JP3231281B2 - 光追尾用玩具 - Google Patents
光追尾用玩具Info
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- JP3231281B2 JP3231281B2 JP25136698A JP25136698A JP3231281B2 JP 3231281 B2 JP3231281 B2 JP 3231281B2 JP 25136698 A JP25136698 A JP 25136698A JP 25136698 A JP25136698 A JP 25136698A JP 3231281 B2 JP3231281 B2 JP 3231281B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転をしている走
行体が、送信体から出力される赤外線信号を受信した時
に直進走行を行うことで、走行体が自転と直進走行とを
繰り返しながら送信体側に移動する光追尾用玩具に関す
る。
行体が、送信体から出力される赤外線信号を受信した時
に直進走行を行うことで、走行体が自転と直進走行とを
繰り返しながら送信体側に移動する光追尾用玩具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光追尾用玩具として、例
えば、実開昭63−186496号公報等に開示される
ものが知られている。図12は、この公報に開示される
光追尾用玩具を示しており、箱状の送信器1は、所定の
周波数の赤外線信号Sを出力する機能を有している。
えば、実開昭63−186496号公報等に開示される
ものが知られている。図12は、この公報に開示される
光追尾用玩具を示しており、箱状の送信器1は、所定の
周波数の赤外線信号Sを出力する機能を有している。
【0003】送信器1の一端には、赤外線信号Sを約6
0度の放射角度で出力する発光部2が配設されている。
走行体3は、自動車形状のボディ4および走行車輪5を
有し、このボディ4の前部には、送信器1から出力され
る赤外線信号Sを受信する受光部6が配設されている。
0度の放射角度で出力する発光部2が配設されている。
走行体3は、自動車形状のボディ4および走行車輪5を
有し、このボディ4の前部には、送信器1から出力され
る赤外線信号Sを受信する受光部6が配設されている。
【0004】走行体3の内部には、送信器1から出力さ
れる赤外線信号Sの非受信時に走行体3を自転させ、赤
外線信号Sの受信時に走行体3を直進走行させる駆動制
御機構(図示せず)が内蔵されている。ここで、走行体
3の自転は後輪の一方のみを駆動制御することにより行
われ、直進走行は両方の後輪を駆動制御することにより
行われる。
れる赤外線信号Sの非受信時に走行体3を自転させ、赤
外線信号Sの受信時に走行体3を直進走行させる駆動制
御機構(図示せず)が内蔵されている。ここで、走行体
3の自転は後輪の一方のみを駆動制御することにより行
われ、直進走行は両方の後輪を駆動制御することにより
行われる。
【0005】上述した光追尾用玩具では、以下示すよう
に遊戯が行われる。すなわち、先ず、図13に示すよう
に、送信器1および走行体3が床等に置かれる。
に遊戯が行われる。すなわち、先ず、図13に示すよう
に、送信器1および走行体3が床等に置かれる。
【0006】ここで、遊戯者は、送信器1の赤外線信号
Sの放射領域内に、走行体3を置く必要がある。走行体
3は、送信器1からの赤外線信号Sを受信するまで、こ
の地点で自転を行い、受光部6が送信器1に向いた際
に、送信器1から出力される赤外線信号Sを受信する。
Sの放射領域内に、走行体3を置く必要がある。走行体
3は、送信器1からの赤外線信号Sを受信するまで、こ
の地点で自転を行い、受光部6が送信器1に向いた際
に、送信器1から出力される赤外線信号Sを受信する。
【0007】この受信により、後輪の駆動制御が切り換
わり、走行体3は自転を行うことを停止し、送信器1側
に向けて直進走行を行う。走行体3の直進走行は、赤外
線信号Sの放射領域から外れるまで行われ、受光部6が
赤外線信号Sを受信できなくなると、後輪の駆動制御が
切り換わり、走行体3はこの地点で自転を行う。
わり、走行体3は自転を行うことを停止し、送信器1側
に向けて直進走行を行う。走行体3の直進走行は、赤外
線信号Sの放射領域から外れるまで行われ、受光部6が
赤外線信号Sを受信できなくなると、後輪の駆動制御が
切り換わり、走行体3はこの地点で自転を行う。
【0008】走行体3は、自転により再び赤外線信号S
を受信することにより、送信器1側に向けて直進走行を
行う。このようにして、走行体3は、自転と直進走行と
を繰り返すことにより、赤外線信号Sの放射領域内を送
信器1側へジクザク走行しながら赤外線信号Sに追尾誘
導され、最終的に送信器1にたどり着き、この時点で遊
戯が終了する。
を受信することにより、送信器1側に向けて直進走行を
行う。このようにして、走行体3は、自転と直進走行と
を繰り返すことにより、赤外線信号Sの放射領域内を送
信器1側へジクザク走行しながら赤外線信号Sに追尾誘
導され、最終的に送信器1にたどり着き、この時点で遊
戯が終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光追尾用玩具では、走行体3が送信器1にた
どり着いた時点で遊戯が終了するため、1回の遊戯に要
する時間が短く、遊戯を繰り返す場合には、その都度、
送信器1または走行体3を、互いに離れた場所に移動し
なくてはならなかった。
うな従来の光追尾用玩具では、走行体3が送信器1にた
どり着いた時点で遊戯が終了するため、1回の遊戯に要
する時間が短く、遊戯を繰り返す場合には、その都度、
送信器1または走行体3を、互いに離れた場所に移動し
なくてはならなかった。
【0010】また、走行体3は、送信器1から出力され
る赤外線信号Sの放射領域内で、自転および直進走行を
繰り返しながら送信器1に近づいていくため、走行体3
の動きが単調であり、遊戯に意外性がなく、遊戯対象者
は、主に幼児等の低年齢層に限られていた。
る赤外線信号Sの放射領域内で、自転および直進走行を
繰り返しながら送信器1に近づいていくため、走行体3
の動きが単調であり、遊戯に意外性がなく、遊戯対象者
は、主に幼児等の低年齢層に限られていた。
【0011】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、意外性のある動きをするととも
に、遊戯を飽きることなく長時間楽しむことができる光
追尾用玩具を提供することを目的とする。
めになされたもので、意外性のある動きをするととも
に、遊戯を飽きることなく長時間楽しむことができる光
追尾用玩具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の光追尾用玩具
は、赤外線信号を出力する赤外線送信器を備える送信体
と、前記赤外線信号を受信する赤外線受信器を備える走
行体とからなり、前記走行体には、前記赤外線信号の非
受信時にこの走行体を自転させ、前記赤外線信号の受信
時にこの走行体を直進走行させる制御機構および駆動機
構が備えられている光追尾用玩具において、前記送信体
は、外力を受けて自在に転がる球形状または多面体形状
の外形を有し、前記送信体の外面には、前記赤外線信号
を外部に向けて放射する複数の孔が設けられていること
を特徴とする。
は、赤外線信号を出力する赤外線送信器を備える送信体
と、前記赤外線信号を受信する赤外線受信器を備える走
行体とからなり、前記走行体には、前記赤外線信号の非
受信時にこの走行体を自転させ、前記赤外線信号の受信
時にこの走行体を直進走行させる制御機構および駆動機
構が備えられている光追尾用玩具において、前記送信体
は、外力を受けて自在に転がる球形状または多面体形状
の外形を有し、前記送信体の外面には、前記赤外線信号
を外部に向けて放射する複数の孔が設けられていること
を特徴とする。
【0013】請求項2の光追尾用玩具は、請求項1記載
の光追尾用玩具において、前記複数の孔は、前記送信体
の前記外面に等間隔で設けられ、前記送信体内には、前
記赤外線送信器と前記各孔との間に光ファイバが配設さ
れていることを特徴とする。請求項3の光追尾用玩具
は、赤外線信号を出力する赤外線送信器を備える送信体
と、前記赤外線信号を受信する赤外線受信器を備える走
行体とからなり、前記走行体には、前記赤外線信号の非
受信時にこの走行体を自転させ、前記赤外線信号の受信
時にこの走行体を直進走行させる制御機構および駆動機
構が備えられている光追尾用玩具において、前記送信体
は、外力を受けて自在に転がる球形状または多面体形状
の外形を有し、前記送信体の外面には、前記赤外線信号
を外部に向けて放射する複数の孔が設けられ、前記送信
体の前記赤外線送信器は、赤外線リモコンから出力され
る輝度変調された赤外線信号の周波数より低い周波数に
輝度変調された赤外線信号を出力し、前記走行体の前記
赤外線受信器は、受信した赤外線信号を脈流に変換する
整流器と、前記脈流を平滑し擬似的な直流信号に変換す
るフィルタとを備え、前記制御機構は、前記直流信号の
瞬時値が所定のしきい値を超えるときに、前記走行体を
直進走行させ、前記フィルタの時定数は、前記赤外線リ
モコンの前記赤外線信号を受信して得られる前記直流信
号の瞬時値が前記しきい値より大きくなる値に、設定さ
れていることを特徴とする。
の光追尾用玩具において、前記複数の孔は、前記送信体
の前記外面に等間隔で設けられ、前記送信体内には、前
記赤外線送信器と前記各孔との間に光ファイバが配設さ
れていることを特徴とする。請求項3の光追尾用玩具
は、赤外線信号を出力する赤外線送信器を備える送信体
と、前記赤外線信号を受信する赤外線受信器を備える走
行体とからなり、前記走行体には、前記赤外線信号の非
受信時にこの走行体を自転させ、前記赤外線信号の受信
時にこの走行体を直進走行させる制御機構および駆動機
構が備えられている光追尾用玩具において、前記送信体
は、外力を受けて自在に転がる球形状または多面体形状
の外形を有し、前記送信体の外面には、前記赤外線信号
を外部に向けて放射する複数の孔が設けられ、前記送信
体の前記赤外線送信器は、赤外線リモコンから出力され
る輝度変調された赤外線信号の周波数より低い周波数に
輝度変調された赤外線信号を出力し、前記走行体の前記
赤外線受信器は、受信した赤外線信号を脈流に変換する
整流器と、前記脈流を平滑し擬似的な直流信号に変換す
るフィルタとを備え、前記制御機構は、前記直流信号の
瞬時値が所定のしきい値を超えるときに、前記走行体を
直進走行させ、前記フィルタの時定数は、前記赤外線リ
モコンの前記赤外線信号を受信して得られる前記直流信
号の瞬時値が前記しきい値より大きくなる値に、設定さ
れていることを特徴とする。
【0014】(作用)請求項1の光追尾用玩具では、赤
外線信号を出力する送信体の外形形状が球形状または多
面体形状にされるため、送信体は走行体の衝突により自
在に転がることが可能になり、走行体による送信体への
追いかけ動作・衝突動作が連続的に繰り返される。
外線信号を出力する送信体の外形形状が球形状または多
面体形状にされるため、送信体は走行体の衝突により自
在に転がることが可能になり、走行体による送信体への
追いかけ動作・衝突動作が連続的に繰り返される。
【0015】また、衝突された送信体の転がる方向およ
び距離は、走行体の衝突角度および衝突速度によりその
都度異なるため、走行体は、常に異なる挙動をしながら
転がった送信体を追いかける。このため、走行体は、あ
たかも自らの意志で送信体を追いかけるような動作を行
う。
び距離は、走行体の衝突角度および衝突速度によりその
都度異なるため、走行体は、常に異なる挙動をしながら
転がった送信体を追いかける。このため、走行体は、あ
たかも自らの意志で送信体を追いかけるような動作を行
う。
【0016】請求項2の光追尾用玩具では、各孔が送信
体の外面に等間隔で設けられ、赤外線送信器と各孔との
間に光ファイバが配設されるため、赤外線送信器から出
力する赤外線信号の強度を最小限にして、高い効率で、
送信体の全周囲に赤外線信号が出力される。また、赤外
線信号は光ファイバの端面から所定の放射角度で放射さ
れるため、放射角度の調整用のレンズ等を用いることな
く、簡易な構造で、送信体の全周囲に赤外線信号が放射
される。
体の外面に等間隔で設けられ、赤外線送信器と各孔との
間に光ファイバが配設されるため、赤外線送信器から出
力する赤外線信号の強度を最小限にして、高い効率で、
送信体の全周囲に赤外線信号が出力される。また、赤外
線信号は光ファイバの端面から所定の放射角度で放射さ
れるため、放射角度の調整用のレンズ等を用いることな
く、簡易な構造で、送信体の全周囲に赤外線信号が放射
される。
【0017】請求項3の光追尾用玩具では、赤外線信号
を出力する送信体の外形形状が球形状または多面体形状
にされるため、送信体は走行体の衝突により自在に転が
ることが可能になり、走行体による送信体への追いかけ
動作・衝突動作が連続的に繰り返される。制御機構は、
フィルタにより平滑した直流信号の瞬時値が所定のしき
い値を超えるときに、走行体を直進走行させる。
を出力する送信体の外形形状が球形状または多面体形状
にされるため、送信体は走行体の衝突により自在に転が
ることが可能になり、走行体による送信体への追いかけ
動作・衝突動作が連続的に繰り返される。制御機構は、
フィルタにより平滑した直流信号の瞬時値が所定のしき
い値を超えるときに、走行体を直進走行させる。
【0018】また、走行体の赤外線受信器に設けられる
フィルタの時定数は、赤外線リモコンの赤外線信号から
得られる直流信号の瞬時値が所定のしきい値より大きく
なる値に設定されるため、赤外線リモコンによっても、
走行体の制御を行うことが可能になる。このため、赤外
線リモコンにより、走行体の走行方向を変えることで、
走行体を所望の方向から送信体に向けて衝突させること
でき、送信体を所望の位置まで転がすことができる。
フィルタの時定数は、赤外線リモコンの赤外線信号から
得られる直流信号の瞬時値が所定のしきい値より大きく
なる値に設定されるため、赤外線リモコンによっても、
走行体の制御を行うことが可能になる。このため、赤外
線リモコンにより、走行体の走行方向を変えることで、
走行体を所望の方向から送信体に向けて衝突させること
でき、送信体を所望の位置まで転がすことができる。
【0019】また、フィルタの時定数を変えるだけで、
赤外線リモコンで制御できる走行体が、容易に構成され
る。
赤外線リモコンで制御できる走行体が、容易に構成され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の光追尾用玩具の第1の実
施形態(請求項1に対応する)を示している。本実施形
態の光追尾用玩具は、送信体21および走行体23によ
り構成されている。送信体21は、内部が中空の樹脂等
からなり、外形が球形状に形成されている。
施形態(請求項1に対応する)を示している。本実施形
態の光追尾用玩具は、送信体21および走行体23によ
り構成されている。送信体21は、内部が中空の樹脂等
からなり、外形が球形状に形成されている。
【0022】送信体21には、赤外線送信器25および
電池等の電源27が内蔵されている。また、送信体21
の外面21aには、等間隔を置いて6箇所に孔21bが
形成されている。赤外線送信器25は、赤外線発光ダイ
オード等の発光素子29を備えており、この発光素子2
9の発光部には、6本の光ファイバ31の一端が、それ
ぞれ配設されている。
電池等の電源27が内蔵されている。また、送信体21
の外面21aには、等間隔を置いて6箇所に孔21bが
形成されている。赤外線送信器25は、赤外線発光ダイ
オード等の発光素子29を備えており、この発光素子2
9の発光部には、6本の光ファイバ31の一端が、それ
ぞれ配設されている。
【0023】各光ファイバ31の他端は、孔21bに取
り付けられた筒状のアダプタ33にそれぞれ挿入されて
おり、孔21bの開口面の若干内側に位置している。送
信体21は、重心が球の中心になるように電源27等を
内蔵しており、外力を受けることで、自在に転がること
ができる。図2は、送信体21の回路ブロックを示して
いる。
り付けられた筒状のアダプタ33にそれぞれ挿入されて
おり、孔21bの開口面の若干内側に位置している。送
信体21は、重心が球の中心になるように電源27等を
内蔵しており、外力を受けることで、自在に転がること
ができる。図2は、送信体21の回路ブロックを示して
いる。
【0024】赤外線送信器25は、上述した発光素子2
9以外に、縦続接続された発振回路35、増幅回路3
7、スイッチングトランジスタ39を備えている。発光
素子29は、スイッチングトランジスタ39のコレクタ
に、順方向に接続されている。電源27は、電源スイッ
チ41を介して、発振回路35、増幅回路37および発
光素子29に接続されている。
9以外に、縦続接続された発振回路35、増幅回路3
7、スイッチングトランジスタ39を備えている。発光
素子29は、スイッチングトランジスタ39のコレクタ
に、順方向に接続されている。電源27は、電源スイッ
チ41を介して、発振回路35、増幅回路37および発
光素子29に接続されている。
【0025】このように構成された送信体21では、以
下示すように、各機能が動作する。すなわち、赤外線送
信器25では、増幅回路37は、発振回路35から出力
される所定の周波数のクロック信号を増幅し、増幅した
信号をスイッチングトランジスタ39に出力する。スイ
ッチングトランジスタ39は、増幅回路37から入力さ
れるクロック信号を受けて、オン・オフ動作を繰り返
し、発光素子29に流れる電流を断続する。
下示すように、各機能が動作する。すなわち、赤外線送
信器25では、増幅回路37は、発振回路35から出力
される所定の周波数のクロック信号を増幅し、増幅した
信号をスイッチングトランジスタ39に出力する。スイ
ッチングトランジスタ39は、増幅回路37から入力さ
れるクロック信号を受けて、オン・オフ動作を繰り返
し、発光素子29に流れる電流を断続する。
【0026】発光素子29は、電流の断続の周期に対応
する周波数の赤外線信号S1を出力する。そして、送信
体21は、電源スイッチ41をオンにすることにより、
所定の周波数の赤外線信号S1を、光ファイバ31を介
して送信体21の周囲に出力する。ここで、図1に示し
たように、光ファイバ31の端面から出力される赤外線
信号S1の放射角度Aは約90度である。
する周波数の赤外線信号S1を出力する。そして、送信
体21は、電源スイッチ41をオンにすることにより、
所定の周波数の赤外線信号S1を、光ファイバ31を介
して送信体21の周囲に出力する。ここで、図1に示し
たように、光ファイバ31の端面から出力される赤外線
信号S1の放射角度Aは約90度である。
【0027】このため、送信体21は、6本の光ファイ
バ27により、外面21aのほぼ全周囲に向けて赤外線
信号S1を出力することができる。また、この実施形態
では、送信体21が出力する赤外線信号S1の周波数
は、例えば、約1kHzに設定されている。
バ27により、外面21aのほぼ全周囲に向けて赤外線
信号S1を出力することができる。また、この実施形態
では、送信体21が出力する赤外線信号S1の周波数
は、例えば、約1kHzに設定されている。
【0028】一方、走行体23は、自動車形状のボディ
43と、一対の前輪45a、一対の後輪45bとを備え
ている。走行体23の内部には、赤外線受信器47、電
池等の電源49、駆動機構の一形態であるモータ51お
よび駆動ギヤ53が内蔵されている。赤外線受信器47
は、赤外線を受信する赤外線受光ダイオード等の受光素
子55を備えており、この受光素子55は、ボディ43
の前部43aに取り付けられている。
43と、一対の前輪45a、一対の後輪45bとを備え
ている。走行体23の内部には、赤外線受信器47、電
池等の電源49、駆動機構の一形態であるモータ51お
よび駆動ギヤ53が内蔵されている。赤外線受信器47
は、赤外線を受信する赤外線受光ダイオード等の受光素
子55を備えており、この受光素子55は、ボディ43
の前部43aに取り付けられている。
【0029】図3は、走行体23の回路ブロックを示し
ている。走行体23に内蔵される赤外線受信器47は、
上述した受光素子55以外に、縦続接続された増幅器5
7およびフィルタ59を備えている。受光素子55の各
端子は、それぞれ増幅器57に接続されている。フィル
タ59は、抵抗61およびコンデンサ63を備えてお
り、所定の時定数を有する平滑回路を構成している。
ている。走行体23に内蔵される赤外線受信器47は、
上述した受光素子55以外に、縦続接続された増幅器5
7およびフィルタ59を備えている。受光素子55の各
端子は、それぞれ増幅器57に接続されている。フィル
タ59は、抵抗61およびコンデンサ63を備えてお
り、所定の時定数を有する平滑回路を構成している。
【0030】フィルタ59の出力は、モータ制御回路6
5(制御機構に対応する)の初段のトランジスタ67に
接続されている。また、この実施形態では、電源49は
直列接続された一対の電源49a、49bにより構成さ
れている。各電源49a、49bには、連動動作する電
源スイッチ69a、69bがそれぞれ接続されている。
5(制御機構に対応する)の初段のトランジスタ67に
接続されている。また、この実施形態では、電源49は
直列接続された一対の電源49a、49bにより構成さ
れている。各電源49a、49bには、連動動作する電
源スイッチ69a、69bがそれぞれ接続されている。
【0031】各電源49a、49bは、それぞれモータ
51に正方向の電流または逆方向の電流を供給するよう
に、モータ51およびモータ制御回路65に接続されて
いる。電源49a、49bは、電源スイッチ69a、6
9bを介して、増幅器57およびフィルタ59に接続さ
れている。
51に正方向の電流または逆方向の電流を供給するよう
に、モータ51およびモータ制御回路65に接続されて
いる。電源49a、49bは、電源スイッチ69a、6
9bを介して、増幅器57およびフィルタ59に接続さ
れている。
【0032】このように構成された走行体23では、以
下示すように、各機能が動作する。すなわち、赤外線受
信器47では、受光素子55は、受光する赤外線の強度
に応じた電気信号を生成する。増幅器57は、受光素子
55から入力した電気信号を増幅して、正極性の脈流7
1に変換し、フィルタ59に出力する。
下示すように、各機能が動作する。すなわち、赤外線受
信器47では、受光素子55は、受光する赤外線の強度
に応じた電気信号を生成する。増幅器57は、受光素子
55から入力した電気信号を増幅して、正極性の脈流7
1に変換し、フィルタ59に出力する。
【0033】フィルタ59は、入力した脈流71を平滑
し、擬似的な直流信号73をモータ制御回路65に出力
する。モータ制御回路65では、初段のトランジスタ6
7は、直流信号73が所定の電圧未満のときに、モータ
51に正方向に駆動し、かつ、直流信号73が所定の電
圧以上のときに、モータ51に逆方向に駆動する。
し、擬似的な直流信号73をモータ制御回路65に出力
する。モータ制御回路65では、初段のトランジスタ6
7は、直流信号73が所定の電圧未満のときに、モータ
51に正方向に駆動し、かつ、直流信号73が所定の電
圧以上のときに、モータ51に逆方向に駆動する。
【0034】すなわち、トランジスタ67のしきい値に
より、モータ51の回転方向が制御される。駆動ギア5
3は、モータ51の正回転時には、後輪45bの一方の
みを駆動制御し、モータ51の逆回転時には、両方の後
輪45bを駆動制御する。走行体23は、後輪45bの
一方のみが回転することにより自転し、両方の後輪45
bが回転することにより、前方に向けて直進走行する。
より、モータ51の回転方向が制御される。駆動ギア5
3は、モータ51の正回転時には、後輪45bの一方の
みを駆動制御し、モータ51の逆回転時には、両方の後
輪45bを駆動制御する。走行体23は、後輪45bの
一方のみが回転することにより自転し、両方の後輪45
bが回転することにより、前方に向けて直進走行する。
【0035】なお、この実施形態では、受信する赤外線
信号の周波数が5kHz以下の時に、直流信号73の電
圧がトランジスタ71のしきい値を超えるように、フィ
ルタ59の時定数が設定されている。送信体21から出
力される赤外線信号の周波数は、上述したように1kH
zであるため、走行体23は、送信体21から出力され
る赤外線信号S1の非受信時にはその地点で自転し、赤
外線信号S1の受信時には直進走行する。
信号の周波数が5kHz以下の時に、直流信号73の電
圧がトランジスタ71のしきい値を超えるように、フィ
ルタ59の時定数が設定されている。送信体21から出
力される赤外線信号の周波数は、上述したように1kH
zであるため、走行体23は、送信体21から出力され
る赤外線信号S1の非受信時にはその地点で自転し、赤
外線信号S1の受信時には直進走行する。
【0036】上述した光追尾用玩具では、以下示すよう
に、遊戯が行われる。すなわち、先ず、図4に示すよう
に、送信体21の電源スイッチ41(図示せず)をオン
にすることで、床等に置かれた送信体21の周囲には、
赤外線信号S1が出力される。
に、遊戯が行われる。すなわち、先ず、図4に示すよう
に、送信体21の電源スイッチ41(図示せず)をオン
にすることで、床等に置かれた送信体21の周囲には、
赤外線信号S1が出力される。
【0037】次に、走行体23の電源スイッチ49(図
示せず)をオンにすることにより、床等に置かれた走行
体23は、その地点で自転を開始する。自転により、走
行体23が赤外線信号S1を受信すると、走行体23は
自転を停止し、送信体21側に向けて直進走行R1を行
う。走行体23が送信体21のほぼ真横まで走行し、赤
外線信号S1を受信できなくなると、走行体23は、そ
の地点で自転を行う。
示せず)をオンにすることにより、床等に置かれた走行
体23は、その地点で自転を開始する。自転により、走
行体23が赤外線信号S1を受信すると、走行体23は
自転を停止し、送信体21側に向けて直進走行R1を行
う。走行体23が送信体21のほぼ真横まで走行し、赤
外線信号S1を受信できなくなると、走行体23は、そ
の地点で自転を行う。
【0038】この後、走行体23は、自転により向きが
変わることで、赤外線信号S1を再び受信し、送信体2
1に向けて直進走行R2を行う。このようにして、走行
体23は、自転と直進走行とを繰り返すことで、送信体
21側に向けて走行し、最終的に送信体21に衝突す
る。衝突により、送信体21は、衝突した側とほぼ反対
側に向けて転がる。
変わることで、赤外線信号S1を再び受信し、送信体2
1に向けて直進走行R2を行う。このようにして、走行
体23は、自転と直進走行とを繰り返すことで、送信体
21側に向けて走行し、最終的に送信体21に衝突す
る。衝突により、送信体21は、衝突した側とほぼ反対
側に向けて転がる。
【0039】転がる方向および距離は、走行体23の衝
突角度および衝突速度によりその都度異なる。例えば、
走行体23が直進走行を始めた直後に、送信体21に衝
突する場合には、衝突速度は小さくなる。送信体21が
転がった後、走行体23は、次の3通りのうち、いずれ
かの動作を行う。
突角度および衝突速度によりその都度異なる。例えば、
走行体23が直進走行を始めた直後に、送信体21に衝
突する場合には、衝突速度は小さくなる。送信体21が
転がった後、走行体23は、次の3通りのうち、いずれ
かの動作を行う。
【0040】すなわち、図5(a)に示すように、走行
体23が、送信体21からの赤外線信号S1を受信し続
け、かつ、走行体23の直進方向が送信体21と異なる
方向にある場合には、走行体23は、送信体21のほぼ
真横まで直進走行した後、赤外線信号S1を受信できな
くなった位置で自転を行う。自転により、走行体23が
送信体21からの赤外線信号S1を受信すると、走行体
23は、再び送信体21側に向けて直進走行する。
体23が、送信体21からの赤外線信号S1を受信し続
け、かつ、走行体23の直進方向が送信体21と異なる
方向にある場合には、走行体23は、送信体21のほぼ
真横まで直進走行した後、赤外線信号S1を受信できな
くなった位置で自転を行う。自転により、走行体23が
送信体21からの赤外線信号S1を受信すると、走行体
23は、再び送信体21側に向けて直進走行する。
【0041】また、図5(b)に示すように、送信体2
1が走行体23の横方向に転がり、走行体23が、送信
体21からの赤外線信号S1を受信できない場合には、
走行体23は、その場で自転を行う。自転により、走行
体23が送信体21からの赤外線信号S1を受信する
と、走行体23は、再び送信体21側に向けて直進走行
する。
1が走行体23の横方向に転がり、走行体23が、送信
体21からの赤外線信号S1を受信できない場合には、
走行体23は、その場で自転を行う。自転により、走行
体23が送信体21からの赤外線信号S1を受信する
と、走行体23は、再び送信体21側に向けて直進走行
する。
【0042】さらに、図5(c)に示すように、送信体
21が、送信体21からの赤外線信号S1を受信し続
け、かつ、走行体23の直進方向が送信体21と同一の
方向にある場合には、走行体23は直進走行を行い、再
び送信体21に衝突する。このように、走行体23の自
転、直進走行、送信体21への衝突が、連続的に繰り返
されることで、走行体23は、常に異なる挙動をしなが
ら、あたかも自らの意志で送信体21を追いかけるよう
な動作を行う。
21が、送信体21からの赤外線信号S1を受信し続
け、かつ、走行体23の直進方向が送信体21と同一の
方向にある場合には、走行体23は直進走行を行い、再
び送信体21に衝突する。このように、走行体23の自
転、直進走行、送信体21への衝突が、連続的に繰り返
されることで、走行体23は、常に異なる挙動をしなが
ら、あたかも自らの意志で送信体21を追いかけるよう
な動作を行う。
【0043】このような走行体23の追いかけ動作は、
走行体23の電源スイッチがオフされるまで、連続的に
繰り返される。以上のように構成された光追尾用玩具で
は、赤外線信号S1を出力する送信体21の外形形状を
球形状にし、6箇所の孔21bから送信体21の全周囲
に向けて赤外線信号S1を放射し、自転する走行体23
は、送信体21の放射する赤外線信号S1を受信したと
きのみ直進走行を行う制御機構を備えたので、走行体2
3が送信体21を追いかけて衝突した際に、送信体21
は自在に転がることができ、走行体23による送信体2
1への追いかけ動作・衝突動作を連続的に繰り返すこと
ができる。
走行体23の電源スイッチがオフされるまで、連続的に
繰り返される。以上のように構成された光追尾用玩具で
は、赤外線信号S1を出力する送信体21の外形形状を
球形状にし、6箇所の孔21bから送信体21の全周囲
に向けて赤外線信号S1を放射し、自転する走行体23
は、送信体21の放射する赤外線信号S1を受信したと
きのみ直進走行を行う制御機構を備えたので、走行体2
3が送信体21を追いかけて衝突した際に、送信体21
は自在に転がることができ、走行体23による送信体2
1への追いかけ動作・衝突動作を連続的に繰り返すこと
ができる。
【0044】このため、遊戯者は、長時間にわたり遊戯
を楽しむことができる。また、衝突された送信体21の
転がる方向および距離は、走行体23の衝突角度および
衝突速度によりその都度異なるため、走行体23は、常
に異なる挙動をしながら、転がった送信体21を追いか
けることができる。このため、走行体23は、あたかも
自らの意志で送信体21を追いかけるような動作を行う
ことができ、幼児のみならず、大人でも長時間飽きるこ
となく遊戯を行うことができる。
を楽しむことができる。また、衝突された送信体21の
転がる方向および距離は、走行体23の衝突角度および
衝突速度によりその都度異なるため、走行体23は、常
に異なる挙動をしながら、転がった送信体21を追いか
けることができる。このため、走行体23は、あたかも
自らの意志で送信体21を追いかけるような動作を行う
ことができ、幼児のみならず、大人でも長時間飽きるこ
となく遊戯を行うことができる。
【0045】そして、送信体21および走行体23の電
源スイッチをオンにするだけで、走行体23による送信
体21への追いかけ動作・衝突動作が連続的に繰り返さ
れるため、遊戯者は、これらの動作を眺めているだけで
も十分楽しむことができる。したがって、本玩具を単な
る遊戯用の玩具としてだけでなく、観賞用の玩具として
も使用することができる。
源スイッチをオンにするだけで、走行体23による送信
体21への追いかけ動作・衝突動作が連続的に繰り返さ
れるため、遊戯者は、これらの動作を眺めているだけで
も十分楽しむことができる。したがって、本玩具を単な
る遊戯用の玩具としてだけでなく、観賞用の玩具として
も使用することができる。
【0046】さらに、送信体21の内部に6本の光ファ
イバ31を配設し、発光素子29から出力される赤外線
信号S1を孔21bまで導いたので、発光素子29から
出力される赤外線信号S1の強度を最小限にして、高い
効率で、送信体21の外部に赤外線信号S1を出力する
ことができる。また、赤外線信号S1は光ファイバ31
の端面から約90度の放射角度で放射されるため、放射
角度の調整用のレンズ等を用いることなく、簡易な構造
で、送信体21の全周囲に赤外線信号S1を放射するこ
とができる。
イバ31を配設し、発光素子29から出力される赤外線
信号S1を孔21bまで導いたので、発光素子29から
出力される赤外線信号S1の強度を最小限にして、高い
効率で、送信体21の外部に赤外線信号S1を出力する
ことができる。また、赤外線信号S1は光ファイバ31
の端面から約90度の放射角度で放射されるため、放射
角度の調整用のレンズ等を用いることなく、簡易な構造
で、送信体21の全周囲に赤外線信号S1を放射するこ
とができる。
【0047】図6は、本発明の光追尾用玩具の第2の実
施形態(請求項3に対応する)を示している。この実施
形態では、送信体21は、第1の実施形態と同一であ
り、走行体23は、赤外線受信器47のみが、第1の実
施形態と異なっている。すなわち、走行体23の赤外線
受信器47は、テレビ・ビデオ等の家庭用電化製品の赤
外線リモコン75から出力される赤外線信号S2を受信
する機能を有している。
施形態(請求項3に対応する)を示している。この実施
形態では、送信体21は、第1の実施形態と同一であ
り、走行体23は、赤外線受信器47のみが、第1の実
施形態と異なっている。すなわち、走行体23の赤外線
受信器47は、テレビ・ビデオ等の家庭用電化製品の赤
外線リモコン75から出力される赤外線信号S2を受信
する機能を有している。
【0048】このため、走行体23の赤外線受信器47
は、送信体21から出力される赤外線信号S1のみでな
く、赤外線リモコン75の赤外線信号S2を受信するこ
とができる。テレビ・ビデオ等の赤外線リモコン75か
ら出力される赤外線信号S2の周波数は、約38kHz
に設定されている。
は、送信体21から出力される赤外線信号S1のみでな
く、赤外線リモコン75の赤外線信号S2を受信するこ
とができる。テレビ・ビデオ等の赤外線リモコン75か
ら出力される赤外線信号S2の周波数は、約38kHz
に設定されている。
【0049】この種の赤外線リモコン75の赤外線信号
S2を受信するためには、一般に、走行体23内に新た
な受信回路を設ける必要がある。しかし、この実施形態
では、第1の実施形態の回路をほとんど変更することな
く、赤外線リモコン75の赤外線信号S2を受信できる
ようにした。すなわち、この実施形態では、図7に示す
ように、フィルタ59には、第1の実施形態に比べ容量
の大きいコンデンサ77が使用されている。
S2を受信するためには、一般に、走行体23内に新た
な受信回路を設ける必要がある。しかし、この実施形態
では、第1の実施形態の回路をほとんど変更することな
く、赤外線リモコン75の赤外線信号S2を受信できる
ようにした。すなわち、この実施形態では、図7に示す
ように、フィルタ59には、第1の実施形態に比べ容量
の大きいコンデンサ77が使用されている。
【0050】この結果、フィルタ59の時定数が大きく
なり、第1の実施形態に比べ周波数の高い脈流71で
も、フィルタ59により平滑された擬似的な直流信号の
瞬時値が、トランジスタ67のしきい値を超えることが
でき、トランジスタ67をオンさせることが可能にな
る。すなわち、赤外線リモコン75から出力される赤外
線信号S2が受信可能になる。
なり、第1の実施形態に比べ周波数の高い脈流71で
も、フィルタ59により平滑された擬似的な直流信号の
瞬時値が、トランジスタ67のしきい値を超えることが
でき、トランジスタ67をオンさせることが可能にな
る。すなわち、赤外線リモコン75から出力される赤外
線信号S2が受信可能になる。
【0051】上述した光追尾用玩具では、以下示すよう
に、遊戯が行われる。すなわち、先ず、図8に示すよう
に、第1の実施形態と同様に、走行体23が送信体21
を追いかけ、送信体21への衝突を繰り返している。例
えば、送信体21を方向D1に移動したい場合には、先
ず、遊戯者は、赤外線リモコン75を走行体23に向け
ながら、音量調整ボタン等の赤外線信号S2が連続して
出力されるボタンを押す。
に、遊戯が行われる。すなわち、先ず、図8に示すよう
に、第1の実施形態と同様に、走行体23が送信体21
を追いかけ、送信体21への衝突を繰り返している。例
えば、送信体21を方向D1に移動したい場合には、先
ず、遊戯者は、赤外線リモコン75を走行体23に向け
ながら、音量調整ボタン等の赤外線信号S2が連続して
出力されるボタンを押す。
【0052】走行体23は、自転をしている間に、赤外
線リモコン75からの赤外線信号S2を受信し、自転を
停止して、赤外線リモコン65側に向けて直進走行を行
う。このため、赤外線リモコン75の赤外線信号S2の
照射方向により、走行体23を所望の方向に直進走行さ
せることが可能になる。この結果、赤外線リモコン75
により、走行体23の方向制御を行うことが可能にな
る。
線リモコン75からの赤外線信号S2を受信し、自転を
停止して、赤外線リモコン65側に向けて直進走行を行
う。このため、赤外線リモコン75の赤外線信号S2の
照射方向により、走行体23を所望の方向に直進走行さ
せることが可能になる。この結果、赤外線リモコン75
により、走行体23の方向制御を行うことが可能にな
る。
【0053】走行体23が所望の位置まで直進走行した
後、赤外線リモコン75のボタンを離すことにより、走
行体23は、再び自転を行う。走行体23は、自転によ
り送信体21からの赤外線信号S1を受信すると、再び
送信体21側に向けて直進走行し、送信体21に衝突す
る。そして、送信体21は、方向D1側に移動する。
後、赤外線リモコン75のボタンを離すことにより、走
行体23は、再び自転を行う。走行体23は、自転によ
り送信体21からの赤外線信号S1を受信すると、再び
送信体21側に向けて直進走行し、送信体21に衝突す
る。そして、送信体21は、方向D1側に移動する。
【0054】赤外線リモコン75を同様に操作すること
により、遊戯者は、走行体23を所望の方向から送信体
21に衝突させることができる。この実施形態において
も、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることが
できるが、この実施形態では、走行体23の赤外線受信
器47に設けられるフィルタ59に容量の大きなコンデ
ンサ77を使用してフィルタ59の時定数を大きくし、
高い周波数の脈流71でも擬似的な直流信号に平滑でき
るようにしたので、走行体23をテレビ・ビデオ等の赤
外線リモコン75により制御することができる。
により、遊戯者は、走行体23を所望の方向から送信体
21に衝突させることができる。この実施形態において
も、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることが
できるが、この実施形態では、走行体23の赤外線受信
器47に設けられるフィルタ59に容量の大きなコンデ
ンサ77を使用してフィルタ59の時定数を大きくし、
高い周波数の脈流71でも擬似的な直流信号に平滑でき
るようにしたので、走行体23をテレビ・ビデオ等の赤
外線リモコン75により制御することができる。
【0055】このため、走行体23を所望の方向から送
信体21に向けて衝突させることでき、送信体21を所
望の位置まで転がすことができる。また、従来、送信体
21の赤外線信号S1のみにより駆動制御していた走行
体23のフィルタ59の時定数を変えるだけで、赤外線
リモコン75で駆動制御できる走行体23を、容易に構
成することができる。
信体21に向けて衝突させることでき、送信体21を所
望の位置まで転がすことができる。また、従来、送信体
21の赤外線信号S1のみにより駆動制御していた走行
体23のフィルタ59の時定数を変えるだけで、赤外線
リモコン75で駆動制御できる走行体23を、容易に構
成することができる。
【0056】そして、どの家庭にも置かれている赤外線
リモコン75を使用して、走行体23の駆動制御を行う
ことができる。なお、上述した第1および第2の実施形
態では、送信体21の外形形状を球形状にした例につい
て述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
でなく、例えば、サッカーボール等を模した多面体形状
にしても良い。
リモコン75を使用して、走行体23の駆動制御を行う
ことができる。なお、上述した第1および第2の実施形
態では、送信体21の外形形状を球形状にした例につい
て述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
でなく、例えば、サッカーボール等を模した多面体形状
にしても良い。
【0057】また、上述した第1および第2の実施形態
では、送信体21を球形状にし、走行体23を自動車形
状にした例について述べたが、本発明はかかる実施形態
に限定されるものでなく、例えば、図9に示すように、
送信体21をサッカーボール形状にし、走行体23を人
形形状にしても良い。特に第2の実施形態では、床等に
複数の障害物を置くことで、赤外線リモコン75を使用
してドリブルゲームを行うことができ、また、床等にサ
ッカーゴールを模した領域を設定することで、ペナルテ
ィーキックゲームを行うことができる。
では、送信体21を球形状にし、走行体23を自動車形
状にした例について述べたが、本発明はかかる実施形態
に限定されるものでなく、例えば、図9に示すように、
送信体21をサッカーボール形状にし、走行体23を人
形形状にしても良い。特に第2の実施形態では、床等に
複数の障害物を置くことで、赤外線リモコン75を使用
してドリブルゲームを行うことができ、また、床等にサ
ッカーゴールを模した領域を設定することで、ペナルテ
ィーキックゲームを行うことができる。
【0058】そして、上述した第1および第2の実施形
態では、走行体23を自動車形状にした例について述べ
たが、本発明はかかる実施形態に限定されるものでな
く、例えば、図10に示すように、走行体23を犬等の
動物形状しても良く、この場合には、あたかも動物がボ
ールを追いかけ、じゃれついているような動きをするこ
とができるため、遊戯としてだけでなく、ペット代わり
としても楽しむことができる。
態では、走行体23を自動車形状にした例について述べ
たが、本発明はかかる実施形態に限定されるものでな
く、例えば、図10に示すように、走行体23を犬等の
動物形状しても良く、この場合には、あたかも動物がボ
ールを追いかけ、じゃれついているような動きをするこ
とができるため、遊戯としてだけでなく、ペット代わり
としても楽しむことができる。
【0059】さらに、上述した第1の実施形態では、走
行体23を自動車形状にした例について述べたが、本発
明はかかる実施形態に限定されるものでなく、例えば、
図11に示すように、走行体23を魚の形状にし、送信
体21を玩具の釣竿79の釣り糸81の先端に取り付け
ても良く、この場合には、釣竿79により、送信体21
を移動することにより、魚釣りゲームを楽しむことがで
きる。
行体23を自動車形状にした例について述べたが、本発
明はかかる実施形態に限定されるものでなく、例えば、
図11に示すように、走行体23を魚の形状にし、送信
体21を玩具の釣竿79の釣り糸81の先端に取り付け
ても良く、この場合には、釣竿79により、送信体21
を移動することにより、魚釣りゲームを楽しむことがで
きる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の光追尾用玩具では、赤外線信
号を出力する送信体の外形形状を球形状または多面体形
状にしたので、送信体は走行体の衝突により自在に転が
ることができ、走行体による送信体への追いかけ動作・
衝突動作を連続的に繰り返すことができる。
号を出力する送信体の外形形状を球形状または多面体形
状にしたので、送信体は走行体の衝突により自在に転が
ることができ、走行体による送信体への追いかけ動作・
衝突動作を連続的に繰り返すことができる。
【0061】また、衝突された送信体の転がる方向およ
び距離は、走行体の衝突角度および衝突速度によりその
都度異なるため、走行体は、常に異なる挙動をしなが
ら、転がった送信体を追いかけることができる。
び距離は、走行体の衝突角度および衝突速度によりその
都度異なるため、走行体は、常に異なる挙動をしなが
ら、転がった送信体を追いかけることができる。
【0062】このため、走行体は、あたかも自らの意志
で送信体を追いかけるような動作を行い、幼児のみなら
ず、大人でも長時間飽きることなく遊戯を行うことがで
きる。そして、送信体および走行体の電源スイッチをオ
ンにするだけで、走行体による送信体への追いかけ動作
・衝突動作が連続的に繰り返されるため、遊戯者は、こ
れらの動作を眺めているだけでも十分楽しむことができ
る。
で送信体を追いかけるような動作を行い、幼児のみなら
ず、大人でも長時間飽きることなく遊戯を行うことがで
きる。そして、送信体および走行体の電源スイッチをオ
ンにするだけで、走行体による送信体への追いかけ動作
・衝突動作が連続的に繰り返されるため、遊戯者は、こ
れらの動作を眺めているだけでも十分楽しむことができ
る。
【0063】したがって、本玩具を単なる遊戯用の玩具
としてだけでなく、観賞用の玩具としても使用すること
ができる。請求項2の光追尾用玩具では、各孔を送信体
の外面に等間隔で設け、赤外線送信器と各孔との間に光
ファイバを配設したので、赤外線送信器から出力する赤
外線信号の強度を最小限にして、高い効率で、送信体の
全周囲に赤外線信号を出力することができる。
としてだけでなく、観賞用の玩具としても使用すること
ができる。請求項2の光追尾用玩具では、各孔を送信体
の外面に等間隔で設け、赤外線送信器と各孔との間に光
ファイバを配設したので、赤外線送信器から出力する赤
外線信号の強度を最小限にして、高い効率で、送信体の
全周囲に赤外線信号を出力することができる。
【0064】また、赤外線信号は光ファイバの端面から
所定の放射角度で放射されるため、放射角度の調整用の
レンズ等を用いることなく、簡易な構造で、送信体の全
周囲に赤外線信号を放射することができる。請求項3の
光追尾用玩具では、赤外線信号を出力する送信体の外形
形状を球形状または多面体形状にしたので、送信体は走
行体の衝突により自在に転がることができ、走行体によ
る送信体への追いかけ動作・衝突動作を連続的に繰り返
すことができる。
所定の放射角度で放射されるため、放射角度の調整用の
レンズ等を用いることなく、簡易な構造で、送信体の全
周囲に赤外線信号を放射することができる。請求項3の
光追尾用玩具では、赤外線信号を出力する送信体の外形
形状を球形状または多面体形状にしたので、送信体は走
行体の衝突により自在に転がることができ、走行体によ
る送信体への追いかけ動作・衝突動作を連続的に繰り返
すことができる。
【0065】また、フィルタにより平滑した直流信号の
瞬時値が所定のしきい値を超えるときに走行体を直進走
行させ、走行体の赤外線受信器に設けられるフィルタの
時定数を、赤外線リモコンの赤外線信号から得られる直
流信号の瞬時値が所定のしきい値より大きくなる値に設
定したので、走行体を赤外線リモコンによっても制御す
ることができる。
瞬時値が所定のしきい値を超えるときに走行体を直進走
行させ、走行体の赤外線受信器に設けられるフィルタの
時定数を、赤外線リモコンの赤外線信号から得られる直
流信号の瞬時値が所定のしきい値より大きくなる値に設
定したので、走行体を赤外線リモコンによっても制御す
ることができる。
【0066】このため、赤外線リモコンにより、走行体
の走行方向を変えることで、走行体を所望の方向から送
信体に向けて衝突させることでき、送信体を所望の位置
まで転がすことができる。また、フィルタの時定数を変
えることで、赤外線リモコンで制御できる走行体を、容
易に構成することができる。
の走行方向を変えることで、走行体を所望の方向から送
信体に向けて衝突させることでき、送信体を所望の位置
まで転がすことができる。また、フィルタの時定数を変
えることで、赤外線リモコンで制御できる走行体を、容
易に構成することができる。
【図1】本発明の光追尾用玩具の第1の実施形態を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】送信体の回路ブロック図である。
【図3】走行体の回路ブロック図である。
【図4】送信体に衝突するまでの走行体の動きを示す説
明図である。
明図である。
【図5】走行体の送信体への衝突の仕方を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の光追尾用玩具の第2の実施形態を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図7】走行体の回路ブロック図である。
【図8】赤外線リモコンの赤外線信号を走行体に向けて
出力した際の走行体の動きを示す説明図である。
出力した際の走行体の動きを示す説明図である。
【図9】送信体をサッカーボール形状にし、走行体を人
形形状にした例を示す斜視図である。
形形状にした例を示す斜視図である。
【図10】走行体を動物形状にした例を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】送信体を釣竿玩具の釣り糸の先端に接続し、
走行体を魚形状にした例を示す斜視図である。
走行体を魚形状にした例を示す斜視図である。
【図12】従来の光追尾用玩具を示す全体構成図であ
る。
る。
【図13】従来の光追尾用玩具において、走行体の動き
を示す説明図である。
を示す説明図である。
21 送信体 21a 外面 21b 孔 23 走行体 25 赤外線送信器 27 電源 29 発光素子 31 光ファイバ 33 アダプタ 35 発振回路 37 増幅回路 39 スイッチングトランジスタ 41 電源スイッチ 43 ボディ 43a 前部 45a 前輪 45b 後輪 47 赤外線受信器 49(49a、49b) 電源 51 モータ(駆動機構) 53 駆動ギヤ(駆動機構) 55 受光素子 57 増幅器 59 フィルタ 61 抵抗 63 コンデンサ 65 モータ制御回路(制御機構) 67 トランジスタ 69a、69b 電源スイッチ 71 脈流 73 直流信号 75 赤外線リモコン 77 コンデンサ 79 釣竿 81 釣り糸 A 放射角度 S1、S2 赤外線信号
Claims (3)
- 【請求項1】 赤外線信号を出力する赤外線送信器を備
える送信体と、前記赤外線信号を受信する赤外線受信器
を備える走行体とからなり、 前記走行体には、前記赤外線信号の非受信時にこの走行
体を自転させ、前記赤外線信号の受信時にこの走行体を
直進走行させる制御機構および駆動機構が備えられてい
る光追尾用玩具において、 前記送信体は、外力を受けて自在に転がる球形状または
多面体形状の外形を有し、前記送信体の外面には、前記
赤外線信号を外部に向けて放射する複数の孔が設けられ
ていることを特徴とする光追尾用玩具。 - 【請求項2】 請求項1記載の光追尾用玩具において、 前記複数の孔は、前記送信体の前記外面に等間隔で設け
られ、前記走行体内には、前記赤外線送信器と前記各孔
との間に光ファイバが配設されていることを特徴とする
光追尾用玩具。 - 【請求項3】 赤外線信号を出力する赤外線送信器を備
える送信体と、前記赤外線信号を受信する赤外線受信器
を備える走行体とからなり、 前記走行体には、前記赤外線信号の非受信時にこの走行
体を自転させ、前記赤外線信号の受信時にこの走行体を
直進走行させる制御機構および駆動機構が備えられてい
る光追尾用玩具において、 前記送信体は、外力を受けて自在に転がる球形状または
多面体形状の外形を有し、前記送信体の外面には、前記
赤外線信号を外部に向けて放射する複数の孔が設けら
れ、 前記送信体の前記赤外線送信器は、赤外線リモコンから
出力される輝度変調された赤外線信号の周波数より低い
周波数に輝度変調された赤外線信号を出力し、 前記走行体の前記赤外線受信器は、受信した赤外線信号
を脈流に変換する整流器と、前記脈流を平滑し擬似的な
直流信号に変換するフィルタとを備え、 前記制御機構は、前記直流信号の瞬時値が所定のしきい
値を超えるときに、前記走行体を直進走行させ、 前記フィルタの時定数は、前記赤外線リモコンの前記赤
外線信号から得られる前記直流信号の瞬時値が前記しき
い値より大きくなる値に、設定されていることを特徴と
する光追尾用玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25136698A JP3231281B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 光追尾用玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25136698A JP3231281B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 光追尾用玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000079283A JP2000079283A (ja) | 2000-03-21 |
JP3231281B2 true JP3231281B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17221767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25136698A Expired - Fee Related JP3231281B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 光追尾用玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231281B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6482064B1 (en) | 2000-08-02 | 2002-11-19 | Interlego Ag | Electronic toy system and an electronic ball |
US9144746B2 (en) | 2010-08-20 | 2015-09-29 | Mattel, Inc. | Toy with locating feature |
-
1998
- 1998-09-04 JP JP25136698A patent/JP3231281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000079283A (ja) | 2000-03-21 |
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