JP3154748U - 浴用等に用いる鉱物包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の還元電位を低下させ、人肌にやさしい水質にして入浴、洗顔等に有効な浴用等に用いる鉱物包装体を提供する。【解決手段】通気性を有するシート材により形成された外袋2と、この外袋内に装入され外袋により高い通気性を有するシート材により形成された内袋3とを備える。この内袋は綴じ線4,5により複数区域に区画されて小室6,7を形成し、これら小室に必要により重錘8を、他の小室に粒状鉱物9を封入し、これら鉱物から溶出する成分を水中に滲出させて還元電位を低下させる。【選択図】図5

Description

本考案は、浴用として用いるとき天然温泉と同等の温泉効果をもたらし、洗顔用、身体清浄用として用いるとき美肌を保つことが可能な浴用等に用いる鉱物包装体に関する。
天然温泉は自然界に存在する種々の鉱物から溶出する成分を含んで湧出し、その鉱物の種類や成分によってアルカリ泉、酸性泉等に分類され、古来よりそれぞれの効能が実証されている。
そこで上記天然温泉と同等の成分を溶出する鉱物を多量に用い、天然温泉の泉質に近づけようとすることは従来から種々試みられている。
上記鉱物を用いた天然温泉に近い性質のお湯とする手段として、プラスチック製の容器内に所定の鉱物を収納し、この容器を浴槽内に沈降させておき、その容器内の鉱物から溶出する成分を容器外に滲出させることによって天然温泉に類するお湯とすることも考えられる。
しかしこのような手段によると、浴槽に注入した水を還元水とするのに長い時間(3時間位)経過しないと還元反応が生じず、実用上使用することが難しい。
ちなみに通常の水道水は還元電位が600〜650mvと高く、このまま湯を沸かして入浴すると人肌は日常微量に酸化されて疲労しているので人体の肌に対し好ましくないものとなる。
特開2002−308758
本考案は、入浴用の湯とするとき天然温泉の泉質に近づけながら適温を保ったまま短時間で還元電位を支障のない値にまで低下させ、人体の肌に対し悪影響を与えることをなくすることができ、また洗顔等に用いたとき肌を傷めることがなく、美肌を保つことのできる浴用等に用いる鉱物包装体を提供することを課題としてなされたものである。
上記課題を解決する手段として本考案は、通気性を有するシート材により形成された外袋と、この外袋内に装入され該外袋より高い通気性を有するシート材により形成された内袋とを備え、この内袋は綴じ線により複数区域に区画されて小室が形成され、これら小室内に天然温泉と同室乃至は類似の成分を溶出する粒状鉱物が封入され、水分の還元電位を低下させるようにしたことにある。
上記外袋および内袋はメッシュ材で構成することが好ましい。
そしてこのメッシュ材のメッシュは、外袋を構成するシート材のメッシュが内袋を構成するシート材のメッシュより5〜10倍細かいメッシュとするのがよい。
前記外袋を構成するシート材はポリエステルとし、前記内袋を構成するシート材はポリエチレンとすることが好ましい。この場合、内袋の小室を区画する綴じ線はヒートシールによることができる。
一方、浴用とする場合は、内袋の幅方向中央位置に該内袋の一端から他端にかけて細長い錘り用小室を区画形成し、この小室内に比重の大きい金属材料が重錘として封入した構成とされる。
上記重錘となる金属材料はステンレススチールの小球群、細長い棒状群で構成することが好ましい。
前記内袋の小室内に収納する鉱物としては、マグネシウム、珪素、亜硫酸カルシウム、チタン、トルマリン等から選択して使用される。
本考案によれば、浴用として用いるものとするときは内袋内に重錘を内蔵した構成とすることにより浴槽内に投入することによって浴槽の底部に沈降し、安定して置くことができる。
内袋の小室にそれぞれ収納された粒状鉱物から溶出する成分が内袋を構成する通気性の大きいシート材(メッシュ)を通じて外袋内に滲出し、さらに外袋を構成する通気性の小さいシート材(メッシュ)を通じて浴槽内の湯中に滲出し、天然温泉と同様の成分を有する湯に変化させて入浴することができる。
上記において、例えば鉱物がマグネシウムである場合、内袋から滲出して湯中で発生する水素ガスが外袋内に一旦封入状態におかれ、前述のように外袋から逐次湯中に滲出することになり、湯によく溶け込むことになって一層還元電位を低下させる効果をもたらす。
上記の機能に基づき浴槽内の水の還元電位が低下し、人体の肌にやさしいお湯となって入浴効果を一段と高めることができる。
一方、内袋の中央位置の錘り用小室内に錘りを内蔵することにより、この重錘の重量によって浴槽の底部に安定して置かれるのでその両側の小室部分は自己の浮力や湯の動きにより斜めに傾斜した姿勢に浮き上がって浮遊し、これにより当該位置におかれる鉱物収納部分の広い面積が湯に接することになり、鉱物から溶出する成分(ガス)を一層効果的に湯中に混入させることができる。
前記重錘には、ステンレススチールのように錆のこない金属を用いることが好ましいが、その他陶器や天然石などであってもよい。
本考案による浴用等に用いる鉱物包装体の一実施形態を示す平面図。 同、外袋の平面図。 同、内袋の平面図。 図3のA−A相当の断面図。 同、一部を断面表示した斜視図。 同、浴槽内湯中に投入した状態を示す説明図。
図1は本考案による浴用等に用いる鉱物包装体の一実施形態を示す平面図で、この包装体(1)は、外袋(2)と、この外袋(2)内に装入される内袋(3)とを有しており、この外袋(2)、内袋(3)は共にメッシュ材からなるシート材で構成され、通常家庭用としては1辺が250〜300mm程度の平面視正方形とされる。
上記外袋(2)を構成するシート材のメッシュは内袋(3)を構成するシート材のメッシュの5〜10倍細かいものとされている。
前記外袋(2)は、図2に平面図を示すように1辺が開放された袋状に形成され、この開放部(2a)から内袋(3)を装入して該開放部(2a)を封着するようになっている。
前記内袋(3)は前記外袋(2)内に装入し得る大きさとされ、図3に示すように綴じ線により複数区域に区画されている。
図示の実施形態では、浴用とした場合を示しており、内袋(3)の幅方向中央位置の一端から他端にかけて2条の綴じ線(5),(5)により細長形状の錘り用小室(6)が区画形成され、その両側に綴じ線(5),(5)により片側2つずつ計4つの小室(7),(7)…が区画形成されている。
上記細長形状の錘り用小室(6)内には、図4、図5に示すように重錘(8)となるステンレススチール製の小球群が封入され、他の小室(7),(7)…には粒状鉱物(9)としてマグネシウム、珪素、亜硫酸カルシウム、チタン、トルマリン等が目的に応じ選択されてそれぞれの小室(7),(7)…内に封入されている。
なお浴用とせず、洗顔用、身体洗浄用とする場合には、前記錘り用の小室(6)を省略し、粒状鉱物のみを封入する構成とすればよい。
前記外袋(2)および内袋(3)の構成シート材としては、外袋(2)はポリエステル、内袋(3)はポリエチレンからなるメッシュ材が用いられる。そして内袋(3)のシート材は50メッシュ程度のものを用い、外袋(2)のシート材は内袋(3)のメッシュの1/5〜1/10程度の細かいものが用いられる。
したがって浴用とした場合には、図6に示すように湯張りした浴槽(10)内に鉱物包装体(1)を投入すると、内袋(3)内に封入されている重錘(8)の重量により浴槽(10)の底部(10a)上に沈降し、安定して置かれる。
その後、内袋(3)の小室(7),(7)…に封入されている粒状鉱物(9)から溶出する成分(ガス)が内袋(3)のシート材のメッシュを通って外袋(2)内に滲出し、内袋(3)と外袋(2)との間の空間内に一旦保留される。
このとき内袋(3)のメッシュより外袋(2)のメッシュが著しく小さいので内袋(3)に内封されている粒状鉱物(9)から溶出する成分(ガス)は徐々に湯中に流出して混合し、これにより浴槽(10)内の水の還元電位を短時間で低下させ、アルカリ温泉系の湯に変化させる。
内袋(3)の各小室(7),(7)…内に等量ずつ合計350gの粒状鉱物(9)を封入した場合、還元電位が通常550〜650mv程度の水道水が約30分で140〜220mvまで低下させることが可能となる。
前記のように浴槽(10)内に浴用の鉱物包装体(1)を投入した場合、図6にみられるように中央の重錘(8)は安定した状態におかれるが、左右の粒状鉱物(9),(9)…を封入した部分は湯の動き等により底部(10a)から浮き上がり、その全面が湯に接することになって鉱物から溶出する成分がより一層湯中に混入することが助長される。
1 本考案による浴用等に用いる鉱物包装体
2 外袋
3 内袋
4、5 綴じ線
6 錘り用小室
7 鉱物用小室
8 重錘
9 粒状鉱物
10 浴槽
10a 底部

Claims (9)

  1. 通気性を有するシート材により形成された外袋と、この外袋内に装入され該外袋より高い通気性を有するシート材により形成された内袋とを備え、この内袋は綴じ線により複数区域に区画されて小室が形成され、これら小室内に天然温泉と同質乃至は類似の成分を溶出する粒状鉱物が封入され、水分の還元電位を低下させるようになされていることを特徴とする浴用等に用いる鉱物包装体。
  2. 前記外袋および内袋を構成するシート材はメッシュ材からなっている請求項1記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  3. 前記外袋を構成するシート材のメッシュは、内袋を構成するシート材のメッシュより5〜10倍細かいメッシュとされている請求項2記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  4. 前記外袋を構成するシート材はポリエステルからなり、前記内袋を構成するシート材はポリエチレンからなっている請求項1〜3のいずれか1項記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  5. 前記内袋の小室を画成する綴じ線はヒートシールによっている請求項4記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  6. 前記内袋の幅方向中央位置に該内袋の一端から他端にかけて細長い錘り用小室が区画形成され、この小室内に比重の大きい金属材料が重錘として封入されている請求項1〜5のいずれか1項記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  7. 前記重錘となる金属材料はステンレススチールの小球群で構成されている請求項6記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  8. 前記重錘となる金属材料はステンレススチールの細長い棒状群で構成されている請求項6記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
  9. 前記内袋の小室内に収納される鉱物は、マグネシウム、珪素、亜硫酸カルシウム、チタン、トルマリン等から選択されている請求項1〜8のいずれか1項記載の浴用等に用いる鉱物包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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