JP3230216U - 圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント - Google Patents

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芳樹 桑原
芳樹 桑原
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Abstract

【課題】多様な内径サイズを有する吸引ノズルであっても気密に接合することができ、且つバルブにも気密に接合することができる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントを提供する。【解決手段】圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、全体が筒状体に形成されており、吸引ノズル接合部2とバルブ接合部4とからなり、吸引ノズル接合部2の開口端21から最大外径部3に向かって外径が漸次拡大するとともに、最大外径部3からバルブ接合部4の開口端41に向かって外径が漸次縮小する。バルブ接合部4の開口端41は、バルブの上部表面のアタッチメント当接部に当接して気密に接合する。【選択図】図1

Description

本考案は、圧縮袋内の空気を吸引する際に使用するバルブと電気掃除機その他の吸引器具の吸引ノズルとの間に連結する圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントに関する。
圧縮袋内の空気を吸引する際に使用する吸引ノズルアタッチメント又はアダプターに関する先行技術については、以下のような発明又は考案が提案されている。
実用新案登録第3214194号公報(特許文献1)には、布団圧縮袋を電気掃除機で吸引する際、多様な形状の吸引ノズルであっても、確実に吸引できる「布団圧縮袋用アタッチメント」が提案されている。
また、特開2007−32723号公報(特許文献2)には、空気を容易に放出させることができ、かつ、逆止効果が良好で構成が簡易な逆止弁を提供する「逆止弁、アダプター及び圧縮袋」が提案されている。
また、実用新案登録第3125722号公報(特許文献3)には、電気掃除機を用いて行なうふとん圧縮袋やゴミ袋等からの空気抜き作業を、電気掃除機の故障を招くことなく連続的に行なうことを可能ならしめる「脱気用アダプター」が提案されている。
また、特開2008−188290号公報(特許文献4)には、ふとん圧縮袋のような密閉手段を備えているものに限らず、広く袋一般に適用可能で、脱気作業時に収納物が吸引機具のホースの吸入口を閉塞するおそれがなく、脱気終了後にホースを引き抜くと同時に開口部が自動的に閉塞されるために空気流入のおそれがない「袋内脱気用アダプター」が提案されている。
また、特開2001−137160号公報(特許文献5)には、掃除機のホースの先端に着脱自在に取り付けられ、圧縮付袋内に前部を挿入し、空気流入孔からの空気量を調整することにより吸引力を低下させることな く、かつ掃除機に余分な負荷をかけることなく、中の空気を抜くことができる「圧縮袋用吸引具」が提案されている。
実用新案登録第3214194号公報 特開2007−32723号公報 実用新案登録第3125722号公報 特開2008−188290号公報 特開2001−137160号公報
本考案は、多様な内径サイズを有する吸引ノズルであっても気密に接合することができ、且つバルブにも気密に接合することができる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、圧縮袋内の空気を吸引する際に使用するバルブと電気掃除機その他の吸引器具の吸引ノズルとの間に連結するアタッチメントであって、全体が筒状体に形成されており、吸引ノズル接合部とバルブ接合部とからなり、前記吸引ノズル接合部の開口端から最大外径部に向かって外径が漸次拡大するとともに、前記最大外径部から前記バルブ接合部の開口端に向かって外径が漸次縮小することを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の前記バルブ接合部の開口端は、前記バルブの上部表面のアタッチメント当接部に当接して気密に接合することを特徴とする。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の前記吸引ノズル接合部と前記バルブ接合部は、弾性部材で一体形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1乃至請求項3に記載の前記吸引ノズル接合部の開口端の外径を20mm〜26mm、前記バルブ接合部の開口端の外径を37mm、前記最大外径部の外径を45mm〜58mmの範囲に設定したことを特徴とする。
また、請求項5に記載の考案は、請求項1乃至請求項4に記載の前記吸引ノズル接合部の長さを75mm〜127mmの範囲、前記バルブ接合部の長さを18mmに設定したことを特徴とする。
以上のように、本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントによれば、吸引ノズル接合部を電気掃除機等の吸引ノズルの先端部に挿入して気密に接合することができるとともに、バルブ接合部の開口端は圧縮袋のバルブの上部表面のアタッチメント当接部に当接して気密に接合すことができる。そのため、吸引漏れが発生することがなく、圧縮袋を確実に圧縮することができる。また、多様な内径サイズを有する吸引ノズルであっても気密に接合することができるので、既存の電気掃除機その他の吸引器具の吸引ノズルに対応することができる。
本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの第1実施例(標準サイズ)を示す正面図である。 図1の第1実施例(標準サイズ)を示す平面図である。 図1の第1実施例(標準サイズ)を示す底面図である。 図1の第1実施例(標準サイズ)を示す断面図である。 図1の第1実施例(標準サイズ)を示す参考正面図である。 本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントに接合するバルブの平面図である。 本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの使用状態(分解)を示す参考図である。 本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの使用状態(吸収)を示す参考図である。 本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの第2実施例(最大サイズ)を示す(a)正面図、(b)平面図、(c)底面図である。 本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの第3実施例(最小サイズ)を示す(a)正面図、(b)平面図、(c)底面図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参酌しながら説明する。ここで、本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの各構成については、以下の実施例に限定されるものではなく、使用状況によって適宜変更することができる。
図1は、本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの第1実施例(標準サイズ)を示す正面図、図2は平面図、図3は底面図、図4は断面図、図5は参考正面図である。図1乃至図5に示すように、圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、圧縮袋内の空気を吸引する際に使用するバルブと電気掃除機その他の吸引器具の吸引ノズルとの間に連結するアタッチメント(又はアダプター)であって、全体形状が弾性部材(弾力性を有する合成樹脂等)で筒状体(厚さ:1mm程度)に一体形成されており、吸引ノズル接合部2とバルブ接合部4とから構成される。
また、第1実施例(標準サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、図5に示すように、吸引ノズル接合部2(L1:91mm)の開口端21(外径:26mm)から最大外径部3(外径:52mm)に向かって外径が漸次拡大するとともに、最大外径部3からバルブ接合部4(L2:18mm)の開口端41(外径:37mm)に向かって外径が漸次縮小することを特徴とする。
また、バルブ接合部4の開口端41は、図6に示すバルブ6の上部表面のアタッチメント当接部61(外径:37mm)に当接して気密に接合する。そのため、使用状態(分解/吸引)を示す図7及び図8に示すように、第1実施例(標準サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、多様な内径サイズ(内径:30mm〜50mm)を有する吸引ノズルであっても気密に接合することができ、且つバルブにも気密に接合することができるため、吸引漏れが発生することがなく、圧縮袋を確実に圧縮することができる。
図9は、本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの第2実施例(最大サイズ)を示す(a)正面図、(b)平面図、(c)底面図である。
第2実施例(最大サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、上述した第1実施例(標準サイズ)と同様に全体形状が弾性部材(弾力性を有する合成樹脂等)で筒状体(厚さ:1mm程度)に一体形成されており、吸引ノズル接合部2とバルブ接合部4とから構成される。一方、第2実施例(最大サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、図9(a)に示すように、吸引ノズル接合部2(L1:127mm)の開口端21(外径:26mm)から最大外径部3(外径:58mm)に向かって外径が漸次拡大するとともに、最大外径部3からバルブ接合部4(L2:18mm)の開口端41(外径:37mm)に向かって外径が漸次縮小することを特徴とする。また、バルブ接合部4の開口端41は、上述した第1実施例(標準サイズ)と同様に図6に示すバルブ6の上部表面のアタッチメント当接部61(外径:37mm)に当接して気密に接合する。そのため、使用状態(分解/吸引)を示す図7及び図8に示すように、第2実施例(最大サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、多様な内径サイズ(内径:30mm〜56mm)を有する吸引ノズルであっても気密に接合することができ、且つバルブにも気密に接合することができるため、吸引漏れが発生することがなく、圧縮袋を確実に圧縮することができる。
図10は、本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメントの第3実施例(最小サイズ)を示す(a)正面図、(b)平面図、(c)底面図である。
第3実施例(最小サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、上述した第1実施例(標準サイズ)と同様に全体形状が弾性部材(弾力性を有する合成樹脂等)で筒状体(厚さ:1mm程度)に一体形成されており、吸引ノズル接合部2とバルブ接合部4とから構成される。一方、第3実施例(最小サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、図10(a)に示すように、吸引ノズル接合部2(L1:75mm)の開口端21(外径:20mm)から最大外径部3(外径:45mm)に向かって外径が漸次拡大するとともに、最大外径部3からバルブ接合部4(L2:18mm)の開口端41(外径:37mm)に向かって外径が漸次縮小することを特徴とする。また、バルブ接合部4の開口端41は、上述した第1実施例(標準サイズ)と同様に図6に示すバルブ6の上部表面のアタッチメント当接部61(外径:37mm)に当接して気密に接合する。そのため、使用状態(分解/吸引)を示す図7及び図8に示すように、第3実施例(最小サイズ)の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1は、多様な内径サイズ(内径:23mm〜43mm)を有する吸引ノズルであっても気密に接合することができ、且つバルブにも気密に接合することができるため、吸引漏れが発生することがなく、圧縮袋を確実に圧縮することができる。
以上のとおり、本考案にかかる圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント1の外形は、吸引ノズル接合部2(L1:75mm〜127mmの範囲)の開口端21(外径:20mm〜26mm)から最大外径部3(外径:45mm〜58mmの範囲)に向かって外径が漸次拡大するとともに、最大外径部3からバルブ接合部4(L2:18mm)の開口端41(外径:37mm)に向かって外径が漸次縮小するよう所定の形状に形成される。
1 圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント
2 吸引ノズル接合部
21 開口端
3 最大外径部
4 バルブ接合部
41 開口端
5 圧縮袋
6 バルブ
61 アタッチメント当接部
7 吸引ノズル

Claims (5)

  1. 圧縮袋内の空気を吸引する際に使用するバルブと電気掃除機その他の吸引器具の吸引ノズルとの間に連結するアタッチメントであって、全体が筒状体に形成されており、吸引ノズル接合部とバルブ接合部とからなり、前記吸引ノズル接合部の開口端から最大外径部に向かって外径が漸次拡大するとともに、前記最大外径部から前記バルブ接合部の開口端に向かって外径が漸次縮小することを特徴とする圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント。
  2. 前記バルブ接合部の開口端は、前記バルブの上部表面のアタッチメント当接部に当接して気密に接合することを特徴とする請求項1に記載の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント。
  3. 前記吸引ノズル接合部と前記バルブ接合部は、弾性部材で一体形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント。
  4. 前記吸引ノズル接合部の開口端の外径を20mm〜26mm、前記バルブ接合部の開口端の外径を37mm、前記最大外径部の外径を45mm〜58mmの範囲に設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント。
  5. 前記吸引ノズル接合部の長さを75mm〜127mmの範囲、前記バルブ接合部の長さを18mmに設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の圧縮袋用吸引ノズルアタッチメント。
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