JP3229364U - 軽力化テントの骨組み - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳み式軽力化テントの骨組みを提供する。【解決手段】上部ジョイント1と、下部ジョイント2と、ロープ構造と、を含み、上部ジョイントは複数のメインフレーム4の内端とヒンジ結合し、下部ジョイントが複数のサブフレーム5の内端とヒンジ結合し、サブフレームの外端がメインフレームの中央に一対一で対応してヒンジ結合される軽力化テントの骨組みであって、メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばねがさらに設けられ、メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばねには、ねじりばね第1腕部及びねじりばね第2腕部が設けられ、メインフレーム及びサブフレームが各々ねじりばね第1腕部及びねじりばね第2腕部と固定され、ロープ構造は、上部ジョイントと下部ジョイントを近づけることができるロープ3を含み、ロープの2つの持ち手が下部ジョイントの下方に垂れる。【選択図】図1

Description

本考案は、アウトドア用品分野に関し、特に、折り畳み式軽力化テントの骨組みに関する。
特許文献1では、支持作用のテントフレームとテントフレーム内側に配置された布地で構成されたワンタッチ傘型テントが開示されている。前記テントフレームは、骨組み本体と放射状に配置された3本以上の支柱で構成される。骨組み本体は、上部ジョイント構造と下部ジョイント構造に分かれる。支柱は、各々メインフレームと、サブフレームと、1節以上の折り畳み式フレームに分かれ、かつメインフレームとサブフレームが中央ジョイントを通じてT字型にヒンジ結合され、折り畳み式フレームが折り畳み式ジョイントを通じてメインフレームに移動自在に連結される。メインフレームには、上部ジョイント構造に移動自在に連結される箇所にメインフレームジョイントが設けられ、サブフレームには、下部ジョイント構造に移動自在に連結される箇所にサブフレームジョイントが設けられる。前記特許文献1では、丈夫で耐久性を持ち、組立及び解体が不要で、テントの設営と収納が迅速、簡単かつ便利な傘型テントが提案され、使用者のテントの設営及び収納する時間が短縮される。このような技術的手段では、上部ジョイントとメインフレームとの間、下部ジョイントとサブフレームとの間、メインフレームとサブフレームとの間にヒンジ結合関係を持ち、1つの三角形を形成し、3つ辺は各々、メインフレーム、サブフレーム、及び、上部ジョイントから下部ジョイントまでの仮想線である。テントが折り畳まれた状態にある時、上部ジョイントから下部ジョイントまでの仮想線は最長になり、メインフレームとサブフレームとの間の交角が無限に180°に近くなる。この状態では、サブフレームを押して回転させる腕が非常に短く、使用者がテントを開こうとした場合、上下部ジョイント間の距離を縮める目的で、メインフレームとサブフレームとの間の交角を圧縮するために、サブフレームを押して回転させるには、十分なトルクを形成するために大きな力を使用する必要がある。テント骨組みの寸法が大きく、骨組みの重量が重く、摩擦力も非常に大きく、テントを広げる操作には使用者の体力が大きく要求されることを考慮すると、テントの使用は制限されていた。使用をサポートするため、従来のテント骨組みは、使用者が上部ジョイントと下部ジョイントの間の距離を縮めるのに役立つロープ構造を採用している。しかしながら、従来のロープ構造は、一般にプルアップタイプとして設計されており、すなわち、上部ジョイントの上方向からロープを引っ張ることで、骨組みを広げるため、背が高くない使用者にとって極めて不便であった。
中国実用新案第201915685号明細書
上記の問題点に鑑み、本考案は、1つ目にサブフレームを押して回転させるために必要な力を大幅に減らすことで、力不足の問題を除去し、2つ目に使用者の力を加える方向を下部ジョイントの下に下方向の力を加えるように変更することで、身長不足の問題を除去するという2つの側面を改善する軽力化テントの骨組みを提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案では次のような技術的手段を講じた。軽力化テントの骨組みであって、上部ジョイントと、下部ジョイントと、ロープ構造と、を含み、上部ジョイントは複数のメインフレームの内端とヒンジ結合し、下部ジョイントが複数のサブフレームの内端とヒンジ結合し、サブフレームの外端がメインフレームの中央に一対一で対応してヒンジ結合され、メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばねがさらに設けられ、
メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばねには、ねじりばね第1腕部及びねじりばね第2腕部が設けられ、メインフレーム及びサブフレームが各々ねじりばね第1腕部及びねじりばね第2腕部と固定され、
ロープ構造は、上部ジョイントと下部ジョイントを近づけることができるロープを含み、ロープの2つの持ち手が下部ジョイントの下方に垂れる。
本技術的手段で設計された軽力化テントの骨組みは、メインフレームと、サブフレームと、を含む。メインフレームの内端が上部ジョイントとヒンジ結合し、サブフレームの内端が下部ジョイントとヒンジ結合し、サブフレームの外端がメインフレームの中央とヒンジ結合する。前記ヒンジ結合構造では、1個のねじりばねが備えられ、ねじりばねが少なくとも1個のばねを含み、ばねの両端から各々1個の腕部が延出されてねじりばね第1腕部とねじりばね第2腕部が形成される。前記2個の腕部の弾性力方向は、ばねの巻き込みで形成された円筒体の円周方向である。ねじりばねの第1腕部及び第2腕部が各々メインフレーム、サブフレームに固定されると、ねじりばねの弾性力をメインフレームとサブフレームのヒンジ結合関係に適用することができ、メインフレーム及びサブフレームが立ち上げられた際、ねじりばねの弾性力の開放による助力を得ることで、操作のための力を軽減或いは代替する。同時に、本技術的手段は下方向に引っ張るロープ構造も設計し、メインフレーム及びサブフレームがねじりばねにより押動されて広げられた後、ロープを引っ張ることで、上部ジョイント及び下部ジョイントを所定の位置に引っ張り、テント骨組みを完全に広げることができる。本技術的手段では、メインフレームとサブフレームのヒンジ結合位置を広げるための力の課題が解決し、ロープの引張方向の課題も解決し、テント骨組みの適用範囲がより広がり、より多くの人々が、筋力や身長の問題により妨げられることなく、テント骨組みをスムーズに使用できる。本技術的手段では、上部ジョイントとメインフレーム、下部ジョイントとサブフレーム、メインフレームとサブフレームの間のヒンジ結合構造として、中国実用新案登録出願第201820837645.4号明細書内の対応する構造を採用することができる。
好ましくは、上部ジョイントと下部ジョイントとの間では、制限フックによって軸方向の動きが制限される。制限フックの後端は、ヒンジ結合方式を通じて上部ジョイント或いは下部ジョイントのいずれかに設けられ、対向する別のジョイントに制限フックと対応するフック掛合部が設けられ、通常前記掛合部の外形寸法はフックの前端に適合する凹み形状である。上部ジョイントと下部ジョイントが近づき、テント骨組みが完全に広げられた後、外力によって上部ジョイントと下部ジョイントの距離が離れることによるテント間の自動収縮を防止するため、制限フックの前端をフック掛合部に係合することができる。
好ましくは、メインフレーム側ヒンジ部材とサブフレーム側ヒンジ部材のヒンジ結合によって形成されるメイン・サブフレームヒンジセットがさらに設けられ、
メインフレーム側ヒンジ部材には、メインフレーム貫通穴及び一対のヒンジ軸座が設けられ、ヒンジ軸座にはヒンジピン穴が各々設けられ、ヒンジピン穴の軸方向がメインフレーム貫通穴の軸方向に垂直であり、
サブフレーム側ヒンジ部材には、サブフレーム差し込み用止まり穴及びメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔が設けられ、メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の軸方向はサブフレーム差し込み用止まり穴の軸方向に垂直であり、
メインフレームの中央は、締まりばめでメインフレーム貫通穴内に差し込んで固定され、サブフレームの外端がサブフレーム差し込み用止まり穴内に差し込まれ、
メイン・サブフレームヒンジピンは、一対のヒンジピン穴及びメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔を同時に貫通し、
メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばねは、2個のねじりばね第1腕部を対称的に配置されたダブルねじりばねであり、
2個のねじりばね第1腕部の間に第1腕部リンクが連結され、
メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばねのねじりばね第1腕部の両端が1個のばねの外端に連結され、各ばねの内端に1個のねじりばね第2腕部が各々連結され、
メインフレーム側ヒンジ部材には、ヒンジピン穴の軸方向に沿って第1腕部リンク規制溝が設けられ、第1腕部リンクは第1腕部リンク規制溝内に係合され、
サブフレーム側ヒンジ部材には、互いに平行な一対のねじりばね第2腕部取り付け面が設けられており、メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔は、2つのねじりばね第2腕部取り付け面を垂直に貫通し、2つのねじりばね第2腕部取り付け面の間の距離が第1腕部リンクの長さに適合し、
ねじりばね第2腕部取り付け面には、下方に凹んだねじりばね第2腕部取り付け穴が設けられ、
ねじりばね第2腕部取り付け穴の断面形状は、片側のねじりばね第2腕部及びばねにマッチし、かつ2個のねじりばね第2腕部取り付け穴の穴底間の距離が2個のねじりばね第2腕部の間の距離に適合し、
メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の両端は、2個のねじりばね第2腕部取り付け穴の穴底で開かれ、
ねじりばねの一対のねじりばね第2腕部及びばねは、サブフレーム側ヒンジ部材上の2個のねじりばね第2腕部取り付け穴にスナップインされ、2個のばねの巻き込み軸がメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の軸線と重なり、
メイン・サブフレームヒンジピンは、一対のヒンジピン穴、一対のねじりばね第2腕部取り付け穴及びメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔を同時に貫通してメインフレーム側ヒンジ部材、サブフレーム側ヒンジ部材及びねじりばねを枢結する。
メインフレーム及びサブフレームには十分な強度が必要であるため、ねじりばねと直接固定することは、構造的に適さない。メインフレーム、サブフレーム及びねじりばねをより適切に連結するため、本技術的手段ではメイン・サブフレームヒンジセットが導入されている。メイン・サブフレームヒンジセットは、射出成形により成形することができ、メインフレームに固定されたメインフレーム側ヒンジ部材と、サブフレームに固定されたサブフレーム側ヒンジ部材と、を含む。メインフレーム側ヒンジ部材には、それぞれに1個の穴部を有する一対のヒンジ軸座が設けられ、サブフレーム側ヒンジ部材の端部には、1個の穴部が設けられ、1本のヒンジピンがこれらの穴部に同時に通されるため、メインフレーム側ヒンジ部材とサブフレーム側ヒンジ部材が一緒にヒンジで連結される。本技術的手段で使用されるねじりばねは、ダブルねじりばねである。一般に、第1腕部リンクの軸方向は、メインフレームの軸方向に垂直であり、ばねの巻き込み軸方向に平行である。ばねの他端は、1個のねじりばね第2腕部に各々対称的に連結されており、一般に、ねじりばね第2腕部の軸方向は、サブフレームの軸方向に垂直である。このような設計により、2個のねじりばね第2腕部をサブフレームの端部に対称的に固定し、サブフレームの円周方向の回転力を消去することができる。メインフレーム側ヒンジ部材の一側には、第1腕部リンク規制溝が設計され、第1腕部リンクは、第1腕部リンク規制溝にスナップインし、ばねの初張力によるメインフレーム側ヒンジ部材との固定方法が形成される。サブフレームヒンジ部材の一側には、一対のねじりばね第2腕部取り付け穴が、メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の両端にそれぞれ連接される。ねじりばね第2腕部取り付け穴の断面形状は、不規則で、片側のねじりばね第2腕部及びばねにマッチするように限定される。2つのねじりばね第2腕部取り付け穴の穴底間の距離は、2個のねじりばね第2腕部間の距離に適合し、2つのねじりばね第2腕部取り付け面間の距離は、第1腕部リンクの長さに適合する。2個のねじりばね第2腕部及びそれと連結する2個のばねは、ねじりばね第2腕部取り付け穴に収まり、ばねの初張力によるサブフレーム側ヒンジ部材との固定方法が形成される。本技術的手段で提供される固定方法では、ばねの巻き込み軸線とメイン・サブフレームヒンジピンの軸線が重なり、ねじりばねの弾性力方向とメイン・サブフレームのヒンジの閉じる方向とが全く同じであり、ねじりばねの弾性力を最大限利用することができる。
好ましくは、2個のヒンジ軸座の対向面には、下方に凹んだ退避溝が設けられ、退避溝の一端はヒンジ軸座の根元から始まり、他端が少なくともヒンジピン穴に至って終わる。ねじりばねとサブフレーム側ヒンジ部材を取り付けた場合、ねじりばね第1腕部は、ねじりばね第2腕部取り付け面の外に突出され、このようなサブフレーム側ヒンジ部材を直接メインフレーム側ヒンジ部材に取り付けると、ねじりばね第1腕部と、メインフレーム側ヒンジ部材上のヒンジ軸座と、の間に干渉が発生し、極めて大きな摩擦が発生し、取り付け及び使用において不利になる。このため、本技術的手段では、退避溝が設計されており、外側に突き出ているねじりばね第1腕部を収容することができ、この干渉を排除し、取り付けや使用を容易にする。
ロープ構造には、2つの技術的手段があり、1つの利点はより軽力化することができるということであり、もう1つの利点は構造がより単純であることである。
好ましい形態の1つ目として、ロープ構造は、上部ジョイントに水平に設けられた一対の上部ロープシャフトと、下部ジョイントに水平に設けられた下部ロープシャフトと、を含み、
ロープの中間部は、下部ロープシャフトに対応して固定され、下部ロープシャフト両側にある本体部分が上部ロープシャフトの周りを通り、ロープの2つの持ち手がそれぞれ下部ジョイントの下に垂れ下がる。
このような設計では、上部ジョイント及び下部ジョイントは独立して互いに向かって動けるため、上部ロープシャフトを1個の動滑車になぞらえ、下部ロープシャフトを別の動滑車になぞらえ、ロープが3個の動滑車で構成された滑車組に巻き付けられ、軽力化構造が形成される。使用者は、ロープを引っ張る時、引っ張り距離が長くなり、引っ張り力が減少する。したがって、軽力化効果が奏される。
好ましくは、上部ジョイントと下部ジョイントとが同軸となり、
上部ジョイントには、上部ソケットが設けられ、下部ジョイントに下部ソケットが設けられ、上部ソケット及び下部ソケットは、いずれも上部ジョイントと同軸となり、かつ互いに嵌合することができる。
本技術的手段では、上部ジョイント及び下部ジョイント上にソケットが各々設けられ、2個のソケットが相互に嵌合関係を形成するため、テント骨組みが広げられた時、上部と下部のジョイントが互いに近くなり、互いに規制させることができる。
好ましくは、上部ソケット及び下部ソケットのうちの少なくとも一方は、対応物と軸方向運動制限を形成する構造を備える。一般に、このような制限構造は、ソケットの嵌合対向面において、外側に向かって凸状のリブ等が設けられることを意味し得る。このような制限構造を設けると、上部と下部ジョイントの接近位置が制限され、距離が近すぎることにより、ヒンジ結合関係が損なわれることを避けることができる。
好ましくは、ロープの持ち手は、輪である。輪として設計された持ち手を、操作者はより簡単に握ることができる。
好ましくは、ロープの持ち手の輪の外周を包囲するように剛性プルリングが設けられる。プルリングによって、ロープを引っ張るときに使用者は快適な手応えを得ることができる。
好ましい形態の2つ目として、ロープ構造は、上部ジョイントの下端面に垂直に貫通するように設けられた上部ジョイントロープ穴を含み、
ロープには、規制機構が設けられており、規制機構の直径が上部ジョイントロープ穴の直径よりも大きく、
ロープの規制機構を備えた部分は、上部ジョイントロープ穴の上方に位置し、ロープの2つの持ち手が下に向けて上部ジョイントロープ穴及び下部ジョイントを通る。
本技術的手段では、上部ジョイントに上部ジョイントロープ穴が設計され、上部ジョイントロープ穴が上部ジョイントの下端面に垂直に貫通する。ロープを半分に折り畳んだ後、中間部は上部ジョイントロープ穴の上方に位置し、上部ジョイントロープ穴の上方に規制機構が固結され、前記規制機構の直径が上部ジョイントロープ穴よりも大きい。具体的には、前記規制機構は、ロープ上に締め付けられたピンなどの物体、或いは、ロープの中間部に直接結ばれた十分に大きな結び目である。ロープの両端が下に向けて上部ジョイントロープ穴及び下部ジョイントを通る。ロープの両端が下部ジョイントの下方にあるため、使用者は下部ジョイントの下方でロープを引っ張ることができ、規制機構は上部ジョイントを下部ジョイントの方向に向かって運動させ、それによってメインフレーム及びサブフレームを開かせ、テント骨組みを立ち上げる。本ロープ構造と別のロープ構造の相違点は、本技術的手段の構造がより単純で、組み立てが速く、ロープを引く距離がより短くなることである。
好ましくは、下部ジョイントには、一対の下部ジョイントロープ穴が垂直に貫通するように設けられ、かつその軸方向は、上部ジョイントロープ穴の軸方向に重ならず、ロープの両端は、下に向かって下部ジョイントロープ穴を通る。本技術的手段では、下部ジョイントに一対の下部ジョイントロープ穴が設計され、かつ下部ジョイントロープ穴の軸方向が上部ジョイントロープ穴の軸方向に重ならず、ロープの両端が同時に強く引っ張られた時、上部ジョイントが下部ジョイントの方向に向かって移動するだけではなく、下部ジョイントも同時に上部ジョイントの方向に向かって移動することができ、これによりロープの引張時の効率を向上させることができる。
好ましくは、前記規制機構は、規制用ボールであり、規制用ボールには半径方向の通し孔が設けられ、ロープが通し孔を通して規制用ボールを貫通する。規制用ボールの製造コストは低く、ロープが速く通り、簡単に組み立てることができる。かつ規制用ボールの大きな利点は、ロープを締めると、その球面と上部ジョイントロープ穴の上端開口部が有効な規制を形成し、規制用ボールが自在に転がらないため、使いやすい。実際の運用では、規制用ボールの形状は、通常の球形に限定されず、オリーブ形などの略球形又は両端に小さく中間が大きいドラム形などの部分的な球形を持つ形状であってもよい。略球形又は部分球形の形状を使用する場合、ロープを締める時の円弧面の位置が、最良の位置決め効果を得るために、上部ジョイントロープ穴の上端開口部に向き合うことを確保しなければならない。
好ましくは、上部ジョイントロープ穴は、上部ソケットの底面に設けられ、下部ジョイントロープ穴が下部ソケットの頂面に設けられ、上部ジョイントと下部ジョイントを嵌合した時、上部ソケットの底面と下部ソケットの頂面との間に隙間が設けられ、前記隙間の高さがロープの直径よりも大きい。上部ジョイントロープ穴は、上部ソケットの底面に設けられ、下部ジョイントロープ穴が下部ソケットの頂面に設けられる。本技術的手段で設計された上部ジョイントと下部ジョイントを嵌合した時、上部ソケットの底面と下部ソケットの頂面との間に隙間が設けられる。ロープが上部ジョイントロープ穴を通った後、ロープの一部が上部ソケットの底面と下部ソケットの頂面との間の隙間内に位置し、上部ソケットの底面と下部ソケットの頂面の隙間が小さいため、そこにあるロープは、摩擦力が大きくなり、引っ張ることができなくなる。
設計や製造の時に、工場は上記の2種類のロープ構造を同じ上部と下部ジョイントセットに結合し、注文のニーズに応じてそれらのいずれかを選択して組み立てることで、金型の数を減らして製造コストを削減することができる。
上記をまとめ、本考案は、サブフレームを押して回転させるために必要な力を大幅に減らすことができ、力不足の問題を除去し、使用者の力を加える方向を下部ジョイントの下に下方向の力を加えるように変更することで、身長不足の問題を除去するという有利な効果を奏する。
本考案の広げた状態を示す模式図である。 実施例1の軸方向断面図である。 図2の部位Xの拡大図である。 メインフレーム、サブフレームのヒンジ結合関係の構成要素分解図である。 メインフレーム、サブフレームのヒンジ結合関係の別の視点から見た構成要素分解図である。 メインフレーム側ヒンジ部材の構造を示す模式図である。 メインフレーム側ヒンジ部材の別の視点から見た構造を示す模式図である。 サブフレーム側ヒンジ部材の構造を示す模式図である。 ねじりばねの構造を示す模式図である。 ねじりバネが死点に閉じている時のメインフレーム軸方向に沿った部分断面図である。 ねじりバネが死点に開いている時のメインフレーム軸方向に沿った部分断面図である。 実施例1の折り畳まれた状態を示す模式図である。 図12の軸方向断面図である。 実施例2の軸方向断面図である。 図14内の上部ジョイントと下部ジョイントの嵌合関係の軸方向断面図である。 実施例2の折り畳まれた状態を示す模式図である。 図16の軸方向断面図である。
以下に、添付図面及び具体的実施形態を参照しつつ、本考案をさらに説明する。
(実施例1)
図1に示す実施例は、軽力化テントの骨組みであり、上方にある上部ジョイント1及び上部ジョイントの下方に位置する下部ジョイント2が設けられ、上部ジョイントと下部ジョイントとが同軸となる。上部ジョイントは、複数のメインフレーム4の内端とヒンジ結合し、下部ジョイントが複数のサブフレーム5の内端とヒンジ結合し、サブフレームの外端がメインフレームの中央に一対一で対応してメイン・サブフレームヒンジセット36でヒンジ結合される。上部ジョイントとメインフレーム、下部ジョイントとサブフレームとの間の具体的なヒンジ結合構造は、具体的に特許文献2内の対応する構造の説明を参照し、ここではこれ以上説明しない。本実施例に示されているメインフレーム及びサブフレームはいずれも4本であり、実際の使用者は実際のニーズに応じて適切な数のメインフレーム及びサブフレームを選択できる。
図4、図5に示すように、メイン・サブフレームヒンジセットは、メインフレーム側ヒンジ部材34と、サブフレーム側ヒンジ部材35と、ねじりばね31と、メイン・サブフレームヒンジピン42と、を含む。
図9に示すように、本実施例のねじりばねは、ダブルねじりばねであり、同じ巻き込み軸の2個のばね96が対称的に設けられる。ばねの内端は、各々ねじりばね第2腕部98に連結され、2つのねじりばね第2腕部が平行である。ばねの外端は、各々ねじりばね第1腕部99に連結され、2個のねじりばね第1腕部が平行で、かつ2個のねじりばね第1腕部の間に第1腕部リンク97が連結される。
図6に示すように、メインフレーム側ヒンジ部材の形状は、L字型であり、L字型の一側にメインフレーム貫通穴37が設けられ、メインフレームの中央が締まりばめでメインフレーム貫通穴内に差し込んで固定されることができ、L字型の他側には、一対のヒンジ軸座38が設けられ、ヒンジ軸座にメイン・サブフレームヒンジピンを嵌挿させるための各々ヒンジピン穴39が設けられる。ヒンジピン穴の軸方向は、メインフレーム貫通穴の軸方向に垂直である。図7に示すように、2個のヒンジ軸座の間には、第1腕部リンク規制溝44が設けられ、第1腕部リンク規制溝の方向はヒンジピン穴と平行であり、ねじりばね上の第1腕部リンクを第1腕部リンク規制溝にスナップインすることで、第1腕部リンクの円周方向の動きの規制が形成される。2個のヒンジ軸座の対向面には、下方に凹んだ退避溝47が設けられ、退避溝47の一端はヒンジ軸座の根元から始まり、他端がヒンジ軸座の上端まで延び、途中でヒンジピン穴の内端を通過する。
サブフレーム側ヒンジ部材は、図8に示すように、端部にはサブフレーム差し込み用止まり穴40が設けられ、サブフレームの外端が締まりばめでサブフレーム差し込み用止まり穴に差し込まれることができ、メイン・サブフレームヒンジピンを嵌挿させるためのメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔41が設けられる。メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の軸方向は、サブフレーム差し込み用止まり穴の軸方向に垂直である。メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔両端に対応するサブフレーム側ヒンジ部材の位置には、2つのねじりばね第2腕部取り付け面45が、平行に設けられており、ねじりばね第2腕部取り付け面にねじりばね第2腕部取り付け穴46が下方に凹んで設けられている。ねじりばね第2腕部取り付け穴の断面形状が、非標準形状であり、1個のねじりばね第2腕部及びこの側のばねのみを収容することができ、2つのねじりばね第2腕部取り付け面間の距離が第1腕部リンクの長さに適合し、2個のねじりばね第2腕部取り付け穴の穴底間の距離が2個のねじりばね第2腕部間の距離に適合する。メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の両端は、各々2個のねじりばね第2腕部取り付け穴の穴底で開き、ねじりばね第2腕部及びこの側のばねがねじりばね第2腕部取り付け穴にスナップインすることで、ねじりばね第2腕部の円周方向の動きの規制が形成される。この時、ばね巻き込み軸方向がメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔の軸方向に重なる。
メインフレームとサブフレームのヒンジ結合構造が取り付けられる時、ねじりばねの2個のねじりばね第2腕部及びばねが2個のねじりばね第2腕部取り付け穴に対称的に取り付けられてから、第1腕部リンクが第1腕部リンク規制溝にスナップインされる。そして、メイン・サブフレームヒンジピンにより、ヒンジピン穴とメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔が固定される。最後に、メインフレーム及びサブフレームが各々対応するメインフレーム貫通穴及びサブフレーム差し込み用止まり穴に差し込まれると、取り付けが完了する。メイン・サブフレームヒンジピンは、一対のヒンジピン穴、一対のねじりばね第2腕部取り付け穴及びメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔を同時に貫通してメインフレーム側ヒンジ部材、サブフレーム側ヒンジ部材及びねじりばねを枢結し、メインフレームとサブフレームがヒンジ結合関係を形成させ、かつヒンジ結合関係によりねじりばねの弾性力が増加する。
本実施例のロープ構造は、軽力化ロープ構造である。図2、図3に示すように、上部ジョイントには左右対称に配置された2本の上部ロープシャフト6が水平に設けられており、本実施例の上部ロープシャフトは円柱形である。図3に示すように、下部ジョイントには、下部ロープシャフト7が水平に設けられている。本実施例の下部ロープシャフトには、ロープ通し孔8が貫通され、ロープ通し孔が半径方向に沿って下部ロープシャフトに水平に貫通し、ロープの中間部がロープ通し孔に設けられる。ロープ3の中間部が通し孔を通し、両側が各々上に向かって上部ロープシャフトの周りを通った後垂れ下がり、下端の持ち手が下部ジョイントの下方に位置する。ロープの持ち手は、輪であり、輪の外周を包囲するように剛性プルリング11が設けられる。上部ジョイントと下部ジョイントとが同軸となり、上部ジョイントには上部ソケット9が設けられ、下部ジョイントには下部ソケット10が設けられ、上部ソケット及び下部ソケットは、いずれも上部ジョイントと同軸となり、かつ互いに嵌合することができる。上部ソケットは段付きパイプであり、下部位が小さく、上部位が大きい。上部ジョイントと下部ジョイントが近づけられた時、上部ソケットの下部位が下部ソケットに嵌挿されることができ、上部ソケットの上部位は下部ソケットの頂面に対し軸方向の動き規制の作用が働く。
本実施例のテントの軽力化ロープ構造の折り畳まれた状態は、図12、図13に示されている。この時のメインフレーム、サブフレームの状態は、図10に示す。使用者は、テント骨組みを広げたい時、必要な固定具を緩めるだけで、メインフレームとサブフレームとの間のねじりばねが、推力を発生してサブフレームを押して回転させ、同時に上部ジョイントと下部ジョイントとの間の距離を縮める。サブフレームとメインフレームとの間の開き角が比較的大きい場合、使用者は、両手でロープの2つの持ち手を引っ張って、上部ソケットと下部ソケットが嵌合するまで、上部ジョイントと下部ジョイントとの間の距離をさらに縮める。この時、メインフレームとサブフレームのヒンジ結合構造も所定の位置で開かれ、テント骨組み全体が、広げられ、この時2個の制限フックで上部ジョイントと下部ジョイントとの間の軸方向距離が固定されると、図1、図2に示す広げた状態になる。この時のメインフレーム、サブフレームの状態は、図11に示す。使用後にテントを折りたたむ必要がある場合は、制限フックの制限機能を無効にさせ、折り畳まれた状態までテントのメインフレームを外側から底まで折り畳む。サブフレームとメインフレームのヒンジ結合構造内のねじりばねは、力を受けて圧縮されて弾性力を蓄積し、次回に広げる時、弾性力が解放されてサブフレームを押して回転させることができる。
(実施例2)
図1に示す実施例は、別の軽力化テントの骨組みである。
本実施例のロープ構造は、単純なロープ構造である。図14、図15に示すように、上部ジョイントには上部ソケット9が設けられ、下部ジョイントには下部ソケット10が設けられ、上部ソケット及び下部ソケットは、いずれも上部ジョイントと同軸となり、かつ互いに嵌合することができる。上部ソケットは、段付きパイプであり、下部位が小さく、上部位が大きい。上部ジョイントと下部ジョイントが近づけられた時、上部ソケットの下部位が下部ソケットに嵌挿されることができ、上部ソケットの上部位は、下部ソケットの頂面に対し軸方向の動き規制の作用が働く。上部ソケットの底面上の中央には、上部ジョイントロープ穴51が設けられ、下部ソケットの頂面には一対の下部ジョイントロープ穴52が設けられ、下部ジョイントロープ穴の軸方向が、上部ジョイントロープ穴の軸方向に重ならず、下部ジョイントの中心点を円心とする円上に対称に配置される。ロープ3の中間部には規制機構が固結される。本実施例の規制機構は、球形の規制用ボール53であり、規制用ボールには半径方向の通し孔が設けられ、ロープが通し孔を通じて規制用ボールを通る。規制用ボールは、上部ジョイントロープ穴の上方に位置し、その直径が上部ジョイントロープ穴の直径よりも大きい。ロープは規制用ボールを通し両端を合わせて一緒に上部ジョイントロープ穴に通してから、各々下部ジョイントロープ穴を通し、下端の持ち手が下部ジョイントの下方に位置する。ロープの持ち手は、輪であり、輪の外周を包囲するように剛性プルリング11が設けられる。上部ジョイントと下部ジョイントを嵌合した時、上部ソケットの底面と下部ソケットの頂面の間に隙間を有し、前記隙間の高さはロープの直径より大きいため、前記隙間においてロープが横方向に引っ張られた時の摩擦力を消去できる。
その他は、実施例1と同じである。
本実施例のテント軽力化ロープ構造の折り畳まれた状態は、図16、図17に示されている。その開閉の動作は実施例1と同じであり、相違点は、実施例2で採用されるロープ構造では、ロープ軽力化という利点が放棄され、引っ張り距離が短いという利点を得ることである。
10 下部ソケット
1 上部ジョイント
11 プルリング
2 下部ジョイント
3 ロープ
31 メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばね
34 メインフレーム側ヒンジ部材
35 サブフレーム側ヒンジ部材
36 メイン・サブフレームヒンジセット
37 メインフレーム貫通穴
38 ヒンジ軸座
39 ヒンジピン穴
40 サブフレーム差し込み用止まり穴
4 メインフレーム
41 メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔
42 メイン・サブフレームヒンジピン
44 第1腕部リンク規制溝
45 ねじりばね第2腕部取り付け面
46 ねじりばね第2腕部取り付け穴
47 退避溝
5 サブフレーム
51 上部ジョイントロープ穴
52 下部ジョイントロープ穴
53 規制用ボール
6 上部ロープシャフト
70 制限フック
7 下部ロープシャフト
8 ロープ通し孔
9 上部ソケット
96 ばね
97 第1腕部リンク
98 ねじりばね第2腕部
99 ねじりばね第1腕部

Claims (10)

  1. 上部ジョイント(1)と、下部ジョイント(2)と、ロープ構造と、を含み、前記上部ジョイント(1)は複数のメインフレーム(4)の内端とヒンジ結合し、前記下部ジョイント(2)が複数のサブフレーム(5)の内端とヒンジ結合し、前記サブフレーム(5)の外端が前記メインフレーム(4)の中央に一対一で対応してヒンジ結合される軽力化テントの骨組みであって、メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばね(31)がさらに設けられ、
    前記メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばね(31)には、ねじりばね第1腕部(99)及びねじりばね第2腕部(98)が設けられ、前記メインフレーム(4)及び前記サブフレーム(5)が各々前記ねじりばね第1腕部(99)及び前記ねじりばね第2腕部(98)と固定され、
    前記ロープ構造は、前記上部ジョイント(1)と前記下部ジョイント(2)を近づけることができるロープ(3)を含み、前記ロープ(3)の2つの持ち手が前記下部ジョイント(2)の下方に垂れることを特徴とする、軽力化テントの骨組み。
  2. メインフレーム側ヒンジ部材(34)とサブフレーム側ヒンジ部材(35)のヒンジ結合によって形成されるメイン・サブフレームヒンジセット(36)がさらに設けられ、
    前記メインフレーム側ヒンジ部材(34)には、メインフレーム貫通穴(37)及び一対のヒンジ軸座(38)が設けられ、前記ヒンジ軸座(38)にはヒンジピン穴(39)が各々設けられ、前記ヒンジピン穴(39)の軸方向が前記メインフレーム貫通穴(37)の軸方向に垂直であり、
    前記サブフレーム側ヒンジ部材(35)には、サブフレーム差し込み用止まり穴(40)及びメイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)が設けられ、前記メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)の軸方向は前記サブフレーム差し込み用止まり穴(40)の軸方向に垂直であり、
    前記メインフレーム(4)の中央は、締まりばめで前記メインフレーム貫通穴(37)内に差し込んで固定され、前記サブフレーム(5)の外端が前記サブフレーム差し込み用止まり穴(40)内に差し込まれ、
    メイン・サブフレームヒンジピン(42)は、一対の前記ヒンジピン穴(39)及び前記メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)を同時に貫通し、
    前記メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばね(31)は、2個のねじりばね第1腕部(99)を対称的に配置されたダブルねじりばねであり、
    2個の前記ねじりばね第1腕部(99)の間に第1腕部リンク(97)が連結され、
    前記メイン・サブフレームヒンジ用のねじりばね(31)の前記ねじりばね第1腕部(99)の両端が1個のばね(96)の外端に連結され、各前記ばね(96)の内端に1個のねじりばね第2腕部(98)が各々連結され、
    前記メインフレーム側ヒンジ部材(34)には、前記ヒンジピン穴(39)の軸方向に沿って第1腕部リンク規制溝(44)が設けられ、前記第1腕部リンク(97)は前記第1腕部リンク規制溝(44)内に係合され、
    前記サブフレーム側ヒンジ部材(35)には、互いに平行な一対のねじりばね第2腕部取り付け面(45)が設けられており、前記メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)は、2つの前記ねじりばね第2腕部取り付け面(45)を垂直に貫通し、2つの前記ねじりばね第2腕部取り付け面(45)の間の距離が前記第1腕部リンク(97)の長さに適合し、
    前記ねじりばね第2腕部取り付け面(45)には、下方に凹んだねじりばね第2腕部取り付け穴(46)が設けられ、
    前記ねじりばね第2腕部取り付け穴(46)の断面形状は、片側の前記ねじりばね第2腕部(98)及びばね(96)にマッチし、かつ2個の前記ねじりばね第2腕部取り付け穴(46)の穴底間の距離が2個の前記ねじりばね第2腕部(98)の間の距離に適合し、
    前記メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)の両端は、2個の前記ねじりばね第2腕部取り付け穴(46)の穴底で開かれ、
    前記ねじりばね(31)の一対の前記ねじりばね第2腕部(98)及びばね(96)は、前記サブフレーム側ヒンジ部材(35)上の2個の前記ねじりばね第2腕部取り付け穴(46)にスナップインされ、2個の前記ばね(96)の巻き込み軸が前記メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)の軸線と重なり、
    前記メイン・サブフレームヒンジピン(42)は、一対の前記ヒンジピン穴(39)、一対の前記ねじりばね第2腕部取り付け穴(46)及び前記メイン・サブフレームヒンジピン挿通孔(41)を同時に貫通して前記メインフレーム側ヒンジ部材(34)、前記サブフレーム側ヒンジ部材(35)及び前記ねじりばね(31)を枢結することを特徴とする、請求項1に記載の軽力化テントの骨組み。
  3. 2個の前記ヒンジ軸座(38)の対向面には、下方に凹んだ退避溝(47)が設けられ、前記退避溝(47)の一端は前記ヒンジ軸座(38)の根元から始まり、他端が少なくとも前記ヒンジピン穴(39)まで終わることを特徴とする、請求項2に記載の軽力化テントの骨組み。
  4. ロープ構造は、上部ジョイント(1)に水平に設けられた一対の上部ロープシャフト(6)と、下部ジョイント(2)に水平に設けられた下部ロープシャフト(7)と、を含み、
    ロープ(3)の中間部は、前記下部ロープシャフト(7)に対応して固定され、前記下部ロープシャフト(7)両側にある本体部分が前記上部ロープシャフト(6)の周りを通り、前記ロープ(3)の2つの持ち手がそれぞれ前記下部ジョイント(2)の下に垂れ下がることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の軽力化テントの骨組み。
  5. 前記下部ロープシャフト(7)の軸方向が前記上部ロープシャフト(6)の軸方向に平行であり、
    ロープ通し孔(8)が半径方向に沿って前記下部ロープシャフト(7)に水平に貫通し、前記ロープ(3)の中間部が前記ロープ通し孔(8)に設けられることを特徴とする、請求項4に記載の軽力化テントの骨組み。
  6. 前記上部ジョイント(1)と前記下部ジョイント(2)とが同軸となり、
    前記上部ジョイント(1)には、上部ソケット(9)が設けられ、前記下部ジョイント(2)に下部ソケット(10)が設けられ、前記上部ソケット(9)及び前記下部ソケット(10)は、いずれも前記上部ジョイント(1)と同軸となり、かつ互いに嵌合することができることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の軽力化テントの骨組み。
  7. 前記上部ソケット(9)及び前記下部ソケット(10)のうちの少なくとも一方は、対応物と軸方向運動制限を形成する構造を備えることを特徴とする、請求項6に記載の軽力化テントの骨組み。
  8. 前記ロープ(3)の持ち手は、輪であることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の軽力化テントの骨組み。
  9. 前記ロープ(3)の持ち手の輪の外周を包囲するように剛性プルリング(11)が設けられることを特徴とする、請求項8に記載の軽力化テントの骨組み。
  10. 前記ロープ構造は、前記上部ジョイント(1)の下端面に垂直に貫通するように設けられた上部ジョイントロープ穴(51)を含み、
    前記ロープ(3)には、規制機構が設けられており、前記規制機構の直径が前記上部ジョイントロープ穴(51)の直径よりも大きく、
    前記ロープ(3)の前記規制機構を備えた部分は、前記上部ジョイントロープ穴(51)の上方に位置し、前記ロープ(3)の2つの持ち手が下に向けて前記上部ジョイントロープ穴(51)及び前記下部ジョイント(2)を通ることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の軽力化テントの骨組み。
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