JP3229622U - コット - Google Patents
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Abstract
【課題】展開・収納に便利であり、収納後に体積が著しく小さくなり、持ち運びに便利であり、展開後の寝床の安定性が高い、コットを提供する。【解決手段】コットは、折り畳みフレームアセンブリと、折り畳みフレームアセンブリに接続され、寝床面に充てるための生地本体3とを備える。折り畳みフレームアセンブリは、平行に対向する一対の寝床支持パイプと、寝床支持パイプを所定の高さで支持し、1対のL字型脚パイプ1と脚パイプ間に接続されたヒンジ接続ストッパー4を有する複数の脚パイプアセンブリとを備える。生地本体の両側は、一対の寝床支持パイプに固定され、寝床支持パイプは、長手方向に沿って折り畳むようになっており、脚パイプアセンブリは、一対の寝床支持パイプが互いに離れる方向に折り返すようになっており、生地本体には、その幅を調節するための調節部が設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、コットに関する。
社会のたゆまぬ進歩、人々の生活水準のたゆまぬ向上に伴い、アウトドア活動が人気を集め、人々の日常生活や娯楽において重要な位置を占めるようになっている。
周知の通り、野外は、湿気が高い、蚊や虫が多い、地面が冷たいなど、条件が劣悪であり、キャンプのときに、屋外で地面の上に直接寝ると、健康に極めて不利であり、蚊や虫に刺されるだけでなく、空気や地面の冷気に襲われ、関節炎やリウマチなどの原因となりやすい。そのため、折り畳みコットが誕生した。折り畳みコットは、操作が便利で、折り畳むことができる簡易ベッドであり、普通のシングルベッドよりも場所をとらず、適用範囲が広範で、人々に多くの利便性をもたらしており、外出時に持ち運ぶことができ、長期にわたり屋外に置いておき休憩のために使うこともできる。折り畳みコットは、全体を縮めることができる、持ち運びに便利である、安全で信頼性が高くい、外出や旅行のときに使用できる、などの長所があるため、アウトドア活動の愛好者によって広範に用いられている。
しかしながら、現有構造のキャンプ用コットの寝床面および折り畳み支持部は、着脱可能な接続方式を採用しており、寝床面を折り畳み支持部から取り外さなければ、折り畳み支持部を折り畳むことができない。一部のキャンプ用コットは、2本の寝床支持パイプと締結構造を有する複数の脚パイプとからなり、組み立てるときに、寝床支持パイプを1本1本生地のスリーブに通し、脚パイプを1つ1つ単独で取り付ける必要があり、取り外すときには、脚パイプを1本1本取り外してから、寝床支持パイプを生地の中から抜き出さなければならず、非常に面倒で、部品がバラバラになって紛失しやすい。
そのため、キャンプ用コットの折り畳みの容易性をいかにして改善するかが、当業者にとって解決が必要な技術的課題となっている。
本考案は、展開・収納に便利であり、収納後に体積が著しく小さくなり、持ち運びに便利であり、展開後の寝床の安定性が高い、コットを提供することを目的とする。
上記目的を実現するため、本考案は、折り畳みフレームアセンブリと、前記折り畳みフレームアセンブリに接続され、寝床面に充てるための生地本体と、を備えており、
前記折り畳みフレームアセンブリは、平行に対向して設けられた一対の寝床支持パイプと、前記寝床支持パイプの下側に接続され、前記寝床支持パイプを所定の高さで支持するための複数の脚パイプアセンブリと、を備えており、前記生地本体の両側は、前記一対の寝床支持パイプに固定されており、
前記寝床支持パイプは、長手方向に沿って折り畳み可能になっており、前記脚パイプアセンブリは、前記一対の寝床支持パイプが互いに離れる方向に回転して折り曲げ可能になっており、前記生地本体には、前記生地本体の幅を調節するための調節部が設けられている、コットを提供する。
前記折り畳みフレームアセンブリは、平行に対向して設けられた一対の寝床支持パイプと、前記寝床支持パイプの下側に接続され、前記寝床支持パイプを所定の高さで支持するための複数の脚パイプアセンブリと、を備えており、前記生地本体の両側は、前記一対の寝床支持パイプに固定されており、
前記寝床支持パイプは、長手方向に沿って折り畳み可能になっており、前記脚パイプアセンブリは、前記一対の寝床支持パイプが互いに離れる方向に回転して折り曲げ可能になっており、前記生地本体には、前記生地本体の幅を調節するための調節部が設けられている、コットを提供する。
前記調節部は、具体的には、前記生地本体の長手方向に沿って設けられたファスナーであってもよく、前記ファスナーは、前記脚パイプアセンブリを回転させて折り曲げるときに、開いていてもよい。
前記生地本体の長手方向の両端には縁取りが設けられていてもよく、前記縁取りは、前記ファスナーの両側に位置する前記生地本体を接続するようになっていてもよく、前記ファスナーの端部に対応して前記縁取りは外向きに凸であってもよい。
前記脚パイプアセンブリは、いずれも、ヒンジ接続ストッパーと、前記ヒンジ接続ストッパーに回動接続された一対の脚パイプと、を有していてもよい。
前記一対の脚パイプはL字型であってもよく、前記一対の脚パイプの長手辺は前記ヒンジ接続ストッパーに接続されていてもよく、前記一対の脚パイプの短手辺は同じ方向に延在して前記寝床支持パイプに接続されていてもよい。
前記寝床支持パイプは、複数のヒンジ接続部と、ヒンジ接続部によって順次接続された複数のサイドパイプとを備えており、前記脚パイプアセンブリは、前記ヒンジ接続部の底部に固定接続されていてもよい。
前記ヒンジ接続部は、
前記寝床支持パイプの両端に設けられ、両端の前記サイドパイプにヒンジ接続された端部ヒンジ接続部であって、その底部が両端の前記脚パイプアセンブリに固定接続された前記端部ヒンジ接続部と、
前記寝床支持パイプの中間部に設けられ、隣り合う前記サイドパイプに接続された中間部ヒンジ接続部であって、その底部が中間部の前記脚パイプアセンブリに固定接続された中間部ヒンジ接続部と、を有していてもよい。
前記寝床支持パイプの両端に設けられ、両端の前記サイドパイプにヒンジ接続された端部ヒンジ接続部であって、その底部が両端の前記脚パイプアセンブリに固定接続された前記端部ヒンジ接続部と、
前記寝床支持パイプの中間部に設けられ、隣り合う前記サイドパイプに接続された中間部ヒンジ接続部であって、その底部が中間部の前記脚パイプアセンブリに固定接続された中間部ヒンジ接続部と、を有していてもよい。
前記中間部ヒンジ接続部の隣り合う前記サイドパイプを覆い支持するためのU字形ストッパーハウジングが設けられていてもよく、前記U字形ストッパーハウジングは、前記サイドパイプが前記中間部ヒンジ接続部の周りを一方向に回転し折り畳みされるように制限するようになっていてもよい。
前記中間部ヒンジ接続部は複数とすることが可能である。前記複数の中間部ヒンジ接続部は、前記寝床支持パイプの両端から中間に至る方向にいくにしたがって、その長さが、前記U字形ストッパーハウジングの長手方向に沿って増加していてもよい。
上述した背景技術に対して、本考案で提供するコットは、折り畳みフレームアセンブリと、折り畳みフレームアセンブリに接続された生地本体と、を備えており、折り畳みフレームアセンブリを展開した後、生地本体が完全に展開されて、寝床面に充てるために用いることができる。折り畳みフレームアセンブリは、生地本体の両側にそれぞれ接続された一対の寝床支持パイプを備えており、2つの寝床支持パイプの底部には、複数の脚パイプアセンブリが接続されており、脚パイプアセンブリは、寝床支持パイプ、すなわち生地本体を所定の高さで支持するようになっている一方で、寝床支持パイプを回転させることにより脚パイプアセンブリの折り畳みを実現し、その後、さらに寝床支持パイプをその長手方向に沿って折り畳む。
2方向の折り畳みによって、このコットは、折り畳んだ後に体積が著しく小さくなり、収納や持ち運びに便利である。また、脚パイプアセンブリは外向きに回転させて折り曲げる形式、すなわち、一対の寝床支持パイプが互いに離れる方向に回転させて折り曲げ、脚パイプアセンブリを回転させる方向は、生地本体に荷重がかかったときに牽引力を受ける方向とは逆であり、生地本体または寝床支持パイプが、重力を受けることによって内側に折り畳まれることがなく、寝床の安定性が向上する。脚パイプアセンブリを外向きに回転させ折り畳むときには、一対の寝床支持パイプアセンブリの間隔、すなわち生地本体の幅が、回転角度の増大に伴って大きくなった後に小さくなる。生地本体を取り外さずに折り畳めるようにするために、生地本体には、幅を調整するための調節部が設けられており、折り畳むときに、調節部によって生地本体の幅を増加させ、生地本体が脚パイプアセンブリの折り畳みを制限することを回避することにより、折り畳み収納の便利さを高める。
本考案の実施例または先行技術における技術手法をより明晰に説明するために、実施例または先行技術の記述に必要な図面について、以下で簡単に紹介する。以下の記述における図面は、本考案の実施例にすぎず、当業者にとって、創造的労働を行わない前提において、提供された図面に基づき他の図面をさらに得ることができることは自明のことである。
以下、本考案の実施例における図面と合わせ、本考案の実施例における技術手法について、明晰かつ完全に記述するが、記述する実施例は、本考案の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではないことは明らかである。本考案における実施例に基づき、当業者が創造的労働を行わない前提において得た他の実施例は全て、本考案の保護する範囲に属する。
当業者が本実用新案をよりよく理解できるようにするため、図面および具体的な実施形態と合わせて、本考案について、以下でさらに詳細に説明する。
図1〜図10を参照し、図1は、本考案の実施例で提供する迅速展開・収納キャンプ用コットの模式図であり、図2は、図1に示すキャンプ用コットの折り畳み模式図であり、図3は、図1における迅速展開・収納キャンプ用コットの折り畳みフレームアセンブリの模式図であり、図4は、図3におけるA部の拡大図であり、図5は、図3におけるB部の拡大図であり、図6は、図3におけるC部の拡大図であり、図7は、図3における脚パイプアセンブリの模式図であり、図8は、図7における脚パイプアセンブリの接続模式図であり、図9は、図1における迅速展開・収納キャンプ用コットの生地本体の模式図であり、図10は、本考案の別の実施例で提供する迅速展開・収納キャンプ用コットの生地本体の模式図である。図2における白抜き矢印は、折り畳み順序を表し、実線弧形の矢印は、折り畳み方向を表す。
本考案で提供する迅速展開・収納キャンプ用コットは、折り畳みフレームアセンブリと、折り畳みフレームアセンブリに接続された生地本体3と、を備えている。折り畳みフレームアセンブリを完全に展開した後は、生地本体3は寝床面として用いられる。折り畳みフレームアセンブリは、複数の脚パイプアセンブリおよび一対の寝床支持パイプの2つの部分からなる。一対の寝床支持パイプの両端は、生地本体3の両側にそれぞれ接続され、一対の寝床支持パイプを調節することにより、生地本体3の展開および折り畳み収納が可能になる。複数の脚パイプアセンブリの両端は、一対の寝床支持パイプにそれぞれ接続され、寝床支持パイプを支持するようになっている。また、脚パイプアセンブリを調節し、回転させて折り畳むことにより、寝床支持パイプ間の間隔を調節できる。生地本体3には、その幅を調節するための調節部が設けられており、脚パイプアセンブリおよび寝床支持パイプアセンブリの回転折り畳みが生地本体3の幅によって制限されないようにしている。
次に、図面と具体的な実施例を合わせ、本考案で提供する迅速展開・収納キャンプ用コットについてさらに詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、本考案で提供する具体的な実施例において、寝床支持パイプは、複数のヒンジ接続部と、順次接続された複数のサイドパイプ2とを有している。サイドパイプ2は、ヒンジ接続部によって接続されており、寝床支持パイプの長手方向に沿って回転し折り畳み可能になっている。脚パイプアセンブリは、一対のL字型の脚パイプ1と、一対のL字型脚パイプ1の間に接続されたヒンジ接続ストッパー4とを有している。一対の脚パイプ1は、長手辺と、短手辺とを有する。一対の脚パイプ1の長手辺は、ヒンジ接続ストッパー4によって回動可能に接続されている。一対の脚パイプ1の短手辺は、同じ方向に延在して寝床支持パイプのヒンジ接続部の底部に固定接続されており、寝床支持パイプまたは生地本体3を所定の高さで支持できるようにしている。脚パイプアセンブリは、ヒンジ接続ストッパー4によってキャンプ用コットの幅方向に沿った回転折り畳みが可能になっており、寝床支持パイプは、ヒンジ接続部によってキャンプ用コットの長手方向の折り畳みが可能になっており、二つの方向(キャンプ用コットの幅方向及び長手方向)に折り畳むことにより、折り畳んだ後の体積が著しく小さくなる。
ヒンジ接続ストッパー4は、一対の脚パイプ1を回動可能に接続するようになっているとともに、寝床支持パイプが互いに離れる方向にのみ一対の脚パイプ1を回転させて折り曲げることができるよう制限している。ヒンジ接続ストッパー4の実現は、図7および図8を参照することができ、場合に応じて、従来技術にある一方向に回転するヒンジ接続部の構造により実現可能である。より具体的には、ヒンジ接続ストッパー4は、脚パイプアセンブリが略U字状に展開された状態(以下、展開状態と称する。(図3参照))から、ヒンジ接続ストッパー4が回転して脚パイプアセンブリが生地本体3側(前記一方向)に折り曲げられる一方、その脚パイプアセンブリの折り曲げ状態から、ヒンジ接続ストッパー4が前記回転の逆回転し、脚パイプアセンブリが展開状態に戻り、ヒンジ接続ストッパー4がそれ以上の前記逆回転をストップさせる構成となっている。
寝床支持パイプは、順次接続された複数のサイドパイプ2を有している。サイドパイプ2は、ヒンジ接続部によって接続されるとともに、脚パイプ1に固定されるようになっている。ヒンジ接続部は、位置の違いにより、端部ヒンジ接続部5および中間部ヒンジ接続部6として設けられており、具体的には、さらに図4〜図6を参照することができる。
端部ヒンジ接続部5は、寝床支持パイプの両端に設けられており、最端部のサイドパイプ2に接続されるようになっている。中間部ヒンジ接続部6は、サイドパイプ2の間に設けられ、隣り合うサイドパイプ2を接続するようになっている。
端部ヒンジ接続部5であっても、中間部ヒンジ接続部であっても、底部によってL字型の脚パイプ1の短手辺の端部に固定接続されており、側部に設けられたヒンジ接続溝によって、サイドパイプ2にヒンジ接続されることにより、ヒンジ接続部に対してサイドパイプ2が回転するようになっている。
端部ヒンジ接続部5および中間部ヒンジ接続部6の底部には、いずれも脚パイプ1の端部を挿接するための挿接穴が設けられており、脚パイプ1の短手辺を挿接穴に挿接した後、位置決めピンまたは位置決めネジにより固定接続を実現し、脚パイプ1がヒンジ接続部から脱落することを回避する。端部ヒンジ接続部5の側部の一方の側にヒンジ接続溝が設けられており、サイドパイプ2は、ヒンジ接続軸によってヒンジ接続溝内に接続される。中間部ヒンジ接続部6の側部の両側には、いずれもヒンジ接続溝が設けられており、両側のヒンジ接続溝は180°を呈し、すなわち逆方向に延在して、隣り合うサイドパイプ2を同軸に延在させるようになっている。
ヒンジ接続溝の外壁は、C字形またはU字形のストッパーハウジング21を形成し、周方向ストッパーハウジングは、サイドパイプ2に対するストッパーを形成し、サイドパイプ2を溝の開口方向に沿って一方向にのみ回転させて折り畳むことができるようにする。サイドパイプ2アセンブリの長手方向に沿って内側にサイドパイプ2を折り畳むときに、折り畳み部分の厚みが徐々に増加するため、折り畳みを完了するのに便利である。中間部ヒンジ接続部6の長さは、サイドパイプ2アセンブリの両端から中央に至る方向に沿って徐々に長くなっており、すなわち、サイドパイプ2アセンブリの中央に近いほど、隣り合うサイドパイプ2の間の間隔が大きくなっており、これに対応して、中間部ヒンジ接続部6の2つのヒンジ接続サイドパイプ2のヒンジ接続軸の間隔が大きくなっている(図3参照)。
折り畳む必要があるときに、まずヒンジ接続ストッパー4を中心に脚パイプ1を両側に回転させ、寝床支持パイプの間隔が大きくなった後に小さくなり(図2の上から1番目の図及び上から2番目の図参照)、ヒンジ接続部の開口が上向きになったときに、寝床支持パイプの長手方向に沿ってヒンジ接続部を折り畳み点として折り畳み(図2の上から3番目の図参照)、そして、ヒンジ接続ストッパー4で折り畳み点に対して脚パイプ1を折り畳む(図2の上から4番目の図参照)。展開する必要があるときには、逆の順序で展開する。なお、脚パイプアセンブリの幅は、寝床支持パイプの間隔が大きくなるにつれて大きくなり、最大となった後(最大幅となった後)に、寝床支持パイプの間隔が小さくなるにつれて小さくなる。
上述した折り畳みプロセスにおいて、一対の寝床支持パイプの間隔、すなわち生地本体3の幅に変化が生じることは明らかであるが、生地本体3による脚パイプ1の回転折り畳みに対する制限を克服するため、キャンプ用コットを折り畳む前に、調節部によって生地本体3の幅を調節する必要がある。
そのため、上記実施例において、図9に示すように、調節部は、具体的には、生地本体3の縦方向に沿って延在するファスナー7として設けられており、縦方向とは、脚パイプアセンブリの幅に垂直な方向、すなわち、生地本体3の長手方向である。ファスナー7が開くことによって、生地本体3が二つの生地31、32に分離され、生地本体3の幅が広がる(図2の最も上の図参照)。折り曲げられた脚パイプアセンブリが、分離された二つの生地31、32の間に挿入される(図2の上から二つ目の図参照)。ファスナー7を開くときに、ファスナー7によって広がる幅により、脚パイプアセンブリを最大幅まで回転させたときに増大する幅を補う。
このとき、以下の条件を満たす必要がある。生地本体3の幅にファスナー7を開いたときに広がる幅を加味した幅が、脚パイプアセンブリの最大幅以上であり、生地本体3が脚パイプアセンブリの回転に影響を及ぼさないようにする。かつ、生地本体3の幅にファスナー7を閉じたときの幅を加味した幅が、脚パイプアセンブリの最大幅未満であり、脚パイプアセンブリおよび寝床支持パイプが生地本体3を充分に広げられるよう保証する。
さらに、生地本体3の長手方向の両端には、縁取り8が設けられており、縁取り8は、細長い布を止着してなり、ファスナー7両側の生地本体3(ファスナー7によって上記分離された二つの生地)を接続する作用を奏し、ファスナー7の両端部に対応する縁取り8の区間は、外側に向けて凸となっている。このようにして、ファスナー7が完全に開き、脚パイプアセンブリを外側に向けて回転させるときに、縁取り8の凸部分が引っ張られ、脚パイプアセンブリを回転させるときに増大する範囲を凸部分の弧長によって補うことにより、脚パイプアセンブリの回転に影響しないようにする。
さらに、図10を参照し、調節部は、ファスナー7で生地本体3を接続する形式で設けるだけでなく、図10に示すように、ボタン9を幅方向に沿って生地本体3に止着する形式で設けてもよい。生地本体3には、互いに係合するボタン9およびボタン穴10が設けられており、ボタン9およびボタン穴10は並設され且つ互いに平行であり、いずれも寝床支持パイプに平行である。
ボタン9とボタン穴10は、留め合わされた後、生地本体3に対して幅方向に沿って止着する作用を奏する。このとき、生地本体3を取り外さずに脚パイプアセンブリを折り畳むために、以下の条件を満たす必要がある。ボタン9とボタン穴10が互いに分離しているときに生地本体3が広がる幅が、脚パイプアセンブリの最大幅よりも大きく、生地本体3が脚パイプアセンブリの回転に影響を及ぼさないようになっている。ボタン9とボタン穴10が互いに分離することによって、生地本体3が二つの生地31、32に分離され、生地本体3の幅が広がる。折り曲げられた脚パイプアセンブリが、分離された二つの生地31、32の間に挿入される。かつ、ボタン9とボタン穴10が留め合わされたときに、生地本体3が広がる幅が、脚パイプアセンブリの最大幅未満であり、脚パイプアセンブリおよび寝床支持パイプが生地本体3を充分に広げられるよう保証する。快適さを考慮し、ボタン9は、通常、生地本体3の裏面に設けてもよい。ボタン9とボタン穴10により形成される調節部は、生地本体3の幅を著しく増大させ、また、ボタンを外すには、ある程度の不便さがあり、ファスナー7を用いて止着する形式に比べ不便である。
上記迅速キャンプ用コットを折り畳み収納するときには、ファスナー7を開く又はボタン9をボタン穴10から外し、中間部から上向き(生地本体3側)にヒンジ接続ストッパー4を持ち上げ、両側の寝床支持パイプの端部ヒンジ接続部5および中間部ヒンジ接続部6の開口、すなわちU字形ストッパーハウジング21の開口を上向きにした後、寝床支持パイプを長手方向に折り畳み、最後に脚パイプ1をヒンジ接続ストッパー4に沿って折り曲げればよい。キャンプ用コットの幅方向、長手方向および幅方向に沿った折り畳みによって、迅速展開・収納キャンプ用コットの体積を著しく小さくすることができ、キャンプ用コットの展開順序は、逆のステップで行う。
なお、生地本体は、調節部によって、二つの生地に分離されるものに限定されず、単に、調節部によって、生地本体の幅が調整される者である限りどのような構成であっても構わない。例えば、生地本体3は、二つの生地31、32の間に設けられた中間生地を更に有し、ファスナー7を閉じる又はボタン9をボタン穴10に留めることによって、中間生地が略U字状に撓んでおり、ファスナー7を開く又はボタン9をボタン穴10から外すことによって、中間生地が伸びて生地本体の幅が広がる構成とすることが可能である。
なお、本明細書では、第1および第2などの関係用語は、1つの実体と別の実体とを区別するために用いられているだけにすぎず、必ずしもこれらの実体の間にこの種の実際の関係や順序が存在することを要求するものでも、暗示するものでもない。
以上、本考案で提供する迅速展開・収納キャンプ用コットについて詳細に説明した。本文において具体的な例を用いて本考案の原理および実施形態について述べたが、以上の実施例の説明は、本考案の方法およびその核となる構想への理解を助けるために用いただけである。なお、当業者は、本考案の原理を逸脱しないことを前提に、本考案に対して若干の改善や修正を行うことができ、これらの改善や修正も、本考案の請求項の保護範囲内に含まれる。なお、本考案のコットは、キャンプ用に限定されず、災害時の非常用ベッドや旅行時の携帯ベッド等としても用いることが可能である。
1 脚パイプ
2 サイドパイプ
3 生地本体
4 ヒンジ接続ストッパー
5 端部ヒンジ接続部
6 中間部ヒンジ接続部
7 ファスナー
8 縁取り
9 ボタン
10 ボタン穴
21 ストッパーハウジング
2 サイドパイプ
3 生地本体
4 ヒンジ接続ストッパー
5 端部ヒンジ接続部
6 中間部ヒンジ接続部
7 ファスナー
8 縁取り
9 ボタン
10 ボタン穴
21 ストッパーハウジング
Claims (11)
- 折り畳みフレームアセンブリと、前記折り畳みフレームアセンブリに接続され、寝床面に充てるための生地本体と、を備えており、
前記折り畳みフレームアセンブリは、平行に対向して設けられた一対の寝床支持パイプと、前記寝床支持パイプの下側に接続され、前記寝床支持パイプを所定の高さで支持するための複数の脚パイプアセンブリと、を備えており、前記生地本体の両側は、前記一対の寝床支持パイプに固定されており、
前記寝床支持パイプは、長手方向に沿って折り畳み可能になっており、前記脚パイプアセンブリは、前記一対の寝床支持パイプが互いに離れる方向に回転して折り曲げ可能になっており、前記生地本体には、前記生地本体の幅を調節するための調節部が設けられていることを特徴とするコット。 - 請求項1に記載のコットにおいて、
前記調節部は、前記生地本体の長手方向に沿って設けられたファスナーであり、前記ファスナーは、前記脚パイプアセンブリを回転させて折り曲げるときに、開いていることを特徴とするコット。 - 請求項2に記載のコットにおいて、
前記ファスナーは、前記生地本体を二つの生地に分離させており、
折り曲げられた前記脚パイプアセンブリが、分離された前記二つの生地の間に挿入されるようになっているコット。 - 請求項2又は3に記載のコットにおいて、
前記生地本体の長手方向の両端には縁取りが設けられており、前記縁取りは、前記ファスナーの両側に位置する前記生地本体を接続するようになっており、前記ファスナーの端部に対応して前記縁取りは外向きに凸であることを特徴とするコット。 - 請求項4に記載のコットにおいて、
前記脚パイプアセンブリは、いずれも、ヒンジ接続ストッパーと、前記ヒンジ接続ストッパーに回動可能に接続された一対の脚パイプと、を有することを特徴とするコット。 - 請求項5に記載のコットにおいて、
前記一対の脚パイプはL字型であり、前記一対の脚パイプの長手辺は前記ヒンジ接続ストッパーに接続されており、前記一対の脚パイプの短手辺は同じ方向に延在して前記寝床支持パイプに接続されていることを特徴とするコット。 - 請求項6に記載のコットにおいて、
前記寝床支持パイプは、複数のヒンジ接続部と、ヒンジ接続部によって順次接続された複数のサイドパイプとを備えており、
前記脚パイプアセンブリは、前記ヒンジ接続部の底部に固定接続されていることを特徴とするコット。 - 請求項7に記載のコットにおいて、
前記ヒンジ接続部は、
前記寝床支持パイプの両端に設けられ、両端の前記サイドパイプにヒンジ接続された端部ヒンジ接続部であって、その底部が両端の前記脚パイプアセンブリに固定接続された前記端部ヒンジ接続部と、
前記寝床支持パイプの中間部に設けられ、隣り合う前記サイドパイプに接続された中間部ヒンジ接続部であって、その底部が中間部の前記脚パイプアセンブリに固定接続された前記中間部ヒンジ接続部と、を含むことを特徴とするコット。 - 請求項8に記載のコットにおいて、
前記中間部ヒンジ接続部の隣り合う前記サイドパイプを覆い支持するためのU字形ストッパーハウジングが設けられており、前記U字形ストッパーハウジングは、前記サイドパイプが前記中間部ヒンジ接続部の周りを一方向に回転し折り畳まれるように制限するようになっていることを特徴とするコット。 - 請求項9に記載のコットにおいて、
前記中間部ヒンジ接続部は複数であり、
前記複数の中間部ヒンジ接続部は、前記寝床支持パイプの両端から中間に至る方向にいくにしたがって、その長さが前記U字形ストッパーハウジングの長手方向に沿って増加していることを特徴とするコット。 - 請求項1に記載のコットにおいて、
前記脚パイプアセンブリは、各々、ヒンジ接続ストッパーと、前記ヒンジ接続ストッパーに回動可能に接続された一対の脚パイプとを有しており、
前記脚パイプアセンブリの展開状態から、前記寝床支持パイプが互いに離れるにしたがって、前記ヒンジ接続ストッパーが回転し、前記脚パイプアセンブリが前記生地本体側に折り曲がることによって、前記脚パイプアセンブリの幅が大きくなった後に小さくなるようになっており、
前記調節部によって増加した前記生地本体の幅が、前記脚パイプアセンブリの最大幅よりも大きく、且つ、前記調節部によって縮小した前記生地本体の幅が、前記脚パイプアセンブリの最大幅未満であるコット。
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