JP3230308U - 折れ刃回収付きカッターナイフ - Google Patents
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Abstract
【課題】カッターナイフの使用中においてカッターナイフのカッター刃が折れた場合に折れ刃の落下を防ぎ回収することができる機能を有する折れ刃回収付きカッターナイフを提供する。【解決手段】折れ刃回収付きカッターナイフ100の小口12は、長手方向に凹部12aを有している。凹部12aには、紐状の折れ刃回収糸20が嵌め込まれており、このように凹部12aに嵌め込まれている折れ刃回収糸20は、接着剤30で凹部12aの内部に固着されるようになっている。折れ刃回収付きカッターナイフ100は、本体部10が分断された場合において、折れ刃回収糸20を用いて分断されたそれぞれの部分が連結されており折れ刃の落下を防ぐことができる構成となっている。【選択図】図1
Description
本考案は、折れ刃回収付きカッターナイフに関する。
カッターナイフは、ダンボールや紙などを一直線に切る為の道具として開発されたものであるが、布や薄い合板、石膏ボードが切断できるものとして用途に応じてさまざまな形状のものが普及している(特許文献参照)。
上記のカッターナイフは、高所でカッターナイフを使用する作業、例えば高層建物の外壁修繕作業に伴いカッターナイフを使用する作業において、従来ではカッターナイフのホルダーには落下防止に用いる紐等を取り付けられる穴がありホルダー自体の落下防止対策は可能であるが、カッターナイフが想定外に折れた場合の折れ刃はそのまま落下し、下部に居る人体へ当たり切傷の恐れがある。また、折れ刃は軽量であり厚みに対して刃巾面積が大きいため、風圧を受けやすく落下始点から広範囲に広がり落ちる。これは高所での作業であるほど広範囲に落下することとなり、下部への被害範囲が広がることに直結する。さらに、分断された折れ刃の落下による直接被害が無かったとしても落ちている折れ刃を不用意に触った人が怪我を負うという2次被害の発生にもつながるという問題があった。
そこで本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、カッターナイフの使用中においてカッターナイフのカッター刃が折れた場合に折れ刃の落下を防ぎ回収することができる機能を有する折れ刃回収付きカッターナイフを提供することである。
上記課題を解決するために、本考案に係る折れ刃回収付きカッターナイフは、板状に形成されている本体部を有し、前記本体部の長手方向の一方の一辺がカッター刃として形成されており、前記カッター刃と対向する他方の面が小口として形成されている折れ刃回収付きカッターナイフであって、前記小口は、長手方向に凹部を有しており、前記凹部に紐状の折れ刃回収糸が嵌め込まれており、前記凹部に嵌め込まれている折れ刃回収糸は、接着剤で前記凹部に固着されていることを特徴とする。
本考案に係る折れ刃回収付きカッターナイフの態様として、前記凹部は、逆三角形状の溝であることが好ましく、また、前記折れ刃回収糸は、伸縮性を有している。
本考案に係る折れ刃回収付きカッターナイフの態様として、前記本体部が分断された場合において、前記折れ刃回収糸を用いて前記分断されたそれぞれの部分が連結されている。
本考案によれば、カッターナイフの使用中においてカッターナイフのカッター刃が折れた場合に折れ刃の落下を防ぎ回収することができる機能を有する折れ刃回収付きカッターナイフを提供することができる。
以下、本考案の折れ刃回収付きカッターナイフ100を、図1を用いて説明する。図1(a)は、折れ刃回収付きカッターナイフ100の本体部10の一例を示す模式図である。また、図1(b)は、図1(a)に示す折れ刃回収付きカッターナイフ100の小口12の凹部12aに折れ刃回収糸20が嵌め込まれておりこの折れ刃回収糸20が接着剤30を用いて凹部12aの内部に固着されている詳細を示す参考図である。なお、これらの図は、本考案の一例であり、これらに限定されることなく本考案の実施形態として適宜最適な構成にすればよい。
折れ刃回収付きカッターナイフ100は、板状に形成されている本体部10を有しており、本体部10は、長手方向の一方の一辺が、紙、石膏ボード、合板などを切るための切り刃としてのカッター刃11を有している。また、本体部10は、カッター刃11と対向する他方の面として小口12を有している。
折れ刃回収付きカッターナイフ100は、小口12が、長手方向に凹部12aを有している。凹部12aは、この例においては、逆三角形状の溝であるが、これに限定されず、適宜最適な構成にすればよい。
凹部12aには、図に示すように、紐状の折れ刃回収糸20が嵌め込まれており、このように凹部12aに嵌め込まれている折れ刃回収糸20は、接着剤30で凹部12aの内部に固着されるようになっている。折れ刃回収糸20は、この例において、柔軟性を有しており、つまり伸縮性を有する構成であるが、これに限定されず、適宜最適な構成にすればよい。
このような構成を有する折れ刃回収付きカッターナイフ100は、本体部10が分断された場合において、折れ刃回収糸20を用いて本体部10の分断されたそれぞれの部分が連結されていることにより折れ刃の落下を防ぐことができる構成となっている。
上記の構成を有する折れ刃回収付きカッターナイフ100の特徴についてさらに説明する。本考案は、従来のカッターナイフ切断能力を損なわず且つホルダーの改造も伴わない方法を考慮し、カッターナイフの刃と反対側の小口全長に溝を設けると共に伸縮性のある糸を小口全長に伸縮性のある接着剤で取り付け、想定外に折れた刃が糸と接着剤によりカッター本体と繋がり落下させることなく回収することが可能となり問題点を解決している。
上述のように、本考案の折れ刃回収付きカッターナイフは、折れた刃が勢いよく弾かれた際も作業している方へ刺さることがなく、下部への落下防止となる。折れ刃は取り付けた糸に繋がった状態となり安全な場所で糸を切断することにより回収され、作業している方及び下部の不特定多数の方への被害防止の効果に役立つ優れた考案である。
折れ刃回収付きカッターナイフを市販標準ホルダーに取り付け、通常通り取り扱っていた際、想定外にカッターナイフが折れるとカッターナイフ本体に折れ刃が糸と接着剤により繋がった状態でぶら下がる。折れ刃を回収し糸と接着剤を切り離すことにより折れ刃による切傷を防ぐことができる。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することができる。また、本考案の折れ刃回収付きカッターナイフの大きさ、形状、素材の厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
100 折れ刃回収付きカッターナイフ
10 本体部
11 カッター刃
12 小口
12a 凹部
20 折れ刃回収糸
30 接着剤
10 本体部
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12a 凹部
20 折れ刃回収糸
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Claims (4)
- 板状に形成されている本体部を有し、前記本体部の長手方向の一方の一辺がカッター刃として形成されており、前記カッター刃と対向する他方の面が小口として形成されている折れ刃回収付きカッターナイフであって、前記小口は、長手方向に凹部を有しており、前記凹部に紐状の折れ刃回収糸が嵌め込まれており、前記凹部に嵌め込まれている折れ刃回収糸は、接着剤で前記凹部に固着されていることを特徴とする折れ刃回収付きカッターナイフ。
- 前記凹部は、逆三角形状の溝であることを特徴とする請求項1に記載の折れ刃回収付きカッターナイフ。
- 前記折れ刃回収糸は、伸縮性を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折れ刃回収付きカッターナイフ。
- 前記本体部が分断された場合において、前記折れ刃回収糸を用いて前記分断されたそれぞれの部分が連結されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の折れ刃回収付きカッターナイフ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP2020004761U JP3230308U (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | 折れ刃回収付きカッターナイフ |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=74164304
Family Applications (1)
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JP2020004761U Active JP3230308U (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | 折れ刃回収付きカッターナイフ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3230308U (ja) |
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2020
- 2020-11-04 JP JP2020004761U patent/JP3230308U/ja active Active
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