JP3229480U - ソーシャルベース - Google Patents
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Abstract
【課題】工具が不要で、汎用性が高く、人間と人間との間を仕切るパーティションやアクリル板などを支持するソーシャルベースを提供する。【解決手段】ソーシャルベース100は、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40で構成されており、平面視すると、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40によって全体として十字形状になっている。第1支持脚10と第3支持脚30が対向位置に配置されており、第2支持脚20と第4支持脚40が対位置に配置されている。第1支持脚10は、第1壁部11と第2壁部12を有し、第1壁部11と第2壁部12との間には仕切りが挿通できる空間部15が形成されている。第1壁部11及び第2壁部12は、同形状であり、紙面下方に位置する底部から上方に向かって立設している。【選択図】図2
Description
本考案は、人間と人間との間を仕切るアクリル板などを支持するソーシャルベースに関するものである。
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の感染が世界的に拡大している。新型コロナウイルス感染症の感染予防には、ソーシャルディスタンスを確保することが推奨されている。また、さらなる感染予防として、例えばパーティションやアクリル板などのような仕切りを利用することも多い。仕切りを人間と人間との間に設置することで、唾液などの飛沫をシャットダウンすることができ、新型コロナウイルス感染症の感染予防に効果的である。
仕切りは、吊り下げられたり、自立させられたりして使用される。仕切りを自立させる場合、仕切りを安定させるために支持部材が取り付けられることが多い。この仕切りを自立させる支持部材を、「ソーシャルベース」と称するものとする。
仕切りは、吊り下げられたり、自立させられたりして使用される。仕切りを自立させる場合、仕切りを安定させるために支持部材が取り付けられることが多い。この仕切りを自立させる支持部材を、「ソーシャルベース」と称するものとする。
特許文献1に記載のようなソーシャルベースの場合、パーティションやアクリル板などの仕切りに予め形成されている貫通穴にボルトを通して他方の面側でナットを用いて締結し、ソーシャルベースと仕切りを固定する構造となっている。
特許文献1に記載のソーシャルベースは、工具の使用を極力回避するようにしたものであるものの、仕切り側とソーシャルベース側が対の構成となっていなければならず、汎用性に欠ける。また、工具の使用を極力回避しているとは言うものの、より強固に固定しようとする場合には、やはり工具の力を借りなければならない。
本考案は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、工具が不要で、汎用性が高く、人間と人間との間を仕切るパーティションやアクリル板などを支持するソーシャルベースを提供することを目的としている。
本考案に係るソーシャルベースは、
仕切りの自立を支持するソーシャルベースであって、
前記ソーシャルベースは、
複数の支持脚を有し、
複数の前記支持脚は、
2つの壁部と、
2つの前記壁部の間に形成されている空間部と、を備えており、
前記空間部に前記仕切りが挿入されることで、前記仕切りの自立を支持するように構成されているものである。
仕切りの自立を支持するソーシャルベースであって、
前記ソーシャルベースは、
複数の支持脚を有し、
複数の前記支持脚は、
2つの壁部と、
2つの前記壁部の間に形成されている空間部と、を備えており、
前記空間部に前記仕切りが挿入されることで、前記仕切りの自立を支持するように構成されているものである。
本考案に係るソーシャルベースは、仕切りを空間部に挿入するだけで、仕切りの自立を支持することができる。そのため、本考案に係るソーシャルベースによれば、仕切りの設置に工具が不要であり、汎用性が高い。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係るソーシャルベース100の全体的な構成を概略的に示す斜視図である。図2は、ソーシャルベース100の全体的な構成を概略的に示す平面図である。
図1は、本考案の実施の形態に係るソーシャルベース100の全体的な構成を概略的に示す斜視図である。図2は、ソーシャルベース100の全体的な構成を概略的に示す平面図である。
ソーシャルベース100は、工具が不要で、汎用性が高く、人間と人間との間を仕切るパーティションやアクリル板などの仕切りの自立を支持するものである。
ソーシャルベース100は、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40で構成されており、平面視すると、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40によって全体として十字形状になっている。第1支持脚10と第3支持脚30が対向位置に配置されており、第2支持脚20と第4支持脚40が対位置に配置されている。
ソーシャルベース100は、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40で構成されており、平面視すると、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40によって全体として十字形状になっている。第1支持脚10と第3支持脚30が対向位置に配置されており、第2支持脚20と第4支持脚40が対位置に配置されている。
第1支持脚10は、第1壁部11と第2壁部12を有し、第1壁部11と第2壁部12との間には仕切り200が挿通できる空間部15が形成されている。第1壁部11及び第2壁部12は、同形状であり、図1の紙面下方に位置する底部から上方に向かって立設している。第1壁部11と第2壁部12の厚みは、空間部15に挿入された仕切り200(図3参照)を支持するとともに、仕切り200を支持した状態でソーシャルベース100の自立をサポートできる程度の厚みでよい。空間部15の幅(第1壁部11から第2壁部12までの距離)は、仕切り200が挿通可能な寸法があればよい。
なお、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40も、第1支持脚10と同様に構成されているため、説明を省略するものとする。
なお、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40も、第1支持脚10と同様に構成されているため、説明を省略するものとする。
第1支持脚10の第1壁部11の一端面(図2の下側端面)が、第4支持脚40の第2壁部42の端部(図2の右側端部)の外側側面に当接している。第1支持脚10の第2壁部12の一端面が、第2支持脚20の第1壁部21の端部の外側壁面に当接している。
第3支持脚30の第1壁部31の一端面(図2の上側端面)が、第2支持脚20の第2壁部22の端部(図2の左側端部)の外側側面に当接している。第3支持脚30の第2壁部32の一端面が、第4支持脚40の第1壁部41の端部の外側壁面に当接している。
第3支持脚30の第1壁部31の一端面(図2の上側端面)が、第2支持脚20の第2壁部22の端部(図2の左側端部)の外側側面に当接している。第3支持脚30の第2壁部32の一端面が、第4支持脚40の第1壁部41の端部の外側壁面に当接している。
また、第1支持脚10の空間部15及び第3支持脚30の空間部35は、直線的に連通している。同様に、第2支持脚20の空間部25及び第4支持脚40の空間部45も、直線的に連通している。そして、図2に示すように、ソーシャルベース100の中央部には、第1支持脚10、第2支持脚20、第3支持脚30、及び、第4支持脚40に囲まれた空間50が形成される。
つまり、仕切り200を、第1支持脚10の空間部15及び第3支持脚30の空間部35に挿入することもできるし、第2支持脚20の空間部25及び第4支持脚40の空間部45に挿入することもできる。
あるいは、4つの仕切り200を、空間50を中心に挿入することもできる。
あるいは、4つの仕切り200を、空間50を中心に挿入することもできる。
図3〜図5に基づいて、ソーシャルベース100の使用例について説明する。図3は、ソーシャルベース100の使用状態を概略的に示す説明図である。図4は、ソーシャルベース100の使用例(その1)を示す模式図である。図5は、ソーシャルベース100の使用例(その2)を示す模式図である。
仕切り200とソーシャルベース100を用意する。それを用意したら、仕切り200をソーシャルベース100に取り付けていく。具体的には、仕切り200をソーシャルベース100のいずれかの空間部(空間部15、空間部25、空間部35、空間部45)に挿入する。図3では、仕切り200が第2支持脚20の空間部25に挿入されている状態を示している。図3に示すように、仕切り200の端部をソーシャルベース100に留めてもよいし、仕切り200の端部ではない部分をソーシャルベース100で支持するようにしてもよい。
仕切り200の枚数、仕切りたいエリアなどに応じて、ソーシャルベース100の個数を決定する。例えば、仕切り200を1枚使用する場合、ソーシャルベース100は、仕切り200の両端を支持するように2つ用意すればよい。
また、2つの机300を仕切る場合、図4に示すように、4つのソーシャルベース100を用意する。仕切り200は、2枚又は3枚用意する。ソーシャルベース100をそれぞれの机の3つの角の近傍に配置する。ここに、仕切り200を設置する。図4に示すように大きさの異なる2枚の仕切り200を用意した場合は、小さい方を2つの机300の間に設置し、大きい方を2つの机300の前方に設置すればよい。同じ大きさの仕切り200を3枚用意した場合、2つの机300のそれぞれの前方に1枚ずつ仕切り200が設置されることになる。
また、2つの机300を仕切る場合、図4に示すように、4つのソーシャルベース100を用意する。仕切り200は、2枚又は3枚用意する。ソーシャルベース100をそれぞれの机の3つの角の近傍に配置する。ここに、仕切り200を設置する。図4に示すように大きさの異なる2枚の仕切り200を用意した場合は、小さい方を2つの机300の間に設置し、大きい方を2つの机300の前方に設置すればよい。同じ大きさの仕切り200を3枚用意した場合、2つの机300のそれぞれの前方に1枚ずつ仕切り200が設置されることになる。
次に、4つの机300を仕切る場合、図5に示すように、5つのソーシャルベース100を用意する。仕切り200は、3枚又は4枚用意する。ソーシャルベース100をそれぞれの机の3つの角の近傍に配置する。ここに、仕切り200を設置する。図5に示すように同じ大きさの仕切り2002枚と、それよりも大きい1枚の仕切り200を用意した場合は、小さい方をそれぞれ2つの机300の間に設置し、大きい方を4つの机300が向かい合う間に設置すればよい。このような机300の配置の場合、仕切り200がクロスすることになるため、同じ大きさの仕切り200が2枚では設置することができないことになる。
図6は、ソーシャルベース100の変形例を示す平面図である。図6に示すソーシャルベース100は、図1〜図5に示したソーシャルベース100とは、支持脚の個数が異なっている。つまり、図6に示しソーシャルベース100は、第4支持脚40が存在していない。図6に示すソーシャルベース100は、平面視した状態においてT字形状となっている。このような構成としても、仕切り200を支持することができる。
以上のように、ソーシャルベース100は、仕切り200を空間部(空間部15、空間部25、空間部35、空間部45)に挿入するだけで、仕切り200を支持することができるので、仕切り200の設置に工具が不要である。そのため、ソーシャルベース100によれば、作業者の手間を大幅に軽減することができる。
また、ソーシャルベース100によれば、仕切り200とペアになっている必要はなく、どのようなタイプの仕切り200であっても、設置することが可能になっている。そのため、ソーシャルベース100によれば、非常に汎用性が高く、使い勝手のよいものとなっている。
また、ソーシャルベース100によれば、仕切り200とペアになっている必要はなく、どのようなタイプの仕切り200であっても、設置することが可能になっている。そのため、ソーシャルベース100によれば、非常に汎用性が高く、使い勝手のよいものとなっている。
なお、上記実施の形態では、ソーシャルベース100の素材を限定していないが、樹脂などを利用すれば安価で軽量なものとなり、更に汎用性が向上する。また、ソーシャルベース100の色についても特に限定するものではないが、透明素材で構成することもでき、仕切り200の設置状態を目視で容易に確認することができる。
10 :第1支持脚
11 :第1壁部
12 :第2壁部
15 :空間部
20 :第2支持脚
21 :第1壁部
22 :第2壁部
25 :空間部
30 :第3支持脚
31 :第1壁部
32 :第2壁部
35 :空間部
40 :第4支持脚
41 :第1壁部
42 :第2壁部
45 :空間部
50 :空間
100 :ソーシャルベース
200 :仕切り
300 :机
11 :第1壁部
12 :第2壁部
15 :空間部
20 :第2支持脚
21 :第1壁部
22 :第2壁部
25 :空間部
30 :第3支持脚
31 :第1壁部
32 :第2壁部
35 :空間部
40 :第4支持脚
41 :第1壁部
42 :第2壁部
45 :空間部
50 :空間
100 :ソーシャルベース
200 :仕切り
300 :机
Claims (1)
- 仕切りの自立を支持するソーシャルベースであって、
前記ソーシャルベースは、
複数の支持脚を有し、
複数の前記支持脚は、
2つの壁部と、
2つの前記壁部の間に形成されている空間部と、を備えており、
前記空間部に前記仕切りが挿入されることで、前記仕切りの自立を支持するように構成されている
ソーシャルベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003958U JP3229480U (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | ソーシャルベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003958U JP3229480U (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | ソーシャルベース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3229480U true JP3229480U (ja) | 2020-12-10 |
Family
ID=73646647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020003958U Active JP3229480U (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | ソーシャルベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229480U (ja) |
-
2020
- 2020-09-14 JP JP2020003958U patent/JP3229480U/ja active Active
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3229480 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |