JP3226194U - 多層構造のマウスパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】滑らかで手触り感に優れ且つ抵抗感のある表面層と、復元性とクッション性に優れ且つヘタリが発生しにくいクッション層を備えた多層構造のマウスパッドを提供する。【解決手段】多層構造のマウスパッド(1)は、ポリプロピレン製シート材の表面に微小深さの凹凸パターンを形成した表面層(2)と、表面層(2)の下面に両面テープ(3)にて接合された高密度ウレタンフォーム製のクッション層(4)であって3.0mm以上の厚さを有するクッション層(4)と、クッション層(4)の下面に両面テープ(5)にて接合された合成ゴムシート製のグリップ層(6)を備えている。【選択図】図2
Description
本考案は、多層構造のマウスパッドに関し、特に表面に微小深さの凹凸パターンを形成したプロピレン製シート材からなる表面層と、その下面に接合された復原性に優れる高密度ウレタンフォームからなるクッション層と、高摩擦の合成ゴムシート製のグリップ層を備えた多層構造のマウスパッドに関するものである。
Web上に掲載されている第1のマウスパッドは、表面層がポリエステルシートで、裏面層がオレフィン系シートで形成された2層構造のマウスパッド(厚さ0.3mm)である。第2のマウスパッドは、表面がポリエチレンテレフタレートシートで、裏面がポリ塩化ビニル発泡シートで形成された2層構造のマウスパッド(厚さ1.2mm)である。
第3のマウスパッドは、抗菌機能と帯電防止機能を有するマウスパッドで、表面が銀繊維を含むポリエステル生地で形成され、裏面が天然ゴムシートで形成されたマウスパッド(厚さ3.0mm)である。
第3のマウスパッドは、抗菌機能と帯電防止機能を有するマウスパッドで、表面が銀繊維を含むポリエステル生地で形成され、裏面が天然ゴムシートで形成されたマウスパッド(厚さ3.0mm)である。
特許文献1に記載された印刷可能なマウスパッド(厚さ約0.3mm)は、表面に絵柄や模様を印刷可能とするため合成樹脂製のコーティングシートで形成され、このコーティングシートの下面に布又は合成樹脂層からなる主体基材が接合され、この主体基材の下面にポリウレタンやポリ塩化ビニル製のラバーシートが接合され、このラバーシートの下面に剥離により除去される底部シートが粘着されている。
このマウスパッドは、主体基材とラバーシートからなる2層構造のマウスパッドを前提とし、マウスパッドの表面にユーザーが所望の絵柄や模様を印刷可能とするために、滑らかな表面を有する合成樹脂製のコーティングシートを接合したものである。
このマウスパッドは、主体基材とラバーシートからなる2層構造のマウスパッドを前提とし、マウスパッドの表面にユーザーが所望の絵柄や模様を印刷可能とするために、滑らかな表面を有する合成樹脂製のコーティングシートを接合したものである。
eスポーツ等において高速で長時間操作されるマウスパッドの場合、表面層が肌にべたついたり、貼りついたりせずに、サラリとした手触り得られ、クッション層の感触を妨げないだけの薄さが必要である。
しかし、前記第1,第2のマウスパッドでは、表面層がシート等で形成されているため、織布のようなサラリとした手触り感を発揮できず、上記の表面層の機能を発揮させることは難しい。特許文献1のマウスパッドにおいても、表面のコーティング層の表面に絵柄や模様を印刷するため、コーティング層の表面は滑らかに形成する必要があるため、織布のようなサラリとした手触り感を発揮できず、上記の表面層の機能を発揮させることは難しい。
しかも、前記の表面層の下面に接合されるクッション層の機能としては、残留歪みが小さく、長時間の使用でも殆どへたることのない復原性が必要であり、長時間の使用時の手首の疲労を和らげる柔らかさが必要であり、所定の厚さが必要である。
しかし、前記第1のマウスパッドでは、裏面にオレフィン系シートがあるが、全体の厚さが0.3mmで非常に薄いため、上記のクッション層の機能を発揮できるものではなく、クッション層に相当するものがない。
前記第2のマウスパッドでは、裏面に滑り止めの為のポリ塩化ビニル発泡シートが設けられているが、全体の厚さが1.2mmで非常に薄いため、上記のクッション層の機能を発揮できるものではなく、クッション層に相当するものがない。
前記第2のマウスパッドでは、裏面に滑り止めの為のポリ塩化ビニル発泡シートが設けられているが、全体の厚さが1.2mmで非常に薄いため、上記のクッション層の機能を発揮できるものではなく、クッション層に相当するものがない。
前記第3のマウスパッドでは、裏面の天然ゴム層がクッション層を兼ねるものであろうが、天然ゴム層はウレタン発泡体等と比較べると柔軟性に欠ける上、天然ゴムは異臭が出ることが多く、アレルギーを引き起こす場合もある。
前記特許文献1のマウスパッドでは、主体基材の下面にポリウレタンやポリ塩化ビニル製のラバーシートを設けており、これがクッション層を兼ねるものであろうが、ポリウレタンやポリ塩化ビニルは、ウレタン発泡体等と比較べると柔軟性や復原性の面で劣り、長時間の使用の場合にはへたりが生じ易く、手首の疲労を惹起しやすい。
本発明の目的は、滑らかで手触り感に優れ且つ抵抗感のある表面層と、復元性とクッション性に優れ且つヘタリが発生しにくいクッション層を備えた多層構造のマウスパッドを提供することである。
請求項1の多層構造のマウスパッドは、ポリプロピレン製シート材の表面に微小深さの凹凸パターンを形成した表面層と、前記表面層の下面に接合された高密度ウレタンフォーム製のクッション層であって3.0mm以上の厚さを有するクッション層と、
前記クッション層の下面に接合された合成ゴムシート製のグリップ層を備えたことを特徴としている。
前記クッション層の下面に接合された合成ゴムシート製のグリップ層を備えたことを特徴としている。
前記表面層は、ポリプロピレン製シート材の表面に微小深さの凹凸パターン(例えば、梨地模様のパターン)を形成したものであるため、サラリとした手触り感があり、適度な抵抗感がでるため、マウスパッドの操作性を高めることができる。しかも、ポリプロピレン製シート材であるため、軽く、滑り易く、撥水性と防汚性と耐久性に優れる。
前記クッション層は高密度ウレタンフォーム製であって3.0mm以上の厚さを有するクッション層であるため、圧縮残留歪みが小さく、復元性に優れ長時間使用してもへたることがなく、マウスに力を加えた際に沈み込んでマウスの滑りを抑制する作用があり、手首の疲労も少ない。
前記グリップ層は、合成ゴムシート製のものであるので、耐候性、耐薬品性、耐熱性に優れ、極薄のシート状でも安定した寸法と高い摩擦力を発揮し、クッション性能を発揮できるため表面層の柔らかさを妨げることがない。
本考案によれば、上述のような種々の効果が得られる。
以下、本考案を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
この多層構造のマウスパッド1は、eスポーツ等における使用に適したものである。
図1〜図3に示すように、多層構造のマウスパッド1は、上下幅よりも左右幅が幾分大きな矩形状に形成されたものである。尚、4つの角部には丸みを付ける場合もある。
図1〜図3に示すように、多層構造のマウスパッド1は、上下幅よりも左右幅が幾分大きな矩形状に形成されたものである。尚、4つの角部には丸みを付ける場合もある。
この多層構造のマウスパッド1は、ポリプロピレン製シート材の表面に微小深さの凹凸パターン(例えば、梨地模様のパターン)を形成した表面層2(例えば、厚さ0.2mm)と、表面層2の下面に両面テープ3により接合された高密度ウレタンフォーム製のクッション層4であって3.0mm以上の厚さを有するクッション層4(例えば、厚さ3.0mm)と、クッション層4の下面に両面テープ5により接合された合成ゴムシート製のグリップ層6(例えば、厚さ0.2mm)を備えている。尚、両面テープ3,5の厚さは例えば、0.05mmである。
上記の多層構造のマウスパッド1は、次の効果を奏する。
多層構造によりスピード特性だけでなく、クッション性としなやかさを両立でき、長時間の使用でも汗や汚れによる性能低下が少なく、常に安定した性能を発揮することができ、使用者の集中力の低下を防ぐことができる。
多層構造によりスピード特性だけでなく、クッション性としなやかさを両立でき、長時間の使用でも汗や汚れによる性能低下が少なく、常に安定した性能を発揮することができ、使用者の集中力の低下を防ぐことができる。
前記表面層2は、ポリプロピレン製シート材の表面に微小深さの凹凸パターンを形成したものであるので、サラリとした手触り感があり、適度な抵抗感がでるため、マウスパッドの操作性を高めることができ、クッション層4の感触が妨げられることもない。しかも、ポリプロピレン製シート材であるため、軽く、滑り易く、撥水性と防汚性と耐久性に優れる。
前記クッション層4は、厚さ3.0mmの高密度ウレタンフォームであって、微細で均一なセル構造をした半連続気泡フォームで構成されているため、圧縮残留歪みが小さく、他の素材に比べへたりが殆どなく、寸法安定性も高い。
使用する際には、高い復元力で長時間の使用でも殆どへたることがない。また、マウスに力を加えた際に沈み込み、マウスの滑りを抑制する。
高いクッション性能により長時間のゲームプレイでも手首の疲労が少ない。
使用する際には、高い復元力で長時間の使用でも殆どへたることがない。また、マウスに力を加えた際に沈み込み、マウスの滑りを抑制する。
高いクッション性能により長時間のゲームプレイでも手首の疲労が少ない。
前記グリップ層6は、耐候性、耐薬品性、耐熱性に優れたエチレンプロピレン合成ゴムシート製のものであるので、極薄のシート状でも安定した寸法と高い摩擦力を発揮する。極薄のシート状でもクッション性能を発揮でき、表面層2の柔らかさを妨げることがない。
しかも、あらゆる素材(木、合成樹脂、金属)のデスクで高いグリップ力を発揮し、激しいマウス操作でもマウスパッド1がずれることがない。天然ゴムのような異臭が少なく、アレルギーも引き起こさない。多少の汚れが付着してもグリップ力が変化しないうえ、汚れた場合でもウェットティッシュで簡単に拭き取ることができる。
前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
1)マウスパッドの形状は矩形状に限定される訳ではなく、種々の形状に構成することができる。また、表面層2に形成する微小深さの凹凸パターンは、梨地模様に限るものではなく、種々の凹凸パターンを適用可能である。
2)その他、当業者ならば本考案の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本考案はその種の変更形態をも包含するものである。
1)マウスパッドの形状は矩形状に限定される訳ではなく、種々の形状に構成することができる。また、表面層2に形成する微小深さの凹凸パターンは、梨地模様に限るものではなく、種々の凹凸パターンを適用可能である。
2)その他、当業者ならば本考案の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本考案はその種の変更形態をも包含するものである。
1 マウスパッド
2 表面層
3 両面テープ
4 クッション層
5 両面テープ
6 グリップ層
2 表面層
3 両面テープ
4 クッション層
5 両面テープ
6 グリップ層
Claims (1)
- ポリプロピレン製シート材の表面に微小深さの凹凸パターンを形成した表面層と、
前記表面層の下面に接合された高密度ウレタンフォーム製のクッション層であって3.0mm以上の厚さを有するクッション層と、
前記クッション層の下面に接合された合成ゴムシート製のグリップ層を備えたことを特徴とする多層構造のマウスパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000645U JP3226194U (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 多層構造のマウスパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000645U JP3226194U (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 多層構造のマウスパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3226194U true JP3226194U (ja) | 2020-05-07 |
Family
ID=70465637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020000645U Active JP3226194U (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 多層構造のマウスパッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3226194U (ja) |
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2020
- 2020-02-26 JP JP2020000645U patent/JP3226194U/ja active Active
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