JP3227065U - 飛沫感染防止天吊透明フィルム - Google Patents

飛沫感染防止天吊透明フィルム Download PDF

Info

Publication number
JP3227065U
JP3227065U JP2020001878U JP2020001878U JP3227065U JP 3227065 U JP3227065 U JP 3227065U JP 2020001878 U JP2020001878 U JP 2020001878U JP 2020001878 U JP2020001878 U JP 2020001878U JP 3227065 U JP3227065 U JP 3227065U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent film
film device
wire
preventing
infection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2020001878U
Other languages
English (en)
Inventor
浩平 渡邊
浩平 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2020001878U priority Critical patent/JP3227065U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3227065U publication Critical patent/JP3227065U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

【課題】対面接客時における伝染性の飛沫感染を防御するための飛沫感染防止用フィルム装置を提供する。【解決手段】透明フィルム装置1を吊り下げ用ワイヤ2により天井または梁に設けた支承部に固定吊り下げをして、またはパイプやレール部材を支承長尺体としてワイヤ支持部を係合させてスライド可能な飛沫感染防止用フィルム装置を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、対面状態の人と人との間仕切りを形成する透明のフィルムによる飛沫感染防止装置に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアのレジカウンター、役所、銀行、郵便局等の対面で接客する環境においては一般的に顔と顔とが近接で向き合う状況となり、一方の人がウイルス陽性者であった場合、会話、くしゃみ、咳などにより他方の人にウイルスが感染するおそれがある。
従来、防犯上の観点からの衝立や間仕切りは一般に使用されてきたが、飛沫感染防止の観点からの遮蔽または間仕切りの役をなす装置はほとんど普及していない状況であった。
登録実用新案第3152493号(特許文献1)では対面式カウンター塔における感染症予防のための透明遮蔽用防護パネルが開示されているが、これは図3に示すようにテーブルまたはカウンターに載置することによりその役割をなすもので、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのようにカウンターを挟んで立ったままで応対する場所や、レジスキャン装置がカウンターに設置されている場所には邪魔になり不向きである。
医療機関の外来応対室のような半閉鎖的な小空間を区切った飛沫拡散防止装置は特開2011−83305(特許文献2)に開示されているが、この装置においてはファンや排気装置を使用して応対者側に感染性飛沫が侵入しないようにしており、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのような一定程度の開放的空間ではこのような装置の採用は適さない。
登録実用新案第3152493号 特開2011−83305
従来からビニールシートを天吊りして飛沫感染防止具として利用しているケースが若干数見られたが、薄手のビニールシートでは空調等の送風でなびいてしまて飛沫に対する防御効果が薄かったり、柔軟すぎるため除菌清掃が厄介であった。フィルム厚さが0.5mm〜1mm厚のPET(ポリエチレンテレフタレート)製のフィルムを採用することにより、空調等の送風にもなびかないようになり、除菌清掃も容易となる。
前記特許文献1において考えられていたカウンターまたはテーブルの上に載置するタイプの衝立式の間仕切り装置では設置場所に制約が生じるが、このような設置場所を限定的にすることがなく、さらに前記特許文献2のような送風装置などの補助装置の必要性もなく、また、接客時などで双方が立ち状態で応対する場面にも適用でき、応接室などで着座状態の応対環境にあっっても飛沫の感染を防止することのできる汎用性があって、かつ設置容易性を有する飛沫感染防止可能な透明フィルム装置を提供するものである。
本考案は、間仕切り装置をテーブルに載置する方式ではなく、天井や梁など上方からワイヤを使用して透明フィルム体を吊るす方式を採用することにより、立ち状態での応対にあっては、ワイヤの長さを調整して人の胸のあたりから頭部のすこし上部までをカバーできるように設置し、テーブルなどへの着座した対面状態に対しては透明フィルム装置の下端部をテーブル面から書類等の授受ができる程度の高さ間隔を設け、透明フィルム装置の上端部が頭部のやや上部までをカバー可能となるように上方からのワイヤの長さを調整して透明フィルム装置を吊リ下げる構成とした。
具体的にはス―パーマーケット、コンビニエンスストア、小売店等のレジカウンターにおいて、店員と購買客との短い会話のやりとりが透明シートを挟んで行われることがあり、口からの飛沫の拡散角度のカバー範囲を考慮した縦サイズと横幅を設定して透明フィルム装置を設置することが望ましい。透明フィルム装置の幅は現金またはクレジットカードによる精算用の受け皿部分の手前までをカバーできる横サイズとすることにより飛沫感染の予防となる。
カウンター窓口や机を挟んだ接客などの対面打ち合わせ時などには、書類または物品の授受が可能となるように卓上面と透明フィルム装置下端部との間を適宜所望の高さ間隔とし、ワイヤ長さを設置場所に応じた高さに設定して天吊りすれば良い。
透明フィルム装置の固定方法としては、天井または梁に支承部を設け、ワイヤフック受け部にワイヤフックを引っ掛けて固定したり、または天井や梁にパイプや溝つきレールを設置してパイプの上部やレールの溝をワイヤフックの支承部として、この支承部にワイヤフックをスライド可能に係合する構成を採用しても良い。
透明フィルム装置をワイヤで天吊りすることにより高さ調整および取り付け場所を自在に設定できる。天吊り式なので卓上面、カウンター上のスペースを塞ぐことなく活用でき、フィルム装置により構成されるので、不使用時には巻き上げでおくこともでき、邪魔にならず、保管時もスペースを取らない。
本考案の透明フィルム装置がワイヤで吊り下げられている斜視図 本考案の透明フィルム装置のレジカウンターにおける実施態様の図 従来の載置タイプ感染防護パネル
図1は本考案の透明フィルム装置1がワイヤ2で吊り下げられている斜視図でその吊り下げ状態の構成は、透明フィルム装置1とそれを吊り下げるワイヤ2およびワイヤの先端部に設けられた鉤型フック部4とからなり、鉤型フック部4が透明フィルム装置1の上部複数の箇所に設けられたフック係合孔3に係合している。
透明フィルム装置1はPET(ポリエチレンテレフタレート)からなり、厚さとしては0.5mm〜1mmの厚さが好ましい。これより薄いと空調などの送風によりなびいて飛沫などの遮蔽が不完全になってえしまう。
透明フィルム装置1の材質として、ポリカーボネートやアクリル樹脂なども考慮されるが、ポリカーボネート製にするとPET製より重量が嵩み、アクリル樹脂は室温による伸縮でたわむ事が考えられる。さらにPET素材は上記素材より透明性が高く、また、傷もつき難いという特長を有する。
透明フィルム装置1のサイズとしては設置場所や使用環境に応じたサイズとすればよく、一般的な例としては、たとえば図2に示すようにコンビニエンスストアやスーパーマーケットのレジカウンターにおいて使用する場合は横800mm、縦600mmのサイズであれば飛沫感染を充分に予防できるものと考えられるが、レジ周りの形態により横幅をこれ以上に長く作成しても良い。
応接室のような場所での接客においてはテーブルを挟んで双方が着座して対面状態となるが、その場合は天吊りワイヤ2の長さは透明フィルム装置1が卓上面から上方に一定程度の高さ間隔を持たせるように調整をして書類や物品の授受ができるようにする。この場合、透明フィルム装置1の縦サイズは一般的な600mm程度で十分であり、横幅は対面する人数に応じた長さの透明フィルム装置1を使用すれば良く、複数人数用であれば長い横幅サイズを採用するか同一単位幅の透明フィルム装置1を複数連接しても良い。
ワイヤ2はピアノ線等のテグスのほか、透明フィルム装置1の重量を支えることができる程度の耐久強度があれば十分であり、特に材質は問わない。
ワイヤ2の上端部フック部材(図示せず)は、天井への固定フック受け部、天井部に設けたレール状長尺装置の溝に係合させて、またはパイプ上面部にワイヤ2の上端部のフック部材を引っ掛けて透明フィルム装置1をスライド可能とするなど状況に応じた適宜の手段の支承部形状を採用すればよい。
1 透明フィルム装置
2 吊り下げワイヤ
3 ワイヤフック係合孔
4 ワイヤ下端部の鉤型フック

Claims (3)

  1. 透明フィルムと吊り下げ用ワイヤとから構成され、透明フィルムの上部には複数の吊り下げ用ワイヤ係合孔を設け、上端部にフックをする吊り下げ用ワイヤにより、天井または梁に設けたフック支承部から前記透明フィルム装置を吊り下げる構成としたことを特徴とする飛沫感染防止用フィルム装置。
  2. 前記透明フィルムはPET(ポリエチレンテレフタレート)素材からなることを特徴とする請求項1に記載の飛沫感染防止用フィルム装置。
  3. 天井または梁に設けたワイヤのフック支承部はパイプまたはレール状であって、ワイヤフックがスライド可能であることを特徴とする請求項1に記載の飛沫感染防止用フィルム装置。
JP2020001878U 2020-04-20 2020-04-20 飛沫感染防止天吊透明フィルム Expired - Fee Related JP3227065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020001878U JP3227065U (ja) 2020-04-20 2020-04-20 飛沫感染防止天吊透明フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020001878U JP3227065U (ja) 2020-04-20 2020-04-20 飛沫感染防止天吊透明フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3227065U true JP3227065U (ja) 2020-08-06

Family

ID=71846607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020001878U Expired - Fee Related JP3227065U (ja) 2020-04-20 2020-04-20 飛沫感染防止天吊透明フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3227065U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021188848A (ja) * 2020-06-02 2021-12-13 日本電化工機株式会社 飛沫収集器
JP7026424B1 (ja) 2021-08-24 2022-02-28 昌彦 兵頭 カウンターの衝立スライドシステム
JP2022042611A (ja) * 2020-09-03 2022-03-15 株式会社新居伝 カーテン設備
WO2022153732A1 (ja) * 2021-01-13 2022-07-21 Necプラットフォームズ株式会社 飛沫防止シート用スタンド

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021188848A (ja) * 2020-06-02 2021-12-13 日本電化工機株式会社 飛沫収集器
JP6995394B2 (ja) 2020-06-02 2022-01-14 日本電化工機株式会社 飛沫収集器及び飛沫取集テーブルシステム
JP2022042611A (ja) * 2020-09-03 2022-03-15 株式会社新居伝 カーテン設備
WO2022153732A1 (ja) * 2021-01-13 2022-07-21 Necプラットフォームズ株式会社 飛沫防止シート用スタンド
JP2022108386A (ja) * 2021-01-13 2022-07-26 Necプラットフォームズ株式会社 飛沫防止シート用スタンド
JP7168246B2 (ja) 2021-01-13 2022-11-09 Necプラットフォームズ株式会社 飛沫防止シート用スタンド
JP7026424B1 (ja) 2021-08-24 2022-02-28 昌彦 兵頭 カウンターの衝立スライドシステム
JP2023031003A (ja) * 2021-08-24 2023-03-08 昌彦 兵頭 カウンターの衝立スライドシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3227065U (ja) 飛沫感染防止天吊透明フィルム
AU2015317354B2 (en) Merchandise activity sensor system and methods of using same
JP6068961B2 (ja) オープンショーケース用の整流装置
JP2897790B2 (ja) 商店用販売システム
US7299579B2 (en) Label/sign holder with bumper
US6279761B1 (en) Information display system
US6871747B2 (en) Product display shelving assembly
SE442582B (sv) Kylskap for skyltning av matvaror
US7832572B2 (en) Flue system for storage racks
US946337A (en) Display-shelving.
KR20160003439A (ko) 뷔페용 위생 진열대
US20210330097A1 (en) Sneeze Guard Air Curtain Attachment
JP3228003U (ja) パーティション
US5666751A (en) Modular sign system
WO2010005556A1 (en) Air leader system
US20230407629A9 (en) Partition Apparatus
US20220034548A1 (en) Vertical ventilation diffuser system to reduce transmission of airborne particles
JP2021175486A (ja) 簡易設置可能なレジカウンター用感染性飛沫の拡散防止対策装置
ES2515744T3 (es) Un sistema que comprende un módulo de torre, un módulo superior así como una pluralidad de módulos adicionales
JP3226657U (ja) 空調設備を設けた部屋
JPH0744205Y2 (ja) 連結用カウンター
KR102078961B1 (ko) 재부재 표시장치
JP7026424B1 (ja) カウンターの衝立スライドシステム
JPH0742363Y2 (ja) デスク兼用カウンター
JP6951803B1 (ja) 作業空間及び構造物

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3227065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees