JP3230295U - 上下筋スペーサ - Google Patents

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茂樹 松元
茂樹 松元
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大雅工業株式会社
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Abstract

【課題】床スラブを構成する上筋と下筋との間に安定して配置することができ、均一な床スラブ厚を実現することが可能であるとともに、製造する手間や費用を軽減することが可能な上下筋スペーサを提供する。【解決手段】上筋を支持する上筋支持部2と、下筋に載置する脚部3と、備え、脚部は、上筋支持部の両端から垂直下方に向かって折曲形成された縦棒部5と、縦棒部の下端から互いに異なる方向に折曲形成された横棒部4と、を有し、横棒部は、2本の下筋に対して架け渡しうる程度の長さを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、床スラブを構成する鉄筋間の間隔を保持するスペーサに関する。
従来、鉄筋コンクリート造の建造物の床スラブの施工において、作業面に対して水平方向に所定の間隔で上筋及び下筋の配筋作業を行う。このとき、上筋及び下筋と作業面との間隔を一定にして配筋する、種々のスペーサが使用されている。
例えば、特許文献1の従来例には、下向きコ字状で両端に接地脚部を有する受け台によって上筋と作業面との間隔を一定にするとともに、鉄筋受けブロックによって下筋と作業面との間隔を一定にするものが開示されている。
また、特許文献2には、作業面と下筋との間隔を高強度モルタル部及び鋼線加工部によって支持するとともに、下筋と上筋との間隔を鉄筋銜部及び鋼線加工部を備えた上下筋スペーサが開示されている。
実開平4−111814号公報 特開2011−12530号公報
しかしながら、上述した受け台によって、上筋及び下筋と作業面との距離を一定に配筋することが可能であるが、上筋と下筋との間に安定して配置することができず、上筋と下筋との間隔を一定にすることが難しいものである。また、上下筋スペーサの鋼線加工部に鉄筋銜部などの構造を設けることで上筋と下筋との間に配置することができるが、製造の手間や費用が掛かるものであった。
したがって、床スラブを構成する上筋と下筋との間に安定して配置することができ、均一な床スラブ厚を実現することが可能であるとともに、製造する手間や費用を軽減することが可能な上下筋スペーサが望まれている。
本考案は、上記課題に鑑み、上筋を受ける上筋支持部と、下筋に載置する脚部と、備えてなり、
前記脚部は、前記上筋支持部の両端から下方に向かって折曲形成された縦棒部と、前記縦棒部の端から折曲形成された横棒部と、を有し、
前記横棒部は、2本の下筋に対して架け渡しうる程度の長さを有することを特徴とする。
また、上述した構成に加え、上筋支持部は、横棒部の長さの半分程度の幅にすることが好ましい。
また、上述した構成に加え、一方の横棒部は、他方の横棒部に対して反対方向に折曲形成されていることが好ましい。
本考案によって、1本の上筋を支持する上筋支持部に対して少なくとも3本以上の下筋に載置させる横棒部を設けることで、上下筋間に安定して配置して一定の間隔を確保することができ、均一な床スラブ厚を実現することが可能であるとともに、一本の鋼線を折曲形成することで製造することができるため手間や費用を軽減することが可能である。
本考案の実施形態に係る上下筋スペーサの一例を示す斜視図である。 図1の(a)正面図、及び、(b)側面図である。 図1の上下筋スペーサを上筋と下筋との間に設置して一定の間隔を保持した状態を示す平面方向から見た概念図である。 図3の正面方向から見た概念図である。
本実施形態の上下筋スペーサ1の一例について図1−4に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態における床スラブは、作業面8と下筋7との間隔を立方体形状のブロック9によって一定の間隔を保持するものであり、上下筋スペーサ1を前後左右方向に少なくとも約90cm程度の間隔で複数配置するものである。
上下筋スペーサ1は、一本の細長い鋼線を折曲形成したものであり、上筋6を支持する上筋支持部2と、下筋7に載置する脚部3、3と、を備えてなるものである。
上筋支持部2は、少なくとも一本の上筋6の下面に対して当接しうる程度の幅wを有するものであり、上筋6の長手方向に対してやや交差するように支持するものである。
脚部3、3は、上筋支持部2の両端から垂直下方に向かって折曲形成された縦棒部5、5と、縦棒部5、5の下端から水平方向に折曲形成した横棒部4、4と、を有する。
縦棒部5、5は、上筋6と下筋7との一定の間隔を保持するために、上筋6と下筋7の間隔と少なくとも同程度の垂直方向の高さhを有する。
横棒部4、4は、縦棒部5、5の下端から一方を前方に折曲形成した場合、他方の縦棒部5、5の下端から180度の反対方向である後方に折曲形成したものであり、平行に配筋された2本の下筋7に対して架け渡しうる程度の長さLを有する。
上下筋スペーサ1は、床スラブ厚に比例して増加する荷重に対して破損しない程度の耐久性を備えたものであればよく、少なくとも直径6mm以上の鋼線を使用して折曲形成する場合、横棒部4、4の長さLを15cm、縦棒部5、5の高さhを3cm、上筋支持部2の幅wを8cm程度とするものであり、上筋支持部2の幅wに比べて横棒部4、4の長さLに比べて半分程度に長さにすることが好適である。
上述した上下筋スペーサ1によって、1本の上筋6を支持する上筋支持部2に対して少なくとも3本の下筋7の4箇所に載置させる横棒部4、4を設けることで、安定して上筋6と下筋7との間に配置して一定の間隔を確保ことができ、均一な床スラブ厚を実現することが可能であるとともに、一本の鋼線を折曲形成することで製造することができるため手間や費用を軽減することが可能である。
1 上下筋スペーサ
2 上筋支持部
3 脚部、4 横棒部、 5 縦棒部、
6 上筋、7 下筋、8 作業面、9 ブロック、
w 幅、L 長さ、h 高さ。

Claims (3)

  1. 上下筋スペーサは、上筋を支持する上筋支持部と、下筋に載置する脚部と、を備えてなり、
    前記脚部は、前記上筋支持部の両端から下方に向かって折曲形成された縦棒部と、前記縦棒部の下端から水平方向に折曲形成された横棒部と、を有し、
    前記横棒部は、2本の下筋に対して架け渡しうる程度の長さを有することを特徴する上下筋スペーサ。
  2. 上筋支持部は、横棒部の長さの半分程度の幅にすることを特徴とする請求項1記載の上下筋スペーサ。
  3. 一方の横棒部は、他方の横棒部に対して反対方向に折曲形成されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の上下筋スペーサ。
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