JP3229306B2 - くらげの切断加工方法、該方法によって切断した切り身および切断加工装置 - Google Patents

くらげの切断加工方法、該方法によって切断した切り身および切断加工装置

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JP3229306B2 JP2000273132A JP2000273132A JP3229306B2 JP 3229306 B2 JP3229306 B2 JP 3229306B2 JP 2000273132 A JP2000273132 A JP 2000273132A JP 2000273132 A JP2000273132 A JP 2000273132A JP 3229306 B2 JP3229306 B2 JP 3229306B2
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金男 福田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食材となる円形状
または円盤状のくらげを所定幅の細帯状に連続して切断
加工する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のくらげは、食材にするため
に、円形状のくらげを直線状に所定幅をもって切断す
る、所謂、通称「ギロチンカット」と称される切断手法
が採られている。
【0003】このギロチンカットにおいては、図18に
示したように、円形状のくらげaを所定幅をもって直線
状に切断して細帯状の切り身bに形成するのであるか
ら、そのくらげの大きさによってその長さが異なると共
に、中央部と端部側とでは細帯状の切り身bの長さが極
端に異なってくる。
【0004】一般的に、この種の業界では、切断される
前の円形状のくらげにおける直径が、例えば、33cm
以上が1級品、33cm以下〜28cmまでが2級品、
28cm以下〜23cmまでが3級品、23cm以下〜
18cmまでが4級品として取り引きの目安になってお
り、その大きさで品質のランク付けがなされている。そ
の理由は、キロチンカットしたものを調理して皿に盛り
付けしたときに、切り身の長いものはふんわりと盛り上
がって体裁良く盛り付けができるのに対して、切り身の
短いものは盛り上がりが少なく、全面的にべたっとした
盛り付けになって体裁が悪いため、長く切断できる直径
の大きいくらげの方が価値が高いという評価によるもの
である。
【0005】そして、実際に取り引きされている未カッ
トのくらげにおいては、その直径が33cmを超えるも
のは少ないのが現状であり、更に、直径が33cmを超
えるものであっても、ギロチンカットした状態で高級品
として取り引きされ、直径が33cm未満のものも、ギ
ロチンカットされるが、最初から2級品以下にしかなら
ないのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、未カッ
トのくらげにおいて、直径が33cmを超えるものでも
33cm未満のものでもくらげとしての肉質的にはほと
んど変わるところがないにも拘わらず、ギロチンカット
することにより33cm以上の細帯状にならないと高級
品として取り引きされないという不都合が生じているば
かりでなく、例えば、直径が33cmを超える大きさの
ものでも、ギロチンカットによって切断された両側の1
8cm未満の部分は、その盛り付けにおいてやはり体裁
が悪くなるため高級料理としては使用されないという問
題点を有している。
【0007】また、実際に未カットのくらげにおいて、
直径が33cm未満のものは、最初から2級品以下で取
り引きされ、特に、直径が23cm以下の小径のくらげ
においてはカットしてもそれ以上には長くならないので
あるから、低級品として比較的安価に取り引きされる
が、更にギロチンカットしたときに長さが18cm未満
の短い部分が多く、盛り付けの体裁が悪いことから、料
理人において敬遠されるという問題点を有している。
【0008】従って、従来例のくらげのカットにおいて
は、画一的に行っている直線状のギロチンカット自体に
問題があり、くらげの直径が33cm未満であっても、
33cm以上の細帯状にカットできるようにして、高級
料理として使用できるようにすることに解決しなければ
ならない課題を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、第1の発明として、略
円形状を呈するくらげを、その円形状の直径長さ以上の
長さの細帯状になるように非直線状に切断することを特
徴とするくらげの切断加工方法を提供するものである。
第2の発明として、略円形状を呈するくらげを、非直線
状に切断してその円形状の直径長さ以上の長さの細帯状
に形成したことを特徴とするくらげの切り身を提供する
ものである。第3の発明として、装置本体のテーブル面
に配設しくらげを載置する不動基板と、該不動基板に対
峙して上下動し下降したときに不動基板と接触する可動
部材と、該可動部材の上下動を駆動する駆動部とからな
り、前記不動基板または可動部材のいずれかに非直線状
の切断刃を設けたことを特徴とするくらげの切断加工装
置、及び、装置本体のテーブル面に設けた切断領域と、
該切断領域にくらげを搬送する載置部を備えた搬送手段
と、該搬送手段の載置部にくらげを供給する供給手段
と、多数のくらげをストックし且つ順次繰り出すことが
できる繰り出し手段と、前記切断領域に対峙して上下動
し下降したときに搬送手段の載置部と接触するする可動
部材と、該可動部材の上下動を駆動する駆動部とからな
り、前記可動部材の載置部と接触する位置に非直線状の
切断刃を設けたことを特徴とするくらげの切断加工装
置、とを提供するものである。
【0010】また、本発明における第1の発明において
は、非直線状の切断は、円形状の円周方向に沿うように
して所定幅で且つ所定長さに連続させて切断すること;
非直線状の切断は、円形状のくらげを渦巻き状に切断す
ること;非直線状の切断は、渦巻き状に形成した切断刃
によるプレスで切断すること;周方向に沿う連続切断
は、円形状のくらげを回転させ切断手段を移動させて連
続的に切断すること;切断手段が、刃物、高圧水、また
はレーザー光のいずれかであること;を付加的な要件と
して含むものである。
【0011】更に、本発明における第2の発明において
は、細帯状に形成したくらげは、所定の長さに揃えて切
断したこと;を付加的な要件として含むものである。
【0012】そして更に、本発明における第3の発明に
おいては、非直線状の切断刃は、渦巻き状または多角形
状に形成してあること;可動部材の上下動を駆動する駆
動部は、上下動のストロークを調整できる調整手段を備
えていること;切断領域にくらげの存在を検出する検出
手段を設けたこと;供給手段は、先端部側に吸着機能を
もったアーム部材であること;非直線状の切断刃に、く
らげの離脱手段を設けたこと;離脱手段は、エアー、押
し出しピンまたは弾性部材であること;を付加的な要件
として含むものである。
【0013】本発明においては、円形状のくらげを非直
線状に切断して、くらげの直径の長さよりも長い細帯状
の切り身に形成することにより、通常は高級品として扱
われないが肉質に変わりがない小径のくらげを切り身の
状態で高級品化することができるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明を図示の実施の形態に
より更に詳しく説明する。図1〜5は本発明に係るくら
げ切断加工方法の原理を示すものであり、その切断加工
方法に使用される一例の切断用刃9は、図1に示したよ
うに、例えば、帯状を呈する切刃1を略円形状を呈する
平板2上に水平方向に広がる螺旋状、即ち渦巻き状(以
下単に渦巻き状という)に配設し、支持部材3によりそ
の形状を維持して平板2上に支持させたものである。
【0015】切刃1の支持状態の一例を、図2に示して
ある。即ち、対をなすピン状の支持部材3を用い、切刃
1が渦巻き状を維持できるように複数個所に渡って支持
部材3を平板2上に植設し、これら対をなす支持部材3
により両側から切刃1を挟み付け、且つ、図3に示した
ように、基部7側が平板2上に当接し、刃先が上を向い
た状態で渦巻き状を維持して平板2上に支持されるもの
である。
【0016】そして、くらげを切断する場合には、この
平板2は、所謂、不動基板となるものであって、要する
に切刃1はその不動基板上(平板2)に渦巻き状に植え
付けられた状態になるのであり、その不動基板の上方に
位置させて上下動する可動板(図示せず)を有し、切刃
1上に切断加工しようとする円形状のくらげ5を載置
し、可動板を下降させてくらげ5を押圧することにより
切刃1でくらげ5を切断し、図4に示したように、円形
状のくらげ5が連続した細帯状で且つ全体が非直線の渦
巻き状の切り身4に切断されるのである。
【0017】要するに、円形状のくらげは、周方向に沿
って水平方向に広がる螺旋状または渦巻き状の非直線状
態で切断されることで、中心部まで繋がった細帯状の長
い切り身4となるのであり、従来のギロチンカットと違
って、例えば、直径が10cm程度しかない小径のくら
げであっても、その直径以上の50cmを超える細帯状
の切り身にカットできるのであり、その点に本発明の技
術的思想が存するのである。
【0018】また、不動基板となる平板2、即ち、切断
用刃9には上下動する可動板とのセッティングを行うた
めに、例えば、位置調整のための把持部6を取り付ける
ことができる。なお、渦巻き状に配設した切刃1におけ
る内側と外側の端部8は、支持部材3の近い位置におい
て、所謂、切り離しの状態にしてあっても、切断加工に
はそれ程差し障りがない。
【0019】次に、上記切断加工方法を実施できる具体
的装置について、第1の実施の形態を図6〜10に示し
てある。この実施の形態に係る切断加工装置10は、装
置本体11の上部に所定広さのテーブル面12が形成さ
れ、該テーブル面12に対峙した状態で上下動する可動
部材13が配設され、該可動部材13は背面側において
シリンダー14に取り付けられている。このシリンダー
14は、例えば、油圧シリンダーであって、装置本体1
1の背面側に配設した油圧装置15により駆動され、そ
れによって可動部材13が上下動するものである。
【0020】可動部材13の前面側の上面には、油圧装
置15を駆動して上下動させるための一対のレバースイ
ッチ16が所定の間隔をもって左右に起立した状態で設
けられ、これらレバースイッチ16の間に両レバースイ
ッチ16を切り換えるための切換スイッチ17が設けら
れている。つまり、切換スイッチ17によって左右のレ
バースイッチ16のいずれかが操作できるようにし、作
業の仕方または作業者によって右または左のレバースイ
ッチが選択できるようにする。なお、切換スイッチ17
をニュトラルの位置にすると、いずれのレバースイッチ
16も動作できないようになる。
【0021】また、可動部材13の下面側には、所謂、
可動板18が着脱可能に取り付けられている。この可動
板18は、装置本体11のテーブル面12にセットした
切断用刃19と対峙した状態にあって、可動部材13が
設定された位置まで下降したときに切断用刃19と接触
するものである。なお、前記可動板18は、例えば、ジ
ュラルミンなどの金属板であっても良く、また、プラス
チック板であっても良い。そして、切断用刃19はテー
ブル面12にセットした状態で、所謂、不動基板となる
ものである。
【0022】装置本体11の前面側には、操作パネル部
20が設けられ、該操作パネル部20には、電源スイッ
チ21と、動作状態を示す表示ランプ22と、可動部材
13のストローク調整用ハンドル23と、切断用刃19
と可動板18との微妙な位置合わせ用ハンドル24と、
その調整ストロークおよび位置合わせの状況を表示する
表示部25とが設けられている。
【0023】切断用刃19は、図8〜10に示したよう
に、円形状の平板32に、帯状を呈する切刃31を渦巻
き状にして一体的に取り付けたものである。この場合
に、例えば、平板32が木製である場合には、その表面
に切刃31の厚みに略相当する溝を渦巻き状に切削形成
し、該溝内に切刃31の基部側37を圧入して一体化す
るものである。また、平板32を、例えば、プラスチッ
クで形成する場合には、切刃31を渦巻き状に維持した
状態で所定の型内にセットし、樹脂を注入して硬化させ
その基部側37を平板32と一体成型するものである。
【0024】上記した第1の実施の形態に係る切断加工
装置10においては、電源スイッチ21を投入し、可動
部材13の下降ストロークを調整すると共に、切断用刃
19と可動板18との位置調整をした後に、加工しよう
とする円形状のくらげ35を切断用刃19上に載置し、
右または左のレバースイッチ16を手前側に引くことで
油圧装置15が駆動して可動部材13が下降し、可動板
18がくらげ35を押圧することにより、切断用刃19
によってくらげ35が渦巻き状に切断されるのである。
【0025】この場合に、レバースイッチ16を手前に
引いてオンさせると、手を離しても可動部材13は設定
された下降ストローク分、一回だけ下降動作してから上
部の待機位置まで自動的に戻るのである。そして、渦巻
き状に切断されたくらげ35は、例えば、吸引手段等に
より切断用刃19から吸引除去されて所定の容器に収納
され、続いて切断用刃19上に次のくらげを載置し、前
記と同様の操作により順次切断行為が行えるのである。
【0026】図11〜14に第2の実施の形態に係る切
断加工装置を示してある。この切断加工装置40は、装
置本体41の上面を平坦なテーブル面42に形成し、そ
のテーブル面42に沿って左右方向(横方向)へ走行す
る、例えば、エンドレスコンベアベルト状の搬送手段4
3が設けられ、該搬送手段43に所定の間隔をもってく
らげの載置部44が複数個着脱可能に設けてある。この
載置部44は、例えば、プラスチック等の比較的硬質で
可撓性を有する材料で形成され直径が略40cm程度の
円板状を呈するものである。なお、搬送手段43は、装
置本体41の両側に設けられたロール状の駆動手段45
によって駆動される。
【0027】装置本体41の上部には、テーブル面42
に対峙した状態で、且つ搬送手段43と直交する方向に
可動部材46が配設され、該可動部材46は背面側がシ
リンダー47に取り付けられている。このシリンダー4
7は、例えば、油圧シリンダーであって、装置本体41
の背面側に配設した油圧装置48により駆動され、それ
によって可動部材46が上下動するものである。この可
動部材46の先端側下面に切断用刃49が下向きに着脱
可能に取り付けられる。
【0028】また、装置本体41の前面側に操作パネル
50が設けられ、該操作パネル50には、電源スイッチ
およびスタートボタン(スイッチ)を含む複数の操作ボ
タン郡51と表示灯および表示部52等が設けられてお
り、また、電源スイッチをオンしたときに装置が動作状
態にあることを表示灯によって表示すると共に、スター
トボタンをオンさせた稼働状態において不都合が生じた
ときにそれを表示し、報知する手段と装置を緊急に停止
させる手段等も設けてある。
【0029】操作ボタン群の一例を説明すると、例え
ば、可動部材46の上下動におけるストロークの設定、
下降のタイミングの設定、搬送手段43の搬送速度の調
整、切断用刃49と搬送手段43の載置部44との位置
合わせの調整、載置部44に対するくらげ供給のタイミ
ング調整等である。
【0030】更に、装置本体41の前面側で搬送手段4
3の上流側にくらげの供給装置53が設けられる。この
供給装置53は、先端に吸着手段54を備えた供給手段
55と、ストックしてあるくらげ35の順次繰り出しを
行う繰り出し手段56とから概ね構成されており、供給
手段55は要するにアーム部材であって、該アーム部材
はその基部側が支持されて上下動すると共に、所定の角
度範囲において回転できる構成になっている。
【0031】また、繰り出し手段56は、全体としてく
らげをガイドするための筒状を呈する本体部と、該本体
部内に収納されたくらげ35を持ち上げるためのエレベ
ータ機構とからなり、例えば、直径の近似したくらげを
多数枚(100〜150枚程度)を積み重ねた状態で本
体部内に納め、上部から供給手段55によりくらげ35
を一枚づつピックアップする毎に、そのくらげ35の厚
み分に相当する高さ分だけ順次エレベータ機構で積み重
ね状態にあるくらげ35全体を押し上げる構成にしたも
のである。なお、直径が近似したくらげの厚みは、略同
じであり、予め平均的な厚みを算出して押し上げのスト
ロークを設定すればよいのである。そして、本体部内に
くらげが無くなったときに、前面側の扉57を開けて新
たに多数のくらげを本体部に詰めれば良いのである。
【0032】更に、装置本体41の所定位置、好ましく
は上面のテーブル面42に、切断されるべきくらげ35
の存在を検出する検出手段58が装備されている。この
検出手段58は、例えば、光による検出手段であり、く
らげの切断領域A近傍に設けられる。この切断領域Aと
いうのは、可動部材46の切断用刃49と搬送手段43
の載置部44とが上下において略一致する範囲であっ
て、その切断領域Aにおいて載置部44にくらげ35が
存在するか否かを検知するものである。
【0033】そして、検出手段58による検出結果に基
づいて、可動部材46が動作するのであり、少なくと
も、搬送手段43によって載置部44が切断領域Aに来
たことが他の検出手段によって検出され、その切断領域
Aにおけるくらげ35の存在が検出されたときに、可動
部材46が速やかに下降し切断用刃49によって載置部
44上のくらげ35を切断し、くらげ35の存在が検出
されないときには、可動部46は動作しないと同時に、
異常が生じていることを報知し装置を停止させるのであ
る。
【0034】この第2の実施の形態に使用される切断用
刃49の一例は、図13に示したように、円形状の平板
62に、帯状を呈する切刃61を渦巻き状にして一体的
に取り付けたものであり、先に図8〜10で示したもの
と略同様であるが、この実施の形態の場合には、くらげ
切断加工後において、切断用刃49からのくらげ除去手
段を設けたものであり、その除去手段としては、平板6
2に所定の間隔を持って設けた多数個の孔63である。
【0035】これらの孔63は、渦巻き状に配設した隣
接する切刃61間に形成されるものであって、例えば、
切断したくらげを切断用刃49から全面的に除去するた
めのエアー吹き出し孔またはピン挿通孔として利用され
るものである。つまり、載置部44上のくらげ35を切
断したときに、切断したくらげが切刃61間にそのまま
挟まった状態になって持ち上げられてしまい、次の切断
行為ができなくなるため、一回ごとの切断行為直後に高
圧エアーを各孔63から噴出させ、または、ピンを突き
出させて切刃61間に挟まったくらげを除去するのであ
る。
【0036】従って、除去手段としての孔63は、高圧
エアーとの組み合わせまたはピンとの組み合わせによっ
て成立するものであって、高圧エアーとの組み合わせの
場合には、切断用刃49の背面側にエアー室(所定の空
間部)を設け、そのエアー室に高圧エアーが瞬時に供給
できるエアーパイプが連結されていれば足りるのであ
る。
【0037】また、ピンとの組み合わせの場合は、その
一例を図14に示したように、突き出し部材64が使用
される。この突き出し部材64は、切断用刃49の平板
62と形状的に略一致する円形状の基板65に、切断用
刃49の各孔63と一致する位置に所定長さのピン66
を起立または植設状態に設けたものである。
【0038】この突き出し部材64は、各ピン66を切
断用刃49の各孔63に背面側から遊嵌状態に挿通さ
せ、例えば、複数個のバネ部材67を介して常に後退す
る方向に付勢された状態で配設される。そして、一回ご
との切断行為直後に突き出し部材64を強制的に前進さ
せて、切刃61間に挟まったくらげをピン66により突
き出して除去することができるのである。なお、切断用
刃49は、その外周面が所定の取付部材68に着脱可能
な状態で取り付けられている。
【0039】突き出し部材64の前進動作は、例えば、
基板65の背面側空間部に高圧エアーを供給するか、ま
たは、油圧式にして強制的に行うものである。なお、突
き出し部材64は、上述とは逆に常に前進する方向(ピ
ン66が突き出た状態)に付勢された状態で配設されて
いて、切断行為によりくらげの表面にピン66が当接し
て後退するようにしても良い。そして、前進動作の際に
は、バネ付勢と共にエアーまたは油圧で強制的に突き出
すようにしても良い。
【0040】この第2の実施の形態に係る切断加工装置
40によるくらげの切断加工は、まず、繰り出し手段5
6に所定枚数、例えば、100〜150枚程度のくらげ
をほぐして積み重ねた状態で収納し、スタートボタンを
オンさせると、搬送手段43及び供給装置53が駆動
し、供給装置53によって一枚のくらげがピックアップ
されて搬送手段43の上流側にある載置部44にくらげ
35が供給される。
【0041】搬送手段43の駆動によってくらげ35が
載置された載置部44が切断領域Aに来たときに、その
載置部44にくらげ35が存在するか否かを検知手段5
8により検知し、存在することが確認されたときに、可
動部材46が速やかに下降し切断用刃49によって載置
部44上のくらげ35を切断した後に上昇する。
【0042】この可動部材46の下降による切断と、切
断後の上昇は瞬時に行われるものであって、各切断行為
によって切断用刃49の切刃61間にくらげが挟まる
が、切断後の上昇と同時に突き出し部材64を瞬時に前
進させ、その突き出し部材64のピン66により切刃6
1間に挟まっているくらげを突き出し、載置部44に切
断したくらげを残して可動部材46は元の待機位置まで
上昇するのである。
【0043】その間に供給装置53は、次の載置部44
に対して、前回と同様に繰り出し手段56から一枚のく
らげ35をピックアップして既に載置してあって、搬送
手段43によって次の載置部44が切断領域Aに来たと
きに、検知手段58でくらげの存在を検知し、前回と同
様に可動部材46を下降させてくらげ35の切断と突き
出しとを行い、切断されたくらげ35は搬送手段43の
駆動により、搬送手段43の下流側、即ち、切断加工装
置40の左側において所定の容器69に順次収納される
のであり、これらの動作を順次行って自動的にくらげの
切断がなされるのである。
【0044】なお、切断用刃49の切刃61間から切断
したくらげを離脱排出させる手段として、前記突き出し
部材64の代わりに、孔63から高圧空気を瞬時に噴出
させることにより、離脱排出を遂行することができる。
ところで、前述したいずれの切断用刃においても、渦巻
き状の切刃のピッチ間隔は4〜10mm程度の範囲であ
って、顧客にニーズに合わせてそのピッチ間隔が選択さ
れる。
【0045】また、前述した実施の形態は、いずれも切
刃を渦巻き形状に定着させた切断用刃を用いてくらげを
非直線状に切断するものであるが、切刃の定着形状を種
々に変更することで、更に異なった非直線状の切断が可
能である。
【0046】即ち、図15(A)に示したように、切刃
を二つに分けて蒲鉾状の渦巻きを形成する切刃61a、
61bとしたり、(B)図に示したように、切刃を三つ
に分けて扇型の渦巻きを形成する切刃61c、61d、
61eとしたり、更に、多角形状の渦巻きを形成する切
刃61fに形成することができる。このように切刃を形
成することで、くらげを非直線状に切断してくらげの直
径の長さよりも長い細帯状の切り身を形成することがで
きるのである。特に、多角形状については代表的に八角
形状のものを示したが、これに限定されることなく、例
えば、三角形から十二角形またはそれ以上のものを適宜
採用することができる。
【0047】更に、くらげを非直線状に切断する手段と
して、例えば、図16に示したような第2の切断方法が
採用できる。即ち、大きさの略等しい複数枚(10〜2
0枚程度)のくらげ35を重ね、その略中心部分に所定
長さの回転軸70を挿通し、該回転軸70を所定の駆動
部にセットする。その駆動部においては、セットされた
くらげ35の略接線方向に刃部が向いている切刃71が
装備されており、前記回転軸70を矢印x方向に回転さ
せると共に、切刃71を矢印y方向(回転軸の軸心方
向)に移動させることにより、くらげを周方向に沿って
連続的に切断し、細帯状の連続した切り身に形成できる
ものである。
【0048】この場合の回転軸70の回転速度と切刃7
1の移動速度とによって、細帯状の幅が決定されるので
あり、回転軸70の回転速度を一定にして切刃71の移
動速度を遅くすることにより切り身の幅が狭くなり、切
刃71の移動速度を速くすることで切り身の幅が広くな
るのである。従って、決められた切り身の幅を得るため
には、その切刃71の移動速度を予め設定された値にセ
ットすれば良いのであり、切り身の幅は任意に選択する
ことができる。
【0049】また、くらげを非直線状に切断する他の手
段として、例えば、図17に示したような第3の切断方
法も採用することができる。この他の手段においても、
大きさの略等しい複数枚(10〜20枚程度)のくらげ
35を重ねて回転テーブル72上に載置し、回転によっ
て全体が崩れないように回転中心の心棒73に各くらげ
の中心部を突き刺して載置してあり、その心棒73に近
接した位置の上部に切断手段74が配設されている。こ
の場合の切断手段74としては、例えば、レーザ光線ま
たは高圧水が使用され、レーザ光線の場合は照射口であ
り、高圧水の場合は噴射ノズルである。
【0050】そして、回転テーブル72を矢印x方向に
回転させながら、切断手段74を矢印y方向に移動させ
ることによりくらげ35を連続した渦巻き状に切断する
のである。この場合に、切断手段74をくらげ35の中
心から周縁方向に移動させることで、全体がバラバラに
ならずに渦巻き状に切断できるのである。
【0051】この切断方法においても、回転テーブル7
2の回転速度と切断手段74の移動速度とによって、細
帯状の切り身の幅が決定されるのであり、決められた切
り身の幅を得るためには、その切断手段74の移動速度
を予め設定された値にセットすれば良いのであって、切
り身の幅は任意に選択することができる。
【0052】更に、切断された細帯状の切り身は、くら
げの大きさにもよるが、ほとんどの場合にその長さが2
00cmを超える長さになるが、顧客の要望によって、
例えば、30cmとか60cmに揃えてカットすること
が要求されたときには、図8に示した切断用刃19にお
いて、仮想線で示したように、中心側から、渦巻き状に
沿って30cmまたは60cmの位置に直交する方向の
切断刃31aを複数個所設けて、渦巻き状に切断する段
階で要求された長さに切断するか、または、細帯状に切
断された複数の切り身を全体的に伸ばすようにし、多数
本の切り身を揃えた状態にして、一方の端部側からメジ
ャー等を使用して要求された長さに、包丁等の刃物で順
次切断するようにすれば良いのである。
【0053】いずれにしても本発明においては、くらげ
を切断する際に、非直線状にカットしてくらげの直径の
長さよりも長い切り身を得ることができるようにしたも
のであって、従来から行っているギロチンカットでは、
最大限くらげの直径の長さの細帯状の長さにしかカット
できなかったことによる種々の不都合を完全に解消させ
たものである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の発
明に係るくらげの切断加工方法は、略円形状を呈するく
らげを、その円形状の直径長さ以上の長さの細帯状にな
るように非直線状に切断するようにしたことにより、未
カットのくらげの直径が高級品扱いされない小径のもの
であっても、従来のギロチンカットでは果たし得なかっ
た、ふんわりと体裁良く盛り付けができる高級品扱いさ
れる長尺の切り身に切断することができるという優れた
効果を奏する。
【0055】また、第2の発明に係るくらげの切り身
は、略円形状を呈するくらげを、非直線状に切断してそ
の円形状の直径長さ以上の長さの細帯状に形成したこと
によって、肉質に変わりがないが高級品扱いされない小
径のくらげから、ふんわりと体裁良く盛り付けができる
高級品扱いと同等の切り身になるという優れた効果を奏
する。
【0056】更に、第3の発明に係るくらげの切断加工
装置は、装置本体のテーブル面に配設しくらげを載置す
る不動基板と、該不動基板に対峙して上下動し下降した
ときに不動基板と接触する可動部材と、該可動部材の上
下動を駆動する駆動部とからなり、前記不動基板または
可動部材のいずれかに非直線状の切断刃を設けた構成と
したことにより、くらげの直径の大小に拘わらず、従来
のギロチンカットとは違って一回の上下動作でくらげ全
体を直径よりも長い連続した細帯状の切り身に切断でき
るという優れた効果を奏する。
【0057】更にまた、本発明のくらげの切断加工装置
は、装置本体のテーブル面に設けた切断領域と、該切断
領域にくらげを搬送する載置部を備えた搬送手段と、該
搬送手段の載置部にくらげを供給する供給手段と、多数
のくらげをストックし且つ順次繰り出すことができる繰
り出し手段と、前記切断領域に対峙して上下動し下降し
たときに搬送手段の載置部と接触するする可動部材と、
該可動部材の上下動を駆動する駆動部とからなり、前記
可動部材の載置部と接触する位置に非直線状の切断刃を
設けた構成としたことによって、くらげの直径の大小に
拘わらず、くらげを順次自動的に供給して、しかも、く
らげ全体を直径よりも長い連続した細帯状の切り身に切
断でき、くらげの切り身の生産性を著しく向上させるこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断方法に使用される切断用刃の1実
施の形態を示す略示的平面図である。
【図2】同切断用刃の要部の一部のみを拡大して示した
斜視図である。
【図3】同切断用刃の要部となる刃のみを拡大して示し
た略示的断面図である。
【図4】本発明の1実施の形態に係る切断方法によって
切断されたくらげの略示的平面図である。
【図5】同切断方法に使用される切断治具の一例を示す
略示的平面図である。
【図6】本発明の切断方法を実施するための第1実施の
形態を示す切断加工装置の略示的正面図である。
【図7】同切断加工装置を略示的に示した側面図であ
る。
【図8】同切断加工装置に使用される切断用刃を拡大し
て示した略示的平面図である。
【図9】同切断用刃を略示的に示した側面図である。
【図10】図8のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図11】本発明の切断方法を実施するための第2実施
の形態を示す切断加工装置の略示的斜視図である。
【図12】同切断加工装置の要部のみを拡大して示した
略示的側面図である。
【図13】同切断加工装置に使用される切断用刃を拡大
して示した略示的平面図である。
【図14】同切断用刃の一つの使用状況を説明するため
の要部を略示的に示した断面図である。
【図15】(A)〜(C)は、本発明の切断方法に使用
される非直線状に配設した切断用刃における異なった3
例の切刃を示す説明図である。
【図16】本発明の切断方法の第2実施の形態を示す説
明図である。
【図17】本発明の切断方法の第3実施の形態を示す説
明図である。
【図18】従来例におけるギロチンカット手段によりカ
ットされた状態のくらげを示す略示的平面図である。
【符号の説明】
1、31、61、61a〜61f、71 切刃 2、32、62 平板 3 支持部材 4 渦巻き状の切り身 5、35 くらげ 6 把持部 7、37 切刃の基部 8 切刃の端部 9、19、49 切断用刃 10、40 切断加工装置 11、41 装置本体 12、42 テーブル面 13、46 可動部材 14、47 シリンダー 15、48 油圧装置 16 レバースイッチ 17 切換スイッチ 18 可動板 20、50 操作パネル部 21 電源スイッチ 22 表示ランプ 23 ストローク調整用ハンドル 24 位置合わせ用ハンドル 25 表示部 43 搬送手段 44 載置部 45 駆動手段 51 操作ボタン群 52 表示灯及び表示部 53 供給装置 54 吸着手段 55 供給手段 56 繰り出し手段 57 扉 58 検出手段 63 孔 64 突き出し部材 65 基板 66 ピン 67 バネ部材 68 取付部材 70 回転軸 72 回転テーブル 73 心棒 74 切断手段 A 検出手段 x 回転方向の矢印 y 進行方向の矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B26D 3/10 B26D 3/10 E J K 3/11 3/11

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円形状を呈するくらげを、 その円形状の直径長さ以上の長さの細帯状になるように
    非直線状に切断することを特徴とするくらげの切断加工
    方法。
  2. 【請求項2】 非直線状の切断は、 円形状の円周方向に沿うようにして所定幅で且つ所定長
    さに連続させて切断することを特徴とする請求項1に記
    載のくらげの切断加工方法。
  3. 【請求項3】 非直線状の切断は、 円形状のくらげを渦巻き状に切断することを特徴とする
    請求項1に記載のくらげの切断加工方法。
  4. 【請求項4】 非直線状の切断は、 渦巻き状に形成した切断刃によるプレスで切断すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のくらげの切断加
    工方法。
  5. 【請求項5】 周方向に沿う連続切断は、 円形状のくらげを回転させ切断手段を移動させて連続的
    に切断することを特徴とする請求項1または2に記載の
    くらげの切断加工方法。
  6. 【請求項6】 切断手段が、 刃物、高圧水、またはレーザー光のいずれかであること
    を特徴とする請求項5に記載のくらげの切断加工方法。
  7. 【請求項7】 略円形状を呈するくらげを、 非直線状に切断してその円形状の直径長さ以上の長さの
    細帯状に形成したことを特徴とするくらげの切り身。
  8. 【請求項8】 細帯状に形成したくらげは、 所定の長さに揃えて切断したことを特徴とする請求項7
    に記載のくらげの切り身。
  9. 【請求項9】 装置本体のテーブル面に配設しくらげを
    載置する不動基板と、 該不動基板に対峙して上下動し下降したときに不動基板
    と接触する可動部材と、 該可動部材の上下動を駆動する駆動部とからなり、 前記不動基板または可動部材のいずれかに非直線状の切
    断刃を設けたことを特徴とするくらげの切断加工装置。
  10. 【請求項10】 装置本体のテーブル面に設けた切断領
    域と、 該切断領域にくらげを搬送する載置部を備えた搬送手段
    と、 該搬送手段の載置部にくらげを供給する供給手段と、 多数のくらげをストックし且つ順次繰り出すことができ
    る繰り出し手段と、 前記切断領域に対峙して上下動し下降したときに搬送手
    段の載置部と接触するする可動部材と、 該可動部材の上下動を駆動する駆動部とからなり、 前記可動部材の載置部と接触する位置に非直線状の切断
    刃を設けたことを特徴とするくらげの切断加工装置。
  11. 【請求項11】 非直線状の切断刃は、 渦巻き状または多角形状に形成してあることを特徴とす
    る請求項9または10に記載のくらげの切断加工装置。
  12. 【請求項12】 可動部材の上下動を駆動する駆動部
    は、 上下動のストロークを調整できる調整手段を備えている
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のくらげの
    切断加工装置。
  13. 【請求項13】 切断領域にくらげの存在を検出する検
    出手段を設けたことを特徴とする請求項10に記載のく
    らげの切断加工装置。
  14. 【請求項14】 供給手段は、 先端部側に吸着機能をもったアーム部材であることを特
    徴とする請求項10に記載のくらげの切断加工装置。
  15. 【請求項15】 非直線状の切断刃に、 くらげの離脱手段を設けたことを特徴とする請求項9ま
    たは10に記載のくらげの切断加工装置。
  16. 【請求項16】 離脱手段は、 エアー、押し出しピンまたは弾性部材であることを特徴
    とする請求項15に記載のくらげの切断加工装置。
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