JP3231099U - ギターの支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子に腰をかけてギターを演奏するとき、ギターを支持する姿勢を楽にさせ、長時間の演奏でも疲れが少なく腰等への身体に及ぼす悪影響を軽減して演奏の上達を図り、スカート姿で演奏するときでも普通の自然な着席姿勢でギターを構えることができ、安定した支持ができるギターの支持具を提供する。
【解決手段】ギターを支持する太ももの代わりになるギター支持バー2を設け、これを高さ調節アーム5、支持柱10およびベースプレート18とで支え、椅子座で重量をうける。支持柱は太ももの外側に立てる。両足は自由になり両太ももには重量がかからない。スカート姿でも普通の着席姿にてギターを構えることができ、重量はギターの支持具1にかかり、ギターと身体間の滑りが生ずることなく、身体には不自然で無理な力が働かない。
【選択図】図1

Description

本考案は、椅子に座ってギターを演奏するときにギターを支える支持具に関するものである。
椅子に座ってギターを演奏するとき、図8に示す足台bを使用する方法がある。左足を足台bに乗せ左太ももを高くして、その上にギターを載せ、安定させて構える。足台bが折りたたみ式では、ギターの保持高さを自由に調節できるようになっている。
従来から使用されている図9ギターレストcがある。ギターの保持高さやギターの前後や左右の傾きを自由に変えられる。ギターを直接捕捉する方法としては吸盤で固定する型、挟み込みタイプ等がある。両足のバランスを自由にとれる。
左太ももに帯板を横に載せ、帯板から立ち上がった高さ調整プレート上端に吸盤を設け、ギター側板のわん曲部を吸盤で固定化して、ギターと一体化したタイプである図10に示すエルゴプレイdがある。垂直方向の支柱板で高さや前後の傾き調整がネジで調節できるようになっている。ギターとエルゴプレイdが一体となっているので前後左右の傾きが自由にとれる。
特許文献1によれば太ももに跨乗する台板に立てた支柱の上端に吸着具を取り付けギターを捕捉する支持具がある。吸盤の能力を向上させ、ギター本体裏板にとりつける。本用具を両太ももにそれぞれ1セットずつ載せギターを支持する。ギターの傾きや高さを自由に調節できる。
特許文献2によれば床面または椅子座板に支柱を立て、ギターその他の楽器を支柱によりギター等の楽器を吊り下げ、ギターを自由に傾けたり演奏姿勢が自由にとれる構造になっている。
特許文献3によれば、床板から立ち上げた支柱の上端につけた平板にギター捕捉用の吸盤を設けた支持具。支柱は高さ調整ができ、吸盤を取り付けた平板は傾き調整ができる。
特開2005−43844号公報 特開2003−23370号公報 実開平5−38693号公報
ギター演奏時、従来から足台を用いて片足を高く上げ太ももの上にギターを載せ支持する方法については、片足を高くすることにより腰回りが不均衡になり、腰並びに両足にアンバランスな力が加わり、演奏者によっては腰等の健康を害する場合がある。またアンバランスな姿勢からくる疲労が多くなりやすく,演奏の上達を阻害する場合がある。
足台を使用して片足を持ち上げ安定性を図るため、一方の足の広がりともう一方の足の持ち上がりのため、スカート姿の場合には演奏時に気を配る必要がある。
ギターレストやエルゴプレイの場合は吸盤の耐久性に気を配る必要性がある。また片足の太ももに多くのギター重量や腕の重量が加わり、アンバランスな加重による疲労が生じやすい。また支柱の安定性に気を使う必要があり、特に初心者には難しい面がある。
スカート姿の場合はスカートと太ももにズレが生じ易く支持が難しい。
特許文献(1)によると、ギター本体裏板に直接吸盤をとりつけ、吸盤を支柱で受けて台板で支えて両太ももの上に載せるため、ギター等の両足への重量負担は大きい。
両太ももに台板が載るため両足の自由度は限定される。吸盤でギターを捕捉するため、ギター脱落の危険性をはらんでいる。また吸盤をギター裏板に取り付けるため裏板の共振性が損なわれ音質に影響することが考えられる。
特許文献(2)によると、ギターを支持する支柱を取り付けるための穴の開いた椅子の準備、または支柱用穴の開いた楽器支持用敷物を準備する必要がある。
特許文献(3)によると支持用具の床面への固定のための特別な固定金具または取り付け穴等を要する。またギターの安定支持に不安がある。
上記のように、ギターの演奏時の不自然な姿勢からくる身体の疲労や故障、着衣の選択、ギター支持の安定性、ももにかかる荷重、特別に加工された椅子や敷物の必要性、ギター本体の捕捉方法による音量・音質の劣化等に対する改善が望まれる。
従来から、ギター並びに腕の重量を直接支えてきた太ももの代わりに、重量を直接受けるギター支持バー2を設ける。ギター支持バー2は固定された動かない安定的な支持構造とする。ギター支持バー2は高さ調節アーム5にボルト・ナットで固定され、高さ調節アーム5はももの外側に立てられた支持柱10で支えられ、ギター支持高さを調節する。支持柱10はベースプレート18で固定される。ギターと腕の重量はベースプレート18に伝えられ、最終的に椅子座aが重量を受け止める。
ギター並びに腕の重量はギター支持バー2にかかり、太ももの外側の支持柱10を通り椅子座aにそのまま伝わるので太ももには重量がかからない。また両足は拘束されず自由になるため体に余分な力が加わらず、体全体が安定する。アンバランスな姿勢がなくなり、疲労が少なく演奏の向上が期待できる。
演奏中ギターの支持具1の不安定さやズレの心配がない。図2に示すようにギターの演奏は、ギター支持バー2にギターを載せ、右の太もも内側部、右ひじおよび胸部とで軽くギターを支持する程度でギターを安定して支持ができる。
演奏者の体形、椅子の高さに合わせたギターの支持高さを高さ調節ノブ8にて容易に調節でき様々な体形に対応できる。
ギターの前後左右の位置および傾き調整は、ベースプレート18に載せている太ももを少し持ち上げギター支持具1全体を移動させることにより可能となる。またギターを載せて、傾き調節ノブ7を緩めてギター支持バー2を回転させながらギター本体の前後左右の傾きを変えられ、ギター本体と本考案のギターの支持具1および演奏者との一体感が得られる。
支持柱10が太ももの外側に立っているので、スカート姿でも普通の姿勢で着席できる。スカートの上に支持具が乗らないのでギターがずれて移動する心配がない。
部品点数が少なく各々小型であり、ギター支持バー2、これを支える高さ調節アーム5、支持柱10およびベースプレート18の分解組み立てが簡単にできて持ち運びが容易である。
本考案のギターの支持具の一実施例を示す全体図である。 本考案のギターの支持具の代表的な使用例を示す図である。 本考案のギターの支持具の部品組み立て図である。 本考案のベースプレートの断面形状を示す図である。 スカート姿のギター奏者が本考案のギター支持具を使用する例を示す図である。 本考案のギター支持具のギター支持バー2を反対側に付け替えて支持柱を両脚の間に置いて使用する例である。 ギターを右太ももの上に置いて演奏する形式のとき、右太ももの上にギターを直接載せる代わりに本考案のギター支持具を使用する例である。 足台bを使用してギターを支持する従来の演奏姿を示す図である。 ギターレストcを使用してギターを支持する演奏姿を示す図である。 エルゴプレイdを使用してギターを支持する演奏姿を示す図である。
椅子に座りギターを演奏するとき、ギターを太ももの上に載せる代わりに、ギターを支えるバーを設け、支持柱でバーを支え支持柱をベースプレート上に立てる。バーと高さ調節アームおよび支持具全体でギターの支持高さと傾きおよび方向を調節する。ベースプレートは椅子座に置かれてギターおよび腕の重量を椅子座で受ける。両脚は自由になり重量が加わらない。スカート姿の演奏においても両足が自由であり自然な態勢で着席できる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図1は本考案のギターの支持具実施例の全体図である。従来からギターを載せていた太ももの代わりに、ギター支持バー2を設けこの上にギターを載せる。
図2は本考案を使用した様子を示す。ギターの支持具1を椅子の上に置き左太ももをベースプレート18の上に置き椅子座面で挟み固定する。ギター支持バー2の上へギターを載せる。
図3は本考案の分解組立図を示す。ギター支持バー2は植え込みボルト4を偏心させ取り付けてあり、ギター支持バー2を回転させることによりギター支持方向の微調整が可能である。回転止めノブ14は高さ調節アーム5がギターの重量で緩み回転しないように締め付け固定するものである。図に示すように傾き調節ノブ7、高さ調節ノブ8、回転止めネジ14および支持柱固定ネジ20を回すことにより各部分の分解・組み立てが簡単にでき、持ち運びが容易である。
図4はベースプレート18の外周になだらかな山形形状の面取りを施す断面を示す。ギターの支持具1全体を左右前後の移動および方向転換を容易にする。また太ももを載せた時太ももの裏側がなだらかな荷重分布になり局所的ストレスの緩和を図っている。
図5はスカート着用時の演奏姿を示す。本考案の器具を使用することにより、スカート着用時でもギターのズレ等による移動がなく、安定して支持ができる。
図6に示すように、演奏者の好みに応じて支持柱10を両脚の間に置きギターを支持することができる。この場合はギター支持バー2を高さ調節アーム5に対して反対側に付け替えるだけで可能となる。図7に示すように支持柱10を両脚の間に置きかつベースプレート18を右太ももの下に挟み使用することができる。ギターを右太ももの上に載せて演奏するときの代用になる。
図8、図9および図10は従来から使用されているギター支持具の様子を示す。
1 ギターの支持具
2 ギター支持バー
3 クッション
4 植え込みボルト
5 高さ調節アーム
6 ワッシャー
7 傾き調節ノブ
8 高さ調節ノブ
9 ワッシャー
10 支持柱
11 ワッシャー
12 ナット
13 キャップ
14 回転止めノブ
15 ワッシャー
16 回転止めプレート
17 植え込みナット
18 ベースプレート
19 植え込みナット
20 支持柱固定ネジ
a 椅子座
b 足台
c ギターレスト
d エルゴプレイ

Claims (10)

  1. ギターを椅子に座って演奏するときギターを載せる演奏者の太ももの代わりに、ギター支持バー2を設け、これを支える高さ調節アーム5、支持柱10とこれらを支えるベースプレート18とからなるギターの支持具。
  2. 請求項1によるギター支持バー2はギターや腕の重量を支えて、太ももには重量がかからない。ギター支持バー2で受けた重量は高さ調節アーム5、支持柱10へと伝わり、最後にベースプレート18が受け、そのまま椅子座aで受ける。
  3. 請求項2により太ももには重量がかからず、両足は自由になるため、左右独立した足の構えをとることができる。太ももの上で楽器を支える必要がないので太ももとギター間の滑りやズレが生じない。スカート姿の演奏者でもギターと太もも間のズレが生ずることなく普通の自然な姿の着席にてギターを安定して保持できる。支持柱10のサイズを変えることにより子供から大人まで幅広く最適なギター支持高さが得られる。
  4. 請求項2におけるギター支持バー2は植え込みボルト4により高さ調節アーム5に取り付けられる。植え込みボルト4はギター支持バー2に偏心させ植え込んでいる。
    ギターを載せた時、傾き調節ノブ7を緩めてギター支持バー2を回転させながら、ギター本体の前後左右の傾きを微調節することができる。
  5. 請求項1による高さ調節アーム5は支持柱10に高さ調節ノブ8にて取り付けられる。演奏者の体格や椅子の高さに応じてギターの支持高さを変えられる。
  6. ベースプレート18は太ももと椅子座aの間に挟み、太ももから自然に加わる重量によりギターの支持具1全体の固定化が図られる。ベースプレート18の表面はなだらかな山形の丸みをつけている。当支持具全体の水平方向転回が容易にできる。なだらかな山形形状によりベースプレートに乗る太ももの裏側荷重分布が滑らかになり、太もも裏側への局所的ストレスを緩和する。
  7. 請求項1によるギター支持バー2、高さ調節アーム5、支持柱10、これらを受けるベースプレート18は分解組み立てが容易に行える。部品のサイズが小さくカバンに入れて持ち運びが容易である。
  8. 請求項1による本考案は、両太ももの間に支持柱10がくるように置き方を変えて使用することができる。右太ももの上にギターを載せ演奏する代用になると同時にギター支持の安定感が向上する。
  9. 請求項2によるギター支持バー2を高さ調節アーム5に対して反対側に差し込み付け替え、かつ支持柱10が両太ももの間に来るように置き換えて使用ができる。演奏者の好みに応じた安定感が得られる。
  10. 請求項1による楽器本体を直接受けるギター支持バー2の形状について、種々の太さを持つ丸棒形、ギター側板のわん曲部に沿った形状のもの、ギター側板わん曲部を締め付けて固定する等のアタッチメントを選べる。またほかの楽器を載せることや、吊り下げが可能である。
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