JP3228120U - 飛沫防御用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】対面での診察や接客などの用途に用いることができ、全身を覆うような大型ではなく、左右や後方から来る飛沫の曝露も防ぎ、飛沫感染から使用者を効果的に防御することができる飛沫防御用具を提供すること。【解決手段】A)上部を頂点側とするドーム型であって、全体が透明であって、底側に開口部を有し、内部が人体の頭部から肩下までを覆うことが可能な大きさの空洞部であるヘッドカバー本体10と、B)ヘッドカバー本体10の上部に取り付けた吊り下げ具20と、C)ヘッドカバー本体10の側面に突設してあり、ヘッドカバー本体10内の空気を吸引して排出する手段又はヘッドカバー本体10内に圧縮空気を供給する手段に接続してヘッドカバー本体10内の換気を行うノズル30と、D)吊り下げ具20に接続し、飛沫防御用具1の設置位置を調整して保持する保持用具40を有するものとする。【選択図】図2
Description
本考案は、新型コロナウィルス、新型インフルエンザウィルス、鳥インフルエンザウィルス等の飛沫感染から人体を防御する飛沫防御用具に関する。
新型コロナウィルス、新型インフルエンザウィルス、鳥インフルエンザウィルス等の感染症に対して、人は十分な免疫力を持っていないと考えられている。そのため感染の大流行が発生した場合には、一般社会において死亡者数の上昇や、社会経済活動の停止など多大な被害をもたらす事態が生じる。感染の拡大期においては二次感染の拡大を可能な限り防止するため、3密といわれる密閉された空間で多数の人が会話するような状況を避けることが要求されている。そのため人と人の距離を、最低でも2m以上離す必要があるとされ、実際に学校や店舗などで実行されている。
受付カウンターなど対面式のカウンターを利用する店舗、薬局、病院事務、金融機関、あるいは企業の窓口業務では、不特定多数の外来者と向かい合うことが多い。そのため飛沫感染や接触感染により新型コロナウィルス等に感染することを防止するため、外来者と受付者の間に透明の防御用パネルを設置していることがほとんどである。
従来、この種の窓口業務で用いられる対面式カウンターに設置する飛沫防御用具としては、対面用保護パネルがある(例えば、特許文献1参照)。かかる飛沫防御用具は対面式カウンター上に設置するパネルで、相手からの直接的な飛沫への曝露をある程度は防止することが可能である。
また、従来、病院に入院中の患者などに対しては、院内感染防御用具が考案されている(例えば、特許文献2〜5参照)。かかる院内感染防御用具は点滴中に病院内を歩行するあるいは車いすで移動する際に、患者を覆うようにシートを被せることで院内感染の危険性を低減させる飛沫防御用具である。
対面式カウンターにおける接客や窓口業務では、外来者が上記ウィルス等に感染している可能性を考慮してマスク、手袋、フェイスシールド、ゴーグル等の防護具を着用した状態で接しているのが現状である。
しかし、従来の上述した飛沫防御用具は、いずれも、広く一般に院内を移動する際に使用されるものであり、対面での診察や接客などの用途には適さないという問題があった。
また、従来の上述した防護具では、接触感染に対しては手袋の使用は感染防御に有用性が高いが、飛沫感染に関しては、感染者が面前で咳・くしゃみなどをした場合に、ウィルスを含んだ飛沫は四方八方に拡散するため、不織布製マスク、フェイスシールド、ゴーグル等の上述した防護具では、主に前面からのウィルスの侵入を防ぐ効果しかなく、飛沫感染を完全には防止することは不可能であるという問題があった。
特許文献1の対面用保護パネルはカウンターに設置され、外来者の飛沫から使用者を効果的に防御することが可能である。しかし飛沫の拡散は広範囲であることが知られており、左右や後方から来る飛沫に曝露する危険性が高いという問題があった。また、病院での診察現場には通常、カウンターはなく、患者と医師の対面による直接的な身体的接触(触診や聴診など)が必要である。そのような診療行為の場には、特許文献1の対面用保護パネルを設置することは不可能であるという問題があった。
また特許文献2〜5にある院内感染防御用具は、患者の全身を覆うようなシールドを設けておりカウンターの設置は必要がない。しかし現状の診察現場においては、このような大型の保護シールドを付けた患者が診察を受ける(もしくは医療者が診療行為を行う)空間的な余裕がないという問題があった。また身体的接触のために保護シールドを持ち上げざるをえず、却って感染性を高めることにもなりかねないという問題があった。また患者が感染者の場合は、シールド内で感染性飛沫が滞留する可能性が高いという問題があった。
したがって、本考案の目的は、対面での診察や接客などの用途に用いることができ、全身を覆うような大型ではなく、左右や後方から来る飛沫の曝露も防ぎ、飛沫感染から使用者を効果的に防御することができる飛沫防御用具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案は、上部を頂点側とするドーム型又は円錐形又は多角錐形又は上部を閉塞面側とする円筒形又は多角筒形であって、全部又は一部が透明又は半透明であって、底側に開口部を有し、内部が人体の頭部から肩下までを覆うことが可能な大きさの空洞部であるヘッドカバー本体と、
前記ヘッドカバー本体の上部に取り付けた吊り下げ具と、
を有することを特徴とする飛沫防御用具を提供する。
前記ヘッドカバー本体の上部に取り付けた吊り下げ具と、
を有することを特徴とする飛沫防御用具を提供する。
ヘッドカバー本体は、例えば、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、アクリルなど樹脂等の素材を材料とすることが好ましい。ドーム形には、半球形、半卵形、ひょうたん形等が含まれ、表面形状が多面体形状であってもよい。円錐形及び円筒形には、底面の形状が円形であるものも楕円であるものも含まれる。多角錐形及び多角筒形の角数は問わず、例えば、多角錐形には、三角錐形、四角錐形、五角錐形、六角錐形等が含まれる。吊り下げ具には、例えば、鎖、リング、フック等が含まれる。
前記ヘッドカバー本体の側面に突設し、前記ヘッドカバー本体内の空気を吸引して排出する手段又は前記ヘッドカバー本体内に圧縮空気を供給する手段に接続して前記ヘッドカバー本体内の換気を行うノズルを有することが好ましい。
さらに、前記吊り下げ具に接続し、前記飛沫防御用具の設置位置を調整して保持する保持用具を有することが好ましい。保持用具には、例えば、上端で吊り下げ具に連結する竿と竿の下端に設けた台座とを有するものが含まれる。ヘッドカバーは吊り下げ具を介して保持用具に着脱可能に設けることが好ましい。
本考案によれば、対面での診察や接客などの用途に用いることができ、全身を覆うような大型ではなく、左右や後方から来る飛沫の曝露も防ぎ、飛沫感染から使用者を効果的に防御することができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明するが、本考案はこれらに限定されるものではない。
図1は、本考案の飛沫防御用具の実施例1のヘッドカバー本体の概略斜視図である。図2は、本考案の飛沫防御用具の実施例1の使用状態を示す概略図である。
飛沫防御用具1は、A)上部を頂点側とするドーム型であって、全体が透明であって、底側に開口部を有し、内部が人体の頭部から肩下までを覆うことが可能な大きさの空洞部であるヘッドカバー本体10と、B)ヘッドカバー本体10の上部に取り付けた吊り下げ具20と、C)ヘッドカバー本体10の側面に突設してあり、ヘッドカバー本体10内の空気を吸引して排出する手段又はヘッドカバー本体10内に圧縮空気を供給する手段に接続してヘッドカバー本体10内の換気を行うノズル30と、D)吊り下げ具20に接続し、飛沫防御用具1の設置位置を調整して保持する保持用具40を有する。
ヘッドカバー本体10は、ウィルスに対するシールド(遮蔽)の役割を果たす。本実施例では、ヘッドカバー本体10は全体が透明なアクリル樹脂製であるが、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等、他の樹脂等でもよく、また透明部分は、使用者の前方となる部分のみ等、一部でもよく、また透明な代わりに半透明でもよい。ヘッドカバー本体10は、本実施例では半卵形のドーム型であるが、半球形、ひょうたん形等でもよく、表面形状が多面体形状であってもよい。図2に示した本実施例では、ヘッドカバー本体10は内部に入った使用者の肩下まで覆う大きさであり腕を自由に動かせる。腕を大きく動かさない場合、ヘッドカバー本体10は胸腹部まで覆う大きさとしてもよい。
吊り下げ具20は本実施例では強固な鎖であるが、ロープやヒモでもよいし、リングでもよいし、フック等でもよい。吊り下げ具がリングやフックである場合は吊り下げ具にチェーン等を連結してもよいし、リングであれば柱等のフックに吊るしてもよいし、フックであれば間仕切りカーテンのカーテンレールや物干し竿等に吊るしてもよい。本実施例では、吊り下げ具20は保持用具40に接続されているが、保持用具がない飛沫防御用具でも、吊り下げ具20が設けてあるので、飛沫防御用具を梁や衝立や点滴スタンド等に吊り下げて用いることができる。
本実施例では、吊り下げ具20に保持用具40を連結してあることにより飛沫防御用具1全体を移動することができるため、使用者の位置により飛沫防御用具1を適切な位置に設置でき、利便性が高い。本実施例では、保持用具40は、ヘッドカバー本体10を吊り下げる竿と、竿の下部に接続された台座とを有する。本実施例では、台座は床面に固定されておらず自由に位置を動かすことができる。本実施例では、竿の部分を手で掴んで位置を移動できる。台座の下にストッパー付きキャスターを設けてもよい。キャスターによって飛沫防御用具を適切な位置まで運搬して設置することができる。本実施例の飛沫防御用具は移動可能であるので、医療機関での診察や店舗での接客などの行為を妨げない。本実施例では、竿は先端がカーブしており、台座の真上でなく別の位置にヘッドカバー本体を設置できるため、ヘッドカバー本体の下に椅子等を置くことができる。竿は伸縮してヘッドカバー本体の高さを調整できるものであってもよい。竿はヘッドカバー本体の重さで撓むことによって先端がカーブするものであってもよい。
ヘッドカバー本体10は飛沫から使用者を防護する役割を有する透明なシールドである。ヘッドカバー本体10を空中から吊り下げる役割を有するのが保持用具40である。この両者は吊り下げ具20を介して強固な鎖などで連結されているが、切り離しが可能になっている。保持用具40はヘッドカバー本体10を一定の位置に長時間保持するに十分な強度を有するが、持ち運びが可能であり使用者にとって適切な位置に移動させることができる。鎖の長さも調節が可能で、使用者の体格により上下の位置を調節することができる。
ヘッドカバー本体10は対面診察や対面接客、もしくは飲食を行うために適切な位置に設置される。これにより対面者からの飛沫から使用者を保護し、感染症対策の防護部材となる。上半身の一部(腕等)をヘッドカバー本体10の外に置くことで、両手を使った診療行為や接客行為などを円滑に行うことが可能である。ヘッドカバー本体10は、一体成型されており、縁がなく視野を遮らないようになっている。
感染性飛沫への曝露の危険性を十分に低減するには、ウィルスの主な侵入部位である鼻・口などを含む頭頚部を完全に囲むような保護シールドが必要であるが、本実施例では、ヘッドカバー本体10によって頭頚部を完全に囲むことができる。
ヘッドカバー本体10には吸引または圧縮空気をカバー内に導入するためのノズル30が装着されている。ノズル30には、診察室にある吸引器や圧縮空気のホースを接続する。これによりヘッドカバー本体10内を外部と比べて陰圧(吸引の場合)、もしくは陽圧(圧縮空気の場合)に変化させることができる。相手の声を聞き取り易くするために、マイクや拡声器等を設けるようにしてもよく、この場合には飛沫を確実に防ぎつつ声を聞き取り易くして会話ができる。ノズル30によってヘッドカバー本体10の換気効果を生じさせることができる。
本実施例は、診療や接客などで対面による外来者との至近距離での接触を行う場合に、ウィルスの主な侵入部位である鼻・口などを含む頭頚部を完全に囲むような保護シールド(防護部材)の役割を果たし、感染性飛沫への曝露の危険性を十分に低減する。
本実施例は、簡易な構成ながら、新型コロナウィルス、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ等の感染症が発生した場合に、病院の診察室等で対面した位置で診察する、もしくは店舗において対面で接客する、もしくは飲食店内での飲食の際に、容易に装着できて飛沫感染から使用者を効果的に防御する。
図3は、本考案の飛沫防御用具の実施例1における作用説明図である。本実施例では、ノズル30を経由して、吸引器やコンプレッサー等、ヘッドカバー内の空気を吸引して排出あるいはヘッドカバー本体10内に圧縮空気を送入して供給する既存の装置を、接続することができる。ヘッドカバー本体10の下方は開口しているため、ノズル30からヘッドカバー本体10内の空気が吸引されるとヘッドカバー本体10の下方から新しい空気がヘッドカバー本体10内へ取り入れられ、ノズル30からヘッドカバー本体10内に空気が送入されるとヘッドカバー本体10内の古い空気がヘッドカバー本体10の下方から排出される。したがって、飛沫防御用具1の内部は常に新しい空気を取り込むことができ、内部にウィルス等が侵入しても短時間で換気されるため、感染防止効果を高めることができる。
図3において、曲線と矢印は空気の流れを示している。実線は圧縮空気を使用した場合の空気の流れを、破線は吸引を使用した場合の空気の流れをそれぞれ示している。実線の場合は外部の圧縮空気を作るコンプレッサーなどから、チューブを用いてヘッドカバー本体10に設けられたノズル30へ空気を送る。コンプレッサーは歯科診療所などでは一般的な装備であり、軽量で運搬可能な装置が市販されている。この場合はヘッドカバー本体10内の空気圧は外部と比較してやや陽圧になり、空気の流れはヘッドカバー本体10内から外へと向かうことになる。
一方で破線の場合は診療所に設置されている吸引器(または介護用に市販されている吸引器でも良い)からチューブを用いて、ヘッドカバー本体10に設けられたノズル30から空気を吸引する。この場合はヘッドカバー本体10内の空気圧は外部と比較してやや陰圧になり、空気の流れはヘッドカバー本体10の外から内へと向かうことになる。このような空気の流れ、すなわち換気、がウィルスを含んだ飛沫から使用者を防護することになる。
使用方法としては、使用者が感染者である場合は吸引を用いて飛沫をヘッドカバー本体10内から外に拡散しないようにする。反対に使用者が非感染者である場合は、圧縮空気を用いて外部からの飛沫を吸い込まないようにする。あるいは2名の対面する使用者が、それぞれ吸引と圧縮空気のそれぞれを用いることで、飛沫からの防護をより強固にすることも可能である。
感染する危険性の高い医療機関での診療行為や、対面での交流が必要な店舗における接客業務の際に本実施例を使用することにより外来者等からの、ウィルス等を含む飛沫から使用者を防護しウィルス感染を防ぐことができる。さらに透視可能なシールドであるため、対面者に対して顔を隠すことなく応対することが可能となり、しかも上肢は自由に使えるため診察や接客も十分に可能である。
図4は、本考案の飛沫防御用具のヘッドカバー本体の(a)変形例1及び(b)変形例2の概略斜視図である。変形例1では、ヘッドカバー本体10’は、上部を閉塞面側とする四角筒形であるが、四角に限らず、他の多角筒形でもよい。変形例2では、ヘッドカバー本体10”は、上部を頂点側とする三角錐形であるが、三角に限らず、他の多角錐形でもよい。また、ヘッドカバー本体は、上部を頂点側とする円錐形あるいは上部を閉塞面側とする円筒形でもよく、底面の形状が円形であっても楕円であってもよい。
変形例1及び変形例2は、実施例1と異なり、縁を有する。変形例1及び変形例2では、ヘッドカバー本体は実施例1におけるヘッドカバー本体より安価な塩化ビニルなどを縁に張り付けて作成する。底面は下方に開放されている点は実施例1と同じである。
本実施例によれば、対面での診察や接客などの用途に用いることができ、全身を覆うような大型ではなく、左右や後方から来る飛沫の曝露も防ぎ、飛沫感染から使用者を効果的に防御することができる。
本実施例によれば、新型コロナウィルス、新型インフルエンザウィルス、鳥インフルエンザウィルスなどはもとより、結核等を含む飛沫感染が主な感染経路と考えられる感染症が発生した場合に、診察室や店舗等の任意の場所に容易に設置しヘッドカバー本体を防護部材として感染を防ぐことが可能となる。本実施例では、ヘッドカバー本体は、使用者の肩下まで覆う長さを有し、両手を使って行う診察行為や接客を妨害する可能性が少ないという効果を奏する。胸腹部まで覆うものでは、ウィルスに曝されるリスクがより低減される。かつ簡易的な構成であるため手間を要せずに取付けや取り外しをおこなうことができる。このため病院外来や窓口など感染が疑われる不特定多数の外来者が訪れる場所に、感染予防器具として備蓄しておくことができる。また使用後は直ちに撤去および廃棄することが可能である。
また本実施例のヘッドカバー本体には、外部からの吸引もしくは圧縮空気をカバー内に取り込むためのノズルが装備されているため、吸引の場合には、ヘッドカバー内の空気圧が外部よりも陰圧になり、カバー外から内に向かう空気の流れができる。したがって使用者が感染者である場合に咳やくしゃみ、あるいは大声での会話に伴う感染性飛沫がカバー外に放出されることを防止する効果がある。吸引装置はほとんどすべての病院外来に備えられており、病院以外では介護用の吸引装置を用いることができる。反対にコンプレッサーなどによる圧縮空気を用いた場合は、ヘッドカバー本体内の空気圧は外部よりも陽圧となり、カバー内から外へ向かう空気の流れができる。したがって使用者が非感染者である場合に、対面する相手の咳やくしゃみ、あるいは大声での会話に伴う感染性飛沫がカバー内に侵入することを防止する効果がある。
発火の危険性を考慮すると、酸素よりも圧縮空気の使用が適切である。このような空気の流れ、すなわち換気、は飛沫性感染の防止に最も効果的な方法と考えられている。実際に厚生労働省から出された新型コロナウィルス感染予防指針にも、授業や会議の際には1時間に数回の換気を行うことと書かれている。本実施例は対面による診察場面等において、連続して強制的な換気を行うことで飛沫感染の危険を低減させる効果がある。また対面する2名がそれぞれ感染者と非感染者である場合、感染者のカバー内は陰圧に、非感染者のカバー内は陽圧にすることで飛沫への曝露を二重に低減させることが可能である。
本実施例によれば、使用したヘッドカバー本体を保持用具から外して、ヘッドカバー本体のみを廃棄して、保持用具を継続して使用できるので無駄が少ない。
変形例1、変形例2も本実施例と同様な効果を奏することができる。
なお、本考案は、上記実施の形態に限定されず、その考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
1 飛沫防御用具
10、10’、10” ヘッドカバー本体
11 開口部
12 空洞部
20 吊り下げ具
30 ノズル
40 保持用具
10、10’、10” ヘッドカバー本体
11 開口部
12 空洞部
20 吊り下げ具
30 ノズル
40 保持用具
Claims (3)
- 上部を頂点側とするドーム型又は円錐形又は多角錐形又は上部を閉塞面側とする円筒形又は多角筒形であって、全部又は一部が透明又は半透明であって、底側に開口部を有し、内部が人体の頭部から肩下までを覆うことが可能な大きさの空洞部であるヘッドカバー本体と、
前記ヘッドカバー本体の上部に取り付けた吊り下げ具と、
を有することを特徴とする飛沫防御用具。 - 前記ヘッドカバー本体の側面に突設し、前記ヘッドカバー本体内の空気を吸引して排出する手段又は前記ヘッドカバー本体内に圧縮空気を供給する手段に接続して前記ヘッドカバー本体内の換気を行うノズルを有することを特徴とする請求項1記載の飛沫防御用具。
- 前記吊り下げ具に接続し、前記飛沫防御用具の設置位置を調整して保持する保持用具を有することを特徴とする請求項1又は2記載の飛沫防御用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002735U JP3228120U (ja) | 2020-07-06 | 2020-07-06 | 飛沫防御用具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020002735U JP3228120U (ja) | 2020-07-06 | 2020-07-06 | 飛沫防御用具 |
Publications (1)
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ID=72665811
Family Applications (1)
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JP2020002735U Active JP3228120U (ja) | 2020-07-06 | 2020-07-06 | 飛沫防御用具 |
Country Status (1)
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