JP3230010B2 - 液晶カラー表示装置 - Google Patents

液晶カラー表示装置

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JP3230010B2 JP07588092A JP7588092A JP3230010B2 JP 3230010 B2 JP3230010 B2 JP 3230010B2 JP 07588092 A JP07588092 A JP 07588092A JP 7588092 A JP7588092 A JP 7588092A JP 3230010 B2 JP3230010 B2 JP 3230010B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶カラー表示装置に
関するもので、詳しくは温度変化による画素の特性変動
に対する自動調整に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶カラー表示装置は、輝度信号
と色信号に基づいて3原色信号を各々出力するマトリッ
クス回路と、このマトリックス回路から出力された3原
色信号に、画素に用いた液晶についての印加電圧と透過
率との関係に対応する非線形性を持たせるγ変換回路
と、γ変換された3原色信号の夫々に、画素に用いた液
晶の透過率が変動しない領域に対応する電圧を加えるバ
イアス発生回路とを有するものとなっている。
【0003】ところで、液晶の印加電圧と透過率との関
係は、温度によって変動するため、外気温の変動や装置
自体の発熱に応じて調整を行う必要がある。
【0004】従来、上記調整を手動で行う煩わしさを解
消するために、る黒レベル電位の温度係数と絶対値の等
しい温度係数の基準電源を設け、基準電源の出力電位に
基づいて輝度信号の電位を自動調節することが提案され
ている(特開昭64-68795号公報)。即ち、この提案は、温
度変化に対応するための自動調整を、3原色信号を得る
前に3原色信号共通で行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画素の
印加電圧と3原色光の透過率の関係は、光の色によって
相違する。
【0006】図7及び図8は、液晶のリタゼーション
(液晶介在厚さ×液晶の複屈折率)を横軸に、液晶の透
過率を縦軸にとって、黒色表示時の波長の異なる光のリ
タゼーションと透過率の関係を示したもので、この関係
から明らかなように、3原色の画素が同一の状態で形成
されているとすると、3原色光の透過率は異なるものと
なる。従って、従来のように3原色信号を共通に調整し
た場合、せっかく温度変化に対応させるための自動調整
を行っているにも拘わらず、例えば黒を表示すべき箇所
に色が付いてしまうことも生じる。
【0007】本発明は、このような従来の問題点にかん
がみてなされたもので、温度変化に対応するための自動
調整を、3原色信号の夫々に対して最適に行うことがで
きるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明で講じ
られた手段を、第1の実施例に対応する図1で説明する
と、本発明では、表示部9の温度を検出する温度検出素
子1と、3原色信号に対応して3つ設けられており、3
原色信号に対して各々非線形特性を付与して該3原色信
号を各々γ変換するγ変換回路3と、温度検出素子1で
検出された温度下での画素2の印加電圧と3原色光の各
透過率との関係に応じて、上記3つのγ変換回路3によ
る3原色信号の各γ変換を制御するγ変換コントロール
回路4と、温度検出素子1で検出された温度下で3原色
光の透過率が変動しない画素2の各電圧領域に対応する
電圧をバイアスとして、上記3つのγ変換回路3によっ
γ変換された3原色信号に加えるバイアス回路5と
を有する液晶カラー表示装置としているものである。
た、本発明は、前記温度検出素子1が、画素2に接近し
て形成されていること、及び、温度検出素子1が、駆動
トランジスタ2aと同一工程で設けられたダイオードで
あることを好ましい態様として含むものである。
【0009】
【実施例及び作用】図1は本発明の第1の実施例を示す
もので、図中6はマトリックス回路で、輝度信号Yと色
信号Cに基づいて、3原色信号(R:赤、G:緑、B:
青)を出力するものである。
【0010】上記マトリックス回路6は、3原色信号に
対応して設けられた3つのγ変換回路3に接続されてい
る。このγ変換回路3は、画素2の印加電圧と透過率の
関係、即ち使用する液晶の印加電圧と透過率の関係が直
線で表示される関係ではなく、図6に示されるように非
線形で表示される関係であることから、3原色信号の夫
々にこの非線形特性を付与するものである。
【0011】γ変換回路3は、夫々反転駆動回路7に接
続されている。この反転駆動回路7は、一定周期毎に共
通電極電位に対して信号の正負を逆転させ、画素2の正
側駆動と負側駆動を一定周期毎に交互に発生させるもの
である。この反転駆動回路7は、例えば液晶としてTN
液晶を用いた場合に、画素2を正側又は負側のみで駆動
した場合の生じる所謂焼き付きを防止するためのもので
ある。
【0012】反転駆動回路7から出力された3原色信号
は、バイアス回路5によってバイアス電圧が加えられた
後液晶駆動電圧変換回路8に入力されるものとなってい
る。
【0013】図6から明らかなように、通常液晶には透
過率が変動しない電圧領域(図6では1.5V程度)が
ある。このため、液晶の透過率を変動させるためにはこ
の電圧領域以上の電圧を液晶、即ち画素2に印加する必
要がある。バイアス回路5は、この電圧領域以上の電圧
を3原色信号の夫々に持たせるために、当該電圧領域に
対応する電圧をバイアスとして3原色信号に加えるもの
である。また、液晶駆動電圧変換回路8は、3原色信号
を夫々対応する駆動信号VR ,VG ,VB として表示部
9へ出力するものである。
【0014】表示部9は、特に図2に明示されるよう
に、R,G,Bの各画素2と、これを駆動するための垂
直ラインドライバ10及び水平ラインドライバ11と、
R,G,Bの各駆動信号VR ,VG ,VB をON・OF
Fするデータ線入力スイッチ12を有している。特に本
発明においては、これらの他に、温度検出素子1が設け
られている。尚、2aは駆動トランジスタ、2bは液晶
層である。
【0015】図3に明示されるように、温度検出素子1
は、駆動トランジスタ2aと同一の工程で製造できるダ
イオードが最適で、またできるだけ画素2に接近して形
成することが好ましい。尚、図3において、Aはアノー
ド、Kはカソード、15は透明な絶縁層、16は画素電
極、17は配向層、18は共通電極、19は透明基板、
20は遮光層、21はカラーフィルタである。
【0016】温度検出素子1は、表示部9の温度を検出
するためのもので、図1に示されるように温度検出回路
13に接続されている。温度検出回路13は、温度検出
素子1の出力を電圧に変換する回路で、例えば図に示
されるような回路が利用できる。
【0017】図4に示される温度検出回路13は、温度
検出素子1としてダイオードを使用し、このダイオード
にオペアンプの仮想接地を用いてVC /Rの電流を流
し、アノードAとカソードKの電位差VA-K を検出する
ものである。図4に示される温度検出回路13の出力V
tempの特性は図5に示されるようなもので、Vtemp=V
C +VA-K であり、VA-K が約−2mV/℃の温度特性
を有するので温度計として使用できるものである。
【0018】温度検出回路13は、バイアス回路5とγ
変換コントロール回路4に接続されている。
【0019】バイアス回路5に温度検出回路13を接続
しているのは、図7及び図8で説明したように、3原色
光の夫々で、画素2への印加電圧と透過率の関係が相違
するためである。この温度検出回路13が接続されたバ
イアス回路5は、液晶の透過率が変動しない電圧領域
を、温度検出素子1で検出された温度下での画素2の印
加電圧と3原色光の夫々の透過率との各関係から定め
て、これに対応する電圧をバイアスとして3原色信号に
夫々加えるものである。
【0020】一方、温度検出回路13が接続されたγ変
換コントロール回路4は前述したγ変換回路3に接続さ
れている。温度検出回路13が接続されたγ変換コント
ロール回路4は、γ変換回路3で行うγ変換が、温度検
出素子1で検出した温度に応じて行われるよう、γ変換
回路3を制御するものである。即ち、このγ変換コント
ロール回路4によって、γ変換回路3で行われる3原色
信号についてのγ変換が、温度検出素子1で検出された
温度下での画素2の印加電圧と3原色光の透過率の各関
係に基いて行われることになる。
【0021】尚、以上の第1の実施例においては、反転
駆動回路7からの出力にバイアス回路5からの出力を加
えるようになっているが、バイアス回路5からの出力
は、反転駆動回路7に入力される前のγ変換回路3から
の出力に加えてもよい。
【0022】図9及び図10は本発明の第2の実施例を
示すもので、本実施例における表示部9では、RとG、
GとB、BとRの入力が共通に接続されており、この接
続状態でR、G、Bの各画素2を正しく駆動するため
に、入力切換スイッチ14が設けられている点、及び、
バイアス回路5がγ変換回路3と反転駆動回路7の間に
接続されている点以外は前述の第1の実施例と同様であ
る。また、本第2の実施例においては、入力切換スイッ
チ14を、液晶駆動電圧変換回路8と表示部9との間に
設けているが、これはγ変換回路3と反転駆動回路7の
間に設けてもよい。
【0023】図11は本発明の第3の実施例を示すもの
で、3原色の各々について、+側で駆動するための入力
ラインと−側で駆動するための入力ラインの合計6本の
入力ラインを有する表示部9に対応させたもので、3原
色の夫々につき、+側と−側の夫々の液晶駆動電圧変換
回路8と夫々の入力ラインを有するものとなっている点
以外は第2の実施例と同様である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、3原色信号を、夫々温度変化に応じて最適な調整を
自動的に行なった上で入力することができるので、温度
変化に拘らず高品質な画像を自動的に得ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】第1の実施例における表示部の等価回路図であ
る。
【図3】表示部の温度検出素子付近の断面図である。
【図4】温度検出回路の説明図である。
【図5】図4に示される温度検出回路の特性を示すグラ
フである。
【図6】液晶の印加電圧と等価率の関係を示すグラフで
ある。
【図7】液晶のリタゼーションと透過率の関係を示すグ
ラフである。
【図8】図6のグラフの部分拡大図である。
【図9】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図10】第2の実施例における表示部の等価回路図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 温度検出素子 2 画素 2a 駆動トランジスタ 2b 液晶層 3 γ変換回路 4 γ変換コントロール回路 5 バイアス回路 6 マトリックス回路 7 反転駆動回路 8 液晶駆動電圧変換回路 9 表示部 10 垂直ラインドライバ 11 水平ラインドライバ 12 データ線入力スイッチ 13 温度検出回路 14 入力切換スイッチ 15 絶縁層 16 画素電極 17 配向層 18 共通電極 19 透明基板 20 遮光層 21 カラーフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−7517(JP,A) 特開 平3−36519(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部の温度を検出する温度検出素子と、3原色信号に対応して3つ設けられており、3原色信号
    に対して各々非線形特性を付与して該 3原色信号を各々
    γ変換するγ変換回路と、 温度検出素子で検出された温度下での画素の印加電圧と
    3原色光の各透過率との関係に応じて、上記3つのγ変
    換回路による3原色信号の各γ変換を制御するγ変換コ
    ントロール回路と、 温度検出素子で検出された温度下で3原色光の透過率が
    変動しない画素の各電圧領域に対応する電圧をバイアス
    として、上記3つのγ変換回路によってγ変換された
    3原色信号に加えるバイアス回路とを有することを特徴
    とする液晶カラー表示装置。
  2. 【請求項2】前記温度検出素子が、画素に接近して形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の液晶カラー
    表示装置。
  3. 【請求項3】温度検出素子が、駆動トランジスタと同一
    工程で設けられたダイオードであることを特徴とする請
    求項1記載の液晶カラー表示装置。
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