JP3226694U - 浮動可能な玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部の掃除が可能な水面浮動玩具を提供する。【解決手段】水面に浮動可能な玩具は、玩具本体10とフレーム30を含む。玩具本体には収容キャビティ11と第1開孔12が設けられる。フレームは、第1開孔部分を介して収容キャビティ内に位置する。フレームにはスナップフィット部31が設けられ、スナップフィット部には係止溝313が設けられ、係止溝は第1開孔と適合する。玩具本体は第1開孔により係止溝と係合し、玩具本体とフレームとの接続及び固定が実現され、収容キャビティが閉じられる。フレームにより収容キャビティが開閉され、浮動可能な玩具の内部を掃除することができる。【選択図】図1

Description

本考案の実施例は玩具の分野に関し、特に浮動可能な玩具に関する。
浮動可能な玩具は、子供たちの間でますます人気が高まっており、通常浴槽で使用され、プラスチック材料からなる。加工中にフレームが設けられず、密閉設計が直接採用されて、浮動可能な玩具の内部全体が密閉状態とされるので、外部の湿気が玩具の内部に容易に入り込まないことが保証される。
しかしながら、浮動玩具の中央が中空であるが、ケース全体に1つの小さな孔のみがあるため、水と湿気は進入できるが完全に流出することができず、内部に長時間閉じ込められる。一定の時間が経つにつれて、内部と内部の空洞には多くの細菌が繁殖する。また、浮動可能な玩具が密閉設計であるため、内部を掃除することができない。
本考案の実施例は、スナップフィット部を取り外すことによって内部を洗浄できる浮動可能な玩具を提供することを目的とする。
上記の技術的問題を解決するために、本考案の実施例が採用する技術的手段は、浮動可能な玩具を提供することである。この浮動可能な玩具は、玩具本体とフレームとを含み、
前記玩具本体は、収容キャビティ、及び前記収容キャビティを外部環境と連通させる第1開孔を備え、
前記フレームにはスナップフィット部が設けられ、前記スナップフィット部には係止溝が設けられ、前記係止溝は前記第1開孔に装着され、係合により前記玩具本体を前記フレームに接続し固定して、前記収容キャビティを閉じる。
オプションで、前記スナップフィット部は、外側スナップフィット部と内側スナップフィット部を含み、
前記外側スナップフィット部と前記内側スナップフィット部は両方とも円形を呈し、前記内側スナップフィット部は前記外側スナップフィット部の片面から延び、前記係止溝は前記内側スナップフィット部に設けられ、前記内側スナップフィット部を取り囲んでいる。
オプションで、前記係止溝は前記第1開孔に装着され、前記外側スナップフィット部は前記収容キャビティ外に位置する。
オプションで、前記フレームは補強部を更に含み、
前記補強部は前記内側スナップフィット部に接続され、半円形を呈し、前記収容キャビティ内に位置し、
前記外側スナップフィット部、内側スナップフィット部及び前記補強部の中心点は同じである。
オプションで、前記フレームはフック部を更に含み、前記フック部は前記収容キャビティ内に位置し、
前記フック部は、前記補強部及び前記内側スナップフィット部に接続され、且つ前記補強部及び前記内側スナップフィット部との接続箇所で折り曲げられる。前記フック部には貫通孔が設けられる。
オプションで、前記フレームは第1接続部を更に含み、前記第1接続部は前記収容キャビティ内に位置し、
前記第1接続部はS字形を呈し、前記第1接続部の一端が前記内側スナップフィット部に接続され、前記第1接続部と前記フック部はそれぞれ前記内側スナップフィット部の対向する両側に位置する。
オプションで、前記フレームは第2接続部を更に含み、前記第2接続部は前記収容キャビティ内に位置し、
前記第2接続部は前記第1接続部の他端に接続され、前記第2接続部は、前記第1接続部との接続箇所で折り曲げられる。
オプションで、前記第2接続部には取り付け孔が設けられ、前記取り付け孔は貫通孔であり、
前記玩具はアンダーカット部を更に含み、
前記玩具本体の前記アンダーカット部に対応する位置に第2開孔が設けられ、
前記アンダーカット部の一端は、前記第2開孔を通過し、前記取り付け孔にしっかりと装着される。
オプションで、前記第2接続部は、その半径方向に沿って延びる遮断部を有し、前記遮断部はそれぞれ前記第2接続部の外側に位置し、前記第1接続部に対して対称的に接続される。
オプションで、前記玩具本体と前記フレームはプラスチック材料からなり、前記玩具本体は、伸縮性又は弾性を有する軟質プラスチック材料からなる。
本考案の実施例の有益な効果は、次のとおりである。前記玩具本体には収容キャビティ及び第1開孔が設けられ、前記第1開孔は前記収容キャビティを外部環境と連通させるために使用される。前記フレームにはスナップフィット部が設けられ、前記スナップフィット部には係止溝が設けられる。前記第1開孔と前記係止溝とがしっかりと係合された後、前記フレームの一部は前記収容キャビティ内に収容される。それにより、前記浮動可能な玩具の内部は密閉状態となることが保証され、また、前記フレームを取り外すことによって、前記浮動可能な玩具の内部を掃除することができる。
本考案の実施例に係る浮動可能な玩具の分解図である。 図1に示される浮動可能な玩具の別の分解図である。 図1に示される浮動可能な玩具の断面図である。 本考案の実施例2の分解図である。 本考案の実施例3の分解図である。 本考案の実施例4の分解図である。 本考案の実施例5の分解図である。 本考案の実施例6に係るフレームの斜視図である。
本考案をよく理解するために、以下添付図面と具体的な実施例を組み合わせて本考案に対して更に詳細に説明する。なお、ある素子が他の素子に「固定される」と説明される場合、それは他の素子に直接配置されてもよいし、又は介在する1つ又は複数の素子が存在してもよい。ある素子が他の素子に「接続される」と説明される場合、それは他の素子に直接接続されてもよいし、又は介在する1つ又は複数の素子が存在してもよい。本明細書で使用される「垂直」、「水平」、「左」、「右」、「内」、「外」などのような用語は、単に説明のためのものである。
さらに定義されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術及び科学用語は本考案の当業者が通常に理解する意味と同じである。本考案の明細書に使用される用語は具体的な実施例を説明するためのものであり、本考案を制限するものではない。本明細書で使用される用語「及び/又は」は、1つ又は複数の関連の挙げられた項目の任意の組合せ及びすべての組合せを含む。
<実施例1>
図1及び図2を参照されたい。本考案の一実施例により提供される浮動可能な玩具100は、玩具本体10、アンダーカット部20及びフレーム30を含む。前記アンダーカット部20及び前記フレーム30は両方とも前記玩具本体10と着脱可能に装着される。前記アンダーカット部20と前記フレーム30とも着脱可能に装着される。前記アンダーカット部20及び前記フレーム30は、両方とも部分的に前記玩具本体10内に位置し、部分的に前記玩具本体10外に位置する。前記フレーム30により、前記玩具本体10を開閉することができる。
前記浮動可能な玩具100は、子供たちに好まれ、一般的に子供たちが入浴するための玩具として使用される。本実施例では、前記浮動可能な玩具100は鴨玩具である。当然のことながら、前記浮動可能な玩具100は鴨玩具に限定されず、他の動物又は他の非動物玩具であってもよく、本明細書では限定されない。
具体的には、前記玩具本体10は、プラスチック材料で作られ、軽量で水面に浮くことができ、且つ伸縮性と弾性を有し、押圧で変形することができ、軟質なプラスチック材料で作られる。ゴム又はポリ塩化ビニルが選択され得る。
前記玩具本体10内には収容キャビティ11、第1開孔12及び第2開孔13が設けられる。前記第1開孔12と前記第2開孔13は両方とも前記収容キャビティ11を外部環境と連通させる。前記収容キャビティ11は、前記アンダーカット部20の一部及び前記フレーム30の一部を収容するために使用される。具体的には、前記フレーム30の一部は前記第1開孔12を介して前記収容キャビティ11内に挿入され、前記アンダーカット部20の一部は前記第2開孔13を介して前記収容キャビティ11内に挿入される。
前記アンダーカット部20にはキノコ型留め部21が設けられる。前記キノコ型留め部21はキノコの形状を呈する。前記キノコ型留め部21の一端は、前記第2開孔13を通過して前記フレーム30に装着され、前記玩具本体10、アンダーカット部20及び前記フレーム30を接続し、同時に前記第2開孔13を閉じ、外部の水が前記収容キャビティ11内に入ることを回避する。
オプションで、前記アンダーカット部20と前記玩具本体10及び前記フレーム30との装着は、必ずしも前記キノコ型留め部21によってではなく、他の構造を配置することによって実現され得る。
図3を併せて参照されたい。前記フレーム30は、前記玩具本体10を開閉するために使用され、前記玩具本体10に対して一定の支持効果を有し、同時に、前記第1開孔12及び前記第2開孔13を閉じて、前記収容キャビティ11を密閉環境にし、外部の水が前記収容キャビティ11内に入ることを回避する。
本実施例では、前記フレーム30の材料は軟質プラスチックであり、弾性を有しているが、テクスチャーが比較的硬く、加工及び製造中に射出成形によって作られる。
具体的には、前記フレーム30は、スナップフィット部31、補強部32、フック部33、第1接続部34及び第2接続部35を含む。前記スナップフィット部31は、略円形を呈し、前記補強部32は、略半円形を呈する。前記補強部32は、前記スナップフィット部31の一面に位置する。前記フック部33は前記スナップフィット部31に接続され、接続箇所で折り曲げられる。前記第1接続部34の一端は前記スナップフィット部31に接続され、他端は前記第2接続部35に接続される。前記フック部33と前記第1接続部35はそれぞれ前記スナップフィット部31の対向する両側に位置する。
オプションで、前記スナップフィット部31は他の形状を呈してもよい。前記スナップフィット部31の形状は前記第1開孔12の形状に関連する。
前記スナップフィット部31は外側スナップフィット部311、内側スナップフィット部312及び係止溝313を含む。前記内側スナップフィット部312は、前記外側スナップフィット部311の一側から、前記外側スナップフィット部311から離れる方向に伸びる。前記外側スナップフィット部311の直径は、前記内側スナップフィット部312の直径よりも大きい。前記係止溝313は、前記内側スナップフィット部312に設けられ、前記内側スナップフィット部312の外面から延びて、前記内側スナップフィット部312を取り囲み、前記外側スナップフィット部311と前記内側スナップフィット部312との間に位置する。また、前記係止溝313と前記外側スナップフィット部311の端面とは面一である。前記係止溝313は、前記玩具本体10との装着に使用され、係合により前記フレーム30と前記玩具本体10を接続し固定する。
取り付け中、前記第1開孔12と前記係止溝313とはしっかりと装着され、前記外側スナップフィット部311は、前記収容キャビティ11外に配置され、それにより前記第1開孔12を閉じる。
オプションで、前記スナップフィット部31には凹溝(図示せず)がさらに設けられる。前記凹溝は、前記外側スナップフィット部311の前記内側スナップフィット部312から離れる側から、前記内側スナップフィット部312の方向に伸びる。前記凹溝は円形を呈する。
前記凹溝を設けることにより、前記係止溝313と前記第1開孔12とを手で押すことにより容易に装着することができ、同時に、材料を節約することができる。当然のことながら、前記凹溝は省略されてもよい。
前記補強部32は、前記内側スナップフィット部312の一側から、前記内側スナップフィット部312から離れる方向に伸び、その直径は前記内側スナップフィット部312の直径と等しい。前記外側スナップフィット部311、内側スナップフィット部312及び前記補強部32の中点は同じである。
前記補強部32には凹部(図示せず)が設けられる。前記凹部は半円形を呈する。前記凹部は、前記内側スナップフィット部312に対して、前記内側スナップフィット部312の中点に位置する。前記凹部は、前記補強部32を貫通し、その底部と、前記補強部32に接続された前記内側スナップフィット部312の端面とは面一である。
前記補強部32は、厚肉化及び強化の役割を果たし、前記フレーム30が受ける力の大きさを増大させる。それにより、前記フレーム30は外力によって容易に損傷を受けず、前記フレーム30の寿命を延ばす。また、前記補強部32は前記内側スナップフィット部312に位置し、前記補強部32自体が一定の重量を有するため、前記スナップフィット部31と前記補強部32との重畳重量が大きくなり、それにより、前記フレーム30全体が前記玩具本体10内でより安定し、前記浮動可能な玩具100全体が水上により安定して浮遊することができる。
オプションで、前記スナップフィット部31の厚さが十分である場合、前記補強部32は省略されてもよい。
前記フック部33は前記補強部32及び前記内側スナップフィット部312に接続される。前記フック部33は、接続箇所で折り曲げられる。前記フック部33には貫通孔331が設けられ、前記貫通孔331は略半円形を呈する。
前記フック部33は、前記フレーム30全体に対してある程度の支持と安定化効果を果たす。また、前記浮動可能な玩具100から前記フレーム30を取り外した後に、前記フック部33を介して前記フレーム30を掛けて配置することができる。
前記第1接続部34はS字状を呈し、一端が前記内側スナップフィット部312に接続され、他端が前記第2接続部35に接続される。前記第1接続部34と前記フック部33はそれぞれ前記内側スナップフィット部312の対向する両側に位置する。
前記第1接続部34は、前記第2接続部35に力を作用させ、取り付け後に前記第2接続部35に力を与えることができる。それにより、前記第2接続部35は、前記収容キャビティ11の内壁に密着し、前記アンダーカット部20と前記第2開孔13との間の隙間を封止し、水が入ることを回避することができ、同時に、前記フレーム30全体に対して支持及び安定化効果がある。
前記第2接続部35は、前記第1接続部34との接続箇所で折り曲げられる。前記第2接続部35には、前記玩具本体10に装着するための取り付け孔351が設けられる。前記取り付け孔351は、前記第2接続部35を貫通する。前記第2接続部35の径方向に遮断部352が設けられる。前記遮断部352は、前記第2接続部35の外側にそれぞれ位置し、いずれも前記第2接続部35に接続される。また、2つの前記遮断部352は、前記第1接続部34に対して対称である。前記第2接続部35及び2つの前記遮断部352はいずれも前記第1接続部34の方向に曲げられる。
本実施例では、前記第2接続部35は、前記アンダーカット部20との装着のために使用される。前記アンダーカット部20の前記キノコ型留め部21は、前記第2開孔13を通過して前記取り付け孔351としっかりと適合し、外部の水が前記キノコ型留め部21と前記取り付け孔351との間の隙間から前記収容キャビティ11内に入ることを回避する。前記第1接続部34は、前記第2接続部35に力を作用させ、前記第2接続部35及び2つの前記遮断部352を前記収容キャビティ11の内壁に密着し、前記第2開孔13を閉じて、外部の水が前記第2開孔13から前記収容キャビティ11内に入らないようにする。
本実施例では、一つの装着方法は次のとおりである。前記フレーム30の前記第2接続部35の一端を前記玩具本体10の前記収容キャビティ11内に挿入し、前記アンダーカット部20の一端を前記第2開孔13に通して前記第2接続部35の前記取り付け孔351に装着して固定する。最後に、前記玩具本体10の前記第1開孔12と前記フレーム30の前記係止溝313とを係合する。
なお、本実施例では、前記玩具本体10と前記フレーム30は両方ともプラスチック材料からなり、前記玩具本体10は、伸縮性を有し押圧で変形できる軟質プラスチック材料からなるため、上述した装着方法を実現することができる。
本出願の技術的解決手段では、前記浮動可能な玩具100は玩具本体10とフレーム30を含む。前記玩具本体10は、収容キャビティ11と第1開孔12を含む。前記フレーム30はスナップフィット部31を含む。前記スナップフィット部31は、外側スナップフィット部311、内側スナップフィット部312及び係止溝313を含む。前記係止溝313は、前記内側スナップフィット部312に設けられ、前記内側スナップフィット部312の外面から延び、前記内側スナップフィット部312を取り囲んでいる。前記玩具本体10は、前記第1開孔12を介して前記係止溝313としっかりと係合され、前記玩具本体10と前記フレーム30とが着脱可能に装着され、前記第1開孔12が閉じられる。前記浮動可能な玩具100の内部を掃除する必要がある場合、前記フレーム30を取り外して掃除することができ、前記浮動可能な玩具100が清潔であることが保証される。
さらに、前記玩具本体10は第2開孔13を更に含み、前記浮動可能な玩具100はアンダーカット部20を更に含む。前記アンダーカット部20にはキノコ型留め部21が設けられる。前記フレーム30には第1接続部34と第2接続部35が設けられる。前記第1接続部34の一端は前記スナップフィット部31に接続され、他端は前記第2接続部35に接続され、それにより、前記スナップフィット部31と前記第2接続部35とが接続される。前記第2接続部35には、前記キノコ型留め部21と装着するための取り付け孔351が設けられる。前記アンダーカット部20の前記キノコ型留め部21は、前記第2開孔13及び前記取り付け孔351を通過した後、前記取り付け孔351にしっかりと装着されることによって、前記アンダーカット部20、玩具本体10及び前記フレーム30を接続し、前記キノコ型留め部21と前記取り付け孔351との間の隙間を閉じる。前記第2接続部35の両側に遮断部352がさらに設けられる。前記第1接続部34は、前記スナップフィット部31と前記第2接続部35とを接続することに加えて、前記第2接続部35に力を作用させるので、前記第2接続部35及び前記遮断部352を前記収容キャビティ11の内壁に密着させ、前記第2開孔13と前記キノコ型留め部21との間の隙間を閉じて、外部の水が前記収容キャビティ11内に入ることを回避する。
さらに、上記の装着方法によって、前記フレーム30の一端は前記玩具本体10と装着され、他端は前記アンダーカット部20と装着される。子供、特に幼児の力が弱いため、前記フレーム30と前記玩具本体10、及び前記フレーム10と前記アンダーカット部20は、子供の力の下でも容易に分離できない。それにより、子供は気にせずに前記浮動可能な玩具100を解体し、前記アンダーカット部20を呑みこむことが防止され、分解の危険が回避される。
<実施例2>
図4に示すように、本考案の具体的な実施例では、実施例2がさらに提供される。実施例2と実施例1との相違は、次のとおりである。実施例1のアンダーカット部20とフレーム30との着脱可能な装着とは異なり、本実施例では、アンダーカット部20にキノコ型留め部21の構造がなくされ、フレーム30とアンダーカット部20とが一体構造となる。対応する玩具本体10の第2開孔13もそれに応じて変更される。即ち、第2開孔13のキノコ型留め部21を通過させるための円形の貫通孔がなくされ、第2開孔13は、細長い楕円形の開孔となり、アンダーカット部20を通過させ且つアンダーカット部20と第2接続部35との間に挟まれるために使用される。本実施例の他の構造は、実施例1のものと同じであるため、同じ構造は重複して説明しない。
<実施例3>
図5に示すように、本考案の具体的な実施例では、実施例3がさらに提供される。実施例3と実施例1との相違は、次のとおりである。本実施例では、内側スナップフィット部312は、実施例1の内側スナップフィット部312とは異なる。さらに、本実施例では、内側スナップフィット部312の形状は、実施例1の内側スナップフィット部312の形状とは異なる。本実施例の内側スナップフィット部312の形状は水滴状に近似し、内側スナップフィット部312のサイズは外側スナップフィット部311のサイズよりも小さく、係止溝313のサイズよりも大きい。それに応じて、対応する玩具本体10の第1開孔12も変更される。第1開孔12の形状は内側スナップフィット部312の形状と適合し、第1開孔12は、内側スナップフィット部312を通過した後、内側スナップフィット部312と外側スナップフィット部311との間の係止溝313で係止される。本実施例の他の構造は、実施例1のものと同じであるため、同じ構造は重複して説明しない。
<実施例4>
図6に示すように、本考案の具体的な実施例では、実施例4がさらに提供される。実施例4と実施例1の相違は、次のとおりである。本実施例では、玩具本体10は柱形である。第2開孔13は円形の貫通孔であり、玩具本体10の上部の中央位置に設けられる。フレーム30の第1接続部34の形状はC字形である。アンダーカット部20は円形であり、フレーム30に着脱可能に接続される。本実施例の他の構造は、実施例1のものと同じであるため、同じ構造は重複して説明しない。
<実施例5>
図7に示すように、本考案の具体的な実施例では、実施例5がさらに提供される。実施例5と実施例4との相違は、次のとおりである。実施例4のアンダーカット部20とフレーム30との着脱可能な接続とは異なり、本実施例では、アンダーカット部20にキノコ型留め部21の構造がなくされ、フレーム30とアンダーカット部20とが一体構造となる。本実施例の他の構造は、実施例4のものと同じであるため、同じ構造は重複して説明しない。
<実施例6>
本考案の具体的な実施例では、実施例6がさらに提供される。実施例6と実施例1との相違は、フレーム30の構造が異なることである。フレーム30の構造がわずかに異なることを除いて、他の構造は同じであるため、同じ構造は重複して説明しない。
具体的には、図4に示すように、本実施例では、第1接続部34は、実施例1の第1接続部34とは異なる。さらに、本実施例では、第2接続部35に近接する折り曲げ箇所を第1折り曲げ部341と呼び、内側スナップフィット部312に近接する折り曲げ箇所を第2折り曲げ部342と呼ぶ。第1接続部34の第1折り曲げ部341には第1キャビティ343が設けられ、第1接続部34の第2折り曲げ部342には第2キャビティ344が設けられる。第1キャビティ343と第2キャビティ344はいずれも第1接続部34を貫通する。第1キャビティ343は、第1折り曲げ部341の径方向に沿って配置され、第2キャビティ344は、第2折り曲げ部342の径方向に沿って配置される。第1キャビティ343の形状と第2キャビティ344の形状はいずれも三日月形である。第1キャビティ343と第2キャビティ344を追加することによって、第1接続部34の支持強度及び使用寿命を向上させることができ、第1折り曲げ部341又は第2折り曲げ部342は反復の押圧や折り曲げで破損することがなく、フレーム30全体の支持性及び安定性が向上する。
本実施例では、フック部33は、実施例1のフック部33とは異なる。さらに、本実施例では、フック部33は第1フック部332と第2フック部333に分けられている。第1フック部331には貫通孔331が設けられ、この貫通孔331は、実施例1のものと同じ機能を有する。第1フック部332は、収容キャビティ11の内壁と接触して緊密に当接し、補強部32に近接する側に第2フック部333が設けられ、第2フック部333は中実構造である。第2フック部333と第1フック部332とは一体化され、第1フック部332と第2フック部333との間には貫通溝334が設けられる。第2フック部333は、第1フック部332が力を受けて第2フック部333の方向に折り曲げられるときに第1フック部332に当接するために使用され、フック部33の支持強度をさらに向上させ、第1フック部332に大きすぎる貫通孔331を設けた後に第1フック部332の支持強度が低下することを防止することができる。第2フック部333を追加した後、第1フック部332の貫通孔331のサイズが大きすぎても、フック部33全体の支持強度に影響を与えず、フレーム30全体がより安定する。
なお、本考案の明細書及び図面には本考案の好ましい実施例が挙げられたが、本考案は多くの様々な形態で実施することができ、本明細書に記載の実施例に限定されない。これらの実施例は、本考案の内容に対する追加の制限として意図されない。これらの実施例を提供する目的は、本考案の開示の内容に対する理解をより徹底的かつ全面的にすることである。また、上記の各技術的特徴を引き続き互いに組み合わせて、上に記載されていない様々な実施例を形成するのはすべて本考案の明細書に記載された範囲内とみなされる。さらに、当業者は上記の説明に従って修正及び変更を行うことができ、それらの修正及び変更はすべて実用新案登録請求の範囲にある。
100 浮動可能な玩具
10 玩具本体
20 アンダーカット部
30 フレーム
11 収容キャビティ
12 第1開孔
13 第2開孔
21 キノコ型留め部
31 スナップフィット部
32 補強部
33 フック部
34 第1接続部
35 第2接続部
311 外側スナップフィット部
312 内側スナップフィット部
313 係止溝
331 貫通孔
332 第1フック部
333 第2フック部
334 貫通溝
341 第1折り曲げ部
342 第2折り曲げ部
343 第1キャビティ
344 第2キャビティ
351 取り付け孔
352 遮断部

Claims (10)

  1. 浮動可能な玩具であって、玩具本体とフレームを含み、
    前記玩具本体は、収容キャビティ、及び前記収容キャビティを外部環境と連通させる第1開孔を備え、
    前記フレームにはスナップフィット部が設けられ、前記スナップフィット部には係止溝が設けられ、前記係止溝は前記第1開孔に装着され、係合により前記玩具本体を前記フレームに接続し固定して、前記収容キャビティを閉じる、ことを特徴とする浮動可能な玩具。
  2. 前記スナップフィット部は、外側スナップフィット部と内側スナップフィット部を含み、
    前記外側スナップフィット部と前記内側スナップフィット部は両方とも円形を呈し、前記内側スナップフィット部は前記外側スナップフィット部の片面から延び、前記係止溝は前記内側スナップフィット部に設けられ、前記内側スナップフィット部を取り囲んでいる、ことを特徴とする請求項1に記載の浮動可能な玩具。
  3. 前記係止溝は前記第1開孔に装着され、前記外側スナップフィット部は前記収容キャビティ外に位置する、ことを特徴とする請求項2に記載の浮動可能な玩具。
  4. 前記フレームは補強部を更に含み、
    前記補強部は前記内側スナップフィット部に接続され、半円形を呈し、前記収容キャビティ内に位置し、
    前記外側スナップフィット部、内側スナップフィット部及び前記補強部の中心点は同じである、ことを特徴とする請求項2に記載の浮動可能な玩具。
  5. 前記フレームはフック部を更に含み、前記フック部は前記収容キャビティ内に位置し、
    前記フック部は、前記補強部及び前記内側スナップフィット部に接続され、前記フック部は、前記補強部及び前記内側スナップフィット部との接続箇所で折り曲げられる、前記フック部には貫通孔が設けられる、ことを特徴とする請求項4に記載の浮動可能な玩具。
  6. 前記フレームは第1接続部を更に含み、前記第1接続部は前記収容キャビティ内に位置し、
    前記第1接続部はS字形を呈し、前記第1接続部の一端が前記内側スナップフィット部に接続され、前記第1接続部と前記フック部はそれぞれ前記内側スナップフィット部の対向する両側に位置する、ことを特徴とする請求項5に記載の浮動可能な玩具。
  7. 前記フレームは第2接続部を更に含み、前記第2接続部は前記収容キャビティ内に位置し、
    前記第2接続部は前記第1接続部の他端に接続され、前記第2接続部は、前記第1接続部との接続箇所で折り曲げられる、ことを特徴とする請求項6に記載の浮動可能な玩具。
  8. 前記第2接続部には取り付け孔が設けられ、前記取り付け孔は貫通孔であり、
    前記玩具はアンダーカット部を更に含み、
    前記玩具本体の前記アンダーカット部に対応する位置に第2開孔が設けられ、
    前記アンダーカット部の一端は、前記第2開孔を通過し、前記取り付け孔にしっかりと装着される、ことを特徴とする請求項7に記載の浮動可能な玩具。
  9. 前記第2接続部は、その半径方向に沿って延びる遮断部を有し、前記遮断部はそれぞれ前記第2接続部の外側に位置し、前記第1接続部に対して対称的に接続される、ことを特徴とする請求項7に記載の浮動可能な玩具。
  10. 前記玩具本体と前記フレームはプラスチック材料からなり、前記玩具本体は、伸縮性又は弾性を有する軟質プラスチック材料からなる、ことを特徴とする請求項1に記載の浮動可能な玩具。
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