JP3229611U - パフを取付けたマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】マスク生地の両側に耳掛け紐を設けたマスクにおいて、長時間にわたって着用しても苦にならないのみならず、着用した場合の感触が良好なマスクを提供する。【解決手段】マスクは、マスク生地と耳掛け紐を含み、マスク生地は複数のシート生地4、5が重ね合わされて口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来る大きさ及び形状とし、肌に接する内側の内シート材6は表面に起毛を有して柔らかくて変形自在なパフであり、シート生地4、5と共に内シート材6を縫い合わせている。【選択図】図2
Description
本考案は、化粧をする際に用いるパフをマスク生地に組み合わせて一体化したマスクに関するものである。
マスクは、正面に口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来る大きさと形状の生地を有し、該マスク生地の両側には耳掛け紐を設けている。そこで、耳掛け紐を耳に掛けることでマスクを着用することが出来る。
最近では、世界的に流行しているコロナウィルスに感染しないように、常にマスクを着用する習慣が定着しつつあり、その為に色々なマスクが製作されている。
しかし、マスクを長時間にわたって着用する場合には息苦しく、特に暑い夏場ではマスクの着用が苦痛になる。
最近では、世界的に流行しているコロナウィルスに感染しないように、常にマスクを着用する習慣が定着しつつあり、その為に色々なマスクが製作されている。
しかし、マスクを長時間にわたって着用する場合には息苦しく、特に暑い夏場ではマスクの着用が苦痛になる。
ところで、コロナウィルスの影響もあって、色々なマスクが考案され、出願もなされている。マスクに代わって、透明なプラスチック板を顔の正面を覆うように配置して飛沫を防止することが出来るフェスシールドも使用されている。
例えば、実用新案登録第3227108号に係る「飛沫飛散防止用マスク」は、容易に大量生産ができ、しかも反復使用することが可能な飛沫飛散防止用マスクである。
すなわち、耳掛けとなる穴を両端に設けた平板状のスポンジ製の本体の中央裏面に、着用者の鼻孔と口を覆うフィルターを配置している。
例えば、実用新案登録第3227108号に係る「飛沫飛散防止用マスク」は、容易に大量生産ができ、しかも反復使用することが可能な飛沫飛散防止用マスクである。
すなわち、耳掛けとなる穴を両端に設けた平板状のスポンジ製の本体の中央裏面に、着用者の鼻孔と口を覆うフィルターを配置している。
実用新案登録第3199348号に係る「医療用のマスク」は、口と鼻を覆うことができるだけでなく、また有効的に眼部を保護することができ、しかも手術する場合には、拡大鏡シートにて視野を高めることが出来るマスクである。
透明保護シート、および透明保護シートの下に繋げるマスク、および透明保護シートの下の縁部に設けるスポンジ、および透明保護シートに設けた小さいトレーで固定する拡大鏡を含み、透明保護シートとマスクの両側はいずれもワイヤを備えている。
透明保護シート、および透明保護シートの下に繋げるマスク、および透明保護シートの下の縁部に設けるスポンジ、および透明保護シートに設けた小さいトレーで固定する拡大鏡を含み、透明保護シートとマスクの両側はいずれもワイヤを備えている。
特開2019−163573号に係る「マスク」は、従来のマスクは呼吸をすると鼻から蒸気を含んだ空気によってメガネを雲らせたが、メガネを曇らせないマスクである。
従来あった形状記憶合金やスポンジなどはそのままにして、L字形のパイプを使い蒸気を含んだ空気がマスクの横の方から排出されてメガネの雲りが減って気持良くなるマスク。
実用新案登録第3227108号に係る「飛沫飛散防止用マスク」
実用新案登録第3199348号に係る「医療用のマスク」
特開2019−163573号に係る「マスク」
従来あった形状記憶合金やスポンジなどはそのままにして、L字形のパイプを使い蒸気を含んだ空気がマスクの横の方から排出されてメガネの雲りが減って気持良くなるマスク。
コロナウィルスの感染防止の為に、最近では日常生活においてマスクを着用することが習慣になりつつあり、その為に色々なマスク作られ、使われている。
本考案が解決しようとする課題は、長時間にわたってマスクを着用しても、息苦しくないことは言うまでもなく、気持ちよく着用することが出来るマスクを提供する。
本考案が解決しようとする課題は、長時間にわたってマスクを着用しても、息苦しくないことは言うまでもなく、気持ちよく着用することが出来るマスクを提供する。
本考案に係るマスクは顔の口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来るマスク生地と耳かけ紐とから成り、耳かけ紐はマスク生地の両側に設けられ、伸縮自在としている。
そして、マスク生地は複数枚の生地が重なり合った構造とし、内側となる口元側の内シート材には化粧する際に使うパフを用いている。すなわち、パフは上記マスク生地と共に外周部が縫い合わされて一体化した構造としている。
そして、マスク生地は複数枚の生地が重なり合った構造とし、内側となる口元側の内シート材には化粧する際に使うパフを用いている。すなわち、パフは上記マスク生地と共に外周部が縫い合わされて一体化した構造としている。
ここで、パフは一種のスポンジであるが、本考案のマスクに使うパフは表面に無数の起毛を有している。起毛は細くて柔らかく、パフ表面から起立していることでマスクを着用する際にはパフ面は肌に接することなく、複数の起毛が接することになる。勿論、細くてしなやかな起毛は適度に湾曲して肌に当たり、マスクの掛け心地が良好となる。
本考案に係るマスクは、マスク生地の内側(肌と接する側)に化粧する際に使うパフを取付けたものであり、パフはマスク生地と共に縫い合わされている。したがって、マスクを着用するならば、パフが口元に接し、掛け心地は良好であり、しかも気持ちよく掛けることが出来る。
パフの表面には無数の起毛が形成され、肌面にはこれら起毛が接し、従来のマスクのようにべた付き感はなく、起毛を介してマスク生地が浮いているような感触が得られる。
したがって、長時間にわたって着用しても、一日中着用しても、息苦しさはなく、気持ち良く掛けることが出来る。その為に、ジョギングなどの軽い運動をする際にも着用することが可能である。
したがって、長時間にわたって着用しても、一日中着用しても、息苦しさはなく、気持ち良く掛けることが出来る。その為に、ジョギングなどの軽い運動をする際にも着用することが可能である。
図1は本考案に係るマスク1を示す具体例であり、同図の2はマスク生地、3,3は耳掛け紐を表している。
マスク生地2は一般に綿生地や不織布などが用いられ、口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来る大きさ、並びに形状と成っている。上記マスク生地2は一般に複数枚が重ね合わされ、その周縁部は縫製され、そして上記耳掛け紐3,3はマスク生地2の両側に縫い付けられている。
また、耳掛け紐3,3は、ゴム紐を用いてマスク生地2の両側に縫い付けることなく、マスク生地2と共に一体的に形成することもあり、耳掛け紐3,3を設ける具体的な手段は限定しない。
マスク生地2は一般に綿生地や不織布などが用いられ、口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来る大きさ、並びに形状と成っている。上記マスク生地2は一般に複数枚が重ね合わされ、その周縁部は縫製され、そして上記耳掛け紐3,3はマスク生地2の両側に縫い付けられている。
また、耳掛け紐3,3は、ゴム紐を用いてマスク生地2の両側に縫い付けることなく、マスク生地2と共に一体的に形成することもあり、耳掛け紐3,3を設ける具体的な手段は限定しない。
耳掛け紐3,3は耳に掛けることでマスク1は顔正面に着用されて口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来る。長時間にわたって着用しても耳元が痛くならないように上記耳掛け紐3,3は伸縮自在と成っている。
その為に、耳掛け紐3,3としては伸縮性に優れたゴム製チューブなどが用いられている。
その為に、耳掛け紐3,3としては伸縮性に優れたゴム製チューブなどが用いられている。
図2はマスク生地2の展開図を表していて、同図に示すマスク生地2は3枚のシートで構成され、正面シート生地4、中シート生地5、及び内シート材6から成っている。
そして、これら3枚の正面シート生地4、中シート生地5、及び内シート材6は重なり合った積層構造としている。
ここで、上記マスク生地2を構成する正面シート生地4、中シート生地5、及び内シート材6の具体的な生地質は限定しないが、上記内シート材6は化粧をする際に使うパフを用いている。
そして、これら3枚の正面シート生地4、中シート生地5、及び内シート材6は重なり合った積層構造としている。
ここで、上記マスク生地2を構成する正面シート生地4、中シート生地5、及び内シート材6の具体的な生地質は限定しないが、上記内シート材6は化粧をする際に使うパフを用いている。
上記パフは一種のスポンジであって、柔らかくて変形自在であるが、表面には無数の起毛を有している。起毛は極めて細くて柔らかく、その為に僅かな外力が働くならば、簡単に曲げ変形することが出来る。
一本の起毛が曲げ変形する抵抗はゼロに等しいが、無数に近い起毛が集合した状態では一定厚さの起毛層が形成され、肌との間に空気層として介在する。
一本の起毛が曲げ変形する抵抗はゼロに等しいが、無数に近い起毛が集合した状態では一定厚さの起毛層が形成され、肌との間に空気層として介在する。
図3は内シート材6の一部断面拡大図を示しているが、パフ7の表面8には多数の起毛9,9・・・が起立している。同図に示す起毛9,9・・・は垂直に起立しているが、実際には湾曲したり、傾斜したり、その状態は様々である。
ここで、起毛9の長さHは限定されないが、一般にH=0.1mm〜5mmとしている。
ここで、起毛9の長さHは限定されないが、一般にH=0.1mm〜5mmとしている。
このように起毛9,9・・・を有すパフ7は、所定の縦・横サイズのシート材から正面シート生地4及び中シート生地5に近似した形状に裁断され、内シート材6となる。そして、正面シート生地4、中シート生地5、及び内シート材6は重なり合った状態で周縁が縫製されてマスク生地2が構成され、該マスク生地2の両側に耳掛け紐3,3が取付けられる。
図4はマスク1を着用した場合の内シート材6であるパフ7と肌との接触状態の拡大図を表す模式図である。マスク1を着用するならば、マスク生地2は顔の正面になじんで湾曲し、パフ7は肌面10に接するが、パフ7の表面8には無数の起毛9,9・・・が起立していることで、表面8が直接接することはなく間には僅かな隙間11が介在している。 すなわち、パフ7は無数の起毛9,9・・・にて支持される。
該起毛9,9・・・は非常に細くて柔らかく、先端が肌に当たるならば湾曲して変形するが、起毛9,9・・・が肌面10に当たっている感覚はなく、隙間11の空気層にて支持されている着用感が得られる。
マスク1を着用する場合、耳掛け紐3,3は耳に掛けられてマスク生地2は顔の正面に当たり、口元から鼻の領域を覆うことになるが、無数の起毛9,9・・・が肌面10に接することでマスク1の着用感は従来のマスクとは大きく異なる。
マスク1を着用する場合、耳掛け紐3,3は耳に掛けられてマスク生地2は顔の正面に当たり、口元から鼻の領域を覆うことになるが、無数の起毛9,9・・・が肌面10に接することでマスク1の着用感は従来のマスクとは大きく異なる。
すなわち、内シート材6の起毛9,9・・・が肌面10に接することで、長時間にわたって着用しても、息苦しさはなく、肌さわりが大きく向上する為に、気持ち良くマスク1を掛けることが出来る。
1 マスク
2 マスク生地
3 耳掛け紐
4 正面シート生地
5 中シート生地
6 内シート材
7 パフ
8 表面
9 起毛
10 隙間
2 マスク生地
3 耳掛け紐
4 正面シート生地
5 中シート生地
6 内シート材
7 パフ
8 表面
9 起毛
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Claims (3)
- マスク生地の両側に耳掛け紐を設けたマスクにおいて、マスク生地は複数のシート生地が重ね合わされて口元から鼻にかけての領域を覆うことが出来る大きさ及び形状とし、肌に接する内側の内シート材として表面に起毛を有して柔らかくて変形自在なパフを用い、上記シート生地と共に縫い合わせたことを特徴とするパフを取付けたマスク。
- 上記マスク生地は正面シート生地、中シート生地、及び内シート材を重ね合わせて構成した請求項1記載のパフを取付けたマスク。
- 上記パフ表面の起毛の長さを0.1mm〜5mmとした請求項1、又は請求項2記載のパフを取付けたマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004010U JP3229611U (ja) | 2020-09-17 | 2020-09-17 | パフを取付けたマスク |
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JP2020004010U JP3229611U (ja) | 2020-09-17 | 2020-09-17 | パフを取付けたマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3229611U true JP3229611U (ja) | 2020-12-17 |
Family
ID=73740704
Family Applications (1)
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JP2020004010U Active JP3229611U (ja) | 2020-09-17 | 2020-09-17 | パフを取付けたマスク |
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JP (1) | JP3229611U (ja) |
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2020
- 2020-09-17 JP JP2020004010U patent/JP3229611U/ja active Active
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