JP3230229U - 体温検知デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】同じ光源条件でも、輝度が高く発光効率が高くなる体温検知デバイスを提供する。【解決手段】測定結果を表示するリマインダーライトを備える体温検知デバイスであって、デバイス本体10と、デバイス本体内に配置された光源30と、デバイス本体に接続された光透過板20とを含む。透過板の片側はデバイス本体に接続された入射側で、他方は反射側である。入射側には、光源の光が透過板に入るように光源が延びるための入射溝203が設けられ、反射側には、光源からの光を反射するための光反射層が設けられ、光透過板の外周側から入射溝以外の位置および反射側から光が放出される。光源からの光を反射・拡散して透過板の周辺側から放射するため、光透過板からの光がより集中し、明るさが増す。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、温度測定装置の分野に属し、特に体温検知デバイスに関する。
従来、大勢の人が行き来する出入口等で、入出退時に発熱者の発見と体温記録を行う装置が提案されている(特許文献1等参照)。
一般に、温度測定装置は、測定結果を表示するために使用するリマインダーライトを備えている。従来のリマインダーライト構造では、複数の角度から光を照射するため、特定の方向に焦点を合わせることができず、明るさに欠けるという問題があった。
すなわち、公共の場で使用されている体温検知デバイスは、歩行者の体温を効率的に測定し、測定された体温により、リマインダーライトの光を変化させ、セキュリティ担当者に通知する。体温検知デバイスは、一般的に、高い場所に設置され、リマインダーライトは、通常、デバイスの上部に設置されるため、セキュリティ担当者はリマインダーライトの周囲のライトのみを観察できる。したがって、リマインダーライトの上向きのライトは無駄になるため、リマインダーライトの明るさが不十分になる。
本考案は、上記の技術的課題の少なくとも1つを解決することを目的としており、上部に透光板が配置され、光源からの光を透光板の外周に集中させて輝度を向上させる体温検知デバイスを提供する。
上記課題を解決するため、本考案では、デバイス本体と、デバイス本体に配置された光源と、デバイス本体に接続された透光板とを含む体温検知デバイスが提供される。透光板の片側はデバイス本体に接続された入射側、透光板の反対側は反射側、入射側には光源が透光板内に延びる入射溝が設けられており、反射側には、光源からの光を入射溝の外側且つ反射側に反射する反射層が設けられており、透光板の外周側から光が出射される。
複数の入射溝が間隔を置いて配置され、各入射溝が光源のグループに対応して配置されるようにしてもよい。
さらに、3つの入射溝が配置され、光源の3つのグループが対応して提供されるようにしてもよい。
光源は、複数の色を発することができる多色光源であるか、又は光源の各グループが異なる色の少なくとも2つのランプビーズを含むようにしてもよい。
透光板は有機ガラスで作られ、および/または、透光板はデバイス本体の上部に接続されるようにしてもよい。
反射層は、反射側を完全に覆う、および/または反射層は、入射溝を除いて入射側を覆うようにしてもよい。
入射溝は、断面が長方形の溝であるようにしてもよい。
デバイス本体に配置され、温度を測るために使用される赤外線モジュールと、デバイス本体の前面に配置され、温度値を表示するために使用される表示モジュールとをさらに含むようにしてもよい。
デバイス本体の前面に、パラメータを設定するためのボタンモジュール、および/またはプロンプト音を発するためのスピーカーモジュールを設けてもよい。
デバイス本体の底部には、温度測定装置に電力を供給するための電力供給インターフェースが設けられ、および/またはデバイス本体の背面には、取り付け用の取り付け溝が設けられるようにしてもよい。
本考案の体温検知デバイスは、入射側と反射側に反射層を設けることで、光源からの光を透光板に反射・拡散させ、透光板の外周側から光を放射させ、光を放射させる。放射する光は、より集中しており、輝度はより高いので、同じ光源条件下で、輝度はより良くなり、発光効率はより高い。
本考案の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下では、添付図面および実施形態を参照して、本考案を詳細にさらに説明する。ここで説明する特定の実施形態は、本考案を説明するためにのみ使用され、本考案を限定するために使用されないことを理解されたい。
なお、以下の説明で用いる「設定」、「接続」は、広義に理解されるべきであり、例えば中心に配置された部品や構造を介して間接的に配置・接続されることを概念上含む。さらに、「縦」、「横」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「縦」、「横」、「上」、「下」、「内側」、「外側」、及び図示されている方向、又は位置関係に基づく方向、又は位置関係を示す他の用語、又は従来の配置状態乃至は使用状態は、参照されている構造、機能、デバイス、又は要素が、特定の方向、又は位置関係にある必要があり、特定であってはならないことを意味するのではなく、本考案の説明を簡略化するためのものにすぎない。従って、方位角の構造と動作は、本考案を解釈上制限するものではない。本考案の説明において、特に断りのない限り、「複数」は2つ以上を意味する。
本考案の実施形態で説明される特定の技術的特徴および実施形態は、矛盾することなく任意の適切な方法で組み合わせることができ、例えば異なる特定の技術的特徴/実施形態を組み合わせて、異なる実装を形成することができる。不必要な繰り返しを回避するために、本考案における特定の技術的特徴/実施形態の様々な可能な組み合わせは、別個には説明されない。
図1乃至図3に示されるように、本考案の実施形態に係る体温検知デバイスは、デバイス本体10、光源30、及び透光板20を備えている。光源30は、デバイス本体10の内部に配置されている。透光板20の片側は、デバイス本体10の入射側201に接続されている。透光板20の他方片側は、反射側202に接続されている。入射側201には入射溝203が設けられている。光源30は、入射溝203内に延在することができ、その結果、光源30によって放射された光は、入射溝203から透光板20に入射する。入射側201には、入射溝203以外の位置に反射層が設けられており、反射側202にも反射層が設けられている。光源30からの光が入射側201の入射溝203から透光板20に入ると、光は、透光板20から光が通過するまで、反射層の存在により入射側201および反射側202で反射および拡散され、透光板20の側から発散される。これにより光源30から発せられた光を、透光板20の周縁側に集中させて発散させることができ、無駄な光を減らし、デバイスのリマインダーライトをより目立たせることができる。
図2に示されるように、この実施形態の代替の実装として、入射溝203は、複数の間隔をあけて設けられてもよく、その場合、各入射溝203は、光源30のグループに対応して設けられる。このような設計により、入射溝203および光源30を入射側201に均一に分布させることができるので、体温検知デバイスのプロンプト光が、より均一になる。特定の用途では、1つ又は2つの入射溝203を設けることもでき、従って各入射溝203にも対応して光源30が設けられる。この例では、3つの入射溝203を設け、それに対応して3つのグループの光源30を設けている。
さらに、この実施形態の任意の実装として、光源30の各グループは、異なる色の少なくとも2つのランプビーズを含むことができ、ランプ光源は、例えば、デバイスによって測定された温度に従って対応する光を放出することができる。測定温度が安全値の場合には光源は緑色に発光し、測定温度が危険値の場合には光源は赤色に発光する。
必要に応じて、この実施形態の任意の実装方式の1つとして、光源30は、多色を発することができる多色光源30であり、これにより、上述の実施形態の技術的効果も達成することができる。
この実施形態の別の実施形態として、透光板20は、優れた光透過率を有し光を低減するポリメチルメタクリレート(ポリメチルメタクリレート、アクリルとも称される)で作ることができる。他の実施形態では、透光板20は、より良好な光透過率を有する他の材料で作ることもできることは勿論である。
図3に示されるように、この実施形態の代替の実装として、透光板20はデバイス本体10の上部に接続することができ、透光板20の周辺側はデバイス本体10より露出している。このうち、体温検知デバイスは、人の多い公共の場所で使用されることが多く、高所に設置され、上部に透光板20を設置することで、スタッフが透光板20の外周側から対応する即応光色を確認することができる。他の実施形態では、実際のニーズに応じて設定位置を選択することもできることは勿論である。
この実施形態の任意の実装として、透光板20の形状は、デバイス本体10の断面形状と同じであってもよく、反射層は、光が反射側202から溢れることができないように反射側202を覆う。また、光反射層は、入射溝203を除く入射面201の全ての部分を覆っているので、入射面201からの光が溢れるのを抑えることができ、光の利用効率がさらに向上する。特定の用途では、反射層は白色または他の明るい反射塗料とすることができる。この実施形態の任意の実施形態として、入射溝203は、長方形の断面を有する長方形の溝であってよいが、他の実施形態では、入射溝203は、円などの他の形状を有してもよいことは勿論である。
引き続き図3に示されるように、この実施形態の代替の実装として、体温検知デバイスは、赤外線モジュール11および表示モジュール12をさらに含む。赤外線モジュール11は、デバイス本体10の内部に配置することができ、赤外線モジュール11は、赤外光を発光して人体の体温を測定し、体温を測定した後、光源30を発光させ、特定の温度値を表示モジュール12に表示することができる。
この実施形態のオプションの実装の1つとして、体温検知デバイスの前面には、ボタンモジュール13およびスピーカーモジュール14が設けられている。ボタンモジュール13は、臨界温度値などのパラメータを設定するために使用することができる。体温検知デバイスで測定された温度が臨界温度値より高い場合、対応するプロンプト音を発してスタッフに注意を促すことができる。
図4に示されるように、この実施形態のオプションの実装の1つとして、デバイス本体10には電源インターフェース15が設けられ、電源インターフェース15は、デバイス本体10の底部に設けることができる。電源インターフェース15は、他の場所に設置され、特定の用途におけるデータ送信にも使用することができることは勿論である。
図5に示されるように、さらに、この実施形態のオプションの実装の1つとして、デバイス本体10の背面に取り付けスロット16が設けられる。具体的には、取り付けスロット16は、互いに接続された異なるサイズの2つのスロットによって形成され、小さいスロットの上にあり、それにより、取り付けスロット16は、取り付けスロット16を通して壁またはブラケットに掛けることができる。
本考案の実施形態によって提供される体温検知デバイスは、入射側201および反射側202に反射層を設けることにより、また透光板20の周囲から、光源30から透光板20に光を反射および拡散する。サイドエミッションは、透光板20から発せられる光をより集中して明るくするため、同じ光源30の下で、本考案の温度計はより良い明るさとより高い発光効率を有する。
上記の説明は、本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案を限定することを意図するものではない。本考案の精神および原理の範囲内で行われる変更、同等の置換または改善は、これに含まれる、即ち本考案の保護の範囲内である。
10…デバイス本体
11…赤外線モジュール
12…ディスプレイモジュール
13…ボタンモジュール
14…スピーカーモジュール
15…電源インターフェース
16…取り付けスロット
20…透光板
201…入射側
202…反射側
203…入射溝
30…光源。
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Claims (10)
- デバイス本体と、
前記デバイス本体内に配置された光源と、
前記デバイス本体に接続された透光板と、を備え、
前記透光板の片側は前記デバイス本体に接続された入射側であり、前記透光板の前記片側の反対側は反射側であり、前記入射側には、前記光源が入るための入射溝が設けられており、前記反射側には、前記光源の光を前記入射溝の外側に反射する反射層が設けられており、前記透光板の周辺から反射光を放出させる
体温検知デバイス。 - 前記入射溝は、間隔をあけて複数配設され、
各入射溝が前記光源のグループに対応して配置される
請求項1に記載の体温検知デバイス。 - 3つの入射溝があり、各入射溝に対応して3組の前記光源が設けられている
請求項2に記載の体温検知デバイス。 - 前記光源が、複数の色を発することができる多色光源である、または前記光源の各グループが、異なる色の少なくとも2つのランプビーズを含む
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。 - 前記透光板は、有機ガラスからなり、および/または、前記透光板は、前記デバイス本体の上部に接続されている
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。 - 前記反射層が前記透光板の前記反射側を完全に覆っており、および/または、前記反射層が前記入射溝を除いて前記透光板の前記入射側を覆っている
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。 - 前記入射溝は、断面が長方形の溝である
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。 - 前記デバイス本体に配置され温度を試験するために使用される赤外線モジュールと、
前記デバイス本体の前面に配置され温度値の表示に使用される表示モジュールと、
を更に含む
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。 - 前記デバイス本体の前面に配置されたパラメータを設定するためのボタンモジュール、および/またはプロンプト音を発するためのスピーカーモジュールを更に含む
請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。 - 前記デバイス本体の底部に、電力を供給するための電源インターフェースが設けられており、前記デバイス本体の背面には、取付け用の取り付けスロットが設けられている
請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の体温検知デバイス。
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JP2020004705U Active JP3230229U (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | 体温検知デバイス |
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JP (1) | JP3230229U (ja) |
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2020
- 2020-10-30 JP JP2020004705U patent/JP3230229U/ja active Active
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