JP3231307U - 粉粒体の定量取り出し具 - Google Patents

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有里子 岩崎
有里子 岩崎
香織 河田
香織 河田
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Abstract

【課題】極めて簡単な操作で確実に一定量の粉粒体を取り出すことができる粉粒体の定量取り出し具を提供する。【解決手段】粉粒体の定量取り出し具1は、コーヒー粉等の粉粒体の一定量を取り出す部材であって、容器本体の開口上端に嵌合組み付けされ、上端に蓋体が被せられる。容器本体上端に組み付けされる下部筒体5の前端下端から中央部内にかけて上昇傾斜する隔壁7を設けて、隔壁7上端と筒壁6後端中央部との間に連通孔8を形成し、上部筒体4の後端上端から中央部にかけて頂壁11を庇状に設け、且つ頂壁11前端から前方に下降傾斜するガイド壁12を垂下設し、更にガイド壁12の下端から前方にかけて上昇傾斜する注出壁13を反転設して筒体上端前端に注出孔14を形成し、隔壁7とガイド壁12との間に通路16を形成した。【選択図】図4

Description

本考案は、容器に収納されたコーヒー粉、砂糖、塩、更には粉石鹸等の粉粒体の一定量を確実に出すことのできる取り出し具に関するものである。
コーヒー粉、砂糖、塩、更には粉石鹸等の粉粒体は、湿気を防ぐために所定の容器にできるだけ空気に晒さないようにしながら収納保管されており、必要に応じてスプーンで取り出していた。また、ポット形状の容器自体を傾けて注出開口部から取り出すこともある。
処が、一度の操作での取り出し量が常に一定であるとは限らないので、例えば一杯のコーヒーを淹れるためのコーヒー粉の分量、或いは、味付けのための砂糖や塩の分量がまちまちとなり、味覚が異なって甚だ不都合である。
このような不都合を避けるため、取り出し具として計量スプーンを用いることもある。しかしながら、このようなスプーンによるときは、例えばコーヒードリッパーに入れる際に一部を周囲にこぼしてしまったりして、汚してしまったり正確な分量に足らなかったりするといったことがある。
また、容器内に直接スプーンを差し入れて粉等を掬うので、異物が混入したり、スプーンが濡れていたために品質を落としたりしてしまうといった不都合もある。そこで一定量の粉粒体を確実に取り出すための容器が以下の如く提案されている。
特許第3523604号公報 特許第6078680号公報 特許第6372044号公報
この特許文献1の発明「粉体定量取り出し容器」は、容器内に小径の取り出し管を配し、複数の板状体で区画された空間に収納された定量の粉を取り出すことができるようにした構成であるが、構造が複雑で取り扱いにくいことが推測される。
また特許文献2の発明「調節容器」は、粉体を収納する容器に被せられる漏斗状に蓋体に注ぎ口を有する内筒を配し、内筒の下端に調節筒を嵌め込んだ構成であるが、構造が複雑で且つ操作に手間のかかるものになっている。
更には特許文献3の発明「粉粒体の小出し容器」は、容器の一部に斜めに吐出管を貫通設した構成であるが、容器の内の吐出管先端のスコップ型の杓子に粉体が確実に流入できない問題がある。
よって本考案は、上述した従来技術の欠点、不都合、不満を解消するべく開発された粉粒体の定量取り出し具であって、誰もが極めて簡単な操作で確実に一定量の粉粒体を取り出すことができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、コーヒー粉等の粉粒体の一定量を取り出す部材であって、粉粒体を収納する容器本体上端に嵌合組み付けされる筒体の筒壁前端下端から中央部内にかけて上昇傾斜する隔壁を設けて、この隔壁上端と前記した筒壁後端中央部との間に連通孔を形成し、前記した筒体の後端上端から中央部にかけて頂壁を庇状に設け、且つこの頂壁前端から前方に下降傾斜するガイド壁を垂下設し、更にこのガイド壁の下端から前方にかけて上昇傾斜する注出壁を反転設して前記した筒体上端前端に注出孔を形成し、前記した隔壁とガイド壁との間に通路を形成したことを特徴とする構成である。
この場合、筒体を上部筒体と下部筒体とを嵌合組み付けする構成とし、頂壁前端から前方に下降傾斜して垂下設するガイド壁の下端を、前記した上部筒体の前方部内に延出すると共に、前端下端から中央部上端にかけて上昇傾斜する隔壁の上端を前記した下部筒体の中央部上端に延出させたことを特徴とする。
上記した本考案の粉粒体の定量取り出し具にあっては、筒体の筒壁前端下端から中央部内にかけて上昇傾斜する隔壁から連通孔、次いで筒体の後端上端から中央部にかけての庇状の頂壁、次いで頂壁前端から前方に下降傾斜するガイド壁、隔壁とガイド壁との間に形成される通路、更にガイド壁の下端から前方にかけて上昇傾斜する注出壁、筒体上端前端に形成される注出孔、をもって蛇行する流出路が形成される。
それ故に、粉粒体を収納した容器本体を倒立に近く前方に傾けると、粉粒体は隔壁に沿って連通に流れ、倒立状態では頂壁によって形成される一定容量の空間に流れ落ちて貯留される。次いで全体を正立近くに後方に復帰させると、粉粒体の殆どは容器本体内に戻るものの、一定容量の空間に貯留していた所定量の粉粒体は通路を通って隔壁上面の空間に流入して待機する。そして再度容器本体を倒立させると、待機していた粉粒体のみが注出孔から外部に流出し、同時に容器本体内の粉粒体は貯留空間に流れ落ち、この流通が繰り返されるのである。
よって、容器全体を反転倒立、反転成立の操作をするだけで確実に一定量の粉粒体を取り出すことができ、構成が簡単であって成型が容易である等、本考案は多くの優れた作用効果を奏する。
本考案にかかる粉粒体の定量取り出し具を含む容器全体の斜視図である。 考案にかかる粉粒体の定量取り出し具の斜視図である。 (a)は上部筒体の斜視図、(b)は下部筒体の斜視図である。 (a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図である。 操作過程を示す簡略断面図である。 操作過程を示す簡略断面図である。 操作過程を示す簡略断面図である。 操作過程を示す簡略断面図である。
本考案の粉粒体の定量取り出し具1は、粉粒体を収納する容器本体2の上端に嵌合組み付けされる筒体1の筒壁6の前端下端から中央部内にかけて上昇傾斜する隔壁7を設けて、この隔壁7上端と前記した筒壁6後端中央部との間に連通孔8を形成し、前記した筒体1の後端上端から中央部にかけて頂壁11を庇状に設け、且つこの頂壁11前端から前方に下降傾斜するガイド壁12を垂下設し、更にこのガイド壁12の下端から前方にかけて上昇傾斜する注出壁13を反転設して前記した筒体1の上端前端に注出孔14を形成し、前記した隔壁7とガイド壁12との間に通路16を形成した構成である。
本願考案の粉粒体の定量取り出し具1は容器本体2の開口上端に嵌合組み付けされ、上端に蓋体3が被せられる合成樹脂製であり、成型上の理由で上部筒体4と下部筒体5とを嵌合組み付けした構成とし(図1参照)、容器本体2内にはコーヒー粉、茶葉、砂糖、塩、更には粉石鹸等の湿気を避けたい粉粒体を収納する。
下部筒体5内にあって、円筒形状の筒壁6の前端の下端から中央部上端にかけては上昇傾斜する隔壁7が設けられていて、隔壁7上端と筒壁6後端との間に連通孔8が形成される。また隔壁7上面と筒壁6内面との間には待機空間9が形成される。
下部筒体5の上端に嵌合組み付けされる上部筒体4の上端には、円筒形状の筒壁10の後端から中央部にかけて庇状に頂壁11が設けられ、頂壁11の前端からは前方に下降傾斜するガイド壁12が垂下設され、更にこのガイド壁12の下端からは前方にかけて上昇傾斜する注出壁13が反転設され、上端に注出孔14が形成される。この結果、筒壁10内の内面と頂壁11の下面とガイド壁12の内面とによって貯留空間15が形成され、隔壁7とガイド壁12との間に通路16が形成される。
上述した構成にあって、例えばコーヒー粉を一定量取り出す過程を示すならば、図5(a)は容器本体2内に例えばコーヒー粉を収納して粉粒体の定量取り出し具1及び蓋体3を組み付けた正立状態の概略断面を示しており、この状態から図5(b)のように全体を倒立に近く前方に傾けると、容器本体2内のコーヒー粉は隔壁7に沿って連通孔8に流れ、図6(a)の倒立状態では貯留空間15に流れ落ちる。
次いで図6(b)のように全体を正立近くに後方に復帰させると、コーヒー粉の殆どは容器本体2内に戻るものの、貯留空間15内の所定量のコーヒー粉は通路16を通って待機空間9に落ち込み、説明図5の正立状態では待機空間9内に一杯分である所定量のコーヒー粉が待機する。
そこで、実際にコーヒーを淹れる際には、蓋体3を外して注出孔14を開放し、図5(b)と同様に図7(b)の如く傾けると、待機空間9内のコーヒー粉は注出孔14から流出して例えばコーヒードリッパーに注がれ、同時に、図8の如く容器本体2内のコーヒー粉は貯留空間15に流れ落ちるのである。
1 粉粒体の定量取り出し具
2 容器本体
3 蓋体
4 上部筒体
5 下部筒体
6 筒壁
7 隔壁
8 連通孔
9 待機空間
10 筒壁
11 頂壁
12 ガイド壁
13 注出壁
14 注出孔
15 貯留空間
16 通路

Claims (2)

  1. コーヒー粉等の粉粒体の一定量を取り出す部材であって、粉粒体を収納する容器本体(2)上端に嵌合組み付けされる筒体の筒壁(6)前端下端から中央部内にかけて上昇傾斜する隔壁(7)を設けて、該隔壁(7)上端と前記筒壁(6)後端中央部との間に連通孔(8)を形成し、前記筒体の後端上端から中央部にかけて頂壁(11)を庇状に設け、且つ該頂壁(11)前端から前方に下降傾斜するガイド壁(12)を垂下設し、更に該ガイド壁(12)の下端から前方にかけて上昇傾斜する注出壁(13)を反転設して前記筒体上端前端に注出孔(16)を形成し、前記隔壁(7)とガイド壁(12)との間に通路(16)を形成したことを特徴とする粉粒体の定量取り出し具。
  2. 筒体を上部筒体(4)と下部筒体(5)とを嵌合組み付けする構成とし、頂壁(11)前端から前方に下降傾斜して垂下設するガイド壁(12)の下端を、前記上部筒体(4)の前方部内に延出すると共に、前端下端から中央部上端にかけて上昇傾斜する隔壁(7)の上端を前記下部筒体(5)の中央部上端に延出させたことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体の定量取り出し具。
JP2021000106U 2021-01-13 2021-01-13 粉粒体の定量取り出し具 Active JP3231307U (ja)

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