状態の設置部を備えてお
    り、
    前記設置部に、上部に入力手段及び撮像手段を有する顔認証システムを備えたAI認証
    端末により構成された、入出場者管理装置と、
    訪問者の手指の除菌をする消毒液を抽出又は噴霧する除菌装置と、
    訪問者の前身又は半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを備えており、
    前記設置部は、入出場者管理装置を上部に配設され、
    除菌装置を前記入出場者管理装置より下方に配設され、
    上部から下方に亘って、除菌ミストシャワー装置のミストノズルが配設され、
    前記基礎部は、除菌ミストシャワー装置を構成する貯水槽、超音波振動装置及び送風装
    置が配設され、
    前記基礎部に配設された除菌ミストシャワー装置には、前記貯水槽の底部に設けられ、
    霧を発生させる超音波振動装置及び前記送風装置により供給された空気を、前記貯水槽の
    上部の霧が発生する空間に送るために接続される送風管が配置され、設置部に配設された
    前記ミストノズルと前記貯水槽の間には、吐出管が配設され、
    前記吐出管は、設置部の中に形成された空洞部に配設された、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の入場管理装置。
  8. 前記除菌装置は、噴射装置、消毒液収容容器及び容器保持具を備え、
    前記消毒液収容容器は、密封容器を構成する胴部、口部及び蓋部を備え、
    前記容器保持具は、消毒液収容容器及び噴射装置を固定する本体部と、カバー部と、壁
    面取り付け部とを備え、
    前記本体部は、噴射装置の側面を保持して固定するための噴射装置固定部と、噴射装置
    のノズル部を固定するノズル固定部とを備え、
    噴射装置は、消毒液収容容器に収容された消毒液を霧状態にするようにするための噴射
    機構部と、噴射機構部で生成された霧状態の消毒液を人の手指に向けて噴射するノズル部
    とを備え、
    噴射装置は、検知手段により、噴射対象物である人の手指が噴射予定位置に接近したこ
    とを検知して、噴射装置制御手段によって制御されて、噴射機構部により、消毒液収容容
    器内の消毒液を霧状態にしてノズル部から噴射対象物へ自動で噴射するように構成された
    、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の入場管理装置。
  9. 前記除菌装置は、前記検知手段により人の手指が噴射予定位置に接近したことを検知す
    ることにより、前記噴射装置制御手段により制御された時間を前記訪問者への前記消毒液
    の噴射時間として取得し、前記訪問者の個人情報として取得する手段を有する、請求項8
    に記載の入場管理装置。
  10. 入場管理装置は、立方体状の基礎部の上に、垂直状に伸びる柱状態の設置部を備えてお
    り、
    前記設置部に、撮像手段を有する顔認証システムを備えた入出場者管理装置と、
    訪問者の前身又は半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを備えており、
    入場する場所の入り口に設置された撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情報を受け付けると、撮像手段により撮像された訪問者の顔画像に関する情報と記録されている訪問者の顔画像に関する情報とを比較することにより訪問者の認証を行い、入場を許可するように構成された、入場管理装置。
  11. 前記除菌ミストシャワー装置は、
    入場管理装置を構成する基礎部の上に垂直状に伸びる柱状態の設置部に設けられた、噴霧用ボタンを押すことにより除菌ミストシャワー装置を作動して、ミストシャワーを噴霧するように構成された、
    又は、
    入場管理装置を構成する基礎部の周辺に設けられた、足踏み式スイッチを踏むことにより除菌ミストシャワー装置を作動して、ミストシャワーを噴霧するように構成された、請求項7または10に記載の入場管理装置。
  12. 入場管理装置は、立方体状の基礎部の上に、垂直状に伸びる柱状態の設置部を備えてお
    り、
    前記設置部に、上部に入力手段及び撮像手段を有する顔認証システムを備えたAI認証
    端末により構成された、入出場者管理装置と、
    訪問者の前身又は半身を除菌する除菌ミストシャワー装置とを備えており、
    前記設置部は、入出場者管理装置を上部に配設され、
    上部から下方に亘って、除菌ミストシャワー装置のミストノズルが配設され、
    前記基礎部は、除菌ミストシャワー装置を構成する貯水槽、超音波振動装置及び送風装
    置が配設され、
    前記基礎部に配設された除菌ミストシャワー装置には、前記貯水槽の底部に設けられ、
    霧を発生させる超音波振動装置及び前記送風装置により供給された空気を、前記貯水槽の
    上部の霧が発生する空間に送るために接続される送風管が配置され、設置部に配設された
    前記ミストノズルと前記貯水槽の間には、吐出管が配設され、
    前記吐出管は、設置部の中に形成された空洞部に配設された、
    請求項10に記載の入場管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114445926A (zh) * 2022-02-11 2022-05-06 成都理工大学工程技术学院 一种基于人力资源管理用人工智能考勤机
KR102411103B1 (ko) * 2021-11-25 2022-06-22 경북대학교 산학협력단 사용성이 향상된 전신소독기
KR102474647B1 (ko) * 2021-12-23 2022-12-06 (주)다모아테크 자동높이조절 체열측정기 및 이를 이용한 에어샤워장치
WO2023063451A1 (ko) * 2021-10-15 2023-04-20 (주)보성초음파산업 초음파를 이용한 소독장치

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