JP3227172U - 色彩強調光学レンズ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】色彩を強調可能な色彩強調光学レンズ装置を提供する。【解決手段】色彩強調光学レンズ装置は、レンズ本体1、光学フィルタ10及び光学吸収部2を含む。レンズ本体は第1レンズ面11及び第2レンズ面12を含み、光学フィルタは第1レンズ面と第2レンズ面の間に配置される。且つ、光学吸収部は光学フィルタに付与される。光学吸収部は第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含む。第1主吸収ピーク領域は第1吸収ピーク部を含み、第2主吸収ピーク領域は第2吸収ピーク部を含む。第1主吸収ピーク領域は第1波長範囲を有し、第1波長範囲は420〜440nmの間である。且つ、第1主吸収ピーク領域は高エネルギーの青色光・紫外光吸収領域である。また、第2主吸収ピーク領域は第2波長範囲を有し、第2波長範囲は580〜610nmの間である。【選択図】図1
Description
本考案は、色彩を強調可能な光学レンズ装置に関し、特に、眼鏡又は目の保護具に用いられる光学レンズ装置に関し、更には、複数の波長のピーク、最も高い位置、ピーク値又はピーク部の範囲を吸収可能な色彩強調光学レンズ装置に関する。
従来の光学レンズ技術については、特許文献1が色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズ本体を含み、レンズ本体が光学フィルタを有する。
上記特許文献1の光学フィルタは、複数のスペクトル帯域で可視光を減衰するために用いられる。スペクトル帯域は、スペクトル帯域幅を有する吸収ピーク、最大吸収量、中心波長及び吸光度のピーク領域を含む。また、光学フィルタは、青色光の吸収ピーク、黄色光の吸収ピーク及び赤色光の吸収ピークを有する。青色光の吸収ピークの中心波長は約445〜480nmの間か445〜485nmの間、黄色光の吸収ピークの中心波長は約540〜600nmの間か572〜576nmの間、赤色光の吸収ピークの中心波長は約610〜660nmの間である。
別の従来の光学レンズ技術として、特許文献2は色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズを含み、レンズは外観がグレーである。且つ、レンズは少なくとも1つ又は複数のフィルタ部を含む。
上記特許文献2のフィルタ部は第1フィルタ部である。且つ、第1フィルタ部は可視光内にスペクトル範囲を有しており、スペクトル範囲の波長は約440〜510nmの間である。また、フィルタ部は第2フィルタ部と第3フィルタ部を含む。第2フィルタ部のスペクトル範囲の波長は約540〜600nmの間であり、第3フィルタ部のスペクトル範囲の波長は約630〜660nmの間である。
別の従来の光学レンズ技術として、特許文献3は色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズ本体を含み、レンズ本体が光学フィルタを有する。
上記特許文献3の光学フィルタは、第1スペクトル帯域及び第2スペクトル帯域で可視光を減衰するために用いられる。第1スペクトル帯域及び第2スペクトル帯域は、それぞれスペクトル帯域幅を有する吸収ピーク、最大吸収量、中心波長及び全体の吸光度のピーク領域を含む。また、第1スペクトル帯域は第1吸収ピーク及び第1中心波長を含み、第2スペクトル帯域は第2吸収ピーク及び第2中心波長を含む。第1中心波長は、約450〜490nmの間、440〜510nmの間、又は450〜490nmの間であり、第2中心波長は、約555〜590nmの間、555〜580nmの間、又は550〜570nmの間である。
別の従来の光学レンズ技術として、特許文献4は色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズ本体を含み、レンズ本体が光学フィルタを有する。
上記特許文献4の光学フィルタは、第1スペクトル帯域及び第2スペクトル帯域で可視光を減衰するために用いられる。第1スペクトル帯域及び第2スペクトル帯域は、それぞれスペクトル帯域幅、最大吸収量、中心波長及び全体の吸光度のピーク領域を有する。また、第1スペクトル帯域は第1吸収ピーク及び第1最大吸光度を含み、第2スペクトル帯域は第2吸収ピーク及び第2最大吸光度を含む。且つ、第1吸収ピークは約440〜510nmの間、第2吸収ピークは約550〜590nmの間であり、第1最大吸光度は約440〜510nmの間、第2最大吸光度は約540〜600nmの間である。
別の従来の光学レンズ技術として、特許文献5は色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズ本体を含み、レンズ本体が光学フィルタを有する。且つ、光学フィルタは少なくとも1つ又は複数のフィルタ部を含む。
上記特許文献5の光学フィルタは、複数のスペクトル帯域で可視光を減衰するために用いられる。各スペクトル帯域は、スペクトル帯域幅を有する吸収ピーク、最大吸収量、中心波長及び全体の吸光度のピーク領域を含む。また、光学フィルタは、青色光の吸収ピーク及び黄色光の吸収ピークを有する。且つ、青色光の吸収ピークの中心波長は約445〜480nmの間、黄色光の吸収ピークの中心波長は約540〜580nmの間である。
上記特許文献5のフィルタ部は第1フィルタ部と第2フィルタ部を含む。第1フィルタ部は可視光内にスペクトル範囲を有しており、スペクトル範囲の波長は約440〜480nmの間である。また、第2フィルタ部は可視光内にスペクトル範囲を有しており、第2フィルタ部のスペクトル範囲の波長は約630〜660nmの間である。
別の従来の光学レンズ技術として、特許文献6は色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズ本体を含み、レンズ本体が光学フィルタを有する。且つ、光学フィルタは少なくとも1つ又は複数のフィルタ部を含む。
上記特許文献6のフィルタ部は、第1フィルタ部、第2フィルタ部及び第3フィルタ部を含む。第1フィルタ部は可視光内にスペクトル範囲を有しており、スペクトル範囲の波長は約440〜480nmの間である。また、第2フィルタ部は可視光内にスペクトル範囲を有しており、第2フィルタ部のスペクトル範囲の波長は約540〜600nmの間である。また、第3フィルタ部は可視光内にスペクトル範囲を有しており、第2フィルタ部のスペクトル範囲の波長は約630〜660nmの間である。
上記特許文献6の光学フィルタは、青色光の吸収ピーク、黄色光の吸収ピーク及び赤色光の吸収ピークを有する。且つ、青色光の吸収ピークの中心波長は約440〜510nmの間、黄色光の吸収ピークの中心波長は約540〜600nmの間、赤色光の吸収ピークの中心波長は約610〜660nmの間である。
別の従来の光学レンズ技術として、特許文献7は色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアを開示している。当該色彩強調機能を有する眼鏡又はアイウェアはレンズ本体を含み、レンズ本体が光学フィルタを有する。
上記特許文献7の光学フィルタは、複数のスペクトル帯域で可視光を減衰するために用いられる。各スペクトル帯域は、スペクトル帯域幅を有する吸収ピーク、吸収ピークに関する吸光度ピーク、最大吸光度、中心波長及び全体の吸光度のピーク領域を含む。また、光学フィルタは、第1吸収ピーク、第2吸収ピーク及び第3吸収ピークを有する。
上記特許文献7の第1吸収ピークにおける吸光度ピークの最大吸光度は、約440〜510nmの間か445〜480nmの間である。或いは、第1吸収ピークの中心波長は約445〜480nmの間である。或いは、第1吸収ピークは約440〜510nmの間である。
また、上記特許文献7の第2吸収ピークの中心波長は約572〜576nmの間、又は540〜600nmの間、又は550〜590nmの間である。或いは、第2吸収ピークにおける吸光度ピークの最大吸光度は約570〜600nmの間、又は540〜600nmの間、又は580〜600nmの間である。或いは、第2吸収ピークは約580〜600nmの間である。また、第3吸収ピークの中心波長は約630〜670nmの間である。
本考案の主たる目的は、色彩強調光学レンズ装置を提供することである。当該色彩強調光学レンズ装置はレンズ本体に光学フィルタを配置し、レンズ本体が光学吸収部を含む。且つ、光学吸収部は第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含む。第1主吸収ピーク領域は第1吸収ピーク部を含み、第2主吸収ピーク領域は第2吸収ピーク部を含む。且つ、第1主吸収ピーク領域は高エネルギーの青色光・紫外光吸収領域である。これにより、視覚される色彩の強調、視覚される環境の強調、目の快適性の向上及び目に対する保護の向上との目的が達成される。
本考案の色彩強調光学レンズ装置は、第1レンズ面及び第2レンズ面を含み、第1レンズ面が第1の側に位置し、第2レンズ面が第2の側に位置するレンズ本体と、第1レンズ面と第2レンズ面の間に配置される光学フィルタと、光学フィルタに付与され、第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含み、且つ、第1主吸収ピーク領域が第1吸収ピーク部を含み、第2主吸収ピーク領域が第2吸収ピーク部を含む光学吸収部、を有する。第1主吸収ピーク領域は第1波長範囲を有し、当該第1波長範囲は420〜440nmの間である。且つ、第1主吸収ピーク領域は高エネルギーの青色光・紫外光吸収領域である。また、第2主吸収ピーク領域は第2波長範囲を有し、当該第2波長範囲は580〜610nmの間である。
本考案の色彩強調光学レンズ装置は、第1レンズ面及び第2レンズ面を含み、第1レンズ面が第1の側に位置し、第2レンズ面が第2の側に位置するレンズ本体と、第1レンズ面と第2レンズ面の間に配置される光学フィルタと、光学フィルタに付与され、第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含み、且つ、第1主吸収ピーク領域が第1吸収ピーク部を含み、第2主吸収ピーク領域が第2吸収ピーク部を含む光学吸収部、を有する。第1主吸収ピーク領域は第1波長範囲を有し、当該第1波長範囲は420〜440nmの間である。且つ、第1主吸収ピーク領域は高エネルギーの青色光・紫外光吸収領域である。また、第2吸収ピーク部は第2波長範囲で変化し、当該第2波長範囲は580〜610nmの間である。
本考案の色彩強調光学レンズ装置は、第1レンズ面及び第2レンズ面を含み、第1レンズ面が第1の側に位置し、第2レンズ面が第2の側に位置するレンズ本体と、第1レンズ面と第2レンズ面の間に配置される光学フィルタと、光学フィルタに付与され、第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含み、且つ、第1主吸収ピーク領域が第1吸収ピーク部を含み、第2主吸収ピーク領域が第2吸収ピーク部を含む光学吸収部、を有する。第1吸収ピーク部は第1波長範囲で変化し、当該第1波長範囲は420〜440nmの間である。且つ、第1主吸収ピーク領域は高エネルギーの青色光・紫外光吸収領域である。また、第2主吸収ピーク領域は第2波長範囲を有し、当該第2波長範囲は580〜610nmの間である。
本考案の色彩強調光学レンズ装置は、各種眼鏡装置、各種色眼鏡又はサングラス装置、各種バーチャルゲーム機用に装着される眼鏡装置、各種ゴーグル装置、各種スマート眼鏡装置又はその他の光学眼鏡装置に適用される。
図1に示すように、本考案の第1実施例における色彩強調光学レンズ装置は、構造として、第1レンズ本体1、光学フィルタ10及び光学吸収部2を含む。
図1に示すように、第1レンズ本体1は曲面のレンズ本体から選択され、例えば、光学補正眼鏡のレンズ、サングラスのレンズ、アウトドアスポーツ用眼鏡のレンズ、室内作業又は読書用眼鏡のレンズ、ヘルメット用シールド、又はその他用途の曲面のレンズ本体から選択される。第1レンズ本体1は光を透過可能な本体である。且つ、第1レンズ本体1は適切な曲率を有する。
図1に示すように、第1レンズ本体1は、第1レンズ面11及び第2レンズ面12を含む。第1レンズ面11は第1の側(例えば、第1レンズ本体1の外側)に位置し、第2レンズ面12は第2の側(例えば、第1レンズ本体1の内側)に位置する。
図2に示すように、第1実施例と比較して、本考案の第2実施例の色彩強調光学レンズ装置は、構造として、第2レンズ本体1a、光学フィルタ10及び光学吸収部2を含む。
図2に示すように、第2レンズ本体1aは平面のレンズ本体又は略平面のレンズ本体から選択され、例えば、ゴーグルのレンズ、3C(Computer、Communications、Consumer−Electronics)電気製品又はコンピュータスクリーン用の眼を保護するための光学フィルタ、或いはその他用途の平面のレンズ本体から選択される。
図1及び図2に示すように、適切な技術手段又は製造工程によって、光学フィルタ10を第1レンズ本体1又は第2レンズ本体1aの第1レンズ面11と第2レンズ面12の間に適切に配置することで、光線(図1及び図2の矢印)を適切にフィルタリングする。
図1及び図2に示すように、適切な技術手段又は製造工程によって、光学吸収部2を光学フィルタ10に付与する。光学吸収部2は複数の主吸収ピーク領域を含む。また、光学吸収部2は、適切な技術手段又は製造工程によって着色料を用いて製造される。着色料は、FOB−02(λMax=432nm)又はFOG−07(λMax=595nm)から選択される。
図1及び図2に示すように、光学吸収部2は複数の主吸収ピーク領域を含む。光学吸収部2は、光線(図1及び図2の矢印)を適切にフィルタリングしてスペクトル帯域を形成する。また、図1及び図2の湾曲点線で示すように、光学吸収部2には複数の減衰領域が形成されている。且つ、光学吸収部2の複数の減衰領域は濃度の異なる着色料を選択して製造すればよい。
図1、図2及び図3に示すように、光学吸収部2は第1スペクトル帯域を発生させる(図3)。第1スペクトル帯域において、光学吸収部2の複数の主吸収ピーク領域は、第1主吸収ピーク領域a(図3の左側)及び第2主吸収ピーク領域b(図3の右側)を含む。また、着色料の濃度は、FOB−02(λMax=432nm)約0.015g/kg PC又はFOG−07(λMax=595nm)約0.03g/kg PCから選択される。
図1、図2及び図3に示すように、第1主吸収ピーク領域aは第1吸収ピーク部を含み、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部を含む。第1主吸収ピーク領域aは第1波長範囲を有し、当該第1波長範囲として420〜440nmの間が選択される。且つ、第1主吸収ピーク領域は高エネルギーの青色光・紫外光吸収領域である。また、第2主吸収ピーク領域は第2波長範囲を有し、当該第2波長範囲として580〜610nmの間が選択される。
本考案の別の実施例では、第1波長範囲として420〜440nmの間が選択され、第2波長範囲として580〜610nmの間が選択される。
本考案の別の実施例では、第1波長範囲として、420〜440nmの間又は425〜435nmの間が選択され、第2波長範囲として、580〜610nmの間、590〜605nmの間又は590〜600nmの間が選択される。
図3に示すように、第1主吸収ピーク領域aの第1吸収ピーク部は第1吸収率を有し、当該第1吸収率は95%以上である(図3の左側)。また、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部は第2吸収率を有し、当該第2吸収率は80%以上又は85%以上である(図3の右側)。即ち、第1吸収率と第2吸収率の間には所定の比が存在する(例えば、95:80)。且つ、図3〜図14に示すように、所定の比は1よりも大きいかその他の範囲となる。
図3に示すように、第1主吸収ピーク領域aの第1吸収ピーク部は第1最大吸収波長を有し、当該第1最大吸収波長は約432nmである。同様に、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部は第2最大吸収波長を有し、当該第2最大吸収波長は約595nmである。
図1、図2及び図4〜11に示すように、光学吸収部2は第2〜第9スペクトル帯域を発生させる(図4〜図11)。第2〜第9スペクトル帯域において、光学吸収部2の複数の主吸収ピーク領域は、第1主吸収ピーク領域a(図4〜図11の左側)及び第2主吸収ピーク領域b(図4〜図11の右側)を含む。
図4〜図11に示すように、第1主吸収ピーク領域aの第1吸収ピーク部は第1吸収率を有し、当該第1吸収率は95%以上である(図4〜図11の左側)。また、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部は第2吸収率を有し、当該第2吸収率は80%以上である(図4〜図11の右側)。
図1、図2及び図12に示すように、光学吸収部2は第10スペクトル帯域を発生させる(図12)。第10スペクトル帯域において、光学吸収部2の複数の主吸収ピーク領域は、第1主吸収ピーク領域a(図12の左側)及び第2主吸収ピーク領域b(図12の右側)を含む。
図12に示すように、第1主吸収ピーク領域aは第1吸収率を有し、当該第1吸収率は95%以上である(図12の左側)。また、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部は第2吸収率を有し、当該第2吸収率は70%以上である(図12の右側)。
図1、図2及び図13に示すように、光学吸収部2は第11スペクトル帯域を発生させる(図13)。第11スペクトル帯域において、光学吸収部2の複数の主吸収ピーク領域は、第1主吸収ピーク領域a(図13の左側)及び第2主吸収ピーク領域b(図13の右側)を含む。
図13に示すように、第1主吸収ピーク領域aの第1吸収ピーク部は第1吸収率を有し、当該第1吸収率は95%以上である(図13の左側)。また、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部は第2吸収率を有し、当該第2吸収率は60%以上である(図13の右側)。
図1、図2及び図14に示すように、光学吸収部2は第12スペクトル帯域を発生させる(図14)。第12スペクトル帯域において、光学吸収部2の複数の主吸収ピーク領域は、第1主吸収ピーク領域a(図14の左側)及び第2主吸収ピーク領域b(図14の右側)を含む。
図14に示すように、第1主吸収ピーク領域aの第1吸収ピーク部は第1吸収率を有し、当該第1吸収率は95%以上である(図14の左側)。また、第2主吸収ピーク領域bの第2吸収ピーク部は第2吸収率を有し、当該第2吸収率は50%以上である(図14の右側)。
1 第1レンズ本体
1a 第2レンズ本体
10 光学フィルタ
11 第1レンズ面
12 第2レンズ面
2 光学吸収部
a 第1主吸収ピーク領域
b 第2主吸収ピーク領域
1a 第2レンズ本体
10 光学フィルタ
11 第1レンズ面
12 第2レンズ面
2 光学吸収部
a 第1主吸収ピーク領域
b 第2主吸収ピーク領域
Claims (9)
- 第1レンズ面及び第2レンズ面を含み、前記第1レンズ面が第1の側に位置し、前記第2レンズ面が第2の側に位置するレンズ本体、
前記第1レンズ面と前記第2レンズ面の間に配置される光学フィルタ、及び
前記光学フィルタに位置し、第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含み、且つ、前記第1主吸収ピーク領域が第1吸収ピーク部を含み、前記第2主吸収ピーク領域が第2吸収ピーク部を含む光学吸収部、を有し、
前記第1主吸収ピーク領域は第1波長範囲を有し、前記第1波長範囲は420〜440nmの間であり、且つ、前記第2主吸収ピーク領域は第2波長範囲を有し、前記第2波長範囲は580〜610nmの間である色彩強調光学レンズ装置。 - 第1レンズ面及び第2レンズ面を含み、前記第1レンズ面が第1の側に位置し、前記第2レンズ面が第2の側に位置するレンズ本体、
前記第1レンズ面と前記第2レンズ面の間に配置される光学フィルタ、及び
前記光学フィルタに付与され、第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含み、且つ、前記第1主吸収ピーク領域が第1吸収ピーク部を含み、前記第2主吸収ピーク領域が第2吸収ピーク部を含む光学吸収部、を有し、
前記第1主吸収ピーク領域は第1波長範囲を有し、前記第1波長範囲は420〜440nmの間であり、且つ、前記第2吸収ピーク部は第2波長範囲で変化し、前記第2波長範囲は580〜610nmの間である色彩強調光学レンズ装置。 - 第1レンズ面及び第2レンズ面を含み、前記第1レンズ面が第1の側に位置し、前記第2レンズ面が第2の側に位置するレンズ本体、
前記第1レンズ面と前記第2レンズ面の間に配置される光学フィルタ、及び
前記光学フィルタに付与され、第1主吸収ピーク領域及び第2主吸収ピーク領域を含み、且つ、前記第1主吸収ピーク領域が第1吸収ピーク部を含み、前記第2主吸収ピーク領域が第2吸収ピーク部を含む光学吸収部、を有し、
前記第1主吸収ピーク領域の第1吸収ピーク部は第1波長範囲で変化し、前記第1波長範囲は420〜440nmの間であり、且つ、前記第2主吸収ピーク領域は第2波長範囲を有し、前記第2波長範囲は580〜610nmの間である色彩強調光学レンズ装置。 - 前記第1主吸収ピーク領域の前記第1吸収ピーク部は第1吸収率を有し、前記第1吸収率は80%以上又は95%以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記第1主吸収ピーク領域の前記第1吸収ピーク部は第1最大吸収波長を有し、前記第1最大吸収波長は約432nmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記第2主吸収ピーク領域の前記第2吸収ピーク部は第2吸収率を有し、前記第2吸収率は50%以上、60%以上、70%以上又は80%以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記第2主吸収ピーク領域の前記第2吸収ピーク部は第2最大吸収波長を有し、前記第2最大吸収波長は約595nmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記第2波長範囲は、590〜605nm又は590〜600nmの間である請求項2に記載の装置。
- 前記第1波長範囲は425〜435nmの間である請求項3に記載の装置。
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JP2020001757U JP3227172U (ja) | 2020-05-14 | 2020-05-14 | 色彩強調光学レンズ装置 |
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JP2020001757U JP3227172U (ja) | 2020-05-14 | 2020-05-14 | 色彩強調光学レンズ装置 |
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JP (1) | JP3227172U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024080266A1 (ja) * | 2022-10-12 | 2024-04-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レンズ及びゲームシステム |
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2020
- 2020-05-14 JP JP2020001757U patent/JP3227172U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024080266A1 (ja) * | 2022-10-12 | 2024-04-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レンズ及びゲームシステム |
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