JP3230637U - シールド - Google Patents

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JP3230637U
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幸也 中田
幸也 中田
弘樹 上田
弘樹 上田
淳一 松永
淳一 松永
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Abstract

【課題】眼鏡を装着したユーザが容易に装着可能なシールドを提供する。【解決手段】シールド1は、シールド板2と、該シールド板の一縁部2aにおける中央部分に形成された切欠状の凹部3と、一縁部の両側部分にそれぞれ形成され、眼鏡のつるに係止する係止部としての切り込み5、6とを備える。凹部の中央に、シールド板に平行な方向に突出した突出部4が形成されている。凹部は、突出部の両側にて、突出部の突出方向とは反対方向に窪んだ弧状部分3aを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、顔の前側に配置されるシールドに関する。
耳に掛けるフレームと、該フレームに装着されるシールドとを有するフェイスガードがある(例えば、特許文献1参照)。シールドは使い捨てにされ、感染症への感染リスクを低減し、滅菌作業を削減することができる。
特開2018−44015号公報
眼鏡を装着したユーザが、前記フェイスガードを装着しようとした場合、フレーム又はシールドがユーザの眼鏡に干渉するので、装着は困難である。
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、眼鏡を装着したユーザが容易に装着可能なシールドを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係るシールドは、シールド板と、該シールド板の一縁部における中央部分に形成された切欠状の凹部と、前記一縁部の両側部分にそれぞれ形成され、眼鏡のつるに係止する係止部とを備える。
本開示の一実施形態に係るシールドにあっては、切欠状の凹部内に、リム及びレンズなどの眼鏡の前側の構成が配置されるので、眼鏡との干渉を防止することができる。また係止部に眼鏡のつるが係止されるので、ユーザの眼鏡をシールドの支持具として使用して、構成の簡素化を図ることができる。
シールドの略示正面図である。 眼鏡に取り付けた状態のシールドの略示斜視図である。 眼鏡に取り付けた状態のシールドの略示正面図である。 眼鏡に取り付けた状態のシールドの略示左側面図である。
以下本考案を、実施の形態に係るシールドを示す図面に基づいて説明する。以下の説明では図に示す上下前後左右を使用する。図1は、シールドの略示正面図である。シールド1は、半円形状のシールド板2を備える。シールド板2は、透明且つ柔軟な素材によって構成されており、容易に曲げることができる。シールド板2は、弦に対応する一縁部2aと、円弧に対応する他縁部2bとを有する。
ここで、図1に示すように、一縁部2aは上側に配置され、他縁部2bは下側に配置されているとする。一縁部2aは左右に延び、その中央部分に切り欠き状の凹部3が形成されている。凹部3の底面中央には、上方向に突出した突出部4が形成されている。突出部4の右側及び左側それぞれにおいて、凹部3は下方向(突出部4の突出方向とは反対方向)に窪んだ弧状部分3aを有する。
凹部3の左隣に、二つの切り込み6、6が形成されている。二つの切り込み6、6は、左右に、即ち一縁部に沿って並んでいる。切り込み6は、正面視において、両端を右側に向けた、即ち凹部3に向けたC形の弧状をなす。各切り込み6の内側に舌片6aが形成される。凹部3の右隣に、二つの切り込み5、5が形成されている。二つの切り込み5、5は、左右に、即ち一縁部に沿って並んでいる。切り込み5は、正面視において、両端を左側に向けた、即ち凹部3に向けた逆C形の弧状をなす。各切り込み5の内側に舌片5aが形成される。
図2は、眼鏡10に取り付けた状態のシールド1の略示斜視図、図3は、眼鏡10に取り付けた状態のシールド1の略示正面図、図4は、眼鏡10に取り付けた状態のシールド1の略示左側面図である。眼鏡10は、二つのリム11、11、該二つのリム11、11にそれぞれ取り付けられた二つのレンズ12、12、二つのリム11、11を接続するブリッジ13、ブリッジ13に設けられた二つのパッド14、14、二つのリム11、11に、それぞれヒンジを介して連結されたつる15、15を備える。
使用状態において、シールド板2の左右部分は、後ろ側に曲げられている。図2〜図4に示すように、眼鏡10は、凹部3の上側に配置され、右側のつる15は、舌片5aを押して、右側の二つの切り込み5、5に挿入され、左側のつる15は、舌片6aを押して、左側の二つの切り込み6、6に挿入される。切り込み5、6によって、シールドは眼鏡10のつる15に係止される。
シールド板2に凹部3が形成されているので、リム11及びレンズ12などの眼鏡10の前側の構成は、凹部3の上側、換言すれば内側に配置され、シールド1に干渉しない。
なお切り込み5、6は係止部の一例に過ぎず、例えば、切り込み5、6を形成せずに、クリップを設け、該クリップがつる15に係止してもよい。
実施の形態に係るシールド1にあっては、切欠状の凹部3内に、眼鏡10のリム11及びレンズ12などが配置されるので、眼鏡10との干渉を防止することができる。また切り込み5に眼鏡10のつる15が係止されるので、ユーザの眼鏡10をシールド1の支持具として使用して、構成の簡素化を図ることができる。
また突出部4が、凹部3の左右方向中央に形成されているので、シールド1は、眼鏡10をかけたユーザの鼻付近を覆うことができる。
また下方向に窪んだ弧状部分3aが突出部4の左右両側に形成されているので、リム11及びレンズ12を弧状部分3aの内側に収めて、眼鏡10との干渉を一層防止することができる。
また複数の切り込み5、6が一縁部2aに沿って並んでいるので、つる15を複数の切り込み5、6に挿入することによって、シールド1kはつる15から外れにくくなる。
切り込み5、6はC形状をなすので、舌片5a、6aは、切り込み5、6が形成されていない部分を支軸として、シールド板2に直角な方向に回転可能である。つる15の挿入時、舌片5a、6aは押され、つる15は切り込み5、6に挿入される。このとき、舌片5a、6aには弾性復元力が作用し、舌片5a、6aはつる15を押す。そのため、シールド1に外力が作用した場合に、つる15と舌片5a、6aとの間に大きな摩擦力が作用するので、シールド1の移動が抑制され、シールド1は位置ずれしにくい。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲内での全ての変更及び実用新案登録請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 シールド
2 シールド板
2a 一縁部
3 凹部
3a 弧状部分
4 突出部
5、6 切り込み
10 眼鏡
15 つる

Claims (6)

  1. シールド板と、
    該シールド板の一縁部における中央部分に形成された切欠状の凹部と、
    前記一縁部の両側部分にそれぞれ形成され、眼鏡のつるに係止する係止部と
    を備えるシールド。
  2. 前記凹部の中央に、前記シールド板に平行な方向に突出した突出部が形成されている
    請求項1に記載のシールド。
  3. 前記凹部は、前記突出部の両側にて、前記突出部の突出方向とは反対方向に窪んだ弧状部分を有する
    請求項2に記載のシールド。
  4. 前記係止部は、前記眼鏡のつるが挿入される切り込みを有する
    請求項1から3のいずれか一つに記載のシールド。
  5. 前記係止部は、前記一縁部に沿って並んだ複数の前記切り込みを有する
    請求項4に記載のシールド。
  6. 前記切り込みは、両端を前記凹部に向けた弧状をなす
    請求項4又は5に記載のシールド。
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