JP3230111U - 人工温泉器 - Google Patents

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金原 英夫
英夫 金原
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株式会社光明石製造所
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Abstract

【課題】光明石の効能を十分に発揮させることができ、一般家庭の浴槽内で使用するのに適した人工温泉器を提供する。【解決手段】上半部が半球状の浮体2と下半部が上面の開口した半球状の容器3とを開口面側で着脱可能に連結し、浮体2の中央部の上下方向に所定の断面積を有し容器3の開口面に連通する通水路4を設け、容器3の下半部に多数の小孔5を形成し上半部に上下方向に延びる長孔6を周方向に多数形成し、容器3の外周面に滑り止め8を形成し、容器3内に温浴効果を有する光明石10を収容する。【選択図】図4

Description

本考案は、浴槽中の浴湯に浮かべて温浴効果を付与する簡易な人工温泉器に関する。
従来、鉱物に湯を接触させることにより温浴効果を発揮させる簡易な人工温泉器として特許文献1がある。この特許文献1において用いている鉱物として、トルマリン、湯の華鉱石、麦飯石が挙げられているが、これらの鉱物では温浴効果が弱く、その効能は弱いものであった。
ところで、岡山県産の天然鉱石光明石は温浴効果が高いものとして知られているが、その従来の使用方法としては、木製又は金属製で通水孔を有する箱体内に砕いた光明石を収容し、これを浴槽内に沈めて使用するのが一般的であった。広い大浴場では問題ないが、一般家庭の浴槽など狭い浴槽内に箱体を沈めて使用するには浴槽が狭く邪魔になる。また、沈めただけでは湯と光明石との接触流通量が少なく、その効能を十分発揮させ難いものであった。
特開2004−130155号公報
そこで、本考案は、光明石の効能を十分に発揮させることができ、一般家庭の浴槽内で使用するのに適した人工温泉器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る人工温泉器は、上半部が半球状の浮体と下半部が上面の開口した半球状の容器とを開口面側で着脱可能に連結し、前記浮体の中央部の上下方向に所定の断面積を有し前記容器の開口面に連通する通水路を設け、前記容器の下半部に多数の小孔を形成し上半部に上下方向に延びる長孔を周方向に多数形成し、前記容器の外周面に滑り止めを形成し、前記容器内に温浴効果を有する光明石を収容したこと、を特徴としている。
請求項2に係る考案は、容器内の中央部に上下方向に突起部を形成し、通水性を有する袋内に光明石を収納したものである。
請求項3に係る考案は、容器の外周部に形成する滑り止めは、浅い凹弧状の環状溝を同心円状に複数形成したものである。
請求項4に係る考案は、容器内に収容する光明石の量を1.5kgとしたものである。
請求項1に係る考案によれば、特に、容器の上半部に形成した多数の長孔により容器内外の湯の流通性が格段に高まり、光明石による温浴効果を高めることができる。本考案の人工温泉器は浴槽内の浴湯に浮かせて使用するので、一般家庭の浴槽内で使用するのに好適である。
請求項2に係る考案によれば、容器内の中央部に上下方向に突起部を形成し、通水性を有する袋内に光明石を収納したので、人工温泉器を揺すっても、袋内に収納された光明石は突起部により、安定して容器内に収容できる。砕いた光明石は揺すると互いの接触により細かく砕けて微粉が生じ易く、袋内に収納することにより微粉が容器外に漏れ出して浴槽を汚すことを防止できる。
請求項3に係る考案によれば、容器の外周部に形成する滑り止めは、浅い凹弧状の環状溝を同心円状に複数形成したものとしたので、浅い凹弧状の環状溝部に指先が掛り、滑りを防止できる。
請求項4に係る考案によれば、容器内に収容する光明石の量を1.5kgとしたので、一般家庭の浴槽に使用するのに適している。
本考案の実施例を示す正面図である。 図1の底面図である。 図1の平面図である。 本考案の実施例を示す断面図である。 使用状態を説明する断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。本考案に係る人工温泉器1は、上半部が半球状で所定の浮力を有する浮体2と、下半部が上面が開口した半球状の容器3とを開口面側で嵌合させて着脱可能に連結して合体させたもので、上半部の浮体2には中央部の上下方向に所定の断面積を有して容器3の開口面に連通する通水路4を設けてある。浴湯から人工温泉器1を持ち上げる際、この通水路4から水が抜けるので、抵抗なく持ち上げることができる。
下半部の半球状の容器3にはその下半部の周壁に多数の小孔5を形成して容器3内外を通水可能としてある。また、容器3の上半部の周壁には上下方向に延びる長孔6を周方向に多数形成して容器3内外を通水可能としてある。
容器3の外周面には、浅い凹弧状の環状溝7を同心円状に複数形成した滑り止め8を形成してある。浅い凹弧状の環状溝部7に指先が掛り、滑りを防止できる。後述するように、容器3内には1.5kgの光明石を収容しかなり重いので、滑り易いと危険であり、滑り止め8は重要である。なお、滑り止め8の形状は、浅い凹弧状の環状溝7に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。
容器3内の中央部には、上下方向に突起状の突起部9を形成してある。そして、容器3内には適当な大きさに砕いた光明石10を多数収容してある。光明石10は通水性を有する袋11内に収納してある。容器中央部に設けた突起部9により光明石10を収納した袋体11が安定し、使用中、浴槽内で揺らしても、バランスが崩れ難くなる。砕いた光明石10は揺すると互いの接触により細かく砕けて微粉が生じ易いが、光明石10を袋11内に収納することにより微粉が容器3外に漏れ出して浴槽を汚すことを防止できる。
図に示した人工温泉器1の寸法は直径が約18cm、高さが約17.5cmである。通水路4の直径は約3cmである。容器3内に収容する光明石10の量は1.5kg程度としてある。一般家庭の浴槽の内容量約200リットルに対して約1.5kgの光明石の量が温浴効果を発揮させるために必要な量とされている。
光明石10は、岡山県阿部鉱山産の天然鉱石で、多種多様な水溶性ミネラル成分を含有し、医薬部外品の浴用剤として承認されたものである。含有するミネラルとしては、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸水素カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、珪酸、硫酸カリウムが挙げられる。
係る光明石10を入れて入浴すると、ミネラル成分が浴湯に溶け出し、よく温まり血行を促進し、神経痛や疲労回復に効果を発揮する。
これらの温浴効果を十分に発揮させるためには、光明石10と浴湯とをよく接触させることが重要である。このため、容器3内外の浴湯の流通量を十分に確保する必要がある。これを確保するために、容器3の上半部に周方向に多数形成した長孔6が重要である。
上半部の浮体2の浮力は、容器3内に光明石10を収容した状態で、浴湯に浮遊する程度にしてある(図5)。浮体2内には発泡スチロール材12などの浮力の大きな資材を充填して十分な浮力を確保するようにしてある。なお、符号13は浮体2から発泡スチロール材12を出し入れする際に指を掛ける指掛け穴である。
浮体2の外周面には周方向に延びる突条14を周方向に所定のピッチで形成した滑り止め15を同心円状に3列形成してある。但し、この滑り止め15は必ずしも設けなくてもよい。
上半部の浮体2と下半部の容器3とを着脱可能に連結してあるので、使用により汚れた場合には、容器3を浮体2から取外し、光明石10を取り出して洗浄することができる。なお、図1において、符号16は、上半部の浮体2と下半部の容器3とを着脱可能に連結する際の位置合わせの目印である。
次に、本考案による人工温泉器1の使用法を説明する。浴槽内に本考案による人工温泉器1を浮遊させ、適宜揺らす。すると、容器3内で湯と光明石10とが接触してミネラル成分が浴湯に溶け出し、通水孔6,5を通じて容器3外に流れ出し浴槽内の浴湯の温浴効果が高められ、体が温められ心身のリラックスが得られる。この際、容器3内外の通水孔6,5、特に容器3の上半部の長孔6は流通量が多く、温浴効果を有する湯が多量に流通可能で、温浴効果を十分に発揮させることができる。
1 人工温泉器
2 浮体
3 容器
4 通水路
5 小孔
6 長孔
7 環状溝
8 滑り止め
9 突起部
10 光明石
11 袋
12 発泡スチロール材
13 指掛け穴
14 突条
15 滑り止め
16 目印

Claims (4)

  1. 上半部が半球状の浮体と下半部が上面の開口した半球状の容器とを開口面側で着脱可能に連結し、前記浮体の中央部の上下方向に所定の断面積を有し前記容器の開口面に連通する通水路を設け、前記容器の下半部に多数の小孔を形成し上半部に上下方向に延びる長孔を周方向に多数形成し、前記容器の外周面に滑り止めを形成し、前記容器内に温浴効果を有する光明石を収容したことを特徴とする人工温泉器。
  2. 容器内の中央部に上下方向に突起部を形成し、通水性を有する袋内に光明石を収納した請求項1に記載の人工温泉器。
  3. 容器の外周部に形成する滑り止めは、浅い凹弧状の環状溝を同心円状に複数形成したものである請求項1又は2に記載の人工温泉器。
  4. 容器内に収容する光明石の量を1.5kgとした請求項1〜3のいずれか1項に記載の人工温泉器。


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