JP3226710U - 電動式剪定鋏セットと、電動式剪定鋏 - Google Patents

電動式剪定鋏セットと、電動式剪定鋏 Download PDF

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Abstract

【課題】剪定作業者の腰辺りの箇所に支持したリチウムイオン電池を電源として駆動し、剪定時間、剪定回数を増やすとともに軽量化した電動式剪定鋏セットと、電動式剪定鋏を提供する。【解決手段】電動式剪定鋏2が有するハウジング3の後部に、電源供給源になるリチウムイオン電池10に接続する電源コード20のプラグ22を接続するコネクタ6を設けた。ハウジングの把持部は、女性でも把持し易い太さであり、ハウジングを把持する手の指先でトリガー7を操作すると、ハウジング内に搭載されているモータ4が駆動して鋏部5が閉じる。【選択図】図1

Description

本願考案は、剪定作業者の腰辺りの箇所に支持したリチウムイオン電池を電源として駆動する電動式剪定鋏とリチウムイオン電池と電源コードとを備えた電動式剪定鋏セットと、このセットの一部を構成する電動式剪定鋏に関する。
電動式剪定鋏は、鋏部の開閉がモータの駆動で行われる剪定鋏であり、鋏部の開閉がモータで行えると、剪定作業者の手が疲れないために長時間の剪定作業が楽にしかも迅速に行える。
従来型の電動式剪定鋏として、動力電源になるリチウムイオン電池が電動式剪定鋏の後部に着脱自在に搭載されている機種があった。
この機種は、リチウムイオン電池の重量が剪定作業者の手や腕に加わる負担を軽減させるため、また、把持し易さと操作性を向上させるため、小型で軽量のリチウムイオン電池を搭載していた。このため、剪定時間、剪定回数に課題があった。
電動式の高枝剪定鋏においては、動力源であるリチウムイオン電池を大型化させて剪定作業者が背負うタイプのものがあった。
しかしながら、リチウムイオン電池を背負うほどに大型化させると剪定作業者を疲れさせてしまう。
そこで、本願考案者は、リチウムイオン電池が腰に着用できる大きさのものが良いということに着目し、電動式剪定鋏とリチウムイオン電池とを電源コードで接続し、リチウムイオン電池を腰に装着するという結論に至った。
リチウムイオン電池が腰に装着できると、従来のリチウムイオン電池搭載型の電動式剪定鋏が備えるリチウムイオン電池と比べて、大型化して電源容量を大きくすることができる。このため、剪定時間、剪定回数を大幅に増やすことができる。また、電動式剪定鋏の重量を軽減させることができる。
本願考案が解決しようとする課題は、剪定作業者の腰辺りの箇所に支持したリチウムイオン電池を電源として駆動する電動式剪定鋏セットを提供することにある。また、片手で把持し易く軽量コンパクトな形状を有し、電源コードを介してリチウムイオン電池が外部接続できる電動式剪定鋏を提供することにある。
本願考案の請求項1に対応した態様の電動式剪定鋏セットは次の構成を備える。
(1)電動式剪定鋏と、繰り返し充電可能なリチウムイオン電池と、前記電動式剪定鋏のホルダーとを備え、前記電動式剪定鋏と前記リチウムイオン電池とは電源コードを介して接続されている。
(2)前記電動式剪定鋏は、片手持ちする把持部があるハウジングを有し、該ハウジング内にモータが搭載され、該ハウジングの前端から前方に鋏部が突出し、前記把持部には、把持する手の指先の操作で前記モータの駆動スイッチをON/OFFさせるトリガーが設けられ、前記モータと前記鋏部との間にはギヤ組みを含む動力伝達機構が設けられて、構成されている。
(3)前記電動式剪定鋏は、前記トリガーを操作すると前記モータが一方向に回転して前記鋏部が閉じ動作し、前記トリガーの操作を解除すると前記モータが逆回転して前記鋏部が全開するように構成されている。
(4)前記リチウムイオン電池と前記ホルダーは、前記電動式剪定鋏を操作する人のズボンのベルト、専用のベルト、ズボンの腰周りのいずれかに装着されている。
(5)前記電源コードは、一端側に前記リチウムイオン電池に設けられているコネクタに接続するプラグが設けられ、他端側に前記電動式剪定鋏の後部に設けられているコネクタに接続するプラグが設けられている。
請求項2に対応した態様の電動式剪定鋏は次の構成を備える。
(1)前記電動式剪定鋏と同様の構成を備える。
(2)更に、前記ハウジングの後部には、電源供給源になるリチウムイオン電池に接続する電源コードのプラグを接続するコネクタが設けられている。
請求項3に対応した態様の電動式剪定鋏は次の構成を備える。
(1)前記電動式剪定鋏と同様の構成を備える。
(2)更に、前記ハウジングの後部内から外方向に、電源供給源になるリチウムイオン電池に接続する電源コードが延出している。
請求項4に対応した態様の電動式剪定鋏は次の構成を備える。
(1)前記の2つの態様のいずれかに記載の電動式剪定鋏と同様の構成を備える。
(2)更に、前記ハウジングは、前記鋏部の基部を支持する前部と、片手持ちする把持部になる長さ途中部と、後部と、指通し部と、が一体形成された左右半割れ構造のものが組み付けられた、側面視において緩やかな波形、又は略直線形の概略形状を有するプラスチック製の中空成形品で構成されている。
(3)前記ハウジングの前記前部は、側面視において上端部と下端部の各中央部が山高になっており、平面視において扁平な細幅になっている。
(4)前記長さ途中部の前半分は、前記各中央部の前後方向の両側が互いに近接する方向に傾斜した斜面になっている。
(5)前記長さ途中部の後半分は、外周が110mm〜140mmである。
(6)前記長さ途中部と前記後部との境界は、滑り止めになる小さな膨出部が形成されている。
(7)前記指通し部は、前記長さ途中部の下部における前記トリガーを広く囲む位置に設けられている。
本願考案の全ての態様において共通する最も特徴的なところは、駆動電源である繰り返し充電が可能なリチウムイオン電池が剪定作業者の腰に装着され、電動式剪定鋏とリチウムイオン電池とが電源コードで接続されている点にある。
請求項2に対応した態様の電動式剪定鋏と請求項2に対応した態様の電動式剪定鋏は、前者においては電源コードが前記ハウジングの後部に対して着脱式であるのに対し、後者においては電源コードが前記ハウジングの後部内から外方向に延出して電動式剪定鋏の一部になっているのかに違いがある。
請求項1に対応した態様の電動式剪定鋏セットが備える電動式剪定鋏は、これらいずれかの電動式剪定鋏が用いられており、電源コードがハウジングに対して着脱式であるのか、ハウジングの後部内から延出したものであるかは問わない。
いずれのタイプの電気コードも、リチウムイオン電池を腰に装着し、腕を前方に伸ばした状態で電動式剪定鋏を把持できる900mm〜1500mmの全長がある。
また、本願考案は、ハウジングの形状についても大きな特徴があるとする。
前記ハウジングの前記長さ途中部の前部分が、前記各斜面と前記扁平な細幅が続
いた形状になっているため、ハンドリングが良く、剪定する際に鋏部が良く見える。
また、前記長さ途中部における前記前部分から後端近傍に至る部分の外周が110mm〜140mmであると、女性でも把持し易い。
本願考案に係る電動式剪定鋏セットと、電動式剪定鋏は、前記電動式剪定鋏を駆動させる電源が、剪定作業者の腰に装着したリチウムイオン電池から得られる。このため、電動式剪定鋏自体を軽量化させて、使い易くすることができる。
本願考案に係る電動式剪定鋏セットと、電動式剪定鋏は、リチウムイオン電池を剪定作業者の腰に装着できるため、充電容量が大きいリチウムイオン電池が使用できる。この結果、フル充電の状態で剪定作業を開始すると、枝径が25mmの太さまで効率良く切断できる。
本願考案に係る電動式剪定鋏は、前記ハウジングの把持部になる前部と該前部近傍の後方部分が、側面視において扇形を有し平面視において細幅のコンパクトな形状であり、前記長さ途中部における前記前部分から後端近傍に至る部分の外周が110mm〜140mmであるため、手の小さな女性でも楽に把持できる。
また、本願考案に係る電動式剪定鋏は、前記ハウジングの前部が細幅のコンパクトな形状になっているため、剪定作業者の腰に取り付けたホルダーに容易に収まる。
(a)は本願考案第1実施形態に係る電動式剪定鋏セットを示した図、(b)は充電器を示した図。 (a)は本願考案第1実施形態に係る電動式剪定鋏セットの使用状態図、(b)は同じく電動式剪定鋏をホルダー内に収納した状態で示した図。 (a)は本願考案第1実施形態に係る電動式剪定鋏を前方から見た斜視図、(b)は同じく後方から見た斜視図。 (a)はこの電動式剪定鋏の平面図、(b)は同じく右側面図、(c)は鋏部を閉じて示した左側面図。 (a)は図5(b)におけるハウジングの(イ)−(イ)拡大断面図、(b)は同じく(ロ)−(ロ)拡大断面図、(c)は同じく(ハ)−(ハ)拡大断面図。 この電動式剪定鋏を把持して示した図。 (a)はこの電動式剪定鋏の拡大後面図、(b)は電源コードのプラグと、この電動式剪定鋏後端部に位置するコネクタを示した平面断面図、(c)は電源コードのプラグをコネクタに接続して示した平面断面図。 (a)及び(b)はリチウムイオン電池をベルトに装着する方法の例を示した図。 本願考案第2実施形態に係る電動式剪定鋏と、リチウムイオン電池とを接続して示した図。
以下、本考案の実施形態を添付図面に沿って詳述する。
[概要]
図1(a)に示す本願考案第1実施形態に係る電動式剪定鋏セット1は、電動式剪定鋏2とリチウムイオン電池10と電源コード20とを備える。
電動式剪定鋏2は、出願人が試作を終えて販売しようとする製品(以下、実施品と称する。)である。リチウムイオン電池10と電源コード20は市販品、又は市販品の若干改変品が用いられる。
電動式剪定鋏2は、前後方向に長い中空構造のハウジング3を備える。実施品におけるハウジング3の全長は、約230mmである。
ハウジング3内にはモータ4が搭載されている。モータ4は高出力で耐久性に富むブラシレスモータが用いられている。
ハウジング3の前端部内から前方に鋏部5が突出している。鋏部5は可動刃になる上刃51と固定刃になる下刃52とによる組付け品で構成されている。
モータ4と鋏部5との間にはギヤ組みを含む動力伝達機構(図示せず)が設けられている。動力伝達機構は、減速ギヤと、動力伝達軸と、傘歯車組みと、平歯車組みとにより構成され、上刃51を低速で力強く開閉動作させる。
電動式剪定鋏2とリチウムイオン電池10は、電源コード20を介して電気接続されている。電源コード20は、電動式剪定鋏2、リチウムイオン電池10のいずれにも着脱自在に装着される。具体的には、電源コード20の一端側に設けられているプラグ21がリチウムイオン電池10に設けられている送電用コネクタ11に接続され、電源コード20の他端側に設けられているプラグ22が電動式剪定鋏2のハウジング3後部に設けられているコネクタ6に接続される。コネクタ6はハウジング3内に設けられている回路基板8に電気線で接続されている。回路基板8は、ハウジング3の下部に突出して設けられているトリガー7と、ハウジング3内に搭載されているモータ4に電気接続されている。
リチウムイオン電池10は繰り返し充電可能である。リチウムイオン電池10の充電においては図1(b)に示す充電器60が用いられる。充電器60が備えるアダプター61は、家庭用100V交流電源を14.4V直流電源に変換する機能がある。充電は充電器60側のプラグ62を図1(a)に示すリチウムイオン電池10後部に設けられている充電用コネクタ12に接続させて行う。
図2(a)(b)に示すように、リチウムイオン電池10とホルダー40は、剪定作業者の腰に装着される。好適には例えばズボンのベルト50に装着される。リチウムイオン電池10とホルダー40を専用のベルト(図示せず)に取り付けて、このベルトを腰に装着してもよい。また、ズボンの上部にリチウムイオン電池10とホルダー40を掛けるようにしてもよい。ホルダー40は鋏ケースとも呼ばれる。
図2(a)に示すように、枝の剪定作業は、電動式剪定鋏2を片手で把持して行う。電源コード20は、剪定作業者が電動式剪定鋏2を持つ手を遠方に伸ばしても届く長さである、900mm〜1500mmの長さがある。
図1(a)に示すようにトリガー7を操作していない状態にあるとき、鋏部7は全開状態にある。剪定作業をする前、剪定作業をした後、剪定作業を一時中断するときには、図2(b)に示すように電動式剪定鋏2をホルダー40内に収容しておくと、安全であり、両手が自由になる。ハウジング3の前部は、横幅が狭い平坦な形状になっているため、ホルダー40内に収納させ易く、コンパクトに収まる。
[第1実施形態による電動式剪定鋏2の詳細]
図3(a)(b)及び図4(a)〜(c)に第1実施形態に係る電動式剪定鋏2が詳細に示されている。
これらの図に示すように、ハウジング3は、鋏部5の基部を支持する前部31と、片手持ちする部分になる把持部32と、後部33と、指通し部35とが一体形成された左右半割れの中空構造を有するプラスチック製の組み付け品で構成されている。実施品によるハウジング3の全長は230mmである。
ハウジング3の前部31は、前端部の上部と下部が後方に向かうに従ってハ字状に広がって山高になっており、両側面は平面視において扁平な細幅になっている。
前部31の後方に把持部32が続いて位置している。
前部31と把持部32とを区切る境界を明確にするため仮想線34で示した。図4(a)〜(c)においては、前部31の範囲を更に明確に示すため斜線で示した。
図4(b)に示す前部31の後端部の(イ)−(イ)断面構造を図5(a)において拡大して示した。実施品における前部31の後端部における縦方向の長さHは80mmであり、横幅Wは35mmである。
図3(a)(b)及び図4(b)(c)に示すように、トリガー7は、把持部32の前端近傍の下部から下方に突出して設けられている。そして、トリガー7を大きく囲む位置に指通し部35がハウジング3と一体となって形成されている。
把持部32の前端から略前半分に至る上部と下部は、後方に向かうに従って近接する方向に傾斜している。把持部32の後ろ半分の上部と下部は、後方に向かうに従って若干離れる方向に傾斜している。把持部32の両側面は略同じ横幅が後部まで続き、後部から後方部分は若干離れる方向に傾斜している。把持部32を以上の形状にすると、把持し易い太さを持つ形状になる。
図4(b)に示す把持部32の(ロ)−(ロ)断面構造を図5(b)において拡大して示した。図5(b)に示すように、把持部32の長さ中央における形状は38mmの外径がある略円形の筒形断面構造を有し、外周寸法は115mmある。この寸法は女性でも把持し易い大きさである。把持部32内にはモータ4が位置している。
把持部32の後方に後部33が続いて位置している。
後部33の前半分は把持部32の一部として使うことも可能である。このため、把持部32と後部33の境界になる下部には、把持する手の滑り止めになる緩やかな膨出部が形成されている。
図4(b)に示す後部33の(ハ)−(ハ)断面構造を図5(c)において拡大して示した。図5(c)に示すように、後部33の長さ中央部は、縦方向の長さH1が43mm、横幅Wが50mmあり角が大きく丸み処理された略方形の断面構造を有する。
把持部32と後部33を合わせると、上辺は中上がりの緩やかな弧状になり、下辺は中上がりの前後2つの緩やかな弧状になっている。このような弓状のハウジング3は、剪定作業時における把持が楽な手の向きで行える。図6に剪定作業における電動式剪定鋏2の把持する向きを示した。
[電動式剪定鋏2と電源コード20の接続構造]
図7(a)は電動式剪定鋏2の後面図、図7(b)は電動式剪定鋏後部の平面断面図である。
これらの図に示すように、電動式剪定鋏2の後部には、電源コード20の一端側に設けられているプラグ22を接続させるコネクタ6が設けられている。
コネクタ6は、2本のピン端子64,65と、接続ピン64,65を大きく囲む筒状のネジ嵌合部63とによって構成されている。ネジ嵌合部63に形成されているネジ溝は外ネジである。
一方、図7(b)に示すプラグ22は、コネクタ6側のピン端子64,65に接続するソケット23と、コネクタ6側のネジ嵌合部63にネジ嵌合する外嵌部材24とによって構成されている。
プラグ22のコネクタ6に向けた接続は、ピンソケット23をピン端子61,62に嵌入結合させ、外嵌部材24をネジ嵌合部63に螺嵌結合させて不用意にプラグ22がコネクタ6から抜け外れないようにして行う。
[リチウムイオン電池10の装着例]
図8(a)においては、リチウムイオン電池10の背面側に金属板製のクリップ13を設け、クリップ13をベルト50に掛ける方法で、リチウムイオン電池10をベルト50に装着する例が示されている。
図8(b)においては、リチウムイオン電池10の背面上部に面ファスナー54の背面を固定し、専用のベルト55の外側面に面ファスナー53の背面を固定して、双方の面ファスナー53,54を接合させる方法で、リチウムイオン電池10をベルト55に装着する例が示されている。
[第2実施形態による電動式剪定鋏2の詳細]
図9は本願考案第2実施形態に係る電動式剪定鋏21をリチウムイオン電池10と共に示している。
第2第2実施形態に係る電動式剪定鋏21においては、ハウジング3の後部内から外方向に、リチウムイオン電池10に接続する電源コード25が延出している。
他の部分の構造は第1実施形態の電動式剪定鋏と同様である。
本願考案に係る電動式剪定鋏セットと電動式剪定鋏は、樹木の剪定、果樹の採取党の園芸の分野で利用される。
1 電動式剪定鋏セット
2 電動式剪定鋏
3 ハウジング
4 モータ
5 鋏部
6 コネクタ
7 トリガー
8 回路基板
10 リチウムイオン電池
11 送電用コネクタ
12 充電用コネクタ
13 クリップ
20 電源コード
21 プラグ
22 プラグ
23 ソケット
24 外嵌部材
25 電源コード
31 前部
32 把持部
33 後部
34 仮想線
35 指通し部
40 ホルダ―
50 ベルト
51 上刃(可動刃)
52 下刃(固定刃)
53 面ファスナー
54 面ファスナー
55 ベルト
60 充電器
61 アダプター
62 プラグ
63 ネジ嵌合部
64 ピン端子
65 ピン端子

Claims (4)

  1. 電動式剪定鋏と、繰り返し充電可能なリチウムイオン電池と、前記電動式剪定鋏のホルダーとを備え、前記電動式剪定鋏と前記リチウムイオン電池とは電源コードを介して接続されており、
    前記電動式剪定鋏は、片手持ちする把持部があるハウジングを有し、該ハウジング内にモータが搭載され、該ハウジングの前端から前方に鋏部が突出し、前記把持部には、把持する手の指先の操作で前記モータの駆動スイッチをON/OFFさせるトリガーが設けられ、前記モータと前記鋏部との間にはギヤ組みを含む動力伝達機構が設けられて、前記トリガーを操作すると前記モータが一方向に回転して前記鋏部が閉じ動作し、前記トリガーの操作を解除すると前記モータが逆回転して前記鋏部が全開するように構成されており、
    前記リチウムイオン電池と前記ホルダーは、前記電動式剪定鋏を操作する人のズボンのベルト、専用のベルト、ズボンの腰周りのいずれかに装着されるように構成されている、電動式剪定鋏セット。
  2. 前記ハウジングの後部には、電源供給源になるリチウムイオン電池に接続する電源コードのプラグを接続するコネクタが設けられている、請求項1に記載の電動式剪定鋏。
  3. 前記ハウジングの後部内から外方向に、電源供給源になるリチウムイオン電池に接続する電源コードが延出している、請求項1に記載の電動式剪定鋏。
  4. 前記ハウジングは、前記鋏部の基部を支持する前部と、片手持ちする把持部になる長さ途中部と、後部と、指通し部と、が一体形成された左右半割れ構造のものが組み付けられた、側面視において緩やかな波形、又は略直線形の概略形状を有するプラスチック製の中空成形品であり、
    前記前部は、側面視において後方に向かうに従って上下方向に広がりのある扇形を有し、且つ平面視において扁平な細幅であり、
    前記長さ途中部は、側面視において前記扇形形状の上端と下端とが後方に向かうに従って近接する方向に傾斜して片手で把持し易い太さに至り、
    前記長さ途中部と前記後部は、上向きの緩やかな円弧形状を有し、前記長さ途中部と前記後部との間になる境界の下部は、滑り止めになる小さな膨出部が形成されており、
    前記指通し部は、前記長さ途中部の下部における前記トリガーを広く囲む位置に設けられている、請求項2又は3に記載の電動式剪定鋏。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023119345A1 (ja) * 2021-12-20 2023-06-29 康史 萩原 剪定用電動切断機

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