JP3227211U - 手のひら静脈認証式のタイムレコーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】静脈パターンの読み取りエラーや誤認識を防ぐ構造を備えた、新たな手のひら静脈認証式のタイムレコーダを提供する。【解決手段】手のひら静脈認証式のタイムレコーダは、現在時刻等を表示可能な情報表示部51と、情報表示部51の隣に位置し、認証対象である手のひらを位置決めするための手のひらガイド7と、手のひらガイド7によって位置決めされた手のひらと向かい合うように配置され、手のひらから静脈パターンを読み取るための生体認証部を有する。手のひらガイド7は、手のひら認証を実施する際に手首を支える手首支持部73と、手のひら認証を実施する際に指を支える指支持部75を有する。手首支持部73には、手のひらが位置ズレしないように手首をホールドするための隆起部76、77が形成されており、また、その部位が手首位置であることを示す注意喚起表示部79が設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、会社等における正規雇用従業員(正社員等)、非正規雇用従業員(パート、アルバイト等)、派遣労働者、その他の労働者の勤怠管理に利用可能な、生体認証式のタイムレコーダに関するものである。
一般的に知られた労働者の勤怠管理方法の代表例としては、タイムカードを使った勤怠管理が挙げられる。タイムカードを使った勤怠管理では、打刻装置であるタイムレコーダを使って、勤務開始時刻(出社時間)や勤務終了時刻(退社時間)をタイムカードに打刻する。
近年では、上記のような印字式のタイムレコーダに代わって、手のひら静脈認証式のタイムレコーダが普及しつつある。この手のひら静脈認証式のタイムレコーダは、対象者の手のひらから静脈パターンを読み取る生体認証センサーを備えており、タイムレコーダの所定部位(生体認証センサーが露出している箇所)に労働者が手をかざすことで、手のひらから静脈パターンを読み取って生体認証を実行する。そして、その認証時の時刻が出退勤の時刻として記録(打刻)される。
手のひら静脈認証式のタイムレコーダは、打刻のトリガーとして、タイムカードやICカードの代わりに、出退勤する労働者が手のひらをかざす動作(認証動作)を必要とする。そのため、このタイムレコーダを労働者が使う際には、生体認証センサーに対し自己の手のひらをかざし、静脈パターンを登録するが必要となる。この初期登録の後、タイムカードの生体認証センサーに対し手のひらをかざすことで、本人認証が行われるとともに、その時の時刻が打刻情報として記録される。
静脈認証式のタイムレコーダによる本人認証の際、生体認証センサーに対する手のひらの位置は、静脈パターンを登録した時と同じ位置である必要があるが、生体認証センサーに対し手のひらの位置がズレていると、静脈パターンの読み取りがエラーとなって、再度の認証を求められることがあり、また、場合によっては他人と誤認識するといった致命的な問題があった。
そこで、上述した課題に鑑み、本考案の目的は、静脈パターンの読み取りエラーや誤認識を防ぐ構造を備えた、新たな手のひら静脈認証式のタイムレコーダを提供することにある。
上記目的は、生体認証機能を備えたタイムレコーダであって、
少なくとも現在時刻を表示可能な情報表示部と、
認証対象である手のひらを位置決めするための手のひらガイドと、
前記手のひらガイドによって位置決めされた手のひらから静脈パターンを読み取るための生体認証部と、
を有する手のひら静脈認証式のタイムレコーダによって達成される。
少なくとも現在時刻を表示可能な情報表示部と、
認証対象である手のひらを位置決めするための手のひらガイドと、
前記手のひらガイドによって位置決めされた手のひらから静脈パターンを読み取るための生体認証部と、
を有する手のひら静脈認証式のタイムレコーダによって達成される。
上記手のひら静脈認証式のタイムレコーダにおいて、
手のひらガイドは、
手のひら認証を実施する際に手首を支える手首支持部と、
手のひら認証を実施する際に指を支える指支持部と、
を有している。
手のひらガイドは、
手のひら認証を実施する際に手首を支える手首支持部と、
手のひら認証を実施する際に指を支える指支持部と、
を有している。
また、上記手のひら静脈認証式のタイムレコーダにおいて、
手首支持部には、手のひらが位置ズレしないように手首を固定するための隆起部が形成されている。
手首支持部には、手のひらが位置ズレしないように手首を固定するための隆起部が形成されている。
また、上記手のひら静脈認証式のタイムレコーダにおいて、
手首支持部には、その部位が手首位置であることを示す注意喚起が表示されている。
手首支持部には、その部位が手首位置であることを示す注意喚起が表示されている。
また、上記手のひら静脈認証式のタイムレコーダは、タブレットタイプの情報端末を含んで構成され、情報表示部は、前記タブレット端末が具備するタッチパネルで構成されている。
本考案の手のひら静脈認証式のタイムレコーダは、認証対象である手のひらを静止した状態に保つための「手のひらガイド」を備えていて、この手のひらガイドによって、手のひらが所定の正対位置に位置決めされ、かつ、手のひらが保持され、その状態で手のひらから静脈パターンを読み取るようになっている。したがって、生体認証センサーに対し手のひらの位置がズレことがなく、また、生体認証センサーに対し手のひらが常に同じ位置関係で正対するので、静脈パターンの読み取りエラーや誤認識を防ぐことができる、といった優れた効果が達成される。
本考案に係るタイムレコーダは、生体認証機能の一種である手のひら静脈認証機能を備えたタイムレコーダである。このタイムレコーダは、出退勤する労働者が手のひらをかざす動作に応じて本人認証(生体認証)を実行し、そのときの打刻情報等の勤怠情報を、図1に示すようにインターネット経由でサーバ装置に送信する。打刻情報等の勤怠情報は、自己の情報記録媒体(ストレージ)に記憶することも可能である。
手のひら静脈認証式のタイムレコーダは、図2〜図4に示すように、
・筐体3と
・各種情報を表示可能であるとともに入力可能なタブレット端末5と、
・本人認証を行う労働者の手のひらを保持する手のひらガイド7と、
・手のひらから静脈パターンを読み取る静脈認証センサー9(生体認証部)を
有している。
・筐体3と
・各種情報を表示可能であるとともに入力可能なタブレット端末5と、
・本人認証を行う労働者の手のひらを保持する手のひらガイド7と、
・手のひらから静脈パターンを読み取る静脈認証センサー9(生体認証部)を
有している。
筐体3は、タブレット端末5と静脈認証センサー9を内部に有しており、手のひらガイド7が外側に固定されている。筐体3には矩形開口部11が形成されており、この矩形開口部11を介してタブレット端末5の情報表示部51が外側に露出するように、筐体3内にタブレット端末が固定されている。
携帯情報端末としても利用可能なタブレット端末5は、図4に示すように、
・タッチセンサーを備えた情報表示部51(タッチパネル)と、
・インターネットにアクセスするための無線通信部53と、
・静脈認証センサー9を接続するための外部接続端子55と、
・打刻情報等の勤怠情報を記憶するための情報記憶媒体57(ストレージ)と、
・上記各部を制御するための制御部であるプロセッサ59を
を有している。
・タッチセンサーを備えた情報表示部51(タッチパネル)と、
・インターネットにアクセスするための無線通信部53と、
・静脈認証センサー9を接続するための外部接続端子55と、
・打刻情報等の勤怠情報を記憶するための情報記憶媒体57(ストレージ)と、
・上記各部を制御するための制御部であるプロセッサ59を
を有している。
タブレット端末5の情報表示部51(タッチパネル)は、図2に示すように、筐体3の矩形開口部11を介して外側に露出している。したがって、本人認証を行う労働者(出退勤する労働者)は、情報表示部51に表示された情報を見ることができ、また、タッチセンサーを備えた情報表示部51を通じて情報を入力することができる。この情報表示部51には、認証時の日付けや現在時刻、その他の勤怠管理に関する各種情報を表示することが可能である。
このように、情報の表示手段・入力手段として、一般的に入手可能なタブレット端末を活用することで、手のひら静脈認証式のタイムレコーダを低コストで提供することが可能になる。
タブレット端末5に電気的に接続された静脈認証センサー9(生体認証部)は、手のひらガイド7によって位置決めされ且つ保持された手のひらから、静脈パターンを読み取ることができる。
手のひらガイド7は、認証対象である手のひらを静脈認証センサー9に対し常に同じ正対位置に位置決めする役割を担うものであり、図2に示すように、筐体3の矩形開口部11の隣に位置するように固定されている。
手のひらガイド7は、
・静脈認証センサー9が底部で露出している認証用開口部71と、
・手のひら認証を実施する際に手首を支える手首支持部73と、
・手のひら認証を実施する際に中指を支える指支持部75を
有している。
・静脈認証センサー9が底部で露出している認証用開口部71と、
・手のひら認証を実施する際に手首を支える手首支持部73と、
・手のひら認証を実施する際に中指を支える指支持部75を
有している。
手のひらガイド7の手首支持部73には、手のひらが位置ズレしないように手首を固定するための隆起部76,77が形成されている。このような隆起部76,77が形成してあることで、図3に示すように、手のひらをいったんガイド7に添えた後は、手のひらの付け根が、隆起部76,77によって確りとホールドされ、手のひらが前後左右にズレることがない。したがって、静脈パターンの読み取りエラーや、誤認識の発生確率を大幅に低減できる。
また、手首支持部73には、その部位が手首位置であることを示す注意喚起79が表示されている。このような注意喚起表示79があることで、手首支持部73に、手首以外の部位を無理矢理に押し込むことがなくなって、読み取りエラーや誤認識をより確実に防ぐことができる。
3 筐体
5 タブレット端末(情報端末)
7 手のひらガイド
9 静脈認証センサー(生体認証部)
11 矩形開口部
51 情報表示部(タッチパネル)
53 無線通信部
55 外部接続端子
57 情報記憶媒体(ストレージ)
59 プロセッサ
71 認証用開口部
73 手首支持部
75 指支持部
76 隆起部
77 隆起部
79 注意喚起表示部
5 タブレット端末(情報端末)
7 手のひらガイド
9 静脈認証センサー(生体認証部)
11 矩形開口部
51 情報表示部(タッチパネル)
53 無線通信部
55 外部接続端子
57 情報記憶媒体(ストレージ)
59 プロセッサ
71 認証用開口部
73 手首支持部
75 指支持部
76 隆起部
77 隆起部
79 注意喚起表示部
Claims (5)
- 生体認証機能を備えたタイムレコーダであって、
少なくとも現在時刻を表示可能な情報表示部と、
認証対象の手のひらを位置決めするための手のひらガイドと、
前記手のひらガイドによって位置決めされた手のひらから静脈パターンを読み取るための生体認証部と、
を有することを特徴とする、手のひら静脈認証式のタイムレコーダ。 - 前記手のひらガイドは、
手のひら認証を実施する際に手首を支える手首支持部と、
手のひら認証を実施する際に指を支える指支持部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の、手のひら静脈認証式のタイムレコーダ。 - 前記手首支持部には、
手のひらが位置ズレしないように手首を固定するための隆起部が形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のタイムレコーダ。 - 前記手首支持部には、
その部位が手首位置であることを示す注意喚起が表示されている、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のタイムレコーダ。 - 前記タイムレコーダは、タブレットタイプの情報端末を含んで構成され、
前記情報表示部は、前記タブレット端末が具備するタッチパネルで構成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のタイムレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000672U JP3227211U (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 手のひら静脈認証式のタイムレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000672U JP3227211U (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 手のひら静脈認証式のタイムレコーダ |
Publications (1)
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JP3227211U true JP3227211U (ja) | 2020-08-13 |
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Family Applications (1)
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JP2020000672U Expired - Fee Related JP3227211U (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 手のひら静脈認証式のタイムレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3227211U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102305204B1 (ko) * | 2020-12-31 | 2021-10-07 | (주)이룸인터내셔널 | 장정맥인식에 의한 출입 인증시스템 |
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2020
- 2020-02-27 JP JP2020000672U patent/JP3227211U/ja not_active Expired - Fee Related
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