JP6057172B2 - タッチ入力受付機能付き可視表示器およびこれを備える照明装置 - Google Patents

タッチ入力受付機能付き可視表示器およびこれを備える照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、タッチ入力受付機能付き可視表示器およびこれを備える照明装置に関する。
従来、タッチ入力により光出力のレベルが調整可能な照明装置が提案されている。この種の照明装置には、光出力のレベルを可視的に表示する可視表示器を備えるものがある。図11に、非特許文献1に開示されたデスクスタンドの外観図を示す。デスクスタンド901は、ベース910、アーム920、ヘッド930を備える。光源ユニット940は、ヘッド930に設けられている。可視表示器980は、複数の透光窓981を有する。各透光窓981の背面側(ベース910内)には、タッチセンサとLEDとが設けられている。例えば、可視表示器980上で左端から右向きに指をスライドさせると、左端から順番に透光窓981の背面のLEDが点灯していき、それと共に、光源ユニット940の光出力が大きくなる。そして、ある所で指を離すと、そのときのLEDの点灯状態がそのまま維持され、また、そのときの光源ユニット940の光出力がそのまま維持される。
http://download.p4c.philips.com/files/6/691953166/691953166#pss#zhs.pdf
ところで、タッチセンサの位置検出の分解能を高め、それに応じて光源ユニットの光出力の調整の段階数を増やすことは容易である。しかしながら、可視表示器の設置スペースには制限があるので、透光窓の個数を増やすことは容易ではない。たとえ光源ユニットの光出力を細かに調整できたとしても、透光窓の個数が少なければ、透光窓の個数と同じ段階数でしか光出力の調整ができない印象を与えてしまう。これは製品の仕様の過小評価を招くので好ましくない。
本発明は、出力の調整の段階数が少ない印象を与えるのを防止できるタッチ入力受付機能付き可視表示器およびそれを備えた照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチ入力受付機能付き可視表示器は、前面パネルと、第1基板と、タッチセンサと、第2基板と、線状光源とを備える。前面パネルは、長尺の第1透光窓を有する。第1基板は、前面パネルの背面側において前面パネルに対向配置されると共に第1透光窓に沿う長尺の第2透光窓を有する。タッチセンサは、第1基板の前面に第2透光窓に沿って実装される。第2基板は、第1基板の背面側において第1基板に隙間を空けて対向配置される。線状光源は、第2基板の前面に第2透光窓に沿って実装され、複数の発光素子を有する。
また、第2透光窓は、第1基板に設けられた貫通孔であることとしてもよい。
また、第1透光窓は、光拡散性を有することとしてもよい。
また、複数の発光素子は、等間隔に配列され、第2基板と第1透光窓との間の距離をL1、隣り合う発光素子の間隔をL2、発光素子の配光角をθとしたとき、以下の関係を満たすこととしてもよい。
L1≧L2/(2tan(θ/2))
また、第1透光窓および第2透光窓の少なくとも一方が複数の発光素子から出射された光の波長を変換する波長変換材料を含有することとしてもよい。
また、波長変換材料の濃度が、第1透光窓および第2透光窓の長手方向に単調に変化することとしてもよい。
さらに、タッチセンサにより検出されたタッチ入力に基づいて複数の発光素子の点灯を個別に制御する制御部を備えることとしてもよい。
本発明に係る照明装置は、前面パネルと、第1基板と、タッチセンサと、第2基板と、線状光源と、光源ユニットと、制御部とを備える。前面パネルは、長尺の第1透光窓を有する。第1基板は、前面パネルの背面側において前面パネルに対向配置されると共に第1透光窓に沿う長尺の第2透光窓を有する。タッチセンサは、第1基板の前面に第2透光窓に沿って実装される。第2基板は、第1基板の背面側において第1基板に隙間を空けて対向配置される。線状光源は、第2基板の前面に第2透光窓に沿って実装され、複数の発光素子を有する。制御部は、タッチセンサにより検出されたタッチ位置に応じて複数の発光素子の点灯を個別に制御すると共に光源ユニットの光出力を制御する。
また、制御部は、光源ユニットの光出力が大きいほど、複数の発光素子の個々の光出力を大きくすることとしてもよい。
上記構成によれば、第1透光窓が長尺であり、複数の発光素子を有する線状光源が第1の透光窓に沿って設けられている。線状光源の一端に位置する発光素子を点灯させると、第1透光窓の一端が明部となる。また、線状光源の一端から中央までに位置する発光素子を点灯させると、第1透光窓の一端から中央までが明部となる。このように、第1透光窓に出現する明部を用いて出力のレベルを可視的に表示することができる。第1透光窓が一本の長尺な形状なので、そもそも「透光窓の個数と出力の調整の段階数とが同じ」という誤解を生じさせない。従って、出力の調整の段階数が少ない印象を与えるのを防止できる。
本発明の第1の実施形態に係るデスクスタンドの外観図 可視表示器の構造を示す分解斜視図 可視表示器の構造を示す縦断面図 LEDの配光角を模式的に示す図 可視表示器の動作を示すフローチャート 可視表示器の動作例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る可視表示器の分解斜視図 可視表示器の動作例を示す図 本発明の第3の実施形態に係る可視表示器の分解斜視図 本発明の第4の実施形態に係る可視表示器の動作を示すフローチャート 非特許文献1に開示されたデスクスタンドの外観図
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
[概略構成]
図1に本発明の第1の実施形態に係るデスクスタンドの外観図を示す。デスクスタンド1は、ベース10、アーム20およびヘッド30を備える。
ベース10は、円環状であり、固定部11と旋回部12とを有する。旋回部12は、固定部11に対して円環の中心軸回りに旋回自在に設けられている。電源配線70は、固定部11の背後から引き出されている。
アーム20は、第1アーム21と第2アーム22とを有する。第1アーム21と第2アーム22は、ヒンジ23で屈曲自在に連結され、第2アーム22とベース10は、ヒンジ24で屈曲自在に連結されている。第2アーム22は、タッチ入力受付機能付きの可視表示器80を有している。
ヘッド30は、円盤状であり、ハウジング31と光源ユニット40とを有する。光源ユニット40は、電源配線70に接続されている。光源ユニット40には、例えば、白熱電球、蛍光灯、LEDなどが利用できる。
デスクスタンド1がヒンジ23、24を有しているので、光源ユニット40の高さおよび向きを自在に調節することができる。また、デスクスタンド1が旋回部12を有しているので、光源ユニット40の旋回角を自在に調節することができる。
可視表示器80は、光源ユニット40の光出力のレベルを調整するためのタッチ入力を受け付ける機能と、受け付けた光出力のレベルを可視的に表示する機能とを有する。以下、可視表示器80の構造および動作について詳細に説明する。
[可視表示器の構造]
図2は、可視表示器の構造を示す分解斜視図であり、図3は、可視表示器の構造を示す縦断面図である。可視表示器80は、前面パネル100、タッチセンサモジュール130、LEDモジュール140、および、背面カバー150を備える。本実施の形態では、前面パネル100および背面カバー150は、第2アーム22を構成する部材としても兼用されている。
前面パネル100は、蓋部材110と導光部材120とを含む。蓋部材110は、矩形の平板部111と、平板部111の周囲に設けられた周壁部112とを有する。平板部111は、円形の貫通孔113と、平板部111の長手方向に沿う長尺の貫通孔114とを有する。蓋部材110の材料としては、例えば、着色されたPC(ポリカーボネート)等の樹脂材料を利用することができる。PCの着色は、例えば、顔料の含有により実現できる。導光部材120は、円板部123と、長尺部124と、基部125とを有する。円板部123は、蓋部材110の貫通孔113に嵌め込まれる。これにより、前面パネル100の透光窓103が形成される。また、長尺部124は、蓋部材110の貫通孔114に嵌め込まれる。これにより、前面パネル100の透光窓104が形成される。基部125は、円板部123と長尺部124とを連結している。導光部材120の材料としては、例えば、アクリル等の樹脂材料を利用することができる。また、導光部材120に光拡散性を持たせてもよい。光拡散性は、例えば、表面の粗面化やフィラーの混入により得ることができる。
タッチセンサモジュール130は、前面パネル100の背面側に配置されており、第1基板131と、タッチセンサ135、136とを含む。第1基板131は、円形の貫通孔133と、長尺の貫通孔134とを有する。第1基板131は、貫通孔133が前面パネル100の透光窓103に向かい合い、貫通孔134が前面パネル100の透光窓104に沿うように、前面パネル100に対向配置される。タッチセンサ135は、第1基板131の前面における貫通孔133付近に設けられている。これにより、タッチセンサ135は、前面パネル100の透光窓103付近のタッチ検出をすることができる。タッチセンサ136は、aからlまで合計12個あり、貫通孔134に沿って第1基板131の前面に設けられている。これにより、タッチセンサ136は、前面パネル100の透光窓104に沿う位置のタッチ検出をすることができる。図3に示すように、第1基板131は、前面パネル100の背面に近接している。これにより、タッチセンサ135、136のタッチ検出の感度を高めることができる。
LEDモジュール140は、タッチセンサモジュール130の背面側に配置されており、第2基板141と、LED(Light Emitting Diode)143、145と、コネクタ146と、制御部147とを含む。第2基板141は、タッチセンサモジュール130の第1基板131に対向配置される。LED143は、第2基板141の前面における第1基板131の貫通孔に対応する位置に実装されている。LED145は、aからjまで合計10個あり、これらが直線状に等間隔に配列されて線状光源144を構成している。線状光源144は、第2基板141の前面において第1基板131の貫通孔134に沿って実装されている。LED143の光は、第1基板131の貫通孔133と前面パネル100の透光窓103とを通過して外部に出射される。また、LED145の光は、第1基板131の貫通孔134と前面パネル100の透光窓104とを通過して外部に出射される。
図3に示すように、第2基板141は、第1基板131との間に隙間を有している。LED145が配光角を有するので、LED145の光の照射範囲はLED145から離れるほど広くなる。第2基板141と第1基板131との間に隙間を設けることで、透光窓104の位置においてLED145の光の照射範囲をある程度広げることができる。その結果、透光窓104の長手方向の輝度ムラを低減することができる。なお、図4に示すように、隣り合うLED145の間隔をL2、各LED145の配光角をθとすると、隣り合うLED145の光の照射範囲が重なるまでの距離L1は、以下の通りとなる。
L1=L2/(2tan(θ/2))
従って、第2基板141と透光窓104との間の距離L1が、以下の関係を満たせば、透光窓104の位置において隣り合うLED145の光の照射範囲を重ねることができ、その結果、透光窓104の長手方向の輝度ムラを低減することができる。
L1≧L2/(2tan(θ/2))
なお、配光角θは、LED145の正面(第2基板141に垂直な方向)の光の強度を100%としたとき、光の強度が50%となる角度である。
コネクタ146は、第1基板131上のタッチセンサ135、136と第2基板141上の制御部147とを電気的に接続する。また、図3に示すように、コネクタ146は、第1基板131と第2基板141との間の隙間を適切に確保するためのスペーサとしても利用されている。制御部147は、タッチセンサ135、136のタッチ検出に基づいて、光源ユニット40の点灯を制御すると共にLED143、145の点灯を制御する。
背面カバー150は、箱部151と、箱部151の周囲に設けられた周壁部152とを有する。周壁部152が周壁部112に内嵌されることにより、背面カバー150が前面パネル100に結合される。背面カバー150の材料としては、例えば、着色されたPC(ポリカーボネート)等の樹脂材料を利用することができる。
[可視表示器の動作]
図5に、可視表示器の動作のフローを示す。また、図6に、可視表示器の動作例を示す。なお、透光窓103は、光源ユニット40の点灯または消灯の表示に割り当てられ、透光窓104は、光源ユニット40の光出力のレベルの表示に割り当てられている。
制御部147は、透光窓103、104へのタッチ検出がされると(ステップS11:Yes)、タッチ位置Kを特定する(ステップS12)。Kは、0から10までの何れかである。図6(a)に、タッチ位置0〜10と、透光窓103、104と、LED143、145との位置関係を示す。例えば、タッチセンサ135によりタッチ検出がされると、K=0と特定される。また、タッチセンサ136によりタッチ位置が検出されると、12個のタッチセンサ136の各々の信号強度に基づいてタッチ位置が特定される。
制御部147は、透光窓103へのタッチ検出があり(ステップS13:Yes)、現在LED143が消灯状態であれば(ステップS14:Yes)、LED143を点灯させる(ステップS15)、さらに、光源ユニット40を点灯させる(ステップS16)。一方、制御部147は、透光窓103へのタッチ検出があり(ステップS13:Yes)、現在LED143が点灯状態であれば(ステップS14:No)、LED143、145(aからjまでの全て)を消灯させ、さらに、光源ユニット40を消灯させる(ステップS16)。これにより、透光窓103へのタッチ入力により、透光窓103の明暗を制御すると共に光源ユニット40の点消灯を制御することができる。
また、制御部147は、透光窓104へのタッチ検出であれば(ステップS13:No)、そのタッチ位置Kに応じたLED145(aからkまで)を点灯させる(ステップS18)。kは、aからjまでの何れかである。LED145の個々の輝度はL0に設定される。さらに、制御部147は、光源ユニット40の光出力をタッチ位置に応じたレベルに調整する(ステップS16)。例えば、図6(b)の状況では、タッチ位置Kが、K=5と特定され、その結果LED145のaからeまでが点灯される。これにより、透光窓104の0から5までの範囲が明部となり、6から10までの範囲が暗部となる。そして、光源ユニット40の光出力が最大値の50%に調整される。また、図6(c)の状況では、タッチ位置Kが、K=8と特定され、その結果LED145のaからhまでが点灯される。これにより、透光窓104の0から8までの範囲が明部となり、9および10の範囲が暗部となる。そして、光源ユニット40の光出力が最大値の80%に調整される。これにより、透光窓104へのタッチ入力により、透光窓104の明暗の範囲を調整すると共に、光源ユニット40の光出力のレベルを調整することができる。
制御部147は、光源ユニット40の点灯制御をすると(ステップS16)、ステップS11の処理に戻る。この繰り返し周期は十分に短いので、透光窓104上で位置0から10に向けて指をスライドさせると、LED145がaからjに向けて順番に点灯していき、あたかも透光窓104の明部の長さが連続的に変化するように見える。
[まとめ]
本実施の形態では、透光窓104が一本の長尺な形状なので、「透光窓の個数と出力の調整の段階数とが同じ」という誤解を生じさせない。従って、光出力の調整の段階数が少ない印象を与えるのを防止できる。
また、本実施の形態では、タッチセンサ135、136を実装する第1基板131と、LED143、145を実装する第2基板141とが別個に用意されている。そして、第1基板131は、前面パネル100の背面に近接しており、第2基板141は、前面パネル100の背面から離れている。これにより、タッチセンサ135、136のタッチ検出の感度を高めると共に、透光窓104の長手方向の輝度ムラを低減することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、長尺の透光窓が直線状であるのに対し、第2の実施形態では、長尺の透光窓が円環状である。以下、第1の実施の形態と異なる点だけを説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る可視表示器の分解斜視図である。可視表示器280は、前面パネル200、タッチセンサモジュール230およびLEDモジュール240を備える。
前面パネル200は、蓋部材210と導光部材220とを含む。蓋部材210は、平板部211を有する。平板部211には、円形の貫通孔213と、貫通孔213を中心とする円環状の長尺の貫通孔214とを有する。導光部材220は、円板部223と、円板部223を中心とする円環状の長尺部224と、基部225とを有する。円板部223は、蓋部材210の貫通孔213に嵌め込まれる。これにより、前面パネル200の透光窓203が形成される。また、長尺部224は、蓋部材210の貫通孔214に嵌め込まれる。これにより、前面パネル200の透光窓204が形成される。
タッチセンサモジュール230は、第1基板231とタッチセンサ235、236とを含む。第1基板231は、円形の貫通孔233と、貫通孔233を中心とする円環状の長尺の貫通孔234とを有する。タッチセンサ235は、貫通孔233付近に位置する。タッチセンサ236は、aからlまで合計12個あり、貫通孔234に沿って並べられている。
LEDモジュール240は、第2基板241と、LED243、245と、コネクタ246と、制御部247とを含む。LED245は、aからjまで合計10個あり、これらが円環状に等間隔に配列されて線状光源244を構成している。線状光源244は、第2基板241の前面において第1基板231の貫通孔134に沿って実装されている。
図8に可視表示器の動作例を示す。図8(a)には、タッチ位置0〜10と、透光窓203、204と、LED243、245との位置関係が示されている。図8(b)の状況では、タッチ位置Kが、K=5と特定され、その結果LED245のaからeまでが点灯される。これにより、透光窓204の0から5までの範囲が明部となり、6から10までの範囲が暗部となる。また、図8(c)の状況では、タッチ位置Kが、K=8と特定され、その結果LED245のaからhまでが点灯される。これにより、透光窓204の0から8までの範囲が明部となり、9および10の範囲が暗部となる。
本実施の形態では、透光窓204が一本の長尺な形状なので、光出力の調整の段階数が少ない印象を与えるのを防止できる。このように、透光窓は、一本の長尺な形状であればよく、直線や円環など形状は問われない。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、長尺の透光窓が1本であるのに対し、第3の実施形態では、長尺の透光窓が2本である。これは、光源ユニット40の光出力の調整対象が2種類(例えば、明るさと色)の場合に利用できる。以下、第1の実施の形態と異なる点だけを説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る可視表示器の分解斜視図である。可視表示器380は、前面パネル300、タッチセンサモジュール330、LEDモジュール340および背面カバー350を備える。
前面パネル300は、蓋部材310と導光部材320とを含む。蓋部材310は、平板部311を有する。平板部311には、円形の貫通孔313と、長尺の貫通孔314a、314bとを有する。導光部材320は、円板部323と、長尺部324a、324bと、基部325とを有する。円板部323は、蓋部材310の貫通孔313に嵌め込まれる。これにより、前面パネル300の透光窓303が形成される。また、長尺部324a、324bは、それぞれ蓋部材310の貫通孔314a、314bに嵌め込まれる。これにより、前面パネル300の透光窓304a、304bが形成される。
タッチセンサモジュール330は、第1基板331とタッチセンサ335、336a、336bとを含む。第1基板331は、円形の貫通孔333と、長尺の貫通孔334a、334bとを有する。タッチセンサ336a、336bは、それぞれ貫通孔334a、334bに沿って並べられている。
LEDモジュール340は、第2基板341と、LED343、345と、コネクタ346と、制御部347とを含む。LED345は、20個あり、これらが2列に直線状に等間隔に配列されて線状光源344a、344bを構成している。線状光源344a、344bは、第2基板341の前面において第1基板331の貫通孔334a、344bに沿って実装されている。
このように、光源ユニット40の光出力の調整対象が2種類の場合は、2本の透光窓304a、304bを設けることとしてもよい。光出力の調整対象が3種類以上の場合は、その種類と同数の透光窓を設ければよい。
<第4の実施形態>
第1の実施形態では、点灯させるLEDの個数にかかわらずLEDの個々の輝度を固定的にL0としているのに対し、第4の実施形態では、点灯させるLEDの個数に応じてLEDの個々の輝度を変化させる。以下、第1の実施の形態と異なる点だけを説明する。
図10に、第4の実施形態に係る可視表示器の動作のフローを示す。第1の実施形態とは、ステップS28A、S28Bだけが異なる。
制御部147は、透光窓104へのタッチ検出であれば(ステップS23:No)、そのタッチ位置Kに応じたLED145の輝度Lkを特定する(ステップS28A)。輝度Lkの特定は、例えば、タッチ位置Kと輝度Lkとを対応付けたテーブルの参照により実現することができる。このテーブルは、制御部147に予め組み込まれているものとする。そして、制御部147は、特定した輝度LkでLED145(aからkまで)を点灯させる(ステップS28B)。
これにより、点灯させるLEDの個数に応じてLEDの個々の輝度を変化させることができる。例えば、光源ユニット40の光出力を小さくすれば、それに伴い可視表示器の周囲が暗くなる。このとき、可視表示器のLEDの輝度が固定的であれば、可視表示器が過度に明るく感じる場合がある。そこで、光源ユニット40の光出力が小さいほど、即ち、可視表示器の点灯するLED145の個数が少ないほど、各LED145の輝度を低く設定しておく。そうすると、光源ユニット40の光出力を小さくした場合でも、可視表示器が過度に明るく感じることを防止することができる。
<変形例>
(1)可視表示器の表示色
上記実施の形態では、可視表示器の表示色は特に言及されていない。表示色は、LEDの色により任意に設定することができる。LEDの色としては、例えば、赤色、橙色、緑色、青色、白色などが一般に入手可能である。また、白色の場合は、電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色などが一般に入手可能である。
また、表示色は、透光窓に波長変換材料を含有させることでも任意に設定することができる。波長変換材料としては、例えば、蛍光体を利用することができる。
なお、表示色は透光窓の長手方向に均一である必要はなく、透光窓の長手方向に沿って異ならせることとしてもよい。これは、例えば、線状光源を構成する各LEDの色を異ならせることで実現することができる。また、透光窓に波長変換材料を含有させる場合は、透光窓の長手方向に波長変換材料の濃度を単調に変化させることでも実現することができる。
また、第3の実施形態のように、透光窓が2本ある場合は、それらの間で表示色を異ならせることとしてもよい。
(2)第1基板の透光窓
上記実施の形態では、第1基板の貫通孔133、134が透光窓となっているが、本発明は、これに限られない。第1基板の貫通孔133、134に光透過性材料を充填したり、光透過性部材を嵌め込んだりしてもよい。また、これらの光透過性材料や光透過性部材に光拡散性を持たせてもよい。
(3)LEDの輝度
上記実施の形態では、可視表示器のLEDを複数点灯させるときは、何れも同じ輝度で点灯させている。例えば、図6(b)の例では、LED145(a〜e)の何れも同じ輝度である。しかしながら、本発明は、これに限られない。例えば、LED145(e)の輝度を、それ以外の明部のLED145(a〜d)の輝度と異ならせてもよい。これにより、明部と暗部の境界を明確化したり曖昧化したりできる可能性がある。
(4)デスクスタンド
上記実施の形態では、ベースが机上に載置されるデスクスタンドを例に挙げて説明しているが、本発明は、これに限られない。例えば、ベースが天井に取り付けられる照明装置でもよい。また、ベースが床上に載置されるフロアスタンドでもよい。
また、上記実施の形態では、可視表示器は光源ユニットと一体であるが、本発明は、これに限られない。可視表示器と光源ユニットが別体でもよい。例えば、光源ユニットが部屋の天井に設けられ、可視表示器が部屋の壁に設けられていてもよい。
さらに、上記実施の形態では、可視表示器は照明装置に利用されているが、本発明は、これに限られない。出力のレベルが調整可能な装置であれば、同じように利用することができる。例えば、音量が調整可能なオーディオ機器や、風量が調整可能な空気清浄機に利用してもよい。
(5)変形例の組み合わせ
上記実施の形態および変形例を適宜組み合わせることとしてもよい。
1 デスクスタンド
10 ベース
20 アーム
30 ヘッド
40 光源ユニット
70 電源配線
80 可視表示器
100 前面パネル
103 透光窓
104 透光窓
110 蓋部材
111 平板部
112 周壁部
113、114 貫通孔
120 導光部材
123 円板部
124 長尺部
125 基部
130 タッチセンサモジュール
131 第1基板
133、134 貫通孔
135、136 タッチセンサ
140 LEDモジュール
141 基板
143、145 LED
144 線状光源
146 コネクタ
147 制御部
150 背面カバー
151 箱部
152 周壁部

Claims (9)

  1. タッチ入力受付機能付き可視表示器であって、
    長尺の第1透光窓を有する前面パネルと、
    前記前面パネルの背面側において前記前面パネルに対向配置されると共に前記第1透光窓に沿う長尺の第2透光窓を有する第1基板と、
    前記第1基板の前面に前記第2透光窓に沿って実装されたタッチセンサと、
    前記第1基板の背面側において前記第1基板に隙間を空けて対向配置された第2基板と、
    前記第2基板の前面に前記第2透光窓に沿って実装された、複数の発光素子を有する線状光源と、
    を備える可視表示器。
  2. 前記第2透光窓は、前記第1基板に設けられた貫通孔である、請求項1に記載の可視表示器。
  3. 前記第1透光窓は、光拡散性を有する、請求項2に記載の可視表示器。
  4. 前記複数の発光素子は、等間隔に配列され、
    前記第2基板と前記第1透光窓との間の距離をL1、隣り合う発光素子の間隔をL2、発光素子の配光角をθとしたとき、
    L1≧L2/(2tan(θ/2))
    の関係を満たす、請求項1に記載の可視表示器。
  5. 前記第1透光窓および前記第2透光窓の少なくとも一方が前記複数の発光素子から出射された光の波長を変換する波長変換材料を含有する、請求項1に記載の可視表示器。
  6. 前記波長変換材料の濃度が、前記第1透光窓および前記第2透光窓の長手方向に単調に変化する、請求項5に記載の可視表示器。
  7. さらに、前記タッチセンサにより検出されたタッチ入力に基づいて前記複数の発光素子の点灯を個別に制御する制御部を備える、
    請求項1に記載の可視表示器。
  8. 長尺の第1透光窓を有する前面パネルと、
    前記前面パネルの背面側において前記前面パネルに対向配置されると共に前記第1透光窓に沿う長尺の第2透光窓を有する第1基板と、
    前記第1基板の前面に前記第2透光窓に沿って実装されたタッチセンサと、
    前記第1基板の背面側において前記第1基板に隙間を空けて対向配置された第2基板と、
    前記第2基板の前面に前記第2透光窓に沿って実装された、複数の発光素子を有する線状光源と、
    光源ユニットと、
    前記タッチセンサにより検出されたタッチ位置に応じて前記複数の発光素子の点灯を個別に制御すると共に前記光源ユニットの光出力を制御する制御部と、
    を備える照明装置。
  9. 前記制御部は、前記光源ユニットの光出力が大きいほど、前記複数の発光素子の個々の光出力を大きくする、
    請求項8に記載の照明装置。
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