JP3230665B2 - 透過型電子顕微鏡用の試料製造方法 - Google Patents

透過型電子顕微鏡用の試料製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過型電子顕微鏡
用の試料製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】透過型電子顕微鏡は、高電圧に加速され
た電子を結晶材料中に透過させ、その透過波、もしくは
結晶材料中での電子の散乱による回折波を像として観察
するものである。この透過型電子顕微鏡を用いて、半導
体や金属などの結晶材料の構造、表面形態、欠陥などを
高い分解能で観察するためには、試料である結晶材料の
観察部分を極めて薄くする必要がある。例えば、加速電
圧400kVの時の電子プローブの透過能は約2〜3μ
m程度であるから、透過型電子顕微鏡により鮮明な像を
得るためには試料の観察部分の厚さを1μm以下にする
ことが望ましい。
【0003】図11に、従来の透過型電子顕微鏡用の試
料製造方法を示している。まず、観察すべき薄板状の試
料片51(図11(a)参照)を数枚のシリコン基板5
2で挟んで重ね合わせ、エポキシ系接着剤により互いに
接着する(図11(b)参照)。こうして形成した積層
体を、ダイシングソー等を用いて厚さ1mm程度に切断
し(図11(c)参照)、その後ダイヤモンドカッタ等
で切断することにより直径3mm×厚さ1mm程度の円
板状の試料を切り出す(図11(d)参照)。試料を上
面側から機械研磨することによって、約100μmまで
薄片化した後(図11(e)参照)、さらにボウル研磨
により観察部分53のみを10〜20μmまで薄くす
る。最後に、イオンミリング装置によって観察部分53
をさらに数百nmまで薄くすることにより、透過型電子
顕微鏡用の試料を完成させる(図11(f)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
場合、試料片51はシリコン基板51a上の全面に剥離
しやすい薄膜51bが成膜されているものであり、前記
の方法で透過型電子顕微鏡用の試料を製造する場合、試
料製造作業中に試料片51表面の薄膜51bが剥離して
試料が分離してしまうおそれがある。
【0005】本発明の目的は、表面に剥離しやすい薄膜
が設けられている試料片を含む透過型電子顕微鏡用の試
料を、不良を減らして効率よく製造する方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の透過型電子顕微
鏡用の試料製造方法の特徴は、基板上に形成された観察
すべき薄膜の表面に溝を形成し、該溝内に接着剤を注入
し、前記薄膜を他の基板に積層し前記溝内の接着剤によ
り両者を接着する工程を含むところにある。
【0007】そして、ダイシングソーまたは集束したイ
オンビームまたはレーザービームのいずれかを用いて前
記溝を形成することが好ましい。。
【0008】また、本発明の透過型電子顕微鏡用の試料
製造方法のもう一つの特徴は、基板上に形成された観察
すべき薄膜の表面に穴を形成し、該穴内に接着剤を注入
し、前記薄膜を他の基板に積層し前記溝内の接着剤によ
り両者を接着する工程を含むところにある。
【0009】この場合も、ダイシングソーまたは集束し
たイオンビームまたはレーザービームのいずれかを用い
て前記穴を形成することが好ましい。
【0010】前記接着剤により前記薄膜を他の基板に接
着した後、前記薄膜および前記基板を切削して薄型化す
る工程を含む場合があり、さらにこの場合、前記薄膜
よび前記基板を、接着面と実質的に垂直な方向に切削し
て薄型化する場合がある。
【0011】さらに、積層状態の前記薄膜および前記基
板を、金属管内に押し込んで互いに密着させることが好
ましい。
【0012】このような構成によると、溝または穴に注
入された接着剤により薄膜と基板とが強固に接着される
ので、その後に薄型化のための切削加工を行なっても試
料片の薄膜が剥がれにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0014】図1,2に示す本発明の第1の実施形態で
は、シリコン基板1a上に剥がれ易い薄膜1bが成膜さ
れたものが試料片1として用いられている。この試料片
1に溝2が形成され(ステップA)、溝2の内部および
試料片1の表面に接着剤4が塗布されている(ステップ
B)。その後、試料片1が他のシリコン基板3に積層さ
れ、接着剤4が硬化されて試料片1とシリコン基板3が
接着される(ステップC)。こうして試料片1とシリコ
ン基板3との積層体が形成された後、この積層体を切削
して図2に拡大して示す所望の大きさの透過型電子顕微
鏡用の試料が完成する(ステップD)。なお、溝2の形
成は、ダイシングソー、集束イオンビーム、レーザービ
ーム等を用いて行われる。本実施形態によると、試料片
1を他の基板3に接着した状態で切削が行われるので、
微小な試料を形成するための切削加工時に試料片1の破
損、特に薄膜1bの剥離が生じるおそれがなく、試料が
歩留まりよく製造できる。
【0015】図3,4に示す本発明の第2の実施形態で
は、シリコン基板1aおよび薄膜1bからなる試料片1
に穴5が形成され(ステップE)、穴5の内部および試
料片1の表面に接着剤4が塗布されている(ステップ
F)。その後、第1の実施形態と同様に、試料片1が他
のシリコン基板3に接着される(ステップG)。こうし
て試料片1とシリコン基板3との積層体が形成された
後、この積層体を切削して図4に拡大して示す所望の大
きさの透過型電子顕微鏡用の試料が完成する(ステップ
H)。なお、穴5の形成は、ダイシングソー、集束イオ
ンビーム、レーザービーム等を用いて行われる。本実施
形態によると、試料片1を他の基板3に接着した状態で
切削が行われるので、試料片1の薄膜1bの剥離が生じ
るおそれがなく、試料が歩留まりよく製造できる。
【0016】図5,6に示す本発明の第3の実施形態で
は、第1の実施形態と同様にシリコン基板1aおよび薄
膜1bからなる試料片1に溝2が形成され(ステップ
J)、穴2の内部および試料片1の表面に接着剤4が塗
布され(ステップK)、この試料片1が他のシリコン基
板3に接着される(ステップL)。そして、試料片1と
シリコン基板3との積層体が、形状記憶合金からなる金
属管6内に押し込まれ(ステップM)、試料片1とシリ
コン基板3とが強固に圧着される。この状態で切削する
ことにより図6に拡大して示す所望の大きさの透過型電
子顕微鏡用の試料が完成する(ステップN)。本実施形
態によっても試料片1の薄膜1bの剥離が生じるおそれ
がなく、試料が歩留まりよく製造できる。また、第2の
実施形態のように試料片1に穴5が形成されている場合
にも、金属管6内に押し込むことにより試料片1と他の
基板3との密着性を高める効果がある。また、試料片1
に溝2も穴5も形成されず他の基板3に接着される場合
にも、金属管6内に押し込むことにより試料片1と他の
基板3との密着性を高める効果がある。
【0017】
【実施例】図7に示す本発明の第1の実施例では、シリ
コン基板11a上に約50nmの厚さのチタン酸バリウ
ムストロンチウム薄膜11bを成膜した試料片11に、
ダイシングソーを用いて、幅40μm、深さ10μmの
溝12を1mm間隔で多数形成した(図7(a)参
照)。この溝12の内部および試料片11の表面にエポ
キシ系接着剤を塗布し、試料片11を数枚のシリコン基
板13で挟んで重ね合わせ、約130度に加熱して溝1
2の内部および試料片11の表面のエポキシ系接着剤を
硬化させて、試料片11とシリコン基板13とを接着す
る(図7(b)参照)。
【0018】この積層体をダイシングソーを用いて、積
層面と実質的に垂直に厚さ約1mmに切断し(図7
(c)参照)、さらにダイヤモンドカッタを用いて直径
3mm×厚さ1mmの円板状に切り出す(図7(d)参
照)。この時、試料片11が中央付近に来るように切り
出す。さらにこの積層体を上面側から機械研磨して約1
00μmに薄片化した後(図7(e)参照)、さらに粒
径0.5μmの研磨剤を用いてボウル研磨を行い、試料
片11の観察部分14を10〜20μm程度まで薄くす
る。最後にイオンミリング装置を用い、入射角9度、エ
ネルギー4keVのアルゴンイオンで観察部分14を数
百nmまで薄片化して透過型電子顕微鏡用の試料を完成
させる(図7(f)参照)。本実施例によると、試料片
11の薄膜11bの剥がれを生じることなく、透過型電
子顕微鏡用の試料を製造することができた。
【0019】図8に示す第2の実施例では、シリコン基
板21a上に厚さ8nmのシリコン酸化膜21b、厚さ
10nmの白金膜21cを成膜した後、厚さ50nmの
チタン酸鉛ジルコニウム膜21dを成膜した試料片21
を用い、この試料片21にガリウムイオンの収束イオン
ビームを照射して、直径100μmの穴22を10個形
成している(図8(a)参照)。なお、穴22を形成す
る時のガリウムイオンの加速電圧は30kVとした。
【0020】それから、穴22の内部および試料21の
表面にエポキシ系接着剤を塗布し、試料片21を数枚の
シリコン基板13で挟んで重ね合わせ、約130度に加
熱して穴22の内部および試料片21の表面のエポキシ
系接着剤を硬化させて、試料片21とシリコン基板13
とを接着する(図8(b)参照)。
【0021】この積層体をダイシングソーを用いて、積
層面と実質的に垂直に厚さ約1mmに切断し(図8
(c)参照)、さらにダイヤモンドカッタを用いて直径
3mm×厚さ1mmの円板状に切り出す(図8(d)参
照)。この時、試料片21が中央付近に来るように切り
出す。さらにこの積層体を上面側から機械研磨して約1
00μmに薄片化した後(図8(e)参照)、さらに粒
径0.5μmの研磨剤を用いてボウル研磨を行い、試料
片21の観察部分24を10〜20μm程度まで薄くす
る。最後にイオンミリング装置を用い、入射角10度、
エネルギー4keVのアルゴンイオンで観察部分24を
数百nmまで薄片化して透過型電子顕微鏡用の試料を完
成させる(図8(f)参照)。本実施例によると、試料
片21の薄膜21b,21c,21dの剥がれを生じる
ことなく、透過型電子顕微鏡用の試料を製造することが
できた。
【0022】図9に示す第3の実施例では、シリコン基
板31aにチタン酸バリウム等の剥がれ易い薄膜31b
が形成されたデバイス試料片31を用い、この試料片3
1にレーザービームを照射して幅40μm、深さ20μ
mの溝32を1mm間隔で多数形成した(図9(a)参
照)。なお、溝32を形成する時のレーザーのパワーは
10mWとした。
【0023】それから、溝32の内部および試料31の
表面にエポキシ系接着剤を塗布し、試料片31を数枚の
シリコン基板13で挟んで重ね合わせ、約130度に加
熱して溝32の内部および試料片31の表面のエポキシ
系接着剤を硬化させて、試料片31とシリコン基板13
とを接着する(図9(b)参照)。
【0024】次に、ダイヤモンドカッタを用いてこの積
層体を直径3mmの円柱状に切り出す。この時、試料片
31が中央付近に来るように切り出す。そして、この積
層体を形状記憶合金からなる金属管35内に押し込む
(図9(c)参照)。その後、急冷して金属管35を縮
小し金属管35内面と積層体との間の隙間をなくし、試
料片31とシリコン基板13との密着性を高めた。それ
から、ダイシングソーを用いて、積層面と実質的に垂直
に厚さ約1mmに切断した(図9(d)参照)。さらに
この積層体を上面側から機械研磨して約100μmに薄
片化した後(図9(e)参照)、さらに粒径0.5μm
の研磨剤を用いてボウル研磨を行い、試料片31の観察
部分34を10〜20μm程度まで薄くする。最後にイ
オンミリング装置を用い、入射角9度、エネルギー5k
eVのアルゴンイオンで観察部分25を数百nmまで薄
片化して透過型電子顕微鏡用の試料を完成させる(図9
(f)参照)。本実施例によると、試料片31の薄膜3
1bの剥がれを生じることなく、透過型電子顕微鏡用の
試料を製造することができた。
【0025】図10に示す第4の実施例では、シリコン
基板41aにチタン酸バリウム等の剥がれ易い薄膜41
bが形成されたデバイス試料片41を用い、この試料片
41にガリウムイオンの収束イオンビームを照射して直
径100μmの穴42を10個形成した(図10(a)
参照)。なお、穴42を形成する時のガリウムイオンの
加速電圧は30kVとした。
【0026】それから、穴42の内部および試料41の
表面にエポキシ系接着剤を塗布し、試料片41を数枚の
シリコン基板13で挟んで重ね合わせ、約130度に加
熱して穴42の内部および試料片41の表面のエポキシ
系接着剤を硬化させて、試料片41とシリコン基板13
とを接着する(図10(b)参照)。
【0027】次に、ダイヤモンドカッタを用いてこの積
層体を直径3mmの円柱状に切り出す。この時、試料片
41が中央付近に来るように切り出す。そして、この積
層体を形状記憶合金からなる金属管35内に押し込む
(図10(c)参照)。その後、急冷して金属管35を
縮小し金属管35内面と積層体との間の隙間をなくし、
試料片41とシリコン基板13との密着性を高めた。そ
れから、ダイシングソーを用いて、積層面と実質的に垂
直に厚さ約1mmに切断した(図10(d)参照)。さ
らにこの積層体を上面側から機械研磨して約100μm
に薄片化した後(図10(e)参照)、さらに粒径0.
5μmの研磨剤を用いてボウル研磨を行い、試料片41
の観察部分44を10〜20μm程度まで薄くする。最
後にイオンミリング装置を用い、入射角9度、エネルギ
ー4keVのアルゴンイオンで観察部分44を数百nm
まで薄片化して透過型電子顕微鏡用の試料を完成させる
(図10(f)参照)。本実施例によると、試料片41
の薄膜41bの剥がれを生じることなく、透過型電子顕
微鏡用の試料を製造することができた。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、試料片に形成した溝ま
たは穴に注入された接着剤によって、試料片と他の基板
とが強固に接着されるため、部分的に剥離しやすい試料
片を用いる場合も、製造工程中に試料片が破損すること
なく、透過型電子顕微鏡用の試料を製造することができ
る。
【0029】特に、試料片と他の基板とを接着させた状
態で金属管内に押し込むと、試料片と他の基板との密着
性が高まり、試料片の破損をより確実に防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の試料製造方法を示す
フローチャートである。
【図2】図1に示す方法で製造された試料の拡大断面図
である。
【図3】本発明の第2の実施形態の試料製造方法を示す
フローチャートである。
【図4】図3に示す方法で製造された試料の拡大断面図
である。
【図5】本発明の第3の実施形態の試料製造方法を示す
フローチャートである。
【図6】図5に示す方法で製造された試料の拡大断面図
である。
【図7】本発明の第1の実施例を工程順に示す説明図で
あり、(a)〜(e)は各工程の斜視図、(f)は断面
図である。
【図8】本発明の第2の実施例を工程順に示す説明図で
あり、(a)〜(e)は各工程の斜視図、(f)は断面
図である。
【図9】本発明の第3の実施例を工程順に示す説明図で
あり、(a)〜(e)は各工程の斜視図、(f)は断面
図である。
【図10】本発明の第4の実施例を工程順に示す説明図
であり、(a)〜(e)は各工程の斜視図、(f)は断
面図である。
【図11】従来の試料製造方法を工程順に示す説明図で
あり、(a)〜(e)は各工程の斜視図、(f)は断面
図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 試料片 1a,11a,21a,31a,41a シリコン基
板 1b,11b,21b,31b,41b 薄膜 2,12,32 溝 3,13 他の基板 4 接着剤 5,22,42 穴 6,35 金属管 14,24,34 観察部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−13276(JP,A) 特開 平7−296761(JP,A) 特開 平10−19746(JP,A) 特開 平4−66840(JP,A) 特開 平2−59643(JP,A) 特開 平4−143533(JP,A) 実開 昭64−11540(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/28 G01N 1/32 H01L 21/66 H01J 37/20

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された観察すべき薄膜の表
    面に溝を形成し、該溝内に接着剤を注入し、前記薄膜を
    他の基板に積層し前記溝内の接着剤により両者を接着す
    る工程を含む透過型電子顕微鏡用の試料製造方法。
  2. 【請求項2】 ダイシングソーを用いて前記溝を形成す
    る請求項1に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製造方
    法。
  3. 【請求項3】 集束したイオンビームを用いて前記溝を
    形成する請求項1に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製
    造方法。
  4. 【請求項4】 レーザービームを用いて前記溝を形成す
    る請求項1に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製造方
    法。
  5. 【請求項5】 基板上に形成された観察すべき薄膜の表
    面に穴を形成し、該穴内に接着剤を注入し、前記薄膜を
    他の基板に積層し前記溝内の接着剤により両者を接着す
    る工程を含む透過型電子顕微鏡用の試料製造方法。
  6. 【請求項6】 ダイシングソーを用いて前記穴を形成す
    る請求項5に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製造方
    法。
  7. 【請求項7】 集束したイオンビームを用いて前記穴を
    形成する請求項5に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製
    造方法。
  8. 【請求項8】 レーザービームを用いて前記穴を形成す
    る請求項5に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記接着剤により前記薄膜を他の基板に
    接着した後、前記薄膜および前記基板を切削して薄型化
    する工程を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の透
    過型電子顕微鏡用の試料製造方法。
  10. 【請求項10】 前記薄膜および前記基板を、接着面と
    実質的に垂直な方向に切削して薄型化する工程を含む請
    求項9に記載の透過型電子顕微鏡用の試料製造方法。
  11. 【請求項11】 積層状態の前記薄膜および前記基板
    を、金属管内に押し込んで互いに密着させる工程を含む
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の透過型電子顕微
    鏡用の試料製造方法。
  12. 【請求項12】 基板上に形成された観察すべき薄膜
    他の基板に積層し両者を接着した状態で、金属管内に押
    し込んで互いに密着させる工程を含む透過型電子顕微鏡
    用の試料製造方法。
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