JP3227889B2 - 多弁吸気式エンジン - Google Patents
多弁吸気式エンジンInfo
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
に第1の吸気ポートと第2の吸気ポートとを設けた多弁
吸気式エンジンに係り、特に吸気ポートに改良を施した
多弁吸気式エンジンに関する。
数本形成することで吸気の有効面積を増加させるという
技術が種々検討されている。
吸気ポートを略平行に配置したレイアウト等が提案され
ているが、このようなレイアウトとすることにより、各
々の吸気ポートから吸入された吸気がシリンダ内で干渉
を起こし、スワールが打ち消されてしまうという問題が
ある。特にディーゼルエンジン等においては、このスワ
ール低下の問題は、スモーク増加の要因に掲げられてお
りその解決が求められている。
して、特開昭50-135421 号公報に記載されているよう
に、例えば2つの吸気ポートの開口部を、クランク軸を
挟んでクランク軸と直交する方向に配置することによ
り、2本の吸気ポートから吸入される吸気の各々が共に
シリンダの接線方向に流入するようにしたものが種々提
案されている。
ク軸と直交する方向に2本の吸気ポートを略平行に配置
し、その一方をヘリカルポートに形成し、このヘリカル
ポートによりシリンダ内にスワールを生起させると共
に、他方の吸気ポートより吸入される吸気のうち、スワ
ールと干渉しスワールを打ち消す方向の吸気成分を減衰
すべく、他方の吸気ポート開口部(シリンダヘッド下面
側の開口部を指す。)にマスク壁やシュラウドを設けた
ものも提案されている。
あった。
ようなバルブレイアウトとすると、吸気ポート開口部の
配置に伴って、吸気ポートのレイアウトが複雑化し、シ
リンダヘッドが大型化してしまう。
スク壁やシュラウドを用いると、吸気抵抗(絞り損失)
となってしまい、多弁化による吸気効率の効果が半減し
てしまう。
は、クランク軸方向と垂直な方向に第1の吸気ポートと
第2の吸気ポートとを略平行に配置してなるエンジンに
おいて、上記第1の吸気ポートをヘリカル状に形成する
と共に上記第2の吸気ポートにそのシリンダヘッド下面
に開口する開口部付近の内壁部で、上記第1の吸気ポー
トにより生成される正スワールの上流側に、当該第2の
吸気ポートにより吸入される吸気をシリンダの正スワー
ル方向へ案内すべく凹部を設けたもの(特願平5-78275
号)、又、凹部に吸気を集中させるべく、第2の吸気ポ
ートの軸心をシリンダ内方へ偏心させたもの(特願平5-
78276 号)を提案した。
を招くことなく第1の吸気ポートと第2の吸気ポートと
をシリンダヘッドにレイアウトすることができ、その複
雑化を防ぐことができる。そして第1の吸気ポートは、
シリンダ内に正スワールを生成し、第2の吸気ポートの
凹部は、吸気を正スワール方向へ反転させてシリンダ内
に供給する。したがって吸気時の絞り損失を増大させる
ことなくシリンダ内に強力なスワールが生成される。
275 号,特願平5-78276 号)により、シリンダヘッドの
大型化を招くことなく、又、絞り損失を増大させること
なく、シリンダ内に良好なスワールを得ることが可能と
なったが、同時に次の如き問題が発生した。通常、冷間
時等に良好な始動性を得るため、吸気ポートの間にグロ
ープラグを取り付け、このグロープラグの先端を燃焼室
内に突出させている。ここで、前記凹部に吸気を集中さ
せるべく、特願平5-78276 号の如く、第2の吸気ポート
の軸心を偏心させると、第1,第2の吸気ポート間の距
離が確保できず、グロープラグの取り付けが不可能とな
ってしまう。
間の距離を確保し、グロープラグの取り付けスペースを
確保しつつ、第2の吸気ポートを流れる吸気を凹部に集
中させて、吸気流の正スワール方向への反転を良好にさ
せる多弁吸気式エンジンを提供することにある。
く、機関長手方向と垂直な方向に2つの吸気ポートを略
平行に配置してなるエンジンにおいて、上記吸気ポート
の一方をヘリカルポートに形成し、他方をタンジェンシ
ャルポートに形成し、このタンジェンシャルポートに、
そのシリンダヘッド下面に開口する開口部付近の内壁部
で、前記ヘリカルポートにより生成される正スワールの
上流側に、当該タンジェンシャルポートにより吸入され
る吸気をシリンダの正スワール方向へ案内すべく凹部を
設け、上記タンジェンシャルポートにその凹部直前でシ
リンダ中心側に吸気を凹部へ向けて偏向すべく隆起部を
設けたものである。
ンジェンシャルポートのシリンダ中心側の流れを凹部方
向に偏向する。凹部は、そのシリンダ内に吸入される吸
気を正スワール方向へ反転させる。よってシリンダに
は、一定強度の正スワールが生成される。
づいて説明する。
は、機関長手方向(気筒列方向と同じ方向を指す。)と
垂直な方向に第1吸気ポート2が形成され、またその第
1吸気ポート2と略平行に第2吸気ポート3が形成され
ている。第1吸気ポート2は、これよりシリンダ4内に
吸入される吸気(燃焼用空気)により、シリンダ4内に
スワール(以下、「正スワールS」という。)を生成す
べくヘルカルポートとなっており、また、第2吸気ポー
ト3は、シリンダ4内へ必要量の吸気を旋回させて供給
すべくシリンダ4内に開口する第2給気口5から適宜上
流側がタンジェンシャルポート6となっている。第1吸
気ポート2の第1給気口7は、シリンダ4に対してその
シリンダ4中心O1 とシリンダ内壁8との間に臨ませら
れ、第2吸気ポート3の第2給気口5は、シリンダ4を
横切りかつ第1吸気ポート2の中心を通る一本の弦上に
その中心を位置させてシリンダ4内に臨ませられてい
る。
Sの回転方向に照らしてその回転方向上流側に、タンジ
ェンシャルポート6を出る吸気の回転方向をシリンダ4
の正スワールS方向に修正する凹部9を有している。
に、タンジェンシャルポート6の内壁11のうち、その
タンジェンシャルポート入口部10から第2給気口5の
適宜手前までの区間を、正スワールSの上流側へ窪ませ
ることにより形成されている。つまり、凹部9は、タン
ジェンシャルポート入口部10から第2給気口5に向か
ってその窪み深さが順次深くなり、タンジェンシャルポ
ート入口部10側が浅く、第2給気口5の手前が最も深
くなるように設定されている。
ポート入口部10から連続する内壁部11と第2給気口
5付近の内壁部11から半径方向内方へ略直角に延出さ
れた底壁(内壁部)12と、底壁12と凹部9の内壁部
11とを滑らかに接続する曲面13とから主に構成され
ている。そして上記タンジェンシャルポート6には、図
1,図2に示されているように、凹部9の直前でかつシ
リンダ中心側に、第2吸気ポート3からタンジェンシャ
ルポート6に入る吸気、特にタンジェンシャルポート6
のシリンダ側を流れる吸気の流れを凹部9へ向けて偏向
させ得るように隆起部14が形成されている。このため
吸気は、凹部9へ入らずにそのまま第2吸気口5から出
ていくことはなく、必ず内壁部11,曲面13及び底壁
12から成る凹部9内に入り、この凹部9の案内によ
り、吸気は逆スワール方向から正スワールS方向に反転
され、第2給気口5から正スワールS方向へ向けてシリ
ンダ内壁8側へ出ていく。
16が開かれたときに、第1給気口7と第2給気口5と
から出る吸気の旋回方向は、いずれも正スワールS方向
となり、シリンダ4内には、一定強度の正スワールSが
生成される。もちろん、絞り損失はなく、シリンダ4内
に燃焼に必要な量の吸気が供給される。
第2吸気ポート3の反対側に設けられ、グロープラグ等
は第1吸気ポート2及び第2吸気ポート3間の間隔l内
に設けられる。
発明によれば次の如き優れた効果を発揮する。
き絞り損失なくシリンダ内に一定強度の正スワールを生
成することができる。
ることができる。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 機関長手方向と垂直な方向に2つの吸気
ポートを略平行に配置してなるエンジンにおいて、上記
吸気ポートの一方をヘリカルポートに形成し、他方をタ
ンジェンシャルポートに形成し、該タンジェンシャルポ
ートに、そのシリンダヘッド下面に開口する開口部付近
の内壁部で、前記ヘリカルポートにより生成される正ス
ワールの上流側に、当該タンジェンシャルポートにより
吸入される吸気をシリンダの正スワール方向へ案内すべ
く凹部を設け、上記タンジェンシャルポートに、その凹
部直前でシリンダ中心側に、吸気を凹部へ向けて偏向す
べく隆起部を設けたことを特徴とする多弁吸気式エンジ
ン。 - 【請求項2】 上記凹部が、上記タンジェンシャルポー
ト入口から連続する内壁部とタンジェンシャルポート開
口部付近の内壁部から略直角に延出する内壁部とにより
構成される請求項1記載の多弁吸気エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09016993A JP3227889B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 多弁吸気式エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09016993A JP3227889B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 多弁吸気式エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06299857A JPH06299857A (ja) | 1994-10-25 |
JP3227889B2 true JP3227889B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=13990992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09016993A Expired - Fee Related JP3227889B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 多弁吸気式エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3227889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6051134B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2016-12-27 | 株式会社クボタ | エンジンの吸気装置 |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP09016993A patent/JP3227889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06299857A (ja) | 1994-10-25 |
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