JP3228021U - 離隔用部位を備えたフェイスガード - Google Patents

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Abstract

【課題】顔を覆う部分が曇ってしまう状況を改善しつつ、製造コストを抑制することができるフェイスガードを提供する。【解決手段】本フェイスガード1は、装着者の少なくとも鼻先及び口を覆う透明の覆い部位11と、覆い部位を当該装着者の頭部に固定することの可能な装着用部位121、122と、覆い部位の下端から突出していて、未装着時において覆い部位と同一平面内に展開可能であって、装着者が装着用部位を用いて装着を行った際、覆い部位に対し折れた状態で装着者の顎又は顎の周辺部に当接することによって、覆い部位と鼻先及び口とを離隔させる離隔用部位13とを備えている。ここで、離隔用部位は、覆い部位に対し折れた状態において、自らの左端部及び右端部をそれぞれ、覆い部位の左側部及び右側部に接続させるための接続部13a、13bを有する。また、覆い部位の少なくとも一部は、防曇処理が施されている。【選択図】図1

Description

本考案は、装着者の顔を保護するフェイスガードに関する。
人との対面が不可避となる医療・介護や、接客等の現場、さらには食品・医療品製造等の衛生管理を徹底すべき現場では、当事者からの飛沫や睫毛等が相手や製造物等に及んだり、逆に、当事者が相手からの飛沫を受けたりする事態を回避すべく、各種のフェイスガードが使用されることも少なくない。
このようなフェイスガードとして例えば、特許文献1には、作業者の鼻と両耳に架け渡して顔面に装着する固定具と、この固定具の外側に取り付けられて顔面を覆うシールドと、このシールドの下端部に保持されてシールドの下端及び顔面の間に生じる隙間を覆う受け部材とを備えたフェイスガードが開示されている。ここで、受け部材は、作業者の睫毛や眉毛等の異物が落下して製品の中に混入してしまうことを防止するために設けられている。
また、特許文献2には、医療従事者の頭部に装着されるフレームと、少なくとも医療従事者の眼前部及び顔側面の一部を覆い、3次元画像に対して所定の偏光特性を有する偏光シールドとからなる手術用フェイスガードが開示されている。この手術用フェイスガードによれば、医療従事者が、手術中、偏光シールドに出力された内視鏡等の3次元映像を利用することが可能となる。
特開2006−057202号公報 国際公開第2016/125551号公報
従来フェイスガードにおいては、その使用中に、顔面を覆うシールドが装着者の吐く息によって曇ってしまい、そのため、装着者が作業を実施しづらくなる事態が生じてしまうことが大きな問題となっていた。
ここで、この問題を解決するために、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたような、眼鏡状の固定具にシールドを取り付けた組立品としてのフェイスガードを採用し、装着者は、この固定具を眼鏡のように自らの頭部にかけることによって、顔とシールドとの間に間隔を得る、といった対応がとられてきた。
しかしながら、このような立体部品の組立品としてのフェイスガードは、その製造・組立にそれなりの手間がかかり、製造コスト、ひいてはその製品価格の低減化にも限度が生じる。また、このようなフェイスガードは、ある程度の大きさを有し、例えば大量に出荷・運搬する際にはそれなりの体積のものを扱わなければならず、その負担も少なくない。
これに対し、フェイスガードを使用する多くの現場においては、相当数のフェイスガードをできるだけ安価に取得したいというのが実情である。特に、例えば全国規模に拡大しつつある感染症に対応している医療現場、さらにはそのような感染症の侵入を排除したい接客現場や食品等の製造現場では、安価であって且つ取り扱いや廃棄の容易なフェイスガードを、常時大量に取り寄せたいニーズが多数発生するのである。
そこで、本考案は、顔を覆う部分が曇ってしまう状況を改善しつつ、製造コストを抑制することができるフェイスガードを提供することを目的とする。
本考案によれば、
装着者の少なくとも鼻先及び口を覆う透明の覆い部位と、
覆い部位を、当該装着者の頭部に固定することの可能な装着用部位と、
覆い部位の下端から突出していて、未装着時において覆い部位と同一平面内に展開可能な離隔用部位であって、当該装着者が装着用部位を用いて装着を行った際、覆い部位に対し折れた状態で当該装着者の顎又は顎の周辺部に当接することによって、覆い部位と当該鼻先及び口とを離隔させる離隔用部位と
を備えているフェイスガードが提供される。
この本考案によるフェイスガードの一実施形態として、離隔用部位は、覆い部位に対し折れた状態において、自らの左端部及び右端部をそれぞれ、覆い部位の左側部及び右側部に接続させるための接続部を有することも好ましい。
また、上記の実施形態において、覆い部位の左側部及び右側部に、前記接続部との接続のための挿入孔若しくは切れ込み又は覆い部位突出部が設けられており、上記の接続部は、この挿入孔若しくは切れ込みに挿入可能な突出部、又は、この覆い部位突出部を挿入可能な挿入孔若しくは切れ込みであることも好ましい。
さらに、本考案によるフェイスガードの他の実施形態として、離隔用部位は、当該装着者の顎の先がそこから抜けることになる開口を有することも好ましい。
また、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態として、装着用部位は、覆い部位の左端部及び右端部を、当該装着者の頭部の後方を介して繋ぐことの可能な装着用繋ぎ部位であることも好ましい。さらに、装着用部位は、当該装着者が装着を行った際に、当該装着者の耳がそこから抜けることになる開口を有することも好ましい。
さらに、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態として、装着用部位は、覆い部位に繋がることの可能な繋ぎ部であって、繋がることによって装着時に装着用部位を当該装着者の頭部側面に寄り添わせることを可能にする繋ぎ部を有することも好ましい。
また、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態として、装着用部位は、装着時に当該装着者の耳介の付け根にかける環状の伸縮体を取り付けるための取り付け部を有することも好ましい。
さらに、本考案によるフェイスガードにおいて、覆い部位、装着用部位、及び離隔用部位は、一体の透明部材から形成された連続した部位であって、未装着時においていずれも同一平面内に展開可能な部位となっていることも好ましい。
また、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態として、覆い部位の少なくとも一部は、防曇処理が施されていることも好ましく、さらに、覆い部位は、厚さが0.1mm(ミリメートル)以上であって0.5mm以下の樹脂シート製であり、当該防曇処理は、成形前の樹脂材料に所定の防曇防止用添加物を添加することを含む処理であることも好ましい。
本考案のフェイスガードによれば、顔を覆う部分が曇ってしまう状況を改善しつつ、製造コストを抑制することができる。
本考案によるフェイスガードの一実施形態を説明するための模式図である。 本考案によるフェイスガードの他の実施形態を示す模式図である。 本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態を示す模式図である。 本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態を示す模式図である。 本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態を示す模式図である。
以下に、本考案を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面において、同一の要素は、同一の参照番号を用いて示されている。また、図面中の構成要素内及び構成要素間の寸法比は、図面の見易さのため、それぞれ任意となっている。
図1は、本考案によるフェイスガードの一実施形態を説明するための模式図である。
図1(A)に示した本実施形態のフェイスガード1は、例えば外部から飛来するウイルスや細菌を含んだ飛沫、花粉、埃、微小浮遊物等が、装着者の顔、特に目、鼻や口に及ばないようにしたり、また、装着者から発せられる飛沫や、睫毛・眉毛等の異物が、外部に放出されないようにしたりする保護具である。
具体的に、フェイスガード1は、
(A)装着者の少なくとも鼻先及び口を覆う(本実施形態では目も覆う)透明の覆い部位11と、
(B)覆い部位11を、装着者の頭部に固定することの可能な「装着用部位」である装着用繋ぎ部位121及び122と、
(C)覆い部位11の下端から突出していて、未装着時において覆い部位11と同一平面内に展開可能な離隔用部位13であって、装着者が装着用繋ぎ部位(装着用部位)121及び122を用いて装着を行った際、覆い部位11に対し折れた状態で装着者の顎又は顎の周辺部に当接することによって、覆い部位11と装着者の鼻先及び口とを離隔させる離隔用部位13と
を備えていることを特徴としている。
ここで、フェイスガード1は、上記(C)の離隔用部位13を備えているが故に、装着された際、覆い部位11と装着者の鼻先(及び口)との距離(図1(B)に示した距離Sn)をゼロでない所定の有限値に保つことができる。その結果、覆い部位11と装着者の顔面との間の通気性が向上し、覆い部位11が、装着者の吐く息で曇ってしまう状況を改善することができるのである。またこれにより、フェイスガード1の装着者は、例えば治療行為や製造作業等を行う際に、目の前の対象をより良く視認することも可能となる。
さらに、フェイスガード1の覆い部位11及び離隔用部位13は、上記(C)に規定されたように、未装着時においていずれも同一平面内(図1(A)でいえば同図の紙面内)に展開可能な部位となっている。また本実施形態では、装着用繋ぎ部位(装着用部位)121及び122も含め、フェイスガード1の各構成部位が、未装着時においていずれも同一平面内(図1(A)の紙面内)に展開可能な部位となっている。その結果、例えば製品としてのフェイスガード1を大量に出荷する際、それらを重ねて小体積化して梱包することもでき、またそれ故、運搬の負担を小さく抑えることも可能となるのである。
また本実施形態において、フェイスガード1の各構成部位(覆い部位11,装着用繋ぎ部位121及び122,離隔用部位13)は、一体の透明部材から形成された、材質の点でも連続した部位となっており、より具体的にフェイスガード1は、1枚の透明樹脂シートから全体を一挙に切り出すことにより製造されている。その結果、製造コストを小さく抑え、ひいては製品としてのフェイスガード1を廉価なものにすることも可能となるのである。
ここで勿論、フェイスガード1を、このようなワンパーツ品ではなく、2つ以上のパーツを繋いで構成する製品とすることも可能である。例えば、離隔用部位13を、覆い部位11と同一の又は異なる部材を用いて別に形成したものとすることもできる。具体的には離隔用部位13を、紙製の別パーツとすることも可能である。しかしながら、本実施形態におけるワンパーツ品としてのフェイスガード1は、後に説明するが装着作業も容易に行うことができ、さらに、装着者にとっての軽い付け心地を実現可能とするのである。
以上説明したように、本実施形態のフェイスガード1は、製造コストを低減して廉価なものとすることができ、また、出荷・運搬の負担も小さく抑えることができ、さらに(特に、この後述べる樹脂製のものにつき)廃棄も容易なものとなっている。したがってこのフェイスガード1は、例えば全国規模に拡大しつつある感染症に対応している、飛沫感染を阻止したい医療・介護現場、さらにはそのような感染症の侵入を排除したい接客現場や食品・医療品等の製造現場に対し、必要な量を常時供給するのに非常に適しているのである。
また、少なくとも上記(A)の覆い部位11、本実施形態ではフェイスガード1の全構成部位(覆い部位11、装着用繋ぎ部位121及び122、及び離隔用部位13)は、ポリプロピレン(PP)樹脂、非晶性ポリエチレンテレフタレート(A−PET)樹脂、結晶性ポリエチレンテレフタレート(C−PET)樹脂、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(G−PET)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、又はポリエチレン(PE)樹脂等の透明樹脂で形成されたものであることも好ましい。このうちPP樹脂、A−PET樹脂、C−PET樹脂、及びG−PET樹脂は、必要となる機械的強度や硬度を有し、また、食品容器の材料にも採用されるような安全性を備えており、顔近傍に位置する状態で使用されるフェイスガード1の構成材料として、より好適となっている。
さらに本実施形態では、上述したような樹脂製の覆い部位11(本実施形態ではフェイスガード1の全構成部位)は、防曇処理の施されたものとなっている。これにより、装着者の吐く息による曇り現象だけでなく、環境温度の変化による曇り現象の発生も抑制することが可能となる。
ここで、この防曇処理として、部位表面の少なくとも一部に対し公知の物理的な防曇加工を施してもよい。また、部位表面の少なくとも一部に対し公知の防曇剤を塗布してもよい。しかしながら本実施形態においては、この防曇処理として、成形前の上述したような樹脂材料に対し、所定の防曇防止用添加物を添加することを含む処理を行っている。すなわち、このような添加による防曇処理を施した樹脂シートから切り出し処理を行うことにより、フェイスガード1を形成しているのである。これにより、切り出した後に防曇加工を実施する手間を省くことができ、製造がより容易になる。
またさらに、上述した防曇防止用添加物の添加による防曇処理を採用することによって、厚さが0.1mm(ミリメートル)以上であって0.5mm以下、より好ましくは厚さが0.1mm以上であって0.25mm以下である非常に薄い、防曇処理済みの樹脂シートを(押し出し加工により)成形し、これを用いてフェイスガード1を製造することも可能となる。実際、本願考案者は、各部位が厚さ0.2mmのPP製であって全体の重量が十グラム(g)台であるフェイスガード1を提供することも可能であることを確認している。
いずれにしても、このような防曇処理の施された樹脂製の極薄・極軽量であるフェイスガード1は、使い心地が良好であって長時間使用しても装着者が疲れにくく、また、例えばハサミで余分な部分を切り取って覆い部位11を好みのサイズ・形状のものにすることも容易であり、さらに、使い捨て可能であって除菌の手間無しに簡便に廃棄することもできるのである。
なお、フェイスガード1の原材料となる上述したような樹脂は、公知の帯電防止用添加物を添加することを含む帯電防止処理を施されたものであってもよい。さらに、公知の高透明化処理を施されたものであることも好ましい。このうち、帯電防止処理の施された樹脂シートを採用することによって、覆い部位11が飛沫、花粉や、埃等を引き寄せてしまう現象を抑えることも可能となる。
ここで、所定の防曇防止用添加物の添加によっては、上記の帯電防止用添加物の影響による樹脂シート表面の透明性が劣化する「ブリードアウト現象」の発生を抑制することもできることが分かっている。このような処置の施された樹脂シートを採用することによって、防曇効果を享受するともに、覆い部位11の透明性の経時劣化を防止することも可能となるのである。ちなみに、以上に述べたような防曇防止用添加物の添加による防曇処理の施された樹脂シートとして、例えば、有限会社タイロン製の樹脂シートを採用することができる。
次に、本実施形態のフェイスガード1の装着について説明を行う。
図1(A)及び(B)に示したように、上記(C)の離隔用部位13は、覆い部位11の下端から突出した部位となっていて、また、その根元が装着時に折り曲げやすいようにくびれており(狭い幅部分となっており)、さらに本実施形態において離隔用部位13は、
(a)覆い部位11に対し折れた状態において、自らの左端部及び右端部をそれぞれ、覆い部位11の左側部及び右側部に接続させるための「接続部」である切り込み(又は挿入孔)13a及び13bと、
(b)装着時において装着者の顎の先がそこから抜けることになる開口13cと
を有している。
ここで装着の際には、最初に、
(ア)離隔用部位13を、覆い部位11に対し内側(装着者の顔と対面する側)に折れた状態にし(折り曲げ)、
(イ)覆い部位11の下部に予め(切り込みを入れることによって)形成されている覆い部位突出部11a及び11bをそれぞれ、上記(a)の切り込み(又は挿入孔)13a及び13bへ挿入して、
装着のための前準備を行い、次いで、
(ウ)離隔用部位13の開口13cに、装着者の顎先を入れるようにして、離隔用部位13を装着者の顎又は顎の周辺部に当接させ(当たり接した状態とし)、
(エ)装着用繋ぎ部位121及び122のそれぞれに予め形成されている開口121a及び122aのそれぞれから、装着者の左耳(左耳介)及び右耳(右耳介)が抜けるように、装着用繋ぎ部位121及び122を装着者の頭部にあてがい、
(オ)装着用繋ぎ部位121に予め形成されている挿入部121bを、装着者の頭部の後方において、装着用繋ぎ部位122に予め形成されている切り込み(又は挿入孔)122bへ挿入して、これにより覆い部位11の左端部及び右端部を頭部の後方にわたり繋いで、
フェイスガード1の頭部への装着を完了するのである。このように、本装着方法によれば、覆い部位11と装着者の鼻先及び口とを離隔させた好適な装着状態が、上記のように簡単な手順を踏むことによって容易に実現可能となる。
ここで本実施形態において、上記(ウ)の開口13cは、離隔用部位13が装着者の顎又は顎の周辺部に安定的に当接するように設けられているが、変更態様として、離隔用部位13は開口を有さないものであってもよい。この場合でも、離隔用部位13は、覆い部位11と装着者の鼻先及び口とを離隔させることが可能となる。
また本実施形態において、上記(オ)の挿入部121bは、両側辺に複数の(アジャスタ機能を果たす)突起を有しているので、これを反対側の切り込み(又は挿入孔)122bへ挿入することによって、その挿入の度合いを調整しつつ固定することができ、結果的に、フェイスガード1を装着者の頭部に、ひいては顔面上に安定した形で装着させることが可能となる。また、広範な頭囲の大きさに対応して好適な装着を実現することができるのである。
さらに、このような挿入部121bや切り込み(又は挿入孔)122bは、ワンパーツのフェイスガード1の一部として一挙に形成することができるので、製造コストを抑制することも可能となる。
ここで変更態様として、図1(A)とは逆に、装着用繋ぎ部位121が切りこみ(又は挿入孔)を有し、一方、装着用繋ぎ部位122が挿入部を有していてもよい。さらに変更態様として、装着用繋ぎ部位121の左方への突出部分、及び装着用繋ぎ部位122の右方への突出部分にそれぞれ、面ファスナのフック面及びループ面(又はループ面及びフック面)を貼付し、当該面ファスナによって当該突出部分同士を繋ぎ合わせることによって、フェイスガード1を装着者の頭部に固定することも可能である。また更なる変更態様として、当該左方及び右方への突出部分にそれぞれ、ボタン及びボタン穴が設けられ、これらによって両者を繋ぎ合わせてもよい。さらに、装着用繋ぎ部位を覆い部位11の左右両端部から伸長した2つの紐とし、当該紐を結んで繋ぐような態様も可能である。ちなみに、このような面ファスナ、ボタンや、紐を利用したフェイスガード1においても、各構成部位は、未装着時においていずれも概ね同一平面内に展開可能な部位となっているのである。
また本実施形態においては、上記(イ)の覆い部位突出部11a及び11bも、両側辺に複数の(アジャスタ機能を果たす)突起を有しているので、これを離隔用部位13の切り込み(又は挿入孔)13a及び13bへ挿入することによって、その挿入の度合いを調整しつつ固定することができ、これにより、離隔用部位13を装着者の顎又は顎の周辺部に好適に当接させることが可能となるのである。
また、このような覆い部位突出部11a及び11bや切り込み(又は挿入孔)13a及び13bも、ワンパーツのフェイスガード1の一部として一挙に形成することができるので、製造コストを抑制することが可能となる。
なお変更態様として、上記(イ)の離隔用部位13の装着準備において、図1(A)とは逆に、覆い部位11に切り込み(又は挿入孔)が設けられていて、一方、離隔用部位13には、当該切り込み(又は挿入孔)へ挿入可能な突出部が設けられていてもよい。さらに変更態様として、覆い部位11及び離隔用部位13の対応箇所にそれぞれ、面ファスナのフック面及びループ面(又はループ面及びフック面)を貼付し、当該面ファスナによって離隔用部位13の左端部及び右端部をそれぞれ、覆い部位11の左側部及び右側部に接続させてもよい。また更なる変更態様として、当該対応箇所にそれぞれ、ボタン及びボタン穴が設けられ、これらによって離隔用部位13の左端部及び右端部をそれぞれ、覆い部位11の左側部及び右側部に繋ぎ合わせてもよい。ちなみに、このような面ファスナやボタンを利用したフェイスガード1においても、各構成部位は、未装着時においていずれも概ね同一平面内に展開可能な部位となっているのである。
ここで、上述したようにアジャスタ機能を果たす覆い部位突出部11a及び11bにおける、切り込み(又は挿入孔)13a及び13bへの挿入具合を変えて、離隔用部位13における装着者の顎又は顎の周辺部に対する当接の具合(傾きの程度)を調節し、図1(B)に示した(覆い部位11と装着者の鼻先(及び口)との)距離Snを十分な大きさの有限値、好ましくは5mm以上であって50mm以下に保つことにより、覆い部位11が、装着者の吐く息で曇ってしまう状況を改善することも可能となるのである。
また、以上に述べたように距離Snを調整することによって、覆い部位11と顔面との間にそれなりの大きさの空間が形成され、フェイスガード1の上方と下方との間の通気性が十分に確保される。これにより、装着者の呼吸を妨げることなく、覆い部位11の防曇を促進することが可能となる。さらに、装着者は、マスク、眼鏡や、ミニゴーグル等を着用した状態のままでも、フェイスガード1を装着することができる。ここで、このようにフェイスガード1をマスクやミニゴーグル等と併用することによって、例えば飛沫感染防止効果をより高めることも可能となるのである。
また本実施形態において、フェイスガード1の覆い部位11は、装着された際に装着者の耳を覆わないように限定された(左右方向の)幅を有し、さらに、装着用繋ぎ部位121及び122はそれぞれ、装着された際に装着者の左耳(左耳介)及び右耳(右耳介)がそこを通り向けて露出するような開口121a及び122aを有している。このような装着者の聴覚に影響を与えないフェイスガード1の構成は、例えばフェイスガード1を装着した医療従事者が、聴診器を使用して診断を行うことも可能にするのである。
また、本実施形態の開口121a及び122aには、開口縁から開口内に向けて突出する形で、突出片が設けられている。ここで装着時において開口(121a,122a)に耳を通す際、この突出片を折り曲げておくことによって、装着者の耳介の付け根に当たるのは、この突出片の折り曲げ端となるので、(フェイスガード1の生の切り出し端が当たるのと比較して)当該付け根の皮膚部分にとってやさしい(痛くない)付け心地を実現することが可能となるのである。
さらに、本実施形態の開口13cにも、開口縁から開口内に向けて突出する形で、突出片が(図1では2つ)設けられている。ここで装着時において開口13cに顎先を入れる際、この突出片を折り曲げておくことによって、装着者の顎先周辺に当たるのは、この突出片の折り曲げ端となるので、ここでも当該顎先周辺の皮膚部分にとってやさしい(痛くない)付け心地を実現することが可能となるのである。
図2は、本考案によるフェイスガードの他の実施形態を示す模式図である。
図2に示した本実施形態のフェイスガード1’は、
(a)覆い部位突出部11a’及び11b’を有しており、装着者の鼻先及び口を覆う覆い部位11’と、
(b)開口121a’及び挿入部121b’を有する装着用繋ぎ部位121’と、開口122a’及び切り込み122b’を有する装着用繋ぎ部位122’と、
(c)接続部としての切り込み13a’及び13b’、並びに開口13c’を有する離隔用部位13’と
を備えており、これらの部位・部分はそれぞれ、フェイスガード1(図1)における対応する同じ名称の部位・部分と同様又は類似の材料・製造方法で形成されており、同様又は類似の構成を有していて同様又は類似の変更態様をとることができ、さらに同様又は類似の機能・役割を果たし、同様又は類似の効果を奏功する部位・部分となっている。
しかしながら、このフェイスガード1’の覆い部位11’は、フェイスガード1(図1)の覆い部位11と比較してその面積がより小さく、装着者の目は覆わずに露出させるマスク相当のものとなっている。これにより、フェイスガード1’は、例えば眼鏡やゴーグルを着用した装着者にとって、より装着し易くなっている。また勿論、離隔用部位13’が装着者の顎又は顎の周辺部に当接して覆い部位11’と装着者の鼻先及び口との間に空間をつくることによって、覆い部位11’が曇ってしまう状況を改善しつつ、その製造コストを抑制することが可能となる。
ここで、上述したように覆い部位11’が曇ってしまう状況を改善することによって、装着者が覆い部位11’越しに下方を見ることも妨げられずに済む。また、覆い部位11’のサイズがより小さいことにより、その通気性もより高まるので、例えば装着者の着用した眼鏡が曇ってしまう事態も改善することが可能となるのである。
図3は、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態を示す模式図である。
図3に示した本実施形態のフェイスガード2は、
(a)装着者の鼻先及び口を(本実施形態では目も)覆う覆い部位21と、
(b1)開口221aを有する装着用部位221と、
(b2)開口222aを有する装着用部位222と、
(c)接続部(突出部23a及び23b)並びに開口23cを有する離隔用部位23と
を備えており、これらの部位・部分はそれぞれ、フェイスガード1(図1)における対応する同じ名称の部位・部分と同様又は類似の材料・製造方法で形成されており、同様又は類似の構成を有していて同様又は類似の変更態様をとることができ、さらに同様又は類似の機能・役割を果たし、同様又は類似の効果を奏功する部位・部分となっている。
しかしながら、本実施形態におけるフェイスガード2の装着用部位221及び222は、フェイスガード1(図1)とは異なり、装着者の頭部の後方にわたって覆い部位21の左右端部を繋ぐような部分を有しておらず、代わりに装着の際、装着者の耳(耳介)がそこから抜けることになる開口221b及び222bをもって、フェイスガード2を頭部に固定するのである。
またこのような装着において、フェイスガード2を装着者の頭部の幅に合わせ込み、安定した装着感を実現すべく、装着用部位221及び222は、覆い部位21に繋がることによって装着時に装着用部位221及び222を装着者の頭部側面に寄り添わせることを可能にする繋ぎ部221b及び222bを有している。具体的に、繋ぎ部221b及び222bはそれぞれ、(覆い部位21に予め設けられた)切り込み21a及び21bへ挿入可能な複数の突出部を備えており、切り込み21a及び21bへ挿入する当該突出部を適当に選択することによって、フェイスガード2を装着者の頭部にフィットさせることが可能となるのである。
ちなみに、本実施形態におけるフェイスガード2の離隔用部位23は、接続部として突出部23a及び23bを有しており、一方、覆い部位21には、それぞれ突出部23a及び23bが挿入される切り込み21a及び21bが設けられている。ここで勿論、フェイスガード1(図1)と同様、離隔用部位23が切り込みを有していて、覆い部位21には、当該切り込みに挿入される覆い部位突出部が設けられていてもよい。
いずれにしても、本実施形態のフェイスガード2によれば、フェイスガード1(図1)と同様、離隔用部位23が装着者の顎又は顎の周辺部に当接して覆い部位21と装着者の鼻先及び口との間に空間をつくることによって、覆い部位21が曇ってしまう状況を改善しつつ、その製造コストを抑制することが可能となるのである。
図4は、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態を示す模式図である。
図4に示した本実施形態のフェイスガード3は、
(a)覆い部位突出部31a及び31bを有しており、装着者の鼻先及び口を(本実施形態では目も)覆う覆い部位31と、
(b)装着用部位321及び322と、
(c)接続部としての切り込み33a及び33b、並びに開口33cを有する離隔用部位33と
を備えており、これらの部位・部分はそれぞれ、フェイスガード1(図1)における対応する同じ名称の部位・部分と同様又は類似の材料・製造方法で形成されており、同様又は類似の構成を有していて同様又は類似の変更態様をとることができ、さらに同様又は類似の機能・役割を果たし、同様又は類似の効果を奏功する部位・部分となっている。
しかしながら、本実施形態のフェイスガード3においては、フェイスガード1(図1)とは異なり、装着用部位321及び322は、装着者の頭部の後方にわたり覆い部位31の左右端部を繋ぐ部分や、装着者の耳(耳介)がそこから抜けることになる開口を有しておらず、代わりに、輪ゴムや小型のゴムバンドといったような環状伸縮体を取り付けるための取り付け部321a及び322aを有しているのである。
ここで、取り付け部321a及び322aは本実施形態においてそれぞれ、装着用部位321及び322の上下部に設けられた切り込み及び孔となっているが、勿論、輪ゴム等が取り付け可能であれば他の様々な態様のものであってもよい。いずれにしても、装着時には、取り付け部321a及び322aに取り付けられた環状伸縮体を、それぞれ装着者の左耳介及び右耳介の付け根にかけて、フェイスガード3を装着者の頭部に固定することができるのである。
このように、フェイスガード3は、(装着用部位に開口を形成せずに済むといったような)より簡単な構成をとりながら、装着された際に装着者の聴覚に影響を与えることがない。その結果、例えばフェイスガード3を装着した医療従事者は、聴診器を使用して診断を行うことも可能となるのである。
また、本実施形態のフェイスガード3によれば、フェイスガード1(図1)と同様、離隔用部位33が装着者の顎又は顎の周辺部に当接して覆い部位31と装着者の鼻先及び口との間に空間をつくることによって、覆い部位31が曇ってしまう状況を改善しつつ、その製造コストを抑制することが可能となる。
図5は、本考案によるフェイスガードの更なる他の実施形態を示す模式図である。
図5に示した本実施形態のフェイスガード4は、
(a)覆い部位突出部41a及び41bを有しており、装着者の鼻先及び口を覆う覆い部位41と、
(b)それぞれ取り付け部421a及び422aを有する装着用部位421及び422と、
(c)接続部としての切り込み43a及び43b、及び開口43cを有する離隔用部位33と
を備えており、これらの部位・部分はそれぞれ、フェイスガード3(図4)における対応する同じ名称の部位・部分と同様又は類似の材料・製造方法で形成されており、同様又は類似の構成を有していて同様又は類似の変更態様をとることができ、さらに同様又は類似の機能・役割を果たし、同様又は類似の効果を奏功する部位・部分となっている。
しかしながら、このフェイスガード4の覆い部位41は、フェイスガード3(図4)の覆い部位31と比較してその面積がより小さく、装着者の目は覆わずに露出させるマスク相当のものとなっている。これにより、フェイスガード4は、例えば眼鏡やゴーグルを着用した装着者にとって、より装着し易くなっている。また勿論、離隔用部位43が装着者の顎又は顎の周辺部に当接して覆い部位41と装着者の鼻先及び口との間に空間をつくることによって、覆い部位41が曇ってしまう状況を改善しつつ、その製造コストを抑制することが可能となる。
ここで、上述したように覆い部位41が曇ってしまう状況を改善することによって、装着者が覆い部位41越しに下方を見ることも妨げられずに済む。また、覆い部位41のサイズがより小さいことにより、その通気性もより高まるので、例えば装着者の着用した眼鏡が曇ってしまう事態も改善することが可能となるのである。
以上詳細に説明したように、本考案のフェイスガードは、以上に述べたような「離隔用部位」を備えているが故に、装着された際、覆い部位と装着者の鼻先及び口とを確実に離隔させることができ、その結果、この覆い部位が装着者の吐く息で曇ってしまう状況を、改善することが可能となる。
また、本考案のフェイスガードの少なくとも覆い部位及び離隔用部位(図1〜5に示した実施形態ではすべての構成部位)は、未装着時においていずれも同一平面内に展開可能な部位となっている。これにより、本フェイスガードの製造が容易となり、製造コストを抑制することが可能となる。さらに、例えば製品としてのフェイスガードを大量に出荷する際にも、それらを重ねて小体積化して梱包することもでき、それ故運搬の負担を小さく抑えることも可能となる。
さらに、本考案のフェイスガードは、以上に説明したように種々の実施形態をとることができ、その結果、様々な現場や業界で好適に利用可能なものとなっている。例えば、病院、薬局、介護施設、銀行、自治体等の窓口、飲食店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、理美容室、サロンや、食品・医療品製造工場等において人や製造物等と対面する従事者、さらには、柴刈り、ガーデニング、洗車や、ペンキ塗り等のアウトドア作業を行う人や、家庭内で料理・調理を行う人等、種々様々なユーザに利用されることができるのである。
なお、以上に述べた実施形態は全て、本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は、他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って、本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
1、1’、2、3,4 フェイスガード
11、11’、21、31、41 覆い部位
11a、11a’、11b、11b’、31a、31b、41a、41b 覆い部位突出部
121、121’、122、122’ 装着用繋ぎ部位(装着用部位)
121a、121a’、122a、122a’、13c、13c’、221a、222a、23c、33c、43c 開口
121b、121b’ 挿入部
122b、122b’、21a、21b、21c、21d 切り込み
13、13’、23、33、43 離隔用部位
13a、13a’、13b、13b’、33a、33b、43a、43b 切り込み(接続部)
221、222、321、322、421、422 装着用部位
221b、222b 繋ぎ部
23a、23b 突出部(接続部)

Claims (11)

  1. 装着者の少なくとも鼻先及び口を覆う透明の覆い部位と、
    前記覆い部位を、当該装着者の頭部に固定することの可能な装着用部位と、
    前記覆い部位の下端から突出していて、未装着時において前記覆い部位と同一平面内に展開可能な離隔用部位であって、当該装着者が前記装着用部位を用いて装着を行った際、前記覆い部位に対し折れた状態で当該装着者の顎又は顎の周辺部に当接することによって、前記覆い部位と当該鼻先及び口とを離隔させる離隔用部位と
    を備えていることを特徴とするフェイスガード。
  2. 前記離隔用部位は、前記覆い部位に対し折れた状態において、自らの左端部及び右端部をそれぞれ、前記覆い部位の左側部及び右側部に接続させるための接続部を有することを特徴とする請求項1に記載のフェイスガード。
  3. 前記覆い部位の左側部及び右側部に、前記接続部との接続のための挿入孔若しくは切れ込み又は覆い部位突出部が設けられており、
    前記接続部は、前記挿入孔若しくは切れ込みに挿入可能な突出部、又は、前記覆い部位突出部を挿入可能な挿入孔若しくは切れ込みである
    ことを特徴とする請求項2に記載のフェイスガード。
  4. 前記離隔用部位は、当該装着者の顎の先がそこから抜けることになる開口を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  5. 前記装着用部位は、前記覆い部位の左端部及び右端部を、当該装着者の頭部の後方を介して繋ぐことの可能な装着用繋ぎ部位であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  6. 前記装着用部位は、当該装着者が装着を行った際に、当該装着者の耳がそこから抜けることになる開口を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  7. 前記装着用部位は、前記覆い部位に繋がることの可能な繋ぎ部であって、繋がることによって装着時に前記装着用部位を当該装着者の頭部側面に寄り添わせることを可能にする繋ぎ部を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  8. 前記装着用部位は、装着時に当該装着者の耳介の付け根にかける環状の伸縮体を取り付けるための取り付け部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  9. 前記覆い部位、前記装着用部位、及び前記離隔用部位は、一体の透明部材から形成された連続した部位であって、未装着時においていずれも同一平面内に展開可能な部位となっていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  10. 前記覆い部位の少なくとも一部は、防曇処理が施されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のフェイスガード。
  11. 前記覆い部位は、厚さが0.1ミリメートル以上であって0.5ミリメートル以下の樹脂シート製であり、当該防曇処理は、成形前の樹脂材料に所定の防曇防止用添加物を添加することを含む処理であることを特徴とする請求項10に記載のフェイスガード。
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