JP3230337B2 - 磁気ヘッド装置用スライダ及び該スライダの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド装置用スライダ及び該スライダの製造方法

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JP3230337B2 JP13899693A JP13899693A JP3230337B2 JP 3230337 B2 JP3230337 B2 JP 3230337B2 JP 13899693 A JP13899693 A JP 13899693A JP 13899693 A JP13899693 A JP 13899693A JP 3230337 B2 JP3230337 B2 JP 3230337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮上型磁気ヘッド装置
用スライダ及びそのスライダの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浮上型磁気ヘッド装置のスライダは、そ
の後端に記録再生用磁気ヘッド素子を有しており、磁気
ディスク等の高速で移動する磁気媒体表面とこのスライ
ダの浮上面(ABS面)との間に押し込まれる空気流に
よって浮上力を発生する。スライダの浮上量(浮上高)
は、この浮上力と外部からスライダに印加されるばね力
とを釣り合わせて適切な値に調節される。
【0003】しかしながら、この種のスライダを一方の
端部を支点として回動するスウィングアームの他端部に
取り付けて支持した場合、スライダに対する磁気ディス
クの相対的移動速度の相違やスキューによって、ディス
クの内周部と外周部とでは浮上量が異なってしまう。図
3はこの現象を説明するための実測した特性図であり、
横軸は磁気ディスクとの相対的移動速度及びスキュー角
度、縦軸はスライダの浮上量をそれぞれ示している。同
図において、30は相対速度の相違に基づく浮上量変化
特性、31はスキューに基づく浮上量変化特性、32は
実際の浮上量変化特性でありこれは変化特性30及び3
1を合成したものに対応している。
【0004】スライダのABS面側に設けられるレール
の断面形状を工夫することにより、横方向圧力を発生さ
せてこのようなスキュー及び周速による浮上量の差を補
償し、磁気ディスクの内周部と外周部とで同一浮上量と
なるようにした技術が公知である(例えば、米国特許第
4,673,996号(特開昭61−278087号に
対応)、米国特許第4,870,519号及び特公昭6
3−21271号)。
【0005】図4はこの公知技術によるスライダを示す
斜視図である。同図において、40及び41はスライダ
42の一方の面側に突出する浮上用レール部、43はレ
ール部40及び41間の溝部(ブリードスロット部)、
44及び45並びに46及び47はレール部40及び4
1の側縁に連続してそれぞれ設けられた段差平面部を示
している。段差平面部44及び46は磁気ディスクの内
周側に対応した位置に、段差平面部45及び47は磁気
ディスクの外周側に対応した位置にそれぞれ設けられて
いる。これら段差平面部は、スライダ42を横方向に加
圧してスライダ42に対する磁気ディスクの相対的移動
速度の相違及びスキューに基づく浮上量の差を補償する
ためのものであり、そのレール表面(ABS面)からの
深さ(段差)は0.6〜0.9μm程度となっている。
ブリードスロット部43は、通常は、ABS面からの深
さがほぼ25〜45μmに設定されている。
【0006】近年、記録密度の向上に伴ってスライダの
浮上量が0.2μm以下であることが要求されており、
このような低浮上量のスライダを実現するためには、外
部からスライダに印加されるばね力を増大させるか又は
浮上用レール部40及び41の幅を細くして浮上力を低
減させることが必要となる。ばね力を増大させること
は、始動時の摩擦等のために耐久性の点で問題がある。
このため、一般にはレール幅を細くして低浮上力とする
ことが行われている(例えば特開昭61−104461
号、特開昭64−43812号)。
【0007】しかしながら、ブリードスロット部43の
深さが約25〜45μmと比較的深いため、レール幅を
細くしようとするとスライダの後端面上に設けられてい
る磁気ヘッド素子のコイル部分を削り込んでしまう恐れ
がある。このコイル部分の大きさには下限があるのでレ
ール幅の低減化があまり期待できなかった。さらに、ブ
リードスロット部43が深いことからイオンビームミリ
ング法を適用することが難しく、機械加工によって溝形
成を行う必要がある。機械研削を行う場合、溝が深いた
めに研削量が多くなりブレードの摩耗等が問題となる。
【0008】このような問題点を解決するため、本出願
人は、ブリードスロット部43の深さをほぼ1〜5μm
と浅くしたスライダについて既に提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この種のスライダにお
いても、浮上量補償用の段差平面部44、45、46及
び47の形成は、イオンビームによってレール部40及
び41の一部をミリングすることによって行われる。し
かしながら、スライダ材によっては耐摩耗性を考慮して
かなり硬い材質のものを使用している関係上、その研削
にかなりの長時間を要してしまう。特開昭62−957
4号公報には、磁気ヘッドスライダの負圧面形成を機械
加工で行い、その後、クロスレールをスパッタリング等
によって付着加工することによってエッチング速度の遅
いスライダ材料でのスライダ加工を容易にすることが開
示されている。しかしながら、この公報には、浮上量補
償用の段差平面部の形成については何等記載されていな
い。
【0010】従って本発明は、レール部間に浅い溝部を
有する磁気ヘッド装置用スライダにおいて、浮上量補償
用の段差平面部が容易にかつ短時間で形成できる磁気ヘ
ッド装置用スライダ及びその製造方法を提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気媒
体と対向する面側に該磁気媒体走行方向に延びる少なく
とも2つの浮上用レール部と、レール部間に設けられた
浅い溝部と、レール部の側縁に隣接して該レール部の浮
上面よりやや低い段差平面を構成する上面を有しており
レール部とは異なる材質によって溝部上に形成された積
層体とを備えた磁気ヘッド装置用スライダが提供され
る。
【0012】積層体の上面は、レール部の浮上面からの
段差が1μm未満の段差平面を構成していることが好ま
しい。
【0013】また本発明によれば、磁気媒体と対向する
面側に該磁気媒体走行方向に延びる少なくとも2つの浮
上用レール部を残してレール部間に浅い溝部を形成する
溝部形成工程と、レール部の側縁に隣接してレール部の
浮上面よりやや低い段差平面を積層によって溝部上に形
成する段差平面形成工程とを備えた磁気ヘッド装置用ス
ライダの製造方法が提供される。
【0014】段差平面形成工程は、レール部の浮上面か
らの段差が1μm未満の平面を積層によって形成する工
程であることが好ましい。
【0015】溝部形成工程は、ほぼ1〜5μmの深さの
溝部を形成する工程であることが好ましい。
【0016】
【作用】浮上用レール部間の浅い溝部(ブリードスロッ
ト部)上に、レール部の側縁に隣接してこれらレール部
の浮上面よりやや低い段差平面を、切削ではなく積層に
よって形成している。ブリードスロット部の深さが浅い
ので、段差平面を形成するために積層する層の厚みは薄
くてよい。このため、段差平面を、蒸着、スパッタリン
グ又は塗布等の積層工程により短時間にかつ容易に、し
かも、高さ方向に非常に高い精度で形成することができ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例における磁気ヘッド
装置用スライダの後端側の一部の構成を概略的に示す斜
視図である。
【0018】同図において、10及び11はスライダ1
2の磁気媒体と対向する面側に設けられた2つの浮上用
レール部、13はレール部10及び11間の溝部(ブリ
ードスロット部)、14及び15並びに16及び17は
レール部10及び11の側縁に連続してブリードスロッ
ト部13上にそれぞれ設けられた積層体を示している。
積層体14及び16はそれらの上面が磁気ディスクの内
周側に対応した位置に段差平面部14a及び16aを構
成しており、積層体15及び17はそれらの上面が磁気
ディスクの外周側に対応した位置に段差平面部15a及
び17aを構成している。これら段差平面部は、スライ
ダ12を横方向に加圧してスライダ12に対する磁気デ
ィスクの相対的移動速度の相違及びスキューに基づく浮
上量の差を補償するためのものであり、そのレール表面
(ABS面)からの深さ(段差)は0.6〜0.9μm
程度となっている。ブリードスロット部13は、ABS
面からの深さがほぼ1〜5μmと浅く設定されている。
【0019】レール部10及び11を含むスライダ12
は、例えばAl23 −TiC等のセラミクス材料から
構成されている。積層体14〜17は、スライダ12よ
り軟らかく取扱が容易な材料、例えばカーボン、酸化物
又は有機物を蒸着、スパッタリング又は塗布等により積
層することによって形成されている。
【0020】図2は、上述のごとき段差平面部を有する
積層体14〜17の形成工程を示す断面図であり、以下
同図を参照して本実施例のスライダの製造方法について
説明する。
【0021】まず、Al23 −TiCのセラミクスウ
エハ上に複数の磁気ヘッド素子を薄膜技術によってマト
リクス状に形成する。次いで、複数の磁気ヘッド素子が
一列に並んでなるバー20にこのウエハを切断する。こ
の状態が図2(A)に示されている。次いで、同図
(B)に示すように、レール部10及び11を残してこ
れらレール部10及び11間を機械加工、化学的エッチ
ング、プラズマエッチング又はイオンミリング等で切削
し、ABS面からの深さがほぼ1〜5μmと浅いブリー
ドスロット部13を形成する。
【0022】その後、同図(C)に示すように、所定パ
ターンに開口されているマスク21をバー20上に位置
合わせして取り付けた後、例えばカーボン又は酸化物等
を蒸着又はスパッタリングする。これにより、同図
(D)に示すように、ブリードスロット部13上にレー
ル部10及び11の側縁に連続して積層体14〜17が
形成されることとなる。積層体14〜17の上面は段差
平面部14a〜17aをそれぞれ構成しており、蒸着又
はスパッタリング時の積層体14〜17の厚みは、これ
ら段差平面部14a〜17aのABS面からの段差が1
μm未満、好ましくは0.6〜0.9μm程度となるよ
うに制御される。
【0023】ブリードスロット部13が浅いため、上述
のように厚み制御される積層体14〜17は薄くてよい
こととなり、従って非常に短時間で積層形成することが
できる。また、段差平面部14a〜17aが磁気媒体に
接触することはないので、積層体14〜17の材質は、
スライダ12の材質より軟らかくてもよいこととなり積
層処理の容易な材質を大きな自由度で選ぶことができ
る。
【0024】積層体14〜17を形成した後、必要な研
磨工程等を実施した後、バー20を個々のスライダに切
断する。
【0025】蒸着又はスパッタリングの代わりに、フォ
トレジスト等の有機物を塗布してパターン化することに
より積層体14〜17を形成してもよい。
【0026】上述したように本実施例では、浅いブリー
ドスロット部13上に蒸着又はスパッタリングで積層体
14〜17を形成し、その上面を段差平面部14a〜1
7aとしているので、硬いスライダ材を削る従来技術の
場合より高さ制御が容易でありしかも精度が高い。しか
も、段差平面部14a〜17aを短時間で積層形成する
ことができる。
【0027】段差平面部14a〜17aを設けたことに
より、スライダに対する磁気ディスクの相対的移動速度
の相違及びスキューに基づく浮上量の差を補償すること
ができ、内周から外周まで一定浮上量に制御することが
できる。その結果、ゾーンビット法による高密度記録を
行う場合の磁気ヘッドとして用いることが可能となるこ
とはもちろんである。
【0028】さらに、ブリードスロット部13の深さが
浅いため、浮上特性に悪影響を及ぼすことなく浮上用レ
ール部10及び11のABS面の幅をより細くすること
ができる。その結果、低浮上量のスライダを容易に実現
することができ、しかもブリードスロット部13の深さ
が浅いので、この部分の溝加工を機械研削で行った場合
にもブレードの摩耗が少なく加工時間も短くなる。ま
た、溝加工にイオンミリング法を用いることもできるの
で溝加工の深さバラツキが小さく均一性が高くなる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、レール部の側縁に隣接してレール部の浮上面よりや
や低い段差平面を構成する上面を有しておりレール部と
は異なる材質によってレール部間の浅い溝部上に形成さ
れた積層体を備えているため、またレール部の側縁に隣
接してレール部の浮上面よりやや低い段差平面を積層に
よってレール部間の浅い溝部上に形成する溝部形成工程
を備えているため、浮上量補償用の段差平面部を、容易
にかつ短時間で、しかも、高さ方向に非常に高い精度で
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気ヘッド装置用ス
ライダの後端側の一部の構成を概略的に示す斜視図であ
る。
【図2】図1の実施例における段差平面部のの形成工程
を示す断面図である。
【図3】ディスクの内周部と外周部とで浮上量が異なる
ことを説明するための実測した特性図である。
【図4】従来技術によるスライダの後端側の一部の構成
を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10、11 レール部 12 スライダ 13 溝部 14、15、16、17 積層体 14a、15a、16a、17a 段差平面部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気媒体と対向する面側に該磁気媒体走
    行方向に延びる少なくとも2つの浮上用レール部と、該
    レール部間に設けられた浅い溝部と、前記レール部の側
    縁に隣接して該レール部の浮上面よりやや低い段差平面
    を構成する上面を有しており前記レール部とは異なる材
    質によって前記溝部上に形成された積層体とを備えたこ
    とを特徴とする磁気ヘッド装置用スライダ。
  2. 【請求項2】 前記積層体の上面が、前記レール部の浮
    上面からの段差が1μm未満の段差平面を構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド装置用ス
    ライダ。
  3. 【請求項3】 磁気媒体と対向する面側に該磁気媒体走
    行方向に延びる少なくとも2つの浮上用レール部を残し
    て該レール部間に浅い溝部を形成する溝部形成工程と、
    前記レール部の側縁に隣接して該レール部の浮上面より
    やや低い段差平面を積層によって前記溝部上に形成する
    段差平面形成工程とを備えたことを特徴とする磁気ヘッ
    ド装置用スライダの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記段差平面形成工程は、前記レール部
    の浮上面からの段差が1μm未満の平面を積層によって
    形成する工程であることを特徴とする請求項3に記載の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記溝部形成工程は、ほぼ1〜5μmの
    深さの溝部を形成する工程であることを特徴とする請求
    項3又は4に記載の製造方法。
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