JPH0546598A - 辞書検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各専門分野に併せて自動的に検索する辞書の
順番を変更することにより、目的とするデータまでの検
索時間を短縮する。 【構成】 検索手段１が検索キーを受け取ると、検索ル
ール部２よりルールを受け取りルールに従った辞書を順
次検索し、検索キーが見つかったら、その辞書よりデー
タを取り出す。また見つかった辞書の識別を、検索ヒス
トリ部４へ書き込む。次に検索手段１は、検索ヒストリ
部４の情報より、いままでの検索回数が、ある回数を超
えていれば検索ルール書き換え手段３を起動する。次
に、検索手段１により起動された検索ルール書き換え手
段３は、検索ヒストリ部４の情報をもとに、アクセス頻
度の高い辞書が優先検索されるようルールを作成し、検
索ルール部２へ書き込み、検索ヒストリ部４の情報をク
リアする。また、前記検索ルール書き換え手段３により
作成されたルールを、検索ルール部２が保持する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、キーをもとにデータを
検索する辞書検索方式に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の辞書の検索方式では、予め辞書の
検索ルールを決めておき、そのルールに基づいて順次対
応する辞書を検索している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の辞書検
索方式では、専門分野が変わった時に検索ルールが自動
的に変更されないため、アクセスするまでの時間が多く
かかる。または、専門分野が変わるごとに検索ルール
を、書き換えなければならないという欠点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の辞書検索方式
は、検索キーを入力すると、検索手段が、検索ルール部
のルールをもとに、所定の順序で辞書を順次検索し、求
めるキーが見つかると、どの辞書で見つかったかを、検
索ヒストリ部に書き込み、ある回数検索が実行される
と、検索ルール書き換え手段を起動し、検索ルール書き
換え手段が、前記検索手段から起動され、検索ヒストリ
部の情報をもとに、検索ルールを作成し、検索ルール部
に書き込み、検索ルール部が、前記検索ルール書き換え
手段で作成されたルールを保持し、検索ヒストリ部が、
前記検索手段から送られた、キーが見つかった辞書の番
号を一定回数分保持することを特徴とする。

【０００５】

【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。

【０００６】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。

【０００７】本実施例では、図１に示すように、まず、
検索手段１が検索キーを受け取ると、検索ルール部２よ
りルールを受け取りルールに従った辞書を順次検索し、
検索キーが見つかったら、その辞書よりデータを取り出
す。また見つかった辞書の識別を、検索ヒストリ部４へ
書き込む。

【０００８】次に検索手段１は、検索ヒストリ部４の情
報より、いままでの検索回数が、ある回数を超えていれ
ば検索ルール書き換え手段３を起動する。

【０００９】次に、検索手段１により起動された検索ル
ール書き換え手段３は、検索ヒストリ部４の情報をもと
に、アクセス頻度の高い辞書が優先検索されるようルー
ルを作成し、検索ルール部２へ書き込み、検索ヒストリ
部４の情報をクリアする。

【００１０】また、前記検索ルール書き換え手段３によ
り作成されたルールを、検索ルール部２が保持する。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各専門
分野に併せて自動的に検索する辞書の順番を変更するこ
とにより、目的とするデータまでの検索時間を短縮する
という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のブロック図である。

【符号の説明】

１ 検索手段 ２ 検索ルール部 ３ 検索ルール書き換え手段 ４ 検索ヒストリ部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 検索キーを入力すると、検索手段が、検
   索ルール部のルールをもとに、所定の順序で辞書を順次
   検索し、求めるキーが見つかると、どの辞書で見つかっ
   たかを、検索ヒストリ部に書き込み、ある回数検索が実
   行されると、検索ルール書き換え手段を起動し、 検索ルール書き換え手段が、前記検索手段から起動さ
   れ、検索ヒストリ部の情報をもとに、検索ルールを作成
   し、検索ルール部に書き込み、 検索ルール部が、前記検索ルール書き換え手段で作成さ
   れたルールを保持し、 検索ヒストリ部が、前記検索手段から送られた、キーが
   見つかった辞書の番号を一定回数分保持することを特徴
   とする辞書検索方式。