JP3231130U

JP3231130U - 傘の柄

Info

Publication number: JP3231130U
Application number: JP2020005462U
Authority: JP
Inventors: 周一岡田
Original assignee: 周一岡田; 志水　薫; 志水薫
Priority date: 2020-12-01
Filing date: 2020-12-01
Publication date: 2021-03-18
Anticipated expiration: 2030-12-01

Abstract

【課題】傘の自重を支え易くし、傘を持つ指を疲れにくくする、またデザイン性を損なわない傘の柄を提供する。【解決手段】傘の柄１００は傘の中棒（中心軸）５０が取り付く垂直部１０に略ムの字形の握り部を連続させた形状の柄（ハンドル）であって、前記ムの字形の斜め部２０は前記垂直部１０に対して３０度〜４５度の傾き角度に構成してなる。【選択図】図１

Description

本考案は傘の自重を支え易くし、傘を持つ指が疲れにくい傘の柄に関する。

すべり止め並びに落下防止の効果があり、握っている掌の握力を弱めても傘を保持することが出来るものとして、すべり止めの効果がある細長い逆円錐台形状の握り部（３ｂ）に形成し、握り部（３ｂ）の上部延長線上に、滑らかに繋がるラッパ形状に形成したストッパー部（４ａ）を設けた構成が特開２０１６−１０１４６２号公報に提案されている。

特開２０１６−１０１４６２号公報

しかしながら、特許文献１に記載の傘の柄は木製の場合、太い外径の大きな木材から削りだす必要があり、加工時間が長くなりコストが高くなる。樹脂部材で成型加工しても柄の外観がスマートでなくデザイン性が劣る恐れがある。また、柄が重くなり傘を持つ手が疲れる。本考案は、構成がシンプルで使いやすく、傘の自重を支え易い、コストを低く抑えられる、デザイン性もほぼ損なわない傘の柄を提供することを目的とする。

本考案にかかる傘の柄は、傘の中棒（中心軸）が取り付く垂直部に略ムの字形の握り部を連続させた形状の柄（ハンドル）であって、前記ムの字形の斜め部は前記垂直部に対して３０度〜４５度の傾き角度をなす。該斜め部と前記垂直部とを併せ持つことにより傘が滑り落ちることがない。また、傘の自重を支え易くなる。さらに、傘をしっかり持てて傘が倒れにくい。そして、従来の略Ｊ型の柄と大きさをほぼ同じにできる。

さらに本考案の傘の柄は、前記ムの字形の水平部の終端を前記垂直部方向に折り曲げたことを特徴としたもので、折り曲げ部により傘を収納する際、折り曲げ部が丸いバーから外れない。また、テーブル等の平板部に引っ掛けやすい。さらに、柄に荷物をぶら下げても荷物袋が外れない。

さらに本考案にかかる傘の柄は、柄の材質を木製または樹脂成型品とし、従来の柄と同じ製法、製造装置を用いることができる。

本考案の傘の柄は、傘の自重を支え易くなる。また、風等で傘が倒れにくい。従来の柄と同じ製法、製造装置を用いることができる。

本考案の一実施例における傘の柄の正面図

以下、図１を用いて本考案の一実施例における傘の柄１００を説明する。傘の柄１００は傘の中棒（中心軸）５０が取り付く垂直部１０に略ムの字形の握り部を連続させた形状の柄（ハンドル）である。前記ムの字形の斜め部２０は前記垂直部１０に対して３０度〜４５度の傾き角度に構成した。

さらに本考案の傘の柄１００は、前記ムの字形の水平部３０の終端を前記垂直部１０方向に折り曲げた折り曲げ部４０を備えた構成とした。
さらに本考案にかかる傘の柄１００は、断面が円形をなし、材質を木製とした。柄の直径寸法を例えば２０ｍｍ〜２５ｍｍ程度とした。なお、柄の材質は射出成形可能な樹脂製としてよいことは言うまでもない。さらに、断面形状は円形の他に矩形等任意の形状としてよいことも同様である。

上記構成により本考案の傘の柄は、握った手の中から滑り落ちることがなく傘の自重を支え易くなる。また、柄をしっかり把持できるので傘が倒れにくい。デザイン性を損なうこともない。

１０垂直部
２０斜め部
３０水平部
４０折り曲げ部
５０中棒
１００傘の柄

Claims

傘の中棒が取り付く垂直部に略ムの字形の握り部を連続させた形状の柄であって、前記ムの字形の斜め部は前記垂直部に対して３０度〜４５度の傾き角度をなすことを特徴とする傘の柄。