JP3228722B2 - 免疫分析装置 - Google Patents

免疫分析装置

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JP3228722B2
JP3228722B2 JP05539299A JP5539299A JP3228722B2 JP 3228722 B2 JP3228722 B2 JP 3228722B2 JP 05539299 A JP05539299 A JP 05539299A JP 5539299 A JP5539299 A JP 5539299A JP 3228722 B2 JP3228722 B2 JP 3228722B2
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篤 二ノ宮
淳詞 片山
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龍治 田尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は免疫分析装置に係り、例
えば臨床生化学の分野における血清あるいは尿などの検
体を分析する免疫分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の免疫分析装置は、例えば特開平6
−88828号に記載のように、全ての反応を同一時間に並
行して実施できるよう処理能力を高めるとともに、試薬
間のコンタメネーションの発生を防止する目的で、反応
容器を2重または3重とし、各反応容器列をそれぞれ独
立させ、各反応の過程毎に反応容器を洗浄し、連続処理
可能としている。また、EP公開公報U41064号には直線
アームと回転アーム2個の合計3個のアームを使用した
分注機が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
この装置を制御するキーボードや表示装置の配置につい
ても検討が十分にされておらず、操作のしやすさや誤操
作の防止の点で十分ではなかった。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、操作をしやすくして誤操作を防止することによって
免疫反応を行う上での安全性を確保できる免疫分析装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、検体保持手段
を覆い、その一部に穴あるいは切欠きを形成した蓋を設
け、該蓋を閉じた状態で、入出力装置をその一部が前記
穴あるいは切欠きを介して蓋の上に出て操作できるよう
にした。また、蓋を開けた状態で、入出力装置が操作さ
れ、検体保持手段に検体容器がセットされる。検体保持
手段を覆う蓋と試薬保持手段および反応手段を覆う蓋と
を分けて配置することが望ましい蓋構成である。
【0006】このような構成を採用して免疫反応が遂行
される。この発明における分析手段の分析は検査を含む
概念で使用される。
【0007】本発明は、具体的には次に掲げる装置を提
供する。
【0008】 本発明は、多数の検体容器を搭載可能な検
体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、
検体と試薬とを反応させる反応手段と、検体と試薬とを
反応容器に分注する分注手段と、反応容器で反応した反
応液を分析する分析手段および前記手段の制御を行う操
作卓と前記手段の動作に関する情報の表示を行う表示手
段を備え、前記検体保持手段を覆い、かつ穴あるいは切
欠きを形成した蓋を設け、該蓋を閉じた状態で、入出力
装置は、その表示部が前記穴あるいは切欠きを介して蓋
の上に出るようにされ、および前記入出力装置の表示部
が蓋の上に出た状態から前記蓋が開けられて、前記検体
保持手段に検体容器がセットされることを特徴とする免
疫分析装置を提供する。
【0009】本発明は、更に前記検体保持手段は、前記
試薬保持手段の一方側に配設され、かつ前記反応手段お
よび分析手段は、前記試薬手段の他側に配設される免疫
分析装置を提供する。
【0010】本発明は、更に前記検体保持手段を本体の
検体側側部と共に取り外し自在に器体本体に取り付けた
免疫分析装置を提供する。
【0011】本発明は、更に前記分注手段は、前記検体
保持手段と前記試薬保持手段の奥の方で直線的に配置さ
れ、かつ前記検体保持手段,前記試薬保持手段および前
記反応手段に亘って直線的に動作する免疫分析装置を提
供する。
【0012】本発明は、更に前記蓋は二つの蓋部からな
り、一つの蓋部は前記入出力装置が前記穴あるいは切欠
きを介して上に出た状態で前記検体保持手段を覆い、か
つ他の蓋部は前記試薬保持手段,反応手段および分析手
段を覆う免疫分析装置を提供する。
【0013】 本発明は、更に多数の検体容器を搭載可能
な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段
と、検体と試薬とを反応させる反応手段と、検体と試薬
とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で反応し
た反応液を分析する分析手段とを備え、これら手段を覆
い、その一部に穴あるいは切欠きを形成した蓋を設け、
これら手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成された
固定手段を設け、これら手段の制御を行う操作卓と前記
手段の動作に関する情報の表示を行う表示手段とを備え
た入出力装置を前記固定手段に取り付け、前記蓋を閉じ
た状態で、前記入出力装置は、その一部が前記穴あるい
は切欠きを介して蓋の上に出るように配設されることを
特徴とする免疫分析装置。
【0014】本発明は、更に前記分注手段の上方に保護
カバーを設け、該保護カバーに前記固定手段を設け、前
記入出力装置を、該固定手段に着脱可能に固定した免疫
分析装置を提供する。
【0015】本発明は、更に前記蓋を、操作側から見て
奥の方で外に凸の曲面を有する部分と、また手前の方で
内に凸の曲面を有する部分とで形成し、外に凸の曲面を
有する部分に前記穴あるいは切欠きを形成し、かつ内に
凸の曲面を有する部分に窓を形成した免疫分析装置を提
供する。
【0016】本発明は、更に前記蓋を、前記検体保持手
段とその他の手段とをそれぞれ覆う二つの蓋部から構成
し、これらの二つの蓋部をそれぞれ独立に開閉できる構
成になし、かつ前記検体保持手段の上方に前記入出力装
置を位置せしめた免疫分析装置を提供する。
【0017】本発明は、更に前記操作卓を手前下がりに
形成した免疫分析装置を提供する。
【0018】 本発明は、更に多数の検体容器を搭載可能
な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段
と、検体と試薬とを反応させる反応手段と、検体と試薬
とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で反応し
た反応液を分析する分析手段とを備え、これら手段を覆
い、その一部に穴あるいは切欠きを形成した蓋を設け、
これら手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成され、
かつ前記穴あるいは切欠きを介して前記蓋の上方まで出
るように構成される入出力装置を着脱可能に固定する固
定手段を設けたことを特徴とする免疫分析装置を提供す
る。
【0019】本発明は、器体本体内に、多数の検体容器
を搭載可能な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試
薬保持手段と、検体と試薬とを反応させる反応手段と、
検体と試薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容
器で反応した反応液を分析する分析手段とを設け、検体
保持手段を覆う蓋と試薬保持手段を覆う蓋とを分けて配
置して、前記検体保持手段を覆う蓋の一部に穴あるいは
切欠きを形成し、前記検体保持手段の一部の上方で、か
つ蓋の下方に形成され、かつ前記穴あるいは切欠きを介
して前記蓋の上方まで出るように構成される入出力装置
を着脱可能に固定する固定手段を設けた免疫分析装置を
提供する。
【0020】本発明は、器体本体内に、多数の検体容器
を搭載可能な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試
薬保持手段と、検体と試薬とを反応させる反応手段と、
検体と試薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容
器で反応した反応液を分析する分析手段とを設け、前記
検体保持手段を覆う蓋を設け、該蓋に穴あるいは切欠き
を構成し、前記分注手段の上方に保護カバーを配置し、
前記検体保持手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成
され、かつ前記穴あるいは切欠きを介して前記蓋の上方
まで出るように構成される入出力装置を着脱可能に前記
保護カバーに固定した免疫分析装置を提供する。
【0021】 本発明は、さらに器体本体内に、多数の検
体容器を搭載可能な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載
する試薬保持手段と、検体と試薬とを免疫反応させる反
応手段と、検体と試薬とを反応容器に分注する分注手段
と、反応容器で免疫反応した反応液を分析する分析手段
とを設け、検体保持手段と試薬保持手段と、反応手段と
分注手段とおよび分析手段とを覆う蓋を配設し、前記蓋
を、前記検体保持手段とその他の手段とをそれぞれ覆う
二つの蓋部から構成し、これら二つの蓋部をそれぞれ独
立に開閉できる構成になし、かつ前記検体保持手段の上
方に入出力装置を位置せしめて設けたことを特徴とする
免疫分析装置を提供する。
【0022】 本発明は、更に前記蓋に穴あるいは切欠き
を構成したことを特徴とする免疫分析装置を提供する。
【0023】 本発明は、更に多数の検体容器を搭載可能
な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段
と、検体と試薬とを免疫反応させる反応手段と、検体と
試薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で免
疫反応した反応液を分析する分析手段とを備え、これら
の手段を覆い、操作側から見て奥の方で外に凸の曲面を
有する部分と、また手前の方で内に凸の曲面を有する部
分とで形成される蓋を設けて内に凸の曲面を有する部分
に窓を形成し、前記蓋を、前記検体保持手段とその他の
手段とをそれぞれ覆う二つの蓋部から構成し、これら二
つの蓋部をそれぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ
前記検体保持手段の上方に入出力装置を位置せしめて設
けたことを特徴とする免疫分析装置。
【0024】 多数の検体容器を搭載可能な検体保持手段
と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試薬
とを免疫反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応容
器に分注する分注手段と、反応容器で免疫反応した反応
液を分析する分析手段とを備え、これらの手段を覆い、
操作側から見て奥の方で外に凸の曲面を有する部分と、
また手前の方で内に凸の曲面を有する部分とで形成され
る蓋を設けて内に凸の曲面を有する部分に窓を形成し、
かつ前記検体保持手段と試薬保持手段とを手前に並べて
配置し、その奥に前記分注手段を配置し、前記蓋を、前
記検体保持手段とその他の手段とをそれぞれ覆う二つの
蓋部から構成し、これら二つの蓋部をそれぞれ独立に開
閉できる構成になし、かつ前記検体保持手段の上方に入
出力装置を位置せしめて設けたことを特徴とする免疫分
析装置を提供する。
【0025】 本発明は、更に多数の検体容器を搭載可能
な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段
と、検体と試薬とを免疫反応させる反応手段と、検体と
試薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で免
疫反応した反応液を分析する分析手段とを備え、これら
の手段を覆い、操作側から見て奥の方で外に凸の曲面を
有する部分と、また手前の方で内に凸の曲面を有する部
分とで形成される蓋を設けて内に凸の曲面を有する部分
に窓を形成し、手前側の内に凸の曲面とした部分に透明
窓を配置し、前記蓋を、前記検体保持手段とその他の手
段とをそれぞれ覆う二つの蓋部から構成し、これら二つ
の蓋部をそれぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ前
記検体保持手段の上方に入出力装置を位置せしめて設け
たことを特徴とする免疫分析装置を提供する。
【0026】 本発明は、更に前記検体保持手段を覆う蓋
部に穴あるいは切欠きを設け、かつ該蓋部を閉じた状態
で、前記入出力装置の一部が前記穴あるいは切欠きを介
して蓋部の上に出るように構成されたことを特徴とする
免疫分析装置を提供する。
【0027】 本発明は、更に前記検体保持手段を円形と
し、その円の中心から等半径に検体を保持する構成と
し、また上記試薬保持手段は上記検体保持手段より径の
大きい円形とし、上記試薬保持手段の中心位置に対し上
記検体保持手段の中心位置が手前に来るように配置し、
上記分注手段を上記検体保持手段と上記試薬保持手段の
奥で斜めに位置するようにしたことを特徴とする免疫分
析装置を提供する。
【0028】
【0029】
【作用】検体保持手段を覆い、かつ穴あるいは切欠きを
形成した蓋を設けているので、通常は検体保持手段は蓋
に覆われ、蓋を閉じた状態で、入出力装置はその一部が
前記穴あるいは切欠きを介して蓋の上にでるために操作
可能とされる。すなわち、蓋を閉じた状態で入出力装置
を操作することができる。また、蓋を開けると検体保持
手段に検体容器をセットすることができるが、この状態
にあっても入出力装置を操作することができる。従っ
て、検体容器をセットするときにも検体保持手段は入出
力装置によって保護する状態となる。
【0030】検体保持手段を覆う蓋と試薬保持手段およ
び反応手段を覆う蓋とを分けて配置することによって検
体の投入時に後者の蓋を閉じておくことができる。
【0031】
【実施例】本発明に係る免疫分析装置の一実施例を以下
説明する。図1は免疫分析装置の外観図、図2は入出力
装置40を本体10から外した状態の外観図であり、蓋
22,24を少し開けた状態を示す。本体10には、分
割された第1の蓋(部)22と第2の蓋(部)24が設
けられ、これらの蓋22,24は独立して開閉できる。
従って以下に説明する検体の出し入れは蓋22だけの開
閉を行うことができる。このため開閉中に試薬保持手段
や分注機のノズルに触れこれを傷めたり、また手を傷つ
けたりすることがない。
【0032】第1,第2の蓋22と24には窓26,2
8が設けられ、これらの窓26,28は蓋22,24が
閉じている時つながった窓を構成する。窓26,28は
同じ材質で作られ、材質としてプラスチックや硝子が使
用できる。窓を設けることにより検査装置の動作の正常
を目で確認できる。第1の蓋22には開口30すなわち
穴が設けられ、開口30には操作卓42と表示手段44
を有する入出力装置40が設けられている。なお、第1
の蓋の開口30は開口でなくても切欠きでもよい。図2
に示すごとく入出力装置40の設置場所には、入出力装
置40を固定するための固定手段32が設けられ、この
固定手段32に入出力装置40のベースがはめこまれ
る。入出力装置40の表示部(表示手段)44にはタッ
チパネルの機能があり、この機能に基づきタッチパネル
が手で押されても、固定手段があるので倒れることがな
い。本体10の側面には入出力装置40の信号線の接続
を行うコネクタ16が設けられ、入出力装置40を本体
から外して使用する場合の信号線の接続に使用される。
図1の例では、蓋22,24を閉じた状態で、入出力装
置40は操作可能とされる。
【0033】本体10にはカバー12が設けられ、図2
に示すごとくカバー12を開くと中にフロッピーディス
クなどの記憶媒体をセットする装置13が設けられてい
る。装置13は、本体のテーブル18の前面より奥に引
っ込んでおり、試薬や検体がこぼれても装置13に入る
ことがない。
【0034】本体10の検体側側部(コーナ)14が取
り外し可能に構成されている。本実施例では角を取り外
すように構成されているが、角だけでなく側面部分全体
を取り外してもよい。この部分を取り外すことにより以
下に説明する検体デスクが取り外され、別の検体搬送ラ
インを使用できる。これは大病院や大量の検体を分析す
る機関の建物で、検体搬送ラインが設けられている所
に、本分析装置を使用する場合に必要となる。検体搬送
ラインに検体側側部14を取り外した本分析装置を置く
ことにより以下に説明する分注機で検体を吸い取り分注
し、分析する。
【0035】図3と図4は免疫分析装置の操作状況の一
例を示す図で、図3は免疫分析装置に入出力装置40を
取り付けた図1の状態での使用を示し、図4は入出力装
置40を取り外した図2の状態での入出力装置の使用を
示す。なお、図4では本体10の記憶を省略し、入出力
装置のみを示した。本実施例の免疫分析装置は、机2の
上に乗せて使用される場合が多い。机は標準的高さで、
例えば日本では850ミリメートル(mm)、外国では90
0ミリメートル(mm)である。図3に示す表示部44は
液晶表示手段が使用され、目の高さにあることが望まし
い。日本人女性の平均的目の高さは1455〜1600
ミリメートル(mm)、日本人男性の平均的目の高さは1
720〜1740ミリメートル(mm)、ヨーロッパなど
の外国人男性の平均的目の高さは1820〜1850ミ
リメートル(mm)である。このことから免疫分析装置の
本体における上記液晶表示手段の高さを1490ミリメ
ートル(mm)から1765ミリメートル(mm)の高さに
置くことが望ましい。
【0036】水平ラインL1に対する上記液晶表示面の
傾斜角C3は100度から130度が良い。垂直すなわ
ち90度は、表示面を手で触った場合爪で傷を付ける可
能性が大きい。特に表示面がタッチパネル機能を有する
場合、爪による傷が大きな問題である。図3で角C1と
C2は液晶表示面が良く見える範囲を示す角で、C1は
垂線L2に対する上向き角であり、10度である。つま
り上向き角10度以下が良く見え、これより大きくなる
と見えにくくなる。C2は垂直L2に対する下向き角で
30度である。30度より大きくなると見えにくくな
る。C1に対しC2角が大きいので表示面が水平ライン
L1に対し垂直つまり90度より大きい角の方がいろい
ろな高さの人に対応できる。以上のような点を考慮する
とラインL1に対する角C3は100度から130度が
望ましい。
【0037】また、図3で上記入出力装置40の操作卓
42が前下がりになるように、入出力装置40が分析装
置本体10に固定される。この前下がり配置により、手
による操作卓のキーボード操作が行い易くなり、疲れも
少なくなる。また操作卓が見易くなる。この操作卓42
とラインL1との角C4は5度から30度が望ましい。
この角の範囲内であればキーボードに手を載せたときの
角が手首の角に適しスムーズに操作できる。また図4は
図3の入出力装置を本体から外して机2に置いた場合
で、机が水平のため、液晶表示面の水平に対する角は、
図3に比べ大きくなる。従って図3のC1とC2内に目
の位置が入るようになり、図3と図4のいずれの使用法
でも良く見える。
【0038】図1〜図4に示すごとく、蓋22と24は
外に凸の曲面と内に凹の曲面の組み合わせの曲面からな
り、操作人の位置に対して手前が内に凸の曲面,奥が外
に凸の曲面となっている。外に凸の曲面部分に入出力装
置の操作卓が配置され、内に凸の曲面部分に窓が配置さ
れることにより、上記操作卓の前下がりの角度を大きく
できこれにより操作性を向上できる。また窓の部分が上
記入出力装置の手前に位置し、しかも内に凸の曲面部分
に位置しているので、窓から装置内部が見え易くなる。
【0039】図5は第1の蓋22を、図6は第2の蓋2
4を開放した状態を示す。図5の例は、蓋24を閉じ、
蓋22を開けた状態で、入出力装置40を操作する状態
を示し、検体保持手段には検体容器がセットされる。図
7はテーブル18の面での検体デスク(検体保持手段)
112,試薬デスク(試薬保持手段)122,分注機
(ピペット分注機構)116、等の配置を示す。テーブ
ル18に2個の円形の穴が設けられ、その一つに検体デ
スク112が、他の穴に試薬デスク122が配置されて
いる。検体デスク112には、血清あるいは尿等の検体
を入れた検体容器114がデスク中心から等半径に多数
搭載される。一方試薬デスク122は、試薬を入れた試
薬ボトル124が中心から等半径の同心円上に多数搭載
され、試薬の化学的変化を防ぐため一定温度以下に保持
されている。この実施例では、デスクの径方向に3種類
の試薬125,126,127をそれぞれ部屋に分け、
1パッケージにしている。チップラップ128には、例
えばポリプロピレンなどで作られている比較的安価なデ
ィスポーザブルのノズルチップが多数保持されている。
ベッセルラック130には、この中で反応を行わせるベ
ッセルが多数保持されており、更にこの奥には、一定温
度に保持しこの一定温度の下で反応を行わせる反応部
(インキュベータ)132が設けられている。グリッパ
機構138は、チップラック128に保持されているノ
ズルチップを取り、チップバッファ144へ搬送し、更
にベッセルラック130に保持されているベッセルを取
り、このベッセルを一時退避する場所であるベッセルバ
ッファ145へ搬送する。
【0040】分注機116は試薬と検体を分注する機能
を有し、図の如く操作側(または上側)から見て、手前
側に配置された検体デスク112や試薬デスク122の
奥側に配置され、検体吸引位置152からノズルチップ
廃棄位置146まで、水平方向に直線移動する。なお、
ピペット分注機構116の水平移動軌跡154と試薬ボ
トルの試薬容器125,126,127の円周動作の軌
跡との交点が各試薬の吸引位置160,162,164と
なる。分析部140は、反応液吸引位置142で反応液
を吸引し、この反応液を分析する。166は廃棄ボック
スであり、チップバッファ144およびベッセルバッフ
ァ145の外側に配設してある。使い終わったノズルチ
ップはノズルチップ廃棄位置146から、また使い終わ
ったベッセルはベッセル廃棄位置168から、廃棄ボッ
クス166に廃棄される。170はノズルチップの洗浄
機構、136は洗浄タンクであり、また134はこの装
置全体の制御装置である。
【0041】図7に示す如く、検体デスクに比べ試薬デ
スクの径が大きく作られている。これら二つのデスクを
手前に置くように、試薬デスクの中心に対し検体デスク
の中心が手前になるように配置している。その結果これ
らデスクの奥に配置された分注機は斜めに配置されるこ
とになる。この配置が装置全体をコンパクトにし、装置
の必要面積を小さくできる。テーブル18には検体デス
クの検体基準位置を示すマーク180が設けられてい
る。これは検体をセットするときの基準位置として、こ
の位置から順に検体を入れるように使用され、制御装置
134は検体の回転角をセンサで検出し、基準となる保
持位置が上記マーク180に対応して止まるように検体
デスクの回転を停止する。
【0042】また検査中に急いで分析するすなわち検査
する必要がある検体が持ち込まれた場合、入出力装置の
操作により、制御装置134は入出力装置に検体のセッ
ト位置を表示すると共にその検体のセット位置が上記マ
ーク180に対応した位置となるよう検体デスク112
の停止位置を制御する。これによりマークの示す位置に
検体をセットすれば良く、操作の誤りが生じにくい。
【0043】テーブル18の手前は19の如くカットさ
れている。手前の縁が盛り上がっているのでなくカット
されているので、試薬や検体による汚れを容易に拭き取
ることができる。コーナ14は取り外し可能であり、こ
のコーナを外すと検体保持手段112も同時に外れる。
病院などで既に検体搬送ラインがある場合、検体保持手
段の代わりにこの搬送ラインを使用できる。
【0044】図6は図7に蓋などの構成を追加したもの
で、分注機116の上に保護カバーとなる保護板117
が設けられ、保護板に設けた固定手段32に入出力装置
が着脱可能に固定されている。図5は蓋22のみを開け
た状態であり、検体デスク112を覆うように蓋22が
設けられているので、蓋22を開閉することで検体での
仕入れが可能になり、蓋24は試薬デスクの大部分、少
なくとも試薬デスクの試薬吸引分注点をカバーしている
のでこれらの保護となり又ごみ等も入らない。またこれ
らに触れて装置を壊したりあるいは手を傷つけることも
ない。蓋22を閉じた状態で表示部44に表示された検
体セット位置を、図5に示すごとく蓋22を開け、検体
をセットする状態でも見ることができるので、確認が容
易である。図の如く入力装置の幅は蓋22の幅より小さ
く作られている。
【0045】図8,図9,図10は入出力装置を示し、
図8はその前面を示す斜視図、図9はその断面図、図1
0は背面図である。入出力装置40は、ベース41に操
作卓42と表示部44が取り付けられた構成になってい
る。図8でスタートキー63は、分析動作の準備が終了
した状態、つまり検体や試薬がセットされタッチパネル
46により各検体の検査項目が選定指示された後に押さ
れる。キー63により、分注動作が開始され、反応が行
われ、反応液の分析が行われる。ストップキー65は分
注分析動作を停止するキーである。スタートキー63と
ストップキー65の間にサンプリング停止キー64が設
けられている。キー63とキー65は相反する動作のキ
ーであり、間違えるとその影響が大きい。これらの間に
別のキーを入れることでその危険を回避している。サン
プリング停止キー64は分注動作を停止する。しかし反
応した液の分析は継続する。このキーを押すことで検体
の追加などを行うことができる。
【0046】キー62は急いで検査したいときに使用す
るキーでキー65と同じような作用をする。しかしさら
に高い優先度で検査できる機能を有する。つまりキー6
2により分注動作を停止して検体をセットすると、この
検体が他の検体に比べ高い優先度で処理される。つまり
他の検体の検査を待たずにこれより先に分注され、検査
される。キー68と69は画面操作キーである。画面操
作キーは画面のタッチパネルに置かずに操作卓に置く必
要がある。テンキー70はタッチパネルでは操作しにく
いので操作卓に置くことが望ましい。
【0047】図9は入出力装置の断面図である。ベース
41には着脱装置を構成する機構52と54が設けら
れ、凹部52が本体の凸部と結合する。ボタン54を強
く押すことで上記凹凸の結合部は外れる。なお、着脱可
能な固定方法として他の方法も考えられ使用できる。
【0048】図10は入出力装置を後より見た図であ
り、ベース41に電源及び本体の制御装置との信号のや
り取りを行う信号せんのコネクタ56が設けられ、上で
説明した着脱可能機構の押しボタン54がある。延長具
58は必要に応じベース41から引き出すように取り付
けられており、図8のタッチパネル46を押しても倒れ
ないようにするものである。ベース41内に挿入されて
おり、必要に応じ引き出す構造が最も簡単であるが、別
体であって必要に応じ取り付けるものであっても使用で
きる。
【0049】本実施例では入出力装置40を本体10の
上部に取り付けて使用してもまた取り外して使用しても
良いことは既に説明の通りである。この入出力装置は検
体の検査内容の選定,検査の開始や停止,検査状況や結
果の表示による確認,検査対象である検体の追加や変更
など、に使用される。しかしパーソナルコンピュータや
ワードプロセッサのキーボードのように常に付き切りで
使用するものではなく、指示の後は検体の検査を自動的
に行い、時々確認すれば良い。また検体や試薬の取り扱
いなどを行う職場で使用されるもので、通常のOA機器
と異なり、立って使用されるものである。従って、装置
そのものの使用面積を小さくし、装置自身をコンパクト
にできることが大きな利点となる。立って使用する性質
上装置本体の上に入出力装置を固定できるようにしたこ
とも大きな利点である。本装置はコンパクトにしたため
机において使用でき、床に置かなければならないものに
比べ場所を取らない利点がある。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、操作をしやすくして誤
操作を防止することによって免疫反応を行う上での安全
性を確保することができる。また、検体保持手段を覆う
カバーを設けることによって更に安全性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す免疫分析装置の外観図
である。
【図2】図1における免疫分析装置の入出力装置を本体
から外した状態の外観図である。
【図3】図1の免疫分析装置の使用状態を示す図であ
る。
【図4】図2の免疫分析装置の使用状態を示す図であ
る。
【図5】蓋の一つを開けた状態の図である。
【図6】蓋の両方を開けた状態の図である。
【図7】内部のテーブル面の配置を示す図である。
【図8】入出力装置を示す斜視図である。
【図9】図8の入出力装置の断面図である。
【図10】図8の入出力装置の背面図である。
【符号の説明】
10…装置本体、22…第1の蓋、24…第2の蓋、2
6,28…窓、40…入出力装置、42…操作卓、44
…表示部、112…検体保持手段、116…分注機、1
22…試薬保持手段。
フロントページの続き (72)発明者 片山 淳詞 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社 日立製作所 デザイン研究 所内 (72)発明者 竹越 勇 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社 日立製作所 デザイン研究 所内 (72)発明者 田尾 龍治 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式 会社 日立製作所 計測器事業部内 (72)発明者 内田 裕康 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式 会社 日立製作所 計測器事業部内 (56)参考文献 特開 平4−48267(JP,A) 特開 平2−78959(JP,A) 特開 昭62−228952(JP,A) 特開 平3−39159(JP,A) 特開 平2−59670(JP,A) 特開 平3−135768(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の検体容器を搭載可能な検体保持手段
    と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試薬
    とを反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応容器に
    分注する分注手段と、反応容器で反応した反応液を分析
    する分析手段および前記手段の制御を行う操作卓と前記
    手段の動作に関する情報の表示を行う表示手段を備え、 前記検体保持手段を覆い、かつ穴あるいは切欠きを形成
    した蓋を設け、 該蓋を閉じた状態で、前記入出力装置は、その表示部が
    前記穴あるいは切欠きを介して蓋の上に出るように
    れ、および前記入出力装置の表示部が蓋の上に出た状態
    から前記蓋が開けられて、前記検体保持手段に検体容器
    がセットされることを特徴とする免疫分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記検体保持手段は、前記試薬保持手段の一方側に配設
    され、かつ前記反応手段および分析手段は、前記試薬手
    段の他側に配設されることを特徴とする免疫分析装置。
  3. 【請求項3】前記検体保持手段を本体の検体側側部と共
    に取り外し自在に器体本体に取り付けたことを特徴とす
    る免疫分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、 前記分注手段は、前記検体保持手段と前記試薬保持手段
    の奥の方で直線的に配置され、かつ前記検体保持手段,
    前記試薬保持手段および前記反応手段に亘って直線的に
    動作することを特徴とする免疫分析装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかにおいて、 前記蓋は二つの蓋部からなり、一つの蓋部は前記入出力
    装置が前記穴あるいは切欠きを介して上に出た状態で前
    記検体保持手段を覆い、かつ他の蓋部は前記試薬保持手
    段,反応手段および分析手段を覆うことを特徴とする免
    疫分析装置。
  6. 【請求項6】多数の検体容器を搭載可能な検体保持手段
    と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試薬
    とを反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応容器に
    分注する分注手段と、反応容器で反応した反応液を分析
    する分析手段とを備え、 これら手段を覆い、その一部に穴あるいは切欠きを形成
    した蓋を設け、これら 手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成された
    固定手段を設け、これら 手段の制御を行う操作卓と前記手段の動作に関す
    る情報の表示を行う表示手段とを備えた入出力装置を前
    記固定手段に取り付け、 前記蓋を閉じた状態で、前記入出力装置は、その一部が
    前記穴あるいは切欠きを介して蓋の上に出るように配設
    されることを特徴とする免疫分析装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記分注手段の上方に保護カバーを設け、該保護カバー
    に前記固定手段を設け、 前記入出力装置を、該固定手段に着脱可能に固定したこ
    とを特徴とする免疫分析装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7において、 前記蓋を、操作側から見て奥の方で外に凸の曲面を有す
    る部分と、また手前の方で内に凸の曲面を有する部分と
    で形成し、外に凸の曲面を有する部分に前記穴あるいは
    切欠きを形成し、かつ内に凸の曲面を有する部分に窓を
    形成したことを特徴とする免疫分析装置。
  9. 【請求項9】請求項6から8のいずれかにおいて、 前記蓋を、前記検体保持手段とその他の手段とをそれぞ
    れ覆う二つの蓋部から構成し、これらの二つの蓋部をそ
    れぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ前記検体保持
    手段の上方に前記入出力装置を位置せしめたことを特徴
    とする免疫分析装置。
  10. 【請求項10】請求項6から9のいずれかにおいて、 前記操作卓を手前下がりに形成したことを特徴とする免
    疫分析装置。
  11. 【請求項11】多数の検体容器を搭載可能な検体保持手
    段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試
    薬とを反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応容器
    に分注する分注手段と、反応容器で反応した反応液を分
    析する分析手段とを備え、 これら手段を覆い、その一部に穴あるいは切欠きを形成
    した蓋を設け、これら 手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成され、
    かつ前記穴あるいは切欠きを介して前記蓋の上方まで出
    るように構成される入出力装置を着脱可能に固定する固
    定手段を設けたことを特徴とする免疫分析装置。
  12. 【請求項12】器体本体内に、多数の検体容器を搭載可
    能な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手
    段と、検体と試薬とを反応させる反応手段と、検体と試
    薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で反応
    した反応液を分析する分析手段とを設け、 検体保持手段を覆う蓋と試薬保持手段を覆う蓋とを分け
    て配置して、前記検体保持手段を覆う蓋の一部に穴ある
    いは切欠きを形成し、 前記検体保持手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成
    され、かつ前記穴あるいは切欠きを介して前記蓋の上方
    まで出るように構成される入出力装置を着脱可能に固定
    する固定手段を設けたことを特徴とする免疫分析装置。
  13. 【請求項13】器体本体内に、多数の検体容器を搭載可
    能な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手
    段と、検体と試薬とを反応させる反応手段と、検体と試
    薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で反応
    した反応液を分析する分析手段とを設け、 前記検体保持手段を覆う蓋を設け、該蓋に穴あるいは切
    欠きを構成し、 前記分注手段の上方に保護カバーを配置し、 前記検体保持手段の一部の上方で、かつ蓋の下方に形成
    され、かつ前記穴あるいは切欠きを介して前記蓋の上方
    まで出るように構成される入出力装置を着脱可能に前記
    保護カバーに固定したことを特徴とする免疫分析装置。
  14. 【請求項14】器体本体内に、多数の検体容器を搭載可
    能な検体保持手段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手
    段と、検体と試薬とを免疫反応させる反応手段と、検体
    と試薬とを反応容器に分注する分注手段と、反応容器で
    免疫反応した反応液を分析する分析手段とを設け、 検体保持手段試薬保持手段と、反応手段と分注手段と
    および分析手段とを覆う蓋を配設し、 前記蓋を、前記検体保持手段とその他の手段とをそれぞ
    れ覆う二つの蓋部から構成し、これら二つの蓋部をそれ
    ぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ前記検体保持手
    段の上方に入出力装置を位置せしめて設けたこと を特徴
    とする免疫分析装置。
  15. 【請求項15】請求項14において、 前記 蓋に穴あるいは切欠きを構成したことを特徴とする
    免疫分析装置。
  16. 【請求項16】多数の検体容器を搭載可能な検体保持手
    段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試
    薬とを免疫反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応
    容器に分注する分注手段と、反応容器で免疫反応した反
    応液を分析する分析手段とを備え、 これらの手段を覆い、操作側から見て奥の方で外に凸の
    曲面を有する部分と、また手前の方で内に凸の曲面を有
    する部分とで形成される蓋を設けて内に凸の曲面を有す
    る部分に窓を形成し、 前記蓋を、前記検体保持手段とその他の手段とをそれぞ
    れ覆う二つの蓋部から構成し、これら二つの蓋部をそれ
    ぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ前記検体保持手
    段の上方に入出力装置を位置せしめて設けたこと を特徴
    とする免疫分析装置。
  17. 【請求項17】多数の検体容器を搭載可能な検体保持手
    段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試
    薬とを免疫反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応
    容器に分注する分注手段と、反応容器で免疫反応した反
    応液を分析する分析手段とを備え、 これらの手段を覆い、操作側から見て奥の方で外に凸の
    曲面を有する部分と、また手前の方で内に凸の曲面を有
    する部分とで形成される蓋を設けて内に凸の曲面を有す
    る部分に窓を形成し、かつ前記検体保持手段と試薬保持
    手段とを手前に並べて配置し、その奥に前記分注手段を
    配置し、 前記蓋を、前記検体保持手段とその他の手段とをそれぞ
    れ覆う二つの蓋部から構成し、これら二つの蓋部をそれ
    ぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ前記検体保持手
    段の上方に入出力装置を位置せしめて設けたこと を特徴
    とする免疫分析装置。
  18. 【請求項18】多数の検体容器を搭載可能な検体保持手
    段と、試薬ボトルを搭載する試薬保持手段と、検体と試
    薬とを免疫反応させる反応手段と、検体と試薬とを反応
    容器に分注する分注手段と、反応容器で免疫反応した反
    応液を分析する分析手段とを備え、 これらの手段を覆い、操作側から見て奥の方で外に凸の
    曲面を有する部分と、また手前の方で内に凸の曲面を有
    する部分とで形成される蓋を設けて内に凸の曲面を有す
    る部分に窓を形成し、 手前側の内に凸の曲面とした部分に透明窓を配置し、 前記蓋を、前記検体保持手段とその他の手段とをそれぞ
    れ覆う二つの蓋部から 構成し、これら二つの蓋部をそれ
    ぞれ独立に開閉できる構成になし、かつ前記検体保持手
    段の上方に入出力装置を位置せしめて設けたこと を特徴
    とする免疫分析装置。
  19. 【請求項19】 請求項14から18のいずれかにおい
    て、 前記検体保持手段を覆う蓋部に穴あるいは切欠きを設
    け、かつ該蓋部を閉じた状態で、前記入出力装置の一部
    が前記穴あるいは切欠きを介して蓋部の上に出るように
    構成されたことを特徴とする免疫分析装置。
  20. 【請求項20】 請求項14から19のいずれかにおい
    て、 前記検体保持手段を円形とし、その円の中心から等半径
    に検体を保持する構成とし、また上記試薬保持手段は上
    記検体保持手段より径の大きい円形とし、上記試薬保持
    手段の中心位置に対し上記検体保持手段の中心位置が手
    前に来るように配置し、上記分注手段を上記検体保持手
    段と上記試薬保持手段の奥で斜めに位置するようにした
    ことを特徴とする免疫分析装置。
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