JP3228249B2 - ルータ装置 - Google Patents
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/74—Address processing for routing
- H04L45/742—Route cache; Operation thereof
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/54—Organization of routing tables
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/99941—Database schema or data structure
- Y10S707/99943—Generating database or data structure, e.g. via user interface
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブル検索シス
テムを備えたルータに関し、特に、複数のネットワーク
間を中継処理するルータ装置におけるアドレス解決に用
いて好適なテーブル検索システムを備えたルータに関す
る。
テムを備えたルータに関し、特に、複数のネットワーク
間を中継処理するルータ装置におけるアドレス解決に用
いて好適なテーブル検索システムを備えたルータに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】異なるネットワーク間を相互接続ための
中継機器としてルータが用いられている。ルータは、通
信経路表という通信経路制御用のテーブルを備え、この
通信経路表をもとに、例えばＩＰパケットの宛先アドレ
ス部に記述されたアドレスを識別して、当該パケットを
どこへ転送するかすなわち転送先を判断している。この
通信経路表は、ＴＣＰ／ＩＰ（Transmission Control
Protocol／Internet Protocol）では、ＲＩＰ（Routi
ng Information Protocol）、ＢＧＰ（BorderGateway
Protocol）等のルーティング・プロトコルによって収
集された情報を基に、通信経路表の内容が設定更新され
る。
中継機器としてルータが用いられている。ルータは、通
信経路表という通信経路制御用のテーブルを備え、この
通信経路表をもとに、例えばＩＰパケットの宛先アドレ
ス部に記述されたアドレスを識別して、当該パケットを
どこへ転送するかすなわち転送先を判断している。この
通信経路表は、ＴＣＰ／ＩＰ（Transmission Control
Protocol／Internet Protocol）では、ＲＩＰ（Routi
ng Information Protocol）、ＢＧＰ（BorderGateway
Protocol）等のルーティング・プロトコルによって収
集された情報を基に、通信経路表の内容が設定更新され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近時、ルータにおい
て、回線インタフェースの多様化、回線収容数の増加に
伴い、受信パケットの宛先アドレスからその転送先を解
決して転送するルーティング処理に用いる検索テーブル
のエントリ数は増大してきている。このエントリ数の増
加は検索時間の増加をもたらし、装置としてのスループ
ット低下に繋がるため、検索処理の高速化が求められて
いる。
て、回線インタフェースの多様化、回線収容数の増加に
伴い、受信パケットの宛先アドレスからその転送先を解
決して転送するルーティング処理に用いる検索テーブル
のエントリ数は増大してきている。このエントリ数の増
加は検索時間の増加をもたらし、装置としてのスループ
ット低下に繋がるため、検索処理の高速化が求められて
いる。
【０００４】したがって、本発明は、上記技術的課題の
認識に基づき創案されたものであって、その目的は、ル
ーティング処理におけるテーブル検索処理を高速化する
テーブル検索システムを備えたルータを提供することに
ある。
認識に基づき創案されたものであって、その目的は、ル
ーティング処理におけるテーブル検索処理を高速化する
テーブル検索システムを備えたルータを提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、入力されたキーで検索される検索テーブルを複数
備えるとともに、予め定められたグループ単位に、前記
複数のテーブルに関する検索順序情報を記憶管理するた
めの管理テーブルを備え、入力されたキーについて、該
キーに対応したグループ情報から、前記管理テーブルを
参照して、前記グループに対応した前記複数の検索テー
ブルの検索順序情報を取得する手段と、前記取得した検
索順序情報に従って、前記キーで前記複数の検索テーブ
ルを検索する手段と、を備える。
明は、入力されたキーで検索される検索テーブルを複数
備えるとともに、予め定められたグループ単位に、前記
複数のテーブルに関する検索順序情報を記憶管理するた
めの管理テーブルを備え、入力されたキーについて、該
キーに対応したグループ情報から、前記管理テーブルを
参照して、前記グループに対応した前記複数の検索テー
ブルの検索順序情報を取得する手段と、前記取得した検
索順序情報に従って、前記キーで前記複数の検索テーブ
ルを検索する手段と、を備える。
【０００６】本発明のルータ装置は、受信パケットから
宛先アドレスを読み出し、宛先の通信経路を選択するル
ータ装置において、宛先アドレスと該宛先アドレスに対
応する転送先を格納した検索テーブルを複数備えるとと
もに、予め定められたグループに対応してグループ単位
に規定される、前記複数の検索テーブルの検索順序情報
を記憶管理するための管理テーブルを備え、ルーティン
グ処理に際して、前記受信パケットに付加されたフラグ
情報で指定されるグループ情報から、前記管理テーブル
を検索して、前記グループに対応した前記複数の検索テ
ーブルに関する検索順序情報を取得する手段と、前記受
信パケットから抽出した宛先アドレスについて、前記複
数の検索テーブルから、前記検索順序情報に従って、検
索することで転送先を解決する手段と、を備える。
宛先アドレスを読み出し、宛先の通信経路を選択するル
ータ装置において、宛先アドレスと該宛先アドレスに対
応する転送先を格納した検索テーブルを複数備えるとと
もに、予め定められたグループに対応してグループ単位
に規定される、前記複数の検索テーブルの検索順序情報
を記憶管理するための管理テーブルを備え、ルーティン
グ処理に際して、前記受信パケットに付加されたフラグ
情報で指定されるグループ情報から、前記管理テーブル
を検索して、前記グループに対応した前記複数の検索テ
ーブルに関する検索順序情報を取得する手段と、前記受
信パケットから抽出した宛先アドレスについて、前記複
数の検索テーブルから、前記検索順序情報に従って、検
索することで転送先を解決する手段と、を備える。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明のテーブル検索システムは、その好ましい
実施の形態において、入力されたキーで検索される検索
テーブルを複数備えるとともに、予め定められたグルー
プ単位に、前記複数のテーブルに関する検索順序情報を
記憶管理するための管理テーブルを備え、入力されたキ
ーについて、該キーに対応したグループ情報から、前記
管理テーブルを参照して、前記グループに対応した前記
複数の検索テーブルの検索順序情報を取得する手段と、
前記取得した検索順序情報に従って、前記キーで前記複
数の検索テーブルを検索する手段と、を備える。
する。本発明のテーブル検索システムは、その好ましい
実施の形態において、入力されたキーで検索される検索
テーブルを複数備えるとともに、予め定められたグルー
プ単位に、前記複数のテーブルに関する検索順序情報を
記憶管理するための管理テーブルを備え、入力されたキ
ーについて、該キーに対応したグループ情報から、前記
管理テーブルを参照して、前記グループに対応した前記
複数の検索テーブルの検索順序情報を取得する手段と、
前記取得した検索順序情報に従って、前記キーで前記複
数の検索テーブルを検索する手段と、を備える。
【０００８】本発明のルータ装置は、その好ましい実施
の形態において、複数の回線インタフェース部（１０−
１〜１０−ｎ）と、パケットスイッチ部（１１）と、ル
ーティング処理部（１２）とを備え、ルーティング処理
部（１２）が、受信パケットの宛先アドレスで転送先が
検索される複数の検索テーブル（１２６−１〜１２６−
ｎ）を備えるとともに、回線又は回線群、もしくは論理
回線又は論理回線群などに基づき予め定められたグルー
プに対応してグループ単位に規定される、前記複数の検
索テーブルの検索順序情報を記憶管理するための検索順
序管理テーブル（１２５）を備え、回線インタフェース
部で前記受信パケットに付加されたグループ識別フラグ
情報で指定されるグループ情報から、検索順序管理テー
ブル（１２５）を検索して、前記グループに対応した前
記複数の検索テーブルに関する検索順序情報を取得し、
前記受信パケットから抽出した宛先アドレスについて、
前記複数の検索テーブルから、前記検索順序情報に従っ
て、検索するアドレス検索部（１２４）と、を備える。
の形態において、複数の回線インタフェース部（１０−
１〜１０−ｎ）と、パケットスイッチ部（１１）と、ル
ーティング処理部（１２）とを備え、ルーティング処理
部（１２）が、受信パケットの宛先アドレスで転送先が
検索される複数の検索テーブル（１２６−１〜１２６−
ｎ）を備えるとともに、回線又は回線群、もしくは論理
回線又は論理回線群などに基づき予め定められたグルー
プに対応してグループ単位に規定される、前記複数の検
索テーブルの検索順序情報を記憶管理するための検索順
序管理テーブル（１２５）を備え、回線インタフェース
部で前記受信パケットに付加されたグループ識別フラグ
情報で指定されるグループ情報から、検索順序管理テー
ブル（１２５）を検索して、前記グループに対応した前
記複数の検索テーブルに関する検索順序情報を取得し、
前記受信パケットから抽出した宛先アドレスについて、
前記複数の検索テーブルから、前記検索順序情報に従っ
て、検索するアドレス検索部（１２４）と、を備える。
【０００９】本発明の実施の形態において、回線インタ
フェース部は、受信パケットを終端する回線終端部と、
該受信パケットにフラグ情報を付加する手段と、を備え
る。回線インタフェース部に、ルーティング処理部の機
能を具備するようにしてもよい。
フェース部は、受信パケットを終端する回線終端部と、
該受信パケットにフラグ情報を付加する手段と、を備え
る。回線インタフェース部に、ルーティング処理部の機
能を具備するようにしてもよい。
【００１０】本発明の実施の形態において、ルーティン
グ処理部には、検索順序管理テーブルの内容を設定変更
する制御端末を接続する構成としてもよい。
グ処理部には、検索順序管理テーブルの内容を設定変更
する制御端末を接続する構成としてもよい。
【００１１】本発明の実施の形態において、ルーティン
グ処理部は、各検索テーブル毎の検索のヒット頻度を計
数管理する手段を備え、前記ヒット頻度に基づき、前記
検索順序管理テーブルの内容を可変させるように構成し
てもよい。
グ処理部は、各検索テーブル毎の検索のヒット頻度を計
数管理する手段を備え、前記ヒット頻度に基づき、前記
検索順序管理テーブルの内容を可変させるように構成し
てもよい。
【００１２】このように、本発明の実施の形態におい
て、ルータは、ルーティング処理を行う為に、グループ
単位に、独立した検索テーブルを複数備えており、更
に、各グループ毎に複数テーブルの検索順序を付けた検
索順序管理テーブルを備えている。そして、検索テーブ
ルのグループ化は、回線、回線群、論理回線（例えばＡ
ＴＭのVPI/VCI（Virtual Path Identifier／Virtual
Channel Identifier）、フレームリレーのデータリン
クコネクション識別子DLCI（Data Link Connection
Identifier））、論理回線群をグループ単位とすること
ができる。
て、ルータは、ルーティング処理を行う為に、グループ
単位に、独立した検索テーブルを複数備えており、更
に、各グループ毎に複数テーブルの検索順序を付けた検
索順序管理テーブルを備えている。そして、検索テーブ
ルのグループ化は、回線、回線群、論理回線（例えばＡ
ＴＭのVPI/VCI（Virtual Path Identifier／Virtual
Channel Identifier）、フレームリレーのデータリン
クコネクション識別子DLCI（Data Link Connection
Identifier））、論理回線群をグループ単位とすること
ができる。
【００１３】検索順序管理テーブルの設定において、グ
ループ毎に転送頻度の高い検索テーブルほど高順位に設
定しておくことにより、トラフィックの多い転送に対す
る検索処理を高速化することができる。
ループ毎に転送頻度の高い検索テーブルほど高順位に設
定しておくことにより、トラフィックの多い転送に対す
る検索処理を高速化することができる。
【００１４】また、検索順序管理テーブルにおいて、あ
るグループのテーブルとしては、一つの検索テーブルだ
け参照できるように設定することで、容易に仮想私設網
を実現することが出来る。
るグループのテーブルとしては、一つの検索テーブルだ
け参照できるように設定することで、容易に仮想私設網
を実現することが出来る。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図１は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図１において、ルータ装置１は、回線インタフ
ェース部１０−１〜１０−ｎ、パケットスイッチ１１、
ルーティング処理部１２を備え、ネットワーク２は、Ｉ
Ｐなどのプロトコルを扱うネットワークであり、伝送媒
体は、イーサネット、ＡＴＭ（非同期転送モード）、フ
レームリレー等のいずれであってもよい。
に説明する。図１は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図１において、ルータ装置１は、回線インタフ
ェース部１０−１〜１０−ｎ、パケットスイッチ１１、
ルーティング処理部１２を備え、ネットワーク２は、Ｉ
Ｐなどのプロトコルを扱うネットワークであり、伝送媒
体は、イーサネット、ＡＴＭ（非同期転送モード）、フ
レームリレー等のいずれであってもよい。
【００１６】回線インタフェース部１０−１〜１０−ｎ
は、図２を参照すると、物理レイヤを終端しネットワー
クからのデータを送受信する回線の終端部１０１と、受
信パケットに、グループ識別フラグ及びルーティングフ
ラグを付加するフラグ付加部１０２を備えている。
は、図２を参照すると、物理レイヤを終端しネットワー
クからのデータを送受信する回線の終端部１０１と、受
信パケットに、グループ識別フラグ及びルーティングフ
ラグを付加するフラグ付加部１０２を備えている。
【００１７】回線の物理インタフェースは、イーサネッ
ト、ＡＴＭ、フレームリレー等の等のいずれであっても
よい。
ト、ＡＴＭ、フレームリレー等の等のいずれであっても
よい。
【００１８】パケットスイッチ部１１は、回線インタフ
ェース部１０−１〜１０−ｎ、及び、ルーティング処理
部１２において付加されたルーティングフラグに基づ
き、パケットをスイッチングし、パケットを宛先のポー
トへ出力する。ここで、ポートとは、回線インタフェー
ス部１０−１〜１０−ｎ、ルーティング処理部１２のパ
ケットスイッチ部との接続ポイントをいう。
ェース部１０−１〜１０−ｎ、及び、ルーティング処理
部１２において付加されたルーティングフラグに基づ
き、パケットをスイッチングし、パケットを宛先のポー
トへ出力する。ここで、ポートとは、回線インタフェー
ス部１０−１〜１０−ｎ、ルーティング処理部１２のパ
ケットスイッチ部との接続ポイントをいう。
【００１９】ルーティング処理部１２は、受信パケット
の宛先アドレスから転送先を解決し、対応するルーティ
ングフラグを付加して、再びパケットスイッチ部１１へ
送出する。
の宛先アドレスから転送先を解決し、対応するルーティ
ングフラグを付加して、再びパケットスイッチ部１１へ
送出する。
【００２０】図３は、本発明の一実施例における、ルー
ティング処理部１２の構成を示す図である。図３を参照
すると、パケット組立部１２１は、入力パケットを組立
て、パケット蓄積部１２２へ、パケットデータとグルー
プ識別フラグの書き込みを行う。
ティング処理部１２の構成を示す図である。図３を参照
すると、パケット組立部１２１は、入力パケットを組立
て、パケット蓄積部１２２へ、パケットデータとグルー
プ識別フラグの書き込みを行う。
【００２１】パケットスイッチ部１１をＡＴＭスイッチ
等で構成した場合、パケットデータがチャネル多重され
てくるため、パケット組立部１２１は、コネクション毎
に、ＡＴＭセルからパケットへの組立を行い，パケット
蓄積部１２２へ書き込む。
等で構成した場合、パケットデータがチャネル多重され
てくるため、パケット組立部１２１は、コネクション毎
に、ＡＴＭセルからパケットへの組立を行い，パケット
蓄積部１２２へ書き込む。
【００２２】パケット蓄積部１２２は、入力パケットに
対するルーティング処理が完了し、パケット送出が行わ
れるまで、パケットデータを蓄積する。
対するルーティング処理が完了し、パケット送出が行わ
れるまで、パケットデータを蓄積する。
【００２３】アドレス抽出部１２３は、パケット蓄積部
１２２から、グループ識別フラグ及び入力パケット・ヘ
ッダの宛先アドレスを抽出し、これらを検索キーとし
て、アドレス検索部１２４へ受け渡す。
１２２から、グループ識別フラグ及び入力パケット・ヘ
ッダの宛先アドレスを抽出し、これらを検索キーとし
て、アドレス検索部１２４へ受け渡す。
【００２４】アドレス検索部１２４は、検索順序管理テ
ーブル１２５に格納された情報から、グループ識別フラ
グに応じた検索順序を参照する。
ーブル１２５に格納された情報から、グループ識別フラ
グに応じた検索順序を参照する。
【００２５】参照した順序に基づき検索がヒットするま
で、次々と検索テーブル１２６−１〜１２６−ｎを切り
替えて、検索テーブルから宛先アドレスを検索してい
く。
で、次々と検索テーブル１２６−１〜１２６−ｎを切り
替えて、検索テーブルから宛先アドレスを検索してい
く。
【００２６】アドレス検索部１２４は、検索が完了する
と、検索結果を、ルーティングフラグ付加部１２７へ通
知する。
と、検索結果を、ルーティングフラグ付加部１２７へ通
知する。
【００２７】検索順序管理テーブル１２５は、グループ
毎に検索テーブルの検索順序を規定する情報を記憶管理
するためのテーブルであり、このテーブルに格納された
検索順序情報がアドレス検索部１２４から参照される。
毎に検索テーブルの検索順序を規定する情報を記憶管理
するためのテーブルであり、このテーブルに格納された
検索順序情報がアドレス検索部１２４から参照される。
【００２８】このテーブル情報は、想定される最適な検
索順序が、事前に、操作者により、制御端末１３から設
定入力され、検索順序管理テーブル１２５は検索順序の
情報を記憶保持する。
索順序が、事前に、操作者により、制御端末１３から設
定入力され、検索順序管理テーブル１２５は検索順序の
情報を記憶保持する。
【００２９】図４は、本発明の一実施例において、検索
順序管理テーブル１２５に記憶された内容の一例を示す
図である。検索順序管理テーブル１２５には、グループ
識別フラグが示すグループ毎の検索順序が設定されてお
り、グループ１の場合、検索テーブルの検索順序は、テ
ーブル３→１→２→４となる。
順序管理テーブル１２５に記憶された内容の一例を示す
図である。検索順序管理テーブル１２５には、グループ
識別フラグが示すグループ毎の検索順序が設定されてお
り、グループ１の場合、検索テーブルの検索順序は、テ
ーブル３→１→２→４となる。
【００３０】グループ２、３では、同じ検索テーブル２
のみを参照するものと規定されており、このため、他の
グループとは独立した仮想私設網として扱うことが出来
る。
のみを参照するものと規定されており、このため、他の
グループとは独立した仮想私設網として扱うことが出来
る。
【００３１】グループ毎の検索テーブル１２６−１〜１
２６−ｎは、そのテーブル構成として、宛先アドレスに
対応した転送先情報を格納するエントリ部と、検索のた
めにエントリをツリー構造とするためのポインタ情報か
らなる。
２６−ｎは、そのテーブル構成として、宛先アドレスに
対応した転送先情報を格納するエントリ部と、検索のた
めにエントリをツリー構造とするためのポインタ情報か
らなる。
【００３２】ルータ装置内のソフトウェア、RIP（Routi
ng Information Protocol）、OSPF（Open Shortest
Path First）、BGP-4（Border Gateway Protocol）
などのルーティングプロトコルによって収集した情報を
基に、検索テーブルの内容が設定される。
ng Information Protocol）、OSPF（Open Shortest
Path First）、BGP-4（Border Gateway Protocol）
などのルーティングプロトコルによって収集した情報を
基に、検索テーブルの内容が設定される。
【００３３】ルーティングフラグ付加部１２７では、パ
ケットデータをパケット蓄積部１２２から読み出し、検
索結果に基づくルーティングフラグをパケットデータに
付加し、パケットスイッチ１１へ送出する。
ケットデータをパケット蓄積部１２２から読み出し、検
索結果に基づくルーティングフラグをパケットデータに
付加し、パケットスイッチ１１へ送出する。
【００３４】制御端末１３は、検索順序管理テーブル１
２の内容を設定入力するための端末であり、パソコン、
もしくはワークステーション等で構成される。
２の内容を設定入力するための端末であり、パソコン、
もしくはワークステーション等で構成される。
【００３５】本発明の一実施例の動作について説明す
る。以下では、受信パケットをルーティングして送出す
るまでの動作を説明する。
る。以下では、受信パケットをルーティングして送出す
るまでの動作を説明する。
【００３６】回線インタフェース部１０−１〜１０−ｎ
で受信したパケットには、グループ識別フラグ及びルー
ティングフラグが付加され、パケットスイッチ部１１へ
送出される。
で受信したパケットには、グループ識別フラグ及びルー
ティングフラグが付加され、パケットスイッチ部１１へ
送出される。
【００３７】送出するパケットは、転送先解決のため
に、一旦、ルーティング処理部１２へ送る必要があるた
め、付加するルーティングフラグは、ルーティング処理
部１２宛てのフラグに設定しておく。
に、一旦、ルーティング処理部１２へ送る必要があるた
め、付加するルーティングフラグは、ルーティング処理
部１２宛てのフラグに設定しておく。
【００３８】パケットスイッチ部１１では、パケットに
付加されたルーティングフラグに基づき、ルーティング
処理部１２に対して、パケットを送出する。
付加されたルーティングフラグに基づき、ルーティング
処理部１２に対して、パケットを送出する。
【００３９】ルーティング処理部１２では、入力パケッ
トを組立て、パケットデータともにグループ識別フラグ
をパケット蓄積部１２２へ書き込む。書込みが完了する
と、アドレス抽出部１２３において、宛先アドレスの抽
出と、グループ識別フラグの読み出しを行い、宛先アド
レスを検索キーとして、アドレス検索部１２４にてアド
レス検索を行う。
トを組立て、パケットデータともにグループ識別フラグ
をパケット蓄積部１２２へ書き込む。書込みが完了する
と、アドレス抽出部１２３において、宛先アドレスの抽
出と、グループ識別フラグの読み出しを行い、宛先アド
レスを検索キーとして、アドレス検索部１２４にてアド
レス検索を行う。
【００４０】検索に際して、グループ毎の検索テーブル
１２６−１〜１２６−ｎのうち、グループに対応した検
索順序管理テーブル１２５の検索順序を参照し、該検索
順序に従って、検索テーブルの検索を行う。
１２６−１〜１２６−ｎのうち、グループに対応した検
索順序管理テーブル１２５の検索順序を参照し、該検索
順序に従って、検索テーブルの検索を行う。
【００４１】検索が完了すると、ルーティングフラグ付
加部１２７では、検索結果を基に、パケットデータにル
ーティングフラグを付加して、パケットスイッチ部１１
へ出力する。
加部１２７では、検索結果を基に、パケットデータにル
ーティングフラグを付加して、パケットスイッチ部１１
へ出力する。
【００４２】パケットスイッチ部１１では、ルーティン
グフラグが示す回線インタフェース部へ出力し、回線イ
ンタフェース部にて、回線上へ送出され転送が完了す
る。
グフラグが示す回線インタフェース部へ出力し、回線イ
ンタフェース部にて、回線上へ送出され転送が完了す
る。
【００４３】図５は、本発明の第２の実施例の構成を示
す図である。図５を参照すると、本発明の第２の実施例
は、前記実施例で説明したルーティング処理部の構成を
回線インタフェース部内に備えている。すなわち、各回
線インタフェース部は、回線終端部３１１、フラグ付加
部３１２、ルーティング処理部３１３を備えている。
す図である。図５を参照すると、本発明の第２の実施例
は、前記実施例で説明したルーティング処理部の構成を
回線インタフェース部内に備えている。すなわち、各回
線インタフェース部は、回線終端部３１１、フラグ付加
部３１２、ルーティング処理部３１３を備えている。
【００４４】図６は、本発明の第３の実施例の構成を示
す図であり、ルーティング処理部の構成を示す図であ
る。
す図であり、ルーティング処理部の構成を示す図であ
る。
【００４５】図６を参照すると、各検索テーブル１２６
−１〜１２６−ｎでの検索ヒット状況を収集し、収集結
果に基づき、自動的に検索順序管理テーブル１２５を更
新することで、検索ヒット状況を検索順序管理テーブル
１２５に格納される検索テーブルの順序情報に反映させ
るテーブル毎ヒットカウンタ１２８をさらに備えてい
る。本発明の第３の実施例では、例えば時間帯でヒット
する頻度の高いテーブルの検索順序が早くなるようして
おくことで、トラフィックの変化によるルーティング傾
向の変動にダイナミック（動的）に適応することができ
る。
−１〜１２６−ｎでの検索ヒット状況を収集し、収集結
果に基づき、自動的に検索順序管理テーブル１２５を更
新することで、検索ヒット状況を検索順序管理テーブル
１２５に格納される検索テーブルの順序情報に反映させ
るテーブル毎ヒットカウンタ１２８をさらに備えてい
る。本発明の第３の実施例では、例えば時間帯でヒット
する頻度の高いテーブルの検索順序が早くなるようして
おくことで、トラフィックの変化によるルーティング傾
向の変動にダイナミック（動的）に適応することができ
る。
【００４６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
下記記載の効果を奏する。
【００４７】本発明の第１の効果は、ルータにおいてト
ラフィックの高い宛先への検索処理を高速化し、高速な
パケット転送を実現することができる、ということであ
る。その理由は、宛先アドレスから転送先を解決するの
に検索テーブルを複数備え、検索テーブルの検索順序を
グループ毎に可変自在としたためである。
ラフィックの高い宛先への検索処理を高速化し、高速な
パケット転送を実現することができる、ということであ
る。その理由は、宛先アドレスから転送先を解決するの
に検索テーブルを複数備え、検索テーブルの検索順序を
グループ毎に可変自在としたためである。
【００４８】本発明の第２の効果は、ルータ装置内への
滞留パケットを減らすことができ、装置内のバッファ量
を削減することができる、ということである。
滞留パケットを減らすことができ、装置内のバッファ量
を削減することができる、ということである。
【００４９】本発明の第３の効果は、検索テーブルのヒ
ット頻度に基づき、検索順序管理テーブルの内容を、昼
／夜等の時間帯や、平日／休日等に変更することで、ト
ラフィックの変化に合った効率的なルーティング処理を
行うことができる、ということである。
ット頻度に基づき、検索順序管理テーブルの内容を、昼
／夜等の時間帯や、平日／休日等に変更することで、ト
ラフィックの変化に合った効率的なルーティング処理を
行うことができる、ということである。
【００５０】本発明の第４の効果は、グループ毎に検索
テーブルの検索順序が独立に可変自在とされているた
め、グループ単位に固有のフィルタリング処理を容易に
実現することができる、ということである。
テーブルの検索順序が独立に可変自在とされているた
め、グループ単位に固有のフィルタリング処理を容易に
実現することができる、ということである。
【００５１】本発明の第５の効果は、検索テーブルの選
択を管理テーブルの検索順序情報に設定することができ
るため、認証や暗号などの複雑な処理なしに、仮想私設
網を実現することができる、ということである。
択を管理テーブルの検索順序情報に設定することができ
るため、認証や暗号などの複雑な処理なしに、仮想私設
網を実現することができる、ということである。
【図１】本発明の一実施例の全体の構成を示す図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施例における回線インタフェース
部の構成の一例を示す図である。
部の構成の一例を示す図である。
【図３】本発明の一実施例におけるルーティング処理部
の構成の一例を示す図である。
の構成の一例を示す図である。
【図４】本発明の一実施例における検索順序管理テーブ
ルの一例を示す図である。
ルの一例を示す図である。
【図５】本発明の第２の実施例の構成を示す図である。
【図６】本発明の第３の実施例の構成を示す図であり、
ルーティング処理部の構成を示す図である。
ルーティング処理部の構成を示す図である。
１ ルータ装置 ２ ネットワーク １０、１０−１〜１０−ｎ 回線インタフェース部 １１ パケットスイッチ １２ ルーティング処理部 １３ 制御端末 ３０−１〜３０−ｎ 回線インタフェース部 ３１ パケットスイッチ ３０１ 回線終端部 ３０２ フラグ付加部 ３０３ ルーティング処理部 １０１ 回線終端部 １０２ フラグ付加部 １２１ パケット組立部 １２２ パケット蓄積部 １２３ アドレス抽出部 １２４ アドレス検索部 １２５ 検索順序管理テーブル １２６−１〜１２６−ｎ 検索テーブル １２７ ルーティングフラグ付加部 １２８ テーブル毎ビットカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−46598（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−148174（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−29881（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/56 G06F 17/30
Claims (4)
- 【請求項１】複数の回線インタフェース手段と、パケッ
トスイッチ手段と、ルーティング処理手段とを備え、 前記ルーティング処理手段において、ネットワークから
前記回線インタフェース手段を介して受信したパケット
から宛先アドレスを抽出し、前記宛先アドレスから通信
経路表を検索して、宛先の通信経路を決定し、前記パケ
ットスイッチ手段にて該パケットをスイッチングして宛
先回線インタフェース手段から該パケットを宛先のネッ
トワークに送出するルータ装置において、 前記回線インタフェース手段が、受信パケットを終端す
る回線終端手段と、該受信パケットにグループ識別フラ
グ情報及びルーティングフラグを付加する手段と、を備
え、 前記ルーティング処理手段が、 前記回線インタフェース手段で受信し、前記パケットス
イッチ手段から入力された、 パケットデータをルーティング処理が終了しパケット送
出が行われるまで蓄積するパケット蓄積部と、 前記パケットから宛先アドレスを抽出するアドレス抽出
手段と、 前記宛先アドレスで転送先が検索される複数の検索テー
ブルと、 回線又は回線群、もしくは論理回線又は論理回線群など
に対応して予め定められたグループに対応してグループ
単位に規定される、前記複数の検索テーブルに関する検
索順序情報を記憶管理するための検索順序管理テーブル
と、 前記回線インタフェース部で前記受信パケットに付加さ
れたグループ識別フラグ情報で指定されるグループ情報
から、前記検索順序管理テーブルを検索して、前記グル
ープに対応した前記複数の検索テーブルに関する検索順
序情報を取得し、前記受信パケットから抽出した宛先ア
ドレスについて、前記複数の検索テーブルから、前記検
索順序情報に従って、転送先を検索するアドレス検索手
段と、 前記パケット蓄積部からパケットデータを読み出し前記
アドレス検索手段での検索結果に基づき、ルーティング
フラグをパケットデータに付加してパケットスイッチに
送出するルーティングフラグ付加手段と、 を備え、 前記パケットスイッチ手段では、ルーティングフラグが
示す回線インタフェース手段に前記パケットデータを出
力し、前記複数の検索テーブルのうち、前記検索順序管理テー
ブルの前記検索順序情報にその順序が定義されたテーブ
ルのみが宛先アドレスの検索対象とされる、 ことを特徴
とするルータ装置。 - 【請求項２】前記パケットスイッチ手段がＡＴＭスイッ
チで構成されており、パケット組立手段で、前記パケッ
トスイッチ手段から入力された入力セルからパケットへ
の組立を行い前記パケット蓄積部へ書き込み、 前記パケット組立手段は、 前記パケットデータ及び前記
グループ識別フラグ情報を格納することを特徴とする請
求項１記載のルータ装置。 - 【請求項３】前記ルーティング処理手段が、前記検索順
序管理テーブルの内容を設定変更する手段を備えたこと
を特徴とする請求項１又は２記載のルータ装置。 - 【請求項４】前記ルーティング処理手段が、前記各検索
テーブル毎の検索のヒット頻度を計数管理する手段を備
え、前記ヒット頻度に基づき、前記検索順序管理テーブ
ルの内容を可変させる、ことを特徴とする請求項１又は
２記載のルータ装置。
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|---|---|---|---|
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34515098A JP3228249B2 (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | ルータ装置 |
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| JP3228249B2 true JP3228249B2 (ja) | 2001-11-12 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34515098A Expired - Fee Related JP3228249B2 (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | ルータ装置 |
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-
1998
- 1998-12-04 JP JP34515098A patent/JP3228249B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-11-16 US US09/441,088 patent/US6515998B1/en not_active Expired - Fee Related
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