JP3226770B2 - 植物培養容器 - Google Patents

植物培養容器

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JP3226770B2 JP28133695A JP28133695A JP3226770B2 JP 3226770 B2 JP3226770 B2 JP 3226770B2 JP 28133695 A JP28133695 A JP 28133695A JP 28133695 A JP28133695 A JP 28133695A JP 3226770 B2 JP3226770 B2 JP 3226770B2
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    • A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G31/00—Soilless cultivation, e.g. hydroponics
    • A01G31/02—Special apparatus therefor
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D51/16—Closures not otherwise provided for with means for venting air or gas
    • B65D51/1605—Closures not otherwise provided for with means for venting air or gas whereby the interior of the container is maintained in permanent gaseous communication with the exterior
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、培養すべき植物
と、前記植物を載置する植物載置部材と、前記植物培養
用の培養液とを収容可能な容器本体を設け、前記容器本
体に着脱自在に取り付ける上蓋を設けてある植物培養容
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の植物培養容器としては、
有底円筒状の容器本体を備えてなるものが常用されてい
る。このような植物培養容器は、前記容器本体内に、植
物培養用の培養液（以下、培地と略称する）を収容し、
さらに、金網に支持脚を設けてなる植物載置部材を収容
して、培養すべき植物に対して、空気及び培地を共に供
給可能に、前記植物を前記金網上に載置した状態で前記
植物を培養して用いられていた。ところが、上述した従
来の植物培養容器によれば、培養すべき植物に対して、
空気及び培地を共に供給するために、前記容器本体を振
とうさせたときに、前記植物載置部材ががたついて、載
置した植物が前記植物載置部材から落下してしまう虞が
あったため、前記植物の落下を防止する目的で、前記容
器本体の周壁に容器本体内側に膨出する小径部を設け
て、前記容器本体の周壁に植物載置部材を支持する支持
部を形成し、前記周壁に接当、あるいは、ほぼ接当する
大きさの植物載置部材を前記支持部に支持させる構成が
提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案され
ている植物培養容器を用いて植物を培養しようとする
と、前記植物載置部材は、前記周壁に接当、あるいは、
ほぼ接当する大きさに形成されているから、前記培地を
交換する際に、前記植物載置部材を前記容器本体から取
り出さなければ、前記培地を交換することが出来なかっ
た。そのため、例えば、前記植物がある程度成長して葉
が繁っているような場合には、前記植物を雑菌にさらし
易い環境となりやすく、取扱いが困難であった。
【０００４】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、植物を確実に保持させながら、培地を交換する場合
でも取扱容易な植物培養容器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、培養すべき植物と、前記植物を
載置する植物載置部材と、前記植物培養用の培養液とを
収容可能な容器本体を設け、前記容器本体に着脱自在に
取り付ける上蓋を設けてある植物培養容器において、前
記容器本体の周壁に容器本体内側に膨出する小径部を設
けて前記植物載置部材を支持する支持部を形成し、前記
支持部に前記植物載置部材を支持させた状態で、前記植
物載置部材の下方に前記培養液を収容可能に構成し、平
面視で前記植物載置部材の外縁部と、容器本体の内周壁
部とのあいだに、前記植物載置部材の上方側から前記植
物載置部材の下方側に培養液入替具を挿通自在な上下連
通部を形成してあることにあり、前記容器本体の小径部
における周壁部と、前記小径部下方における底部立ち上
がり周壁部とが下広がりのテーパー形状の周壁部で繋が
れていれば尚良く、また、前記容器本体の前記支持部上
方側に上広がりのテーパー形状の植物収容部を形成して
あっても良い。その作用・効果は以下の通りである。
【０００６】〔作用効果〕つまり、培養すべき植物と、
前記植物を載置する植物載置部材と、前記植物培養用の
培養液とを収容可能な容器本体を設け、前記容器本体に
着脱自在に取り付ける上蓋を設けてあるから、この植物
培養容器は、前記植物を内部に収容して培養することが
出来る。このとき、前記容器本体の周壁に容器本体内側
に膨出する小径部を設けて前記植物載置部材を支持する
支持部を形成し、前記支持部に前記植物載置部材を支持
させた状態で、前記植物載置部材の下方に前記培養液を
収容可能に構成してあるから、前記支持部に前記植物載
置部材を、確実に前記容器本体内部に収容する事が出来
るとともに、前記培養すべき植物に対して、空気及び培
地を共に供給可能に前記容器本体を振とうさせることが
可能となる。また、平面視で前記植物載置部材の外縁部
と、容器本体の内周壁部とのあいだに、前記植物載置部
材の上方側から前記植物載置部材の下方側に培養液入替
具を挿通自在な上下連通部を形成してあるから、前記植
物載置部材を前記容器本体内に収容した状態で、前記上
下連通部を介して前記植物載置部材の下方側に培養液入
替具を挿通させ、前記培地を入れ替え交換する事が出来
る。
【０００７】従って、前記植物載置部材を前記容器本体
内から取り出すこと無く、前記培地を入れ替え交換する
事が出来、取扱容易に培地交換が出来、植物を雑菌にさ
らし易い環境となりにくい。つまり、雑菌に感染してい
ない健全な植物体を容易に得ることが出来るようになっ
た。
【０００８】また、前記容器本体の小径部における周壁
部と、前記小径部下方における底部立ち上がり周壁部と
が下広がりのテーパー形状の周壁部で繋がれていれば、
たとえ培地が汚染したとしても、前記培地を収容した前
記植物載置部材の下方側の内周壁部を簡単に洗浄するこ
とができるのでより一層メンテナンス容易になる。ま
た、前記容器本体の前記支持部上方側に上広がりのテー
パー形状の植物収容部を形成してあれば、前記植物が成
長して葉が繁りはじめたとしても、その葉は、植物収容
部内が上広がりのテーパー状であるから密集しにくく、
前記上下連通部を介して前記植物載置部材の下方側に培
養液入替具を挿通させる時に前記植物の葉が邪魔になり
にくく、容易に挿通させることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１，２に示すように、本発明の
植物培養容器は、培養すべき植物Ａ（具体的には苺の幼
芽等）と、前記植物を載置する植物載置部材Ｂと、前記
植物培養用の培養液Ｃとを収容可能な容器本体１と、前
記容器本体１に着脱自在に取り付ける上蓋２とから構成
してある。
【００１０】前記容器本体１は透明材料をほぼ有底円筒
形状に成形してあり、筒状の周壁１１に、内側に膨出す
る前記容器本体内壁部１１ａのほぼ半周にわたる小径部
１２を一対設けて、前記小径部１２と前記小径部１２以
外の内壁部１１ａとを繋ぐ容器内側の上向面を前記植物
載置部材Ｂを支持する支持部１３を形成してある。前記
小径部１２同士の間には、内径が前記容器本体１の前記
小径部１２下方側で円筒状部分の内径とほぼ等しい大径
部を形成して上下連通部１４に形成してある。また、こ
れにより、前記容器本体１内部で前記支持部１３の下方
側空間には培地収容空間Ｄが形成できるとともに、前記
支持部１３の上方側空間には植物収容空間Ｅが形成でき
る。
【００１１】前記培地収容空間Ｄにおいて、前記小径部
１２と前記小径部下方における底部立ち上がり周壁部と
を繋ぐ容器内側の下向面１１ｃは、下広がりのテーパー
形状に形成して前記容器本体１の下部に液体培地を水密
に収容自在に構成してある。
【００１２】また、前記植物収容空間において、前記容
器本体１の周壁１１は上広がりのテーパー形状に形成し
てある。前記植物収容空間の開口１５側には、開口から
遠ざかるほど大径に形成してあるテーパー部１６を設
け、前記テーパー部１６のさらに開口１５側には、外壁
部１１ｂに雄ねじ部１７を設けてある。
【００１３】前記上蓋２は、透明材料を、ほぼ逆有底円
筒形状に成形してあり、内壁部２１ａに雌ねじ部２２を
設けて、前記雌ねじ部２２を前記雄ねじ部１７に外嵌し
て螺合自在に形成してある。前記上蓋２の開口２３側の
下端部２３ａは、前記雌ねじ部２２と前記雄ねじ部１７
とを螺合させた状態で前記容器本体１のテーパー部１６
に密接自在に形成してある。つまり、前記上蓋２を前記
容器本体１に螺合させれば、前記上蓋２の開口２３側の
下端部２３ａは次第に前記容器本体１のテーパー部１６
に圧接され、密接して植物培養容器内への雑菌の侵入を
防止できるようになる。また、前記上蓋２の上底部２４
には通気用開口部２５を設けるとともに、雑菌侵入防止
用の充填材（具体的には抗菌性のスポンジ）Ｆを充填し
て、雑菌の侵入を防止しつつ通気性を確保している。
【００１４】前記植物載置部材Ｂは、かご形状の金網Ｂ
１の縁部Ｂ２にフランジ状に枠部Ｂ３を設けて形成して
あり、前記容器本体１を、前記小径部１２の内径を前記
縁部Ｂ２の外径よりも大きく、かつ、前記枠部Ｂ３の外
径よりも小さく、しかも、前記大径部（上下連通部１
４）の内径を前記枠部Ｂ３の外径よりも大きく形成し、
前記枠部Ｂ３を前記支持部１３に載置して支持させるこ
とを可能に構成してある。つまり、前記枠部Ｂ３の外縁
部Ｂ４と、前記上下連通部１４における前記大径部の内
周壁との間には、大きな空隙を生じさせることが出来、
前記植物載置部材Ｂの上方側から前記植物載置部材Ｂの
下方側に培養液入替具Ｇを挿通自在に構成する事が出来
るのである。
【００１５】〔別実施形態〕以下に別実施形態を説明す
る。前記小径部は、上述の形状に限らず、容器本体内方
側に膨出する突起を多数設けて小径部を形成してあって
もよく、要するに前記植物載置部材Ｂを支持して、前記
植物Ａを気液共に接触可能に支持できる構成であれば良
い。尚、上述のような場合、各突起の内周壁を小径部と
称し、小径部の数、大きさは問わないものとする。ま
た、前記植物載置部材Ｂにおける前記上下連通部１４に
対応する位置で、前記縁部Ｂ２に切欠を形成し、かつ前
記縁部Ｂ２と前記上下連通部１４とを位置決め固定する
係合部Ｂ４を設けてあれば、前記上下連通部１４に培養
液入替具Ｇを挿通させる空隙を大きく確保しやすいので
好ましい（図５参照）。また、前記上下連通部１４およ
び小径部１２は、容器下端部まで柱状に設けてあっても
よい（図５参照）。
【００１６】
【実施例】上述の植物培養容器には、前記培地収容空間
Ｄに培地を収容するとともに、前記植物載置部材Ｂ上に
苺の幼芽Ａを載置して、前記支持部１３に支持させた状
態で、前記植物培養容器全体を振とうさせ、前記苺の幼
芽Ａを空気及び培地に効率よく接触させながら培養可能
にできる。
【００１７】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の植物培養容器の分解斜視図
【図２】本発明の植物培養容器の植物載置部材の使用状
態を示す要部横断平面図
【図３】図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ断面図
【図４】図２におけるＩＶ−ＩＶ断面図
【図５】別実施例の要部断面斜視図
【符号の説明】
１ 容器本体 ２ 上蓋 １１ 周壁 １１ａ 内周壁部 １２ 小径部 １３ 支持部 １４ 上下連通部 Ａ 植物 Ｂ 植物載置部材 Ｂ１ 外縁部 Ｇ 培養液入替具 Ｅ 植物収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−172123（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01H 4/00 A01G 9/02 A01G 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 培養すべき植物（Ａ）と、前記植物
    （Ａ）を載置する植物載置部材（Ｂ）と、前記植物培養
    用の培養液とを収容可能な容器本体（１）を設け、前記
    容器本体（１）に着脱自在に取り付ける上蓋（２）を設
    けてある植物培養容器であって、 前記容器本体（１）の周壁（１１）に容器本体（１）内
    側に膨出する小径部（１２）を設けて前記植物載置部材
    （Ｂ）を支持する支持部（１３）を形成し、前記支持部
    （１３）に前記植物載置部材（Ｂ）を支持させた状態
    で、前記植物載置部材（Ｂ）の下方に前記培養液を収容
    可能に構成し、平面視で前記植物載置部材（Ｂ）の外縁
    部（Ｂ１）と、容器本体（１）の内周壁部（１１ａ）と
    のあいだに、前記植物載置部材（Ｂ）の上方側から前記
    植物載置部材（Ｂ）の下方側に培養液入替具（Ｇ）を挿
    通自在な上下連通部（１４）を形成してある植物培養容
    器。
  2. 【請求項２】 前記容器本体（１）の小径部（１２）に
    おける周壁部と、前記小径部（１２）下方における底部
    立ち上がり周壁部とが下広がりのテーパー形状の周壁部
    で繋がれている請求項１に記載の植物培養容器。
  3. 【請求項３】 前記容器本体（１）の前記支持部（１
    ３）上方側に上広がりのテーパー形状の植物収容部
    （Ｅ）を形成してある請求項１〜２のいずれかに記載の
    植物培養容器。
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