JP3229174U - 手工具用スリーブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】螺合パーツを嵌合させて回転させる際、螺合パーツの角端が磨り減らないようにする、手工具用スリーブ構造を提供する。【解決手段】手工具用スリーブ構造は、円筒体状の本体10を含み、本体の一端には六角槽状を呈するスリーブ部11が設けられ、スリーブ部が計六つの、それぞれが一個の正六辺柱体における六つの辺面と対応する壁面を有する。また、相隣する二つの壁面の連接箇所ごとに円弧槽14が設けられ、各壁面に係合面15が二つ設けられ、各壁面の二つの係合面の間には歯槽部13が設けられ、各歯槽部が複数の凹陥槽131を有する。更に、各壁面の両側に位置する円弧槽の間隔距離が第一の長さ16と定義され、各歯槽部の幅が第二の長さ17と定義され、正六辺柱体の辺面の幅が第三の長さ23と定義され、第一の長さが第三の長さの0.5倍乃至0.65倍となる。【選択図】図2

Description

本考案は手工具用スリーブ構造に関し、特に、スリーブ部、歯槽部、円弧槽及び係合面を有し、螺合パーツをスリーブ部と嵌合させて回転させる際、螺合パーツの角端が磨り減らないようにする、手工具用スリーブ構造である。
周知の手工具用スリーブ構造は、図13に示すように、開口スパナが作業側と柄部を含み、作業側は二つの対辺、及び該二つの対辺を連接する凹弧面を備え、該開口スパナの該二つの対辺が螺合パーツと嵌合する。
上記周知の手工具用スリーブ構造の欠点として、該二つの対辺により螺合パーツを回転させる際、螺合パーツと該二つの対辺はルーズフィット構造に当たるので、該二つの対辺が螺合パーツの角端箇所を挟む形になるわけだが、螺合パーツの回転が長期間行われると、螺合パーツの角端が磨り減って丸くなってしまう。
周知の手工具により螺合パーツを回転させる際、螺合パーツの角端が磨り減ってしまうことに鑑み、本考案では、螺合パーツを本体のスリーブ部と嵌合させる際、螺合パーツにおけるそれぞれの角端を各円弧槽の範囲内におさめることで、螺合パーツの角端が磨り減らなくなるようにする。
上述した課題を解決する手段を下に示す。本考案の手工具用スリーブ構造は、円筒体状の本体を含む。本体の一端には六角槽状を呈するスリーブ部が設けられる。スリーブ部は計六個の、それぞれが一つの正六辺柱体の六つの辺面と対応する壁面を有する。相隣する二つの壁面の連接箇所ごとに一つの円弧槽を有する。各壁面には二つの係合面が形成される。各壁面における二つの係合面の間には歯槽部が設けられる。各歯槽部には複数の凹陥槽が含まれる。各壁面の両側に位置する円弧槽の間隔距離は第一の長さと定義される。各歯槽部の幅は第二の長さと定義される。正六辺柱体の辺面の幅は第三の長さと定義される。第一の長さは第三の長さの0.5倍乃至0.65倍である。
従来の技術と比較しての本考案が有する効果を下に示す。螺合パーツを本体のスリーブ部と嵌合させる際、螺合パーツにおけるそれぞれの角端を各円弧槽の範囲内におさめることで、螺合パーツを回転させる際にそれぞれの角端が磨り減らなくなる。そのうち、第一の長さは第三の長さの0.5倍乃至0.65倍であるため、螺合パーツにおける角端と係合面の端辺との間には、好ましく且つ十分な間隔距離が設けられる。これにより、両者間の間隔距離に大きめの誤差が出た場合でも、螺合パーツを回転させる際、螺合パーツの角端が磨り減らなくなる。
本考案による手工具用スリーブ構造の立体図である。 本考案による手工具用スリーブ構造の正面図である。 本考案において螺合パーツが嵌合した場合を示す正面図である。 本考案における第二実施例の立体図である。 本考案における第三実施例の正面図である。 本考案における第四実施例の正面図である。 本考案における第五実施例の立体図である。 本考案における第六実施例の立体図である。 本考案における第七実施例の立体図である。 本考案における第八実施例の正面図である。 本考案における第九実施例の立体図である。 本考案における第十実施例の立体図である。 周知の手工具用スリーブ構造を示す図である。
図1及び図2に示されるように、本考案の手工具用スリーブ構造は本体10を含む。図に示すように、本体10の外観は円筒体状で、本体10はスリーブのユニットとなっている。本体10の一端にはスリーブ部11が設けられる。スリーブ部11は六角槽状を呈することで、計六個の、内壁においてそれぞれが一個の正六辺柱体20における六つの辺面と逐一対応する壁面110を有する。本体10のもう一方の一端は、四角槽状を呈する駆動部12が設けられ、この駆動部12はもう一つの手工具と嵌合する。六個の円弧槽14は、正六辺柱体20の六個の角端26箇所とそれぞれ対応する(即ち、相隣する二つの壁面110の連接箇所ごとに一つの円弧槽14がある)。また、各壁面110上には二つの係合面15が形成される。各壁面110における二つの係合面15の間には歯槽部13が設けられる。歯槽部13には、連続して相接する二個の凹陥槽131が含まれる。各壁面110の両側に位置する円弧槽14の間隔距離(即ち、各壁面110上における二つの係合面15の二つの最端辺の間隔距離とも言える)は第一の長さ16と定義される。各歯槽部13の幅(即ち、各歯槽部13における二つの凹陥槽131の二つの最端辺の間隔距離とも言える)は第二の長さ17と定義される。正六辺柱体20の辺面22の幅は第三の長さ23と定義される。第一の長さ16は第三の長さ23の0.5倍乃至0.65倍である(即ち、例えば第三の長さ23が10mmである場合、第一の長さ16は5mm乃至6.5mmである)。各凹陥槽131は等辺V形槽状を呈する。連続して相接する二つの凹陥槽131の間は、間隔距離が無いことで交差線132を有する。各凹陥槽131の二つの辺面は、九十度に接近する夾角133を有する。各歯槽部13は、各壁面110の中央に位置する。交差線132と係合面15は同一の平面上に位置する。各凹陥槽131は最大の深さ171を有する。
相対する二つの壁面110における、二つの歯槽部13の二本の交差線132は、正六辺柱体20の中軸線に沿って縦切りされた第一縦断面24の上に位置する。また、正六辺柱体20の相正対(相互に正対)する二つの角端26に位置する二つの円弧槽14を結ぶ軸線は、正六辺柱体20の中軸線、及び相正対する二つの角端26に沿って縦切りされた第二縦断面240の上に位置する。
正六辺柱体20において平行して相対する二つの辺面22の最短距離は第四の長さ25と定義され、最大の深さ171は第四の長さ25の0.035乃至0、045倍である。好ましくは、最大の深さ171は第四の長さ25の0.038乃至0、042倍である。
図3に示すように、スリーブ部11が構成する正六辺柱体20は、螺合パーツ30との嵌合に用いることができる。螺合パーツ30におけるそれぞれの角端31は、各円弧槽14の範囲内におさまる。これによって、本体10のスリーブ部11により螺合パーツ30が回転運動をする際、それぞれの角端31が磨り減らなくなる。
その他の各図面に描出される実施形態を下に示す。図4に示される本考案の第二実施形態では、本体10が透過型スリーブの構造である。図5に示される本考案の第三実施形態では、本体10がメガネレンチの構造である。図6に示される本考案の第四実施形態では、本体10がラチェットの構造である。図7に示される本考案の第五実施形態では、本体10が第一スライドロッドの構造である。図8に示される本考案の第六実施形態では、本体10が自在継手式の第二スライドロッドの構造である。図9に示される本考案の第七実施形態では、本体10が浮き端子または自在継手の構造である。図10に示される本考案の第八実施形態では、凹陥槽131の底部に面取りが行われている。図11に示される本考案の第九実施形態では、本体10が六角レンチを嵌合している。図12に示される本考案の第十実施形態では、本体10が一体成型を通じて六角レンチを有している。
最後に、本考案による手工具用スリーブ構造の優れた点をまとめれば、以下のようになる。
1.スリーブ部11による螺合パーツ30との嵌合が可能であり、螺合パーツ30におけるそれぞれの角端31は、各円弧槽14の範囲内におさまる。これにより、螺合パーツ30を回転させる際、それぞれの角端31が磨り減らなくなる。
2.第一の長さ16は第三の長さ23の0.5倍乃至0.65倍である。そのため、螺合パーツ30における角端31と係合面15の端辺との間には、好ましく且つ十分な間隔距離が設けられる。これにより、両者間の間隔距離に大きめの誤差が出た場合でも、螺合パーツ30を回転させる際、螺合パーツ30の角端31が磨り減らなくなる。
10 本体
11 スリーブ部
110 壁面
12 駆動部
13 歯槽部
131 凹陥槽
132 交差線
133 夾角
14 円弧槽
15 係合面
16 第一の長さ
17 第二の長さ
171 最大の深さ
20 正六辺柱体
22 辺面
23 第三の長さ
24 第一縦断面
240 第二縦断面
25 第四の長さ
26 角端
30 螺合パーツ
31 角端

Claims (5)

  1. 円筒体状の本体を含み、前記本体の一端にはスリーブ部が設けられ、前記スリーブ部が六角槽状を呈することで、計六つの、それぞれが一個の正六辺柱体における六つの辺面と逐一対応する壁面を有し、
    相隣する二つの前記壁面の連接箇所ごとに円弧槽が設けられ、それぞれの前記壁面の中央には歯槽部が設けられ、それぞれの前記壁面には前記歯槽部の両側に位置する係合面が二つ設けられ、それぞれの前記歯槽部が連続して相接する二つの凹陥槽を有し、連続して相接する二つの前記凹陥槽がそれぞれ等辺V形槽状を呈するとともに、間隔距離が無いことで交差線において相接し、それぞれの前記凹陥槽の二つの辺面は九十度の夾角を有し、前記交差線と前記係合面は同一の平面上に位置し、それぞれの前記壁面の両側に位置する前記円弧槽の間隔距離が第一の長さと定義され、それぞれの前記歯槽部の幅が第二の長さと定義され、前記正六辺柱体の辺面の幅は第三の長さと定義され、前記第一の長さが前記第三の長さの0.5倍乃至0.65倍であり、
    相対する二つの前記壁面における、二つの前記歯槽部の二本の前記交差線が、前記正六辺柱体の中軸線に沿って縦切りされた第一縦断面の上に位置し、また、前記正六辺柱体の相正対する二つの角端に位置する二つの前記円弧槽を結ぶ軸線が、前記正六辺柱体の中軸線、及び相正対する二つの前記角端に沿って縦切りされた第二縦断面の上に位置し、
    前記正六辺柱体において平行して相対する二つの前記辺面の最短距離は第四の長さと定義され、それぞれの前記凹陥槽が有する最大の深さが前記第四の長さの0.035乃至0、045倍である、手工具用スリーブ構造。
  2. 前記本体が、スリーブ構造、透過型スリーブ構造、メガネレンチ構造、ラチェット構造、自在継手構造、スライドロッド構造、自在継手式のスライドロッド構造、または浮き端子構造であり、前記本体がスリーブ構造である場合、前記本体のもう一方の一端には四角槽状を呈する駆動部が設けられる請求項1に記載の手工具用スリーブ構造。
  3. 前記最大の深さが前記第四の長さの0.038乃至0、042倍である請求項1に記載の手工具用スリーブ構造。
  4. 前記凹陥槽の底部に面取りが行われている請求項1に記載の手工具用スリーブ構造。
  5. 前記本体が六角レンチを嵌合する請求項1に記載の手工具用スリーブ構造。
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