JP2003051843A - パケット転送装置およびルーティング制御装置 - Google Patents

パケット転送装置およびルーティング制御装置

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JP2003051843A
JP2003051843A JP2001237380A JP2001237380A JP2003051843A JP 2003051843 A JP2003051843 A JP 2003051843A JP 2001237380 A JP2001237380 A JP 2001237380A JP 2001237380 A JP2001237380 A JP 2001237380A JP 2003051843 A JP2003051843 A JP 2003051843A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるノード機能を同一の装置構成で実現で
きる汎用性のあるパケット転送装置を提供する。 【解決手段】 可変長の入力パケットをルーティング処
理部で特定した出力回線に転送するパケット転送装置に
おいて、ルーティング情報テーブルが複数のサブテーブ
ルからなり、各サブテーブルがルーティング情報を示す
第1形式のエントリを含み、サブテーブルのうちの少な
くとも1つが、第1形式のエントリの他に、参照すべき
別のサブテーブルを指定する第2形式のエントリを含
み、ルーティング処理部が、入力回線インタフェースで
指定されたサブテーブルを参照し、第2形式のエントリ
が検索された場合に、該エントリが指定する別のサブテ
ーブルを参照することによって、上記入力パケットのル
ーティングとヘッダ変換を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット転送装置
に関し、更に詳しくは、通信プロトコルの異なる回線間
での可変長パケットの中継に適したパケット転送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】TCP/IPプロトコルを使用したIP
ネットワークは、電子メール、WWW(World Wide We
b)等、各種のアプリケーションが使用でき、従来の電
話ベースの交換方式と比較して通信コストが安い等の優
位性があるため、近年爆発的にトラフィックが増加して
いる。IPネットワークの各ノードに配置されたルータ
は、受信したパケットのIPヘッダに基づいてパケット
の出力方路を決定している。従来のルータは、入出力回
線インタフェースとバス接続されたCPUによってパケ
ットの出力方路を決定するソフトウェアルータが主流で
あったが、トラフィックの爆発的な増加に対応するた
め、近年では、IPパケットのヘッダ解析をハードウェ
アで行うことによって、パケット転送を高速化するハー
ドウェアルータが脚光を浴びている。
【0003】IPネットワーク上でのIPパケットの伝
送方式として、IPパケットを下位レイヤのヘッダでカ
プセル化する方式がある。IPパケットのカプセル化に
は、例えば、ATM(Asynchronous Transfer Mode)通
信方式、HDLC系のフレームリレー、PPP(Point
to Point Protocol)等のコネクション型プロトコルが
使用される。また、IETF(Internet Engineering T
ask Force)で検討されているMPLS(Multi-Protoco
l Label Switching)方式では、IPパケットがラベル
を含むShimヘッダによってカプセル化される。
【0004】IPパケットを下位レイヤでカプセル化す
ると、ノード間でIPパケットの多重化転送が可能とな
り、宛先表示ビット数の低減によって、転送速度を高速
化できる。また、下位レイヤでコネクション型のパケッ
ト転送を行うと、通信の閉域性を保つことができ、下位
レイヤの機能を利用することによって、IPネットワー
ク上で仮想的な私設網(VPN:Virtual Private Netw
ork)を実現できる。このため、大手キャリアによるフ
レームリレーやATM等の通信サービスの充実に伴っ
て、下位レイヤにフレームリレー通信やATM通信を採
用し、上位レイヤでTCP/IPプロトコルを使用した
企業内通信網の構築が増加しつつある。
【0005】インターネット上にVPNを実現する場
合、VPNサービスを提供するインターネットプロバイ
ダ:ISP(Internet Service Provider)のネットワ
ーク(以下、コア網と言う)の入り口に配置されたノー
ド(以下、エッジノードと言う)でIPパケットをカプ
セル化し、コア網内の各ノード(以下、コアノードと言
う)ではカプセル化ヘッダに従ってパケット転送し、コ
ア網の出口に配置されたエッジノードでカプセル化ヘッ
ダを除去する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上述したコア
網を構成する各ノードには、パケットの入力回線と出力
回線との組み合わせによって異なった複雑なヘッダ処理
が必要となる。例えば、エッジノードにおいて、ユーザ
端末が接続されたアクセス網側から受信されたパケット
をコア網に転送する場合、受信パケットのIPヘッダに
基づいて送出ポートを判断し、受信パケットを下位レイ
ヤのプロトコルでカプセル化した後、コア網に送出す
る。アクセス網側からの受信パケットを同一ノードに接
続された他のアクセス網に転送する場合は、受信パケッ
トのIPヘッダに基づいて送出ポートを判断し、受信パ
ケットをそのまま送出側アクセス網に転送する。
【0007】逆に、エッジノードにおいて、コア網から
入力されたパケットをアクセス網に転送する場合、受信
したカプセル化パケットのペイロード部にあるIPヘッ
ダで送出ポートを判断し、カプセル化ヘッダを除去した
後、受信パケットをアクセス網に送出する。また、コア
ノードでは、コア網から受信したIPパケットのカプセ
ル化ヘッダに基づいて送出ポートを判断し、必要に応じ
て、カプセル化ヘッダを書き換えて送出側コア網に転送
する。
【0008】このように、コア網の出入り口を形成する
エッジノードでは、入力回線がアクセス網かコア網かに
よって出力方路判定に使用するヘッダ領域が異なり、受
信パケットの出力方路がアクセス網かコア網かによって
ヘッダ変換処理を変える必要があるため、入力回線毎に
異なった機能のインターフェースを備える必要があっ
た。また、コアノードは、エッジノードとは機能が異な
るため、エッジノードとは別のインタフェースを備える
必要があった。ネットワークが成熟してくると、エッジ
ノードで、コア網から来たパケットをコア網に折り返す
ためのパケット転送機能が必要となる。この場合、エッ
ジノードにもコアノードと同様の機能が要求される。
【0009】コア網内でVPNを形成した場合、エッジ
ノードでは、コア網からの受信パケットについて、カプ
セル化ヘッダでVPNを識別し、IPヘッダによりパケ
ットの転送先を識別する必要がある。すなわち、カプセ
ル化ヘッダとIPヘッダの組み合わせによって送出先を
判定し、パケットを転送する機能が必要となる。
【0010】また、異なる2つのインターネットサービ
スプロバイダ(ISP)のネットワーク間をインターワ
ーク・ルータで接続する場合、一般的に、ISPネット
ワークによってIPパケットのカプセル化に適用するプ
ロトコルが異なるため、インターワーク・ルータでは、
上記双方のネットワークに共通のプロトコルであるIP
ヘッダ情報に基づいて宛先方路を決定し、ISPネット
ワーク間のパケット転送を行っている。この場合、IP
レイヤより下位のレイヤのカプセル化ヘッダを外してし
まうと、インターワーク・ルータの内部において、VP
Nに属したパケットと一般のパケットとを区別できなく
なると言う問題がある。特に、インターワーク・ルータ
にプライベートIPアドレスを使用中の複数のVPNが
接続された場合、IPアドレスが同一でユーザが異なる
パケットが発生し、正しいパケット転送ができなくなる
可能性がある。
【0011】本発明の目的は、上述したエッジノードと
コアノードのように、用途によって異なるノード機能を
同一の装置構成で実現できる汎用性のあるパケット転送
装置を提供することにある。本発明の他の目的は、通信
プロトコルの異なる回線間のパケット転送に有効なパケ
ット転送装置を提供することにある。本発明の更に他の
目的は、パケットヘッダのプロトコルレイヤに柔軟に対
応できるパケット転送装置を提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、パケットに付さ
れる複数レイヤのヘッダ情報に対応して入力パケットを
高速にルーティングできるパケット転送装置を提供する
ことにある。本発明の更に他の目的は、入出力パケット
の適用プロトコルに応じてヘッダ変換機能を容易に変更
できるルーティング制御装置およびパケット転送装置を
提供することにある。本発明の更に他の目的は、プライ
ベートIPアドレスの使用した可変長パケットの転送に
適したルーティング制御装置およびパケット転送装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、それぞれ入力回線に接続された複数の入
力回線インタフェースと、それぞれ出力回線に接続され
た複数の出力回線インタフェースと、入力パケットのヘ
ッダ情報に基づくルーティング情報テーブルの参照によ
って、入力パケットの転送先を特定する少なくとも1つ
のルーティング処理部とを有し、上記入力回線インタフ
ェースで受信した可変長の入力パケットを上記ルーティ
ング処理部で特定した出力回線インタフェースに転送す
るパケット転送装置において、上記ルーティング情報テ
ーブルが複数のサブテーブルからなり、各サブテーブル
はルーティング情報を示す第1形式のエントリを含み、
サブテーブルのうちの少なくとも1つは、上記第1形式
のエントリの他に、参照すべき別のサブテーブルを指定
する第2形式のエントリを含み、上記ルーティング処理
部が、入力回線インタフェースに応じて決まる何れかの
サブテーブルを参照し、入力パケットと対応関係にある
テーブルエントリとして第2形式のエントリが検索され
た場合、該エントリが指定する別のサブテーブルを参照
することによって、上記入力パケットの転送先を特定す
ることを特徴とする。
【0014】更に詳述すると、本発明において、ルーテ
ィング情報テーブルは、例えば、OSI参照モデルで規
定された第2層〜第4層のネットワーク通信モデルのプ
ロトコルレイヤ、IPパケットのカプセル化ヘッダとな
る各種のプロトコルレイヤと対応したサブテーブルから
構成される。また、ルーティング処理部は、例えば、各
入力回線インタフェースが入力パケットに付加したサブ
テーブル指定情報に基づいて、参照すべきサブテーブル
を特定する。
【0015】本発明の1つの特徴は、サブテーブルのう
ちの少なくとも1つが、上記第1形式のエントリとし
て、ルーティング情報とカプセル化ヘッダ情報とを示す
テーブルエントリを含み、ルーティング処理部が、上記
サブテーブルから検索されたカプセル化ヘッダ情報に従
って、入力パケットのカプセル化またはカプセル化ヘッ
ダの書き換えを行うことにある。本発明の1実施例で
は、サブテーブルのうちの少なくとも1つが、第1形式
のエントリとして、ルーティング情報とカプセル化ヘッ
ダ情報と制御コードとを示すテーブルエントリを含み、
ルーティング処理部が、上記サブテーブルから検索され
たカプセル化ヘッダ情報と制御コードに従って、入力パ
ケットのカプセル化ヘッダの付加、除去または書き換え
を行う。
【0016】本発明の他の特徴は、各入力回線インタフ
ェースが、ヘッダにOSI参照モデルの第2層のヘッダ
情報を含む可変長パケットをルーティング処理部に入力
し、ルーティング処理部が、出力回線インタフェースに
供給すべき各出力パケットの第2層ヘッダ情報を書き換
えるための手段を備えることにある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図2は、本発明によるノード装
置が適用されるネットワークの1例を示す。図におい
て、1〜4は、ユーザ端末が接続されるアクセス網(L
AN)であり、これらのアクセス網1〜4は、それぞれ
IPルータRT1〜RT4を介して、コア網10のエッ
ジノード20−1〜20−4に接続されている。各エッ
ジノードには、それぞれIPルータを介して複数のアク
セス網が収容される。この例では、コア網10は、複数
の通信網11〜13からなる。ノード20−5、20−
6は、コア網内で通信網11〜13間を接続しているコ
アノードであり、ノード20−11〜20−14は、図
面では省略してあるコア網内の他の通信網に接続するた
めのコアノードを示す。但し、これらのノード20−1
1〜20−14は、他のアクセス網に接続するためのエ
ッジノードとして機能してもよい。
【0018】上記ネットワークにおいて、例えば、通信
網11は、インターネットサービスプロバイダ(IS
P)のA社が提供し、通信網13はISPのB社、通信
網12はキャリアのC社が提供する。但し、通信網11
と13を同一ISPのA社で提供してもよいし、通信網
12が他のISPのものであってもかまわない。エッジ
ノード20−1〜20−4は、各ISPが、コア網10
と各アクセス網(LAN1〜4)との接続点(サービス
接点)に配置するノード装置(パケット転送装置)であ
る。コア網10内に配置される各コアノード20−5〜
20−14は、IPプロトコルより下位レイヤのプロト
コル・ヘッダに従って、受信IPパケットを転送する。
【0019】今、LAN1に接続されたユーザ端末Aか
ら、LAN3に収容された何れかのユーザ端末B宛にI
Pパケットを送信する場合を想定する。ルータRT1
は、プロトコル・スタック100Tで示すように、LA
N1から受信したパケットに、OSI参照モデルの第3
層(ネットワーク層:TCP/IP階層ではインターネ
ット層)101、第2層(データリンク層)102のネ
ットワーク通信プロトコルを実行し、ルータRT1とエ
ッジノード20−1との間の通信回線に固有の第1層
(物理層:PHY)プロトコル103aで、受信パケッ
トをエッジノード20−1に転送する。ここでは、簡単
化のため、プロトコル・スタック100TからOSI参
照モデルの第7層〜第4層(TCP/IP階層のアプリ
ケーション層、TCP、UDP層)を省略してある。
【0020】以下の説明では、各プロトコル層とヘッダ
の参照記号を共用し、例えば、ネットワーク層(インタ
ーネット層)101で生成されたヘッダをIP(Intern
et Protocol)ヘッダ101と呼ぶ、また、各IPルー
タまたはノードからの出力パケットを、図2に示したプ
ロトコル・スタックの参照記号と対応させて、例えば、
ルータRT1の出力パケットはIPパケットP100T
と呼ぶことにする。
【0021】エッジノード20−1は、ルータRT1か
らIPパケットP100Tを受信すると、プロトコル・
スタック100−1で示すように、通信網11内で使用
されるIPプロトコルの下位レイヤのプロトコル104
bでカプセル化し、カプセル化ヘッダ104b(例え
ば、MPLSにおけるShimヘッダ)をもったIPパ
ケットP100−1に変換して通信網11に送出する。
上記IPパケットP100−1は、通信網11内ではカ
プセル化ヘッダ104bがもつ宛先情報(MPLSの場
合はラベル)に従って転送され、コアノード20−5に
到達する。エッジノード20−1と隣接ノード20−1
1との間、隣接ノード20−11とコアノード20−5
との間では、上記IPパケットP100−1は、データ
リンク層のヘッダ102−1、102−11に従って通
信される。
【0022】コアノード20−5は、IPパケットP1
00−1を受信すると、プロトコル・スタック100−
5で示すように、カプセル化ヘッダ104bを通信網1
2内で有効となる別のカプセル化ヘッダ104cに変更
し、IPパケットP100−5として通信網12に送出
する。パケットP100−5は、通信網12内ではカプ
セル化ヘッダ104cがもつ宛先情報(隣接ノード間で
はデータリンク層ヘッダ102−5、102−13がも
つ宛先情報)に従って転送され、コアノード20−6に
到達する。
【0023】コアノード20−6は、プロトコル・スタ
ック100−6で示すように、受信したIPパケットP
100−5のカプセル化ヘッダ104cを通信網13内
で有効となるカプセル化ヘッダ104eに変更し、IP
パケットP100−6として通信網13に送出する。I
Pパケット100−6は、通信網13内ではカプセル化
ヘッダ104eがもつ宛先情報(隣接ノード間ではデー
タリンク層ヘッダ102−6がもつ宛先情報)に従って
転送され、エッジノード20−3に到達する。
【0024】エッジノード20−3は、受信したIPパ
ケットP100−6のカプセル化ヘッダ104eに含ま
れる宛先情報とIPヘッダ102に含まれる宛先情報に
基づいて、受信パケットの転送先、この例では、アクセ
ス網(LAN)3を識別する。また、プロトコル・スタ
ック100−3で示すように、受信したIPパケット1
00−6からカプセルヘッダ104eを除去し、IPパ
ケットP100Rの形式に戻して、アクセス網(LA
N)3のルータRT3に転送する。上記IPパケットP
100Rは、ルータRT3によってアクセス網(LA
N)3に中継され、宛先ユーザ端末Bで受信される。
【0025】図3は、パケットP100T〜P100R
のフォーマットを示す。エッジノード20−1がルータ
RT1から送信するIPパケットP100Tは、データ
部DATA1とIPヘッダ102とからなっている。エ
ッジノード20−1は、上記IPパケットP100Tを
受信すると、IPヘッダの前にカプセルヘッダ104
b、データ部DATA1の後にFCS(Field Check Se
quence)105bを付加した後、隣接ノードを特定する
ためのデータリンク層のヘッダ(図示せず)を追加し
て、IPパケットP100−1として通信網11に送信
する。元のIPパケットP100Tは、カプセル化され
たIPパケットP100−1内ではペイロード部110
に位置しており、コア網内では、カプセルヘッダが示す
宛先情報に従ってパケット転送が行われる。コアノード
20−5、20−6(33−10a)は、それぞれの通
信網12、14内で上記IPパケットP100Tを転送
するために、カプセル化ヘッダ104bから104c、
104cから104dへの付け替えを行う。
【0026】図4は、上述したエッジノード20−1〜
20−4およびコアノード20−5〜20−14として
適用可能な本発明によるパケット転送装置(ノード装
置)20の構成を示す。本発明のノード装置20は、そ
れぞれ複数(n)入力回線LIi−jおよび出力回線L
Oi−j(i=1〜m、j=1〜n)を収容する複数の
入出力インタフェースボード21−i(i=1〜m)
と、各入出力インタフェースボード21−iと対応して
設けられたルーティング処理部30−i(i=1〜m)
と、これらのルーティング処理部30−i間でパケット
を交換するスイッチ部27と、制御部28とからなって
いる。
【0027】各入出力インタフェースボード21−i
は、それぞれ入力回線に接続された複数の入力回線イン
タフェース(INF)22−j(j=1〜n)と、出力
回線に接続された複数の出力回線インタフェース23−
j(j=1〜n)と、入力回線インタフェース22−1
〜22−nから出力された入力IPパケットを多重化し
てルーティング処理部30−iに送出するための多重化
部24と、ルーティング処理部30−iから供給された
出力IPパケットを上記複数の出力回線インタフェース
23−1〜23−nに振り分けるための分配部25とか
らなる。
【0028】図5は、入力回線インタフェース(IN
F)22−1と、出力回線インタフェース(INF)2
3−1の詳細を示す。入力回線インタフェース(IN
F)22−1は、入力回線LI1−1から受信した物理
層の信号を終端する入力側物理終端回路221と、上記
物理終端回路221から出力されたもつディジタル信号
をレイヤ2のヘッダ情報をもつIPパケットに変換する
フォーマット変換部222と、フォーマット変換部22
2から出力されたIPパケットに、入力回線LI1−1
に割り当てられた物理ポート番号、論理ポート番号、後
述するルーティング処理部30−1で必要とする検索テ
ーブル番号などの回線情報を含む内部ヘッダを付加する
ための内部ヘッダ付加部223とからなる。尚、内部ヘ
ッダ付加部223は、回線情報となる各種のパラメータ
値を記憶するためのメモリを有し、これらのパラメータ
値は図4に示した制御部28によって設定される。
【0029】一方、出力回線インタフェース(INF)
23−1は、分配部25から受信した出力IPパケット
から不要となった内部ヘッダを除去する内部ヘッダ除去
部231と、内部ヘッダが除去されたIPパケットを出
力回線LO1−1上の通信プロトコルに適合したディジ
タル信号形式に変換するフォーマット変換部232と、
上記フォーマット変換部232からの出力信号を物理信
号に変換して力回線LO1−1に送出する出力側物理終
端回路233とからなる。
【0030】図1は、図4に示したルーティング処理部
30−1の詳細を示す。ルーティング処理部30−1
は、プロセッサ31と、インタフェースボード21−1
から供給された入力IPパケットを一時的に蓄積し、各
IPパケットをヘッダ(入力ヘッダ)H1とデータ部D
ATA1とに分けて出力するための第1入力バッファ3
2と、IPパケットのデータ部DATA1に、プロセッ
サから与えられる内部ルーティング情報付のヘッダH2
を付加してスイッチ部27に送出するための第1出力バ
ッファ33と、入力側ルーティング制御部34と、スイ
ッチ部27から供給された出力IPパケットを一時的に
蓄積し、各IPパケットを内部ルーティング情報付ヘッ
ダH2とデータ部DATA1とに分けて出力する第2入
力バッファ35と、出力IPパケットのデータ部DAT
A1にプロセッサから与えられる出力ヘッダH3を付加
してインタフェースボード21−1に送出するための第
2出力バッファ36と、出力側ルーティング制御部37
とからなる。
【0031】後述するように、入力側ルーティング制御
部34は、プロセッサ31から指定された検索キー情報
に基づいてルーティング情報テーブル40を参照し、カ
プセル化ヘッダ情報、内部ルーティング情報等の情報を
検索する。上記ルーティング情報テーブル40は、複数
のサブテーブル40−1〜40−nからなっており、入
力側ルーティング制御部34で最初にアクセスすべきサ
ブテーブルの番号は、プロセッサ31によって指定され
る。
【0032】プロセッサ31から第1出力バッファ33
に与えられるヘッダH2は、例えば、(a)入力ヘッダ
H1に上記入力側ルーティング制御部34で検索したカ
プセル化ヘッダ情報と内部ルーティング情報を加えたも
の、(b)入力ヘッダH1から既に含まれていたカプセ
ル化ヘッダ情報を除去し、これに内部ルーティング情報
を加えたもの、または(c)入力ヘッダH1に含まれて
いたカプセル化ヘッダ情報を上記入力側ルーティング制
御部34で検索したカプセル化ヘッダ情報に置き換え、
これに内部ルーティング情報を加えたものである。
【0033】出力側ルーティング制御部37は、プロセ
ッサ31から指定された検索キー情報に基づいてポート
番号変換テーブル41とルート情報変換テーブル42を
参照し、出力ヘッダ情報の一部となる出力物理ポート番
号と第2層の宛先アドレスを検索する。プロセッサ31
から第2出力バッファ36に与えられる出力ヘッダH3
は、例えば、ヘッダH2から内部ルーティング情報を削
除し、入力インタフェース部が付した回線情報を上記出
力物理ポート番号に置き換え、入力ヘッダH1に含まれ
ていた第2層の宛先アドレスを上記出力側ルーティング
制御部37で検索された第2層宛先アドレスに置き換え
たものである。後述するように、入力側ルーティング制
御部34と出力側ルーティング制御部37は交互に動作
するため、実際の応用においては、上記2つの制御部3
4、27の機能を1つのルーティング制御部で時分割的
に実現できる。
【0034】図6の(A)、(B)、(C)は、ルーテ
ィング処理部30−1における入出力パケットのヘッダ
構造の1例を示す。ノード装置20がエッジノードとし
て使用され、入力回線LI1−1がアクセス網に接続さ
れていた場合、インタフェースボード21−1からルー
ティング処理部30−1に入力されるパケットのヘッダ
H1は、図6の(A)に示すように、入力回線LI1−
1からの入力IPパケットのヘッダ部に含まれるプロト
コル層対応の複数種類のヘッダ情報110〜140と、
インタフェースボード21−1の内部ヘッダ付加部22
3によって付加された回線情報210とからなる。
【0035】例えば、第2層(データリンク層)のヘッ
ダ情報110は、宛先アドレス(DA)111と、送信
元アドレス(SA)112と、その他のヘッダ情報11
3とを含み、第3層(インターネット層)のヘッダ情報
120も、宛先アドレス(DA)121と、送信元アド
レス(SA)122と、その他のヘッダ情報123とを
含む。また、回線情報210は、入力回線LI1−1の
物理ポート番号211および論理ポート番号と、変換テ
ーブル40の検索に使用される検索テーブル番号213
とを含む。但し、第2層のプロトコルとして、例えば、
ATMが採用された場合は、宛先アドレス111には、
コネクション識別子VPI/VCIの値が設定される。
入力回線LI1−1がコア網に接続されていた場合、イ
ンタフェースボード21−1からルーティング処理部3
0−1に入力されるパケットのヘッダH1は、破線で示
す位置にコア網内の他のノードによって付されたカプセ
ル化ヘッダ情報150を含むことになる。
【0036】入力回線LI1−1からの受信パケットが
コア網に転送すべきIPパケットの場合、ルーティング
処理部30−1からスイッチ部へ出力されるIPパケッ
トのヘッダH2は、図6の(B)に示すように、カプセ
ル化ヘッダ150と内部ルーティング情報220を含ん
だものとなる。カプセル化ヘッダ情報150は、コア網
10内の各通信網11、12、…で採用されるパケット
転送方式によって異なる。
【0037】例えば、IPパケットに付されたラベルに
従って受信パケットを転送するMPLS(Multi Protoc
ol Label Switching)方式が採用されている場合は、カ
プセル化ヘッダ情報150は、ラベル、TTL(Time t
o Live)、その他のヘッダ情報を含む。MPLSプロト
コルは、第2層と第3層の中間に位置するため、以下の
説明では、MPLSのカプセル化ヘッダ情報150を、
第2.5層のヘッダ情報と呼ぶ。コア網内で受信IPパ
ケットが別のIPヘッダでカプセル化した形で転送され
る場合は、カプセル化ヘッダ情報150は、第3層(イ
ンターネット層)のヘッダ情報120と同様の要素を含
む。
【0038】エッジノードにおける入力パケットが、1
つのアクセス網から他のアクセス網に転送すべきパケッ
トの場合、あるいは、コア網からアクセス網に転送すべ
きパケットの場合、ヘッダH2に示したカプセル化ヘッ
ダ情報150は不要となる。従って、前者の場合は、入
力パケットのヘッダH1に内部ルーティング情報220
を付加した形で、後者の場合は、入力パケットのヘッダ
H1からカプセル化ヘッダ150を除去した後、内部ル
ーティング情報220を付加した形で、ヘッダH2が生
成される。
【0039】ルーティング処理部30−1から入出力イ
ンタフェースボード21−1への出力パケットがコア網
に送出すべきパケットの場合、ヘッダH3は、図6の
(C)に示すように、ヘッダH2から内部ルーティング
情報220を除去し、回線情報210として出力ポート
番号214を含み、第2層ヘッダ情報110に含まれる
宛先アドレス111を次ノードのアドレスの置き換えた
内容となる。上記出力パケットがアクセス網に送出すべ
きパケットの場合は、ヘッダH3は、カプセル化ヘッダ
情報150を除去した構造となる。
【0040】以下、図7〜図12を参照して、ルーティ
ング処理部30−1の動作について説明する。プロセッ
サ31は、第1入力バッファ32に受信した入力パケッ
トを処理する入力パケット処理と、第2入力バッファに
受信した出力パケットを処理する出力パケット処理とを
交互に繰り返す。
【0041】入力パケット処理では、プロセッサ31
は、第1入力バッファ32から入力パケットのヘッダH
1を読み込む。この時、ヘッダH1に続く入力パケット
のデータ部が、第1入力バッファ32から第1出力バッ
ファ33に転送される。
【0042】プロセッサ31は、ルーティング情報テー
ブル40を構成しているサブテーブルの番号と、サブテ
ーブルの検索キー種別との対応関係を記憶しており、上
記ヘッダH1から検索テーブル番号213を抽出する
と、ヘッダH1から上記検索テーブル番号213と対応
する検索キーを抽出し、これらの検索テーブル番号21
3と検索キーを設定した検索コマンドC1を入力側ルー
ティング制御部34に与える。
【0043】入力側ルーティング制御部34が参照する
ルーティング情報テーブル40は、例えば、図7に示す
ように、OSI参照モデルのレイヤと対応した複数のサ
ブテーブル40−i(i=1〜m)からなり、第2層と
第3層との間にMPLS用のテーブル40−2を含む。
各サブテーブルは、検索キーの値によって特定される複
数のテーブルエントリからなっている。
【0044】第1サブテーブル40−1は、OSI参照
モデルの第2層のルーティング情報検索テーブルであ
り、入力パケットヘッダH1に第2層ヘッダ情報110
として含まれている宛先アドレス111が検索キーとな
る。第2サブテーブル40−2は、MPLS用のルーテ
ィング情報検索テーブルであり、入力パケットヘッダH
1にカプセル化ヘッダ情報150として含まれるラベル
が検索キーとなる。同様に、第3サブテーブル40−3
は、OSI参照モデルの第3層のルーティング情報検索
テーブルであり、入力パケットヘッダH1に第3層ヘッ
ダ情報120として含まれる宛先アドレス121が検索
キーとなる。プロセッサ31は、入力パケットヘッダH
1に含まれるこれらの検索キー情報の中から、入力回線
インタフェースが指定した検索テーブル番号213と対
応するものを選択し、検索コマンドC1として入力側ル
ーティング制御部34に与える。
【0045】各サブテーブを構成するテーブルエントリ
には、次層検索指示エントリとルーティング情報エント
リの2種類があり、テーブルエントリの種類は、各エン
トリがもつ次層検索指示フラグ411によって識別され
る。次層検索指示フラグ411が「1」に設定されたテ
ーブルエントリは、次層検索指示エントリであり、例え
ば、テーブルエントリ401−i、402−j、403
−kに示すように、次に検索すべき別のサブテーブルを
指定するテーブル番号412と、上記サブテーブルで使
用する検索キー(またはポインタアドレス)413とを
含んでいる。
【0046】次層検索指示フラグ411が「0」に設定
されたテーブルエントリは、ルーティング情報エントリ
であり、例えば、テーブルエントリ402−m、403
−nに示すように、出力論理ポート番号414と、ルー
ト情報415と、カプセル化制御フラグ416と、カプ
セル化用のヘッダ情報417とを含む。但し、第2層の
ルーティング情報検索テーブルとなる第1サブテーブル
40−1では、後述するように、必要な情報が出力パケ
ット処理において得られるため、ルーティング情報エン
トリ401−lは、カプセル化制御フラグとカプセル化
用のヘッダ情報を含まない。これらのサブテーブルへの
データ設定は、図4に示した制御部28によって行われ
る。
【0047】各サブテーブルのメモリ容量を有効利用す
るために、例えば、図8に417−i、417−qで示
すように、カプセル化用のヘッダ情報を1つのテーブル
領域40−nにまとめて記憶しておき、各サブテーブル
のルーティング情報エントリが、例えば、エントリ40
2−m、403−nで示すように、上記ヘッダ情報を読
み出すためのポインタ418をもつようにしてもよい。
【0048】入力側ルーティング処理部34は、プロセ
ッサ31から検索コマンドC1を受信すると、図9に示
す入力側ヘッダ情報検索処理ルーチン340を実行す
る。入力側ヘッダ情報検索処理ルーチン340では、検
索コマンドC1で指定されたテーブル番号をパラメータ
iに設定し(ステップ341)、検索コマンドC1で指
定された検索キーで第iサブテーブルを検索する(ステ
ップ342)。検索されたテーブルエントリの次層検索
指示フラグ411を判定し(ステップ343)、上記フ
ラグ411が「1」の場合、すなわち、検索エントリが
ルーティング情報エントリの場合は、上記検索コマンド
C1に対する応答R1として、検索されたルーティング
情報エントリの内容をプロセッサ31に通知し(ステッ
プ344)、このルーチンを終了する。次層検索指示フ
ラグ411が「1」の場合、すなわち、検索エントリが
次層検索指示エントリの場合は、検索エントリが指定す
るテーブル番号414の値をパラメータiに設定し、第
iサブテーブルを上記検索エントリで指定された検索キ
ー415で検索し(ステップ345)、判定ステップ3
43を実行する。
【0049】プロセッサ31は、入力ルーティング処理
部34からの応答を受信すると、入力ヘッダH1とルー
ティング情報エントリの内容に基づいて、内部ルーティ
ング情報付きのヘッダH2を生成し、これを第1出力バ
ッファ33に与える。すなわち、プロセッサ31は、入
力ヘッダH1の先頭に、上記ルーティング情報エントリ
から抽出された論理ポート番号414とルート情報41
5を含む内部ルーティング情報220を付加し、ルーテ
ィング情報エントリのカプセル化制御フラグ416の値
に応じたカプセル化ヘッダ処理を行う。例えば、カプセ
ル化制御フラグ416の値が「10」の場合、プロセッ
サ31は、ヘッダ情報417に基づいてカプセル化ヘッ
ダ150を生成し、これを2層ヘッダ情報110と3層
ヘッダ情報120の間に挿入する。カプセル化制御フラ
グ416の値が「11」の場合、プロセッサ31は、入
力ヘッダH1に既に含まれていたプセル化ヘッダ150
を新たに生成したカプセル化ヘッダに置き換える。カプ
セル化制御フラグ416の値が「01」の場合は、入力
ヘッダH1のカプセル化ヘッダ150を削除する。
【0050】第1出力バッファ33に一時的に蓄積され
ていたデータ部は、上記内部ルーティング情報付きヘッ
ダH2に続く形で出力され、これによって、ヘッダ変換
されたパケットがスイッチ部27に入力される。
【0051】出力パケット処理では、プロセッサ31
は、第2入力バッファ32からヘッダH2を読み込み、
ヘッダH2から抽出した出力論理ポート番号221とル
ート情報222を含む検索コマンドC2を出力側ルーテ
ィング制御部37に与える。この時、ヘッダH2に続く
入力パケットのデータ部が、第2入力バッファ35から
第2出力バッファ36に転送される。
【0052】出力側ルーティング制御部37は、上記検
索コマンドC2を受信すると、図10に示す出力側ヘッ
ダ情報検索処理ルーチン370を実行する。出力側ヘッ
ダ情報検索処理ルーチン370では、検索コマンドC2
で指定された出力論理ポート番号221に従ってポート
番号変換テーブル41を検索し(ステップ371)、ル
ート情報222に従ってルート情報変換テーブル42を
検索する(ステップ372)。
【0053】ポート番号変換テーブル41は、図11に
示すように、出力論理ポート番号の値と対応して、出力
物理ポート番号412とデフォルトの第2層宛先アドレ
ス413とを示す複数のテーブルエントリ411−i
(i=1、2、・・・)からなる。また、ルート情報変換
テーブル42は、図12に示すように、ルート情報の値
と対応して、第2層の宛先アドレスを示す複数のテーブ
ルエントリ421−i(i=1、2、・・・)からなって
いる。但し、ルート情報変換テーブル42の全てのエン
トリが第2層宛先アドレスを含むとは限らない。上記ポ
ート番号変換テーブル41とルート情報変換テーブル4
2へのデータ設定は、図4に示した制御部28によって
行われる。
【0054】出力側ヘッダ情報検索処理370では、上
記ルート情報変換テーブル42の検索結果を判定し(ス
テップ373)、ルート情報222と対応するエントリ
で第2層宛先アドレスが指定されていた場合は、検索コ
マンドC2に対する応答R2として、上記ポート番号変
換テーブル41から検索した出力物理ポート番号と、ル
ート情報変換テーブル42から検索された第2層宛先ア
ドレスをプロセッサに通知し(ステップ374)、この
処理ルーチンを終了する。ルート情報222と対応する
エントリで第2層宛先アドレスが指定されていなかった
場合は、上記ポート番号変換テーブル41から検索した
出力物理ポート番号とデフォルトの第2層宛先アドレス
をプロセッサに通知し(ステップ375)、このルーチ
ンを終了する。
【0055】プロセッサ31は、出力側ルーティング制
御部37から受信した出力物理ポート番号と第2層宛先
アドレスに基づいて、出力ヘッダH3を生成し、第2出
力バッファ36に与える。出力ヘッダH3は、ヘッダH
2から不要となった内部ルーティング情報220と回線
情報210を除去し、出力物理ポート番号を含む新たな
回線情報210を付加し、第2層ヘッダ情報110の宛
先アドレスを出力側ルーティング制御部37から通知さ
れた第2層宛先アドレスに置き換えた内容となってい
る。
【0056】第2出力バッファ36から上記出力ヘッダ
H32に続く形でデータ部を出力することによって、ヘ
ッダ変換された出力パケットが入出力インタフェースボ
ード21−1に供給される。上記入出力インタフェース
ボード21−1に供給された各出力パケットは、分配部
25によって出力物理ポート番号214の値jと対応す
る出力回線インタフェース23−jに振り分けられ、内
部ヘッダ除去部231で回線情報210を除去した後、
フォーマット変換部232に入力される。
【0057】上述したように、本発明のノード装置で
は、ルーティング情報テーブル40をプロトコル・レイ
ヤと対応した複数のサブテーブル40−1〜40−nで
構成しておき、各入力回線インタフェースでテーブル番
号を指定することによって、ルーティング処理部30
が、上記指定されたテーブル番号をもつサブテーブルを
参照するようにしている。従って、上記ノード装置を図
2に示したエッジノード20−1〜20−4として使用
する場合、例えば、アクセス網に接続された入力回線イ
ンタフェースでは、検索テーブル番号213が第3層の
検索テーブル40−3を指定するようにしておくことに
よって、入力パケットのIP宛先アドレスに従ったルー
ティング情報検索を実行し、コア網に接続された入力回
線インタフェースでは、検索テーブル番号が第2.5層
の検索テーブル40−2を指定するようにしておくこと
によって、入力パケットのMPLS入力ラベルに従った
ルーティング情報検索を実行することが可能となる。ま
た、上記ノード装置を図2に示したコアノード20−5
や20−6に使用する場合、各入力回線インタフェース
で、検索テーブル番号が第2.5層検索テーブル40−
2を指定するようにしておくことによって、各入力パケ
ットについてMPLS入力ラベルに従ったルーティング
情報検索を行うことが可能となる。
【0058】本発明では、ルーティング情報テーブルを
構成する各サブテーブルに、他の特定サブテーブルの検
索を指示する次層検索指示エントリを設けているため、
同一の通信回線から受信された各入力パケットについ
て、宛先アドレスに応じて異なったサブテーブルでルー
ティング情報を定義できる。従って、例えば、エッジノ
ードにおいて、同一の通信回線から受信したパケットの
うち、コア網からコア網にMPLS転送すべきパケット
に対しては、第2.5層の検索テーブル40−2でルー
ティング情報を与え、一方、コア網からアクセス網に中
継すべきパケットに対しては、第2.5層の検索テーブ
ル40−2で次層検索指示エントリにより第3層の検索
テーブル40−3と検索キーを指示し、第3層の検索テ
ーブル40−3の該当エントリでルーティング情報とヘ
ッダ処理に必要な制御情報を与えることによって、MP
LS転送パケットとは異なったヘッダ変換処理を実行す
ることが可能となる。
【0059】また、本発明によれば、VPNに属したパ
ケットに対しては、カプセル化ヘッダの宛先情報でアク
セスされるサブテーブルにおいて、次層検索指示エント
リを利用してVPN毎に固有のプロトコル処理を指定で
きるため、インターナルIPアドレス(プライベートI
Pアドレス)が使用された場合でも、各パケットを正し
くルーティングすることが可能となる。尚、次層検索指
示エントリは多段階に亘って設定可能であり、例えば、
或るパケットに関して、入力回線インタフェースが指定
した第2層のサブテーブルで第2.5層のサブテーブル
の検索を指示し、第2.5層のサブテーブルで第3層の
サブテーブルの検索を指示し、第3層のサブテーブルで
ルーティング情報とヘッダ処理に必要な制御情報を与え
るようすることもできる。この場合、入力パケットに付
された第2層、第2.5層、第3層の宛先情報を総合的
に判定したルーティング処理が実行されることになる。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明のノード構成によれば、IPパケットコア網における
エッジノード、コアノード、エッジ/コア兼用ノードの
ように、異なったノード機能を容易に実現でき、必要に
応じて入出力回線インタフェースを差し替え、ルーティ
ング情報テーブルの設定データを変更することによっ
て、各種の通信プロトコルとパケット転送モードに対応
可能な汎用性の高いパケット転送装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4に示したルーティング処理部30−1の詳
細を示すブロック図。
【図2】本発明のノード装置が適用されるネットワーク
の1例と転送パケットを示す図。
【図3】図2のネットワークにおける転送パケットのフ
ォーマットを示す図。
【図4】本発明によるノード装置の構成を示す図。
【図5】図4に示した入出力インタフェースボード21
−1の詳細を示すブロック図。
【図6】ルーティング処理部30−1における入出力パ
ケットのヘッダ構造の1例を示す図。
【図7】図1に示したルーティング情報テーブル40の
構成を説明するための図。
【図8】ルーティング情報テーブル40の他の構成例を
示す図。
【図9】図1に示した入力側ルーティング制御部34の
動作を示すフローチャート。
【図10】図1に示した出力側ルーティング制御部37
の動作を示すフローチャート。
【図11】図1に示したポート番号変換テーブル41の
構成を示す図。
【図12】図1に示したルート情報変換テーブル42の
構成を示す図。
【符号の説明】
1〜4:LAN、10:コア網、20:ノード、21:
入出力インタフェースボード、22:入力回線インタフ
ェース、23:出力回線インタフェース、24:多重化
部、25:分配部、27:スイッチ部、30:ルーティ
ング処理部、31:プロセッサ、32:第1入力バッフ
ァ、33:第1出力バッファ、34:入力側ルーティン
グ制御部、35:第1入力バッファ、36:第1出力バ
ッファ、37:出力側ルーティング制御部、40:ルー
ティング情報テーブル、41:ポート番号変換テーブ
ル、42:ルート情報変換テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽 真一 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 矢野 大機 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 馬場 智宏 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HB28 HC01 HC14 HD03 HD05 HD06 KA01 KA05 LB05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ入力回線に接続された複数の入力
    回線インタフェースと、それぞれ出力回線に接続された
    複数の出力回線インタフェースと、入力パケットのヘッ
    ダ情報に基づくルーティング情報テーブルの参照によっ
    て、入力パケットの転送先を特定する少なくとも1つの
    ルーティング処理部とを有し、上記入力回線インタフェ
    ースで受信した可変長の入力パケットを上記ルーティン
    グ処理部で特定した出力回線インタフェースに転送する
    パケット転送装置において、 上記ルーティング情報テーブルが複数のサブテーブルか
    らなり、各サブテーブルはルーティング情報を示す第1
    形式のエントリを含み、サブテーブルのうちの少なくと
    も1つは、上記第1形式のエントリの他に、参照すべき
    別のサブテーブルを指定する第2形式のエントリを含
    み、 上記ルーティング処理部が、入力回線インタフェースに
    応じて決まる何れかのサブテーブルを参照し、入力パケ
    ットと対応関係にあるテーブルエントリとして第2形式
    のエントリが検索された場合、該エントリが指定する別
    のサブテーブルを参照することによって、上記入力パケ
    ットの転送先を特定することを特徴とするパケット転送
    装置。
  2. 【請求項2】前記各入力回線インタフェースが、入力回
    線から受信したパケットにサブテーブル指定情報を付加
    するための手段を有し、 前記ルーティング処理部が、各入力パケットから抽出さ
    れたサブテーブル指定情報によって参照すべきサブテー
    ブルを特定することを特徴とする請求項1に記載のパケ
    ット転送装置。
  3. 【請求項3】前記ルーティング情報テーブルが、プロト
    コルレイヤと対応した複数のサブテーブルからなること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のパケット
    転送装置。
  4. 【請求項4】前記サブテーブルのうちの少なくとも1つ
    が、前記第1形式のエントリとして、ルーティング情報
    とカプセル化ヘッダ情報とを示すテーブルエントリを含
    み、 前記ルーティング処理部が、上記サブテーブルから検索
    されたカプセル化ヘッダ情報に従って、入力パケットの
    カプセル化またはカプセル化ヘッダの書き換えを行うこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のパ
    ケット転送装置。
  5. 【請求項5】前記サブテーブルのうちの少なくとも1つ
    が、前記第1形式のエントリとして、ルーティング情報
    とカプセル化ヘッダ情報と制御コードとを示すテーブル
    エントリを含み、 前記ルーティング処理部が、上記サブテーブルから検索
    されたカプセル化ヘッダ情報と制御コードに従って、入
    力パケットのカプセル化ヘッダの付加、除去または書き
    換えを行うことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れ
    かに記載のパケット転送装置。
  6. 【請求項6】それぞれ複数の入力回線インタフェースと
    複数の出力回線インタフェースとを有する複数の入出力
    インタフェース部と、上記入出力インタフェース部毎に
    設けられたパケットヘッダ変換機能を備える複数のルー
    ティング処理部と、上記複数のルーティング処理部の間
    でパケットを交換するためのスイッチ部とからなるパケ
    ット転送装置において、 上記各ルーティング処理部が、複数のサブテーブルに分
    割されたルーティング情報テーブルを備え、各サブテー
    ブルはルーティング制御情報を示す第1形式のエントリ
    を含み、サブテーブルのうちの少なくとも1つは、上記
    第1形式のエントリの他に、参照すべき別のサブテーブ
    ルを指定する第2形式のエントリを含み、上記各入力回
    線インタフェースが、入力回線から受信した入力パケッ
    トのヘッダ部にサブテーブル指定情報を付加するための
    手段を有し、 上記ルーティング処理部が、各入力パケットに付された
    サブテーブル指定情報によって特定されるサブテーブル
    から、入力パケットのヘッダ情報と対応するテーブルエ
    ントリを検索し、第2形式のエントリが検索された場
    合、該第2形式のエントリで指定された別のサブテーブ
    ルを参照することによって第1形式のエントリを検索
    し、検索された第1形式のエントリが示すルーティング
    制御情報に従って各入力パケットのヘッダを変換するこ
    とを特徴とするパケット転送装置。
  7. 【請求項7】前記ルーティング処理部が、前記ルーティ
    ング情報テーブルから検索されたルーティング制御情報
    に従って内部ヘッダを生成し、該内部ヘッダを付加した
    形で各入力パケットを前記スイッチ部に出力するための
    手段と、前記スイッチ部から受信した出力パケットから
    不要となったヘッダ情報を除去して前記入出力インタフ
    ェース部に供給するための手段とを有し、 前記スイッチ部が、上記内部ヘッダに含まれるルーティ
    ング情報に従ってパケット交換することを特徴とする請
    求項6に記載のパケット転送装置。
  8. 【請求項8】前記第1形式のエントリが、前記ルーティ
    ング制御情報として内部ルーティング情報とカプセル化
    ヘッダ情報とを含み、 前記ルーティング処理部が、前記ルーティング情報テー
    ブルから検索されたカプセル化ヘッダ情報に従って入力
    パケットをカプセル化し、前記ルーティング情報テーブ
    ルから検索された内部ルーティング情報を付加した形
    で、各入力パケットを前記スイッチ部に出力するための
    手段と、前記スイッチ部から受信した出力パケットから
    不要となったヘッダ情報を除去して前記入出力インタフ
    ェース部に供給するための手段とを有し、 前記スイッチ部が、上記内部ヘッダに含まれるルーティ
    ング情報に従ってパケット交換することを特徴とする請
    求項6に記載のパケット転送装置。
  9. 【請求項9】前記各入出力インタフェース部が、前記複
    数の入力回線インタフェースから出力された入力パケッ
    トを前記ルーティング処理部に順次に供給するためのパ
    ケット多重化手段と、前記ルーティング処理部からの出
    力パケットを前記複数の出力回線インタフェースに振り
    分けるためのパケット分配手段とを備えることを特徴と
    する請求項6〜請求項8の何れかに記載のパケット転送
    装置。
  10. 【請求項10】前記ルーティング情報テーブルが、プロ
    トコルレイヤと対応した複数のサブテーブルからなるこ
    とを特徴とする請求項6〜請求項9の何れかに記載のパ
    ケット転送装置。
  11. 【請求項11】それぞれ入力回線に接続された複数の入
    力回線インタフェースと、それぞれ出力回線に接続され
    た複数の出力回線インタフェースと、入力パケットのヘ
    ッダ情報に基づくルーティング情報テーブルの参照によ
    って、入力パケットの転送先を特定する少なくとも1つ
    のルーティング処理部とを有し、上記入力回線インタフ
    ェースで受信したIPパケットを上記ルーティング処理
    部で特定した出力回線インタフェースに転送するパケッ
    ト転送装置において、 上記各入力回線インタフェースが、パケットヘッダにO
    SI参照モデルの第2層のヘッダ情報を含むIPパケッ
    トを出力し、 上記ルーティング処理部が、上記ルーティング情報テー
    ブルから各入力パケットのヘッダ情報と対応するルーテ
    ィング情報を検索することによって、入力パケットの転
    送先を特定することを特徴とするパケット転送装置。
  12. 【請求項12】前記ルーティング処理部が、出力回線イ
    ンタフェースに供給すべき各出力パケットの第2層ヘッ
    ダ情報を書き換えるための手段を備えることを特徴とす
    る請求項11に記載のパケット転送装置。
  13. 【請求項13】上記ルーティング情報テーブルが複数の
    サブテーブルからなり、各サブテーブルはルーティング
    情報を示す第1形式のエントリを含み、サブテーブルの
    うちの少なくとも1つは、上記第1形式のエントリの他
    に、参照すべき別のサブテーブルを指定する第2形式の
    エントリを含み、 上記ルーティング処理部が、入力回線インタフェースに
    応じて決まる何れかのサブテーブルを参照し、入力パケ
    ットと対応関係にあるテーブルエントリとして第2形式
    のエントリが検索された場合、該エントリが指定する別
    のサブテーブルを参照することによって、上記入力パケ
    ットの転送先を特定することを特徴とする請求項11ま
    たは請求項12に記載のパケット転送装置。
  14. 【請求項14】パケットスイッチと入出力回線インタフ
    ェースとの間に配置されるルーティング制御装置であっ
    て、 ルーティング情報テーブル、 入力回線インタフェースから受信した入力パケットにヘ
    ッダ変換を施してパケットスイッチに出力する入力側ル
    ーティング処理部と、 パケットスイッチから受信した出力パケットから不要と
    なったヘッダ情報を除去して出力回線インタフェースに
    出力する出力側ルーティング処理部とからなり、 上記ルーティング情報テーブルが複数のサブテーブルか
    らなり、各サブテーブルはルーティング情報を示す第1
    形式のエントリを含み、サブテーブルのうちの少なくと
    も1つは、上記第1形式のエントリの他に、参照すべき
    別のサブテーブルを指定する第2形式のエントリを含
    み、 上記入力側ルーティング処理部が、入力回線インタフェ
    ースによって入力パケットのヘッダに付加されたテーブ
    ル番号が示すサブテーブルを参照し、入力パケットのヘ
    ッダ情報と対応関係にあるテーブルエントリとして第2
    形式のエントリが検索された場合、該エントリが指定す
    る別のサブテーブルを参照することによって第1形式の
    エントリを検索することによってルーティング情報を取
    得し、該ルーティング情報を入力パケットのヘッダに付
    加することを特徴とするルーティング制御装置。
  15. 【請求項15】前記出力側ルーティング処理部が、ルー
    ティング情報と対応してOSI参照モデルの第2層のア
    ドレス情報を記憶したテーブルを有し、上記テーブルか
    ら出力パケットのルーティング情報と対応した第2層ア
    ドレス情報を検索し、出力パケットに付加することを特
    徴とする請求項14に記載のルーティング制御装置。
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