JP3226323U - 介護用ズボン - Google Patents
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Abstract
【課題】介護用ズボンを提供する。【解決手段】腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には左右開閉部の下に位置し、閉時には左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部と、上下開閉部及び腰部において上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位に設けられた面ファスナ−と、当該腰部の中心付近において介護用ズボンの着脱に必要な部位に設けられた面ファスナ−とを具備してなり、尿道カテ−テルの装着が可能な開口部も設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、介護用ズボンに関するものである。
介護服にあっては、着脱が容易であることが求められ、それは、着る本人だけの問題ではなく、着せる方の問題でもある。
介護服にあっては、ボタン操作は手間がかかるし、オ−プンファスナ−による開閉も、その咬み合わせたスライダ−部分の開閉に時間がかかる欠点がある。面ファスナ−は、フック状に起毛された側とル−プ状に密集して起毛された側とを押し付けると、それだけで貼り付くようになっており、貼り付けたり、剥がしたりすることが自在にできる。
しかしながら、面ファスナ−を多くの箇所に配設した場合には、その開閉に手間がかかるだけではなく、面ファスナ−が多いとそれが目立ってしまい、介護服の美観に影響したりする。
一方、介護服にあっては、それを着服する介護を受ける人の態様は千差万別で、おむつ交換が必要な人がいたり、体を拭いてあげる必要がある人がいたりして、介護服の着脱が容易であることは勿論、こうしたおむつ交換や体を拭いてあげる操作が楽に出来るようになっていることが、介護服を着る人の手助けになり、又、介護服を着せる側の人に対しても身体的な負担が軽減されたりする。
その際に、おむつ交換後に何時までも、介護服から露出した部分が生じると、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりする虞がある。
介護者にあっては、尿道カテ−テルの装着が必要な人がおり、一々、尿道カテ−テルの装着の為に、その都度、介護服の着脱を必要とする場合には、着る本人だけではなく、着せる側でも手間を要することになる。
介護服にあっては、ボタン操作は手間がかかるし、オ−プンファスナ−による開閉も、その咬み合わせたスライダ−部分の開閉に時間がかかる欠点がある。面ファスナ−は、フック状に起毛された側とル−プ状に密集して起毛された側とを押し付けると、それだけで貼り付くようになっており、貼り付けたり、剥がしたりすることが自在にできる。
しかしながら、面ファスナ−を多くの箇所に配設した場合には、その開閉に手間がかかるだけではなく、面ファスナ−が多いとそれが目立ってしまい、介護服の美観に影響したりする。
一方、介護服にあっては、それを着服する介護を受ける人の態様は千差万別で、おむつ交換が必要な人がいたり、体を拭いてあげる必要がある人がいたりして、介護服の着脱が容易であることは勿論、こうしたおむつ交換や体を拭いてあげる操作が楽に出来るようになっていることが、介護服を着る人の手助けになり、又、介護服を着せる側の人に対しても身体的な負担が軽減されたりする。
その際に、おむつ交換後に何時までも、介護服から露出した部分が生じると、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりする虞がある。
介護者にあっては、尿道カテ−テルの装着が必要な人がおり、一々、尿道カテ−テルの装着の為に、その都度、介護服の着脱を必要とする場合には、着る本人だけではなく、着せる側でも手間を要することになる。
本考案は、上記のような問題を解決できる介護服の中、介護用パジャマの介護用ズボンを提供することを目的とする。
特に、本考案は、ボタンやオ−プンファスナ−による場合のような開閉に時間がかかることを回避し、手間がかからず、その着脱が容易な面ファスナ−の使用による介護用ズボンを提供し、それも、最小限必要な数の面ファスナ−の有効使用による介護用ズボンを提供することを目的とする。
又、本考案は、おむつ交換や体を拭く必要があるときにも、介護用ズボンの着脱が容易であるだけではなく、こうしたおむつ交換や体を拭く操作が楽に出来るようになっていて、介護用ズボンを装着する側も、それを装着させる側も、身体的な負担が軽減され、おむつ交換後には何時までも、介護用ズボンから人体部分が露出し、それにより、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりする虞がない介護用ズボンを提供することを目的とする。
更に、本考案は、上記のような優れた配慮がなされた介護用ズボンであるにも関わらずに、尿道カテ−テルの装着が出来るようにもなっている介護用ズボンを提供することを目的とする。
本考案のその他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
特に、本考案は、ボタンやオ−プンファスナ−による場合のような開閉に時間がかかることを回避し、手間がかからず、その着脱が容易な面ファスナ−の使用による介護用ズボンを提供し、それも、最小限必要な数の面ファスナ−の有効使用による介護用ズボンを提供することを目的とする。
又、本考案は、おむつ交換や体を拭く必要があるときにも、介護用ズボンの着脱が容易であるだけではなく、こうしたおむつ交換や体を拭く操作が楽に出来るようになっていて、介護用ズボンを装着する側も、それを装着させる側も、身体的な負担が軽減され、おむつ交換後には何時までも、介護用ズボンから人体部分が露出し、それにより、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりする虞がない介護用ズボンを提供することを目的とする。
更に、本考案は、上記のような優れた配慮がなされた介護用ズボンであるにも関わらずに、尿道カテ−テルの装着が出来るようにもなっている介護用ズボンを提供することを目的とする。
本考案のその他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本考案の実用新案登録請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1) 腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部と、前記上下開閉部及び前記腰部において前記上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位に設けられた面ファスナ−と、当該腰部の中心付近において介護用ズボンの着脱に必要な部位に設けられた面ファスナ−とを具備してなることを特徴とする介護用ズボン。
(請求項2) 請求項1に記載の介護用ズボンにおいて、更に、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を設けてなることを特徴とする、請求項1に記載の介護用ズボン。
(請求項3) 請求項2に記載の介護用ズボンにおいて、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を左右2個設けてなることを特徴とする、請求項2に記載の介護用ズボン。
(請求項1) 腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部と、前記上下開閉部及び前記腰部において前記上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位に設けられた面ファスナ−と、当該腰部の中心付近において介護用ズボンの着脱に必要な部位に設けられた面ファスナ−とを具備してなることを特徴とする介護用ズボン。
(請求項2) 請求項1に記載の介護用ズボンにおいて、更に、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を設けてなることを特徴とする、請求項1に記載の介護用ズボン。
(請求項3) 請求項2に記載の介護用ズボンにおいて、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を左右2個設けてなることを特徴とする、請求項2に記載の介護用ズボン。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本考案によれば、請求項1に示すように、腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部と、前記上下開閉部及び前記腰部において前記上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位に設けられた面ファスナ−と、当該腰部の中心付近において介護用ズボンの着脱に必要な部位に設けられた面ファスナ−とを具備してなる介護用ズボンとすることにより、前記要請に応えることができる。
即ち、本考案によれば、ボタンやオ−プンファスナ−を使用せず、面ファスナ−の使用による介護用ズボンとしたので、ボタンやオ−プンファスナ−による場合のような開閉に時間がかかることを回避し、手間がかからず、その着脱が容易な介護用ズボンを提供でき、それも、面ファスナ−を、介護用ズボンの着脱及び上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位にのみに設けたので、最小限必要な個数の面ファスナ−使用による介護用ズボンを提供することができる。
又、本考案においては、腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部とを設けたので、おむつ交換や体を拭く必要があるときにも、当該左右開閉部の存在により、こうしたおむつ交換や体を拭く操作が楽に出来るようになっていて、介護者も、また、介護を助ける側にも、身体的な負担が軽減され、更には、おむつ交換後には何時までも、左右開閉部を開いたままでおかないで、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができる上下開閉部を有しているので、当該上下開閉部により、当該左右開閉部を塞ぐことにより、介護用ズボンから何時までも人体部分が露出し、それにより、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりすることがない介護用ズボンを提供することができる。
即ち、本考案によれば、ボタンやオ−プンファスナ−を使用せず、面ファスナ−の使用による介護用ズボンとしたので、ボタンやオ−プンファスナ−による場合のような開閉に時間がかかることを回避し、手間がかからず、その着脱が容易な介護用ズボンを提供でき、それも、面ファスナ−を、介護用ズボンの着脱及び上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位にのみに設けたので、最小限必要な個数の面ファスナ−使用による介護用ズボンを提供することができる。
又、本考案においては、腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部とを設けたので、おむつ交換や体を拭く必要があるときにも、当該左右開閉部の存在により、こうしたおむつ交換や体を拭く操作が楽に出来るようになっていて、介護者も、また、介護を助ける側にも、身体的な負担が軽減され、更には、おむつ交換後には何時までも、左右開閉部を開いたままでおかないで、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができる上下開閉部を有しているので、当該上下開閉部により、当該左右開閉部を塞ぐことにより、介護用ズボンから何時までも人体部分が露出し、それにより、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりすることがない介護用ズボンを提供することができる。
本考案によれば、請求項2に示すように、請求項1に記載の介護用ズボンにおいて、更に、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を設けてなることにより、介護者にあっては、尿道カテ−テルの装着が必要な人がおり、一々、尿道カテ−テルの装着の為に、その都度、介護服の着脱を必要とする場合には、着る本人だけではなく、着せる側でも手間を要することになるが、これを打破することができる。
本考案によれば、請求項3に記載のように、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を左右に2個設けてなるので、尿道カテ−テルの装着が、左右どちら側でも行うことができる。
次に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案の実施例を示す介護用ズボン全体の正面図で、介護用ズボンPの前見頃において、腰部(ウエスト部)から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部1と、開時には、当該左右開閉部1の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部1を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部2との両方が開けられた当該介護用ズボンPを図示してある。
図2は、同じく、本考案の実施例を示す介護用ズボン全体の正面図で、当該上下開閉部2は、当該左右開閉部1の下にあり、開かれた状態にあるが、一方、腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部1は、左右に開かれているか或いはそのままの状態の当該介護用ズボンPを図示してある。
図3は、同じく、本考案の実施例を示す介護用ズボン全体の正面図で、当該上下に開閉可能な上下開閉部2が上に移行し、当該上下に開閉可能な上下開閉部2により、当該左右開閉部1を塞いだ状態にある当該介護用ズボンPを図示してある。
例えば、おむつ交換などをせずに、通常の寝台で、また、立ち居で、介護用パジャマの介護用ズボンとして着衣している状態にある。
本考案の介護用ズボンは、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)において、2か所で、面ファスナ−3,3により接着されている上下開閉部2を介護用ズボンP本体から剥離し、図3に示すように、上下開閉部2の操作ラインを基準として、矢標に示すように、当該上下開閉部2を下方向に開くことができる。
例えば、おむつ交換などをせずに、通常の寝台で、また、立ち居で、介護用パジャマの介護用ズボンとして着衣している状態にある。
本考案の介護用ズボンは、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)において、2か所で、面ファスナ−3,3により接着されている上下開閉部2を介護用ズボンP本体から剥離し、図3に示すように、上下開閉部2の操作ラインを基準として、矢標に示すように、当該上下開閉部2を下方向に開くことができる。
図2は、当該上下開閉部2を、図3に示す操作で、下方向に開いた状態の介護用ズボンPの前身頃の状態を示している。
本考案の介護用ズボンは、図2に示すような当該上下開閉部2を下方向に開いた状態で、図1において、矢標に示すように、当該左右開閉部1を左右に開閉することができる。
図1に示すように、当該左右開閉部1を左右に開閉すると、隠れていた当該左右開閉部1を部分的に露出させることができ、おむつ交換や体を拭く必要があるとき等に、当該左右開閉部1の存在により、こうしたおむつ交換や体を拭く操作が楽に出来るようになり、介護者も、また、介護を助ける側にも、身体的な負担が軽減される。
本考案の介護用ズボンは、図2に示すような当該上下開閉部2を下方向に開いた状態で、図1において、矢標に示すように、当該左右開閉部1を左右に開閉することができる。
図1に示すように、当該左右開閉部1を左右に開閉すると、隠れていた当該左右開閉部1を部分的に露出させることができ、おむつ交換や体を拭く必要があるとき等に、当該左右開閉部1の存在により、こうしたおむつ交換や体を拭く操作が楽に出来るようになり、介護者も、また、介護を助ける側にも、身体的な負担が軽減される。
本考案の介護用ズボンPは、おむつ交換後には何時までも、左右開閉部1を開いたままの状態でおかないで、図1において、矢標に示すように、当該上下開閉部2により、当該左右開閉部1を塞ぐことができ、それにより、何時までも、当該左右開閉部1において、人体部分が露出し、それにより、風邪をひいたり、介護を受ける人を恥ずかしい目に合わせたりすることを防止できる。
本考案の介護用ズボンPは、上記のような優れた配慮がなされた介護用ズボンであるにも関わらずに、尿道カテ−テル4の装着が出来るようにもなっている。
図4は、本考案の実施例を示す介護用ズボンは、尿道カテ−テル4の装着例を示す図である。
図4に示すように、本考案の実施例を示す介護用ズボンの正面図で、尿道カテ−テル4の2か所装着例を示す図である。
図4は、本考案の実施例を示す介護用ズボンは、尿道カテ−テル4の装着例を示す図である。
図4に示すように、本考案の実施例を示す介護用ズボンの正面図で、尿道カテ−テル4の2か所装着例を示す図である。
本考案によれば、図4に示すように、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部5を設け、当該開口部5より尿道カテ−テル4の脱着を可能ならしめてもよい。
又、図4に示すように、上下開閉部2と介護用ズボンP本体との間に尿道カテ−テル4の脱着が可能な開口部5を左右2個設け、当該2個の開口部より尿道カテ−テルの脱着を可能ならしめている。
当該上下開閉部2と介護用ズボンP本体との間に尿道カテ−テル4の脱着が可能な開口部5を設けてなることにより、介護者にあっては、介護用ズボンを着たままで、尿道カテ−テルの装着ができ、一々、尿道カテ−テル4の装着の為に、その都度、介護服の着脱を必要とせずに行うことができので、着る本人だけではなく、着せる側でも手間を要することがない。
開口部5を左右2個設けておけば、左右どちらからも、尿道カテ−テル4の装着が可能で、例えば、左側からの尿道カテ−テル4の脱着が不可の場合、右側からの尿道カテ−テル4の脱着を行うというようなことが可能になる。
又、図4に示すように、上下開閉部2と介護用ズボンP本体との間に尿道カテ−テル4の脱着が可能な開口部5を左右2個設け、当該2個の開口部より尿道カテ−テルの脱着を可能ならしめている。
当該上下開閉部2と介護用ズボンP本体との間に尿道カテ−テル4の脱着が可能な開口部5を設けてなることにより、介護者にあっては、介護用ズボンを着たままで、尿道カテ−テルの装着ができ、一々、尿道カテ−テル4の装着の為に、その都度、介護服の着脱を必要とせずに行うことができので、着る本人だけではなく、着せる側でも手間を要することがない。
開口部5を左右2個設けておけば、左右どちらからも、尿道カテ−テル4の装着が可能で、例えば、左側からの尿道カテ−テル4の脱着が不可の場合、右側からの尿道カテ−テル4の脱着を行うというようなことが可能になる。
本考案によれば、図5に示すように、上下開閉部2を開けて、当該左右開閉部1を塞がないで、上記と同様に、当該開口部5より尿道カテ−テル4の脱着を可能ならしめてもよい。
こうすることにより、当該左右開閉部1を開いておむつ交換等を行いつつ、当該開口部5より尿道カテ−テル4の脱着を可能ならしめてもよい。
こうすることにより、当該左右開閉部1を開いておむつ交換等を行いつつ、当該開口部5より尿道カテ−テル4の脱着を可能ならしめてもよい。
本考案の介護用ズボンPでは、前記のように、上下開閉部2は、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)において、2か所で、面ファスナ−3,3により接着
されている。当該腰部(ウエスト部)の2か所で、面ファスナ−3,3により接着されている上下開閉部2を介護用ズボンP本体から剥離すると、図1及び図2に示すように、当該上下開閉部2を下方向に開いた状態となし得る。
一方、当該上下開閉部2を上方向に戻し、当該上下開閉部2における面ファスナ−3,3を接着された状態に戻すと、当該上下開閉部2により、左右開閉部1を塞ぐことができる。
本考案の介護用ズボンPでは、図1に示すように、一方の前身頃の腰部(ウエスト部)の端部に面ファスナ−30を設け、また、他方の前身頃の腰部(ウエスト部)の端部にも面ファスナ−30を設け、当該端部同士をこれら面ファスナ−30、30にて接着させて介護用ズボンにおいてベルトをした状態にすることができる。
このように、本考案によれば、ボタンやオ−プンファスナ−を使用せず、面ファスナ−の使用による介護用ズボンとしたので、ボタンやオ−プンファスナ−による場合のような開閉に時間がかかることを回避し、手間がかからず、その着脱が容易な介護用ズボンを提供でき、それも、面ファスナ−3,30を、上記のように、介護用ズボンの着脱及び上下開閉部2の上下開閉操作に必要な部位にのみに設けたので、最小限必要な個数の面ファスナ−使用による介護用ズボンを提供することができる。
本考案では、咬み合わせたスライダ−部分の開閉によるオ−プンファスナ−の使用は勿論、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどの使用はなく、上下開閉部2は、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)において、2か所で、面ファスナ−3,3により接着されていて、当該腰部(ウエスト部)の2か所で面ファスナ−3,3により接着されている上下開閉部2を介護用ズボンP本体から剥離すると、図1及び図2に示すように、当該上下開閉部2を下方向に開いた状態となし得、一方、当該上下開閉部2を上方向に戻し、当該上下開閉部2における面ファスナ−3,3を接着された状態に戻すと、当該上下開閉部2により、左右開閉部1を塞ぐことができるようになっているので、オ−プンファスナ−の使用は勿論、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどの使用はない。オ−プンファスナ−、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどが使用されていると、介護を受ける人が横向きに寝たりするときに、オ−プンファスナ−、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどが使用の場合には、これらが皮膚を圧迫したり、体圧により皮膚に不快感を与えたり、皮膚の弱い高齢者では皮膚に損傷を及ぼしたりするが、本考案ではそうした事態を回避できる。
又、本考案では、上下開閉部2は、その両端部が、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)における2か所の面ファスナ−3,3及び当該上下開閉部2における面ファスナ−3,3と接着されていて、前記尿道カテ−テル4の脱着に必要な開口部5箇所は勿論、縫い目の箇所はなく、当該縫い目の存在による皮膚に不快感を与えたり等の事態を回避できる。
更に、本考案では、ズボンの折り目にも、縫い目の箇所はなく、当該縫い目の存在による皮膚に不快感を与えたり等の事態を回避できる。
されている。当該腰部(ウエスト部)の2か所で、面ファスナ−3,3により接着されている上下開閉部2を介護用ズボンP本体から剥離すると、図1及び図2に示すように、当該上下開閉部2を下方向に開いた状態となし得る。
一方、当該上下開閉部2を上方向に戻し、当該上下開閉部2における面ファスナ−3,3を接着された状態に戻すと、当該上下開閉部2により、左右開閉部1を塞ぐことができる。
本考案の介護用ズボンPでは、図1に示すように、一方の前身頃の腰部(ウエスト部)の端部に面ファスナ−30を設け、また、他方の前身頃の腰部(ウエスト部)の端部にも面ファスナ−30を設け、当該端部同士をこれら面ファスナ−30、30にて接着させて介護用ズボンにおいてベルトをした状態にすることができる。
このように、本考案によれば、ボタンやオ−プンファスナ−を使用せず、面ファスナ−の使用による介護用ズボンとしたので、ボタンやオ−プンファスナ−による場合のような開閉に時間がかかることを回避し、手間がかからず、その着脱が容易な介護用ズボンを提供でき、それも、面ファスナ−3,30を、上記のように、介護用ズボンの着脱及び上下開閉部2の上下開閉操作に必要な部位にのみに設けたので、最小限必要な個数の面ファスナ−使用による介護用ズボンを提供することができる。
本考案では、咬み合わせたスライダ−部分の開閉によるオ−プンファスナ−の使用は勿論、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどの使用はなく、上下開閉部2は、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)において、2か所で、面ファスナ−3,3により接着されていて、当該腰部(ウエスト部)の2か所で面ファスナ−3,3により接着されている上下開閉部2を介護用ズボンP本体から剥離すると、図1及び図2に示すように、当該上下開閉部2を下方向に開いた状態となし得、一方、当該上下開閉部2を上方向に戻し、当該上下開閉部2における面ファスナ−3,3を接着された状態に戻すと、当該上下開閉部2により、左右開閉部1を塞ぐことができるようになっているので、オ−プンファスナ−の使用は勿論、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどの使用はない。オ−プンファスナ−、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどが使用されていると、介護を受ける人が横向きに寝たりするときに、オ−プンファスナ−、ボタン、フックのような留め具、マジックテ−プ(登録商標)、ベルトなどが使用の場合には、これらが皮膚を圧迫したり、体圧により皮膚に不快感を与えたり、皮膚の弱い高齢者では皮膚に損傷を及ぼしたりするが、本考案ではそうした事態を回避できる。
又、本考案では、上下開閉部2は、その両端部が、腰部(ウエスト部)(ベルトル−プ)における2か所の面ファスナ−3,3及び当該上下開閉部2における面ファスナ−3,3と接着されていて、前記尿道カテ−テル4の脱着に必要な開口部5箇所は勿論、縫い目の箇所はなく、当該縫い目の存在による皮膚に不快感を与えたり等の事態を回避できる。
更に、本考案では、ズボンの折り目にも、縫い目の箇所はなく、当該縫い目の存在による皮膚に不快感を与えたり等の事態を回避できる。
本考案は上記実施例に限定されず、適宜変更が可能である。
本考案の介護用ズボンは、各種の介護用ズボンに適用できる。
1・・・左右開閉部
2・・・上下開閉部
3・・・面ファスナ−
4・・・尿道カテ−テル
5・・・開口部
30・・・面ファスナ−
P・・・介護用ズボン
2・・・上下開閉部
3・・・面ファスナ−
4・・・尿道カテ−テル
5・・・開口部
30・・・面ファスナ−
P・・・介護用ズボン
Claims (3)
- 腰部から股部にかけて設けられた左右への開閉が可能な左右開閉部と、開時には、当該左右開閉部の下に位置し、閉時には、当該左右開閉部を塞ぐことができ、上下に開閉可能な上下開閉部と、前記上下開閉部及び前記腰部において前記上下開閉部の上下開閉操作に必要な部位に設けられた面ファスナ−と、当該腰部の中心付近において介護用ズボンの着脱に必要な部位に設けられた面ファスナ−とを具備してなることを特徴とする介護用ズボン。
- 請求項1に記載の介護用ズボンにおいて、更に、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を設けてなることを特徴とする、請求項1に記載の介護用ズボン。
- 請求項2に記載の介護用ズボンにおいて、上下開閉部と介護用ズボン本体との間に尿道カテ−テルの脱着が可能な開口部を左右2個設けてなることを特徴とする、請求項2に記載の介護用ズボン。
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---|---|---|---|
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2020
- 2020-02-13 JP JP2020000469U patent/JP3226323U/ja active Active
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