JP3228055B2 - 複数スロット割り当て方法 - Google Patents

複数スロット割り当て方法

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JP3228055B2
JP3228055B2 JP06795195A JP6795195A JP3228055B2 JP 3228055 B2 JP3228055 B2 JP 3228055B2 JP 06795195 A JP06795195 A JP 06795195A JP 6795195 A JP6795195 A JP 6795195A JP 3228055 B2 JP3228055 B2 JP 3228055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数スロット割り当て
方法に関し、特にコードレス電話システム等のようにT
DMA通信方式を用いた無線通信システムで、伝送速度
が異なる多種の呼に対してキャリア周波数及びスロット
を割り当てる際に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、TDMA(時分割多元接続)通信
方式を用いて伝送速度が異なる多種の呼に対しスロット
を割り当てる方法は、基本となる呼の伝送速度に対応す
るスロットを複数個結合してTDMAフレームを構成
し、その整数倍の伝送速度の呼について当該呼に対して
同一フレーム内に複数のスロットを割り当てることで実
現している。この場合に、新しく発生した呼へのスロッ
ト割付け要求があった段階で、空きスロットの検索を行
い、所要の伝送速度のスロット割り当てが不可の際に通
話中の呼を他のスロットへ再割り当てして、所要の伝送
速度のスロット割り当てを行うようになされている。
【0003】例えば、特開平6−6290号公報に開示
されているように、移動局から新たに複数スロットを必
要とする呼のスロット割り当て要求があった場合、基地
局はまずTDMAフレーム内のスロット使用状況を管理
したテーブルから、基地局に割り当てられたキャリア周
波数について空きスロットを検索する。これにより、通
話中の呼に割り当てたスロット位置に応じて、新しく発
生した呼に必要な伝送速度のスロットが割り当てできな
い場合は、再割り当てすべき通信中の単一スロットを用
いている通信中の呼を選定すると共に、その単一スロッ
ト利用呼を再割り当てすべき空きスロットをTDMAフ
レーム内の同一又は異なるキャリア周波数上のタイムス
ロットの中から再選定し、その再選定スロットに通信中
の単一スロットを再割り当てする。その上で、複数スロ
ット使用呼を再割り当てによって空きスロットとなった
スロットを含んだ、複数のスロットをその呼に割り当て
ることにより、伝送速度が異なる呼をTDMAフレーム
内に割り付けている。
【0004】また、移動局の送受信部を一対に制限し、
かつ当該送受信部が隣接するタイミングのスロット間で
はキャリア周波数の切替えが終了しない切替え特性を持
たせることで、移動局の小型・軽量化を図ることがあ
る。この種の移動局で、同一フレームにおいて複数のス
ロットを用いたスロット割り当てを行う場合には、その
移動局に同一タイミングの異なるキャリア周波数の複数
のスロットを割り当てることができなかったり、異なる
キャリア周波数のタイミングが隣接する複数のスロット
を割り当てられないという制限が出てくる。この制限を
解決する方法として、同一周波数上に複数スロットを割
り当てる方法やキャリア周波数切替え時間以上に離れた
異なるキャリア周波数の複数スロットを割り当てる方法
がある。
【0005】図23及び図24は、特開平6−2049
43号公報に開示されたタイムスロット配置を示すタイ
ミングチャートである。図23において1フレームは8
つのスロットで構成されており、異なる4つのキャリア
周波数fa〜fd が使用される。基地局1aは移動局2
bに1フレーム内で2つのスロットを割り当てること
で、他の移動局2a、2cの倍の伝送速度の呼を受け付
けている。図23の複数スロット割り当て方法は、移動
局2bに対してその移動局2bが連続してスロットを送
受信しないスロット配置、すなわち少なくとも1つのス
ロット間隔を有する配置となされ、異なるキャリア周波
数で連続するキャリア周波数を送受信できない移動局で
あっても、1スロットの時間間隔でキャリア周波数を切
替える能力があれば、同一のフレーム内で複数のスロッ
トを割り当てられ、高速の伝送速度の通信が可能とな
る。
【0006】図24は、図23と同一のフレーム構成を
とり、移動局2bに同一フレーム内で複数のスロットを
割り当てられているタイミングチャートである。図24
で基地局1aは移動局2bに同一のキャリア周波数fb
で異なるタイミングのスロットを割り当て、これによ
り、移動局2bにキャリア周波数fb の切替を要求する
ことなく、同一フレームで複数のスロットを割り当てる
ことができるようなされている。
【0007】また基地局が移動局に複数スロットを割り
当てる場合に、基地局が管理するチャネルの使用率が増
大すると、そのチャネルの加入者数が減少し呼損が増大
するため、データ通信に複数スロットを使用している移
動局に割り当てたスロット数を通信中に変更することで
加入者数の増大を図っている。
【0008】図25は、特開平6−77886号公報に
開示された1個以上の複数スロットの任意のスロット割
り当てに関する概念を示す。この場合1フレームは3つ
のスロットで構成され、使用されるキャリア周波数は異
なる2つの周波数f1 とf2である。基地局1aは移動
局2aに3個、移動局2bに2個、移動局2cに1個の
スロットを割り当ている。この状態では、チャネル使用
率が 100%であるので、チャネル使用率がしきい値
を越えた段階で、移動局2a及び移動局2bの割り当て
スロットを1つに変更し、未割り当てスロットを形成し
て新たな呼の発生を受け付けることを可能としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したよう
に、小型・軽量化を図った移動局から複数のスロット割
り当て要求があったときに基地局が同一キャリア周波数
上にその移動局が必要とする複数のスロットを割り当て
る方法では、同一キャリア周波数上に必要とするスロッ
ト数が確保できない場合、同一キャリア周波数上のスロ
ットを用いて通信中の呼を異なるキャリア周波数上のス
ロットに再割り当てする必要があるため、複数スロット
を要求した呼は再割り当て処理を実行する時間が、接続
遅延に加算されてしまう問題があった。
【0010】また基地局から空きスロットを利用可能と
して、新たに発生した呼にその空きスロットを割り当て
た後に、その移動局と基地局間で通話試験を行い失敗し
た場合には、基地局は上述の空きスロット以外の空きス
ロットをその移動局に再度割り当て直さなくてはなら
ず、その再割り当て処理のために制御回線のトラフィッ
クが増大すると共に接続遅延が増加する問題があった。
【0011】また移動局が複数スロットを要求し、基地
局が通信中の他の移動局の呼を再割り当てして複数スロ
ットを確保する場合には、再割り当て後に空きスロット
となったスロットを含む複数スロットを、その複数スロ
ットを要求した移動局と基地局との間で、複数スロット
各々について通話試験し、1つのスロットでも通話試験
に失敗した場合には、再割り当て処理が無効となる問題
があった。
【0012】また小型・軽量化を図った移動局から複数
のスロット割り当て要求があったときに、基地局が同一
キャリア周波数上に当該移動局が必要とする複数のスロ
ットを割り当てる方法では、同一キャリア周波数上に必
要とするスロット数が確保できない場合、通信中の呼を
異なるキャリア周波数上のスロットに再割り当てする必
要があるため、複数スロットを要求した呼は再割り当て
処理を実行する時間が接続遅延に加算されてしまう問題
に加えて、再割り当てを行う呼のキャリア周波数切替え
によって品質劣化が生じる問題があった。
【0013】また基地局が管理するチャネルの使用率が
増大するとそのチャネルの加入者数が減少し呼損が増大
するため、通信中の複数スロットを利用している移動局
の割り当てスロットを減少させて、呼損の増大を押えて
いるが、逆にチャネルの使用率が少ない場合には、要求
しているスロット数に戻さなくてはならない問題や、通
信中移動局が新たに異なる2つ目の呼を要求するという
状況に対応できない問題があった。
【0014】この発明は上述のような課題を解消するた
めになされたもので、複数のキャリア周波数を用いて1
フレームが複数のスロットからなるTDMA通信方式に
より基地局と複数の移動局との間の通信を行う際に、従
来に比して格段的に効率良く複数スロットを割り当てる
ことのできる複数スロット割り当て方法を提供するもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明に係る複数スロット割り当て方法では、複数
のキャリア周波数を用いて1フレームが複数スロットで
なるTDMA通信方式で基地局及び複数の移動局間の通
信を行う無線通信システムであって、1フレーム内の複
数スロットを占有して通信を行う際に、その占有する複
数スロットのキャリア周波数を同一とするキャリア周波
数及びスロット割り当て手段を配し、そのキャリア周波
数及びスロット割り当て手段は、最も利用される割合の
高い複数スロット数を利用スロット数として算出する利
用スロット数算出ステップと、フレーム毎の空きスロッ
ト数を算出する空きスロット数算出ステップと、任意の
呼が終了したタイミングで、その任意の呼が占有してい
たフレームで利用スロット数分の空きスロット数が得ら
れるとき、フレームで利用スロット数分の空きスロット
を1フレーム内の同一キャリア周波数上に確保し、呼が
占有していたフレームで利用スロット数分の空きスロッ
ト数が得られないとき、利用スロット数と終了した任意
の呼が占有していたフレームの空きスロット数に応じ
て、他の空きスロットを持つ他のフレームを選択し、そ
の他のフレームに任意の呼が占有していたフレームの通
話中の他の呼を再割り当てし、利用スロット数分の空き
スロットを1フレーム内の同一キャリア周波数上に確保
するスロット割り当てステップとを備えるものである。
【0016】また次の発明に係る複数スロット割り当て
方法では、複数のキャリア周波数を用いて1フレームが
複数のスロットでなるTDMA通信方式で基地局及び複
数の移動局間の通信を行う無線通信システムであって、
1フレーム内の複数のスロットを占有して通信を行う際
に、基地局は、1フレーム内の複数のスロットの候補と
なるキャリア周波数及びスロットを選択する候補スロッ
ト選択ステップと、移動局から要求されたスロット数以
上の候補となるスロットを移動局に通知する候補スロッ
ト通知ステップと、移動局より通知された通話試験結果
に基づいて、候補となるスロットを移動局に割り当てる
スロット割り当てステップとを備え、移動局は、候補と
なるスロットについて順次通話試験を行い、通話可能な
スロットを選択して、基地局に通話試験結果として通知
する通話試験結果通知ステップを備えるものである。
【0017】また次の発明に係る複数スロット割り当て
方法では、さらに移動局は、通話試験で候補となるスロ
ットのうち、同一キャリア周波数上に必要とするスロッ
ト数が存在しなかったとき、その通話試験に失敗した旨
を基地局に通知するステップを備え、基地局は、移動局
に通知した候補となるスロットのキャリア周波数で通話
中の他の移動局を選択して、移動局が通話試験に失敗し
たスロットを他の移動局に通知し、他の移動局がスロッ
トの通話試験を行い成功したとき、他の移動局にスロッ
トへのスロット切り替えを行うステップと、移動局が他
の移動局の通話に利用していたスロットを含む未試験の
スロットへの通話試験を行い、通話試験に成功したと
き、スロットと初めの通話試験で成功しているスロット
とを合わせて移動局に割り当てるステップと、他の移動
局の通話していたスロットの通話試験に失敗したとき、
他の移動局と同様にさらに他の移動局の選択、スロット
切り替え、通話試験及びスロット割り当てを順々に実行
するステップと、通話試験に成功したとき、その成功し
た時点で基地局が移動局の所望するスロット数の割り当
てを行い、順々に通話試験を行い全てのスロットにおい
て成功しなかった場合には、移動局の所望するスロット
数の割り当てを行わないステップとを備えるものであ
る。
【0018】また次の発明に係る複数スロット割り当て
方法では、さらに他の移動局からの複数スロットの要求
があったとき、すでに移動局が行った通話試験結果に応
じて、複数のスロットの割り当てを行うものである。
【0019】
【0020】また次の発明に係る複数スロット割り当て
方法では、複数のキャリア周波数を用いて1フレームが
複数のスロットでなるTDMA通信方式で基地局及び複
数の移動局間の通信を行う無線通信システムであって、
1フレーム内の複数のスロットを占有して通信を行う際
に、チャンネルの使用状況に応じて要求スロット数が割
り当てられていない1又は複数スロットによる通話中の
移動局からの要求により、当該移動局の通話中のスロッ
トと異なるキャリア周波数上に空きスロットが発生した
とき、上記移動局の通話中のスロットと同一キャリア周
波数上の他の移動局の通話中のスロットを、上記異なる
キャリア周波数上の空きスロットに再割り当てし、当該
再割り当てにより発生した上記移動局の通話中のスロッ
トと同一キャリア周波数上の空きスロットを上記移動局
に割り当てるものである。
【0021】
【0022】また次の発明に係る複数スロット割り当て
方法では、さらに利用スロット数分の空きスロットを同
一キャリア周波数上に確保しておくため、新しく発生し
た利用スロット数より少ないスロットを使用する呼に、
基地局がフレーム毎の空きスロットを算出した結果に基
づいて、呼を割り当てるものである。
【0023】
【作用】任意の呼が終了するタイミングでスロットの再
割り当てを行い、最も利用される割合の高い複数スロッ
ト分の空きスロットを、同一キャリア周波数上に確保す
る。これにより、最も利用される割合の高い複数スロッ
ト分の空きスロットを要求する発呼があっても、再割り
当てに伴う接続遅延等がなくスムーズに接続できる。
【0024】また同一キャリア周波数上に複数スロット
を要求して発呼する際に、予め要求したスロット数より
も多い候補スロットを通知しキャリアセンス等の通話試
験を行う。これにより、確実に所望する複数スロット数
を確保できる。
【0025】また同一キャリア周波数上に複数スロット
を要求して発呼する際に、予めキャリアセンス等の通話
試験を行う場合、そのキャリア周波数上の他の通話中の
呼を同一キャリア周波数上の異なるスロットへ再割り当
てする。これにより、他の通話中の呼が占有していたス
ロット及び未試験となっていたスロットに対しても試験
ができ、所望する複数スロット数が得られる確率を向上
できる。
【0026】また同一キャリア周波数上に複数スロット
を要求して発呼する際に、予め任意の移動局の実施した
キャリアセンス等の通話試験を参考にしてスロットの割
り当てを行う。これにより、移動局のキャリアセンス等
の通話試験の結果を予測でき、通話試験失敗となるスロ
ット割り当ての比率を軽減できる。
【0027】
【0028】
【0029】また通話中の呼で現在占有しているスロッ
ト数よりも多い複数スロットを必要とする際、異なるキ
ャリア周波数上の他の呼の終了により発生した空きスロ
ットに、通話中の呼と同一キャリア周波数上の他の通話
中の呼を割り当て、その結果発生した空きスロットに通
話中の呼を割り当てる。これにより、通話中の呼が所望
する複数スロット数を割り当てることができ、かつ通話
中の呼の再割り当て先の候補を多数選ぶことができる。
【0030】また発呼により呼の割り当てを行う際に、
各フレームにおける空きスロットの状況により、予め最
も利用される割合が高い複数スロット数分の空きスロッ
トが同一キャリア周波数上に確保されるように、発呼に
よる呼の割り当てを行う。これにより、通信中の呼の再
割り当てを行う回数を減少できる。
【0031】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明の一実施
例を説明する。
【0032】実施例1.図1は全体として、この発明に
おける複数のキャリア周波数を用いて1フレームが複数
のスロットからなるTDMA無線通信方式により基地局
と複数の移動局との間の通信を行う無線通信システムの
全体構成を示す。図において、1a〜1cは基地局であ
り、2a〜2hは移動局であり、3は制御局である。制
御局3は回線4を通じて他の公衆網等に接続されてい
る。また基地局1a〜1cはそれぞれ回線5a〜5cを
通じて制御局3に接続されている。図では、基地局1a
が形成する通話ゾーン6a中に移動局2a、2b、2c
が存在し、基地局1bが形成する通話ゾーン6b中に移
動局2d、2eが存在し、基地局1cが形成する通話ゾ
ーン6c中に移動局2f、2hが存在するようすを示
す。
【0033】また図2は、この発明における基地局1
(1a)の内部構成を示す。図中7は回線インタフェー
ス部で、8は制御部であり、9a、9bは送受信器であ
り、10はアンテナである。この制御部8において、発
呼、着呼等の呼管理やキャリア周波数及びスロットを含
んだTDMA無線通信方式の制御を行う。さらに図3
に、この制御部8で実行される発呼から終呼までの全体
の処理の流れを示す。また図4はこの実施例1における
基地局1aと移動局2aとの間の無線区間のキャリア周
波数、スロット及びフレームの関係を示し、さらにまた
図5はこの実施例1における基地局1aの動作として、
図3のステップS66以降に行われる処理の流れを示
す。
【0034】この実施例1の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらに切断により終呼(ステップS66)へと状態
を移行する。
【0035】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図4(A)のステージ1のように構成す
る。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにおいて、移
動局2aがフレーム2の1スロットt5、キャリア周波
数frq.4で通信を行い終話した場合(ステップS1
0)、基地局1aはフレーム2の空きスロット数を算出
し、最も利用される割合の高い複数スロット数3の空き
スロットが得られるか判断する(ステップS11)。
【0036】なお最も利用される割合の高い複数スロッ
ト数(ここでは3)は、過去に利用されたスロット数を
時刻や位置登録情報と共に保持しておき、統計的処理に
より求める。次に基地局1aはフレーム2に要求される
スロット数3の空きスロットが得られない場合、最も利
用される割合の高い複数スロット数3とフレーム2の空
きスロット数との差を算出する(ステップS12)。
【0037】この場合、スロット数の差は1スロットと
求まるので、この1スロットの空きスロットを持つフレ
ーム1を同一の基地局1aにおいて選択し(ステップS
13)、フレーム2で依然として通話中の1スロット
(スロットt3、キャリア周波数frq.4)を、図4
(B)のステージ2で示すように、同一キャリア周波数
上の異なるスロット、すなわちキャリア周波数frq.4は
そのままで、スロットt3からスロットt5へと割り当
てる(ステップS14)。この時フレーム2で通話中の
呼をフレーム1へ再割り当てを行うため、フレーム1の
空いているスロットへ移動させることが必要となる。
【0038】次に基地局1aは異なるスロット、すなわ
ちキャリア周波数frq.4はそのままで、スロットt3か
らスロットt5へ割り当てた通話中のスロットを、図4
(C)のステージ3で示すように、フレーム2からフレ
ーム1へ再割り当てを行う(ステップS15)。最後に
基地局1aはフレーム2において、同一キャリア周波数
上に最も利用される割合の高い複数スロット数3を確保
することにより、スロット数分の要求のある移動局に対
して、複数スロットの割り当てを行うことが可能となる
(ステップS16)。
【0039】このような方法によれば、任意の呼が終了
するタイミングでスロットの再割り当てを行い、最も利
用される割合の高い複数スロット分の空きスロットを、
同一キャリア周波数上に確保することにより、最も利用
される割合の高い複数スロット分の空きスロットを要求
する発呼があっても、再割り当てに伴う接続遅延等がな
くスムーズに接続できる。
【0040】実施例2.図6は、図1〜図3の無線通信
システムにおいて、この実施例2における基地局1aと
移動局2aとの間の無線区間のキャリア周波数、スロッ
ト、フレーム及び移動局2aが実施した通話試験状況の
関係を示す。また図7はこの実施例2における基地局1
aの動作を示し、図3のフローチャートにおけるステッ
プS61からS63に相当する処理の流れを示す。
【0041】この実施例2の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらに切断により終呼(ステップS66)へと状態
を移行する。
【0042】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図6(A)のステージ4のように構成す
る。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにおいて、移
動局2aが発呼の前に基地局1aに対して、占有する複
数スロット数(ここでは2スロット)を要求し、基地局
1aは候補となるキャリア周波数とスロットの選択を行
う(ステップS17)。
【0043】次に基地局1aはキャリア周波数とスロッ
トを、移動局2aに対して通知する(ステップS1
8)。移動局2aでは通知されたキャリア周波数とスロ
ットの情報をもとにキャリアセンスなどの通話試験を行
い、図6(B)のステージ5に示すように、基地局1a
から通知されたキャリア周波数とスロットの中で、どの
キャリア周波数とスロットにおいて試験が成功したかを
基地局1aに通知する。最後に基地局1aでは移動局2
aからの通話試験結果通知をもとに、図6(C)のステ
ージ6に示すように、移動局2aに対するキャリア周波
数及びスロット位置の割り当てを行う(ステップS1
9)。
【0044】このような方法によれば、同一キャリア周
波数上に複数スロットを要求して発呼する際に、予めキ
ャリアセンス等の通話試験を行うことにより、確実に所
望する複数スロット数を確保できる。
【0045】実施例3.図8〜図10は、図1〜図3の
無線通信システムにおいて、この実施例3における基地
局1aと移動局2aとの間の無線区間のキャリア周波
数、スロット、フレーム及び移動局2a、移動局2b、
移動局2cが実施した通話試験状況の関係を示す。また
図11はこの実施例3における基地局1aの動作を示
し、図3のフローチャートにおけるステップS61から
S63に相当する処理を示す。
【0046】この実施例3の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらに切断により終呼(ステップS66)へと状態
を移行する。
【0047】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図8(A)のステージ7のように構成す
る。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにおいて、移
動局2aが実施例2と同様に複数スロット(ここでは2
スロット)を要求し、発呼・通話を行う前に通話試験を
行い結果を基地局1aに対して通知する。なおこの時移
動局2aの通話試験は基地局1aより候補として通知を
受けているキャリア周波数及びスロットに関して実施
し、成功及び失敗したキャリア周波数及びスロットにつ
いては、図8(A)のステージ7に示すように、成功し
たスロットは同一キャリア周波数上に要求の複数スロッ
ト数2が割り当てられないものとする。
【0048】次に基地局1aは移動局2aからの通話試
験結果通知をもとに、他の移動局2bに対して移動局2
aの通話試験に失敗したスロットを候補スロットとして
通知を行う(ステップS20)。移動局2bは通知され
た候補スロットに対してキャリアセンスなどの通話試験
を行い、結果を基地局1aに対して通知し、基地局1a
では移動局2bの試験結果により成功した場合は同一キ
ャリア周波数上で試験に成功したスロットへ割り当てを
行う(ステップS21、S22)。逆に失敗した場合は
基地局1aは、移動局2bと同様に移動局2cに対して
候補スロットの通知を行い、移動局2cが通話試験を行
う(ステップS24)。
【0049】移動局2bが通話試験に成功し、基地局1
aが移動局2bに同一キャリア周波数上で試験に成功し
たスロットへ割り当てを行った場合、基地局1aは移動
局2bが利用していたスロット及び基地局1aの送受信
器9a、9bが2つであるために割り当て不可で未試験
となっていたスロット(図8(A)のステージ10に示
すキャリア周波数frq.4のスロットt4)の双方を候補
スロットとして移動局2aに再度通知する。
【0050】移動局2aでは通知された候補スロットに
対してキャリアセンスなどの2度目の通話試験を行い、
試験結果を基地局1aに対して通知し、基地局1aでは
移動局2aの試験結果により成功した場合は、同一キャ
リア周波数上で試験に成功したスロットと初めの通話試
験で成功しているスロットを合わせたスロット数の割り
当てを行い(ステップS27)、失敗した場合は基地局
1aは移動局2cに対して候補スロットの通知を行い、
移動局2cが通話試験を行う(ステップS24)。
【0051】移動局2aが2度目の通話試験を行い失敗
した場合、移動局2cは候補スロットに対してキャリア
センスなどの通話試験を行い、その結果を基地局1aに
対して通知する。基地局1aでは移動局2cの試験結果
により、成功した場合は同一キャリア周波数上で試験に
成功したスロットへ割り当てを行い(ステップS25、
S26)、失敗した場合は同一キャリア周波数上でスロ
ットの再割り当てを行っても、移動局2b及び移動局2
cを再割り当てした時のように、移動局2aに対する通
話試験ケースの増加(未試験となっているスロット)が
ないため、移動局2aに対する複数スロット割り当ては
行わない(ステップS29)。
【0052】移動局2cが通話試験に成功し、基地局1
aが移動局2cに同一キャリア周波数上で試験に成功し
たスロットへ割り当てを行った場合、基地局1aは移動
局2cが利用していたスロットと、基地局1aの送受信
器9a、9bが2つであるために割り当て不可で未試験
となっていたスロット(図10(B)のステージ14に
示すキャリア周波数frq.2及びfrq.4のスロットt4)
と、同一周波数上で移動局2aの要求する複数スロット
数が確保出来ないために割り当て不可で未試験となって
いたスロット(図10(B)のステージ14に示すキャ
リア周波数frq.2のスロットt4)とを候補スロットと
して移動局2aに再々度通知する。
【0053】移動局2aでは、通知された候補スロット
に対してキャリアセンスなどの3度目の通話試験を行
い、試験結果を基地局1aに対して通知する。基地局1
aでは移動局2aの試験結果により、成功した場合は同
一キャリア周波数上で試験に成功したスロットと初めの
通話試験で成功しているスロットを合わせたスロット数
の割り当てを行い(ステップS27)、失敗した場合は
通話試験が可能なスロットについて、既にすべてのケー
スが終わっているので、移動局2aに対する複数スロッ
ト割り当ては行わない(ステップS29)。
【0054】このような方法によれば、同一キャリア周
波数上に複数スロットを要求して発呼する際に、予めキ
ャリアセンス等の通話試験を行う場合、そのキャリア周
波数上の他の通話中の呼を同一キャリア周波数上の異な
るスロットへ再割り当てすることにより、他の通話中の
呼が占有していたスロット及び未試験となっていたスロ
ットに対しても試験が行うことができ、所望する複数ス
ロット数が得られる確率を向上できる。
【0055】実施例4.図12は、図1〜図3の無線通
信システムにおいて、この実施例4における基地局1a
と移動局2a(移動局2b、移動局2c)との間の無線
区間のキャリア周波数、スロット及びフレームの関係を
示す。また図13はこの実施例4における基地局1a
(移動局2b、移動局2c)の動作を示し、図3のフロ
ーチャートにおけるステップS61からS63に相当す
る処理を示す。
【0056】この実施例4の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらに切断により終呼(ステップS66)へと状態
を移行する。
【0057】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図12(A)のステージ16のように構
成する。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにおい
て、移動局2a、移動局2b又は移動局2cが複数スロ
ットを占有するために基地局1aに対して要求を行った
際に(ステップS30)、基地局1aにおいては実施例
2で示したように、予め通話ゾーン6aにおける通話試
験が行われていた場合には(ステップS31)、基地局
1aが通話試験結果に基づいてスロットの移動局2a、
移動局2b又は移動局2cに対して割り当てを行う(ス
テップS32)。
【0058】このような方法によれば、同一キャリア周
波数上に複数スロットを要求して発呼する際に、予め任
意の移動局の実施したキャリアセンス等の通話試験を参
考にしてスロットの割り当てを行うことにより、移動局
のキャリアセンス等の通話試験の結果を予測でき、通話
試験失敗となるスロット割り当ての比率を軽減できる。
【0059】実施例5.図14及び図15は、図1〜図
3の無線通信システムにおいて、この実施例5における
基地局1aと移動局2aとの間の無線区間のキャリア周
波数、タイムスロット及びフレームの関係を示す。また
図16はこの実施例5における基地局1aの動作を示
し、図3のフローチャートにおけるステップS61から
S63に相当する処理を示す。
【0060】この実施例5の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらには切断により終呼(ステップS66)へと状
態を移行する。
【0061】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図14(A)のステージ19及び図15
(A)のステージ22のように構成する。予め音声・デ
ータなどのメディアの違いや移動局のIDにより、呼の
優先度を設定しておき、基地局1aが形成する通話ゾー
ン6aにおいて、移動局2aにおける優先度の高い呼が
発生した際(ステップS33)、基地局1aは通話ゾー
ン6aにおける他の通話中の呼で優先度の低い呼を選択
する(ステップS34)。
【0062】ここで、自基地局1a内の異なるキャリア
周波数上の他のフレームに空きスロットがあるか否かを
チェックし(ステップS35)、空きスロットがない場
合、選択した図14(B)のステージ20に示すよう
に、優先度の低い呼を切断する(ステップS36)。逆
に空きがある場合は、図15(B)のステージ23に示
すように選択した優先度の低い呼を異なるキャリア周波
数及びフレームへ再割り当てを行い(ステップS3
7)、移動局2aにおける優先度の高い呼が要求する同
一キャリア周波数上の複数スロットの割り当てを行う
(ステップS38)。
【0063】このような方法によれば、同一キャリア周
波数上に複数スロットを要求して発呼する際に、呼に優
先度を付与し優先度の高い呼が発生した場合に、その呼
よりも優先度の低い通話中の呼を異なるキャリア周波数
及びフレームへ割り当てることにより、優先度の高い呼
の所望する複数スロット数を確実に得ることができ、ま
た優先度の低い通話中の呼を切断することで、再割り当
てに伴う接続遅延等がなく優先度の高い呼をスムーズに
接続できる。
【0064】実施例6.図17は、図1〜図3の無線通
信システムにおいて、この実施例6における基地局1a
と移動局2aとの間の無線区間のキャリア周波数、タイ
ムスロット及びフレームの関係を示す。また図18はこ
の実施例5における基地局1aの動作を示し、図3のフ
ローチャートにおけるステップS66以降に行われる処
理を示す。
【0065】この実施例6の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらには切断により終呼(ステップS66)へと状
態を移行する。
【0066】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図17(A)のステージ25のように構
成する。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにおい
て、移動局2aがキャリア周波数frq.3上のスロットt
3、t4を使用して通話を行い、また移動局2bが移動
局2aの同一キャリア周波数上のスロットt5を使用し
て通話を行っている場合に、移動局2bの呼が終了し
(ステップS39、S40)、移動局2aが現在の占有
しているよりもさらに複数のスロットを占有して通話を
行う要求があれば(ステップS41)、図15(C)の
ステージ27に示すように、基地局1aは移動局2bの
占有していた同一キャリア周波数上の空きスロットを移
動局2aに対して割り当てを行う(ステップS42)。
【0067】このような方法によれば、通話中の呼で現
在占有しているスロット数よりも複数スロットを必要と
する際、同一キャリア周波数上の他の呼の終了により発
生した空きスロットを通話中の呼に割り当てることによ
り、他の通話中の呼に影響を与えることなく、通話中の
呼が所望する複数スロット数を割り当てることができ、
かつ通話中の呼の再割り当て処理においてその呼の瞬断
をなくすことができる。
【0068】実施例7.図19は、図1〜図3の無線通
信システムにおいて、この実施例7における基地局1a
と移動局2aとの間の無線区間のキャリア周波数、スロ
ット及びフレームの関係を示す。また図20はこの実施
例7における基地局1aの動作を示し、図3のフローチ
ャートにおけるステップS66以降に行われる処理を示
す。
【0069】この実施例7の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらに切断により終呼(ステップS66)へと状態
を移行する。
【0070】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図19(A)のステージ28のように構
成する。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにおい
て、移動局2aがキャリア周波数frq.3上のスロットt
4、t5を使用して通話を行い、移動局が移動局2aの
同一キャリア周波数上のスロットt3を使用して通話を
行う。
【0071】また移動局2cは、移動局2a及び移動局
2bと異なるキャリア周波数frq.4上のスロットt2を
使用して通話を行っている場合に、移動局2cの呼が終
了し(ステップS43、44)、移動局2aが現在の占
有しているよりもさらに複数のスロットを占有して通話
を行う要求があれば(ステップS46)、図19(B)
のステージ29に示すように、基地局1aは移動局2b
の通話中の呼を異なるキャリア周波数上の空きスロット
(キャリア周波数frq.4、スロットt2)へ割り当て、
移動局2bの割り当てにより発生した空きスロット(キ
ャリア周波数frq.3、スロットt3)を、移動局2aに
対して割り当てを行う(ステップS47)。
【0072】このような方法によれば、通話中の呼で現
在占有しているスロット数よりも複数スロットを必要と
する際、異なるキャリア周波数上の他の呼の終了により
発生した空きスロットに、通話中の呼と同一キャリア周
波数上の他の通話中の呼を割り当て、その結果発生した
空きスロットに通話中の呼を割り当てることにより、通
話中の呼が所望する複数スロット数を割り当てることが
でき、かつ通話中の呼の再割り当て先の候補を多数選ぶ
ことができる。
【0073】実施例8.図21は、図1〜図3の無線通
信システムにおいて、この発明による実施例8における
基地局1aと移動局2aとの間の無線区間のキャリア周
波数、スロット及びフレームの関係を示す。また図22
はこの実施例8における基地局1aの動作を示し、図3
のフローチャートでステップS61からS63に相当す
る処理を示す。
【0074】この実施例8の場合、基地局1aでは移動
局2aからの発呼(ステップS60)を受け付けて空き
スロットを選択し、移動局2aに対して通話試験の候補
となるスロットの割り当てを行う(ステップS61)。
移動局2aは基地局1aにより割り当てられた候補スロ
ットに対して通話試験を行う。この通話試験において干
渉がなく使用可能であれば(ステップS62)、基地局
1aは移動局2aからの通話試験通知に基づいて、その
スロットの割り当てを行い(ステップS63)、呼設定
(ステップS64)、通話中(ステップS65)へ移行
し、さらに切断により終呼(ステップS66)へと状態
を移行する。
【0075】基地局1aには、2つの送受信器9a、9
bが配置されており、互いにキャリア周波数frq.1〜fr
q.4とスロットt1〜t5により、各々TDMAのフレ
ーム1及び2を図21(A)のステージ31に示すよう
に構成する。基地局1aが形成する通話ゾーン6aにお
いて、移動局2a及び移動局2bが各々順々に、同一キ
ャリア周波数上で2及び3のスロット数を占有する場
合、この時の移動局が要求している複数タイムスロット
数3は、最も利用される割合の高い複数スロット数であ
り、複数タイムスロット数3を同一キャリア周波数上に
確保できるよう、基地局1aは各フレームにおける空き
スロット数の算出結果を基に(ステップS49)、図2
1(B)のステージ32に示すように移動局2a及び移
動局の割り当てを行う(ステップS50)。
【0076】このような方法によれば、発呼により呼の
割り当てを行う際に、各フレームにおける空きスロット
の状況により、予め最も利用される割合が高い複数スロ
ット数分の空きスロットが同一キャリア周波数上に確保
されるように、発呼による呼の割り当てを行うことによ
り、通信中の呼の再割り当てを行う回数を減少できる。
【0077】
【発明の効果】上述のようにこの発明によれば、任意の
呼が終了することを起因としてスロットの再割り当てを
行い、最も利用される割合の高い複数スロット分の空き
スロットを、同一キャリア周波数上に確保するようにし
たことにより、最も利用される割合の高い複数スロット
分の空きスロットを要求する発呼があっても、再割り当
てに伴う接続遅延等がなくスムーズに接続でき、かくし
てTDMA通信方式により基地局と複数の移動局との間
の通信を行う際に、従来に比して格段的に効率良く複数
スロットを割り当てることのできる複数スロット割り当
て方法を実現できる。
【0078】また次の発明によれば、同一キャリア周波
数上に複数スロットを要求して発呼する際に、予めキャ
リアセンス等の通話試験を行うようにしたことにより、
確実に所望する複数スロット数を確保でき、かくしてT
DMA通信方式により基地局と複数の移動局との間の通
信を行う際に、従来に比して格段的に効率良く複数スロ
ットを割り当てることのできる複数スロット割り当て方
法を実現できる。
【0079】また次の発明によれば、同一キャリア周波
数上に複数スロットを要求して発呼する際に、予めキャ
リアセンス等の通話試験を行う場合、そのキャリア周波
数上の他の通話中の呼を同一キャリア周波数上の異なる
スロットへ再割り当てすることにより、他の通話中の呼
が占有していたスロット及び未試験となっていたスロッ
トに対しても試験が行うことができ、所望する複数スロ
ット数が得られる確率を向上し得る複数スロット割り当
て方法を実現でき、かくしてTDMA通信方式により基
地局と複数の移動局との間の通信を行う際に、従来に比
して格段的に効率良く複数スロットを割り当てることの
できる。
【0080】また次の発明によれば、同一キャリア周波
数上に複数スロットを要求して発呼する際に、予め任意
の移動局の実施したキャリアセンス等の通話試験を参考
にしてスロットを割り当てすることにより、移動局のキ
ャリアセンス等の通話試験の結果を予測でき、通話試験
失敗となるスロット割り当ての比率を軽減でき、かくし
てTDMA通信方式により基地局と複数の移動局との間
の通信を行う際に、従来に比して格段的に効率良く複数
スロットを割り当てることのできる複数スロット割り当
て方法を実現できる。
【0081】
【0082】
【0083】また次の発明によれば、通話中の呼で現在
占有しているスロット数よりも複数スロットを必要とす
る際、異なるキャリア周波数上の他の呼の終了により発
生した空きスロットに、通話中の呼と同一キャリア周波
数上の他の通話中の呼を割り当てし、その結果発生した
空きスロットに通話中の呼を割り当てすることにより、
通話中の呼が所望する複数スロット数を割り当てするこ
とができ、かつ通話中の呼の再割り当て先の候補を多数
選ぶことができ、かくしてTDMA通信方式により基地
局と複数の移動局との間の通信を行う際に、従来に比し
て格段的に効率良く複数スロットを割り当てることので
きる複数スロット割り当て方法を実現できる。
【0084】また次の発明によれば、発呼により呼の割
り当てを行う際に、各フレームにおける空きスロットの
状況により、予め最も利用される割合が高い複数スロッ
ト数分の空きスロットが同一キャリア周波数上に確保さ
れるように、発呼による呼の割り当てを行うようことに
より、通信中の呼の再割り当てを行う回数を減少させる
ことができ、かくしてTDMA通信方式により基地局と
複数の移動局との間の通信を行う際に、従来に比して格
段的に効率良く複数スロットを割り当てることのできる
複数スロット割り当て方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明が適用される無線通信システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の無線通信システムにおける基地局の内
部構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明における発呼から終呼までの全体の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 この発明による実施例1におけるキャリア周
波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図5】 この発明による実施例1の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図6】 この発明による実施例2におけるキャリア周
波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図7】 この発明による実施例2の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図8】 この発明による実施例3におけるキャリア周
波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図9】 この発明による実施例3におけるキャリア周
波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図10】 この発明による実施例3におけるキャリア
周波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図11】 この発明による実施例3の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図12】 この発明による実施例4におけるキャリア
周波数及びスロット位置を略線図である。
【図13】 この発明による実施例4の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図14】 この発明による実施例5におけるキャリア
周波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図15】 この発明による実施例5におけるキャリア
周波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図16】 この発明による実施例5の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図17】 この発明による実施例6におけるキャリア
周波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図18】 この発明による実施例6の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図19】 この発明による実施例7におけるキャリア
周波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図20】 この発明による実施例7の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図21】 この発明による実施例8におけるキャリア
周波数及びスロット位置を示す略線図である。
【図22】 この発明による実施例8の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図23】 従来におけるスロット配置の説明に供する
タイミングチャートである。
【図24】 従来におけるスロット配置の説明に供する
タイミングチャートである。
【図25】 従来の複数スロットの任意のスロット割り
当ての説明に供する略線図である。
【符号の説明】 1a、1b、1c 基地局 2a〜2h 移動局 3 制御局 4 回線 5a〜5c 回線 6a〜6c 通話ゾーン 7 回線インタフェース部 8 制御部 9a、9b 送受信器 10 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04J 3/00 - 4/00 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャリア周波数を用いて1フレー
    ムが複数スロットでなるTDMA通信方式で基地局及び
    複数の移動局間の通信を行う無線通信システムであっ
    て、1フレーム内の複数スロットを占有して通信を行う
    際に、当該占有する複数スロットのキャリア周波数を同
    一とするキャリア周波数及びスロット割り当て手段を配
    し、当該キャリア周波数及びスロット割り当て手段は、
    最も利用される割合の高い複数スロット数を利用スロッ
    ト数として算出する利用スロット数算出ステップと、フ
    レーム毎の空きスロット数を算出する空きスロット算出
    ステップと、任意の呼が終了したタイミングで、当該任
    意の呼が占有していたフレームで上記利用スロット数分
    の空きスロット数が得られるとき、上記フレームで上記
    利用スロット数分の空きスロットを1フレーム内の同一
    キャリア周波数上に確保し、上記呼が占有していたフレ
    ームで上記利用スロット数分の空きスロット数が得られ
    ないとき、上記利用スロット数と終了した上記任意の呼
    が占有していた上記フレームの空きスロット数に応じ
    て、他の空きスロットを持つ他のフレームを選択し、当
    該他のフレームに上記任意の呼が占有していたフレーム
    の通話中の他の呼を再割り当てし、上記利用スロット数
    分の空きスロットを1フレーム内の同一キャリア周波数
    上に確保するスロット割り当てステップとを備えること
    を特徴とする複数スロット割り当て方法。
  2. 【請求項2】 複数のキャリア周波数を用いて1フレー
    ムが複数のスロットでなるTDMA通信方式で基地局及
    び複数の移動局間の通信を行う無線通信システムであっ
    て、1フレーム内の複数のスロットを占有して通信を行
    う際に、上記基地局は、上記1フレーム内の複数のスロ
    ットの候補となるキャリア周波数及びスロットを選択す
    る候補スロット選択ステップと、上記移動局から要求さ
    れたスロット数以上の候補となるスロットを上記移動局
    に通知する候補スロット通知ステップと、上記移動局よ
    り通知された通話試験結果に基いて、候補となるスロッ
    トを上記移動局に割り当てるスロット割り当てステップ
    とを備え、上記移動局は、上記候補となるスロットにつ
    いて順次通話試験を行い、通話可能なスロットを選択し
    て、上記基地局に通話試験結果として通知する通話試験
    結果通知ステップを備えることを特徴とする複数スロッ
    ト割り当て方法。
  3. 【請求項3】 上記移動局は、上記通話試験で上記候補
    となるスロットのうち、同一キャリア周波数上に必要と
    するスロット数が存在しなかったとき、当該通話試験に
    失敗した旨を上記基地局に通知するステップを備え、上
    記基地局は、上記移動局に通知した上記候補となるスロ
    ットのキャリア周波数で通話中の他の移動局を選択し
    て、上記移動局が通話試験に失敗した上記スロットを上
    記他の移動局に通知し、上記他の移動局が上記スロット
    の通話試験を行い成功したとき、上記他の移動局に上記
    スロットへのスロット切り替えを行うステップと、上記
    移動局が上記他の移動局の通話に利用していたスロット
    を含む未試験のスロットへの通話試験を行い、上記通話
    試験に成功したとき、上記スロットと上記初めの通話試
    験で成功しているスロットとを合わせて上記移動局に割
    り当てるステップと、上記他の移動局の通話していた上
    記スロットの上記通話試験に失敗したとき、上記他の移
    動局と同様にさらに他の移動局の選択、スロット切り替
    え、通話試験及びスロット割り当てを順々に実行するス
    テップと、上記通話試験に成功したとき、当該成功した
    時点で上記基地局が上記移動局の所望するスロット数の
    割り当てを行い、順々に通話試験を行い全てのスロット
    において成功しなかった場合には、上記移動局の所望す
    るスロット数の割り当てを行わないステップとを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の複数スロット割り当
    て方法。
  4. 【請求項4】 上記他の移動局から複数スロットの要求
    があったとき、すでに上記移動局が行った通話試験結果
    に応じて、上記複数のスロットの割り当てを行うことを
    特徴とする請求項2に記載の複数スロット割り当て方
    法。
  5. 【請求項5】 複数のキャリア周波数を用いて1フレー
    ムが複数のスロットでなるTDMA通信方式で基地局及
    び複数の移動局間の通信を行う無線通信システムであっ
    て、1フレーム内の複数のスロットを占有して通信を行
    う際に、チャンネルの使用状況に応じて要求スロット数
    が割り当てられていない1又は複数スロットによる通話
    中の移動局からの要求により、当該移動局の通話中のス
    ロットと異なるキャリア周波数上に空きスロットが発生
    したとき、上記移動局の通話中のスロットと同一キャリ
    ア周波数上の他の移動局の通話中のスロットを、上記異
    なるキャリア周波数上の空きスロットに再割り当てし、
    当該再割り当てにより発生した上記移動局の通話中のス
    ロットと同一キャリア周波数上の空きスロットを 上記移
    動局に割り当てることを特徴とする複数スロット割り当
    て方法。
  6. 【請求項6】 上記利用スロット数分の空きスロットを
    同一キャリア周波数上に確保しておくため、新しく発生
    した上記利用スロット数より少ないスロットを使用する
    呼に、上記基地局が上記フレーム毎の空きスロットを算
    出した結果に基いて、上記呼を割り当てることを特徴と
    する請求項1に記載の複数スロット割り当て方法。
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