JP3227022U - 車両の逆送防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】強制的にパンク停止させてパンク程度の軽故障に抑えて、逆送による大事故を未然に防止する車両の逆送防止装置を提供する。【解決手段】車両の一方通行路の逆送防止装置であって、一方通行路の幅方向に亘る段差用の開閉板201を設け、開閉板は後端部に開閉回動軸204を設け、先端部を一方通行方向に向けて所定範囲回動可能にし、一方通行車20が開閉板の所定距離手前に接近の際に開閉板を閉止状態にし、一方通行車が無接近の際に開閉板を開状態にして段差を形成する回動駆動機構202を備え、且つ開閉板の開状態の際にその前方の路面に又は逆送車側に赤光を発光する警報ランプ203を開閉回動軸の下方に設ける。開閉板の先端部には、開状態の際に接近する逆送車を強制停止させるストッパ205を設け、ストッパは逆送車の前タイヤに突き刺さるパンク用金属針である。【選択図】図3
Description
本考案は、車両の逆送防止装置に関する。
本考案は、高速道路やサービスエリアの入り口などの一方向のみの走行が許容されている道路において、許容されている方向(一方通行)とは異なる逆方向への車両の走行及び進入を防止するための、車両の逆走防止装置に関するものである。
最近、高速道路やサービスエリアの入り口において、規定された進行方向とは逆の方向に走行してしまう、いわゆる「逆走」による事故が多発している。
この「逆走」の要因としては、運転者の勘違いや高齢者の認知能力及び判断能力の低下などが挙げられ、稀に確信犯的に逆走する運転者もいる。このような「逆走」による事故を防ぐために、逆走車両の運転者に警告または注意喚起を行う必要がある。
この「逆走」の要因としては、運転者の勘違いや高齢者の認知能力及び判断能力の低下などが挙げられ、稀に確信犯的に逆走する運転者もいる。このような「逆走」による事故を防ぐために、逆走車両の運転者に警告または注意喚起を行う必要がある。
逆走に対する警告または注意喚起としては、従来、視覚による情報が多く用いられており、例えば、標識や看板に文字で「逆走注意」等の表示をする方法や、規定された正しい進行方向へ向いた矢印を標識に表示する誘導表示方法等などが用いられている
特許文献1には、駐車場から一方通行路へ退出する車両に退出方向を案内するための標識が開示されており、この標識には退出方向へ向いた矢印が付与されているとともに連続的または断続的に発光する発光部が設けられている。
特許文献1には、駐車場から一方通行路へ退出する車両に退出方向を案内するための標識が開示されており、この標識には退出方向へ向いた矢印が付与されているとともに連続的または断続的に発光する発光部が設けられている。
車両走行中の視覚による情報は、他の標識や店の看板など他にも多くあるため、上記したような逆走を警告または注意喚起する標識は運転者が見落とす可能性があり、夜間は尚更である。
一方、車両走行中の聴覚による情報は、視覚による情報に比べ少ないことから、逆走の警告または注意喚起として有効であると考えられる。聴覚による情報を運転者に届けるためにスピーカが用いられる。
しかし、従来のスピーカは広い範囲に遠くまで音声を届けるため、従来のスピーカから逆走車両の運転者に警告音を発すると、正しい方向に走行する他の車両の運転者にまで警告音が届いてしまい、逆に混乱を招く虞があった。また、近隣の住民にも警告音が届いてしまい、これが騒音となって住民に不快感を与えてしまう。
また、他の車両や近隣の住民へ警告音が届かないように警告音の音量を小さくしてしまうと、逆走車両の運転者に警告音が届かず、逆走を止めることができない可能性があった。
しかし、従来のスピーカは広い範囲に遠くまで音声を届けるため、従来のスピーカから逆走車両の運転者に警告音を発すると、正しい方向に走行する他の車両の運転者にまで警告音が届いてしまい、逆に混乱を招く虞があった。また、近隣の住民にも警告音が届いてしまい、これが騒音となって住民に不快感を与えてしまう。
また、他の車両や近隣の住民へ警告音が届かないように警告音の音量を小さくしてしまうと、逆走車両の運転者に警告音が届かず、逆走を止めることができない可能性があった。
特許文献2には、速度違反などの警告対象行為を行っている者又は物のみに警告を行う監視警告システムが記載されており、警告手段としてパラメトリックスピーカを用いることが開示されている。パラメトリックスピーカとは、超音波を可聴音の波形信号で振幅変調して放射するものであり、超音波の自己復調効果を利用してスピーカから離れた場所で可聴音を発生するものである。この特性により、パラメトリックスピーカは特定の狭い範囲に選択的に音を届けることができる。
しかし、逆走車両は窓(サイドガラス)を開けて走行している場合と窓を閉めて走行している場合がある。車両の窓は音波を損失(減衰)させるため、車内の運転者に聞こえる警告音の音量は窓の開閉によって大きく異なる。警告音の音量を逆走車両の窓が開いている場合に合わせて小さくすると、逆走車両の窓が閉まっている場合に運転者が警告音を聞き取れない虞がある。逆に、警告音の音量を逆走車両の窓が閉まっている場合に合わせて大きくすると、逆走車両の近くを正しい方向に走行している車両が窓を開けて走行している場合、その運転者にまで警告音が大音量で聞こえてしまうという問題がある。上記課題は、特許文献2記載の方法のように警告手段として単にパラメトリックスピーカを用いるだけでは解決されるものではない。
本考案は、上述したような問題点を解決すべくなされたものであって、逆走車両の運転者へ警告音を出すことなく真正面から強制的に警報ランプを点灯して報せ、且つ停止しない場合は強制的に停止させることを兼ね備えた車両逆走防止装置を提供するものである。
本考案は、前記の課題を解決するものでありその技術的特徴は次の(1)〜(3)に記載の通りである。
(1)、車両の一方通行路の逆送防止装置であって、前記一方通行路の幅方向に亘る段差用の開閉板を設け、前記開閉板は後端部に開閉回動軸を設け先端部を通行方向に向けて所定範囲回動可能にし、一方通行車が前記開閉板の所定距離手前に接近の際に開閉板を閉止状態にし、一方通行車が無接近の際に前記開閉板を開状態にして段差を形成する回動駆動機構を備え、且つ前記開閉板の開状態の際にその前方の路面に又は逆送車側に赤光を発光する警報ランプを前記開閉回動軸の下方に設けたことを特徴とする車両の逆送防止装置
(2)、前記開閉板の先端部には、開状態の際に接近する逆送車を強制停止させるストッパを設けたことを特徴とする前記(1)に記載の車両の逆送防止装置。
(3)、前記ストッパは逆送車の前タイヤに突き刺さるパンク用金属針であることを特徴とする前記(2)に記載の車両の逆送防止装置。
(1)、車両の一方通行路の逆送防止装置であって、前記一方通行路の幅方向に亘る段差用の開閉板を設け、前記開閉板は後端部に開閉回動軸を設け先端部を通行方向に向けて所定範囲回動可能にし、一方通行車が前記開閉板の所定距離手前に接近の際に開閉板を閉止状態にし、一方通行車が無接近の際に前記開閉板を開状態にして段差を形成する回動駆動機構を備え、且つ前記開閉板の開状態の際にその前方の路面に又は逆送車側に赤光を発光する警報ランプを前記開閉回動軸の下方に設けたことを特徴とする車両の逆送防止装置
(2)、前記開閉板の先端部には、開状態の際に接近する逆送車を強制停止させるストッパを設けたことを特徴とする前記(1)に記載の車両の逆送防止装置。
(3)、前記ストッパは逆送車の前タイヤに突き刺さるパンク用金属針であることを特徴とする前記(2)に記載の車両の逆送防止装置。
本考案は前記特徴の技術構成により、逆走車両の運転者に向けて開状態で段差を形成して警報ランプを正面に照射して逆走を警告して停止を誘導すると共に、尚逆送してくるときには開状態で段差を形成している開閉板の先部に前タイヤを衝突させて強制パンク停止させることによりパンクのみの軽故障に抑えて、逆送による大事故を未然に防止するものである。
本考案の実施態様は、図1〜図3に示す実施例により詳細に説明する。
図1〜図3において、本例の車両の逆送防止装置は、主な構成を、一方通行路100の所定位置の幅方向に亘る段差用の開閉板201と、開閉板201を開閉させる開閉回動駆動機構202と、逆送車側の路面101に赤光を発光する警報ランプ203とから構成してある。
開閉板201は、後部に開閉回動軸204を設け、先端部を通行方向に向けて所定範囲回動可能にし、該先端部には開状態の際に接近する逆送車を強制停止させるストッパ205を設けてある。
前記スットパ205は前タイヤに突き刺さるパンク用金属針である。
前記スットパ205は前タイヤに突き刺さるパンク用金属針である。
開閉回動駆動機構202は、ピットPIT内に設けた一対の油圧シリンダー機構であり、その両ピストンロッド206の先端を開閉板201の両側に軸連結し、シリンダー207の後端部を地下基礎に軸連結したものであり、一方通行車が前記開閉板201の所定距離手前に接近の際にそれを感知し開閉板201を閉止状態にし、一方通行車が無接近の際にそれを感知し前記開閉板201を開状態にして段差を形成する。この段差量は、調節可能になっており開閉板201の先端部の高さ位置を逆送車の前部の衝突位置との関係で設定できるようになっている。
警報用の警報ランプ203は、開閉回動軸204の下方のピットPIT内に設けてあり、前記開閉板201の開状態の際にその前方の路面101に又は逆送車側に赤光を発光点灯又は点滅して、逆送車の運転手に逆送していることを真正面から運転手に警告して停止を誘導する。
それでも停止しない場合は、前記ストッパ205で強制的に前輪をパンク等をさせて停止させる。
それでも停止しない場合は、前記ストッパ205で強制的に前輪をパンク等をさせて停止させる。
本考案は、前記の優れた逆送防止の作用効果を呈するものであり、一般車両のオーナ及び自動車・道路業界等に貢献すること多大なものある。
100:一方通行路
10:一方通行路正常走行車
20:一方通行路逆送車
101:逆送車側の路面
201:段差用の開閉板
202:開閉回動駆動機構
203:警報用の警報ランプ
204:開閉回動軸
205:ストッパ:パンク用金属針
206:ピストンロッド
207:シリンダー
PIT:ピット
10:一方通行路正常走行車
20:一方通行路逆送車
101:逆送車側の路面
201:段差用の開閉板
202:開閉回動駆動機構
203:警報用の警報ランプ
204:開閉回動軸
205:ストッパ:パンク用金属針
206:ピストンロッド
207:シリンダー
PIT:ピット
Claims (3)
- 車両の一方通行路の逆送防止装置であって、前記一方通行路の幅方向に亘る段差用の開閉板を設け、前記開閉板は後端部に開閉回動軸を設け先端部を通行方向に向けて所定範囲回動可能にし、一方通行車が前記開閉板の所定距離手前に接近の際に開閉板を閉止状態にし、一方通行車が無接近の際に前記開閉板を開状態にして段差を形成する回動駆動機構を備え、且つ前記開閉板の開状態の際にその前方の路面に又は逆送車側に赤光を発光する警報ランプを前記開閉回動軸の下方に設けたことを特徴とする車両の逆送防止装置。
- 前記開閉板の先端部には、開状態の際に接近する逆送車を強制停止させるストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両の逆送防止装置。
- 前記ストッパは逆送車の前タイヤに突き刺さるパンク用金属針であることを特徴とする請求項2に記載の車両の逆送防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020001253U JP3227022U (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | 車両の逆送防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020001253U JP3227022U (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | 車両の逆送防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3227022U true JP3227022U (ja) | 2020-07-30 |
Family
ID=71738379
Family Applications (1)
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JP2020001253U Active JP3227022U (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | 車両の逆送防止装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3227022U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110387842A (zh) * | 2018-04-18 | 2019-10-29 | 陈山 | 道路车辆单向通行器 |
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2020
- 2020-03-19 JP JP2020001253U patent/JP3227022U/ja active Active
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