JP3225916U - 自動車用内装として使用されるフレーム体 - Google Patents
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Abstract
【課題】より簡単にフレーム体を固定できる自動車用内装品としてのフレーム体を提供すること。【解決手段】車両内のアシストグリップAGに対して固定されるフレーム体1において、クランプ装置12を本体フレーム2の溝5に沿ってスライド移動させてアシストグリップAGに対応した位置にクランプ装置12を配置し、アーム部14をアシストグリップAG内側に下側から通し、アシストグリップAGの上方をまたぎながら反対側の梁部13b側に倒し、アシストグリップAGを包囲するようにする。そして、アーム部14のボルト挿入部14bとボルト部15とを係合させてクランプ固定ネジ16で固定する。同時にクランプ装置12を本体フレーム2に固定する。【選択図】図2
Description
本考案は、自動車用内装として使用されるフレーム体等に関するものである。
従来から自動車の荷室等において使用目的に応じた自動車用内装品としてのフレーム体を固定し、ユーザーの利便を図るようにすることが行われている。このようなフレーム体の一例として特許文献1を示す。特許文献1では支持装置1のフレーム体(本体部7)を内壁等にネジで止め、これをベースとしてフレーム体(パイプ19)を固定し、更にパイプ19に運搬する物を掛けるためのフック21を取り付けるようにしている。
しかし、この特許文献1のような自動車用内装品では、車両内壁に固定した本体部7に対してパイプ19の向きが固定されてしまっており、さらにフック21もパイプ19に固定されてしまっている。つまり、パイプ19の向きを変えたり、フック21の位置を変えたりすることができず、使い勝手のよさに欠けるものであった。そのため、より使い勝手のよい自動車用内装品としてのフレーム体が求められていた。
そのため、出願人は特許文献2に開示されるフレーム体を考案した。本考案はこの特許文献2をさらに改良した考案であり、より簡単にフレーム体を固定できるようにしたものである。
そのため、出願人は特許文献2に開示されるフレーム体を考案した。本考案はこの特許文献2をさらに改良した考案であり、より簡単にフレーム体を固定できるようにしたものである。
上記の目的を達成するための第1の手段として、車両内のアシストグリップに対して固定される自動車用内装として使用されるフレーム体において、棒状の本体フレームと、前記本体フレームの長手方向の任意の位置に配設され、前記アシストグリップ外周を掴んで前記本体フレームを前記アシストグリップに隣接した位置に固定するクランプ装置と、を備えているようにした。
これによって、フレーム体はクランプ装置を備え、車両内のアシストグリップに対してクランプ装置で支持されて固定されることとなり、簡単に車両内にフレーム体を配設することができる。また、取り外しも容易である。また、車両内にフレーム体を配設するために車両内の内壁に被固定部材を前もって取り付ける必要もないため、車両内の内壁に穴が開くこともなくフレーム体を取り外した後は元の内壁に穴の開いていない車両状態に復帰させることができる。
これによって、フレーム体はクランプ装置を備え、車両内のアシストグリップに対してクランプ装置で支持されて固定されることとなり、簡単に車両内にフレーム体を配設することができる。また、取り外しも容易である。また、車両内にフレーム体を配設するために車両内の内壁に被固定部材を前もって取り付ける必要もないため、車両内の内壁に穴が開くこともなくフレーム体を取り外した後は元の内壁に穴の開いていない車両状態に復帰させることができる。
「棒状の本体フレーム」は、特に形状的な限定はなく、断面方形形状の外形を有していてもよく、断面円形形状でもよい。中空体でも中実体でもよい。長手方向に溝があるとフックやクランプ装置をスライド可能に取り付けられるが、例えば長手方向に複数の透孔を設けるようにし、任意の透孔に対してフックやクランプ装置を取り付けてもよい。
「アシストグリップ」は、例えば、車両内の内壁や既設の柱やフレーム等に取り付けられている車の乗り降りの際の補助や、急カーブでの回転時や悪路などで車や体が揺れてしまう際に身体を支える役割をする持ち手である。固定式でも折り畳み式でもどちらにも本考案を適用することができる。フレーム体が固定されるアシストグリップは1つだけでもよく、前後あるいは左右の複数のアシストグリップに対してフレーム体を固定するようにしてもよい。
「クランプ装置」は、アシストグリップの外周を掴むことのできる構造を有し、掴んだ状態を維持できる装置である。必ずしもアシストグリップの外周すべてとクランプ装置が接している必要はない。内周面のいくつかの部分でアシストグリップの外周に接していれば足る。クランプ装置は例えば側面方向からアシストグリップを掴んでもよく、内壁に干渉しなければ例えば下方からアシストグリップを掴んでもよい。前者では本体フレームはアシストグリップの内側に配置され、後者ではアシストグリップの下方に配置される。
「アシストグリップ」は、例えば、車両内の内壁や既設の柱やフレーム等に取り付けられている車の乗り降りの際の補助や、急カーブでの回転時や悪路などで車や体が揺れてしまう際に身体を支える役割をする持ち手である。固定式でも折り畳み式でもどちらにも本考案を適用することができる。フレーム体が固定されるアシストグリップは1つだけでもよく、前後あるいは左右の複数のアシストグリップに対してフレーム体を固定するようにしてもよい。
「クランプ装置」は、アシストグリップの外周を掴むことのできる構造を有し、掴んだ状態を維持できる装置である。必ずしもアシストグリップの外周すべてとクランプ装置が接している必要はない。内周面のいくつかの部分でアシストグリップの外周に接していれば足る。クランプ装置は例えば側面方向からアシストグリップを掴んでもよく、内壁に干渉しなければ例えば下方からアシストグリップを掴んでもよい。前者では本体フレームはアシストグリップの内側に配置され、後者ではアシストグリップの下方に配置される。
また、第2の手段として、前記クランプ装置は前記本体フレーム側に固定される内周面が湾曲した第1のアシストグリップ包囲部と、前記第1のグリップ部に対して揺動可能に軸支された内周面が湾曲した第2のアシストグリップ包囲部と、前記第1のアシストグリップ包囲部の前記内周面と前記第2のアシストグリップ包囲部の前記内周面が略リング状に前記アシストグリップを包囲し前記アシストグリップの外周面の一部あるいは全部に加圧状態で接した状態で、前記第1のアシストグリップ包囲部を前記第2のアシストグリップ包囲部に対して固定する固定手段と、を備えるようにした。
これによって、アシストグリップは湾曲した内周面の2つのアシストグリップ包囲部によって掴まれることとなり、より確実にフレーム体をアシストグリップに固定することができる。
また、第3の手段として、前記本体フレームには手方向に沿って直線状の溝が形成されているようにした。
本体フレームの溝を利用してフックやクランプ装置を取り付けることが可能となるためである。
「直線状の溝」は、棒状の本体フレームの長手方向に沿って直線状に延出されていればよい。溝の幅は問わない。溝の開口部は等間隔で形成されることがよい。等間隔であるということは溝の縁は直線となるため、溝を案内としてスライド部材をスライドさせる際の案内となるからである。また、クランプ装置を移動させることもできる。溝を構成する対向する面はフランジ状に張り出した板で構成され、溝の内部間隔は溝の開口部間隔よりも広いことがよい。溝の内部間隔が溝の開口部間隔よりも広いことは溝にスライド部材を装着した際に脱落しないように脱落防止部材をスライド部材に取着させることが可能となるためである。
また、第4の手段として、前記本体フレームは、隣接する面がそれぞれ直交する関係にある4つの外面を有し、少なくとも1つの前記外面の長手方向に沿って前記溝が形成されているようにした。
これによって、アシストグリップは湾曲した内周面の2つのアシストグリップ包囲部によって掴まれることとなり、より確実にフレーム体をアシストグリップに固定することができる。
また、第3の手段として、前記本体フレームには手方向に沿って直線状の溝が形成されているようにした。
本体フレームの溝を利用してフックやクランプ装置を取り付けることが可能となるためである。
「直線状の溝」は、棒状の本体フレームの長手方向に沿って直線状に延出されていればよい。溝の幅は問わない。溝の開口部は等間隔で形成されることがよい。等間隔であるということは溝の縁は直線となるため、溝を案内としてスライド部材をスライドさせる際の案内となるからである。また、クランプ装置を移動させることもできる。溝を構成する対向する面はフランジ状に張り出した板で構成され、溝の内部間隔は溝の開口部間隔よりも広いことがよい。溝の内部間隔が溝の開口部間隔よりも広いことは溝にスライド部材を装着した際に脱落しないように脱落防止部材をスライド部材に取着させることが可能となるためである。
また、第4の手段として、前記本体フレームは、隣接する面がそれぞれ直交する関係にある4つの外面を有し、少なくとも1つの前記外面の長手方向に沿って前記溝が形成されているようにした。
また、第5の手段として、前記クランプ装置は前記本体フレームの前記溝に沿って移動可能とされ、前記溝に沿った任意の位置で固定可能とされるようにした。
アシストグリップの位置や相互の間隔は車種によって様々であるため、クランプ装置を移動させることでそれら異なる位置にあるアシストグリップに対応させることが可能となる。
また、第6の手段として、前記クランプ装置は前記本体フレームの面方向と直交する方向を軸として回動可能とされているようにした。
これによって前後方向以外の配置、例えば内側に片持ち梁状に張り出させて本体フレームを配置したりして、左右の内壁に沿った方向以外の方向に本体フレームを延出させることができる。また、本体フレームを左右の対向するアシストグリップ間に配置させることも可能となる。
また、第7の手段として、前記本体フレームの前記外面は他の前記本体フレームの前記外面と交差状に配置して互いの前記外面同士を連結部材を介して連結することで連結構造体を構築することができるようにした。
つまり、複数のフレーム体同士が組み合わせ可能であることである。これによってフレーム体を二次元的に、つまり平面方向に展開させることができ、ユーザーの利便性が向上する。また、対向して配置されるフレーム体間に他のフレーム体を車両の幅方向に配置・連結することでフレーム体の剛構造が形成されることとなり、車両の剛性の向上に寄与できる。「本体フレームと他の本体フレームとが交差状に配置される」とは直交していてもよく、直角以外の角度で配置されていてもよい。
「連結部材」は、例えば、L字状の面当接部を備えたL字状金具やコ字状金具等の直角金具や、例えば2つの金具(例えばL字状金具やコ字状金具)を面で摺り合わせた状態でネジ部材で相対的に回動できるようにしたブラケットセットや、任意の位置で保持可能なユニバーサルジョイントを有するブラケットセット等がよい。連結部材を本体フレームに固定する際には溝を利用して溝の開口部に連結部材を本体フレームに固定するためのネジ部材の例えばヘッドやナットを係合させるようにすることがよい。
また、第8の手段として、前記本体フレームは長手方向中心軸の周りに回転対称となるように前記外面が構成されているようにした。
つまり、本体フレームが正方形又は長方形の断面形状となるような関係である。これによって車両内の被固定部に対して本体フレームを取り付ける際に回転対称となる関係であればどの外面を被固定部に連結させてもよく、例えば位置であれば正方形であれば4つの外面のどれを被固定部に連結させるようにしてもよいため作業性がよく使い勝手がよくなる。
アシストグリップの位置や相互の間隔は車種によって様々であるため、クランプ装置を移動させることでそれら異なる位置にあるアシストグリップに対応させることが可能となる。
また、第6の手段として、前記クランプ装置は前記本体フレームの面方向と直交する方向を軸として回動可能とされているようにした。
これによって前後方向以外の配置、例えば内側に片持ち梁状に張り出させて本体フレームを配置したりして、左右の内壁に沿った方向以外の方向に本体フレームを延出させることができる。また、本体フレームを左右の対向するアシストグリップ間に配置させることも可能となる。
また、第7の手段として、前記本体フレームの前記外面は他の前記本体フレームの前記外面と交差状に配置して互いの前記外面同士を連結部材を介して連結することで連結構造体を構築することができるようにした。
つまり、複数のフレーム体同士が組み合わせ可能であることである。これによってフレーム体を二次元的に、つまり平面方向に展開させることができ、ユーザーの利便性が向上する。また、対向して配置されるフレーム体間に他のフレーム体を車両の幅方向に配置・連結することでフレーム体の剛構造が形成されることとなり、車両の剛性の向上に寄与できる。「本体フレームと他の本体フレームとが交差状に配置される」とは直交していてもよく、直角以外の角度で配置されていてもよい。
「連結部材」は、例えば、L字状の面当接部を備えたL字状金具やコ字状金具等の直角金具や、例えば2つの金具(例えばL字状金具やコ字状金具)を面で摺り合わせた状態でネジ部材で相対的に回動できるようにしたブラケットセットや、任意の位置で保持可能なユニバーサルジョイントを有するブラケットセット等がよい。連結部材を本体フレームに固定する際には溝を利用して溝の開口部に連結部材を本体フレームに固定するためのネジ部材の例えばヘッドやナットを係合させるようにすることがよい。
また、第8の手段として、前記本体フレームは長手方向中心軸の周りに回転対称となるように前記外面が構成されているようにした。
つまり、本体フレームが正方形又は長方形の断面形状となるような関係である。これによって車両内の被固定部に対して本体フレームを取り付ける際に回転対称となる関係であればどの外面を被固定部に連結させてもよく、例えば位置であれば正方形であれば4つの外面のどれを被固定部に連結させるようにしてもよいため作業性がよく使い勝手がよくなる。
本考案によれば、車両内のアシストグリップに対してクランプ装置で支持されて固定されることとなり、簡単に車両内にフレーム体を配設することができる。
以下、本考案の実施の形態である自動車用内装として使用されるフレーム体とフレーム体の使用方法の一例について図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、フレーム体1はアルミ合金製の本体フレーム2を備えている。本体フレーム2は押出し成形によって作製された横断面形状が同じに現れる棒状部材である。本体フレーム2は直交する4つの外面3が形成された横断面形状が隅丸に面取りされた正方形の外形形状とされ、各外面3の中央位置には長手方向に沿った溝5が形成されている。
図2に示すように、溝5の内部は溝5の開口部5a間隔よりも大きな幅に形成された内部空間6が溝5の長手方向に沿って形成されている。内部空間6の肉を取った後の本体フレーム2内には軽量化を図るための2種類の円筒空間7a、7bが形成されている。大きな断面径となる円筒空間7aは本体フレーム2の中心位置に、小さな断面径となる円筒空間7bは本体フレーム2の4つの角位置にそれぞれ形成されている。
本体フレーム2の長手方向両端には本体フレーム2の外郭形状に対応した正方形形状のキャップ8が本体フレーム2に固着されている。
図1〜図4に示すように、フレーム体1はアルミ合金製の本体フレーム2を備えている。本体フレーム2は押出し成形によって作製された横断面形状が同じに現れる棒状部材である。本体フレーム2は直交する4つの外面3が形成された横断面形状が隅丸に面取りされた正方形の外形形状とされ、各外面3の中央位置には長手方向に沿った溝5が形成されている。
図2に示すように、溝5の内部は溝5の開口部5a間隔よりも大きな幅に形成された内部空間6が溝5の長手方向に沿って形成されている。内部空間6の肉を取った後の本体フレーム2内には軽量化を図るための2種類の円筒空間7a、7bが形成されている。大きな断面径となる円筒空間7aは本体フレーム2の中心位置に、小さな断面径となる円筒空間7bは本体フレーム2の4つの角位置にそれぞれ形成されている。
本体フレーム2の長手方向両端には本体フレーム2の外郭形状に対応した正方形形状のキャップ8が本体フレーム2に固着されている。
図1〜図4に示すように、フレーム体1は自動車Cの内壁11に配設されたアシストグリップAGにクランプ装置12を介して固定される。図1〜図4はクランプ装置12が取り付けられた状態を示している。
図5(a)(b)に示すように、クランプ装置12はクランプ本体13とアーム部14とボルト部15を備えている。アーム部14はクランプ本体13の先端側において回動軸10によって回動可能に連結されている。クランプ本体13は平板に構成された取り付け部13aと、取り付け部13aの両側に斜め上方に張り出した第1のアシストグリップ包囲部としての支え梁部13bとから構成されている。支え梁部13bの内側は凹状に湾曲した湾曲面に構成されている。一方の支え梁部13bの先端位置にはアーム部14の基部が揺動可能に連結され、他方の支え梁部13bの先端位置にはボルト部15の基部が回動軸10によって回動可能に連結されている。アーム部14の基部側寄り部分は凹状に湾曲した第2のアシストグリップ包囲部としての押さえ部14aとされ、押さえ部14aの前方は二股に割れたボルト挿入部14bとされている。
図5(b)の実線と仮想線で示すように、アーム部14とボルト部15はそれぞれ支え梁部13b先端において回動軸10を中心として揺動する。アーム部14はその実線で示す位置ではアーム部14先端側が他方の支え梁部13側に接触あるいは近傍に配置されることとなる。アーム部14の実線で示す位置は掴む対象物の大きさによって多少移動する。この実線の位置ではアーム部14はクランプ本体13とともに内部に略環状のアシストグリップAGを周囲から押さ付けた状態で掴むこととなる湾曲した押さえ面が形成されることとなる。ボルト部15はアーム部14が実線の位置に配置される際に一旦仮想線で示す位置に退避させられ、アーム部14が実線位置に配置された際に揺動させられてボルト挿入部14bの間に挿入される(つまり実線位置)。ボルト部15の先端にはクランプ固定ネジ16がボルト部15に装着されている。
図5(a)(b)に示すように、クランプ装置12はクランプ本体13とアーム部14とボルト部15を備えている。アーム部14はクランプ本体13の先端側において回動軸10によって回動可能に連結されている。クランプ本体13は平板に構成された取り付け部13aと、取り付け部13aの両側に斜め上方に張り出した第1のアシストグリップ包囲部としての支え梁部13bとから構成されている。支え梁部13bの内側は凹状に湾曲した湾曲面に構成されている。一方の支え梁部13bの先端位置にはアーム部14の基部が揺動可能に連結され、他方の支え梁部13bの先端位置にはボルト部15の基部が回動軸10によって回動可能に連結されている。アーム部14の基部側寄り部分は凹状に湾曲した第2のアシストグリップ包囲部としての押さえ部14aとされ、押さえ部14aの前方は二股に割れたボルト挿入部14bとされている。
図5(b)の実線と仮想線で示すように、アーム部14とボルト部15はそれぞれ支え梁部13b先端において回動軸10を中心として揺動する。アーム部14はその実線で示す位置ではアーム部14先端側が他方の支え梁部13側に接触あるいは近傍に配置されることとなる。アーム部14の実線で示す位置は掴む対象物の大きさによって多少移動する。この実線の位置ではアーム部14はクランプ本体13とともに内部に略環状のアシストグリップAGを周囲から押さ付けた状態で掴むこととなる湾曲した押さえ面が形成されることとなる。ボルト部15はアーム部14が実線の位置に配置される際に一旦仮想線で示す位置に退避させられ、アーム部14が実線位置に配置された際に揺動させられてボルト挿入部14bの間に挿入される(つまり実線位置)。ボルト部15の先端にはクランプ固定ネジ16がボルト部15に装着されている。
図5(c)に示すように、固定手段としてのクランプ固定ネジ16は五角形の滑らかな稜角を外周に有する本体部分となるつまみ部16aと、つまみ部16a下部位置に埋設されたナット16bから構成されている。クランプ固定ネジ16は雄ネジとなるボルト部15の先端側にワッシャ40及びスプリングワッシャ41を介してナット16bによって螺合されており、つまみ部16aを回動することでクランプ固定ネジ16はボルト部15の軸方向に沿って進退する。
図5(b)の実線に示すように、クランプ装置12はアーム部14のボルト挿入部14bにボルト部15が係合された状態でクランプ固定ネジ16をアーム部14方向に移動させることでアーム部14は下方に押し付けられ、内側に配置した締め付け対象であるアシストグリップAGの外周を支え梁部13bと協働して掴むこととなる。
図5(b)に示すように、クランプ装置12は本体フレーム2に対してスライド部材としてのコマ17と六角ネジ18からなる締結手段によって任意の溝5に沿った位置に固定される。
図6に示すように、コマ17は平面視正方形で、正面視ではちょうど船底形状の底部を有する内部空間6の断面形状と略一致する形状に構成されたアルミ合金製の板である。コマ17の上部には溝5をレールとして係合される凸部17aが形成されている。凸部17aの幅は溝5に対応しており、溝5より僅かに幅狭に構成されている。コマ17の中央には雌ネジ17bが形成されている。図5(b)に示すように、作業者(ユーザー)は本体フレーム2の内部空間6側にコマ17を配置し、凸部17aを溝5に係合させた状態で六角ネジ18をクランプ本体13の透孔13cを介してコマ17の雌ネジ17bに螺合させるようにして固定する。
図5(b)の実線に示すように、クランプ装置12はアーム部14のボルト挿入部14bにボルト部15が係合された状態でクランプ固定ネジ16をアーム部14方向に移動させることでアーム部14は下方に押し付けられ、内側に配置した締め付け対象であるアシストグリップAGの外周を支え梁部13bと協働して掴むこととなる。
図5(b)に示すように、クランプ装置12は本体フレーム2に対してスライド部材としてのコマ17と六角ネジ18からなる締結手段によって任意の溝5に沿った位置に固定される。
図6に示すように、コマ17は平面視正方形で、正面視ではちょうど船底形状の底部を有する内部空間6の断面形状と略一致する形状に構成されたアルミ合金製の板である。コマ17の上部には溝5をレールとして係合される凸部17aが形成されている。凸部17aの幅は溝5に対応しており、溝5より僅かに幅狭に構成されている。コマ17の中央には雌ネジ17bが形成されている。図5(b)に示すように、作業者(ユーザー)は本体フレーム2の内部空間6側にコマ17を配置し、凸部17aを溝5に係合させた状態で六角ネジ18をクランプ本体13の透孔13cを介してコマ17の雌ネジ17bに螺合させるようにして固定する。
図1〜図4に示すように、フレーム体1にはスライド部材としてのフック21が溝5に沿った任意の位置で固着される。図7に示すように、フック21は前後方向中央がもっとも小径となるカーブ形状の外周を有する円柱形状のプラスチック製の本体22を有する。本体22の下部位置には雄ネジ23が突設されている。
フック21をフレーム体1に取り付ける際には、まずキャップ8を外した本体フレーム2端部側からコマ24を内部空間6内に進入させ、固定予定位置に配置する。図7に示すように、コマ24は外形正方形に構成された平たいプラスチック製の板である。コマ24の中央には雌ネジ24aが形成されている。そして、フック21を本体フレーム2の外面3側から雄ネジ23をコマ24の雌ネジ24aに螺合させるようにして固定する。尚、フック21はフレーム体1がシストグリップAGに固定された後に取り付けるようにしてもよい。
フック21をフレーム体1に取り付ける際には、まずキャップ8を外した本体フレーム2端部側からコマ24を内部空間6内に進入させ、固定予定位置に配置する。図7に示すように、コマ24は外形正方形に構成された平たいプラスチック製の板である。コマ24の中央には雌ネジ24aが形成されている。そして、フック21を本体フレーム2の外面3側から雄ネジ23をコマ24の雌ネジ24aに螺合させるようにして固定する。尚、フック21はフレーム体1がシストグリップAGに固定された後に取り付けるようにしてもよい。
このようなフレーム体1を、取り付けの一例として図3に示す3列席ある自動車Cの2列目と3列目のアシストグリップAGに取り付ける場合について説明する。図4に示すようにフレーム体1は自動車Cの両側の内壁11のアシストグリップAGに固定される。
改めて図5(b)に示すように、まず、2つのクランプ装置12をコマ17と六角ネジ18によって本体フレーム2の外面3に対して仮固定する。仮固定は、クランプ装置12が本体フレーム2から外れずに溝5に沿ってスライド移動したり、六角ネジ18を中心軸として回動できる程度に遊びを有して緩やかに固定することをいう。
そして2つのクランプ装置12を前後のアシストグリップAGの位置に応じて本体フレーム2の溝5に沿ってスライド移動させ、必要であればクランプ装置12を本体フレーム2に対して回動させて好適な位置でアーム部14を図5(b)の仮想線で示す開いた状態に配置する。そして、そのアーム部14をアシストグリップAG内側に下側から通し、アシストグリップAGの上方をまたぎながら反対側の梁部13b側に倒し、アシストグリップAGを包囲するようにする。そして、アーム部14のボルト挿入部14bとボルト部15とを係合させてクランプ固定ネジ16で固定する(図2の状態)。その際に、図4に示すように本体フレーム2の上下に配置される外面3が水平に、側面に配置される外面3が垂直となるようにクランプ装置12の掴む位置を調整する。同時に仮固定状態であったコマ17と六角ネジ18とをクランプ装置12が回動したりスライド移動しないようにしっかりと固定する。
改めて図5(b)に示すように、まず、2つのクランプ装置12をコマ17と六角ネジ18によって本体フレーム2の外面3に対して仮固定する。仮固定は、クランプ装置12が本体フレーム2から外れずに溝5に沿ってスライド移動したり、六角ネジ18を中心軸として回動できる程度に遊びを有して緩やかに固定することをいう。
そして2つのクランプ装置12を前後のアシストグリップAGの位置に応じて本体フレーム2の溝5に沿ってスライド移動させ、必要であればクランプ装置12を本体フレーム2に対して回動させて好適な位置でアーム部14を図5(b)の仮想線で示す開いた状態に配置する。そして、そのアーム部14をアシストグリップAG内側に下側から通し、アシストグリップAGの上方をまたぎながら反対側の梁部13b側に倒し、アシストグリップAGを包囲するようにする。そして、アーム部14のボルト挿入部14bとボルト部15とを係合させてクランプ固定ネジ16で固定する(図2の状態)。その際に、図4に示すように本体フレーム2の上下に配置される外面3が水平に、側面に配置される外面3が垂直となるようにクランプ装置12の掴む位置を調整する。同時に仮固定状態であったコマ17と六角ネジ18とをクランプ装置12が回動したりスライド移動しないようにしっかりと固定する。
このようにしてアシストグリップAGに取り付けたフレーム体1は、更に次のような本体フレーム2を連結することで連結構造体を構築することができる。これによってフレーム体1を水平方向に二次元的に展開させることができる。
(1)図8及び図9に示すような、2つの金具を組み合わせたブラケットセット25を使用して自動車Cの両側の内壁11に吊り下げたフレーム体1の本体フレーム2に新たな本体フレーム2を交差状(図4では直交状)に取り付けるようにしてもよい。
ブラケットセット25はコ字状の外形の同じ形状のアルミ合金製の部材である第1のブラケット26Aと第2のブラケット26Bを向かい合わせに組み合わせ、皿ネジ30で連結された連結部材である。図8及び図9に示すように、第1及び第2のブラケット26A、26Bは、ベース板部26aとベース板部26aの両側から平行に立ち上がる側壁部26bとから構成されている。ベース板部26aには直列に配置された3つの(複数の)取り付け孔27が形成され、左右側壁部26bには同軸となる位置に1つの連結孔28が形成されている。組み合わせた際に内側となる側壁部26bの連結孔28内には雌ネジ28aが形成されている。組み合わせた際に外側となる側壁部26bの連結孔28内には皿ネジ30の頭部に対応する傾斜面28bが形成されている。ブラケットセット25は固定手段としての一例として六角ボルト31とコマ32によって本体フレーム2に固定される。
(2)図10及び図11に示すような、1つの固定金具33を使用して自動車Cの両側の内壁11に吊り下げたフレーム体1の本体フレーム2に新たな本体フレーム2を交差状(図4では直交状)に取り付けるようにしてもよい。
固定金具33は直交する底板33aと背板33bの左右に直角三角形形状の側板33cを備えたアルミ合金製の部材である。底板33aと背板33bには連結孔34が形成されている。図10に示すように、上側の本体フレーム2の側面側の外面3に背板33bが当接され、下側の本体フレーム2の上面側の外面3に底板33aが当接されるように固定金具33を連結して固定する。固定手段としては一例として上記と同様のコマ17と六角ネジ18によって行われる。
(1)図8及び図9に示すような、2つの金具を組み合わせたブラケットセット25を使用して自動車Cの両側の内壁11に吊り下げたフレーム体1の本体フレーム2に新たな本体フレーム2を交差状(図4では直交状)に取り付けるようにしてもよい。
ブラケットセット25はコ字状の外形の同じ形状のアルミ合金製の部材である第1のブラケット26Aと第2のブラケット26Bを向かい合わせに組み合わせ、皿ネジ30で連結された連結部材である。図8及び図9に示すように、第1及び第2のブラケット26A、26Bは、ベース板部26aとベース板部26aの両側から平行に立ち上がる側壁部26bとから構成されている。ベース板部26aには直列に配置された3つの(複数の)取り付け孔27が形成され、左右側壁部26bには同軸となる位置に1つの連結孔28が形成されている。組み合わせた際に内側となる側壁部26bの連結孔28内には雌ネジ28aが形成されている。組み合わせた際に外側となる側壁部26bの連結孔28内には皿ネジ30の頭部に対応する傾斜面28bが形成されている。ブラケットセット25は固定手段としての一例として六角ボルト31とコマ32によって本体フレーム2に固定される。
(2)図10及び図11に示すような、1つの固定金具33を使用して自動車Cの両側の内壁11に吊り下げたフレーム体1の本体フレーム2に新たな本体フレーム2を交差状(図4では直交状)に取り付けるようにしてもよい。
固定金具33は直交する底板33aと背板33bの左右に直角三角形形状の側板33cを備えたアルミ合金製の部材である。底板33aと背板33bには連結孔34が形成されている。図10に示すように、上側の本体フレーム2の側面側の外面3に背板33bが当接され、下側の本体フレーム2の上面側の外面3に底板33aが当接されるように固定金具33を連結して固定する。固定手段としては一例として上記と同様のコマ17と六角ネジ18によって行われる。
このような構成の実施の形態のフレーム体1では次のような効果が奏される。
(1)自動車C内にフレーム体1を配設する際に、内壁に穴を開けなくともクランプ装置12を使用してアシストグリップAGにフレーム体1を吊すことができるため、自動車C内に簡単にフレーム体1を配設することができる。
(2)複数のクランプ装置12で複数のアシストグリップAGを掴む場合に車種によってアシストグリップAGの位置は区区である。しかし、クランプ装置12の間隔は変更可能であるため、どのような車種のアシストグリップAGであっても使用可能である。
(3)本体フレーム2には4つの外面3が90度ずつの回転対称となるように形成されており、どの面でも内壁11に同様の操作で取り付けることができるため作業性がよい。
(4)本体フレーム2の外面3の溝に沿ってブラケット26A、26Bやフック21を移動できるため本体フレーム2の位置やフック21の位置をユーザーの所望で自在に変更することができる。
(5)本体フレーム2の4つの外面3にはそれぞれ溝5が形成されており、どの外面3のどの位置にもフック21やフックに類似したその他のスライド部材を取り付けることが可能である。
(1)自動車C内にフレーム体1を配設する際に、内壁に穴を開けなくともクランプ装置12を使用してアシストグリップAGにフレーム体1を吊すことができるため、自動車C内に簡単にフレーム体1を配設することができる。
(2)複数のクランプ装置12で複数のアシストグリップAGを掴む場合に車種によってアシストグリップAGの位置は区区である。しかし、クランプ装置12の間隔は変更可能であるため、どのような車種のアシストグリップAGであっても使用可能である。
(3)本体フレーム2には4つの外面3が90度ずつの回転対称となるように形成されており、どの面でも内壁11に同様の操作で取り付けることができるため作業性がよい。
(4)本体フレーム2の外面3の溝に沿ってブラケット26A、26Bやフック21を移動できるため本体フレーム2の位置やフック21の位置をユーザーの所望で自在に変更することができる。
(5)本体フレーム2の4つの外面3にはそれぞれ溝5が形成されており、どの外面3のどの位置にもフック21やフックに類似したその他のスライド部材を取り付けることが可能である。
上記実施の形態は本考案の原理およびその概念を例示するための具体的な実施の形態として記載したにすぎない。つまり、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではない。本考案は、例えば次のように変更した態様で具体化することも可能である。
・実施の形態の本体フレーム2の大きさ、長さ、素材等は適宜変更可能である。内部空間6の形状や大きさ、溝5の幅等も適宜変更可能である。
・上記実施の形態では本体フレーム2は方形の外形形状とされていたが、長方形としたり、あるいは円形としてもよい。円形の場合でも長手方向に沿って実施の形態の溝5のように1又は複数の溝を設け、その溝にクランプ装置をスライド移動可能に固定することがよい。
・クランプ装置12でアシストグリップAGに固定されたフレーム体1の配置状態は上記のように外面3が水平や垂直とならなければいけないわけではない。
・アシストグリップAGの形状は様々であるため、クランプ装置12で掴んだ際の内周面との接する位置やアーム部14とクランプ本体13との間隔は一様ではない。
・1つのクランプ装置12だけでフレーム体1をアシストグリップAGに固定するように使用してもよい。
・アシストグリップAGに吊り下げたフレーム体1の本体フレーム2に新たな本体フレーム2を交差状(図4では直交状)に取り付ける際に、クランプ装置12を使用するようにしてもよい。
・クランプ装置12を使用してフレーム体1を自動車Cの2列目と3列目の前後のアシストグリップAGに固定するようにしたが、1列目と2列目の前後のアシストグリップAGに固定したり、自動車Cの左右のアシストグリップAG間にフレーム体1を連結するようにしてもよい。
・実施の形態のスライド部材はフック21であったが、溝5に沿って脱落しないようにスライドできるのであればフック21以外の形状のスライド部材を使用することを特徴とするもできる。
・締結手段である各種ネジの種類も適宜変更可能である。
・本体フレーム2は断面正方形で構成していたが、断面長方形の4つの外面3を有する構成でもよい。
・上記実施の形態の手順以外でフレーム体1を固定するようにしてもよい。
本考案は上述した実施の形態に記載の構成に限定されない。上述した各実施の形態や変形例の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また各実施の形態や変形例の任意の構成要素と、考案を解決するための手段に記載の任意の構成要素または考案を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成するとよい。これらについても本願の補正または特許出願への変更等において権利取得する意思を有する。
・実施の形態の本体フレーム2の大きさ、長さ、素材等は適宜変更可能である。内部空間6の形状や大きさ、溝5の幅等も適宜変更可能である。
・上記実施の形態では本体フレーム2は方形の外形形状とされていたが、長方形としたり、あるいは円形としてもよい。円形の場合でも長手方向に沿って実施の形態の溝5のように1又は複数の溝を設け、その溝にクランプ装置をスライド移動可能に固定することがよい。
・クランプ装置12でアシストグリップAGに固定されたフレーム体1の配置状態は上記のように外面3が水平や垂直とならなければいけないわけではない。
・アシストグリップAGの形状は様々であるため、クランプ装置12で掴んだ際の内周面との接する位置やアーム部14とクランプ本体13との間隔は一様ではない。
・1つのクランプ装置12だけでフレーム体1をアシストグリップAGに固定するように使用してもよい。
・アシストグリップAGに吊り下げたフレーム体1の本体フレーム2に新たな本体フレーム2を交差状(図4では直交状)に取り付ける際に、クランプ装置12を使用するようにしてもよい。
・クランプ装置12を使用してフレーム体1を自動車Cの2列目と3列目の前後のアシストグリップAGに固定するようにしたが、1列目と2列目の前後のアシストグリップAGに固定したり、自動車Cの左右のアシストグリップAG間にフレーム体1を連結するようにしてもよい。
・実施の形態のスライド部材はフック21であったが、溝5に沿って脱落しないようにスライドできるのであればフック21以外の形状のスライド部材を使用することを特徴とするもできる。
・締結手段である各種ネジの種類も適宜変更可能である。
・本体フレーム2は断面正方形で構成していたが、断面長方形の4つの外面3を有する構成でもよい。
・上記実施の形態の手順以外でフレーム体1を固定するようにしてもよい。
本考案は上述した実施の形態に記載の構成に限定されない。上述した各実施の形態や変形例の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また各実施の形態や変形例の任意の構成要素と、考案を解決するための手段に記載の任意の構成要素または考案を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成するとよい。これらについても本願の補正または特許出願への変更等において権利取得する意思を有する。
1…フレーム体、2…本体フレーム、3…外面、12…クランプ装置、AG…アシストグリップ、C…車両としての自動車。
Claims (8)
- 車両内のアシストグリップに対して固定される自動車用内装として使用されるフレーム体において、
棒状の本体フレームと、
前記本体フレームの長手方向の任意の位置に配設され、前記アシストグリップ外周を掴んで前記本体フレームを前記アシストグリップに隣接した位置に固定するクランプ装置と、を備えていることを特徴とする自動車用内装として使用されるフレーム体。 - 前記クランプ装置は前記本体フレーム側に固定される内周面が湾曲した第1のアシストグリップ包囲部と、
前記第1のグリップ部に対して揺動可能に軸支された内周面が湾曲した第2のアシストグリップ包囲部と、
前記第1のアシストグリップ包囲部の前記内周面と前記第2のアシストグリップ包囲部の前記内周面が略リング状に前記アシストグリップを包囲し前記アシストグリップの外周面の一部あるいは全部に加圧状態で接した状態で、前記第1のアシストグリップ包囲部を前記第2のアシストグリップ包囲部に対して固定する固定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。 - 前記本体フレームには長手方向に沿って直線状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。
- 前記本体フレームは、隣接する面がそれぞれ直交する関係にある4つの外面を有し、少なくとも1つの前記外面の長手方向に沿って前記溝が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。
- 前記クランプ装置は前記本体フレームの前記溝に沿って移動可能とされ、前記溝に沿った任意の位置で固定可能とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。
- 前記クランプ装置は前記本体フレームの面方向と直交する方向を軸として回動可能とされていることを特徴とする請求項5に記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。
- 前記本体フレームの前記外面は他の前記本体フレームの前記外面と交差状に配置して互いの前記外面同士を連結部材を介して連結することで連結構造体を構築することができることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。
- 前記本体フレームは長手方向中心軸の周りに回転対称となるように前記外面が構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用内装として使用されるフレーム体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000363U JP3225916U (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 自動車用内装として使用されるフレーム体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020000363U JP3225916U (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 自動車用内装として使用されるフレーム体 |
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JP3225916U true JP3225916U (ja) | 2020-04-16 |
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JP2020000363U Active JP3225916U (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 自動車用内装として使用されるフレーム体 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3225916U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021131322A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 株式会社カーメイト | 荷物支持装置 |
-
2020
- 2020-02-05 JP JP2020000363U patent/JP3225916U/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021131322A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 株式会社カーメイト | 荷物支持装置 |
JP2021104699A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 株式会社カーメイト | 荷物支持装置 |
JP7295794B2 (ja) | 2019-12-26 | 2023-06-21 | 株式会社カーメイト | 荷物支持装置 |
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