JP3226874U - エアブロー装置 - Google Patents

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晴夫 戸谷
伊藤 義展
義展 伊藤
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Abstract

【課題】高い吐出圧力を得ることができると共に、騒音や振動を抑制できるエアブロー装置を提供する。【解決手段】密閉室により吸込口11gと吐出口11hの間の空気の流れを遮断するルーツ式ブロワ11を備え、吐出口からハンドガンに圧縮空気を供給するエアブロー装置であって、吐出口から吐出される圧縮空気の一部をロータ室11fへ逆流させる管路を設けるとともに、管路に熱交換器13を配置し、ケーシング11a及び熱交換器に大気を送風して冷却する冷却ファン14を設け、冷却された圧縮空気をロータ室に導入し、ケーシングを冷却する。温度上昇によって3葉ロータ11b、11cの軸受損傷や、3葉ロータとロータ室内壁とのクリアランスが無くなるのを防止し、騒音や振動の発生を抑制できる。【選択図】図4

Description

本考案は、各種物品洗浄後の水滴や、工作機械による切削加工時に出る切削粉塵を吹き飛ばすときに用いられるハンドガンに圧縮空気を供給するエアブロー装置に関する。
エアブロー装置の一形式として、実用新案登録第3125489号公報には、3葉ロータを備えたルーツ式ブロワからタンクを介してハンドガンに圧縮空気を供給するエアブロー装置が開示されている。
また、特許第3571985号公報には、一対の円弧面を有する長円形のロータ室と、ロータ室の中間面の一側に開口する吸込口及び他側に開口する吐出口を形成したケーシングと、ロータ室内で互いに逆方向へ回転される一対の3葉ロータを有し、3葉ロータの回転時に、ロータ室の吸込口側と吐出口側の2箇所に各ロータの隣合う葉片とロータ室の内壁によって密閉室を形成し、密閉室によって、吸込口と吐出口の間の空気の流れを遮断するように構成したルーツ式ブロワが開示されている。
実用新案登録第3125489号公報 特許第3571985号公報
特許第3571985号公報に記載されたルーツ式ブロワによれば、3葉ロータの回転時、密閉室によって、吸込口と吐出口の間の空気の流れが遮断されるので、内部リーク量が少なく、そのため高圧の吐出圧力を得ることができる。
ところで、ブロワからワークまでの距離が長いと、ブロワとハンドガンを結ぶ細い配管を圧縮空気が通るときの圧力損出が大きい。そのため、ハンドガンから切削粉塵や水滴を吹き飛ばすに十分な空気量の圧縮空気をワークに吹き付けるためには、例えば、80KPaといった高い吐出圧力のブロワが必要となる。
上記した特許第3571985号公報に記載されたルーツ式ブロワは高い吐出圧力を得ることが可能であるので、実用新案登録第3125489号公報に記載のエアブロー装置に用いれば、ワークまでの距離が長くても、ハンドガンから切削粉塵や水滴を吹き飛ばすに十分な空気量の圧縮空気をワークに吹き付けることができる。
しかしながら、高い吐出圧力でルーツ式ブロワを運転すると、吐出される圧縮空気の圧縮熱でケーシングの温度が高くなる。そのため3葉ロータを支持する軸受が損傷し、あるいは3葉ロータとロータ室の内壁とのクリアランスがなくなって回転不良を来し、騒音や振動が発生する。
本考案はかかる問題点に鑑み、高い吐出圧力を得ることができると共に、騒音や振動を抑制できるエアブロー装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、
一対の円弧面を有する長円形のロータ室及びロータ室の中間面の一側に開口する吸込口と、他側に開口する吐出口を形成したケーシングと、ロータ室内で互いに逆方向へ回転される一対の3葉ロータを有し、3葉ロータの回転時にロータ室の内壁と各3葉ロータの隣合う葉片によって密閉室が形成され、密閉室によって吸込口と吐出口の間の空気の流れを遮断するように構成したルーツ式ブロワを備え、吐出口からハンドガンに圧縮空気を供給するエアブロー装置であって、
前記吐出口から吐出される圧縮空気の一部を前記ロータ室へ逆流させる管路を設けるとともに、管路に熱交換器を配置し、
前記ケーシング及び熱交換器に大気を送風して冷却する冷却ファンを設け、
熱交換器で冷却された圧縮空気を前記ロータ室に導入するようにし、
前記ルーツ式ブロワと冷却ファン及びルーツ式ブロワを駆動するモータを防音パネルで区画形成した閉鎖空間内に設置し、
前記閉鎖空間の底面に防振ゴムを敷設し、前記ルーツ式ブロワとモータが上下に並ぶように組み付けたフレームを防振ゴム上に載置し、
前記閉鎖空間内に大気を導入する空気取入口を閉鎖空間の底部に設け、
かつルーツ式ブロワと熱交換器と冷却ファンを並列に設け、冷却ファンから熱交換器とルーツ式ブロワのケーシングに向けて送風するようにしたことを特徴とする。
本考案によれば、ルーツ式ブロワの吐出口から吐出される圧縮空気を熱交換器で冷却してロータ室に導入するので、圧縮空気によってケーシングが冷却される。そのため、ケーシングの温度上昇を抑えることができるので、温度上昇によって3葉ロータの軸受が損傷することや、3葉ロータとロータ室の内壁とのクリアランスが無くなるのを防止し、騒音や振動の発生を抑制できる。
本考案の実施例に係るエアブロー装置の主要部を示す一部破断した正面図である。 同エアブロー装置の主要部を示す一部破断した側面図である。 同エアブロー装置の主要部を示す一部破断した平面図である。 同エアブロー装置のルーツ式ブロワを示す断面図である。 同エアブロー装置のルーツ式ブロワの作動の説明図である。
以下に本考案を図面に基づき説明する。図1〜図3には本考案の実施例に係るエアブロー装置10の主要部が示されている。当該エアブロー装置10の主要部は、ルーツ式ブロワ11と、ルーツ式ブロワ11を駆動するモータ12、ラジエター13、冷却ファン14、サイレンサ15及びモータ12と冷却ファン14の駆動を制御する制御回路部16を備え、防音用のサイドパネル17,18,19,20とアッパパネル21、及びロアパネル22で区画形成した閉鎖空間S内にこれらエアブロー装置10の主要部が格納されている。
ルーツ式ブロワ11は台座23に設置されている。この台座23はサイドフレーム23a、23b、23c、23dと、アッパフレーム23e及びロアフレーム23fで組み立てられ、防振ゴム24を介してロアパネル22に設置されている。そして、台座23のアッパフレーム23eにルーツ式ブロワ11が固定され、台座23の内部にモータ12が格納されて、ルーツ式ブロワ11とモータ12が上下に並ぶように設置されている。
図4に示すように、ルーツ式ブロワ11は、ケーシング11aと一対の3葉ロータ11b、11cを備えている。ケーシング11aには、上下一対の円弧面11d、11eを有する長円形のロータ室11fと、ロータ室11fの中間面の一側に開口する吸込口11gと、他側に開口する吐出口11hと、一方の円弧面11dで区画されるロータ室11fの部分に空気を導入する空気導入口11iと、他方の円弧面11eで区画されるロータ室11fの部分に空気を導入する空気導入口11jが形成されている。二つの空気導入口11i、11jは吐出口11hを挟んでその両側に配置されている。
一対の3葉ロータ11b、11cは、各葉片11kの頂部がロータ室11fの円弧面11d、11eと微小クリアランスを保って回転するとともに、一方の3葉ロータ11bの葉片11kの頂部と他方の3葉ロータ11cの谷部11mが最も接近したときにも略同じ微小クリアランスを保って互いに逆方向に回転するようにロータ室11fに収納されている。また図5に示すように、3葉ロータ11b、11cの回転に伴い、吸込口11gから大気を吸引した直後に、ロータ室11fには吸込口11g側と吐出口11h側の2箇所に、各3葉ロータ11b、11cの隣合う葉片11kとロータ室11fの内壁で区画される密閉室11nが形成される。この密閉室11nによって吸込口11gと吐出口11hの間の空気の流れが遮断されるように構成されている。
ルーツ式ブロワ11には吐出口11hから吐出する圧縮空気の一部を、空気導入口11i、11jを通してロータ室11fに導入するため吐出口11hに接続した吐出管11pと空気導入口11i、11jが配管11qで接続されている。この配管11qの途中にラジエター13が設けられている。そして、閉鎖空間S内に受けた支持フレーム25にラジエター13と冷却ファン14及びインバータを含む制御回路部16が固設されている。この冷却ファン14はラジエター13とルーツ式ブロワ11のケーシング11aに向けて大気を送風するように設置されている。
閉鎖空間Sを形成するロアパネル22には空気取入口22aが形成され、ルーツ式ブロワ11の吸込口11gにサイレンサ15が接続されている。アッパパネル21には排気口21aが形成されて、排気口21aの内側に吸音ダクト26が設けられている。また、ルーツ式ブロワ11の吐出管11pに圧力センサ27が取り付けられ、圧力センサ27と制御回路部16が電気的に接続されている。正面側のサイドパネル17には操作パネル28が設置されている。この操作パネル28にはモータ12や、冷却ファン14を運転・停止するメインスイッチや、ルーツ式ブロワ11の吐出圧力の目標値を設定する操作ボタンが設けられている。
本実施例に係るエアブロー装置10の主要部の構成は以上の通りであって、以下にその作動を説明する。操作パネル28の操作ボタンを操作してルーツ式ブロワ11の吐出圧力の目標値を設定し、メインスイッチを操作してモータ12と冷却ファン14を起動し、制御回路部16に通電する。冷却ファン14の運転開始に伴い、空気取入口22aから閉鎖空間S内に大気が取り入れられ、冷却ファン14からラジエター13とルーツ式ブロワ11のケーシング11aに大気が送風され、ラジエター13とケーシング11aを冷却した後、吸音ダクト26を通って排気口21aから閉鎖空間Sの外部へ排気される。同時に、モータ12によって3葉ロータ11b、11cが回転し、大気がサイレンサ15を通って吸込口11gからロータ室11fに吸引され、ロータ室11f内で圧縮されて吐出口11hから吐出し、ハンドガン(図示略)に供給される。
ルーツ式ブロワ11の運転時、制御回路部16において、圧力センサ27の出力信号と操作パネル28から入力した吐出圧力の目標値が比較演算され、演算結果に基づいてインバータから所要の周波数の電力がモータ12に供給される。これにより3葉ロータ11b、11cの回転速度が自動的に調整され、ルーツ式ブロワ11の吐出圧力が目標値に維持される。
また、吐出口11hから吐出される圧縮空気の一部が配管11qを通って空気導入口11i、11jからロータ室11fへと逆流する。この圧縮空気は配管11qの途中に設けたラジエター13を通るとき、冷却ファン14の送風で冷却されてロータ室11fに流入する。
本実施例に係るエアブロー装置10によれば、ルーツ式ブロワ11の吐出口11hから吐出される圧縮空気をラジエター13で冷却してロータ室11fに導入するので、圧縮空気によってケーシング11aが冷却される。そのため、ケーシング11aの温度上昇を抑えることができるので、温度上昇によって3葉ロータ11b、11cの軸受が損傷することや、3葉ロータ11b、11cとロータ室11fの内壁とのクリアランスが無くなるのを防止し、騒音や振動の発生を抑制できる。
ルーツ式ブロワ11と冷却ファン14及びモータ12を防音パネル17〜22で区画形成した閉鎖空間S内に設置したので、ルーツ式ブロワ11等から発生する騒音が閉鎖空間Sの外部に漏れない。
また、閉鎖空間Sの底面に防振ゴム24を敷設し、ルーツ式ブロワ11とモータ12が上下に並ぶように組み付けた台座23を防振ゴム24上に載置したので、振動を抑制できるとともにルーツ式ブロワ11とモータ12の設置スペースが小さくて済む。
さらにまた、閉鎖空間Sと内に大気を導入する空気取入口22aを閉鎖空間Sの底部に設けたので、より騒音の発生を抑制できる。
10…エアブロー装置
11…ルーツ式ブロワ
11a…ケーシング
11b、11c…3葉ロータ
11d、11e…円弧面
11f…ロータ室
11g…吸込口
11h…吐出口
11i、11j…空気導入口
11k…葉片
11n…密閉室
12…モータ
13…ラジエター
14…冷却ファン
17〜20…防音用のサイドパネル
21…防音用のアッパパネル
22…防音用のロアパネル
22a…空気取入口
23…台座
23a〜23d…サイドフレーム
23e…アッパフレーム
23f…ロアフレーム
24…防振ゴム
S…閉鎖空間

Claims (1)

  1. 一対の円弧面を有する長円形のロータ室及びロータ室の中間面の一側に開口する吸込口と、他側に開口する吐出口を形成したケーシングと、ロータ室内で互いに逆方向へ回転される一対の3葉ロータを有し、3葉ロータの回転時にロータ室の内壁と各3葉ロータの隣合う葉片によって密閉室が形成され、密閉室によって吸込口と吐出口の間の空気の流れを遮断するように構成したルーツ式ブロワを備え、吐出口からハンドガンに圧縮空気を供給するエアブロー装置であって、
    前記吐出口から吐出される圧縮空気の一部を前記ロータ室へ逆流させる管路を設けるとともに、管路に熱交換器を配置し、
    前記ケーシング及び熱交換器に大気を送風して冷却する冷却ファンを設け、
    熱交換器で冷却された圧縮空気を前記ロータ室に導入するようにし、
    前記ルーツ式ブロワと冷却ファン及びルーツ式ブロワを駆動するモータを防音パネルで区画形成した閉鎖空間内に設置し、
    前記閉鎖空間の底面に防振ゴムを敷設し、前記ルーツ式ブロワとモータが上下に並ぶように組み付けたフレームを防振ゴム上に載置し、
    前記閉鎖空間内に大気を導入する空気取入口を閉鎖空間の底部に設け、
    かつルーツ式ブロワと熱交換器と冷却ファンを並列に設け、冷却ファンから熱交換器とルーツ式ブロワのケーシングに向けて送風するようにしたことを特徴とするエアブロー装置。
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